JPS63157135A - スチルカメラ付きビデオカメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はスチルカメラ付きビデオカメラ、より具体的に
は１例えば銀塩写真フィルムにスチル画像を記録するス
チルカメラの機走と、ビデオテープに動画像を記録する
ビデオカメラ接脂の双方を備えたスチルカメラ付きビデ
オカメラに関するものである。

背景技術 〉デオテープ記録機１近付きテレビジョンカメラ、すな
わちビデオカメラで撮影している時に、特定のシーンを
メチル写真に記録したいという要求があった。従来は例
えば銀塩スチルカメラとビデオカメラの双方を持ち歩き
、ビデオカメラで撮影中にスチルカメラで写したいシー
ンがあると、ビデオカメラでの撮影を中断してスチルカ
メラで撮影していた。したがって、スチルカメラでの撮
影によりビデオカメラでの撮影が中断され、同一のシー
ンをビデオカメラおよびスチルカメラの双方で撮影した
い場合にも、一方のカメラによる撮影しか行うことがで
きなかった。したがって重要な撮影のチャンスを逃すこ
とになり、また、常に２台の装置を持ち歩かなければな
らず、携帯に不便だった。

そこでこのような問題を解決するには、スチルカメラと
ビデオカメラを組み合わせて１台の装ごとし、ビデオカ
メラでの撮影を中断することなく、スチルカメラを操作
してメチル撮影を可１指にするスチルカメラ付きビデオ
カメラが要求される。このようなスチルカメラ付きビデ
オカメラは装置を軽くするため、１つの電源を共通に用
いてスチルおよびムービーの撮影を行うものが好ましく
、電源の容量も制限される。

ところが、このようなカメラにおいてはスチルおよびム
ービーの機ＩＥを同時に働かせる必要があるから、例え
ば、ムービーの撮影を行っている時にスチルの撮影をス
トロボ発光性で撮影した場合に、撮影後のスチルカメラ
のフィルムの巻き上げとストロボの充電がムービーの撮
影と同時に行われる。したがって、フィルムの巻き上げ
とストロボの充電により大電流が流れるため、ムービー
撮影用のビデオカメラに充分な電力が供給されず、ムー
ビーの撮影に支障をきたすという問題がある。

［１的 本発明はこのような問題を解決し、スチルカメラのフィ
ルムの巻き上げとストロボの充電によりビデオカメラの
撮影に影響を及ぼさないように、電源からの電力の供給
を制御可１侶なスチルカメラ付きビデオカメラを提供す
ることを目的とする。

発明の開示 本発明によれば、被写界を撮像してその静止画像を記録
するスチルカメラ部と、被写界を撮像してその動画像を
ビデオテープに記録するビデオカメラ部と、ビデオカメ
ラ部およびスチルカメラ部に共通の電源手段とを有する
スチルカメラ付きビデオカメラは、フィルムの自動巻き
上げ手段と、ストロボ手段と、フィルムの自動巻き上げ
手段およびストロボ手段への電源手段からの電力の供給
を異った時期に行わせる制０４毛段とを有し、制御手段
によりフィルムの自動巻き上げ手段によるフィルムの巻
き上げおよびストロボ一手段の充電が同時に行われない
ようにするものである。

なお１本明細書において用語「スチルカメラ付きビデオ
カメラ」は、スチルカメラ部およびビデオカメラ部が１
つの筐体内に組み込まれているか、スチルカメラ部およ
びビデオカメラ部がそれぞれ独立した惰体に組み込まれ
ているか、それぞれ独立した笛体に組み込まれている場
合には２つの筒体が分離可能であるか、分離可使な場合
はそれぞれを単体として使用できるか否かを問わず、ス
チルカメラ機能とビデオカメラ機スオの双方を備えたＩ
！影型装置含む広義に解釈するものとする。

実施例の説明 次に添付図面を参照して本発明によるスチルカメラ付き
ビデオカメラの実施例を詳細に説明する。

：ｊｔ、１図には本発明によるスチルカメラ付きビデオ
カメラの一実施例の概略構成図が示されている。

同図において、スチルカメラ付きビデオカメラｌの本体
２内には、ビデオカメラ部３とスチルカメラ部４の双方
が設けられている。

ビデオカメラ部３は、映像記録媒体に８ミリビデオテー
プを使用し、被写界を撮像してその動画像を映像信号の
形でビデオテープに記録するムーど一撮彩機能を有する
。

スチルカメラ部４は、本実施例では、いわゆる１３５型
の銀塩フィルムを映像記録媒体として使用する１３５型
の銀塩スチルカメラ機１歳を有する。なお、スチルカメ
ラ部４は、１１０型カートリツジフイルムを映像記録媒
体として使用する１１０型の銀塩スチルカメラ機能を有
するものでもよい。

ビデオカメラ部３の撮像光学系Ａは、本体２の前面に取
付けられたマスターレンズ５を有し、マスターレンズ５
の後方には、マスターレンズ５により捕らえた被写体の
光学像を光信号から映像信号に変換するＣＣＵ　（電荷
結合素子）８が配置されている。　ＣＯＤ　Ｂにより得
られた映像信号は輝度信号系の回路に送られる。

輝度信号系の回路は、同図に示すように、ＣＣＤ６から
の映像信号中の輝度信号を増幅するアンプ７と、アンプ
７から送られる信号の高域周波数成分を強調するプリエ
ンファシス回路８と、プリエンファシス回路８から送ら
れる信号の波形を一定のレベルに固定するクランプ回路
９と、クランプ回路９から出力される輝度信号を磁気テ
ープ２２に記録する記録信号に変換するＦＭ変調塁１０
と、　ＦＭ変調器１０の出力信号から、低域変換色信号
（図示せず）および後述する音声信号の周波数帯域を除
去するＨＰＦ　（高域通過フィルタ）１１と、ＨＰＦか
らの出力信号に音声信号を多重化する混合器１２とから
構成されている。なお、プリエンファシス回路８゜クラ
ンプ回路９は、周知のビデオテープレコーダの記録回路
に用いられるものを用いればよい。

また、本体２の外部にはマイクロフォン１３が付設され
、このマイクロフォン１３が捕えた音声はマイクロカプ
セル１４により音声信号に変換される。

マイクロカプセル１４からの音声信号は、音声信号記録
系の回路に送られる。

音声信号記録系の回路は、同図に示すように、マイクロ
カプセル１４からの音声信号を増幅するアンプ１５を有
する。アンプ１５からの出力は、ＡＧＯ（オートゲイン
コントロール）回路１７に入力される。　ＡＧＣ回路１
７は、音声信号の入力レベルが定められた値になってい
ない場合にこれを自動的に調整する。ＡＧＣ回路１７か
らの出力はＦＭ変調器１８に入力される。

ＦＭ変調器１８はＡＧＣ回路１７からの音声信号を磁気
テープ２２に記録する記録信号に変換する。　ＢＰＦ（
帯域通過フィルタ）１９は、ＦＭ変換器１８からの周波
数変調輝度信号と低域変換色信号の周波数帯域間の信号
のみを通過させる。

これらの映像信号および音声信号の記録信号は、混合器
１２において混合され、記録アンプ２０を介して互いに
アジマス角の異なる磁気へラド２１ａ　、　２１ｂに送
られ、磁気ヘ−）ド２１ａ　、　２１ｂにより磁気テー
プ２２に記録される。磁気テープ２２は、テープドライ
ブ回路２３により駆動される午ヤプスタン２４とピンチ
ローラ２５に挾持されて所定方向に走行される。

また、アンプ７からの信号はエレクトロビューファイン
ダ用処理回路５１にも入力され、エレクトロビューファ
インダ用処理回路５１で処理された後、ＣＲＴ　５２に
入力される。ＣＲＴ　５２はエレクトロビューファイン
ダ用処理回路５１からの信号を受けて被写体の光学像を
表示し、操作者に記録される被写体を示すファインダで
ある。

ビデオカメラ用システムコントローラ２６は。

テープドライブ回路２３に所定の制御指令信号を送出す
るもので１本体２の後面に取付けられたＲＦＣ（記録）
ボタン２７からの指令信号に基づいて発せられる。

スチルカメラ部４の光学系Ｂは、本体２の前面に取付け
られたマスターレンズ２８を有する。マスターレンズ２
８の後方には、マスターレンズ２日から入射する被写体
の光路に、絞り３６、シャッタ３０を介してロールフィ
ルム３１が配こされている。

ロールフィルム３１は本実施例では１３５型の銀塩フィ
ルムであり、ロールフィルム３１をａき上げるためのス
プロケット３８は、フィルム巻き上げドライブ回路３９
により駆動されるモータ４３と接続されている。

スプロケット３８は、モータ４３の駆動力により所定の
方向に回転され、ロールフィルム３１を一足量ずつ自動
的に巻き上げる。これらのスプロケット３８、モータ４
３およびフィルム巻き上げドライブ回路３９によりフィ
ルム巻き上げ手段が構成されている。

スチルカメラ用システムコントローラ４１は、フィルム
巻き上げドライブ回路３９、露光制御部４０、レンズ移
動機構５４およびストロボ制御部５６に所定の制御指令
信号を送出するものであり、この制御指仝信号は、本体
２の後面に設けられたシャッタボタン４２からの指令信
号がスチルカメラ用システムコントローラ４１に入力さ
れることにより発生される。

本実施例においては、ＲＥＣボタン２７およびシャッタ
ボタン４２は本体２の背面に配設されているが、ｔｔｆ
ましくは本体２の下面等に設けられた操作グリップ（図
示せず）の指の位置に近接して設けるのがよい。

スチルカメラ部４にはＡＦセンサ５７およびＥＥセンサ
５Ｂがそれぞれ本体２から露出して設けられている。　
ＡＦセンサ５７は装置と被写体との距離を、　ＥＥセン
サ５８は被写体の明るさをそれぞれ測定し、測定された
データをそれぞれスチルカメラ用システムコントローラ
４１に出力する。

スチルカメラ用システムコントローラ４１はＡＦセンサ
５７から構成される装置と被写体との距離のデータに応
じて、レンズ移動機構５４に指令信号を出力し、レンズ
移動機構５４はこれによりマスターレンズ２８の位置の
：Ａ整を行う。

またスチルカメラ用システムコントローラ４１ハＥＥセ
ンサ５８から入力された被写体の明るさのデータに応じ
て、露光制御部４０に指令信号を出力する。露光制御部
４０は、これにより絞り３６の絞りを調整するとともに
、シャー２夕３０の開放時間を制御する。スチルカメラ
用システムコントローラ４１はまた。ホップアップボタ
ン４４からの指令信号およびＥＥセンサ５８からのデー
タによりストロボ制御部５６に指令信号を出力する。ス
トロボ制御部５６は、スチルカメラ用システムコントロ
ーラ４１からの指令信号によりストロボ５５の発光を制
御する。

さらに水装置には、ビデオカメラ部３およびスチルカメ
ラ部４に共通の電源４Ｂが設けられ、この電源４６から
テープドライブ回路２３、ストロボ制御部５６．フィル
ム巻き上げドライブ回路３９．その他のビデオカメラ部
３８よびスチルカメラ部４の各機ず上部に電力が供給さ
れる。

以上のようなスチルカメラ付きビデオカメラの動作を説
明する。

操作者がＲＥＧボタン２７を押すと、ビデオカメラ用シ
ステムコントローラ２６がテープドライブ回路２３に所
定の制御指令信号を送出し、テープドライブ回路２３は
キャプスタン２４およびピンチローラ２５を駆動し、磁
気テープ２２を走行させる。これにより、ＣＣＤ　８に
より撮像された映像信号はアンプ７、プリエンファシス
回路８、クランプ回路Ｓ、を介してＦＭ変調器１０によ
り記録信号に変換され、ＨＰＦＩＩを通して混合器１２
に入力される。一方、マイクロフォン１３のマイクロカ
プセル１４により得られた音声信号は、アンプ１５．　
ＡＧＯ回路１７を介してＦＭ変調器１８に入力され、Ｆ
に４ｉ調器１８で記録信号に変換され、ＢＰＦ　１９を
通過され、混合器１２に入力される。混合器１２で映像
信号と音声信号が混合された後、記録アンプ２０を通し
て磁気へラド２１ａ、２１ｂに送られ、磁気テープ２２
に記録される。

このようなムービーの撮影中に、ストロボ５５を用いた
スチル撮影を行う場合には、操作者がまずホップアップ
ボタン４４を押子、ホップアップボタン４４が押される
と、スチルカメラ用システムコントローラ４１はストロ
ボ制御部５６に指令信号を送り、ストロボ制御部５Ｂは
これによりストロボ５５す本体２から突出させ、ストロ
ボ発光可能な状態にさせる。ストロボ制御部５Ｂの主コ
ンデンサ（図示せず）には、電源４Ｂからあらかじめ充
電されており、発光可能な容量が蓄積されている。

次に操作者がシャッタボタン４２を押すと、スチルカメ
ラ用システムコントローラ４１はＡＦセンサ５７および
ＥＥセンサ５８からのデータに応じて、レンズ移動機構
５４および露光制御部４０に所定の指令信号を出力し、
マスターレンズ２８の位置をｍ整するとともに、絞り３
８の開口量およびシャッタ３０の開放時間を設定し、シ
ャッタ３０を開閉させる。また同時に、ストロボ制御部
５Ｂに指令信号を出力し、ストロボ制御部５Ｂは主コン
デンサに蓄積された電荷を放電し、ストロボ５５を発光
させる。

シャッタ３０の開閉の後、スチルカメラ用システムコン
トローラ４１からフィルム巻き上げドライブ回路３９に
制御指令信号が出力され、これによりフィルム巻き上げ
ドライブ回路３８は電源４Ｂから電力の供給を受けてモ
ータ４３を回転させる。この時、スチルカメラ用システ
ムコントローラ４１は、ストロボ制御部５Ｂに指令信号
を送り、ストロボ制御部５８が電源４Ｂから主コンデン
サに蓄電しないように制御する。

モータ４３の回転によりスプロケット３８が回転され、
ロールフィルム３１が巻き上げられる。

ロールフィルム３１が１コマ分巻き上げられると１巻き
上げ検出回路４５がフィルムの巻き上げの完了を検出し
、その信号をスチルカメラ用システムコントローラ４１
に送出する。スチルカメラ用システムコントローラ４１
は巻き上げ検出回路４５から巻き上げ完了の信号を受け
ると、ストロボ制御部５８に指令信号を送り、ストロボ
制御部５Ｂは主コンデンサに電源４Ｂから充電を開始す
る。充電の完了はネオン管等をファインダ５Ｂ（第２図
）の光学系内にＣＲＴ　５２とともに配こすることによ
り、操作者に知らされる。

ストロボ制御部５６の主コンデンサに充電が完了した後
、操作者が再びシャッタボタン４２を押すと前記の動作
と同様にマスターレンズ２８の位置の調整、絞り３６の
開口量およびシャッタ３０の開放時間の設定が行われ、
シャッタ３０が開閉される。また同時に、ストロボ５５
が発光される。

本実施例によれば５以上のように、ビデオカメラ部３と
スチルカメラ部４とが１つの筐体で構成される本体２内
に配設されているので、１つの装置によりムービーの撮
影とスチルの撮影の双方を行うことができる。しかも、
本体２に設けられたＲＥＣボタン２７およびシャッタボ
タン４２を操作することにより双方の撮影を行うことが
でき、これらのＲＥＣボタン２７およびシャッタボタン
４２は近接して設けられているから、操作者はムービー
およびスチルの双方の撮影の操作を容易に行うことがで
きる。

本装置はフィルムの自動巻き上げ手段を有するから、操
作者はＲＥＣボタン２７およびシャッタボタン４２を押
すのみでムービーおよびスチルの撮影を行うことができ
、フィルム３１を巻き上げる必要がない、さらに、スト
ロボ５５を有するから、ストロボ５５を発光させて撮影
を行うことができる。

しかもシャッタ３０の開閉の後、スチルカメラ用システ
ムコントローラ４１は、まずフィルム巻き上げドライブ
回路３９に指令信号を送り、電源４６からモータ４３に
電力を供給してモータ４３を駆動し、フィルム３１の巻
き上げが完了した後、ストロボ制御部５Ｂに指令信号を
送ってストロボ５５の充電を行うようにしている。した
がって、フィルム３１の巻き上げとストロボ５５の充電
を同時に行わないようにしているから、これによって電
源４Ｂから一時に大電流が消費されることがないので、
電源４６からビデオカメラ部３に安定した電力の供給を
行うことができる。

したがって、ビデオカメラ部３によるムービーの撮影中
にスチルカメラ部４によるスチルの撮影を行った場合に
、スチルの撮影のためのフィルム３１の巻き上げおよび
ストロボ５５の充電によるムービーの撮影への悪影響を
防ぐことができ、良好なムービーの撮影を行うことがで
きる。

第２図には、本発明のスチルカメラ付きビデオカメラの
他の実施例の概略構成図が示されている。

この実施例においては、ビデオカメラ部３およびスチル
カメラ部４がそれぞれ別々の筐体１５１．１７１に収納
され、これらの２つの筐体１５１　、１７１が着脱可濠
に装着されている。スチルカメラ部４の筒体１７１には
、マスターレンズ２８、絞り３Ｂ、シャッタ３０、フィ
ルム３１およびスプロケット３Ｂ、リム６８．６Ｂ、６
５、が収納され、リム６５はその一部が筐体１７１から
突出している。リム８８はスプロケット３８の回転軸６
９に固設され、リム６６はリム６８と噛み合わされ、リ
ム６５はリム６Ｂの回転軸６９に固設されている。後述
するように、リム６５がモータ４３からの駆動力により
駆動されると、リム６６が回転し、リム６６に接触する
リム６８が駆動される。これによりスプロケット３８が
回転し、フィルム３１が巻き上げられる。

また、スチルカメラ部４の筐体には、ストロボ５５、ス
トロボ制御部５６、ＡＦセンサ５７、ＥＥセンサ５８、
スチルカメラ用システムコントローラ４１、レンズ移動
機構５４、露光制御部４０、巻き上げ検出回路４５が収
納されている。

スチルカメラ部４のフィルム巻き上げドライブ回路３８
、モータ４３、リム６４はビデオカメラ部３の筒体１５
１に収納されている。リム６４は、モータ４３により駆
動力を受は筐体１７１から突出するリム６５と接触し、
リム８５に駆動力を伝達する。

シャッタボタン４２およびホップアップボタン４４から
スチルカメラ用システムコントローラ４１への信号、ス
チルカメラ用システムコントローラ４１からフィルム巻
き上げドライブ回路３９への信号の伝達、および電源４
６からストロボ制御部５６への電力の供給は、ビデオカ
メラ部３およびスチルカメラ部４にそれぞれ設けられた
電気接続コネクタ２２８　、２２８を介して伝達される
。また、スチルカメラ用システムコントローラ４１はビ
デオカメラ用システムコントローラ２６と電気接続コネ
クタ２２８．２２８により接続されている。

ビデオ撮影に用いられる機能部はすべて、ビデオカメラ
部３の筐体に収納されている。

その他の構成は第１図の実施例と同様である。

７ＪＳｚ図に示す装置のＪａｆｉＳｌの一例が第３図に
示されている。

この実施例の装置は同図に示すように、ビデオカメラ部
３とスチルカメラ部４とが、それぞれ筒体に収納されて
いる。

ビデオカメラ部３は１図示のように全体として直方体形
状をなす筐体１５１を有し、木実流側では、筐体＋５１
の前面１６０（第４図）にスチルカメラ部４が着脱可使
に装着される。

ビデオカメラ部３は、同図に示すように、本体１５１の
１ｔＩ面１６０に撮像光学系の光学開口すなわちレンズ
５が開口している。筒体１５１は収納部１５４を有し、
これに８ミリビデオテープカセツトが着脱ｒｒｒｉＥに
装着される。また、ビデオカメラ部３の筐体１５１の下
側面にはハンドグリップ１５Ｂが装着されている。

スチルカメラ部４はやはり全体としてほぼ直方体の形状
の筐体１７１を有し、図示のように、その平坦な前面が
ビデオカメラ部３の筐体１５１の前面１６０と一致する
配向にて筐体１５１の前面１８０に装着される。スチル
カメラ部４をビデオカメラ部３から分離した第４図に示
す状態から明らかなように、ビデオカメラ部３の筒体１
５１の前面１６０には、２本のスロット２００が形成さ
れている。これらのスロット２００は、その下部が円形
上の開口２０２を形成し、これに第５図に示すようなス
チルカメラ部４の筒体１７１の背面に相補的に配設され
た２木の突起２０Ｂと着脱可能に係合する。

これによってスチルカメラ部４のビデオカメラ部３への
着脱可濠な装着機能が実現され、第３図に示すようなビ
デオカメラ部３を使用可能な状７Ｂと、スチルカメラ部
４がビデオカメラ部の前面１６０を覆う非使用状態に選
択的に保持される。

非使用状態では、スチルカメラ部４の筐体１７１がビデ
オカメラ部３の筐体１５１の前面１６０を完全に覆い、
レンズ５を含む撮像光学系を外部から保護する。

第３図に示す使用可１七状態では、ビデオカメラ部３の
レンズ５が外部に露呈し、これによってビデオカメラ部
３が使用可能となり、スチルおよびムービーの両方の＃
Ｊａ影を行うことができる。またスチルカメラ部４には
図に示すようにシャッタボタン７３が設けられ、これは
第４図に示すように分離して使用する場合のスチル撮影
に用いられる。

ビデオカメラ部３の前面１８０には第４図に示すように
電気接続コネクタ２２８が設けられている。

また第５図に示すように、スチルカメラ部４の背面には
、ビデオカメラ部３のコネクタ２２Ｂに対応する位置に
これと係合する電気接続コネクタ２２８が配設されてい
る６両コネクタ２２８および２２８は、スチルカメラ部
４をビデオカメラ部３に装着した第３図に示す使用可能
状態での両者間の電気的接続を確立する接続装置である
。

このように本実施例では、ビデオカメラ部３の直方体筐
体１５１のレンズ５のある前面１６０にスチルカメラ部
４が移動可能に装着され、非使用状態では、スチルカメ
ラ部４をビデオカメラｆ！＆３に対して凹凸の少ない形
状に格納することができる。

ビデオカメラ部３を使用するときは、スチルカメラ部４
をビデオカメラ部３の前面１１３０上で移動し、ビデオ
カメラ部３のレンズ５を外部に露呈することができるよ
うに構成されている。

第２図によりこの実施例の装置の撮影の動作を説明する
。ムービーの撮影の動作は第１図の実施例と同様である
。

ストロボ５５を用いるスチルの撮影において、操作者が
ホップアップボタン４４を押すと、ホップアップボタン
４４からの信号が電気接続コネクタ２２８　、２２８を
通してスチルカメラ用システムコントローラ４１に送ら
れ、スチルカメラ用システムコントローラ４１からの指
令信号がストロボ制御部５Ｂに入力されてストロボ５５
が筐体１７１から突出する。

次に操作者がビデオカメラ部３に設けられたシャッタボ
タン４２を押すと、シャッタボタン４２からの信号は電
気接続コネクタ２２８　、２２８を介してスチルカメラ
用システムコントローラ４１に入力すれる。スチルカメ
ラ用システムコントローラ４１はＡＦセンサ５７および
ＥＥセンサ５８からの信号を受けてこれらのデータに応
じてレンズ移動機構５４および露光制御部４０に指令信
号を出力し、レンズ２８の位置の調整、絞り３８の開口
量およびシャッタ３０の開閉時間を設定し、シャッタ３
０を開閉する。

シャツ、り３０の開閉後、スチルカメラ用システムコン
トローラ４１からの指令信号を電気接続コネクタ２２８
　、２２８を介してフィルム巻き上げドライブ回路３３
が受け、フィルム巻き上げドライブ回路３８はモータ４
３を駆動し、これによりリム６４が回転する。リム６４
の回転は接触しているリム８５に伝達され、リム６５の
回転がさらに、リムＨ，８８を通してスプロケット３８
に伝達され、前記の第１図の実施例の場合と同様にフィ
ルム３１の巻き上げが行われる。

フィルム３１の１コマ分の巻き上げが完了すると、巻き
上げ検出回路４５がこれを検出して信号をスチルカメラ
用システムコントローラ４１に出カスる。スチルカメラ
用システムコントローラ４１４１フィルム巻き上げドラ
イブ回路３８に指令信号を送り、モータ４３の駆動を停
止させる。これによりリム８４．８５．１１１８．１ｌ
ｉ８を介してスプロケット３Ｂに駆動力が伝達されなく
なり、スプロケット３８はフィルム３１の巻き上げを停
止する。

スチルカメラ用システムコントローラ４１はまた、巻き
上げ検出回路４５からの巻きとげ完了信号を受けると、
ストロボ制御部５６に指令信号を送る。ストロボ制御部
５８はこの信号により、電源４Ｂから電気接続コネクタ
２２６　、２２８を通して電力の供給を受けることによ
り、ストロボ回路の主コンデンサへの充電を開始する。

主コンデンサに充電が完了した後、操作者が再びシャッ
タボタン４２を押すと、同様にシャッタ３０が開閉し、
フィルム３１の巻き七げ後にストロボ回路の充電が行わ
れる。

この実施例においても、フィイルム３１の巻き上げが完
了した後にストロボ５５の充電を行うようにしている。

したがって、フィルム３１の巻き上げとストロボ５５の
充電を同時に行わないようにしているから、これによっ
て電源４６から一時に大電流が消費されることがないの
で、電源４６からビデオカメラ部３に安定した電力の供
給を行うことができる。

したがって、ビデオカメラ部３によるムービーの撮影中
にスチルカメラ部４によるスチルの撮影を行った場合に
、スチルの撮影のためのフィルム３１の巻き上げおよび
ストロボ５５の充電によるムービーの撮影への悪影響を
防ぐことができ、良好なムービーの撮影を行うことがで
きる。

また本実施例においては、ビデオカメラ部３とスチルカ
メラ部４とがそれぞれ別々の筐体に収納されている。フ
ィルム３１の自動巻き上げの駆動力を供給するモータ４
３は、ビデオカメラ部３の筐体１５１に収納され、スト
ロボ制御部５Ｂには電気接続コネクタ２２８　、２２８
を介して電源４Ｂから電力が供給されるから、電源はビ
デオカメラ部３にのみ設ければよく、スチルカメラ部４
の筐体１７１には電源を必要としない、これにより、ス
チルカメラ部４の筐体１７１の軽量化を図ることができ
る。

また、フィルム３１の巻き上げのためにモータ４３から
供給される駆動力はリム８４．８５．６Ｂ、６８により
スプロケット３８に伝達される。したがって、ムービー
の撮影中にスチルの撮影を行−だ場合にもフィルム３１
の巻き上げ音が雑音としてムービーの撮影に記録される
ことがなく、良好なムービーの記録を行うことができる
。

この実施例においては、非使用時にはとくに携帯に便利
な形状に格納され、ビデオカメラ部３のレンズ５が保護
されている。この実施例ではま。

た、スチルカメラ部４をビデオカメラ部３から離脱させ
て、両者をそれぞれ単体で使用することもできる。

なお上述の実施例では、スチルカメラ部４は銀塩フィル
ムを使用したものであったが、インスタント写真方式や
磁気ディスクに映像信号を記録する電子スチルカメラ方
式のものであってもよい。

幼−一釆 このように本発明によれば、ビデオカメラ部とスチルカ
メラ部に共通の電源から給電される場合に、ビデオカメ
ラ部によりムービーの撮影を行いながら、スチルカメラ
部によりストロボを用いてスチルの撮影を行った場合に
、スチルカメラ部におけるフィルムの巻き上げとストロ
ボの充電が同時に行われることはないから、ビデオカメ
ラ部におけるムービーの撮影に必要な電力が不足するこ
とはない、したがって、双方の撮影を支障なく行うこと
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明によるスチルカメラ付きビデオカメラ
の一実施例の概略構成図、 第２図は、本発明によるスチルカメラ付きビデオカメラ
の他の実施例の概略構成図、 第３図は、ｍ２図に示すカメラの使用状態を示す斜視図
、 第４図は、第３図に示すカメラを分離した状態を示す斜
視図、 第５図は、第４図に示す分離されたスチルカメラ部の背
面側からの斜視図である。 “部分の符号の説明 ２００９本体 ３９０．ビデオカメラ部 ４６６．スチルカメラ部 ３９、、、フィルム巻き上げドライブ回路４１、、、ス
チルカメラ用システムコントローラ ４２、、、シャッタボタン ４３、、、モータ ４５、、、巻き上げ検出回路 ４８、、、電源 ５Ｂ、、、ストロボ制御部 特許出願人　富士写真フィルム株式会社代　理　人　香
取　孝雄 丸山　隆夫 第３図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、被写界を撮像してその静止画像を記録するスチルカ
   メラ部と、 被写界を撮像してその動画像をビデオテープに記録する
   ビデオカメラ部と、 該ビデオカメラ部および前記スチルカメラ部に共通の電
   源手段とを有するスチルカメラ付きビデオカメラにおい
   て、該スチルカメラ付きビデオカメラは、 フィルムの自動巻き上げ手段と、 ストロボ手段と、 前記フィルムの自動巻き上げ手段および前記ストロボ手
   段への前記電源手段からの電力の供給を異った時期に行
   わせる制御手段とを有し、 該制御手段により、前記フィルムの自動巻き上げ手段に
   よる前記フィルムの巻き上げおよび前記ストロボ手段の
   充電が同時に行われないようにすることを特徴とするス
   チルカメラ付きビデオカメラ。 ２、特許請求の範囲第１項記載のスチルカメラ付きビデ
   オカメラにおいて、 前記ビデオカメラ部および前記スチルカメラ部はそれぞ
   れ独立した筐体に収納され、 該ビデオカメラ部を収納する第１の筐体と、該スチルカ
   メラ部を収納する第２の筐体とは、該ビデオカメラ部お
   よびスチルカメラ部の撮像光学系が同一の被写界の方向
   に向くように装着されることを特徴とするスチルカメラ
   付きビデオカメラ。 ３、特許請求の範囲第２項記載のスチルカメラ付きビデ
   オカメラにおいて、 前記スチルカメラ部を収納する第２の筐体は、前記ビデ
   オカメラ部を収納する第１の筐体に着脱可能であること
   を特徴とするスチルカメラ付きビデオカメラ。 ４、特許請求の範囲第１項ないし第３項のいずれかに記
   載のスチルカメラ付きビデオカメラにおいて、 前記制御手段は、前記ビデオカメラによる動画像の撮影
   中に前記スチルカメラによる静止画像の撮影を行った場
   合には、まず前記フィルムの自動巻き上げ手段に前記電
   源手段からの電力を供給させ、該自動巻き上げ手段によ
   るフィルムの巻き上げが完了した後、前記ストロボ手段
   の充電手段に前記電源手段からの電力を供給させ、該ス
   トロボ手段の充電を行わせることを特徴とするスチルカ
   メラ付きビデオカメラ。