JPS63157021A - 分光器の回折格子切換機構 - Google Patents

分光器の回折格子切換機構

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JPS63157021A
JPS63157021A JP30597086A JP30597086A JPS63157021A JP S63157021 A JPS63157021 A JP S63157021A JP 30597086 A JP30597086 A JP 30597086A JP 30597086 A JP30597086 A JP 30597086A JP S63157021 A JPS63157021 A JP S63157021A
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lever
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rotating
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修 安藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は複数の回折格子を切換えて使用する分光器にお
いて、選択した回折格子を光路上に正確に保持する機構
に関する。
口、従来の技術 −測定波長域の広い分光光度計では波長範囲に応じて分
光器の回折格子を切換える場合がある。しかし回折格子
の切換えは極めて高い精度が要求されるため、二個の回
折格子を切換える機構については既に提案されているが
、3個以上の回折格子を精度良く切換える機構について
は提案がなされていない。これは2flilの回折格子
と切換える場合には例えば、2個の回折格子を取付けた
回転台に各回折格子に対応させた突起を設けておき、こ
の突起を固定台上に立てた一個の当りビンに当接させる
ことで各回折格子を精度良く所定の位置に停止させ保持
することができるが、3個以上の回折格子を切換える場
合には、このような固定した一つの当りと各回折格子に
対応させた突起と云う単純な機構が使用できないからで
ある。
その解決手段として、第3図に示すような回折格子切換
機構が本願出願人によって提案された(特願昭6O−0
94059)。第3図において、1は格子切換え用の回
転台で、複数個の回折格子が取付けられる0図は説明の
簡単化のため回折格子Gl、G2の2つだけ示している
が、同一円周上であれば何個でも回折格子を取付けるこ
とが可能である。回転台1は波長走査用駆動台2に垂直
軸1aによって回転可能に保持されている。波長走査駆
動台2は波長走査軸Aを中心に回転するようになってお
り、例えば図でGlの回折格子は格子面に沿い格子中心
を通る線が波長走査軸Aと一致しており、駆動台2の往
復回転に伴って円板1が軸Aを中心に矢印Bのようにス
イングすることにより、回折格子G1は波長走査軸Aを
中心に回転せしめられて波長走査が行われる。他の回折
路。
子G2についても、夫々を回転台1を回転させて図のG
1の位置に持って来ると、上述した所によって波長走査
を行うことができる。
回転台1を回転させる駆動用モータ(不図示)は駆動台
2に取付けられており、回転台1の外周面には各格子G
l、G2に対応させて凹欠Nl。
N2が設けてあり、係止用レバー9の先端ローラRはこ
れらの凹欠と係合するようになっている。
凹欠Nl、N2の形は回転台1上で円周Cに沿って右廻
りに回りながら見て行くとき、緩傾斜で回転台中心に向
い、略半径方向に外周に戻って来る形であり、従って回
転台1は駆動台2に対して右廻りには自由に回転できる
が、左廻りには凹欠N1、N2の何れかが係止用レバー
9と係合して回転を阻止され、この回転を阻止された位
置で何れかレバー9と係合した凹欠に対応する回折格子
が所定位置即ち格子中心が波長駆動軸Aと一致する位置
に保持されている。この場合回折格子の位置が決まるの
は凹欠のレバー9の先端ローラRと当接する面Sの位置
がレバー9によって決まることによっているので、この
当接を確実にして位置の精度を保証すると共に回折格子
の位置を保持するため、回転台1と駆動軸1aとの間の
結合に弾性体を介在させ、モータをレバー9の先端ロー
ラRが回転台1の凹欠の面Sと係合する位置から左廻り
に回転台1を引戻すように左廻りに少し回転した位置で
停止させ、上記弾性体の張力によって回転台1の凹欠の
面Sがレバー9の先端に圧接されるようにしである。
しかし、上述したような構造によって、回折格子の位置
決めを行う場合は、レバー9の先端ローラRと凹欠の当
接面81〜S2の表面精度が問題となる。従って、輸送
等による振動が装置に加えられた場合、レバー91回転
台1等が振動して、上記当接面においてローラRと面S
カ衝突が繰り返され、回折格子の位置決めに重要な接触
面にキズ、凹み等が発生することがある。そのキズ、凹
み等のために回折格子の位置決めに狂いが生じると云う
問題があった。
ハ0発明が解決しようとする問題点 本発明は、輸送等によって振動が装置に加えられても、
回折格子の位置決めに影響を与えないようにすることを
目的とする。
二1問題点解決のための手段 格子切換え用の回転台に複数の回折格子を取付け、この
回転台を弾性的な結合手段を介して駆動用モータと連結
し、上記回転台自身或はこの回転台と一体的な回転部分
の外周に当接するように付勢された係止用レバーを、上
記回転台或は回転部分の外周に各回折格子に対応させて
、上記係止用レバーとの関係で上記回転台又は回転部分
が一方向には回転できるが反対方向には上記係止用レバ
ーに係止されて回転を阻止する凹欠を形成し、回折格子
の切換えに当たっては、所定の回折格子に対応する凹欠
が上記係止用レバーの先端を若干通り過ぎる程度に上記
回転台を一方向に回転させた後、駆動用モータを反対方
向に回転させて上記凹欠と係止用レバーとが確実に係合
し、更に回転台との弾性的な結合に幾分の蓄勢を行って
係止用レバーと回転台或は回転部分の凹欠とが圧接状態
を維持する程度に至るまで回転した所で駆動用モータを
停止させ、更に上記凹欠とレバーとの当接面の傾斜だけ
が異なる凹欠を上記複数の回折格子に対応しない位置に
設け、運搬等装置に振動が生じる際に、同凹欠にレバー
を係合させるようにしたホ1作用 回折格子の位置決め用の凹欠とは別に輸送等装置に振動
を与える可能性がある場合にローラと係合させて回転板
を係止させる停止用の凹欠を設け、同係止用凹欠の当接
面と上記位置決め用凹欠の当接面との傾斜角度を異なら
せ、ローラとの係合時におけるローラにおける当接点が
正規の回折格子位置決め時と異なるように当接させる。
このようにするにより、例え運搬中の振動によりローラ
及び係止用凹欠の当接面にキズ、凹み等が発生しても、
そのキズ、凹み等のために回折格子の位置決めが正確に
行われなくなる等の問題が発生しない。
へ、実施例 第1図に本発明の一実施例を示す。第1図において、1
は格子切換え用の回転台で、4個の回折格子が取付けら
れる0図は回折格子G1が一つだけ示しているが、鎖線
02〜G4の位置に夫々回折格子が取付けられる0回転
台1は波長走査用駆動台2に垂直軸1aによって回転可
能に保持されている。波長走査駆動台2は波長走査軸A
を中心に回転するようになっており、同駆動台2と一体
的なサインパー3が送りナツト4に当接せしめられてお
り、送りねじ5の回転によってナツト4を進退させると
、サインパー3がそれに追従し駆動台2が揺動する0回
転台1で鎖線で示した円周Cは波長走査軸Aと交差して
おり、各回折格子G1〜G4は夫々の格子面に沿い格子
面の中心を通る縦方向の線が丁度円周Cと直交するよう
に回転台1に取付けられているので、例えば図で01の
回折格子は格子面に沿い格子中心を通る線が波長走査軸
Aと一致しており、駆動台2の揺動に伴って円板1が軸
Aを中心に矢印Bのようにスイングすることにより、回
折格子G1は波長走査軸Aを中心に回転せしめられて波
長走査が行われる。他の回折格子02〜G4についても
、夫々を回転台1を回転させて図の01の位置に持って
来ると、上述した所によって波長走査を行うことができ
る。
6は回転台1を回転させる駆動用モータで駆動台2に取
付けられており、非通電時に、その時の停止位置を保持
する性質を有するステッピングモータが用いられている
。モータ6の軸6aは中空軸である回転台1の軸1aの
中を通って回転台1の上方に突出し、先端に線形部材7
が固定しである。回転台lには線形部材7の両翼部と当
接する位置にピン1bが立てである。そこでモータ6の
図で右廻りの回転において、ビン1bが線形部材7の両
翼に押動されて回転台1は右廻りに駆動せられる。琥た
ピン1bと線形部材7の両翼との間にはばね8が張設し
てあり、モータ6の左廻りの回転においては、ビン1b
がばね8の張力によ、つて引張られ、回転台1は線形部
材7より情理れて線形部材に付いて左廻りに回転する。
9は駆動台2に枢着された係止用レバーでばね10によ
り回転台1の外周に当接する方向に付勢されている。
回転台1の外周面には各格子01〜G4に対応させた凹
欠N1〜N4と格子G1〜G4に対応しない凹欠NOと
が設けてあり、係止用レバー9の先端ローラRはこれら
の凹欠と係合するようになっている。凹欠NO〜N4の
形は回転台1上で円周Cに沿って右廻りに回りながら見
て行くとき、緩傾斜で回転台中心に向い、略半径方向に
外周に戻って来る形であり、従って回転台1は駆動台2
に対して右廻りには自由に回転できるが、左廻りには凹
欠NO〜N4の何れかが係止用レバー9と係合して回転
を阻止され、この回転を阻止された位置で何れかレバー
9と係合した凹欠N1〜N4に対応する回折格子が所定
位置即ち格子中心が波長駆動軸Aと一致する位置に保持
されている。この場合回折格子の位置が決まるのは凹欠
のレバー9の先端ローラRと当接する面Sの位置がレバ
ー9によって決まることによっているので、この当接を
確実にして位置の精度を保証すると共に回折格子の位置
を保持するため、回転台1と駆動軸1aとの間の結合に
弾性体(ばね8)を介在させて、モータ6はレバー9の
先端ローラRが回転台1の凹欠の面Sと係合する位置か
ら左廻りに回転台1を引戻すように左廻りに少し回転し
た位置で停止させ、ばね8の張力によって回転台1の凹
欠の面Sがレバー9の先端に圧接されるようにする。凹
欠NOは運搬等装置に振動を与えるような場合にローラ
Rと係合させて回転台1を係止させておくために設けら
れたものであり、当接面SOの傾きだけが他の当接面S
と異なっている。係合の仕方は他の凹欠と同様である。
上述構成で回折格子の切換えを行う場合、まずモータ6
を右廻りに回転させて、目的の回折格子に対応する凹欠
(Nl−N4のうちの何れか)が係止用レバー9の先端
部に来て、同レバーの先端ローラRがその凹欠に落込ん
だ位置より少し右廻りに余分に回転させた後、モータ6
を反対方向(左廻り)に回転させる。そうすると凹欠の
面Sがレバー9の先端ローラRに当接されて回転台1の
左廻りの回転が阻止され、以後モータ6の左廻りの回転
によりばね8が伸張され凹欠の面Sがレバー9の先端ロ
ーラRに圧接されるようになる。そこでばね8の張力が
適当になる所でモータ6の回転を止めると、モータ6は
ステッピングモータであるからその停止位置を保持する
ため回転台1はレバー9により回転を阻止された位置に
保持される。上述したモータ6の回転の制御は制御回路
に予め設定しであるプログラムによって行われる。
第2図に本発明の詳細な説明するための動作例を示して
いる。第2図Aは格子位置決め用凹欠N2にローラRを
係合させた場合を示し、第2図Bは係止用凹欠NOにロ
ーラRを係合させた場合を示し、第2図Cに両者の係合
の相違を示す。第2図Cに示すように、その係止用凹欠
NOの当接面SOは他の当接面81〜S4と傾斜角度が
異なっているため、当たり位置も当接面SOの時がBで
あるのに対し、当接面81〜S4の時はAである以上の
構成において、運搬等装置に振動等が生じ易い場合は、
ローラRを係止用凹欠NOと係合させることにより、例
え振動等によって当接面SOにキズ、凹みが発生しても
、これは格子位置決めと関係なく、ローラRの側にキズ
がついてもローラRと当接面81〜S4との当りは異な
るから、ローラRと凹欠N1〜N4との係合によって、
格子位置を設定させる場合には、位置ずれが起きない。
ト、効果 本発明によれば、格子位置決め用の凹欠とは別に当接面
の傾斜の異なる凹欠を係止用として設けたことにより、
係止用凹欠とローラとが係合中に起きたキズや凹みによ
り、格子位置の設定において、位置ずれが起きることが
なくなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図は凹欠とレ
バーとの係合状態説明図、第3図は従来例の斜視図であ
る。 1・・・回転台、2・・・波長走査駆動台、3・・・サ
インバー、4・・・ナツト、5・・・送りねじ、6・・
・モーオ、7・・・線形部材、8・・・ばね、9・・・
レバー、10・・・ばね、NO〜N4・・・凹欠、SO
〜S4・・・凹欠の当接面、R・・・ローラ、G1−G
4・・・回折格子、A・・・波長走査軸、1a・・・回
転台の軸、6a・・・モータ軸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数の回折格子を取付けた回転台を回転させて回折格子
    の切換えを行う構成で、上記回転台或はそれと一体的な
    回転部分の外周にレバーを弾性的に当接させ、上記回転
    台或は回転部分の周側面に上記レバーと係接し、回転台
    の一方向の回転は可能であるが反対方向の回転は阻止す
    る形状の凹欠を上記複数の回折格子に対応させて設ける
    と共に、上記凹欠とはレバーとの当接面の傾斜だけが異
    なる凹欠を上記複数の回折格子に対応しない位置に設け
    、同凹欠にもレバーを係合させうるようにしたことを特
    徴とする分光器の回折格子切換機構。
JP30597086A 1986-12-22 1986-12-22 分光器の回折格子切換機構 Expired - Fee Related JPH0672802B2 (ja)

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JPH0672802B2 JPH0672802B2 (ja) 1994-09-14

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