JP2575487Y2 - 赤外線投光器及び赤外線受光器 - Google Patents

赤外線投光器及び赤外線受光器

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JP2575487Y2
JP2575487Y2 JP1992025245U JP2524592U JP2575487Y2 JP 2575487 Y2 JP2575487 Y2 JP 2575487Y2 JP 1992025245 U JP1992025245 U JP 1992025245U JP 2524592 U JP2524592 U JP 2524592U JP 2575487 Y2 JP2575487 Y2 JP 2575487Y2
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太平 浜田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、侵入者検知を行うビー
ムセンサシステムに用いる赤外線投光器(以下、単に投
光器と称する)及び赤外線受光器(以下、単に受光器と
称する)に係り、特に投光器と受光器の光軸調整を行う
ための手段に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、侵入者検知を行うシステムの一つ
として、投光器と、受光器とを対向させて配置するビー
ムセンサシステムが知られており、このシステムにおい
ては、投光器から受光器に向けて赤外線を投射し、受光
器に入射する赤外線量を検出することによって侵入者の
有無を検知している。従って、ビームセンサシステムに
おいては投光器の投光光学系と受光器の受光光学系を正
しく対向させるために光軸調整の作業が必要であり、そ
のため従来においては、次のような作業を行っていた。
【0003】投光器側と受光器側にそれぞれ作業者が付
き、それぞれ目視あるいは照準器により概略の位置合わ
せを行った後、投光器から赤外線を投光した状態で、例
えばまず投光器の投光光学系の左右角度微調整摘みをド
ライバー等により徐々に所定の方向に回転させる。そし
てそのとき受光器側の作業者は、受光器における赤外線
検出レベルをテスター等で測定し、検出レベルが最大と
なる位置を通過して低下し始めると投光器側の作業者に
対して当該微調整摘みを逆方向に回転させるようにトラ
ンシーバー等により連絡する。
【0004】この連絡を受けると投光器側の作業者は当
該微調整摘みを先程とは逆方向に徐々に回転させる。こ
のとき受光器側の作業者は赤外線検出レベルを測定し、
先程と同様に、検出レベルが最大となる位置を通過して
低下し始めると投光器側の作業者に対して当該微調整摘
みを逆方向に回転させるように連絡する。以上の操作を
何回か繰り返し行うことによって投光器側の作業者は投
光光学系の左右角度を受光器の検出レベルが略最大とな
る位置に固定する。次にその位置で投光光学系の上下角
度微調整摘みをドライバー等により操作し、上述したと
同様にして投光光学系の上下角度を受光器の検出レベル
が略最大となる位置に固定する。
【0005】以上の作業が終了すると投光器側の作業者
はその旨を受光器側の作業者に連絡する。これによって
受光器側の作業者は赤外線検出レベルを測定しながら、
例えばまず受光光学系の左右角度微調整摘みをドライバ
ー等により操作して検出レベルが略最大となる位置を定
め、次にその位置で赤外線検出レベルを測定しながら検
出レベルが略最大となるように受光光学系の上下角度を
定める。以上の作業を通常は2回または3回行う。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところで、光軸調整に
は高い精度が要求され、これは投光器と受光器の距離が
大きくなる程顕著である。なぜなら、投光器と受光器の
距離が大きくなると、光軸のずれがほんの僅かであって
も投光器からの赤外線は良好に受光器に到達せず、その
結果侵入者検知を精度よく行うことができなくなってし
まうからである。そのために投光光学系及び受光光学系
にはそれぞれ上下角度の微調整を行うための摘みと左右
角度の微調整を行うための摘みが設けられているのであ
るが、上述したようにその微調整には高い精度が求めら
れるので、光軸調整には時間がかかるばかりでなく、高
度な熟練を要するものであり、作業効率の改善が強く望
まれていた。
【0007】本考案は、上記の課題を解決するものであ
って、光軸調整の作業効率を向上させることができる赤
外線投光器及び赤外線受光器を提供することを目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案の赤外線投光器は、少なくとも一つの赤外
線投光光学系を備える赤外線投光器において、ネジの回
転により前記赤外線投光光学系の上下角度を微調整する
機構及び/または左右角度を微調整する機構を備えてな
り、前記ネジには目印が記され、且つ当該ネジを支持す
る支持部には前記ネジの回転角度を読み取るための角度
目盛りが記されてなることを特徴とする。また、本考案
の赤外線受光器は、少なくとも一つの赤外線受光光学系
を備える赤外線受光器において、ネジの回転により前記
赤外線受光光学系の上下角度を微調整する機構及び/ま
たは左右角度を微調整する機構を備えてなり、前記ネジ
には目印が記され、且つ当該ネジを支持する支持部には
前記ネジの回転角度を読み取るための角度目盛りが記さ
れてなることを特徴とする。
【0009】
【作用及び考案の効果】赤外線投光器には、少なくとも
一つの赤外線投光光学系と、ネジの回転により前記赤外
線投光光学系の上下角度を微調整する機構及び/または
左右角度を微調整する機構が備えられている。そして、
当該ネジには目印が記され、且つ当該ネジを支持する支
持部には前記ネジの回転角度を読み取るための角度目盛
りが記されている。
【0010】従って、光軸の微調整に際してネジを操作
するについては、最初にある方向に回転させていったと
きに受光器側の作業者から逆方向に回転させるように指
示されたときの角度をネジの支持部に施されている角度
目盛りで読み取り、次に逆方向に回転させていったとき
に受光器側の作業者から逆方向に回転させるように指示
されたときの角度を支持部の角度目盛りで読み取り、ネ
ジをその中央の角度に設定すれば赤外線検出レベルを略
最大とすることができるので、微調整を行うべき角度範
囲を非常に狭い範囲に限定させることができ、以て光軸
調整を容易に且つ効率的に行うことができる。
【0011】これは特に、二つ以上の投光光学系を備え
るいわゆるマルチビームセンサの光軸の微調整に有効で
ある。即ち、従来においては全ての投光光学系に対して
上述した面倒な作業を行う必要があったのであるが、本
考案によれば、従来と同じ作業を行うのは一つの投光光
学系だけでよく、残りの投光光学系については光軸微調
整が終了した投光光学系の支持部の角度目盛りから微調
整すべき角度を知ることができるので、容易に光軸調整
が行えるばかりでなく、作業効率を大幅に向上させるこ
とができる。
【0012】また、本考案の赤外線受光器については次
のようである。
【0013】赤外線受光器には、少なくとも一つの赤外
線受光光学系と、ネジの回転により前記赤外線受光光学
系の上下角度を微調整する機構及び/または左右角度を
微調整する機構が備えられている。そして、当該ネジに
は目印が記され、且つ当該ネジを支持する支持部には前
記ネジの回転角度を読み取るための角度目盛りが記され
ている。
【0014】従って、赤外線検出レベルを測定しながら
上下角度の微調整機構あるいは左右角度の微調整機構の
ネジを操作することによって、微調整すべき角度を容易
に知ることができるので、特にマルチビームセンサにお
いては受光光学系の光軸微調整の作業効率を向上させる
ことができるものである。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
図1、図2は本考案に係る赤外線投光器の一実施例の構
成を示す図であり、図1Aは正面図、同図Bは側面図、
図2は図1AのPで示す部分の拡大図を示す。なお、図
中、1は光学ブロック、2は支持部材、3は粗調整摘
み、4は上下角微調整ネジ、5は左右角微調整ネジ、
6、7は支持部を示す。
【0016】まず、投光器の構成の概略に付いて説明す
る。光学系ブロック1は、その内部には赤外線発光素子
及び反射鏡等の投光光学系を構成する部材を収納してお
り、支持部材2によって粗調整摘み3に支持されてい
る。粗調整摘み3は、クリック機構によって図示しない
シャシーに対して所定の角度ずつ、例えば5°ずつ回転
可能となされており、この粗調整摘み3の回転に伴って
光学ブロック1は図1Aの矢印20で示す方向(以下、
この方向を左右方向と称す)に回動する。
【0017】上下角微調整ネジ4は、支持部材2と一体
になされた支持部6に支持されており、バネ(図示せ
ず)と共に本考案における上下角度微調整手段を構成し
ている。そして、上下角微調整ネジ4が回転されると光
学ブロック1は図1Bの矢印21で示す上下方向に回動
する。なお、上下角の微調整を行うための機構の詳細に
付いては周知であるので説明は省略する。
【0018】左右角微調整ネジ5は、粗調整摘み3と一
体になされた支持部7に支持されており、バネ(図示せ
ず)と共に本考案における左右角度微調整手段を構成し
ている。そして、左右角微調整ネジ5が回転されると光
学ブロック1は左右方向20に回動する。なお、左右角
の微調整を行うための機構の詳細に付いては周知である
ので説明は省略する。
【0019】そして、支持部6には角度を示す目盛り1
0が表示されている。また上下角微調整ネジ4には目印
11が施されている。従って、上下角微調整ネジ4を回
転させた場合、目盛り10により何度だけ回転させたか
を知ることができる。この目盛り10の表示は、支持部
6に直接刻んでもよく、また角度目盛りを印刷したシー
ルあるいはラベルを貼ることによって行ってもよいので
安価に構成することができる。また、図3の部分図に示
すように、角度目盛りが表示された表示板15を設ける
ようにしてもよいものである。この場合には表示板15
は上下角微調整ネジ4の回転に対してはフリーになされ
るのは当然である。
【0020】同様に、支持部7には角度を示す目盛り1
2が表示されている。また左右角微調整ネジ5には目印
13が施されている。従って、左右角微調整ネジ5を回
転させた場合、目盛り12により何度だけ回転させたか
を知ることができる。この目盛り12の表示は、支持部
7に直接刻んでもよく、また角度目盛りを印刷したシー
ルを貼ることによって行うこともできる。また、図3に
示すと同様に角度目盛りが表示された表示板を設けても
よいことは当然である。
【0021】以上、投光器について説明したが、本考案
の赤外線受光器も図1、2に示すと同じ構成を備えてい
る。但し、受光器の場合には光学ブロックには赤外線受
光素子、反射鏡等の受光光学系が収納されることはいう
までもない。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る赤外線投光器の一実施例の構成
を示す図であり、図1Aは正面図、図1Bは側面図であ
る。
【図2】 図1AのPで示す部分の拡大図である。
【図3】 角度目盛り表示の例を示す図である。
【符号の説明】
1…光学ブロック、2…支持部材、3…粗調整摘み、4
…上下角微調整ネジ、5…左右角微調整ネジ、6、7…
支持部。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの赤外線投光光学系を備
    える赤外線投光器において、ネジの回転により前記赤外
    線投光光学系の上下角度を微調整する機構及び/または
    左右角度を微調整する機構を備えてなり、前記ネジには
    目印が記され、且つ当該ネジを支持する支持部には前記
    ネジの回転角度を読み取るための角度目盛りが記されて
    なることを特徴とする赤外線投光器。
  2. 【請求項2】 少なくとも一つの赤外線受光光学系を備
    える赤外線受光器において、ネジの回転により前記赤外
    線受光光学系の上下角度を微調整する機構及び/または
    左右角度を微調整する機構を備えてなり、前記ネジには
    目印が記され、且つ当該ネジを支持する支持部には前記
    ネジの回転角度を読み取るための角度目盛りが記されて
    なることを特徴とする赤外線受光器。
JP1992025245U 1992-04-20 1992-04-20 赤外線投光器及び赤外線受光器 Expired - Fee Related JP2575487Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP6215006B2 (ja) * 2013-11-11 2017-10-18 原化成株式会社 座金及び流動性補修材注入器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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