JP2002137147A - 割り出し機構 - Google Patents

割り出し機構

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JP2002137147A
JP2002137147A JP2001236345A JP2001236345A JP2002137147A JP 2002137147 A JP2002137147 A JP 2002137147A JP 2001236345 A JP2001236345 A JP 2001236345A JP 2001236345 A JP2001236345 A JP 2001236345A JP 2002137147 A JP2002137147 A JP 2002137147A
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detent
indexing
lever
locking claw
disc
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JP2001236345A
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Andrew M Woolfrey
マーク ウルフリー アンドリュー
Brian John Edward Smith
ジョン エドワード スミス ブライアン
David Roberts Mcmurtry
ロバーツ マクマートリー デービッド
Michael J Hill
ジャクソン ヒル マイケル
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Renishaw PLC
Original Assignee
Renishaw PLC
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    • B23Q16/02Indexing equipment
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Microscoopes, Condenser (AREA)
  • Machine Tool Positioning Apparatuses (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 割り出し位置を正確に設定することが困難な
上、大きな駆動トルクが必要であり、軸受に曲げモーメ
ントが作用して精度が低下する。 【解決手段】 中心軸線周りに回転可能なディスク2を
具え、レンズの如き物体の保持に適合する。ディテント
8がディスク2に設けられ、ディスク2に隣接した固定
面にある係止爪14と共働し合う。ディスクが第1の方
向に回転すると、係止爪14はそれぞれのディテント8
を通過する際に撓められ、ディテント8が通過すると、
その休止位置に戻る。ディスク2が逆方向に回転される
と、係止爪14は割り出し位置を規定するようにディテ
ント8に当接する。ディスク2はこの位置を維持するよ
うに、この方向に駆動または付勢される。ディスク2に
対して係止爪14の位置を規定する各ディテント8に隣
接してストッパ10をディスク2に設けることができ
る。ディスク2は、モータ12および駆動手段によって
駆動可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物体または複数の
物体に対してあらかじめ決められた別々な休止位置をも
たらす割り出し機構に関し、特に光学的測定または分光
分析の分野において好適であるが、もちろんその他の分
野においても利用することができる。
【0002】
【従来の技術】種々の形態の割り出し機構が知られてい
る。割り出し回転のための一般的な方法の1つは、回転
エンコーダを用い、所定角度の位置が達成された時点で
回転を停止することである。
【0003】光学要素を支持するために用いられる商業
的に利用可能な割り出しテーブルにおいて、このような
割り出し機構は、所定の割り出し位置にこの割り出しテ
ーブルをしっかりと保持するための凹部に付勢されるば
ね付きボールを有する装置により補完されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ばね付きボールを有す
る従来の割り出し機構においては、割り出しテーブルの
凹部に傾斜を付けることができるけれども、割り出しテ
ーブルの回転再開を行う際に、ばね付きボールに対する
付勢力に打ち勝つことが困難であり、割り出しテーブル
の回転が再開されるように、凹部からばね付きボールを
押し出すためには、大きな駆動トルクが必要である。さ
らに、ばね付きボールに対する付勢力は、テーブルを回
転自在に支持する軸受に対して曲げモーメントを付与す
るため、位置的誤差をもたらす可能性がある。
【0005】この従来技術の他の欠点は、不正確さに関
係する。この不正確さは、移動可能である2つの主要な
部材の相対的位置に関するものである。ボールとこのボ
ールに対する支持体との間に若干の遊びが必然的にある
ため、支持体が凹部に対して僅かながら動くことができ
る結果、割り出し位置を正確に決定することが決してで
きない。
【0006】
【発明の目的】本発明の目的は、上述した従来技術の課
題を克服し得る割り出し機構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の形態は、
固定構造物に対して第1の方向およびこの第1の方向と
反対の第2の方向に移動可能な部材と、この部材にあっ
て、ディテントまたは係止爪の一方を有する少なくとも
1つの第1の要素と、固定構造物に配されて前記ディテ
ントまたは係止爪の他方を有する第2の要素とを具えた
割り出し機構であって、前記部材が前記第1の方向に動
かされると、前記係止爪は前記ディテントを通過する際
に静止位置から外れ、前記ディテントが通過した時点で
その静止位置に戻り、前記部材が前記第2の方向に動か
された場合、前記係止爪は割り出し位置を規定するよう
に前記ディテントに当接すると共に前記部材はこの割り
出し位置を保持するように前記第2の方向に付勢または
駆動されることを特徴とするものである。
【0008】本発明の第2の形態は、本発明の第1の形
態の割り出し機構に含まれるラチェット機構によって割
り出し可能であって、光学素子を支持することを特徴と
する回転テーブルにある。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の第1の形態による割り出
し機構において、前記部材は、中心軸線周りに回転可能
なディスクであってよい。この場合、前記ディスクは、
ディスクの軸線周りに配置された複数の要素と共働して
固定面に枢着されたレバーにより回転させられ、このレ
バーが第1の方向に動かされると、当該レバーの第1の
面が前記要素の第1の面と接触して前記第1の方向に前
記ディスクを押圧し、前記レバーが第2の方向に動かさ
れると、前記レバーの第2の面が前記要素の第2の面と
接触して前記第2の方向に前記ホイールを押圧するよう
に構成することができる。この場合、前記レバーの運動
は、一端が前記レバーに取り付けられると共に他端が固
定点に取り付けられたワイヤによって制御され、前記ワ
イヤの長さがこのワイヤに熱を加えることによって変更
されるものであってよい。
【0010】前記第1の要素が前記ディテントを有する
と共に前記第2の要素が前記係止爪を有するものであっ
てよい。この場合、各ディテントに隣接するストッパが
前記部材に設けられ、このストッパは前記部材に対する
前記係止爪の位置を規定するものであってよい。
【0011】前記部材は、モータおよび駆動手段により
固定構造物に対して動かされるものであってよい。この
場合、前記駆動手段は、可撓性ベルトを有することがで
きる。
【0012】前記第1の要素および前記第2の要素は、
これらが当接する際にこれらの間に点接触があるように
形成されているものであってよい。この場合、前記第2
の要素と前記ストッパとの間に点接触を形成することが
できる。
【0013】前記第1の要素および前記第2の要素は、
接触が起こる位置にてこれらの間での滑り接触を阻止す
るように形成されているものであってよい。
【0014】前記部材は、物体を収容するための少なく
とも1つの収容手段を有するものであってよい。この場
合、前記収容手段は、物体の位置を規定するために物体
に対して3つの接触点を有することが好ましい。
【0015】前記部材は、板材を切断して所望の形状に
折り曲げることにより形成されているものであってよ
い。
【0016】
【実施例】本発明による割り出し機構の実施例につい
て、図1〜図8を参照しながら詳細に説明するが、本発
明はこれらの実施例のみに限らず、これらをさらに組み
合わせたり、特許請求の範囲に記載された本発明の概念
に包含されるあらゆる変更や修正が可能であり、従って
本発明の精神に帰属する他の技術にも当然応用すること
ができる。
【0017】本発明の第1の実施例を図1〜図3に示
す。これは、使用中において物体、例えば光学装置を支
持するために用いられる割り出し可能なテーブル2を具
えたものである。任意の向きで使用可能であるこのテー
ブル2は、多数の位置(図示例では6箇所)の1つに割
り出し可能であり、物体はこれらの位置の1つで使用状
態にもたらされ、正確に同じ位置に続けて再度導入でき
るようになっている。テーブル2の正確な回転運動が精
密な軸受6によって得られ、所望の角度位置が図3に示
された機構を用いて得られるが、この点に関しては以下
にさらに詳述されよう。軸受6は、本件特許出願人によ
り2000年8月5日に提出された係属中の英国特許出
願GB0019200.5に記載された型式のものであ
ってよい。
【0018】軸受6は、分光分析装置などで同様に固定
されるテーブル支持体4に対して取り付けられている。
テーブル2は、モータ12によって主に矢印A方向とな
る一方向に回転するように駆動される。モータ12もま
た、この装置に固定されている。駆動ベルト16は、モ
ータ12がテーブル2に対して作用するように接続して
いる。
【0019】テーブル2は、使用中において固定弾性係
止爪要素(以下、単に係止爪と略称する)14と共働す
る複数のディテント8をその外周縁に有する。これらの
ディテント8は、テーブル2に形成された複数の溝に取
り付け可能であり、さらに接着剤でこれら溝内に固着可
能である。図示されたディテント8は円柱形状をなし、
本実施例では焼き入れなどによって表面を硬化させた鋼
製のローラである。
【0020】ラチェットの方法において、テーブル2が
駆動されてディテント8と係止爪14との接触点(以
下、これを接触部と記述する)9にて係止爪14がディ
テント8と係止状態となるように、係止爪14はディテ
ント8を乗り越えるように変位する。係止爪14がディ
テント8を乗り越えてその初期位置に弾性復帰した後、
テーブル2の回転方向を反転することにより、ディテン
ト8に対する係止爪14の接触が得られる。この反転
は、モータ12の駆動方向を変更することによって得る
ことができる。モータ12を逆転してテーブル2を矢印
B方向に駆動した場合、駆動ベルト16の一方側20に
張力が生成され、モータ12を停止した際に係止爪14
がディテント8と接触状態に保持される。係止爪14と
ディテント8との接触がなされた後、モータ12の駆動
を逆転する際に係止爪14に対する極端な負荷を阻止す
るため、滑りクラッチをモータ12の駆動系路内に組み
込むことが可能である。軽負荷にて係止爪14とディテ
ント8とを係合させることは、クラッチの有無にかかわ
らず、駆動ベルト16に残された張力により、および/
またはモータ12の逆転作動により達成可能である。
【0021】使用中において、テーブル2はディテント
8と関連付けられた6つの位置の任意の1つに割り出し
可能である。モータ12は、テーブル位置監視装置、例
えば回転エンコーダを有するコントローラ(図示せず)
に接続されよう。従って、テーブルの位置はコントロー
ラに記憶され、適当な割り出し位置への移動は、A方向
への回転とこれに続いて行われるB方向へのわずかな回
転とによりもたらされる。
【0022】ディテント8との接触領域にある係止爪1
4の端部の滑り運動は、この領域に摩耗を生じさせるこ
とに注意されたい。このような摩耗を回避するため、摩
耗軽減肩部24がディテント8の外端に設けられてい
る。この摩耗軽減肩部24は、係止爪14の端部の外側
部分とのみ摺動接触を可能とすると共に接触部9での摺
接を阻止するリップ部26を有する。この方法による
と、係止爪14の接触部は滑り接触により摩耗するよう
なことはない。係止爪14は、その取り付け台18と各
ディテント8に隣接するストッパ10とにより、テーブ
ル2に対して位置決めされる。係止爪14はストッパ1
0に向けてその弾性により付勢され、これが割り出し位
置にある場合、ストッパ10に対して静止するようにな
っている。テーブル2がその割り出し位置の1つに戻る
度に、係止爪14は正確に同じ場所に位置するようにな
っているので、ストッパ10は、テーブル2の反復可能
な位置決めを可能とする。ボールをテーブル2の溝に固
定することができ、これを接着剤でしっかりと固着する
ようにしてもよい。図示されたストッパ10が球体の形
態にあり、本実施例では焼き入れなどで硬化させた鋼球
である。係止爪14は、各ディテント8と実質的に点接
触すると共に各ストッパ10と点接触し、従って正確か
つ反復可能な割り出し位置をもたらす。
【0023】本実施例では、回転割り出し機構について
説明したが、直線状の割り出し機構にも本発明を応用す
ることができる。つまり、係止爪とこれに対応するディ
テントとの間で直線状の相対運動が可能である。このよ
うな装置において、係止爪がディテントに係止するラチ
ェット動作と反対の方向にこの係止爪を移動する場合、
係止爪を例えば電磁石などにより持ち上げることができ
る。
【0024】また、ディテントに対する係止爪の係止
や、複数の係止爪に対して複数のディテントの係止が可
能であり、これによって複数の係止爪が回転または直線
状の相対運動で単一のディテントを割り出ししよう。た
だ1つのディテントと1つの係止爪とを用意することも
また、可能である。
【0025】摩耗軽減肩部24に設ける代わりに係止爪
14の端部にリップ部26を設けることもまた、これら
がディテント8に干渉せずにディテント8と接触部9と
の間の接触を阻止する限り、可能である。図示された2
つのリップ部26に代えて摩耗軽減肩部24または係止
爪14にただ1つのリップ部26を設けることも同様に
可能である。
【0026】本実施例によると、多くの使用サイクルに
亙って高い反復性を与える面を規定する位置の部分の摩
耗を低減することができ、従来技術の装置と比較して低
駆動トルクにてテーブル2を駆動することができ、テー
ブル2とモータ12とを単純な駆動連結機構にて連結す
ることができ、低コストの部品を用いることが可能であ
ることから製造コストを全体的に低減させることができ
る。
【0027】次に、本発明の第2の実施例を図4〜図7
を参照して説明する。
【0028】割り出し可能な可能なホイール30は、中
心の軸受34、すなわち高精度軸受を介してハウジング
32に取り付けられている。ホイール30は、このホイ
ール30の中心軸線周りの円上に等間隔で配された複数
の開口36をレンズの如き物体を収容するために有す
る。ハウジング32には窓部38が設けられ、ホイール
30をその開口36内の各物体がハウジング32の窓部
38と一直線状に並ぶように回転することができるよう
になっている。
【0029】ホイール30がその軸線回りに回転するよ
うに駆動して連続する開口36がハウジング32の窓部
38と一直線状に並ぶようにし、さらにまたホイール3
0を所望の位置に保持するという2つの目的を持ったレ
バー40が設けられている。
【0030】このレバー40は、ハウジング32のピボ
ット点42に設けられている。ピボット点42から離れ
た末端において、レバー40には成形部44が設けられ
ている。
【0031】ホイール30には、多数の開口36に対応
する多数の突起46が設けられている。これらの突起4
6もまた、ホイール30の中心軸線周りの円上に等間隔
に配置されている。各突起46は2つの端縁46A,4
6Bをそれぞれ有する。
【0032】レバー40の成形部44は、各突起46の
対応する端縁46A,46Bと接触可能に配される2つ
の面44A,44Bを有する。成形部44の2つの面4
4A,44Bをホイール30に対して正しい位置にもた
らすため、この成形部44をレバー40の本体部分から
曲げることができる。
【0033】コイルばね50が設けられており、その一
端がハウジング32に取り付けられ、他端がレバー40
から突出するアーム52に取り付けられている。このコ
イルばね50は、図5に示した矢印B方向にレバー40
を付勢する。他の手段、例えば重力による重錘を用いる
ことにより、レバー40を矢印B方向に付勢することも
可能である。
【0034】レバー40は、一端が成形部44から離れ
たレバー40の端部に向けて取り付けられ、その他端が
ハウジング32に固定された形状記憶ワイヤ48により
操作される。電流を形状記憶ワイヤ48に流してこの形
状記憶ワイヤ48を相転移温度以上に加熱することによ
り、その長さをおよそ3%だけ減少させることができ
る。形状記憶ワイヤ48に電流を流していない場合、形
状記憶ワイヤ48はその相転移温度以下に冷やされて元
の引き伸ばされた長さに戻る。
【0035】電流を形状記憶ワイヤ48に流すと、形状
記憶ワイヤ48が発熱して縮む。縮んだ形状記憶ワイヤ
48は、コイルばね50の付勢力に対して図4に示した
矢印A方向にレバー40を引っ張る。従って、成形部4
4の一方の面44Aが突起46の一方の端縁46Aと接
触状態になる。レバー40の成形部44が突起46を押
圧するので、ホイール30が矢印Aで示した方向に回転
しよう。
【0036】電流を形状記憶ワイヤ48に流さない場
合、形状記憶ワイヤ48は相転移温度以下に冷やされる
結果、その長さが伸びた状態となっている。この時、レ
バー40はコイルばね50によってB方向に引かれる。
そして、レバー40の成形部44の他方の面44Bはホ
イール30をB方向に引っ張り、図5に示すように次の
突起46の他方の端縁46Bと接触状態になる。
【0037】形状記憶ワイヤ48に代えて他の手段、例
えばソレノイドやモータによってレバー40を作動させ
ることも当然可能である。
【0038】ホイール30には、先のものと同様に、そ
の中心軸線周りの円上に等間隔に配され、ホイール30
の周囲から延在する1組のストッパ54が設けられてい
る。ハウジング32の上面は、開口56と、この開口5
6に隣接したばね58を規定するU字形の切欠きとを有
する。
【0039】1組のストッパ54が突起46に対して位
置決めされ、成形部44の他方の面44Bが突起46の
他方の端縁46Bに当接すると、対応するストッパ54
がばね58に当接するようになっている。ホイール30
の位置は、B方向に突起46を引っ張るレバー40と、
ばね58に当接するストッパ54との組み合わせによっ
て正確に規定される。電流を形状記憶ワイヤ48に流さ
ずに形状記憶ワイヤ48がその相転移温度以下に冷却さ
れている場合、この正確な位置が保持される。
【0040】ストッパ54は、一側面に丸み部54Bを
それぞれ有する。これは、ホイール30がばね58に何
ら妨げられることなく、A方向に回転することを可能に
する。ストッパ54の丸み部54Bは、このA方向にス
トッパ54が通過するように、ばね58を撓ませること
が可能であり、ストッパ54が通過した場合、ばね58
はその静止位置に戻る。
【0041】従って、電流を形状記憶ワイヤ48に流し
ていない場合、開口36が窓部38と正確に一直線状に
並ぶように保持されるのに対し、形状記憶ワイヤ48に
電流を流すことにより、ホイール30は次の開口36が
形状記憶ワイヤ48と一直線状に並ぶまで回転される。
【0042】図7および図8は、本発明にて用いられる
ホイール30を示している。このホイール30は、平ら
な金属板を所望の形状に折り曲げることにより作ること
ができる。例えば化学的エッチングにより、開口36や
切欠きなどを最初に形成することができる。
【0043】開口36は、異なった形状の物体、例えば
図7および図8示すような丸い物体70や矩形の物体7
2を収容することができる。これらの物体70,72
は、ホイール30の2つの面60,62の間に挿入され
る。
【0044】他方の面62はばね付きの面であって、物
体を一方の面60に対して保持する。ストッパ64は、
この開口36の一端を画成する。開口36のばね付き側
面66,68は、物体が開口36に挿入されると、これ
によって撓められる。これらばね付き側面66,68
は、物体に向けて付勢され、物体を開口36内の適正な
位置に保持する。
【0045】従って、丸い物体70および矩形の物体7
2は、それらの位置をこれら3つの接触点で開口36内
に正確に規定することができる。
【0046】
【発明の効果】本発明によると、従来技術の欠点を克服
し得る割り出し機構を得ることができる。具体的には、
多くの使用サイクルに亙って高い反復性を与える面を規
定する位置の部分の摩耗を低減することができる。ま
た、従来技術の装置と比較して低駆動トルクにてテーブ
ル2を駆動することができる。さらに、部材とその駆動
源とを単純な駆動連結機構にて連結することができ、低
コストの部品を用いることが可能であることと相俟って
製造コストを全体的に低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による割り出し機構の第1実施例の斜視
図である。
【図2】図1に示した第1実施例の正面図である。
【図3】図1に示したIII部の抽出拡大斜視図である。
【図4】本発明による割り出し機構の第2実施例の正面
図であり、ホイールの回転中の状態を表す。
【図5】本発明による割り出し機構の第2実施例の正面
図であり、所定の開口が割り出し位置にある状態を表
す。
【図6】第2実施例の分解斜視図である。
【図7】第2実施例におけるホイールの平面図である。
【図8】図7に示したホイールの斜視図である。
【符号の説明】
A,B 回転方向 2 テーブル 4 テーブル支持体 6 軸受 8 ディテント 9 ディテントと係止爪との接触点(接触領域) 10 ストッパ 12 モータ 14 係止爪(固定弾性係止爪要素) 16 駆動ベルト 18 取り付け台 20 駆動ベルトの一方側 24 摩耗軽減肩部 26 リップ部 30 ホイール 32 ハウジング 34 中心軸受 36 開口 38 窓部 40 レバー 42 ピボット点 44 成形部 44A,44B 成形部の面 46 突起 46A,46B 突起の端縁 48 形状記憶ワイヤ 50 コイルばね 52 アーム 54 ストッパ 54B 丸み部 56 開口 58 ばね 60,62 ホイールの面 64 ストッパ 66,68 ばね付き側面 70 丸い物体 72 矩形の物体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブライアン ジョン エドワード スミス イギリス ビーエス37 7エルエフ ブリ ストル イェイト ブリムスハム パーク ベーカーズ ミード 50 (72)発明者 デービッド ロバーツ マクマートリー イギリス ジーエル11 6エイティー グ ロスターシャ ダーズリー スタンコム パーク ファーム (番地なし) (72)発明者 マイケル ジャクソン ヒル イギリス ジーエル12 7ディーイー グ ロスターシャ ワットン−アンダー−エッ ジ ハイ ストリート 11エイ ザ フラ ット Fターム(参考) 2H044 AJ07 HC01 2H052 AD32 AD33 AD34 AD35 3C028 DD05

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定構造物に対して第1の方向およびこ
    の第1の方向と反対の第2の方向に移動可能な部材と、 この部材にあって、ディテントまたは係止爪の一方を有
    する少なくとも1つの第1の要素と、 固定構造物に配されて前記ディテントまたは係止爪の他
    方を有する第2の要素とを具えた割り出し機構であっ
    て、 前記部材が前記第1の方向に動かされると、前記係止爪
    は対応する前記ディテントを通過する際に静止位置から
    外れ、前記ディテントが通過した時点でその静止位置に
    戻り、 前記部材が前記第2の方向に動かされた場合、前記係止
    爪は割り出し位置を規定するように前記ディテントに当
    接すると共に前記部材はこの割り出し位置を保持するよ
    うに前記第2の方向に付勢または駆動されることを特徴
    とする割り出し機構。
  2. 【請求項2】 前記部材は、中心軸線周りに回転可能な
    ディスクであることを特徴とする請求項1に記載の割り
    出し機構。
  3. 【請求項3】 前記第1の要素が前記ディテントを有す
    ると共に前記第2の要素が前記係止爪を有することを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の割り出し機
    構。
  4. 【請求項4】 前記部材は、モータおよび駆動手段によ
    り固定構造物に対して動かされることを特徴とする請求
    項1から請求項3の何れかに記載の割り出し機構。
  5. 【請求項5】 前記駆動手段は、可撓性ベルトを有する
    ことを特徴とする請求項4に記載の割り出し機構。
  6. 【請求項6】 前記ディスクは、ディスクの軸線周りに
    配置された複数の要素と共働して固定面に枢着されたレ
    バーにより回転させられ、このレバーが第1の方向に動
    かされると、当該レバーの第1の面が前記要素の第1の
    面と接触して前記第1の方向に前記ディスクを押圧し、
    前記レバーが第2の方向に動かされると、前記レバーの
    第2の面が前記要素の第2の面と接触して前記第2の方
    向に前記ホイールを押圧することを特徴とする請求項2
    に記載の割り出し機構。
  7. 【請求項7】 前記レバーの運動は、一端が前記レバー
    に取り付けられると共に他端が固定点に取り付けられた
    ワイヤによって制御され、前記ワイヤの長さがこのワイ
    ヤに熱を加えることによって変更されることを特徴とす
    る請求項6に記載の割り出し装置。
  8. 【請求項8】 各ディテントに隣接するストッパが前記
    部材に設けられ、このストッパは前記部材に対する前記
    係止爪の位置を規定するものであることを特徴とする請
    求項3に記載の割り出し装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の要素および前記第2の要素
    は、これらが当接する際にこれらの間に点接触があるよ
    うに形成されていることを特徴とする請求項1から請求
    項8の何れかに記載の割り出し装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の要素および前記第2の要素
    は、接触が起こる位置にてこれらの間での滑り接触を阻
    止するように形成されていることを特徴とする請求項1
    から請求項9の何れかに記載の割り出し装置。
  11. 【請求項11】 前記部材は、物体を収容するための少
    なくとも1つの収容手段を有することを特徴とする請求
    項1から請求項10の何れかに記載の割り出し装置。
  12. 【請求項12】 前記収容手段は、物体の位置を規定す
    るために物体に対して3つの接触点を有することを特徴
    とする請求項11に記載の割り出し装置。
  13. 【請求項13】 前記部材は、板材を切断して所望の形
    状に折り曲げることにより形成されていることを特徴と
    する請求項1から請求項12の何れかに記載の割り出し
    装置。
JP2001236345A 2000-08-05 2001-08-03 割り出し機構 Pending JP2002137147A (ja)

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