JPS63156170A - 可変剛性建物 - Google Patents
可変剛性建物Info
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- JPS63156170A JPS63156170A JP30103686A JP30103686A JPS63156170A JP S63156170 A JPS63156170 A JP S63156170A JP 30103686 A JP30103686 A JP 30103686A JP 30103686 A JP30103686 A JP 30103686A JP S63156170 A JPS63156170 A JP S63156170A
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Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
この発明は制震構造の可変剛性建物に関するもので、建
物に入力する地震、風等に応じて建物の剛性を変化させ
、地震等に対処させるものである。
物に入力する地震、風等に応じて建物の剛性を変化させ
、地震等に対処させるものである。
従来、高層建築や量要構造物等の耐震設計においては地
震時の地盤の動きや建物の応答を計算し、安全性をチェ
ックする動的設計が行われている。
震時の地盤の動きや建物の応答を計算し、安全性をチェ
ックする動的設計が行われている。
耐震の方法としては建物と基礎の間に積層ゴム支承やダ
ンパーを介在させた免震構法あるいは減震構法、建物構
成部材のうち、非主要部材の破壊により地震エネルギー
を消費させる方法、壁あるいは柱等にスリットを設け、
建物を最適の剛性に調整する方法等がある。
ンパーを介在させた免震構法あるいは減震構法、建物構
成部材のうち、非主要部材の破壊により地震エネルギー
を消費させる方法、壁あるいは柱等にスリットを設け、
建物を最適の剛性に調整する方法等がある。
ところで、現行の耐震設計手法により設計された建物の
地震時における安全性の確認は、構造物の塑性化を伴な
う履歴特性による吸収エネルギーが構造物に作用する地
震エネルギーを上回るという基本思想によるが、これに
は履歴ループ特性に対する信頬性の問題がある。
地震時における安全性の確認は、構造物の塑性化を伴な
う履歴特性による吸収エネルギーが構造物に作用する地
震エネルギーを上回るという基本思想によるが、これに
は履歴ループ特性に対する信頬性の問題がある。
また、従来の方法はいずれも地震や風等の自然外力に対
し、受身の耐震構造を与えるものであり、建物が特定の
固有振動数を有するため地震という不確定な入力に対し
、共振現象を避けて通ることはできない。
し、受身の耐震構造を与えるものであり、建物が特定の
固有振動数を有するため地震という不確定な入力に対し
、共振現象を避けて通ることはできない。
これに対し、出願人は特願昭61−112026号にお
いて、上述のような受身の耐震方法でなく、感知した地
震動に基づく応答予測システムの判断のもとに建物自体
の剛性を変化させ、共振領域外または共振の少ない状態
とし、建物および建物内の機器、居住者等の安全を図っ
た制置方法を提案している。
いて、上述のような受身の耐震方法でなく、感知した地
震動に基づく応答予測システムの判断のもとに建物自体
の剛性を変化させ、共振領域外または共振の少ない状態
とし、建物および建物内の機器、居住者等の安全を図っ
た制置方法を提案している。
上記の制置方法では柱、はり、ブレース、壁並びにそれ
らの接合部の全部もしくは一部、または建物と基礎ある
いは隣接する建物との間に、コンピューターの指令によ
り連結状態が変化する制御装置を設け、次のようにして
、建物の制置を行なう。
らの接合部の全部もしくは一部、または建物と基礎ある
いは隣接する建物との間に、コンピューターの指令によ
り連結状態が変化する制御装置を設け、次のようにして
、建物の制置を行なう。
■ 地震の発生を建物を中心に狭域および広域に配置し
た地震感知装置により感知し、観測データを有線、無線
の通信網によりコンピューターに伝達する。広域の地震
感知装置は既設の地震観測点における地震計あるいは専
用に設置したものをマイクロ回線あるいは電話回線等で
結ぶ。また狭域の地震感知装置は建物の周辺あるいは周
辺地盤内に設けた地震計や、建物基部や建物内に設置し
た振動センサーからなり、風力等の影響は建物内の振動
センサーで感知する。
た地震感知装置により感知し、観測データを有線、無線
の通信網によりコンピューターに伝達する。広域の地震
感知装置は既設の地震観測点における地震計あるいは専
用に設置したものをマイクロ回線あるいは電話回線等で
結ぶ。また狭域の地震感知装置は建物の周辺あるいは周
辺地盤内に設けた地震計や、建物基部や建物内に設置し
た振動センサーからなり、風力等の影響は建物内の振動
センサーで感知する。
■ 感知した地震について、コンピューターにより地震
の規模の判断、周波数特性の分析、応答量の予測等を行
ない、建物の振動を制御すべきか否か、また制御すべき
場合の制御量について、共振をかわし、地震応答量の少
ない最適剛性(固有振動数)を与えるものとして判断を
下す。
の規模の判断、周波数特性の分析、応答量の予測等を行
ない、建物の振動を制御すべきか否か、また制御すべき
場合の制御量について、共振をかわし、地震応答量の少
ない最適剛性(固有振動数)を与えるものとして判断を
下す。
■ コンピューターの指令を建物の各部の制御装置に伝
え、建物の剛性をコンピューターの予測に基づく最適剛
性となるよう制御装置を作動させる。連結状態の調整は
固定状態の連結解除状態を油圧機構、電磁石等によりオ
ン、オフで調整するものや、固定状態、連結解除状態の
外、緊張力の導入や任意の位置での固定を油圧機構ある
いは特殊合金等を用いて調整するもの等が考えられる。
え、建物の剛性をコンピューターの予測に基づく最適剛
性となるよう制御装置を作動させる。連結状態の調整は
固定状態の連結解除状態を油圧機構、電磁石等によりオ
ン、オフで調整するものや、固定状態、連結解除状態の
外、緊張力の導入や任意の位置での固定を油圧機構ある
いは特殊合金等を用いて調整するもの等が考えられる。
また、建物内に配した振動センサーにより、建物各部に
おける応答量並びに制御を行った場合の実際の振動が検
知でき、これをフィードバックして、制御量の修正等を
行なうことができる。
おける応答量並びに制御を行った場合の実際の振動が検
知でき、これをフィードバックして、制御量の修正等を
行なうことができる。
この発明の可変剛性建物は上述のような制置方法におい
て、柱、はり、ブレースあるいは耐震壁等の建物架構構
成部材中または構成部材接合部に、金属の鋳造方法とし
て知られているVプロセスの原理を応用した可変剛性装
置を介在させ、建物の剛性を変化させて地震等に対処で
きるようにしたものである。
て、柱、はり、ブレースあるいは耐震壁等の建物架構構
成部材中または構成部材接合部に、金属の鋳造方法とし
て知られているVプロセスの原理を応用した可変剛性装
置を介在させ、建物の剛性を変化させて地震等に対処で
きるようにしたものである。
■プロセスは鋳型内の空気を抜いて減圧すると砂粒子が
強く結合して形状を保ち得ることを利用したもので、鋳
造工程は次のようになる。
強く結合して形状を保ち得ることを利用したもので、鋳
造工程は次のようになる。
■ 模型面にビニール膜等のフィルムをかぶせ、模型に
あらかじめ、あけである細大より真空ポンプで空気を吸
引し、フィルムを模型に密着させる。
あらかじめ、あけである細大より真空ポンプで空気を吸
引し、フィルムを模型に密着させる。
■ 側面の鋳枠をかぶせ、フィルム上に砂を充填する。
■ その上からさらにフィルムをかぶせて密閉し、鋳型
内の空気を吸引し、減圧する。
内の空気を吸引し、減圧する。
通常350〜450 mmHgの真空圧力が与えられ、
砂粒子の結合により、鋳型は強固なものとなる。
砂粒子の結合により、鋳型は強固なものとなる。
■ 模型側の圧力を戻して模型を引抜く。
■ 同様に形成された型と合わせて、減圧状態のまま注
湯する。
湯する。
■ 溶湯を凝固させる。
■ 鋳型内を常圧に戻すことにより、砂は結合力を失な
い、簡単に型ばらしを行なうことができる。
い、簡単に型ばらしを行なうことができる。
なお、この発明は上述の制置方法への利用にのみ限定す
るものではなく、上記方法の改良方法に利用したり、単
に剛性を変化させるために使用することも可能である。
るものではなく、上記方法の改良方法に利用したり、単
に剛性を変化させるために使用することも可能である。
この発明の可変剛性建物における可変剛性装置はサラサ
ラの砂あるいは砂状の物質をビニール膜等のフィルムで
包んだ後、真空ポンプで内部の空気を吸引すると瞬時に
砂が固く締った固結状態となり、真空ポンプを停止し、
弁をはずすと瞬時に元の砂の状態に戻るという上述の■
プロセスの原理を利用したものである。
ラの砂あるいは砂状の物質をビニール膜等のフィルムで
包んだ後、真空ポンプで内部の空気を吸引すると瞬時に
砂が固く締った固結状態となり、真空ポンプを停止し、
弁をはずすと瞬時に元の砂の状態に戻るという上述の■
プロセスの原理を利用したものである。
すなわち、例えば軸方向部材中にフィルムで密封した砂
を設置しておき、フィルター等を介して真空ポンプを作
動させて内部の空気を吸引すれば砂が固結状態になり軸
力抵抗部材となり、真空ポンプを止めて、弁をはずせば
砂が緩んで、軸力に抵抗しなくなる。真空ポンプおよび
弁はコンピューターの指令により瞬時に作動させること
ができ、この可変剛性装置を地震等の振動特性に合わせ
て作動させることにより、建物の剛性を変化させ、地震
等に対処することができる。
を設置しておき、フィルター等を介して真空ポンプを作
動させて内部の空気を吸引すれば砂が固結状態になり軸
力抵抗部材となり、真空ポンプを止めて、弁をはずせば
砂が緩んで、軸力に抵抗しなくなる。真空ポンプおよび
弁はコンピューターの指令により瞬時に作動させること
ができ、この可変剛性装置を地震等の振動特性に合わせ
て作動させることにより、建物の剛性を変化させ、地震
等に対処することができる。
可変剛性装置は建物架構の構成部材としての柱、はり、
ブレース等の部材中あるいは部材接合部、耐震壁と柱ま
たは梁との間等に介在させることができ、配置を工夫す
ることにより、地震等の振動特性に応じ、建物の固有周
期を種々に変化させて、共振をかわすことができる。
ブレース等の部材中あるいは部材接合部、耐震壁と柱ま
たは梁との間等に介在させることができ、配置を工夫す
ることにより、地震等の振動特性に応じ、建物の固有周
期を種々に変化させて、共振をかわすことができる。
なお、密封した砂または砂状物質は真空ポンプで吸引し
た後、すぐ弁を閉じればかなり長時間(例えば2〜3時
間)固結状態を維持できるので、常時は固結状態とし、
振動時に可変とすることもできる。もちろん、常時は真
空ポンプを使わず緩んだ状態(非抵抗材)とし、振動時
可変でもよい。
た後、すぐ弁を閉じればかなり長時間(例えば2〜3時
間)固結状態を維持できるので、常時は固結状態とし、
振動時に可変とすることもできる。もちろん、常時は真
空ポンプを使わず緩んだ状態(非抵抗材)とし、振動時
可変でもよい。
次に、図示した実施例について説明する。
第1図(a) 、 (b) 、 (c)は圧縮方向の軸
力Nを受ける圧縮抵抗材lの部材中にフィルム4で密封
した砂3を設け、砂3の固結状態と緩んだ状態の間で可
変とすることにより、圧縮抵抗材lが軸力Nに抵抗した
り、抵抗しなかったりするようにした場合である。可変
剛性装置は金属製の形材等からなる枠材5にフィルム4
を取り付け、内部に砂3を詰めるようにし、真空ポンプ
(図示せず)に接続して、内部の空気を吸引できるよう
にしたものである。
力Nを受ける圧縮抵抗材lの部材中にフィルム4で密封
した砂3を設け、砂3の固結状態と緩んだ状態の間で可
変とすることにより、圧縮抵抗材lが軸力Nに抵抗した
り、抵抗しなかったりするようにした場合である。可変
剛性装置は金属製の形材等からなる枠材5にフィルム4
を取り付け、内部に砂3を詰めるようにし、真空ポンプ
(図示せず)に接続して、内部の空気を吸引できるよう
にしたものである。
真空ポンプによる吸引は中空の枠材5の吸引口6から行
ない、砂3と接する部分に多数の小孔を設けるかあるい
はフィルター等を介して、内部の空気を吸引する。砂3
をフィルム4で密封する方法としては、あらかじめフィ
ルム4を枠材5に貼り付けておき、枠材5に投入口を設
けて蓋をする方法や、−面をあけた状態で砂3を充填し
、上からフィルム4を貼り付ける方法等が考えられる。
ない、砂3と接する部分に多数の小孔を設けるかあるい
はフィルター等を介して、内部の空気を吸引する。砂3
をフィルム4で密封する方法としては、あらかじめフィ
ルム4を枠材5に貼り付けておき、枠材5に投入口を設
けて蓋をする方法や、−面をあけた状態で砂3を充填し
、上からフィルム4を貼り付ける方法等が考えられる。
また枠材5は箱状に形成したものでも、部分的に取り付
けたものでもよく、その他、砂3を密封したフィルム4
内を減圧できる構造であれば、その手段は限定されない
。図中7は圧縮抵抗材lを構成する部材1a、 lbと
枠材5を連結するフレキシブルな枠支持部材であり、例
えば圧縮抵抗材lに引張方向の軸力が作用した場合でも
、枠材5を支持して砂3部分が脱落しないようにしたも
のである。
けたものでもよく、その他、砂3を密封したフィルム4
内を減圧できる構造であれば、その手段は限定されない
。図中7は圧縮抵抗材lを構成する部材1a、 lbと
枠材5を連結するフレキシブルな枠支持部材であり、例
えば圧縮抵抗材lに引張方向の軸力が作用した場合でも
、枠材5を支持して砂3部分が脱落しないようにしたも
のである。
第1図(b)は圧縮力に抵抗させるときの可変剛性装置
部分の断面図であり、真空ポンプにより吸引口6からフ
ィルム4内の減圧を行ない砂3を固結状態とする。真空
圧力としては400〜500 a+lIg程度あれば十
分と考えられる。第1図(c)は無抵抗時の状態を示し
たもので、フィルム4内の圧力を戻すと砂3が緩んだ状
態となる。
部分の断面図であり、真空ポンプにより吸引口6からフ
ィルム4内の減圧を行ない砂3を固結状態とする。真空
圧力としては400〜500 a+lIg程度あれば十
分と考えられる。第1図(c)は無抵抗時の状態を示し
たもので、フィルム4内の圧力を戻すと砂3が緩んだ状
態となる。
第2図(a) 、 (b)は引張方向の軸力Nを受ける
引張抵抗材2の部材中にフィルム4で密封した砂3を設
け、砂3の固結状態と緩んだ状態の間で可変とすること
により、引張抵抗材2が軸力Nに抵抗したり、抵抗しな
かったりするようにした場合である。引張抵抗材2を構
成する一方の部材2aは他方の部材2bおよびフィルム
4で密封した砂3中を貫通し、砂3の固結状態では頭部
2a+ を介して応力が一伝達される。
引張抵抗材2の部材中にフィルム4で密封した砂3を設
け、砂3の固結状態と緩んだ状態の間で可変とすること
により、引張抵抗材2が軸力Nに抵抗したり、抵抗しな
かったりするようにした場合である。引張抵抗材2を構
成する一方の部材2aは他方の部材2bおよびフィルム
4で密封した砂3中を貫通し、砂3の固結状態では頭部
2a+ を介して応力が一伝達される。
第3図は上述の圧縮抵抗材lを建物架構のブレース中に
設けた場合であり、軸力に対しては砂3に真空圧力をか
け砂3を固結状態としたときに圧縮方向の軸力に抵抗す
る。抵抗、無抵抗の変換はコンピューター制御による。
設けた場合であり、軸力に対しては砂3に真空圧力をか
け砂3を固結状態としたときに圧縮方向の軸力に抵抗す
る。抵抗、無抵抗の変換はコンピューター制御による。
第4図はブレースの接合端部に支持部材9を介して可変
剛性装置を介在させた引張抵抗材2の例を示したもので
ある。この場合、軸方向の圧縮力には抵抗せず、引張力
に対し可変となる。
剛性装置を介在させた引張抵抗材2の例を示したもので
ある。この場合、軸方向の圧縮力には抵抗せず、引張力
に対し可変となる。
第5図は可変剛性装置を建物最下層の軸力用柱の下端に
設けたもので、圧縮方向の軸力に対し、軸力用柱として
の圧縮抵抗材1が抵抗、無抵抗の間で可変となる。第6
図(a)は引張方向の軸力に対し、軸力用柱としての引
張抵抗材2が抵抗、無抵抗の間で可変となるようにした
もので、第6図(b)に示すように、引張抵抗材2の下
端2゛がフィルム4で密封した砂3を介して支持部材l
Oと係合している。これら第5図および第6図(a)、
(b)の軸力用柱は建物架構において組み合わせた形で
用いることもできる。
設けたもので、圧縮方向の軸力に対し、軸力用柱として
の圧縮抵抗材1が抵抗、無抵抗の間で可変となる。第6
図(a)は引張方向の軸力に対し、軸力用柱としての引
張抵抗材2が抵抗、無抵抗の間で可変となるようにした
もので、第6図(b)に示すように、引張抵抗材2の下
端2゛がフィルム4で密封した砂3を介して支持部材l
Oと係合している。これら第5図および第6図(a)、
(b)の軸力用柱は建物架構において組み合わせた形で
用いることもできる。
第7図(a) 、 (b)はフィルム4で密封した砂3
を耐震壁8と柱11およびはり12の間に介在させ、真
空ポンプの作動により砂3を固結状態とした場合のみ、
耐震壁8が本来の機能を発揮し、砂が緩んだ状態では耐
震壁8は地震力に対して抵抗しない構造となっている。
を耐震壁8と柱11およびはり12の間に介在させ、真
空ポンプの作動により砂3を固結状態とした場合のみ、
耐震壁8が本来の機能を発揮し、砂が緩んだ状態では耐
震壁8は地震力に対して抵抗しない構造となっている。
〔発明の効果]
■ 砂あるいは砂状物質をフィルムで密封し、真空ポン
プで減圧すると砂が固結状態となり、圧力を戻すと固結
状態が緩んだ元の状態となることを利用したもので、建
物架構の構成部材中または構成部材接合部に適用するこ
とにより、簡単な装置で建物□の剛性を変化させること
ができる。
プで減圧すると砂が固結状態となり、圧力を戻すと固結
状態が緩んだ元の状態となることを利用したもので、建
物架構の構成部材中または構成部材接合部に適用するこ
とにより、簡単な装置で建物□の剛性を変化させること
ができる。
■ コンピューターで建物架構の各所に設けた可変剛性
装置を作動させることにより、建物の剛性を制御し、個
々の地震特性に応じて建物の固有周期等を変動させ、共
振現象による建物の大きな変形を抑制することができる
。
装置を作動させることにより、建物の剛性を制御し、個
々の地震特性に応じて建物の固有周期等を変動させ、共
振現象による建物の大きな変形を抑制することができる
。
■ コンピューターを用いた制置方法に利用することに
より、共振がなく、揺れの少ない快適な居住空間が形成
される。
より、共振がなく、揺れの少ない快適な居住空間が形成
される。
第1図(a) 、 (b) 、 (c)はそれぞれ、こ
の発明における可変剛性装置を圧縮抵抗材の部材中に設
けた場合の平面図、抵抗時の断面図、および無抵抗時の
断面図、第2図(a) 、 (b)はそれぞれ可変剛性
装置を引張抵抗材の部材中に設けた場合の断面およびそ
のI−[断面図、第3図および第4図はブレースへの適
用例を示す正面図、第5図は建物最下層における圧縮抵
抗可能な軸力用柱として利用した場合の正面図、第6図
(a) 、 (b)はそれぞれ引張抵抗可能な軸力用柱
として利用した場合の正面図および要部の断面図、第7
図(a) 、 (b)は耐震壁への適用例を示す正面図
である。 l・・・圧縮抵抗材、2・・・引張抵抗材、3・・・砂
、4・・・フィルム、5・・・枠材、6・・・吸引口、
7・・・枠支持部材、8・・・耐震壁、9.10・・・
支持部材、11・・・柱、12・・・はり −二 喜 zlNZl(N m=゛ −一一7−一一一
の発明における可変剛性装置を圧縮抵抗材の部材中に設
けた場合の平面図、抵抗時の断面図、および無抵抗時の
断面図、第2図(a) 、 (b)はそれぞれ可変剛性
装置を引張抵抗材の部材中に設けた場合の断面およびそ
のI−[断面図、第3図および第4図はブレースへの適
用例を示す正面図、第5図は建物最下層における圧縮抵
抗可能な軸力用柱として利用した場合の正面図、第6図
(a) 、 (b)はそれぞれ引張抵抗可能な軸力用柱
として利用した場合の正面図および要部の断面図、第7
図(a) 、 (b)は耐震壁への適用例を示す正面図
である。 l・・・圧縮抵抗材、2・・・引張抵抗材、3・・・砂
、4・・・フィルム、5・・・枠材、6・・・吸引口、
7・・・枠支持部材、8・・・耐震壁、9.10・・・
支持部材、11・・・柱、12・・・はり −二 喜 zlNZl(N m=゛ −一一7−一一一
Claims (4)
- (1)建物架構の構成部材中または構成部材接合部に、
砂または砂状物質をフィルムを用いて密封し、真空ポン
プに接続してなる可変剛性装置を介在させたことを特徴
とする可変剛性建物。 - (2)建物架構の構成部材は柱、はりまたはブレースで
ある特許請求の範囲第1項記載の可変剛性建物。 - (3)建物架構の構成部材は耐震壁である特許請求の範
囲第1項記載の可変剛性建物。 - (4)フィルムはビニール膜である特許請求の範囲第1
項、第2項、または第3項記載の可変剛性建物。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30103686A JPS63156170A (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 | 可変剛性建物 |
US07/096,012 US4890430A (en) | 1986-09-12 | 1987-09-10 | Device and method for protecting a building against earthquake tremors |
US07/400,691 US4922667A (en) | 1986-09-12 | 1989-08-30 | Device and method for protecting a building against earthquake tremors |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30103686A JPS63156170A (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 | 可変剛性建物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63156170A true JPS63156170A (ja) | 1988-06-29 |
JPH0370073B2 JPH0370073B2 (ja) | 1991-11-06 |
Family
ID=17892080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30103686A Granted JPS63156170A (ja) | 1986-09-12 | 1986-12-17 | 可変剛性建物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63156170A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0754356A (ja) * | 1993-08-13 | 1995-02-28 | Kajima Corp | 構造物の耐震構造 |
JPH0754357A (ja) * | 1993-08-20 | 1995-02-28 | Kajima Corp | 構造物の耐震構造 |
JP2006029925A (ja) * | 2004-07-14 | 2006-02-02 | Kajima Corp | スロッシング評価システム、スロッシング評価プログラム及び記録媒体 |
JP2013019200A (ja) * | 2011-07-12 | 2013-01-31 | Okabe Co Ltd | 座屈拘束ブレース |
-
1986
- 1986-12-17 JP JP30103686A patent/JPS63156170A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0754356A (ja) * | 1993-08-13 | 1995-02-28 | Kajima Corp | 構造物の耐震構造 |
JPH0754357A (ja) * | 1993-08-20 | 1995-02-28 | Kajima Corp | 構造物の耐震構造 |
JP2006029925A (ja) * | 2004-07-14 | 2006-02-02 | Kajima Corp | スロッシング評価システム、スロッシング評価プログラム及び記録媒体 |
JP2013019200A (ja) * | 2011-07-12 | 2013-01-31 | Okabe Co Ltd | 座屈拘束ブレース |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0370073B2 (ja) | 1991-11-06 |
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