JPS6315472Y2 - - Google Patents

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JPS6315472Y2
JPS6315472Y2 JP16792982U JP16792982U JPS6315472Y2 JP S6315472 Y2 JPS6315472 Y2 JP S6315472Y2 JP 16792982 U JP16792982 U JP 16792982U JP 16792982 U JP16792982 U JP 16792982U JP S6315472 Y2 JPS6315472 Y2 JP S6315472Y2
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JP
Japan
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ridge
positioning members
parallel positioning
parallel
soil
Prior art date
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JP16792982U
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JPS5971845U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、瓦葺作業に於て使用する棟用葺土の
型枠装置に関するものである。
棟瓦の施工は、棟を中心とした左右両側の一定
幅内に、棟瓦を固定するための葺土を盛付け、そ
の葺土の上に棟瓦を乗せ並べていくものである。
従つて、棟用葺土の盛付けは、葺土の高さ(厚
さ)と幅とを一定にする必要がある。
従来、棟用葺土の盛付けに当つては、予め水糸
を用いて厚さと幅とを決めておき、この水糸を目
印として盛付け作業を行なつていた。このため、
この作業には熟練した職人を当てねばならず、未
熟練者では、作業に手間が掛るという不都合があ
つた。
本考案は、かかる不都合の解消を目的としてな
されたものである。
本考案は、この目的達成のため、2本の長い平
行位置決め部材と該平行位置決め部材よりは短い
が少なくとも棟用葺土の施工幅に相当する長さの
2本の連結部材とを有し、前記2本の平行位置決
め部材間に当該2本の連結部材を架け渡すように
連結して平行リンクを形成して、前記2本の平行
位置決め部材には、その長さ方向にわたつて、当
該平行位置決め部材間に投入される棟用葺土の幅
方向の広がりを規制すると共に所望の葺土の高さ
と同じかそれより高い高さの当接面を形成した構
成としたものである。
以下、本考案を実施の一例を示す図面に基づい
て説明する。
図中の1Aと1Bは、間隔を置いて平行に対置
された長尺の平行位置決め部材である。
この平行位置決め部材1A,1Bの長さは、短
くて3〜5m、長くて10m程度であり、人手で扱
える長さとしている。
夫々の平行位置決め部材1A,1Bには、その
下縁側に、直線的に長さ方向に延在する壁が設け
られている。この壁は、後述の通り、棟の両側に
振り分けられた平行位置決め部材1A,1Bに於
て、壁の壁面が向かい合うように相対させられる
ものであつて、主として棟9に盛られる葺土の幅
方向の拡大を阻止するためのものである。以下、
この葺土の幅方向の拡大を規制するための壁面2
A,2Bを当接面と称す。
当接面2A,2Bの高さは、少なくとも棟に盛
られる葺土の厚さ即ち高さに対応させねばならな
いが、予定する葺土の高さより高くても差支えな
い。この高さは、棟用葺土の一般的厚さに対応さ
せ、例えば、約30mm以上の高さであればよい。
実施例では、平行位置決め部材1A,1Bとし
て、既存のL型アングル鋼材を用いている。
詳述すると、第2図に示すように、2本のL型
鋼材を、そのL字の上下を反転させて平行に対置
し、夫々のL型鋼材の直角に接している2つの外
側面のうち、垂直になつた方の外側面を対面さ
せ、この対面させた外側面を、葺土へ当てるため
の壁面即ち当接面2A,2Bとしている。又、L
型鋼材の他方の外側面3A,3Bは、図示の通
り、上方に向いて水平となつている。以下、この
水平となつている外側面を水平面3A,3Bと称
す。
この2本の平行位置決め部材1A,1Bは、2
本の連結部材4A,4Bによつて平行リンクとな
るように連結されている。
詳述すると、平行位置決め部材1A,1Bの上
方に向けられた外側面たる水平面3A,3B間
に、夫々面接触するように長板状に形成した連結
部材4A,4Bを架け渡し、連結部材4A,4B
の夫々の一方端を一方の平行位置決め部材1Aの
水平面3Aに回動自在に枢着し、連結部材4A,
4Bの夫々の他方端を他方の平行位置決め部材1
Bの水平面3Bに同じく回動自在に枢着してい
る。
実施例の連結部材4A,4Bの他方端側には、
その長手方向に長孔5A,5Bが穿たれており、
この長孔5A,5Bを貫通して水平面3Bにネジ
着された固定ボルト6A,6Bを、リンク機能を
果すための4つの枢軸のうちの2つとしている。
従つて、実施例の平行位置決め部材1A,1B
は、水平面3Bに固定された固定ボルト6A,6
Bを前記長孔5A,5Bに嵌装させた状態で、平
行位置決め部材1A,1Bを平行移動させること
によつて、長孔5A,5Bの長さに相当する範囲
で、任意に平行間隔(幅)を調整(設定)するこ
とができる。
そして、この平行間隔は、固定ボルト6A,6
Bに蝶ナツト7A,7Bを嵌めて連結部材4A,
4Bを水平面3B即ち平行位置決め部材1Bに締
着することによつて一定に固定される。即ち、平
行リンクはリンクとしての機能を失つて、固定化
された型枠となる。
第3図に於て、本装置の用法を説明する。
屋根8の棟9を中央にして、2本の平行位置決
め部材1A,1Bを棟9の左右に棟9から等間隔
で且つ平行となるよう、振り分けた状態で載置す
る。
平行位置決め部材1A,1Bに設けてあるとこ
ろの葺土に当てるための当接面2A,2Bは、棟
9を中央にして互いに向き合い、その当接面2A
と2Bとの間隔が棟用葺土の施工幅となる。この
施工幅は、本装置を屋根8に載置する前か、或い
は載置した後かに決めておけばよい。
そして、葺土を両平行位置決め部材1A,1B
の間、即ち当接面2Aと2Bとの間に投入して行
く。屋根8に押し付けられる盛土は横に広がる
が、当該当接面2Aと2Bとによつて、その広が
りは幅方向の両側から規制される。従つて、盛土
を十分に押し広げた後、平行位置決め部材1A,
1Bを上方に引き上げると、当接面2A,2Bに
よつて形づけられた棟用葺土が屋根8の上に奇麗
に残る。
尚、盛付の高さ(厚さ)に応じた高さの当接面
2A,2Bを形成して置くと、一旦、当接面2
A,2Bの高さを越える量の葺土を投入して押し
広げた後、当接面2A,2Bの高さ、従つて、水
平面3A,3B基準として、それを越えた部分の
葺土を掻き取るだけで、棟用葺土を簡易かつ迅速
に盛付けることができる。
施工対象の棟9が本装置より長い場合には、本
装置を棟の長さ方向にズラし乍ら盛付け作業を繰
り返して行なう。
本考案は、叙上の如く構成したものであるか
ら、水糸を張る面倒な作業が必要でなくなり、熟
練者でなくとも、仕上り良好な棟用葺土の施工を
容易且つ迅速に行なうことができる。
又、2本の平行位置決め部材1A,1Bが合わ
さるようにすると棒状に折り畳むことができ、収
納或いは運搬に便利である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものにして、第
1図は平面図、第2図は第1図のA−A拡大断面
図にして、第3図は使用状態を示す説明図であ
る。 1A,1B……平行位置決め部材、2A,2B
……当接面、3A,3B……水平面、4A,4B
……連結部材、5A,5B……長孔、6A,6B
……固定ボルト、7A,7B……蝶ナツト、8…
…屋根、9……棟。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 2本の長い平行位置決め部材と該平行位置決め
    部材よりは短いが少なくとも棟用葺土の施工幅に
    相当する長さの2本の連結部材とを有し、 前記2本の平行位置決め部材間に当該2本の連
    結部材を架け渡すように連結して平行リンクを形
    成し、 前記2本の平行位置決め部材には、その長さ方向
    にわたつて、当該平行位置決め部材間に投入され
    る棟用葺土の幅方向の広がりを規制すると共に所
    望の葺土の高さと同じかそれより高い高さの当接
    面を形成して成る棟用葺土の型枠装置。
JP16792982U 1982-11-05 1982-11-05 棟用葺土の型枠装置 Granted JPS5971845U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16792982U JPS5971845U (ja) 1982-11-05 1982-11-05 棟用葺土の型枠装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16792982U JPS5971845U (ja) 1982-11-05 1982-11-05 棟用葺土の型枠装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5971845U JPS5971845U (ja) 1984-05-16
JPS6315472Y2 true JPS6315472Y2 (ja) 1988-04-30

Family

ID=30367267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16792982U Granted JPS5971845U (ja) 1982-11-05 1982-11-05 棟用葺土の型枠装置

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JP (1) JPS5971845U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5971845U (ja) 1984-05-16

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