JPS63154613A - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

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JPS63154613A
JPS63154613A JP29868886A JP29868886A JPS63154613A JP S63154613 A JPS63154613 A JP S63154613A JP 29868886 A JP29868886 A JP 29868886A JP 29868886 A JP29868886 A JP 29868886A JP S63154613 A JPS63154613 A JP S63154613A
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hair cosmetic
nonionic
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polymer
polyoxyethylene
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JP29868886A
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Toru Ono
大野 透
Shuji Iwao
岩尾 修司
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は毛髪化粧料に関し、特に賦形性を有した透明な
ものである。
[従来の技術] 周知の如く毛髪用化粧料は消費者の嗜好性の変化にとも
ない、油上体のポマードチックからリキッド、ブロー整
髪料、泡状整髪料と多様化している。近年一部若者の流
行に端を発して賦形性を有する油分を含まない又は少量
しか含まない透明毛髪用化粧料が使用される様になった
。ところで、これら商品に使用される賦形剤は一部架橋
されたポリアクリル酸塩が一般的で特開昭57−653
28、特開昭57−48904にもこのタイプの高吸水
性高分子化合物を含有する化粧料が示されている。又、
整髪力を増強するためにポリビニルピロリドンを使用す
る事は特開昭60−811.19にも記載されている。
その他ビニルピロリドンビニルアルコールの共重合体、
ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルアルコールな
どの使用についても特開昭61−229814に記載さ
れている。一方ポリアクリル酸塩を配合した透明化粧料
はその透明性を保つために通常pH7〜9の弱アルカリ
性に設定しており香料についても溶解性の良いものに限
られ香りの種類も限定されている。
又、可溶化の目的で使用されるノニオン活性剤はヒマシ
油系、硬化ヒマシ油系、直鎖アルキル、直鎖アルキルフ
ェニル系化合物が知られている。
[発明が解決しようとしている問題点]しかしながら、
従来の毛髪化粧料とりわけ賦形性を有する透明整髪料は
市場ではジェル整髪料として販売されており、ヘアスタ
イルを長く保たせる目的で使用されている。この為整髪
力は強いが、髪がゴワゴワするとか、ベタつくなとの間
如かあり、この点を解決する事か一つの技術課題となっ
ている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、従来と比べ
賦形性、透明性とともに仕上り感の優れた毛髪化粧料を
提供することを目的とする。
[問題を解決するだめの手段] 本発明者らは整髪力を増強する為にポリアクリル酸塩を
配合した系で、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアル
コールを使用すると、香料の可溶化が阻害され白濁する
事及びゴワゴワする感じ、ベタつき等の問題かあり、こ
の点を解決する為に界面活性剤、水溶性溶媒、変性シリ
コン、ラノリンEO付加物などを配合して評価した。し
かし、系の透明化及び使用感とも改良される物質は得ら
れなかった。そこで、ポリアクリル酸塩配合系での相溶
性を考慮してノニオン活性剤を中心に評価した結果、分
枝鎖を有する一部のノニオン活性剤が系の透明化ととも
に使用感の改良にも著しい効果を示すことを見出たした
。即ち、本発明はアニオン性高分子化合物とノニオン性
高分子化合物と分枝鎖ノニオン活性剤を含有することを
要旨とする。
[作用コ 本発明に係るアニオン性高分子化合物、ノニオン性高分
子化合物及び分枝鎖ノニオン活性剤は下記に述べるとお
りである。
(1)アニオン性高分子化合物としては、アクリル酸、
メタクリル酸、アクリル酸アミド又はメタクリル酸アミ
ドの重合体もしくは共重合体もしくはこれらの化合物を
架橋して得られる高分子化合物が挙げられる。具体的に
は、高分子化合物はカルボキシビニルポリマーとしては
カーボポール940、同941(米国グツドリッチ社製
)、ハイビスワコー(和光紬薬製)、シュンロンPW1
1.0. 1.11. (日本純薬製)、アクリル酸メ
タクリル酸の共1重合体としてはサイピノール(サイデ
ン化学)などが挙げられる。これらのうちから任意の1
種又は2種以上が選ばれ、配合量は0.1〜5重二重量
ある。なお、上記カルボキシビニルポリマーを中和すべ
き無機アルカリ及び有機アルカリとしては、カセイソー
ダ、カセイヵリ、水酸化カルシウム、モノエタノールア
ミン、ジェタノールアミン、トリエタノールアミン、ア
ミノメチルプロパツール、アミノメチルプロパンジオー
ル等を例示することができる。本発明においては、上記
アルカリのうち任意の1種又は2種以上が選ばれて用い
られる。配合量は金属中の0. 1〜1.5重量%であ
り、カルボキシビニルポリマーと当量であるのが一般的
であるが、必ずしもこれに限定されない。
(2)本発明に係るノニオン性高分子化合物としては、
ポリビニルピロリドン、およびビニルピロリドンとビニ
ルアセテートの共重合物、ビニルピロリドンとビニルア
ルコールの共重合物などが挙げラレ、市販品としては 
PVP−に、PVP/VA (GAF社)Luvisk
ol  K。
Luviskol  VA(BASF社)等が挙げられ
る。ビニルピロリドン系重合体の配合量は0.1〜7.
0重量%で、それぞれ単独又は2種以上を混合して使用
することができる。
(3)本発明に係る分枝鎖ノニオン活性剤は疎水基に分
枝鎖を有するもので、ポリオキシエチレンヘキシルデシ
ルエーテル、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテ
ル、ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル、ポ
リオキシエチレンそれぞれ単独又は2種以」二を混合し
て使用することができる。配合量は0.1〜5.0%で
あり、好ましくは0.5〜3.0%である。0.1%未
満では可溶化力が弱く5.0%を越えるとべたつきを生
じる。
(4)また本発明に係る毛髪化粧料は系の安定性を損わ
ない範囲であれば、上記必須成分の他にカチオン活性剤
、アニオン活性剤、両性活性剤、天然高分子化合物、ピ
ロリドンカルボン酸などのアミノ酸、グリセリン、プロ
ピレングリコールなどの保湿剤、パラベンなどの防腐剤
、エチレンジアミン四酢酸塩などのキレート剤、ジブチ
ルヒドロキシトルエンなどの酸化防止剤、オキシベンゾ
ン、シノキサートなどの紫外線吸収剤、ビタミンA1B
、C,D、E、H,シリコン、流動パラフィン、高級脂
肪酸エステルなどの油分、色素、香料などを配合する事
も可能である。
[実施例] 以下、本発明の実施例について説明する。但し、本実施
例においては透明性、整髪力、ゴワッキ性、ベタツキ性
、賦形性について試験したが、これらの試験法は次のと
おりである。
(ア)透明性 透明ガラス瓶(50が)に各濃度のポリ酢酸ビニル水溶
液を入れ視覚で判定する。
5点:ポリ酢酸ビニル0%(水と同じ)の透明度のもの 4点;ポリ酢酸ビニル0.044%水溶液の透明度のも
の 3点;ポリ酢酸ビニル0,1%水溶液の透明度のもの 2点;ポリ酢酸ビニル0.44%水溶液の透明度のもの 1点;ポリ酢酸ビニル4.4%水溶液の透明度のもの (イ)整髪力 長さ10o2重量2gの毛束を試料に浸漬した後、これ
を取り出し、ただちに毛東端の横幅を測定し、ところこ
れをdoとする。次いで、この毛束を60℃の熱風で1
5分間乾燥した後、毛東端の横幅を測定してこれをd 
とし、次式により整髪力を算出した。
整髪力(%) −fl  (d15do ) / d1
51×100 したがって、この数値が100に近いほど整髪力が良好
であることを示す。
(つ)ゴワッキのなさ、ベタツキのなさ、賦形性、これ
らはパネラ−20名による官能試験を行ない以下の基準
により評価した。
◎;かなり良好 80%以上のパネラ−が良好O;良好
    60〜80%のパネラ−が良好△;ふつう  
 40〜60%のパネラ−が良好×;悪い    40
%以下のパネラ−が良好−9= (実施例1) 本実施例においては、下記第1表に示す如くアニオン性
高分子化合物としてカルボキシビニルポリマー(商品名
ハイビスフコ−1o4;和光純薬(製))0.5重量%
、ノニオン性高分子化合物としてポリビニルピリドン(
商品名PVPK−30;和光純薬(製))5.0重量%
、分枝鎖ノニオン活性剤としてPOE (20)へキシ
ルデシルエーテル1.0重量%及びエタノール10重量
%、香料0.3重量%を含有した毛髪化粧料を作製した
。また、比較例1〜4についても第1表に示す配合で毛
髪化粧料を作製し、透明性、整髪力、ゴワッキの無さ、
ベタツキの無さ、及び賦形性について評価した。この結
果は第1表に併記する通りである。
= 10− しかるに、上記実施例によれば、透明性、整髪力、ゴワ
ツキ、ベタツキ及び賦形性に優れた毛髪化粧料を得るこ
とができる。即ち、比較例1〜4で示す様にカルボキシ
ルポリマーを配合すると、賦形性は良好となるか整髪力
が劣る。しかし、整髪力を改良するためポリビニルピロ
リドンを添加すると、ゴワツキ、ベタツキが劣化し、透
明性も低下する。一方、実施例1の場合、POE (2
0)へキシルデシルエーテルを添加すると、ゴワツキ、
ベタツキが改良されるばかりでなく、透明性も大幅に改
良されることか明らかである。
(実施例2〜7) 実施例2〜7及び比較例5及び6については、下記第2
表に示す配合でも毛髪化粧料を作製し、上記実施例と同
様の試験を行なった。
但し、第2表において、pHはTEAで7.0に調整し
た。また、表中の1)〜4)は次の通りである。
1)アクリル酸メタクリル酸共重合体;商品名サイピノ
ール(サイデン化学製) 2)カルボキシビニルポリマー;商品名カーボボール9
40(グツドリッチ社製) 3)ポリビニルピロリドン:商品名PVPK−90(G
AF社製) 4)PVP/VA ;商品名ルヒスーt−ルア3E(G
AF社製) 実施例2〜7で示す様にアクリル酸メタクリル酸、PV
P/VA配合系においても分枝鎖ノニオン活性剤を配合
すると、透明性、ゴワツキ、ベタツキ共良好である。し
かし、比較例5,6に示す様にポリビニルピロリドンは
0.05%以下では整髪力が劣り、8.0%以上では整
髪力は良好だが透明性が劣り、ゴワツキ、ベタツキも改
良されない事が分る。
[発明の効果] 以」−詳述した如く本発明によれば、透明性、整髪力、
ゴワツキ性、ベタツキ性及び賦形性について優れた仕上
りの良い毛髪化粧料を提供できる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アニオン性高分子化合物とノニオン性高分子化合
    物と分枝鎖ノニオン活性剤を含有することを特徴とする
    毛髪化粧料。
  2. (2)前記アニオン性高分子化合物がアクリル酸、メタ
    クリル酸、アクリル酸アミド又はメタクリル酸アミドの
    重合体若しくは共重合体若しくはこれらの化合物が架橋
    して得られる高分子化合物であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の毛髪化粧料。
  3. (3)前記ノニオン性高分子化合物がビニルアルコール
    、ビニルピロリドン、ビニルアセテート、ビニルメチル
    エーテルの重合体もしくは共重合体であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の毛髪化粧料。
  4. (4)前記分枝鎖ノニオン活性剤がポリオキシエチレン
    ヘキシルデシルエーテル、ポリオキシエチレンイソステ
    アリルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルドデシル
    エーテル、ポリオキシエチレンイソステアリン酸エステ
    ルであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    毛髪化粧料。
  5. (5)前記ノニオン性高分子化合物の配合量が、0.1
    〜7.0重量%であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の毛髪化粧料。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01151509A (ja) * 1987-12-09 1989-06-14 Kao Corp 毛髪化粧料
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US5759527A (en) * 1996-10-02 1998-06-02 Colgate-Palmolive Company Hair conditioning composition

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