JP2005306868A - イタコン酸モノエステル/アクリレートコポリマーとポリスチレンスルホネートとを含有した毛髪処理剤 - Google Patents

イタコン酸モノエステル/アクリレートコポリマーとポリスチレンスルホネートとを含有した毛髪処理剤 Download PDF

Info

Publication number
JP2005306868A
JP2005306868A JP2005095032A JP2005095032A JP2005306868A JP 2005306868 A JP2005306868 A JP 2005306868A JP 2005095032 A JP2005095032 A JP 2005095032A JP 2005095032 A JP2005095032 A JP 2005095032A JP 2005306868 A JP2005306868 A JP 2005306868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copolymer
hair
pigment
agent
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005095032A
Other languages
English (en)
Inventor
Andrea Walter
ヴァルテル アンドレア
Susanne Birkel
ズーザンネ ビルケル
Manuela Hannich
マニュエラ ハーンニッヒ
Axel Kalbfleisch
アクセル カルブフライシュ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Procter and Gamble Deutschland GmbH
Original Assignee
Wella GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=34933903&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2005306868(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Wella GmbH filed Critical Wella GmbH
Publication of JP2005306868A publication Critical patent/JP2005306868A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/81Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • A61K8/8164Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a carboxyl radical, and containing at least one other carboxyl radical in the molecule, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides or nitriles thereof; Compositions of derivatives of such polymers, e.g. poly (methyl vinyl ether-co-maleic anhydride)
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/81Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • A61K8/8105Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
    • A61K8/8117Homopolymers or copolymers of aromatic olefines, e.g. polystyrene; Compositions of derivatives of such polymers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/06Preparations for styling the hair, e.g. by temporary shaping or colouring
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/06Preparations for styling the hair, e.g. by temporary shaping or colouring
    • A61Q5/065Preparations for temporary colouring the hair, e.g. direct dyes

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

【課題】 短い頭髪に良好な定性と長時間持続的な構造を生じさせ、非常に美しい光沢を与え、手でうまく分配可能であり、充分に長く持続する良好な接着状態を有し、ゲルが硬くなる前に所望のヘアスタイルを形作ることが可能な毛髪処理剤を提供する。
【解決手段】 イタコン酸モノエステル/アクリレートコポリマーと、50,000〜200,000の範囲内の分子量を有したポリスチレンスルホネートを組み合わせて含有する毛髪処理剤が開示されている。このイタコン酸モノエステルは、一般式CH=C(COOR)CHCOOR〔但し、置換基R及びRのいずれか一方は水素であり、もう一方は基‐(CHCHO)‐R基であり、xは1〜100の間の数を表し、Rは8〜30個の炭素原子を有するアルキル基を表す〕を有する。
【選択図】 なし

Description

本発明の対象は、少なくとも1種のイタコン酸モノエステル/アクリレートコポリマー(Itaconsaeuremonoester/Acrylat Copolymer)と、選択された分子量のポリスチレンスルホネートの少なくとも1種とを含有した毛髪処理剤である。
ヘアゲルは、ヒトの毛髪をセットし固定するために使用される。通常のヘアゲルは、一般的にゲル形成性で毛髪セット能を有するポリマー類の配合物を含有している。このような目的のために一般に使用されている化粧用の毛髪セット性ポリマーは、水性溶媒、アルコール性溶媒、または水‐アルコール性溶媒中で優れたセット性能を示し、使用した際に毛髪の形を維持して固定する。ゲルの形態である毛髪処理剤としては、例えば以下の特許文献1に記載されているものがある。
EP−1 287 810
上記の特許文献1には、少なくとも1種のイタコン酸モノエステル/アクリレートコポリマーと、少なくとも1種の毛髪セット性及び皮膜形成性を有した非イオン性、アニオン性、両性又は双性イオン性のポリマーとを組み合わせて含有するゲル形態の毛髪処理剤が開示されている。しかし、この公知のゲルは、あらゆる点に関して完全に満足させることができず、特に毛髪に作用させる間の接着状態(Klebephase)、細い毛髪上での負荷及びボリューム作用に関する使用特性、並びに手での接着感覚及び分配し易さの点で満足していない。この際、いわゆる接着状態が特別な役割を果たす。毛髪における作用時間の間及び作用時間の後、溶剤が蒸発し、この際、最初に粘着性が著しく増大し、その後、非常に硬くなる。理想的なゲルは、適切な最適化された作用時間を達成できるものであり、この際、髪型は充分に長い間、柔軟であり、しかもゲルが乾燥するまで形態を維持し、強固な固定へと移行する。更に、理想的なゲルは、指や手にできるだけ少量しか付着しないにもかかわらず、同時に毛髪への良好な付着性を示す。それゆえ、良好な保持性を低下させることなく、例えば細い毛髪への負荷が小さく、細くて重く力のかかる毛髪に良好なボリューム形成を生じさせ、最適化された接着状態と適切な作用時間を有しているか、あるいは、毛髪上に良好に付着した際に指と手にできるだけ小さい接着感覚を残すというような、一又はそれ以上の更なる利点を有したヘアスタイリングゲルが望ましい。
本発明は、上述の従来のヘアゲルにおける欠点を改良し、上記の利点を有したヘアスタイリングゲルを提供することを課題とする。
今ここに、
(A)一般式CH=C(COOR)CHCOOR〔但し、置換基R及びRのいずれか一方は水素であり、もう一方は基‐(CHCHO)‐R基であり、xは1〜100の間の数を表し、Rは8〜30個の炭素原子を有するアルキル基を表す〕のイタコン酸モノエステルから選ばれた第一のモノマー種と、アクリレートモノマーから選ばれた第二のモノマー種とからなるコポリマーの少なくとも1種と、
(B)50,000〜200,000の範囲内の分子量を有したポリスチレンスルホネートの少なくとも1種
を組み合わせて含有する毛髪処理剤によって、改良されたヘアスタイリングゲルが提供できることが見い出された。
この毛髪処理剤は、水溶性主剤から成るゲル状形態であることが好ましく、25℃において少なくとも1000mPa sの粘度を有することが好ましい。
上記コポリマー(A)は、0.1〜30重量%の量にて添加されていることが好ましく、0.5〜15重量%又は1〜10重量%の量が特に好ましい。上記ポリスチレンスルホネートは、0.1〜20重量%の量にて添加されていることが好ましく、0.5〜10重量%又は1〜7重量%の量が特に好ましい。本発明の毛髪処理剤は、カチオン性ポリマーを実質的に含有しないことが望ましく、即ち、カチオン性ポリマーを全く含まないか、0.5重量%未満、好ましくは0.1重量%未満の量にて含有する。
本発明のヘアゲルは、特に、短い頭髪に良好な定性と長時間持続的な構造を生じさせ、非常に美しい光沢を与える。このゲルは、手でうまく分配可能であり、充分に長く持続する良好な接着状態を有しており、ゲルが硬くなる前に所望のヘアスタイルを形作ることができる。
コポリマー(A)
コポリマー(A)は、一般式:CH=C(COOR)CHCOOR〔但し、置換基R及びRのいずれか一方は水素であり、もう一方は基‐(CHCHO)‐R基である〕のイタコン酸モノエステルから構成されたものである。Xは1〜100の間の数を表し、好ましくは10〜40の間の数であり、特に20が好ましい。Rは8〜30個、好ましくは12〜20個の炭素原子を有するアルキル基であり、例えばセチル基またはステアリル基であり、この際、セチル基が特に好ましい。
コポリマー(A)のアクリレートモノマーは、アクリル酸、メタクリル酸およびこれらの単純エステル、特にアルキル基中に1〜10個の炭素原子、より好ましくは1〜4個の炭素原子を有するアクリル酸アルキルエステルおよびメタクリル酸アルキルエステルから選ばれるものが好ましい。好適なコポリマーは、例えば、アクリル酸/イタコン酸ポリエトキシアルキルエステルコポリマーまたはメタクリル酸/イタコン酸ポリエトキシアルキルエステルコポリマー(INCI名:アクリレート/ステアレス‐20 イタコネートコポリマー(Acrylates/Steareth-20 Itaconate Copolymer )、およびアクリレート/セテス‐20 イタコネートコポリマー(Acrylates/Ceteth-20 Itaconate Copolymer ))であり、これらは米国のナショナルスターチ社より、Structure(登録商標)2001およびStructure(登録商標)3001の名称で市販されている。添加されるポリマー中の酸性基は、有機または無機の塩基類により50〜100%中和されることが好ましい。適した中和剤は第一級アミンまたは第二級アミンであり、特に1〜10個の炭素原子と1〜3個の水酸基を有するアミノアルカノール(例えば、アミノメチルプロパノール(AMP)、トリエタノールアミン、テトラヒドロキシプロピルエチレンジアミンまたはモノエタノールアミンなど)が好ましいが、アンモニア、NaOH、KOHなどでもよい。
特に好ましい実施態様においては、本発明の薬剤中に、式CH=C(COOH)CHCOO‐(CHCHO)‐Rのイタコン酸モノエステルと、アクリレートモノマーからそれぞれ成る第一のコポリマーの少なくとも1種と第二のコポリマーの少なくとも1種とが含有され、この際、xは10〜40の間の数を表し、第一のコポリマーのRはセチル基であり、第二のコポリマーのRはステアリル基である。第一のコポリマー(セチル誘導体)の、第二のコポリマー(ステアリル誘導体)に対する重量比率は、1:1またはそれより大きいことが好ましく、特に2:1〜10:1であり、3:1〜5:1が特に好ましい。2種のイタコネートコポリマーの組み合わせを含む組成は、特に好ましい粘性とレオロジー特性の特別な長期安定性の点で優れている。
ポリスチレンスルホネート(B)
このポリスチレンスルホネートは、スチレンの重合、得られたポリスチレンのスルホン化、及びこのようにして得られたポリ(スチレンスルホン酸)から適当な塩基、例えば水酸化ナトリウムを用いての塩形成によって製造可能である。典型的な一般式は、‐[CH(C6H4‐SO )‐CH‐であり、この際、nは0よりも大きな自然数であり、これは重合度を示し、当該ポリマーの分子量が50,000〜200,000、好ましくは80,000〜180,000の範囲内となるように選択される。Aは適当なカチオンであり、特に金属カチオン、好ましくはアルカリ又はアルカリ土類カチオン、例えばナトリウムである。適した市販品は、例えばフレキサン(登録商標)130又はフレキサン(登録商標)IIであり、これらは、約130,000の分子量を有し、約112℃のガラス転移点と、50〜250cps(30%水溶液、RTVブルックフィールド粘度計、20U/min、スピンドルNo.2,25℃)の範囲内の粘度を有している。
特別な実施態様においては、本発明の薬剤は、上記ポリマー(A)及び(B)とは異なる更に別の毛髪セット性ポリマーの少なくとも1種を追加して含有する。このような追加の毛髪セット性ポリマーは、非イオン性、アニオン性、両性イオンまたは両性であってよいが、非イオン性またはアニオン性であることが好ましい。合成ポリマーでも天然ポリマーでもどちらでも構わない。天然ポリマーとは、化学的修飾を施した天然起源のポリマーをもいう。特に好ましいのは、本発明の薬剤中に完全に溶解した状態となるための、水、アルコールまたは水/アルコール混合物の中への充分な溶解性を有するポリマーである。毛髪セット性ポリマーとは、0.01〜5%の水溶液、アルコール溶液または水‐アルコール溶液又は分散液中の状態で使用されて、毛髪上で毛髪セット作用を発揮するような本発明のポリマーである。毛髪セット性ポリマーは特に、国際化粧成分辞典及びハンドブック中の「毛髪固定剤(Hair Fixatives)」の機能において挙げられているポリマーである。
好適な合成の非イオン性の毛髪セット性ポリマーは、以下のモノマーのいずれか1つから少なくとも構成されているホモポリマーまたはコポリマーである。ビニルピロリドン、ビニルカプロラクタム、ビニルアセテートなどのビニルエステル、ビニルアルコール、アクリルアミド、メタクリルアミド、アルキルアクリルアミド、ジアルキルアクリルアミド、アルキルメタクリルアミド、ジアルキルメタクリルアミド、ジアルキルアミノアルキルメタクリルアミド、ジアルキルアミノアルキルアクリルアミド、アルキルアクリレート、アルキルメタクリレート、プロピレングリコールまたはエチレングリコールであり、但しモノマーのアルキル基はC1〜C7のアルキル基であり、特に好ましいのはC1〜C3のアルキル基である。例えば、ビニルカプロラクタムのホモポリマー、ビニルピロリドンのホモポリマーまたはN‐ビニルホルムアミドのホモポリマーが好ましい。さらに好ましい毛髪セット性ポリマーは、例えば、ビニルピロリドンとビニルアセテートからなるコポリマー、ビニルピロリドン、ビニルアセテートおよびビニルプロピオネートからなるターポリマー、ビニルピロリドン、ビニルカプロラクタムおよびジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレートからなるターポリマー、ビニルピロリドン、ビニルカプロラクタムおよびジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミドからなるターポリマー、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール、ならびに毛髪セット用ポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコールコポリマーである。特に好ましい非イオン性ポリマーは、ポリビニルピロリドンおよびポリビニルピロリドン/ビニルアセテートのコポリマーである。
好適なアニオン性の毛髪セット性ポリマーは、酸性基を含有したモノマー単位を有する天然もしくは合成のホモポリマーまたはコポリマーであってもよく、場合によっては酸性基を含有しないコモノマーと共重合していてもよい。この酸性基は、‐COOH、‐SOH、‐OSOH、‐OPOH、および‐OPOから選ばれたものが好ましく、中でもカルボン酸基が特に好ましい。酸性基は未中和でもよいし、部分的もしくは完全に中和されていてもよい。これらがアニオン性の状態もしくは中和された状態で50〜100%存在することが好ましい。中和剤としては、上述した中和剤を使用することができる。好適なモノマーは、酸性基を少なくとも1個有する不飽和でラジカル重合可能な化合物であり、特にカルボキシビニルモノマーが好ましい。酸性基を含有する好適なモノマーは、例えばアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸もしくは無水マレイン酸、またはこれらのモノエステル、アルデヒドカルボン酸またはケトカルボン酸である。
酸性基で置換されていないコモノマーは、例えばアクリルアミド、メタクリルアミド、アルキルアクリルアミド、ジアルキルアクリルアミド、アルキルメタクリルアミド、ジアルキルメタクリルアミド、アルキルアクリレート、アルキルメタクリレート、ビニルカプロラクタン、ビニルピロリドン、ビニルエステル、ビニルアルコール、プロピレングリコールもしくはエチレングリコール、アミン置換されたビニルモノマー(例えばジアルキルアミノアルキルアクリレート、ジアルキルアミノアルキルメタクリレート、モノアルキルアミノアルキルアクリレートおよびモノアルキルアミノアルキルメタクリレートなど)であり、但しこのモノマーのアルキル基はC1‐〜C7‐のアルキル基が好ましく、特にC1‐〜C3‐アルキル基が好ましい。
好適なアニオン性ポリマーは、特に、アクリル酸またはメタクリル酸と、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、アクリルアミド、メタクリルアミドおよびビニルピロリドンから選ばれるモノマーとのコポリマー、クロトン酸のホモポリマー、並びにクロトン酸と、ビニルエステル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、アクリルアミドおよびメタクリルアミドから選ばれるモノマーとのコポリマーである。好適な天然のポリマーは、例えばシェラックである。
好適なアニオン性ポリマーは、架橋した又は架橋していないビニルアセテート/クロトン酸のコポリマーである。ビニルメチルエーテルと無水マレイン酸との間が部分架橋したコポリマーも同様に好ましい。別の好適なアニオン性ポリマーは、例えばアクリル酸、アルキルアクリレートおよびN‐アルキルアクリルアミドからなるターポリマー、特にアクリル酸/エチルアクリレート/N‐t‐ブチルアクリルアミドのターポリマーであり、またはビニルアセテート、クロトネートおよびビニルアルカノエートからなるターポリマー、特にビニルアセテート/クロトネート/ビニルネオデカノエートのコポリマーが好ましい。
好適なフィルム形成性の両性ポリマーは、酸性基またはアニオン性基の他にさらなる官能基として塩基性基またはカチオン性基(特に、第一級、第二級、第三級または第四級のアミン基)を有するポリマーである。これに関する具体例としては、アルキルアクリルアミド(特にオクチルアクリルアミド)、アルキルアミノアルキルメタクリレート(特にt‐ブチルアミノエチルメタクリレート)、およびアクリル酸、メタクリル酸またはこれらのエステルから選ばれる2以上のモノマーから構成されたコポリマー(但し、炭素原子が1〜4個のアルキル基を有し、前記モノマーの少なくとも1個は酸性基を有する)が挙げられ、さらに、例えば米国のナショナルスターチ社からAmphomer(登録商標)またはAmphomer(登録商標)LV−71という商品名で入手可能なものなどが挙げられる。
さらに、好適な毛髪セット性ポリマーの具体例としては、アクリル酸、メタクリル酸およびメタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリドからなるコポリマー(INCI名:ポリクアテルニウム(Polyquaternium)−47)、アクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリドとアクリレートから成るコポリマー、またはアクリルアミド、アクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド、2‐アミドプロピルアクリルアミドスルホネートおよびジメチルアミノプロピルアミンからなるコポリマー(INCI名:ポリクアテルニウム(Polyquaternium)−43)が挙げられる。ベタイン基を有するモノマーも好ましく、例えばメタクリロイルエチルベタインと、アクリル酸またはこれの単純エステルの2以上のモノマーからなるコポリマーなどが挙げられ、これはメタクリロイルエチルベタイン/アクリレートコポリマーというINCI名で知られている。
本発明の薬剤は、水性溶媒、アルコール性溶媒、又は水性‐アルコール性溶媒(好ましくは少なくとも10重量%の水と好ましくは最大40重量%のアルコール)中で調製されることが好ましい。アルコールとして、特に1〜4個の炭素原子を有する化粧品用に一般的に用いられる低分子のモノアルコール(例えばエタノールやイソプロパノールなど)を含有することができる。本発明の薬剤は、6〜9のpH値を有していることが好ましい。特に好ましいのは、7以上のpH値であり、7.3以上が特に好ましい。
好ましい実施態様においては、このゲルは、より一層の光沢性改良のために、好ましくは2〜5個の炭素原子と2〜5個のヒドロキシ基を有するような多価アルコールを0.1〜15重量%の量、好ましくは1〜10重量%の量にて含有することが望ましい。特にグリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール及びペンタンジオールが好ましく、1,2‐プロピレングリコール及び1,2‐ペンタンジオールが特に好ましい。
本発明の毛髪処理剤は、ゲルの形態であることが好ましい。このゲルの粘度は、HAAKE VT−550レオメーター、測定体SV−DINを用いた動的粘性測定(温度25℃、剪断速度50s−1)において、1000〜100,000mPa sとなるのが好ましく、2000〜50,000mPa sが特に好ましいが、2,500〜15,000mPa sがとりわけ好ましい。
本発明の薬剤は、その上さらに毛髪処理剤用の一般的な添加成分、例えば非イオン性、アニオン性、カチオン性または両親媒性の界面活性物質の属からの湿潤剤又は乳化剤(例えば脂肪アルコールスルフェート、アルキルベンゼンスルホネート、アルキルトリメチルアンモニウム塩、アルキルベタイン、エトキシル化された脂肪アルコール、エトキシル化された脂肪酸グリセリド)を0.1〜15重量%の量にて、保湿剤、香料油を0.1〜1重量%の量にて、乳濁剤(例えばエチレングリコールジステアレート)を約0.2〜5.0重量%の量にて、パール光沢剤(例えば脂肪酸モノアルキロールアミドとエチレングリコールジステアレートとの混合物)を約1.0〜10重量%の量にて、殺菌性物質および殺真菌性物質(例えば2,4,4‐トリクロロ‐2‐ヒドロキシジフェニルエーテル又はメチルクロロイソチアゾリノン等)を0.01〜1.0重量%の量にて、増粘剤(例えばヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド等)を約0.2〜3.0重量%の量にて、緩衝物質(例えばクエン酸ナトリウム又はリン酸ナトリウム等)を0.1〜1.0重量%の量にて、着色剤(例えばフルオレシインナトリウム塩等)を約0.1〜1.0重量%の量にて、保護物質(例えば植物抽出物および薬草抽出物、たんぱく質加水分解物およびシルク加水分解物、ラノリン誘導体等)を0.1〜5重量%の量にて、生理学的に温和なシリコーン誘導体(例えば揮発性もしくは非揮発性シリコーン油、あるいは高分子シリコーンポリマー等)を0.05〜20重量%の量にて、光防御剤、抗酸化剤、ラジカル捕捉剤、フケ防止剤を約0.01〜4重量%の量にて、脂肪アルコール、光沢付与剤、ビタミン類、柔軟化剤、くし通り向上化剤、油分補充剤、および起泡剤を含有することができる。
本発明の薬剤は、澄んで透明または少なくとも光透過性を有するゲルの形態に仕上げられることが好ましく、この際、ゲルは無色であっても着色されていても良い。
本発明の薬剤は、その特別なレオロジー特性において特徴的であり、この特徴は魅力的でとりわけ印象的な感触としても現れる。この薬剤は毛髪への分配性に優れている。この薬剤は、毛髪に負荷をかけないで作用するので、特に細い髪質の毛髪にも適している。この薬剤は、髪がべとついてくっついたり重たくなることがなく、髪形を良好に維持する。細い髪が豊かになりボリュームアップすることとなる。この薬剤は、毛髪セットゲルとして、優れた毛髪セット特性を示し、特に強い光沢を示す。
特別な実施態様においては、本発明の薬剤は、毛髪セットと一時毛髪染色を同時に行うのに好適であり、一時毛髪染色用の顔料の少なくとも1種を更に含有する。一時的な毛髪染色とは、人間の頭髪の色を変更することを意味し、これは、次回の洗髪までの間は色を保ち、市販のシャンプーを用いた洗髪によって色落ちして元に戻ることが可能である。上記の顔料は、0.01〜25重量%の量にて含まれることが好ましく、5〜15重量%の量にて含まれることが特に好ましい。この色素は、ナノ顔料であってもマイクロ顔料であっても構わない。好ましい粒子サイズは1〜200μmであり、特に3〜150μmが好ましく、とりわけ10〜100μmが好ましい。
上記の顔料は、使用溶媒中で実質的に不溶性の着色剤であり、無機性でも有機性でもよい。さらに、無機性‐有機性の混合顔料でもよい。好ましいのは無機顔料である。無機顔料は、光安定性、濡れ安定性および温度安定性の点で優れるという長所を有している。この無機顔料は、例えばチョーク、オーカー、アンバー、セラドン石、焼成されたシエナ土またはグラファイトから製造された天然物由来のものであってもよい。顔料については、例えば二酸化チタンまたは酸化亜鉛等の白色顔料でもよいし、例えば酸化鉄黒等の黒色顔料でもよいし、例えばウルトラマリンまたは酸化鉄赤等のカラー顔料でもよいし、光沢顔料、金属エフェクト‐顔料、真珠光沢顔料でもよいし、ならびに蛍光顔料または燐光顔料でもよいが、但し少なくとも顔料の一つが、白でないカラー顔料であることが望ましい。好適なものは、金属酸化物、金属水酸化物及び金属オキシドハイドレート、混合相顔料、硫黄含有珪酸塩、金属硫化物、錯体金属シアン化物、金属硫酸塩、金属クロム酸塩、および金属モリブデン酸塩、ならびに金属単体(銅顔料)である。とりわけ、二酸化チタン(CI 77891)、黒色酸化鉄(CI 77499)、黄色酸化鉄(CI 77492)、赤色および茶色酸化鉄(CI 77491)、マンガンバイオレット(CI 77742)、ウルトラマリン(硫珪酸アルミニウムナトリウム、CI 77007,ピグメントブルー29)、酸化クロム水和物(CI 77289)、藍鉄鉱(フェロシアン化第二鉄,CI 77510)、カルミン(コチニール)が好適である。
特に好適なのものは、二酸化チタンまたはオキシ塩化ビスマスなどの金属酸化物または金属オキシ塩化物の一種ならびに場合によっては他の着色物質(例えば酸化鉄、藍鉄鉱、ウルトラマリン、カルミンなど)によって被覆されたマイカもしくは雲母ベースの顔料であり、その色が被膜厚の変動により規定できるものである。このような顔料は、例えばローナ(Rona)(登録商標)、コロロナ(Colorona)(登録商標)、ジクロナ(Dichrona)(登録商標)およびチミロン(Timiron)(登録商標)等の商品名でドイツのメルク社から市販されている。
有機顔料には、例えば天然顔料セピア、藤黄、骨炭、カッセル褐、インディゴ、クロロフィル、およびその他の植物顔料がある。合成有機顔料には、例えばアゾ顔料、アントラキノイド、インジゴイド、ジオキサジン顔料、キナクリドン顔料、フタロシアニン顔料、イソインドリノン顔料、ペリレン顔料およびペリノン顔料、金属錯塩顔料、アルカリブルー顔料およびジケトピロロピロール顔料などが挙げられる。
好ましい実施形態は、
(A)10〜40のエトキシル化度を有したエトキシル化イタコン酸モノセチルエステルから選ばれた第一のモノマー種と、アクリレートモノマーから選ばれた第二のモノマー種とからなるコポリマー0.5〜15重量%と、
(B)80,000〜180,000の分子量を有したポリスチレンスルホネート0.5〜7重量%
とを含有し、この際、当該薬剤が水性ゲルの形態であり、しかも、6〜9のpH値を有する毛髪処理剤である。
以下の実施例は、本発明の対象を更に詳しく説明するためのものである。実施例中に記載されたポリマー含有量は特に記載されていない限り、いずれも固形物含有量を示す。
実施例1:ヘアゲル
Figure 2005306868
このpH値を、アミノメチルプロパノールを用いて6〜8の範囲内の値に調整する。
稠性:ゲル、容易に擦り込み可能、うまく洗い落とし可能
実施例2:ヘアゲル
Figure 2005306868
このpH値を、アミノメチルプロパノールを用いて6〜8の範囲内の値に調整する。
稠性:ゲル、容易に擦り込み可能、うまく洗い落とし可能
実施例3:ヘアゲル
Figure 2005306868
このpH値を、アミノメチルプロパノールを用いて6〜8の範囲内の値に調整する。
稠性:ゲル、容易に擦り込み可能、うまく洗い落とし可能
実施例4:ヘアゲル
Figure 2005306868
このpH値を、アミノメチルプロパノールを用いて6〜8の範囲内の値に調整する。
稠性:ゲル、容易に擦り込み可能、うまく洗い落とし可能
実施例5:ヘアゲル
Figure 2005306868
このpH値を、アミノメチルプロパノールを用いて6〜8の範囲内の値に調整する。
稠性:ゲル、容易に擦り込み可能、うまく洗い落とし可能
比較実験
Figure 2005306868
このpH値を、アミノメチルプロパノールを用いて6〜8の範囲内の値に調整する。
上記の本発明のゲルAと、本発明品でないゲルB,C及びDを、稠性(Konsistenz)、接着状態、手触り及び分配性の点に関して6人の被験者によって質的に評価した。評価段階は1(非常に良い)〜5(非常に悪い)を基礎とした。ここに記載されている数値は、四捨五入された平均値である。
Figure 2005306868
上記の本発明のゲルAは、明らかに好ましい接着状態を示し、良好な唯一のゲルとして評価された。分配性に関しても、明らかに利点を示し、1番良い評価となった。
実施例6:スタイリングゲル
8g ストラクチャー(登録商標)3001(アクリレート/セテス‐20
イタコネートコポリマー、水中に30%品)
5g フレキサンII(ポリスチレンスルホネートナトリウム、
分子量約130,000)
2g ストラクチャー(登録商標)2001(アクリレート/ステアレス‐20
イタコネートコポリマー、水中に30%品)
1.75g アミノメチルプロパノール(95%品)
0.25g カルボマー
添加して100gとなる水
2種類のイタコネートコポリマーの配合物を含んだ上記のゲルは、稠性の長時間安定性とレオロジー特性が特に優れている。

Claims (14)

  1. (A)一般式CH=C(COOR)CHCOOR〔但し、置換基R及びRのいずれか一方は水素であり、もう一方は基‐(CHCHO)‐R基であり、xは1〜100の間の数を表し、Rは8〜30個の炭素原子を有するアルキル基を表す〕のイタコン酸モノエステルから選ばれた第一のモノマー種と、アクリレートモノマーから選ばれた第二のモノマー種とからなるコポリマーの少なくとも1種と、
    (B)50,000〜200,000の範囲内の分子量を有したポリスチレンスルホネートの少なくとも1種
    を組み合わせて含有することを特徴とする毛髪処理剤。
  2. 前記コポリマー(A)が0.1〜30重量%の量にて存在することを特徴とする請求項1に記載の薬剤。
  3. 前記ポリマー(B)が0.1〜20重量%の量にて存在することを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の薬剤。
  4. 前記Rが、12〜20個の炭素原子を有するアルキル基を表し、前記xが10〜40の数であることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の薬剤。
  5. 前記コポリマー(A)の前記第二のモノマー種が、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸アルキルエステル(但し前記アルキル基は1〜10の炭素原子を有する)から選ばれることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の薬剤。
  6. 前記ポリマー(B)の分子量が80,000〜180,000の範囲内であることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の薬剤。
  7. 前記薬剤がカチオン性ポリマーを実質的に含まないことを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の薬剤。
  8. 前記薬剤が、1〜4個の炭素原子を有する一価アルコール及び2〜5個の炭素原子を有する多価アルコールから選ばれるアルコールの少なくとも一種をさらに含有することを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の薬剤。
  9. 前記薬剤が、毛髪セット性のある非イオン性、アニオン性、双性イオン性又は両性のポリマーの少なくとも一種をさらに含有することを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の薬剤。
  10. 前記の毛髪セット性のあるポリマーが、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン/ビニルアセテートコポリマー、ビニルアセテート/クロトン酸コポリマー、ビニルアセテートとクロトネートとビニルアルカノエートからなるターポリマー、ビニルメチルエーテルと無水マレイン酸との間が部分的にエステル化したコポリマー、アクリル酸又はメタクリル酸とアルキルアクリレート及び/又はN‐アルキルアクリルアミドからなるコポリマー、アルキルアクリルアミドとアルキルアミノアルキルメタクリレートと、アクリル酸、メタクリル酸又はそのC1‐〜C4‐アルキルエステルから選ばれた二以上のモノマー(但し、該モノマーの少なくとも一種は酸性基を有する)からなるコポリマーから選ばれることを特徴とする請求項9に記載の薬剤。
  11. 前記薬剤が、
    (A)10〜40のエトキシル化度を有したエトキシル化イタコン酸モノセチルエステルから選ばれた第一のモノマー種と、アクリレートモノマーから選ばれた第二のモノマー種とからなるコポリマー0.5〜15重量%と、
    (B)80,000〜180,000の分子量を有したポリスチレンスルホネート0.5〜7重量%
    とを含有し、この際、当該薬剤が水性ゲルの形態であり、しかも、6〜9のpH値を有することを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の薬剤。
  12. 毛髪のセットと一時的着色を同時に行なうための毛髪染色剤であって、前記薬剤が、前記請求項1〜11のいずれか1項に記載の組成物を含み、しかも、毛髪染色性顔料の少なくとも1種をさらに含有することを特徴とする毛髪染色剤。
  13. 前記顔料が、0.01〜25重量%含有されており、しかも、金属酸化物、ウルトラマリン、光沢顔料、金属エフェクト‐顔料、真珠光沢顔料、蛍光顔料、燐光顔料、金属ヒドロオキシド、金属オキシドハイドレート、混合相顔料、硫黄含有珪酸塩、金属硫化物、錯体金属シアン化物、金属硫酸塩、金属クロム酸塩、金属モリブデン酸塩、銅顔料、カルミン、金属酸化物または金属オキシ塩化物の一種および場合によっては酸化鉄、藍鉄鉱、ウルトラマリン、カルミンなど他の着色物質で被覆されたマイカもしくは雲母ベースの顔料でしかも/またはその色が被膜厚の変動により規定されるもの、から選ばれたものであることを特徴とする請求項12に記載の毛髪染色ゲル。
  14. 前記薬剤が、前記式CH=C(COOH)CHCOO‐(CHCHO)‐R〔但し、xは10〜40の間の数を表し、前記第一のコポリマーのRはセチル基であり、前記第二のコポリマーのRはステアリル基である〕のイタコン酸モノエステルと、アクリレートモノマーからそれぞれ成る第一のコポリマーの少なくとも1種と第二のコポリマーの少なくとも1種とを含有することを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の薬剤。
JP2005095032A 2004-04-17 2005-03-29 イタコン酸モノエステル/アクリレートコポリマーとポリスチレンスルホネートとを含有した毛髪処理剤 Pending JP2005306868A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102004018723A DE102004018723A1 (de) 2004-04-17 2004-04-17 Itaconsäuremonoester/Acrylat Copolymer und Polystyrolsulfonat enthaltende Haarbehandlungsmittel

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005306868A true JP2005306868A (ja) 2005-11-04

Family

ID=34933903

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005095032A Pending JP2005306868A (ja) 2004-04-17 2005-03-29 イタコン酸モノエステル/アクリレートコポリマーとポリスチレンスルホネートとを含有した毛髪処理剤

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20050232886A1 (ja)
EP (1) EP1588689B1 (ja)
JP (1) JP2005306868A (ja)
AT (1) ATE339991T1 (ja)
DE (2) DE102004018723A1 (ja)
ES (1) ES2273293T3 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009007345A (ja) * 2007-05-30 2009-01-15 L'oreal Sa 金属酸化物層状顔料及び官能化された金属酸化物層状顔料を含有する整髪用組成物、並びに使用方法
JP2013505895A (ja) * 2009-07-28 2013-02-21 ヘンケル・アクチェンゲゼルシャフト・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン 化粧剤
JP2014526476A (ja) * 2011-09-12 2014-10-06 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 毛髪の染色方法
JP2017518327A (ja) * 2014-06-17 2017-07-06 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 疎水性部分及び親水性部分を有する増粘ポリマーを含む化粧品組成物

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8252271B2 (en) * 2006-03-03 2012-08-28 L'oreal S.A. Hair styling compositions containing a silicone elastomer and a non-aqueous polar solvent
GB0614314D0 (en) * 2006-07-19 2006-08-30 Croda Int Plc Co-polymers in hair styling applications
US20080299059A1 (en) * 2007-05-30 2008-12-04 L'oreal Usa Products, Inc. Cosmetic compositions containing functionalized metal-oxide layered pigments and methods of use
DE102010039380A1 (de) * 2010-08-17 2012-02-23 Henkel Ag & Co. Kgaa Mattierungsadditiv für Blondierungen
DE102010063247A1 (de) * 2010-12-16 2012-06-21 Henkel Ag & Co. Kgaa Temporäre Umformung keratinhaltiger Fasern durch Verwendung mindestens eines speziellen Cycloalkan-Derivats
EP2977041A1 (en) * 2014-07-23 2016-01-27 The Procter and Gamble Company A cosmetic composition comprising a thickening polymer
EP3197560B1 (en) * 2014-09-26 2019-03-06 International Flavors & Fragrances Inc. Capsule aggregates

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06287116A (ja) * 1991-06-18 1994-10-11 Helene Curtis Inc 水性毛髪スタイリング助剤組成物
JP2000511564A (ja) * 1997-03-14 2000-09-05 ロレアル 噴霧可能なゲル化組成物
GB2366727A (en) * 2000-07-01 2002-03-20 Wella Ag Antithixotropic cosmetic agents
JP2003081787A (ja) * 2001-08-31 2003-03-19 Wella Ag イタコン酸モノエステル/アクリレートコポリマーを含有するジェル形状の毛髪処理剤

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4182612A (en) * 1977-01-31 1980-01-08 The Gillette Company Method for dyeing human hair with cationic polymeric dyes
LU76955A1 (ja) * 1977-03-15 1978-10-18
US4169703A (en) * 1978-08-03 1979-10-02 Syntex (U.S.A.) Inc. Oxidative red hair dye
US4402698A (en) * 1979-12-13 1983-09-06 L'oreal Hair-dyeing process involving protection of the scalp
US4544688A (en) * 1984-05-29 1985-10-01 Union Carbide Corp. Metal-containing phenolic coating compositions
US4940578A (en) * 1987-06-18 1990-07-10 Kao Corporation Hair preparation
JPH0539211A (ja) * 1991-08-02 1993-02-19 Shiseido Co Ltd 人毛用還元剤及び人毛用化粧料
US5334225A (en) * 1992-07-15 1994-08-02 Kao Corporation Keratinous fiber dye composition containing a 2-substituted amino-5-alkylphenol derivative coupler
ES2152731T3 (es) * 1997-07-31 2001-02-01 Wella Ag Producto para aumentar la conformabilidad y el brillo del cabello.
BR9806238A (pt) * 1997-09-09 2005-07-12 Select Release L C Partìculas revestidas: processos de obtenção e uso
FR2773992B1 (fr) * 1998-01-23 2000-06-16 Eugene Perma Sa Composition pour la coloration de fibres keratiniques, depourvue d'ammoniaque
CA2300491C (en) * 1999-03-24 2009-12-15 Unilever Plc Hair styling compositions
DE19921962C2 (de) * 1999-05-12 2003-10-23 Wella Ag Mittel und Verfahren zum oxidativen Färben von Haaren
US6762158B2 (en) * 1999-07-01 2004-07-13 Johnson & Johnson Consumer Companies, Inc. Personal care compositions comprising liquid ester mixtures
US6545809B1 (en) * 1999-10-20 2003-04-08 Flex Products, Inc. Color shifting carbon-containing interference pigments
FR2805990B1 (fr) * 2000-03-07 2003-04-11 Oreal Composition capillaire epaissie comprenant un polymere fixant et un compose pulverulent
JP5214079B2 (ja) * 2000-12-27 2013-06-19 ホーユー株式会社 染毛剤組成物
DE10127087A1 (de) * 2001-06-02 2002-12-05 Beiersdorf Ag Verwendung von Natriumpolystyrolsulfonat zur Hautstraffung
US8057153B2 (en) * 2006-09-05 2011-11-15 Tokyo Electron Limited Substrate transfer device, substrate processing apparatus and substrate transfer method

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06287116A (ja) * 1991-06-18 1994-10-11 Helene Curtis Inc 水性毛髪スタイリング助剤組成物
JP2000511564A (ja) * 1997-03-14 2000-09-05 ロレアル 噴霧可能なゲル化組成物
GB2366727A (en) * 2000-07-01 2002-03-20 Wella Ag Antithixotropic cosmetic agents
JP2003081787A (ja) * 2001-08-31 2003-03-19 Wella Ag イタコン酸モノエステル/アクリレートコポリマーを含有するジェル形状の毛髪処理剤

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009007345A (ja) * 2007-05-30 2009-01-15 L'oreal Sa 金属酸化物層状顔料及び官能化された金属酸化物層状顔料を含有する整髪用組成物、並びに使用方法
JP2013505895A (ja) * 2009-07-28 2013-02-21 ヘンケル・アクチェンゲゼルシャフト・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン 化粧剤
JP2014526476A (ja) * 2011-09-12 2014-10-06 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 毛髪の染色方法
US10625101B2 (en) 2011-09-12 2020-04-21 Noxell Corporation Method for colouring hair
JP2017518327A (ja) * 2014-06-17 2017-07-06 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 疎水性部分及び親水性部分を有する増粘ポリマーを含む化粧品組成物

Also Published As

Publication number Publication date
EP1588689A1 (de) 2005-10-26
ATE339991T1 (de) 2006-10-15
US20050232886A1 (en) 2005-10-20
DE102004018723A1 (de) 2005-11-03
DE502005000106D1 (de) 2006-11-02
EP1588689B1 (de) 2006-09-20
ES2273293T3 (es) 2007-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3710090B2 (ja) イタコン酸モノエステル/アクリレートコポリマーを含有するジェル形状の毛髪処理剤
JP2005306868A (ja) イタコン酸モノエステル/アクリレートコポリマーとポリスチレンスルホネートとを含有した毛髪処理剤
EP3129104B1 (en) Eye-makeup cosmetic composition
TWI458498B (zh) 乳化型整髮劑
JP5967381B2 (ja) アクリル系ポリマー
US10166179B2 (en) Fixative polymers and hair styling compositions thereof
EP2504386A1 (en) Surfactant-polymer blends
KR102219825B1 (ko) 티올-베이스 화합물을 함유하는 모발용 화장료 조성물 및 모발의 클렌징 및 처리 방법
JP2013227310A (ja) 整髪用化粧料
JP6814959B2 (ja) 毛髪用一時着色料組成物
JP2007511551A (ja) 水ガラスを含有した粘性のある毛髪処理剤
JP6595644B2 (ja) 化粧料用顔料分散液、それを用いた水系液体化粧料
JP2018058775A (ja) ヘアマスカラ組成物
WO2019176801A1 (ja) 化粧料用顔料分散液、それを用いた水系液体化粧料
ES2273054T3 (es) Composiciones que contienen, al menos, un copolimero (a) y, al menos, un copolimero (b) y su empleo en preparaciones cosmeticas.
US20230193160A1 (en) A suspending polymer composition, and method of use thereof
JP6525334B2 (ja) 毛髪化粧料用基剤及び毛髪化粧料
JP7085213B2 (ja) まつ毛用化粧料
JP6909176B2 (ja) 毛髪化粧料
JP2001039834A (ja) 毛髪化粧料用基剤及びそれを用いた毛髪化粧料
KR20220015644A (ko) 눈화장용 화장료 조성물
JPH10279442A (ja) 毛髪化粧料
US9775795B2 (en) Copolymers in cosmetic compositions
JP6605343B2 (ja) 乳化化粧料
JPH10279443A (ja) 毛髪化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080108

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080108

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091102

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100714

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110119