JPS63153153A - シヤトル駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （概要） プリンタのシャトルの駆動手段を制御する制御手段にシ
ャトルか高速で移動しているときは反転区間の手前から
シャトルを減速させてＬ記反転区間内におけるシャトル
の反転時間を常に一定に保つようする反転位置決定手段
と、この反転位置決定手段の決定に基づいて駆動手段を
反転制御する反転制御手段とを設けてプリンタの印字速
度の向上を図った。

（産業上の利用分野） 本発明はプリンタにおけるシャトルの駆動装置に係り、
特に印字ヘットを位置したシャトルを印字区間内で往復
動させる駆動手段と、この駆動装置を制御して印字部分
てはシャトルを等床運動をさせ、両端部の反転区間にお
いてシャトルを反転作動させる一方、印字を実行するに
際して印字する字種によって通常の駆動速度より速い速
度でシャトルを駆動させる制御手段とからなるシャトル
の駆動装置に関する。

プリンタの一種としてワイヤトウトラインプリンタかあ
る。これは複数のワイヤドツト印字ヘッドを適宜間隔を
開けてシャトルに取り付け、シャトルを印字ヘットの間
隔分たけ移動させるようにして一行分の漢字、その他の
文字を一度に印字するようにしたものである。そしてこ
の−行を印字した後に印字用紙を一行分送って１反対方
向からシャトルを移動して次の行を印字し、この操作を
繰り返し行ない、次々と印字を実行するようにするもの
である。このため、シャトルには駆動装置を設けて、シ
ャトルを往復運動させるようにしている。ここてシャト
ルの駆動速度は漢字を印字するときは一番遅く５その他
の文字を印字するときには漢字を印字するよりも速くし
て印字速度の高速化を図っている。

（従来の技術） 従来、上述のようなプリンタの駆動装置としては次のよ
うなものかある。これは、駆動手段として直流リニアモ
ータを採用し、これをトライバとこのトライバを制御す
るマイクロプロセッサを含む制御装置からのドライブ信
号て駆動するようにし、以下の運動をさせるようにした
ものである。

（１）シャトルか印字区間て印字を実行している状態。

即ち、シャトルに−の方向又は−の方向と逆の方向に等
床運動をさせる。このときのシャトルの速度は印字する
文字によって異なるものとしている。

（２）シャトルが一行の印字を終了し、次の一行の印字
に移行するあいだの状態。即ち、シャトルは印字区間両
端部の反転区間において−の方向への等床運動から減速
して一旦停止して−の方向と反対の方向に加速していき
、印字区間に進入するときには所定の速度とする。

（発明か解決しようとする問題点） ところて、上述した従来のシャトルの駆動装置にあって
は通常の漢字を印字するためにシャトルを低速で移動さ
せているときも、その他の文字、例えばアルファベット
を印字するためにシャトルを高速て移動しているときも
同一の減速率てシャトルを減速するようにしているため
、高速てシャトルを移動させているときは減速開始から
反転を完Ｙさせるまてに時間かかかり、印字速度を向−
卜させることはてきないという問題かある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明において、上記の問題点を解決するための手段は
、第１図に示すように、印字ヘットを載置したシャトル
ｌを印字区間内で往復動させる駆動手段２と、この駆動
装置２を制御して印字部分てはシャトルを等速度連動さ
せて印字区間の両端部に位置する反転区間においてシャ
トルを反転作動させる一方、印字を実行するに際して印
字する字種によって通常の駆動速度より速い速度でシャ
トルを駆動させる制御手段３とを含んでなるシャトルの
駆動装置において、上記のシャトルｌの位置を検出する
位置検出手段４を設ける一方、上記制御装置３には、シ
ャトルを高速で駆動したときは反転区間の手前からシャ
トルを減速しはじめて、上記反転区間内におけるシャト
ルの反転時間を常に一定に保つようにシャトルを駆動す
べくシャトルの反転の位置を決定する反転位置決定手段
５と、この反転位置決定手段の決定に基づいて駆動手段
を反転制御する反転制御手段６とを設けたことである。

〔作用〕

本発明によれば、制御装置の反転位置決定手段はシャト
ルの速度か大きいときには反転区間の手前からシャトル
を減速しはしめて上記反転区間内におけるシャトルの反
転時間を常に一定に保つように反転個所を決定し、この
決定に基づいて反転制御手段は駆動手段を反転制御する
から反転に焦駄な時間がかかることはなくなり印字速度
を向とさせることかできる。

（実施例） 以下本発明に係るラインプリンタのシャトル駆動装置の
実施例を図面に基づいて説明する。

第２図乃至第６図は本発明に係るラインプリンタの駆動
装置の実施例を示すものである０本実施例においてライ
ンプリンタの制御装置は、第２図に示すように、シャト
ル１０を駆動する駆動装置として、直流のリニアモータ
１１を設け、このリニアモータ１１をドライバ１２と２
台のマイクロプロセッサ１３．１４で構成した制ｍ装置
て制御駆動するようにしている。

この２台のマイクロプロセッサのうち第一のマイクロプ
ロセッサ１３はホストコンピュータに接続され、ホスト
コンピュータの指令によりラインプリンタ全体を制御す
る。そしてこの第１のマイクロプロセッサに接続した第
２のマイクロプロセッサ１４は第１のマイクロプロセッ
サ１３の指令によってドライバ１２を制御して、反転位
置決定手段と反転制御手段として作動する。また、シャ
トル１０の上部にはシャトルｌＯの位置を検出するセン
サ１５を設けこのシャトルｌＯの位置情報は第２のマイ
クロプロセッサ１４にフィードバックされ、このシャト
ル１０の位置、速度等の情報に基づき第２のマイクロプ
ロセッサ１４はドライバ１２を制御する。

本実施例においてはシャトルの移動速度は標準、中速、
高速の３種類としており、漢字は標準で、横方向に隣合
うドツトを印字せず高速に印字できるようにしたＤＲＡ
ＦＴ漢字は中速で、アルファベット、数字、カナ（ＡＮ
Ｋ）は高速でシャトルを移動して印字を実行する。

そして、第２のマイクロプロセッサ１４は、シャトルを
その走行のスピードに応じて反転開始位置を変えるよう
にドライバを制御する。

即ち、第３図に示すように、シャトルの速度が速ければ
速いほど反転の開始位置を、印字を実行する印字区間に
入りこませ、減速の実行を速いものとするのである。こ
うすることにより１反転区間に突入する速度は常に一定
となり反転区間における反転時間は常に一定となり、ラ
インプリンタの印字速度を全体として速いものとするこ
とができる。

このラインプリンタのシャトル駆動装装置の制御装置は
具体的には次のようにしてシャトルの制御を実行する。

制御装置の第１のマイクロプロセッサ１３は、第５図（
ａ）に示すように、ホストコンピュータ等の上位装置の
司令によりシャトルを駆動して印字を実行する。印字区
間においてシャトルを等速運動させる制御をおこなう、
この等速制御は、第５図（ｂ）に示すように、シャトル
１０のＬ部に設けたセンサ１５か検出する位置信号のパ
ルス信号をうけ、直前のパルス信号と現在のパルス信号
との時間の１１訂隔を算出し、このＩＩＩ　ｌｉＨの時
間か印字文字の種類によって定まっている基準の時間と
を比較し、この比較結果によってリニアモータのコイル
に流す電流を調整して、加速励磁又はブレーキ励磁を行
なうものである。

そして、停止もしくは反転の司令を受けた場合には停止
制御又は反転制御を実行する。停止制御の場合は第５図
（ｃ）に示すように、所定の時間経過後にリニアモータ
への電流を遮断する。また、反転制御の場合には第５図
（ｄ）に示すように、反転区間を出るまてリニアモータ
にシャトル反転電流を流し続けるようにしている。

次にと述したシャトルの等速制御から反転制御にかけて
の制御についてさらに詳細に説明する。

本実施例において、センサは第４図（２）に示すように
シャトルが反転区間と印字区間とを含めた移動区間を移
動している間に位置信号としてパルス信号を発生する。

この位置信号を受け、第１のマイクロプロセッサ１３は
第６図に示すフローチャートに従ワて制御を実行する。

先ず、：ｉＳｌのマイクロプロセッサはシャトルの走行
速度と反転個所の指示を行なう、これはたとえば今から
印字を行なう文字か漢字である場合には、ｃｇ＝ｔｓｏ
、ＦＴ＝　１．２−、ｅｅというふうに指定する。ここ
てｃｇの値は反転を開始する個所をセンサのパルスの数
て指定しており、またＦＴの値はパルスとパルスの時間
を指定するものでシャトルの速度を指定するものである
。従って、ｃｇの値か小さいほどシャトルの反転時期は
速くなり、ＦＴの値か小さくなるほどシャトルの速度は
速くなることとなり、この値を印字する文字の種類によ
って変えるようにしている。この実施例においてはＤＲ
ＡＦＴ漢字を印字するときにはｃｇ＝１７０、ＦＴ＝１
．、、ｅ、またアルファベット等のＡＮＫを印字すると
きにはｃｇ＝１６０、ＦＴ＝０．８．、ｅｃとしている
。これらの値は、シャトルか印字区間と反転区間の境で
ある基準点を通過する速度か一定で、この基準点を通過
した後の反転区間における反転時間が一定なものとなる
ように設定したものである。

そして、これらの設定した値に基づいてシャトルの制御
を実行する。まず、タイマーをスタートさせ、センサか
らのパルス信号を検出したならばタイマーをストップし
てパルス信号の間隔の時間を測定し、この値とＦＴの値
とを比較して、タイマの測定値ＴＩＭかＦＴより大きい
場合はシャトル速度か設定値より遅いとしてリニアモー
タを加速励磁する。逆にＴＩＭの値がＦＴの値より小さ
い場合は、シャトルの速度か設定値より速いとしてリニ
アモータを減速励磁する。そしてパルス信号の数を数え
ていき、このパルス信号の数ＣＮＴか上述した設定値ｃ
ｇと等しくなるまでシャトルを等速制御する（第６図ウ
ニ）。そしてパルス信号の数がｃｇの設定値より大きく
なるとシャトルが反転して反転区間と印字区間との境で
ある基準点を通過するまで反転制御を続け、シャトルが
基準点を過ぎると再びＩに戻って等速制御を実行する。

この際、次の行に印字する字種か異る場合に第１のマイ
クロプロセッサ１３か割込処理をしてｃｇとＦＴとの値
を書き換え上記の等速制御及び反転制御を実行する。こ
のようにして、各行における等速制御と反転制御を行な
い、ラインプリンタは印字を実行する。

従って本実施例によれば、シャトルは反転区間に侵入す
るときのシャトルの速度は常に一定であるから反転区間
におけるシャトルの反転時間は一定となり、シャトルを
高速で移動したばあいでも反転時間は長くならず全体と
して印字時間の短縮を図ることがてきる。

（発明の効果） 以上説明したように１本発明によればラインプリンタの
シャトル駆動装置にシャトルの位置を検出する位置検出
手段を設ける一方、制御装置には、シャトルを高速で駆
動したときは反転区間の手前からシャトルを減速しはじ
めて上記反転区間内におけるシャトルの反転時間を常に
一定に保つようにシャトルを駆動するようにすべくシャ
トルの反転の位置を決定する反転位置決定手段と、この
反転位置決定手段の決定に基づいて駆動手段を反転制御
する反転制御手段とを設けるようにしたから、反転区間
に侵入するときのシャトルの速度は常に一定であるから
反転区間におけるシャトルの反転時間は一定となり、シ
ャトルを高速で移動したばあいでも反転時間は長くなら
ず全体として印字時間の短縮を図ることができるという
効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成を示すブロック図、第２図は本発
明に係るシャトル駆動装置の実施例を示すブロック図、
第３図は第２図に示したシャトル駆動装置の作動を示す
線図、第４図は第２図に示したシャトル駆動装置シャト
ルの反転のタイミングを示す図、第５図（ａ）は第２図
に示した駆動装置の作動を示すフローチャート、第５図
（ｂ）は等速制御の作動を示すフローチャート。 第５図（ｃ）は停止制御における作動を示すフローチャ
ート、第５図（ｄ）は反転制御における作動を示すフロ
ーチャート、第６図は第２図に示したシャトル駆動装置
のマイクロプロセッサの作動の状態を示すフローチャー
トである。 ｌ・・・シャトル ２・・・駆動手段 ３・・・制御装置 ４・・・位置検出手段 ５・・・反転位置決定手段 ６・・・反転制御手段 代　理　人　　　弁理士　井桁　貞−゛第１図 ＝ Ｖ　鹿　イク“ｊ　　の　１１　十り　ｒ、　　Ｋ、Ｔ
　ｒＡ１３　　図 （２）位１１話　　　　　　　　　　−一一一一一一一
一一−（３］反嘩ヒイ：号−−−−−−−− （＃ｆ） 反転の　フイミンγＬ才、７図 第４図 マイ７ａプロぢ・７寸のイＴｂＥ示１フ０−チーーＨ第
　５　図　（ａ） 昇進セ］書　の　フローチャート 第５図（ｂ） １亭止十゛１１卸のフローチャート 第５図（Ｃ） 反転上申のフロー干で一ト 第５図（ｄ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 印字ヘッドを載置したシャトルを印字区域内で往復動さ
   せる駆動手段と、この駆動装置を制御して印字区間では
   シャトルを等速度運動させて印字区間の両端部に位置す
   る反転区間においてシャトルを反転作動させる一方、印
   字を実行するに際して印字する字種によって通常の駆動
   速度より速い速度でシャトルを駆動させる制御手段とを
   含んでなるシャトルの駆動装置において、 上記シャトルの位置を検出する位置検出手段を設ける一
   方、 上記制御装置には、シャトルを高速で駆動したときは反
   転区間の手前からシャトルを減速しはじめて上記反転区
   間内におけるシャトルの反転時間を常に一定に保つよう
   にシャトルを駆動するようにすべくシャトルの反転の位
   置を決定する反転位置決定手段と、 この反転位置決定手段の決定に基づいて駆動手段を反転
   制御する反転制御手段とを設けたことを特徴とするシャ
   トルの駆動装置。