JP2762598B2 - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2762598B2
JP2762598B2 JP21344489A JP21344489A JP2762598B2 JP 2762598 B2 JP2762598 B2 JP 2762598B2 JP 21344489 A JP21344489 A JP 21344489A JP 21344489 A JP21344489 A JP 21344489A JP 2762598 B2 JP2762598 B2 JP 2762598B2
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悟志 吉野
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 印字ヘッドを搭載し往復移動するシャトルを使用した
ラインプリンタにおけるシャトル制御に関し、 シャトル用モータコイルの温度上昇による反転加速時
間の増加を補償することを目的とし、 反転加速時間の計測値を先行させるべき先行時間の対
応を保持する参照テーブルと、シャトルの、左端若しく
は右端の通過を通知するエッジ信号を検知し、連続する
同一のエッジ信号の間隔を反転加速時間として計測する
反転加速時間計測手段と、前記参照テーブルから前記反
転加速時間に対応する先行時間を読み出し、エッジ信号
検知に先行時間分先立ってシャトルの反転加速を行う反
転加速制御手段と、を備え、シャトル用モータコイルの
温度上昇による反転加速時間の増加を反転加速の先行に
より補償するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は印字ヘッド移動用のシャトルを使用したライ
ンプリンタにおけるシャトル制御に係り、特にシャトル
用コイルの温度上昇に伴う加速の低下を補償した制御方
式に関する。
〔従来の技術〕
第5図は、印字ヘッド移動用のシャトルを使用したワ
イヤドットラインプリンタの印字ヘッド部の構成例を示
す図である。
印字ヘッド部には14個のヘッドブロックがあり、各ヘ
ッドブロックには縦に24ドット(斜めの12ドット2段)
のワイヤを備えている。隣接のヘッドブロックのワイヤ
間には1インチ(25.4mm)の間隔がある。14個のヘッド
ブロックは、シャトルに載り、リニアモータによって1
インチの幅を往復運動するよう制御される。シャトルに
は、第5図(b)に示すようなエンコーダが取りつけら
れていて、発光素子および受光素子によって左右端を示
すエッジ信号およびワイヤドットをインパクトさせるフ
ァイアタイミング信号を発生させるようになっている。
シャトル制御は、左右端のエッジ信号を検出して反転励
磁し、もう一度エッジ信号を検出して定速走行に移行す
る。
これによって、一つのヘッドブロックで、第5図
(c)に示す印字範囲をカバーし、14個のヘッドブロッ
クによって、シャトルの1往復で2行の印字を行うこと
ができる。
シャトルは、第6図に示すように、印字領域を一定速
度で走行して印字を行い(定速領域)、左右端で急速に
反転加速を行う(反転加速領域)。
ワイヤドットラインプリンタにおける印字ヘッド移動
用のリニアモータ(シャトル)において、コイルに通電
し、印字を継続すると、リニアモータのコイルが温度上
昇し、コイルの電気抵抗が増加することによって、電流
が減少する。
リニアモータのコイル電流の減少に伴って、第6図に
破線で示したように、印字ヘッドの反転に要する時間が
増す。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記に説明のように、シャトル(リニアモータ)を使
用したワイヤドットラインプリンタにおいては、印字を
継続すると、リニアモータのコイルの温度の上昇によっ
てコイル抵抗が増加し、電流が減少して印字ヘッドの反
転に要する時間が増すことによって、印字速度にも影響
を及ぼすことになるという問題点があった。
本発明が解決しようとする課題は、このような従来の
問題点を解消したシャトル制御方式を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は、本発明の構成と原理を示す図である。
第1図(a)において、1は参照テーブルであり、反
転加速時間の計測値を対応して反転加速を先行させるべ
き時間を記載してある。
2は反転加速時間計測手段であり、シャトルが左端若
しくは右端を通過するときのエッジ信号から再び同一エ
ッジ信号までの時間を計測する。
3は反転加速制御手段であり、反転加速時間計測手段
2の計測した反転加速時間にもとづき参照テーブル1を
読み、読み出された先行時間に従ってエッジ信号の検出
に先立って反転励磁を行うよう制御する。
〔作用〕
本発明では、反転加速時間の計測値に対応して反転加
速を先行させるべき時間を記載した参照テーブル1を準
備しておき、反転加速計測手段2を備えて反転加速時間
を計測し、計測した反転加速時間にもとづき参照テーブ
ル1から読み出した先行時間に基づいて、エッジ信号の
検出に先行して反転加速を開始させる。シャトルの運動
は、第2図(a)に示すように、通常は右方向に一定速
度で走行(定速領域=印字制御領域)し、右エッジが検
出されると反転励磁が行われ、反転加速されて再び右エ
ッジが検出され、左方向の定速走行に移行され、左端に
達して左エッジが検出されると反転励磁が行われ、反転
加速されて再び左エッジが検出され、右方向の定速走行
に移行することを繰り返す。従って、反転加速時間t
は、第2図(b)に示すように、同一の(例えば右エッ
ジと右エッジ、左エッジと左エッジ)エッジ信号間の時
間tを計測することにより知ることができる。
第3図は、本発明により制御したシャトルの反転加速
状況を示す図である。
通常は、P点で反転を開始しR点で終了するとし、い
ま仮に常温時よりt2の時間だけ反転時間が長くなったと
仮定すると、t1=t2/2だけ反転時間を早めるように制御
する。反転加速開始はエッジ信号の検出にはよらず、そ
の前のエッジ信号の検出からファイヤタイミング信号を
数をカウントして、エジ信号の検出に先行して行う。本
発明による制御で反転制御がファイアタイミングに先行
して行われることにより印字領域の最端部のファイアタ
イミング信号が減速の始まったところになる場合もある
が、印字タイミングのずれは、実用的には問題にならな
い程度であり、簡単な一次式による補正を行えばさらに
精度が向上可能になる。
これによって、第1図(b)に示すように、連続稼働
してシャトルモータコイルの温度が上昇して反転加速時
間が遅くなった場合も、印字速度の低下を防止すること
が可能となる。
〔実施例〕 第4図は、本発明の一実施例の構成を示す図である。
図において、10は参照テーブルであり、反転加速時間
の計測値をアドレスとして反転励磁開始の時点を記憶す
る。反転動作開始の時点データとしては、ファイアタイ
ミング信号の何発目からかのデータとこれにプラスする
微小時間αを記憶する。
20はカウンタであり、シャトルのエッジ信号間のクロ
ック数を係数する。
30はマイクロプロセッサ(MPU)であり、格納してあ
るプログラムによりシャトル制御を含むプリンタ全体の
制御を行う。
シャトルが定速走行し定速領域(印字領域)が終了す
ると、右端または左端のエッジ信号が図示しない受光素
子から出力され、MPU30に割込み通知される。MPU30は、
そのエッジ信号によって、印字領域終了を認識して、反
転励磁信号を出力し、反転動作に入る。反転動作に入る
と、もう一つのエッジ信号が出力される。
フリップフロップ(FF)21には、エッジ信号右あるい
は左が入力されてこれをセットし、カウンタ20のカウン
トイネーブル信号をオンとし、次にエッジ信号が入力さ
れるとリセットされてカウントイネーブル信号をオフと
する。従ってカウンタ20によってエッジ間のクロック数
がカウントされ、エッジ間の時間tが計測される。
MPU30は、カウンタ20のエッジ間時間tを読み、これ
をアドレスとして参照テーブル10にアクセスして、ファ
イアタイミングのN発目から+αの時間で反転動作に入
るという先行時間データを読み出す。ページ信号0或い
は1は、参照テーブル10のページの切換え信号でアドレ
スが一定値以上のときページ1をオンとしてアクセスす
るものである。
図示しない受光素子からのエッジ信号右および左は、
フリップフロップ(FF)31に入力されてこれをセット
し、MPU30に割込み信号として入力される。FF31は、MPU
30からの割込みリセット2(割込み確認信号)またはク
リア信号によってリセットされる。
図示しない受光素子からのファイアタイミング信号
は、フリップフロップ(FF)32に入力されてこれをセッ
トし、MPU30に割込み信号として入力される。FF32は、M
PU30からの割込みリセット1(割込み確認信号)または
クリア信号によってリセットされる。
MPU30への信号(エッジ信号右・左、ファイアタイミ
ング信号等)およびMPU30からの出力信号(ページ信号
0・1、クリア信号、割込みリセット1・2、割込みマ
スクおよび反転励磁信号等)は、入出力ポート33を通じ
て入出力される。
MPU30は、参照テーブル10から読み出した先行時間デ
ータに基づいて、前記αの値をタイマ40にセットし、エ
ッジ信号からのファイアタイミング信号の数をカウント
し、N発目のファイアタイミング信号が入力されると、
タイマ40を起動させ、タイマ40のカウントアップによっ
て、反転励磁信号を出力する。
参照テーブル10に記憶されている、ファイアタイミン
グ信号のN発目およびαの値は、前述の第3図について
説明した、t1=t2/2の時間値を、Nとαの値に変換した
ものである。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように本発明によれば、プリ
ンタを長時間使用したとき、シャトル反転用コイルの温
度が上昇することによって反転・加速の時間が延びて印
字速度が低下するのを防止することが可能となるという
著しい工業的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成と原理を示す図、 第2図は反転加速時間の計測を示す図、 第3図は本発明により制御したシャトルの反転加速状況
を示す図、 第4図は本発明の一実施例の構成を示す図、 第5図はシャトルを使用したワイヤドットラインプリン
タの印字ヘッド部の構成例を示す図、 第6図はシャトルの動作状態を示す図である。 図において、 1,10は参照テーブル、2は反転加速時間計測手段、3は
反転加速制御手段、20はカウンタ、21,31,32はフリップ
フロップ(FF)、30はマイクロプロセッサ(MPU)、33
は入出力ポート、40はタイマ、 を示す。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 19/18 B41J 2/245

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字ヘッドを搭載し駆動用モータにより往
    復移動するシャトルを有し、シャトルの往復移動に伴い
    印字ヘッドで印字を行うプリンタであって、 シャトルが左端若しくは右端のいずれか一方を通過した
    後、反転して再び左端若しくは右端のいずれか一方に達
    するまでの反転加速時間の計測値と、シャトルの左端若
    しくは右端のいずれか一方の通過に先行して駆動用モー
    タを反転励磁する先行時間とを対応させて保持する参照
    テーブルと、 左端若しくは右端をシャトルが通過したことを通知する
    エッジ信号を検知し、連続する同一のエッジ信号の間隔
    を反転加速時間の計測値として計測する反転加速時間計
    測手段と、 前記参照テーブルから前記反転加速時間の計測値に対応
    する先行時間を読み出し、異なるエッジ信号の検出に前
    記先行時間分先行して前記駆動用モータを反転励磁する
    反転加速制御手段と、 を備えたことを特徴とするプリンタ。
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