JPS63152262A - 蓄積形通信網 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、通信情報の蓄積機能および変換機能を有す
る蓄積形通信網に関するものである。

（従来の技術） 蓄積形通信処理サービスを提供する蓄積形通信網の構成
概要を第３図に示す。

この図において、１．１′は情報入出力宅内装置、２．
２′は電話機、３．３′は電話交換機、４．４′は関門
交換機、５．５′は蓄積形通信処理装置である。

蓄積形通信網における同報通信の代表例は第４図に示す
ように行われる。

すなわち、発信側の情報入出力宅内装置１から送出され
た情報は、発信側の電話交換機３および発信側の関門交
換機４を経由して発信側の蓄積形通信処理装置５に蓄積
される。このとき、発信側の関門交換機４では、同報通
信の各宛先への配送が着信側の情報入出力宅内装置が使
用中などにより配送時刻が保証されないため、各宛先用
の呼識別情報および課金処理用制御データを呼の受付は
時に準備し、情報蓄積により課金処理用制御データを完
成する。発信側の蓄積形通信処理装置５は蓄積した情報
を着信側の蓄積形通信処理装置５′に転送する。着信側
の蓄積形通信処理装置５′では、例えば情報受信側であ
る着信側の情報入出力宅内装置１′を収容した着信側の
関門交換機４′および着信側の電話交換機３′を経由し
て着信側の情報入出力宅内装置１′に送出する。このと
き、情報の配送を終了した旨が着信側の蓄積形通信処理
装置５′から発信側の関門交換機４に通知されることに
より課金処理が行われる。

（発明が解決しようとする問題点） 上記のような従来の課金制御方式では、大量の宛先に配
送するような同報通信では、発信側の関門交換機で準備
する各宛先用の呼識別情報および課金処理用制御データ
の容量が大きくなり、関門交換機の処理能力の低下を招
く恐れがあった。特に、緊急性を必要としない同報通信
で、１つの宛先の一般通信に比べて非優先で配送するよ
うなサービス形態ではこの傾向が顕著になるという問題
点があった。

この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、同報通信時に開門交換機の処理能力の低下を招く
ことのない蓄積形通信網を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る蓄積形通信網は、発信時に代表呼識別情
報および代表課金処理用制御データを完成しておき、着
信側からの要求に応じて代表呼識別情報および代表課金
処理用制御データをもとに宛先への呼識別情報および課
金処理用制御データを生成するとともに、宛先への呼識
別情報を送出する代表呼管理装置と、着信時に発信側よ
り送出されてきた呼識別情報が代表呼識別情報である場
合に、発信側の代表呼管理装置に対して宛先への呼識別
情報および課金処理用制御データを要求する代表呼解析
制御装置とを備えたものである。

〔作用〕

この発明においては、発信側の代表呼管理装置が、着信
側の代表呼解析装置からの要求に応じて発信時に完成さ
れた代表呼識別情報および代表課金処理用制御データを
もとに宛先への呼識別情報および課金処理用制御データ
を生成するとともに、着信側の代表呼解析制御装置に呼
識別情報を送出する。

〔実施例） 第１図はこの発明の蓄積形通信網の一実施例の構成概要
を示す図である。

この図において、第３図と同一符号は同一機能を示し、
６．６′は代表呼管理装置であり、代表呼識別情報およ
び代表課金処理用制御データの管理機能１代表呼識別情
報照合機能、各宛先への呼識別情報および各宛先への課
金処理用制御データの生成機能を有している。７．７′
は代表呼解析制御装置であり、呼の判定と関門交換機へ
の代表呼識別情報通知および関門交換機からの宛先対応
呼識別情報受信の機能を有している。

次に第２図を参照してこの発明に招ける同報通信を説明
する。

例えば大量の宛先への同報通信が情報入出力宅内装置１
より発呼された際に、発信側の関門交換機４の代表呼管
理装置６ではこの呼の代表呼識別情報および代表課金処
理用制御データが用意される。情報が発信側の情報入出
力宅内装置１より発信側の蓄積形通信処理装置５に蓄積
されると、その旨が発信側の関門交換機４の代表呼管理
装置６に通知され、代表課金処理用制御データか完成す
る。これと同時に発信側の蓄積形通信処理装置５は蓄積
した情報を着信側の蓄積形通信処理装置５′に転送する
。着信側の蓄積形通信処理装置５′の代表呼解析制御装
置７′では、各宛先への配送を開始する前に情報と共に
転送されてきた呼識別情報が代表呼識別情報であれば、
発信側の関門交換機４の代表４呼管理装置６に対して、
所定の宛先への呼識別情報と課金処理用制御データを要
求する。この要求を受けた代表呼管理装置６では、代表
呼識別情報および代表課金処理用制御データをもとに照
合し、比較を行い所定の宛先への呼識別情報と課金処理
用制御データ準備、完成すると共にその宛先への呼識別
情報を着信側蓄積形通信処理装置５′の代表呼解析制御
装置７′へ通知する。この時点で情報の配送が可能とな
り、配送終了後にその呼識別情報をもとに、発信側の関
門交換機４にその旨を通知することによりこの宛先への
課金処理が行われる。

以下、同様の動作が繰り返されて課金が行われる。

（発明の効果） 以上説明したように、この発明は、発信側の代表呼管理
装置が、着信側の代表呼解析装置からの要求に応じて発
信時に完成された代表呼識別情報および代表課金処理用
制御データをもとに宛先への呼識別情報および課金処理
用制御データを生成するので、同報通信時に関門交換機
内に大量のデータを準備する必要がなくなり、大量の宛
先への同報通信時にも関門交換機の処理能力を低下させ
ずに通信できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の蓄積形通信網の一実施例の構成概要
を示す図、第２図はこの発明における同報通信を説明す
るための図、第３図は蓄積形通信処理サービスを提供す
る従来の蓄積形通信網の構成概要を示す図、第４図は従
来の蓄積形通信網における同報通信の代表例を示す図で
ある。 図中、１．１′は情報入出力宅内装置、２゜２′は電話
機、３．３′は電話交換機、４．４′は関門交換機、５
．５′は蓄積形通信処理装置、６．６′は代表呼管理装
置、７．７′は代表呼解析制御装置である。 トノ− 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 下位網に電話網を共用し、上位網に関門交換機およびこ
   の関門交換機に対する受付け確認の後、発信側より送出
   されてきた配送呼の蓄積変換機能を有する蓄積形通信処
   理装置を備え、１つの情報を複数の宛先に送る同報通信
   が行われる蓄積形通信網において、発信時に代表呼識別
   情報および代表課金処理用制御データを完成しておき、
   着信側からの要求に応じて前記代表呼識別情報および前
   記代表課金処理用制御データをもとに宛先への呼識別情
   報および課金処理用制御データを生成するとともに、前
   記宛先への呼識別情報を送出する代表呼管理装置と、着
   信時に発信側より送出されてきた呼識別情報が代表呼識
   別情報である場合に、前記発信側の代表呼管理装置に対
   して前記宛先への呼識別情報および課金処理用制御デー
   タを要求する代表呼解析制御装置とを備えたことを特徴
   とする蓄積形通信網。