JPS63151269A - 適応形データ削減装置 - Google Patents

適応形データ削減装置

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JPS63151269A
JPS63151269A JP61299341A JP29934186A JPS63151269A JP S63151269 A JPS63151269 A JP S63151269A JP 61299341 A JP61299341 A JP 61299341A JP 29934186 A JP29934186 A JP 29934186A JP S63151269 A JPS63151269 A JP S63151269A
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Kenji Sugiyama
賢二 杉山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、デジタル信号の信号処理を行うて記録、伝送
機器、その他各種の機器などにおいて、信号処理の対象
にされている信号をより少ない情報量により効率的に符
号化できるようにするための適応形データ削減方式、特
に、符号化の対象にされている離散信号における各サン
プル値単位、または、符号化の対象にされている離散信
号を一定区間毎に分割して得た個々のブロック単位で略
々一定のデータ量になるようにして符号化が行われる如
き高能率符号化方式による符号化手段により符号化され
たデータを効率的に符号化できるようにした適応形デー
タ削減方式に関する。
(従来技術) 画像信号や音声信号等の信号をデジタル化しようとした
場合の基本的な符号化手段としては、各サンプル値に対
して信号レベルを均等に分割し、それぞれの範囲に含ま
れる値を一つの代表値で置き換える直線量子化(均等量
子化)が使用さjcる。
信号のデジタル化に当り前記のような均等量子化が使用
された場合に、代表点と本来の値との差を判らなくする
ためには、一般に、自然画像については6ビツトから8
ビツト、音声については8ビツトから16ビツトが必要
であるとされているから、画像信号、あるいは音声信号
を前記したような均等量子化によりデジタル化した信号
を伝送。
記録しようとすると、各サンプル値に対して前記のよう
な多くの情報量を扱うことが必要とされるために、前記
の画像信号あるいは音声信号をアナログ系で伝送、記録
する場合に使用される装置に比べて規模の大きな装置が
必要となる点が問題になる。そのため、より少ない情報
量で信号に符号化するのに、信号の変化の少ない部分で
は変化に対して敏感であり、信号の変化の激しい部分に
おいてはある程度の誤差があっても、それを検知し難い
という人間の視覚や聴覚の性質を利用して、各サンプル
あたりの情報量を少なくするようにした各種の高能率符
号化方式が従来から提案されて来ていることは周知のと
おりである。
前記した高能率符号化方式の一つの具体例として、符号
化の対象にされている信号をある一定区間のブロックに
分割し、その分割された個々のブロック中の信号の信号
レベルの分布の態様が、それぞれのブロックについて略
々共通化された状態となるように変換(規格化)される
ようにしたものを挙げることができる。
そして、前記の従来方式によれば、符号化の対象にされ
ている信号における信号レベルの変化の大きな部分を含
んでいるブロック内における信号レベルの分布の態様は
ブロック内に広く分布し、また、符号化の対象にされて
いる信号における信号レベルの変化の少ない部分を含ん
でいるブロック内における信号レベルの分布は、一部の
信号レベルに偏っているので信号のない領域が削除され
、結局、符号化の対象にさおでいる信号が圧縮された状
態のものになるから、この従来方式で得られる信号は、
符号化の対象にされている信号を量子化する際における
量子化代表点(階調)の数よりも少ない量子化代表点(
階調)で量子化しても、変化の激しい部分について復号
系で逆変換された信号については誤差が大きくなるが、
変化の小さい部分について復号系で逆変換された信号に
ついては誤差が少なくなるので、前記した人間の視覚や
聴覚の性質からみても問題が少ない。
前記した従来方式により符号化を行った場合には、各ブ
ロック毎に信号に対してどのような変換(規格化)が行
われたのかの情報、すなわち、規格化の状態を示す情報
(規格化の状態を示すデータ)が必要となるが、前記の
ように各サンプルに対する量子化情報量を減少すること
ができるので、ブロックをある程度以上大きくすること
により全体としての情報量を減らすことが可能である。
一方、前記のように離散信号に対する信号処理が所定の
大きさのブロックに分けて行われるときに、各ブロック
についての信号処理により一定のデータ量が得られるに
なるようにされた場合について考えると、ブロック内に
おける離散信号の変化が少ないブロックについて、さら
にデータ量を減少させるようにしても、それによる信号
の劣化はさほど問題にはならないから、そのようなブロ
ックについてデータ量を減少させるような符号化を行う
ようにすることは合理的な符号化手段といえる。
そこで、出力されるデータ量を異にしているような複数
個の高能率符号化器を予め用意しておき、信号処理の対
象にされている各ブロックの信号の内で、比較的に多い
データ量のデータを信号処理の結果として出力させうる
ような符号化器が用いられないと信号の劣化が目立つよ
うなブロックの信号の処理に当っては比較的に多いデー
タ量のデータを信号処理の結果として出力させうるよう
な、符号化器を用いて信号の符号化が行われるようにし
、また、比較的に少ないデータ量のデータを信号処理の
結果として出力させうるような符号化器を用いても信号
の劣化が目立つことがないようなブロックの信号の処理
に当っては比較的に少ないデータ量のデータを信号処理
の結果として出力させうるような符号化器を用いて信号
の符号化が行われるようにするというような高能率符号
化方式が提案された。
そして、前記した高能率符号化方式によって各ブロック
の信号に対する符号化が行われる場合に、各ブロック毎
の信号の符号化に当って、前記のように予め用意されて
いた複数の符号器の内でどの符号化器が使用されるよう
になされるのか、すなわち、適応処理におけるそれぞれ
所定の符号化モードの設定が、例えば、符号化の対象に
されている信号を一度符号化した後に復号した信号と原
信号との差、あるいは符号化の対象にされている信号を
一度符号化した後に復号した信号と原信号との平均二乗
誤差等の信号をモード判定用信号に使用し、前記したモ
ード判定用信号の大きさが予め定められている閾値に対
して大きいか小さいかに従って決定されるようにするこ
とが一般的に行われている。
ここで、前記のようにブロック内における離散信号の変
化が少ないブロックについて、さらにデータ量を減少さ
せるために、各ブロックに対する信号の処理が定められ
た閾値を用いて行うようにされる場合があるが、このよ
うな信号処理が行われる場合に得られるデータ基は各ブ
ロックにおける信号の状態によって変化しているものに
なるから、信号が例えば画像信号の場合についていえば
、それぞれ異なる1フレームの画像信号の全体と対応す
るデータ量は各フレーム毎に相違している状態のものに
なる。
しかしながら、前記のように個々の単位の信号毎にデー
タ量が相違するということは、信号の処、理において不
都合なことが多いので、信号処理の対象にされる信号が
例えば画像信号の場合には画像の1枚を単位として、そ
れぞれの画像についてのデータ量が略々一定になるよう
にされることが望まれる。そして、前記の点は信号処理
の対象にされる信号が画像信号、特に、記録媒体に記録
されるような画像信号に対する高能率符号化方式による
信号処理の場合に重要視される。
そして、高能率符号化方式による画像信号に対する信号
処理として、予め定められた信号量の信号を単位の信号
とし、順次の単位の信号)こ対して高能率符号化方式に
よる信号処理を施こす前に、それぞれの単位の信号にお
ける信号の状態の観測を行うようにし、前記したそれぞ
れの単位の信号に対する信号観測の結果に応じて、それ
ぞれの単位の信号に対する信号処理のモードの閾値を変
えることにより、順次の単位の信号についてそれぞ九信
号処理が行われた際に、信号処理後のデータ量が各単位
の信号について略々一定になるようにした高能率符号化
方式も従来から提案されている。
第7図は、前記した従来の高能率符号化方式の一例構成
を示すブロック図であって、この第7図において3−2
は高能率符号化の対象にされる信号が供給される入力端
子であり、前記した入力端子32に供給された信号はメ
モリ(記憶装置)46に与えられるとともに、適応モー
ド判定用信号形成回路47における高能率符号化器48
と平均二乗誤差検出回路38とに供給されている。
そして、前記した高能率符号化器48としては任意の構
成のものが使用されてもよいのであるが、以下の説明に
おいては、前記した高能率符号化器48として、例えば
、実際に符号化処理で用いられる符号化器50,51.
52の内で、それによって符号化されたとした場合に、
出力されるデータ量が少ないようなものが用いられてい
るとしている。
前記した適応モード判定用信号形成回路47では、入力
信号を高能率符号化器48において高能率符号化した後
に復号器49により復号して、復号器49からの出力信
号を平均二乗誤差信号検出回路38に与え、前記の平均
二乗誤差信号検出回路38では前記した復号器49の出
力信号と入力端子32に供給されている入力信号との間
の平均二乗誤差信号を、処理モードを判定するための信
号として出力して、それをメモリ41と信号観測回路3
9とに供給する。
前記したメモリ41では前記した平均二乗誤差信号検出
回路38から出力された平均二乗誤差信号を記憶し、ま
た、前記した信号a測置路39においては、前記の平均
二乗誤差信号検出回路38から出力された1画面分の平
均二乗誤差信号を用いて、その1画面分の信号の状態を
観測し、観測結果の信号を閾値設定回路40に供給する
すなわぢ、前記した信号観測回路39では、例えば1画
面分の平均二乗誤差信号の大きさについての頻度分布を
示すヒストグラムを作り、その情報を閾値設定回路40
に供給する。
前記した1画面分の平均二乗誤差信号について、例えば
、誤差の多い方には第1の領域を、誤差の少ない方には
第3の領域をそれぞれ設定するとともに、前記した第1
の領域と第3の領域との間に第2の領域を設定し、前記
した第1〜第3の各領域と対応しているデータについて
、第1の領域に対応するデータについてはAピッ8フ画
素、第2の領域に対応するデータについてはBピッ8フ
画素、第3の領域に対応するデータについてはCビット
/画素(ただし、A> B> C)となるような信号処
理が行われるものと定められている場合に、順次の1画
面の画像信号についてそれぞれ得られる平均二乗誤差信
号のヒストグラムの形状の変化に応じて、閾値設定回路
40では前記した第1〜第3の各領域の境界を変更する
ことにより、どの1画面における全体のデータ量も略々
一定にできるような複数の閾値を発生して、それを符号
化モード設定回路42に供給するようにする。
前記した符号化モード設定回@42には、前記したメモ
リ41から読出された平均二乗誤差信号が与えられてい
るから、符号化モード設定回路42ではメモリ41から
読出されてそれに供給される平均二乗誤差信号が、第1
〜第3の領域のどの領域に属するものであるのかに応じ
て所定のモードが選択されてスイッチ53.54に切換
制御信号として供給される。
前記した切換スイッチ53は、入力端子32に供給され
た入力信号を記憶しているメモリ46から読出された信
号を、高能率符号化器50〜52の何れかのものに選択
的に供給し、また切換スイッチ54は前記した高能率符
号化器50〜52から出力された高能率符号化データが
出力されるようにする。図中の高能率符号化器50〜5
2のブロック中に示されているA、B、Cの符号は、前
記した高能率符号化器50〜52において行われる高能
率符号化によって、それぞれ、Aピッ8フ画素、Bピッ
8フ画素、Cビット/画素(ただし、A> B> C)
となるような信号処理が行われることを意味している。
第7図に示されている従来の高能率符号化方式において
は、入力信号における一定の情報量の信号毎(例えば1
画面分の信号毎)に信号の状態を観測し、前記した一定
の情報量の信号毎の信号の各部分に対して前記した観測
結果に従って各高能率符号化器50〜52を選択的に使
用して選択的な高能率符号化が適用されるようにして、
前記した各高能率符号化器50〜52によるAピッ8フ
画素、Bビット/画素、Cビット/画素(ただし、A)
B)C)となるような信号処理を行って、それぞれの入
力信号における一定の情報量の信号毎(例えば1画面分
の信号毎)の画像信号が略々等しいデータ量の符号化デ
ータになるようにされるのである。
(発明が解決しようとする問題点) 第7図を参照して説明した既提案の高能率符号化方式、
すなわち、入力信号における一定の情報量の信号毎(例
えば1画面分の信号毎)に信号の状態を観測し、信号の
各部分に対して前記した観測結果に従い容具なる複数の
高能率符号化器を選択的に適用することにより、それぞ
れの1画面分の画像信号が略々等しいデータ量の符号化
データになるようにした高能率符号化方式によって、有
効な適応処理が行われるようにするためには、一定とさ
れるべきデータ量の単位を大きくすることが必要である
しかし、前記のように一定とされるべきデータ量の単位
を大きくすると、信号処理に使用されるメモリとしても
記憶容量の大きなものが必要とされることになり、それ
の構成としては多量のメモリ素子と大規模な制御回路と
が用いら九ることになる。また、一定にされるべきデー
タ量の単位を大きくすると多量のデータの高速処理が必
要とされるために回路動作に高速性が求められ、消費電
力の増大ならびに放熱の点も問題になり、さらに、モー
ド判定用信号を発生させるために、本来の符号化器とは
別に高能率符号化器を用意することが必要とされること
により、その分だけ回路規模が大きなものになるという
点も問題になる。
それで、前記した既提案の適応形高能率符号化方式の適
用により高いデータ圧縮率を達成しようとした場合には
、符号化器全体の構成が大きなものになってしまうとい
うことが問題になり、それの改善策が求められた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、符号化の対象にされている離散信号における
各サンプル値単位、または、符号化の対象にされている
離散信号を一定区間毎に分割して得た個々のブロック単
位で略々一定のデータ量になるようにして符号化が行わ
れる如き高能率符号化方式による符号化手段により符号
化されたデータを得る手段と、前記の符号化手段によっ
て符号化されたデータにおけるデータ削減の対象にされ
るデータの部分だけを第1の記憶装置に記憶させ、前記
の符号化手段によって符号化されたデータに ID − おけるデータ削減の対象にされないデータはそのまま出
力されるようにする手段と、少なくとも前記した符号化
手段によって符号化されたデータに基づいて得た信号を
用いて、適応処理におけるぞれぞれ所定の符号化モード
設定に際して用いられるべき信号を得るためのモード判
定用信号を得る手段と、前記したモード判定用信号を記
憶する第2の記憶装置と、前記の符号化されたデータに
おけるテ#≠婁奪ホ渣データの削減量が、適応処理にお
けるそれぞれ所定の符号化モード設定に際して用いられ
るべき信号の大きさの分布の状態の如何に抱わらずに常
に略々一定になされるように、適応処理におけるそれぞ
れ所定の符号化モード設定に際して用いられるべき信号
の大きさの分布の1′状態に基づいて、適応処理におけ
る符号化モードの切換えのために適用されるべき複数個
の閾値を設定する手段と、前記の閾値と第2の記憶装置
から読出された適応処理におけるそれぞれ所定の符号化
モード設定に際して用いられるべき信号とによって個々
のデータに対して適用されるべき符号−16〜 化モードを設定する手段と、前記のように設定された符
号化モードに従って第1の記憶装置から読出されたデー
タに対して適用されたそれぞれの符号化モードにより、
それぞれ異なった所定の出力データ量になされるような
適応処理によりデータ削減が行われるようにした適応形
データ削減方式を提供して、既述した従来の問題点を解
消しようとするものである。
(実施例) 以下、添付図面を参照しながら本発明の適応形データ削
減方式の具体的な内容について詳細に説明する。
第1図は本発明の適応形データ削減方式の一実施例のブ
ロック図であり、また、第2図は誤差信号の頻度分布と
閾値とを示す図、第3図は代表点の統合の態様の説明図
、第4図は非適応符号化器の一例構成を示すブロック図
、第5図は第4図に示されている非適応符号化器の動作
説明用の図、第6図は符号化器の一例構成を示すブロッ
ク図である。
本発明の適応形データ削減方式の一実施例のブロック図
を示している第1図において、32は高能率符号化の対
象とされている信号が供給される入力端子であり、前記
した入力端子32に供給された信号は、非適応符号化器
33に与えられるとともに、適応モード判定用信号形化
回路36における平均二乗誤差検出回路38とに供給さ
れでいる。
前記した非適応符号化器33としては、例えば第4図に
示されているような構成態様のものを使用することがで
きるが、この第4図中において、符号28,29.30
によって示されているものは、それぞれ高能率符号化器
である。
そして、前記した高能率符号化器28〜30としては、
例えば第6図に示されているような構成態様のものが採
用されてもよい。
前記した非適応符号化器33からの出力信号における規
格化データは、出力端子34に送出されるとともに、適
応モード判定用信号形化回路36における復号器(規格
化逆変換器)37とに供給される。
また、前記の復号器37には前記した非適応符号化器3
3からの出力信号における規格化データ以外のデータが
供給されている。
それで、前記した適応モード判定用信号形化回路36に
おける復号器(規格化逆変換器)37では、前記した非
適応符号化器33からの出力信号を復号した信号、すな
わち、非適応符号化器33に供給された入力信号と対応
している如き信号を出力して、それを平均二乗誤差検出
回路38に供給する。
そして、前記の平均二乗誤差信号検出回wr38では、
前記−した復号器37からの出力信号と入力端子32に
供給されている入力信号との間の平均二乗誤差と対応す
る信号を、適応モードを判定する信号(適応モード判定
用信号)として出力して、それをメモリ41と信号−a
′a回路39とに供給する。
前記したメモリ41では前記した平均二乗誤差信号検出
回路38から出力された平均二乗誤差信号を記憶し、ま
た、前記した信号観測回路39においては、前記の平均
二乗誤差信号検出回路38から出力された1画面分の平
均二乗誤差信号を用いて、その1画面分の信号の状態を
観測し、観測結果の信号を閾値設定回路40に供給する
すなわち、前記した信号Iil!測回路39では1例え
ば1画面分の平均二乗誤差信号の大きさについての頻度
分布を示すヒストグラムを作り、その情報を閾値設定回
路40に供給する。
前記した1画面分の平均二乗誤差信号について、例えば
、誤差の多い方には第1の領域を、誤差の少ない方には
第3の領域をそれぞれ設定するとともに、前記した第1
の領域と第3の領域との間に第2の領域を設定し、前記
した第1〜第3の各領域と対応しているデータについて
、第1の領域に対応するデータについてはAビワ8フ画
素、第2の領域に対応するデータについてはBビット/
画素、第3の領域に対応するデータについてはCビット
/画素(ただし、A)B)C)となるような信号処理が
行われるものと定められている場合に、−2〇− 順次の1画面の画像信号についてそれぞれ得られる平均
二乗誤差信号のヒストグラムの形状の変化に応じて、閾
値設定回路40では前記した第1〜第3の各領域の境界
を変更することにより、どの1画面における全体のデー
タ量も略々一定にできるような複数の閾値を発生して、
それを符号化モード設定回路42に供給するようにする
前記した閾値の設定に関連する問題について第2図を参
照して説明すると次のとおりである。第2図の(a)〜
(Q)において、横軸には二乗誤差信号の大きさを示し
、また、縦軸にはブロック数を示しており、またTQI
、Tut、Ta2.Ta2などは、誤差の多い方に設定
される第1の領域、誤差の少ない方に設定される第3の
領域、前記した第1の領域と第3の領域との間に設定さ
れる第2の領域などの境界に設定される閾値を示してい
る。
第2図の(a)〜(C)において、第2図の(a)は例
えばある1枚の画像と対応する画像信号における二乗誤
差信号の大きさの頻度曲線であり、また、第2図の(b
)、(c)は前記した第2図の(a)に示されているよ
うな二乗誤差信号の大きさの頻度曲線が得られた画像信
号とは異なる別の画像信号と対応する二乗誤差信号の大
きさの頻度曲線であるさて、第2図の(a)に示すよう
な二乗誤差信号の大きさの頻度曲線が得られるような画
像信号について、それの第1の領域と対応する画像信号
に対してはAピッ1−/画素となるような信号処理を施
こし、また、第2の領域と対応する画像信号に対しては
Bピッ8フ画素となるような信号処理を施こし、さらに
、第3の領域と対応する画像信号に対してはCビット/
画素となるような信号処理を施こしたときに、1枚の画
像と対応する画像信号の全データ量が所定のデータ量に
なったと仮定した場合に、別の1枚の画像と対応する画
像信号による二乗誤差信号の大きさの頻度曲線が例えば
第2図の(b)に示すようなものであったとし、この第
2図の(b)に示すような二乗誤差信号の大きさの頻度
曲線が得られるような画像信号についても、前記した第
2図の(a)に示すような二乗誤差信号の大きさの頻度
曲線の場合と同一の閾値によって第1〜第3の各領域が
設定されたとして、それの第1の領域と対応する画像信
号に対してはAピッ8フ画素となるような信号処理を施
こし、また、第2の領域と対応する画像信号に対しては
Bピッ8フ画素となるような信号処理を施こし、さらに
、第3の領域と対応する画像信号に対してはCビット/
画素となるような信号処理を施こした場合に得られる1
枚の画像と対応する画像信号の全データ量は、前記した
第2図の(a)に示されている二乗誤差信号の大きさの
頻度曲線が得られるような1枚の画像と対応する画像信
号に対して信号処理を行って得られた全データ量とは当
然のことながら異なっているものになる。
それで、第2図の(b)に示されている二乗誤差信号の
大きさの頻度曲線が得られるような画像信号に信号処理
を行った場合でも、前記した第2図の(a)に示されて
いる二乗誤差信号の大きさの頻度曲線が得られるような
画像信号に信号処理を行った場合と同様なデータ量のデ
ータが得られるようにするためには、設定されるべき閾
値として第L5− 2図の(c)中に閾値TQ2.Tu2として示されてい
るような第2図の(a)、(b)に示されている閾値T
QI、Tulとは別の閾値に変更されることが必要とな
る。そして、前記した閾値は演算によって容易に求めら
れる。
前記した符号化モード設定回路42には、前記したメモ
リ41から読出された平均二乗誤差信号が与えられてい
るから、符号化モード設定回路42ではメモリ41から
読出されてそれに供給される平均二乗誤差信号が、第1
〜第3の領域のどの領域に属するものであるのかに応じ
て所定の閾値が選択されて適応形代表点統合回路43に
供給するとともに、モードデータ(前記した第1の領域
〜第3の領域の各領域にそれぞれ対応しているデータに
ついて、第1の領域に対応するデータについてはAピッ
8フ画素となされるような信号処理モード、第2の領域
に対応するデータについてはBピッ8フ画素となされる
ような信号処理モード、第3の領域に対応するデータに
ついてはCビット/画素となされるような信号処理モー
ド(ただし、A> B> C))も出力する。
前記した適応形代表点統合回路43では、入力信号を記
憶しているメモリ46から読出されてそれに対して供給
された信号について、前記した符号化モード設定回路4
2で設定された所定の閾値に従って可変ビット落しを行
うことにより第3図に示されているような代表点の統合
を行ってデータの削減を若う。
それで、第1図に示されている本発明の高能率符号化方
式においては、入力信号における一定の情報量の信号毎
(例えば1画面分の信号毎)に信号の状態を観測し、前
記した一定の情報量の信号毎の信号の各部分に対して前
記した観測結果に従った可変ビット落しを行うことによ
り第3図に示されているような代表点の統合を行ってデ
ータの削減が行われ、それぞれの入力信号における一定
の情報量の信号毎(例えば11画面分の信号毎)の画像
信号が略々等しいデータ量の符号化データになるように
されるのである。
次に、第4図〜第5図を参照して非適応符号化器33の
構成例について説明する。第4図は第1図中において符
号33で示されている非適応符号化器の一例構成のブロ
ック図であり、この第4図示の非適応符号化器33は、
符号化の対象にされている離散信号を一定区間毎に分割
して得た個々のブロックに属する信号について、前記の
個々のブロック毎に、それぞ九信号の振幅方向における
分布の規格化を行なって個々のブロック毎に規格化が施
こされた状態の規格化済み信号を得る手段と、前記した
個々のブロックと対応して得た規格化済み信号を、前記
の規格化済み信号をそれぞわ得るのに用いられた個々の
ブロックを、さらに分割する状態でそれぞれ一定区間毎
に分割して得た新たな個々のブロックに属する信号につ
いて、前記の新たな個々のブロック毎に、それぞれ信号
の振幅方向における分布の規格化を行なって前記の新た
な個々のブロック毎に規格化が施こされた状態の規格化
済み信号を得ることを、順次に少なくとも1度以上繰返
して行うように構成された高能率な非適応符号化器であ
って、第4図に示されている装置において28〜30は
それぞれ規格化器であり、これらの各規格化器28〜3
0としては、第6し1に示さ九でいる規格器と同様な構
成態様のものを規格化器として使用することができ、ま
た、31は量子化器である。
第6図は、高能率符号化された信号を発生させるための
規格化器の一例構成を示しているもので、1は符号化の
対象にされる離散信号の入力端子であり、第6図に示さ
れている規格化器は入力端子1に供給された符号化の対
象にされる画像の離散信号を一定区間毎に分割して得た
個々のブロックに属する信号について、前記の個々のブ
ロック毎に信号の最大値と最小値とを求め、前記した信
号の最大値と最小値とにより個々のブロックに属する信
号の規格化処理を行って高能率符号化された信号を発生
させる。
第6図に示されている規格器は符号化の対象にされてい
る離散信号を一定区間毎に分割して得た個々のブロック
に属する各サンプルのサンプル値について、前記した個
々のブロック毎に、次の(1)27一 式、すなわち、 Yi=k(Xi−Xmin)/(Xmax−Xmin)
   ・・(1)ただし、i=1.2,3.・・・N XIはi番目の入力サンプル値(1次元)Yiはi番目
の規格化サンプル値(1次元)Xu+inはブロック内
の最小のサンプル値Xmaxはブロック内の最大のサン
プル値Nはブロック内のサンプル数 には規格化定数 に従ってそれぞれ信号の振幅方向における分布の規格化
(ブロック内のサンプル値の最大値と最小値とを用いて
規格化が行われる場合におけるi番目の規格化サンプル
値Yiは、i番目の入力サンプル値Xiがブロック内の
最小のサンプル値Xm1nのときには0となる。
また、i番目の入力サンプル値Xiがブロック内の最大
のサンプル値X waxのときにはkとなるからブロッ
ク内のN個の入力サンプル値X1〜Xnに対するすべて
の規格化サンプル値Y1〜Ynは、0からkの間の値を
とることになる)を行ない、個々のブロック毎に規格化
処理を施こす機能を有するものである。
第6図において2〜5はそれぞわ、前記した離散信号の
時間々隔(離散信号を発生するのに用いられた標本化周
期)と等しい遅延時間を信号に与える遅延回路、6は最
大値検出回路、7は最小値検出回路、8,9は量子化回
路、10〜15は減算器、16〜20は除算器、21.
22は規格化の状態を示す情報(規格化の状態を示すデ
ータ)の出力端子、23〜27は規格化された画素デー
タの出力端子であり、入力端子1に供給された符号化の
対象にされている離散信号は、それぞれ、前記した離散
信号の時間々隔(離散信号を発生するのに用いられた標
本化周期)と等しい遅延回路2〜5の直列回路に供給さ
れる。
そして、前記した遅延口wr5から離散信号X1が出力
されて、それが最大値検出回路6と、最小値検出回路7
と、減算器11とに与えられた時点において、前記した
遅延回路4から離散信号x2が出力されて、それが最大
値検出回路6と、最小値検出回路7と、減算器12とに
与えられ、また、遅延回路3から離散信号X3が出力さ
れて、それが最大値検出回路6と、最小値検出回路7と
、減算器13とに与えられ、さらに、前記した遅延回路
2から離散信号X(n−1)が出力されて、それが最大
値検出回路6と、最小値検出回路7と、減算器14とに
与えられ、さらにまた、入力端子1に供給された離散信
号Xnが、最大値検出回路6と、最小値検出回路7と、
減算器15とに与えられる。
それにより、最大値検出回路6では1つのブロック内の
N個のサンプルのサンプル値x1〜Xnにおける最大値
X waxを検出してそれを量子化回路8に与え、量子
化回路8では前記の最大値Xmaxに対して適当な精度
で量子化を行って得た量子化信号を減算器10に被減数
信号として供給する。
また、最小値検出回路7では1つのブロック内のN個の
サンプルのサンプル値X1〜Xnにおける最小値Xm1
nを検出してそれを量子化回路9に与え、量子化回路9
では前記の最小値Xmjnに対して適当な精度で量子化
を行って得た量子化信号を減算器11〜15に減数信号
として供給するとともに、出力端子22に送出する。
前記した減算器10から出力された信号は、前記した最
大値Xmaxに対する量子化信号から最小値Xm1nに
対する量子化信号を減算した信号、すなわち、1つのブ
ロック内のN個のサンプルのサンプル値の最大値と最小
値との差(Xmax −Xm1n)を表わす信号であり
、その信号は出力端子21に送出されるとともに、除算
器16〜20に対して除数信号として供給される。
前記した除算器16〜20には、前記した減算器11〜
15の内の対応するものの出力が被除数信号として供給
されているから、前記した各除算器16〜20から出力
端子23〜27には、Yi=k(Xi −Xm1n)/
(Xmax −Xm1n)   ・・・(1)i=1.
2.・・・N 前記の(1)式に従って規格化信号処理が行われた規格
化サンプル値Y1〜Ynが出力される。
このように、前記した第6図示の規格化器からは、符号
化の対象にされている離散信号を一定区−jl  − 間毎に分割して得た個々のブロックに属する各サンプル
のサンプル値について、前記した個々のブロック毎に、
前記した(1)式に従ってそれぞれ信号の振幅方向にお
ける分布の規格化を行って得た規格化済み信号(規格化
された画素データ)が端子23〜27に出力されるとと
もに、出力端子21゜22には規格化済み信号と対応し
て設定されるべき信号の規格化の状態を示す信号(規格
化データ)が出力される。
さて、第6図を参照して説明したような構成態様の規格
化器28〜30を備えて構成されされている第4図示の
非適応符号化器において、1段目の規格化器28は1ブ
ロツク内におけるサンプル数Nが8であるような信号の
規格化を行うものであり、また2段目の2個の規格化器
29.30は1ブロツク内におけるサンプル数Nが4で
あるような信号の規格化を行うものとなっており、1段
目の規格化器28で規格化された信号は、それが2分割
されて2段目の規格化器29.30に供給されて、そこ
でさらに規格化された後に、量子化器31に供給されて
量子化されて出力される。規格化データは1段目の規格
化器28と2段目の2個の規化格器29.30との合計
3個の規格化器28〜30からそれぞれ出力され、また
、量子化データは量子化器31から出力される。
前記した第4図示の非適応符号化器33において信号の
規格化を2段にわたって行っている規格化信号処理の状
態を、第5図の(a)、(b)に示すようなそれぞわ異
なる2種類の信号について説明すると次のとおりである
。第5図の(a)、(b)は符号化の対象にされている
離散信号を一定区間毎に分割して得た個々のブロックC
,El、E2に属する信号(サンプル値)を、図の横方
向には例えば時間をとり、他方、縦方向には信号レベル
をとって、信号の順次のサンプル値を白丸で示している
図であり、第4図中の1段目の規化格器28で規格化の
対象にしている信号の1ブロツクC内のサンプル数Nが
8であり、また、第4図中の2段目の2個の規格化器2
9.30で規格化の対象にしている信号の1ブロックE
l、E2内のサンプル数Nが4の場合を示している。
第5図の(a)、(b)におけるXmaxCはブロック
Cにおける8個のサンプル中の最大のサンプル値と対応
する信号レベルを、Xm1nCはブロックCにおける8
個のサンプル中の最小のサンプル値と対応する信号レベ
ルを示し、またXmaxElはブロックE1における4
個のサンプル中の最大のサンプル値と対応する信号レベ
ルを、Xm1nE1はブロックE1における4個のサン
プル中の最小のサンプル値と対応する信号レベルを示し
、さらにXm1nE1はブロックE2における4個のサ
ンプル中の最大のサンプル値と対応する信号レベルを、
Xm1nE2はブロックE2における4個のサンプル中
の最小のサンプル値と対応する信号レベルを示している
また、第5図の(a)、(b)中の斜線を引いて示しで
ある部分は、符号化の対象にされている信号が存在して
いないために、1段目の規格化器28による規格化処理
に際して量子化の対象から除かれる部分であり、また、
第5図の(a)、(b)中の網線を引いて示しである部
分は、符号化の対象にされている信号が存在していない
ために、2段目の規格化器29.30による規格化処理
に際して量子化の対象から除かれる部分である。
第5図の(a)、(b)をみると1段目の規格化器28
による信号の規格化処理で残されている部分は、信号の
規格化処理を1段だけ行うようにした従来例の場合に比
べると、規格化データ量を減らしている分だけ若干多く
なっているが、2段目の信号の規格化処理を行う規格化
器29.30による信号の規格化処理によって大幅に狭
くなっており、従来例におけるサンプル数Nが4の場合
と大差がない広さとなっていて、各サンプル値の量子化
誤差も同等となる。
2段目の規格化器29.30による信号の規格化は、1
ブロツク内のサンプル値の最大値Xmaxとサンプル値
の最小値X+++jnに対して、それぞれ2bit(4
レベル)というように、かなり荒いものにしても、1段
目の規格化器28による信号の規格化処理で残される部
分は相当に狭くなされているので信号の規格化は前記の
程度で行うようにしても充分である。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなように、本発
明の適応形データ削減方式は符号化の対象にされている
離散信号における各サンプル値単位、または、符号化の
対象にされている離散信号を、一定区間毎に分割して得
た個々のブロック単位で略々一定のデータ量になるよう
にして符号化が行われる如き高能率符号化方式による符
号化手段により符号化されたデータを得る手段と、前記
の符号化手段によって符号化されたデータにおけるデー
タ削減の対象にされるデータの部分だけを第1の記憶装
置に記憶させ、前記の符号化手段によって符号化された
データにおけるデータ削減の対象にされないデータはそ
のまま出力されるようにする手段と、少なくとも前記し
た符号化手段によって符号化されたデータに基づいて得
た信号を用いて、適応処理におけるそれぞれ所定の符号
化モード設定に際して用いられるべき信号を得るための
モード判定用信号を得る手段と、前記したモード判定用
信号を記憶する第2の記憶装置と、前記の符号化された
データにおける  ′   −データの削減量が、適応
処理におけるそれぞれ所定の符号化モード設定に際して
用いられるべき信号の大きさの分布の状態の如何に抱わ
らずに常に略々一定になされるように、適応処理におけ
るそれぞれ所定の符号化モード設定に際して用いられる
べき信号の大きさの分布の状態に基づいて、適応処理に
おける符号化モードの切換えのために適用されるべき複
数個の閾値を設定する手段と、前記の閾値と第2の記憶
装置から読出さ九た適応処理におけるそれぞれ所定の符
号化モード設定に際して用いられるべき信号とによって
個々のデータに対して適用されるべき符号化モードを設
定する手段と、前記のように設定された符号化モードに
従って第1の記憶装置から読出さ九たデータに対して適
用されたそれぞれの符号化モードにより、それぞれ異な
った所定の出力データ量になされるような適応処理によ
りデータ削減が行われるようにした適応形データ削減方
式であって、この本発明の適応形データ削減方式におい
てはブロック単位でのデータ量が異なるような適応処理
を施こされていても、前記したブロックの多数のものが
集合されてなるある単位では略々一定のデータ量に保持
されるようにして高能率符号化が行われるようにされて
いる信号処理において、信号処理のために用いられるメ
モリの規模を大巾に減少することができ、したがって、
本発明方式によれば画像信号に対する符号化の場合のよ
うに、データ量の多い信号の高能率符号化に際しても回
路規模を余り大きくすることなくデータ圧縮率を向上で
きるのである。
特に、高品位テレビジョン信号等に対する符号化処理に
おいて必要とされる基本的なフィールドメモリはかなり
大規模なものとなるものであるから、そのような場合に
おける本発明方式の適用は極めて有効である。また、本
発明方式の適用によれば、メモリへの書込み速度や、メ
モリからの読出し速度などを低減できるので、前記した
ように単にメモリ規模の大巾な減少によるメモリ素子数
の減少だけの利点ではなく、データの並列変換回路、デ
ータの直列変換回路の軽減や、消費電力の低下などの利
点も得ることができ、さらに、本発明方式を適用すれば
、一度高能率符号化されて記録媒体に記録されであるデ
ータを伝送するデータベースにおいて、目的に合わせた
より少ないデータ量でのデータ伝送も可能になるという
利点も得られる。
また、本発明の適応形データ削減方式では、モード判定
用信号を発生させるために、本来の高能率符号化器とは
別の高−能率符号化器を用意することが必要とされるな
どの不合理なこともなく、結果として高能率符号化方式
の装置規模を大巾に削減することが可能になる。
さらに、本発明の適応形データ削減方式をデータベース
等のように、記録媒体に記録されている信号を回線で伝
送して使用するシステムに適用すれば、比較的に信号の
劣化の少ない高能率符号化方式で符号化されて記録媒体
に記録されているデ=39− 一タを、ある程度の信号の劣化が許容される目的の場合
には、より少ないデータ量として伝送時間を短くして伝
送するようなシステムを構成することも可能なのであり
、この場合には記録媒体の容量も必要最小限で済むよう
になるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の適応形データ削減方式の一実施例のブ
ロック図であり、また、第2図は誤差信号の頻度分布と
閾値とを示す図、第3図は代表点の統合の態様の説明図
、第4図は非適応符号化器の一例構成を示すブロック図
、第5図は第4図に示されている非適応符号化器の動作
説明用の図、第6図は規格化器の一例構成を示すブロッ
ク図、第7図は従来例のブロック図である。 1・・・符号化の対象にされている離散信号の入力端子
、2〜5・・・離散信号の時間々隔(離散信号を発生す
るのに用いられた標本化周期)と等しい遅延時間を信号
に与える遅延回路、6・・・最大値検出回路、7・・・
最小値検出回路、8,9・・・量子化回路、10〜15
・・・減算器、16〜20・・・除算器、21.22・
・・規格化の状態を示す情報(規格化の状態を示すデー
タ)の出力端子、23〜27・・・量子化データの出力
端子、28〜30・・・規格化器、31・・・量子化器
、32・・・高能率符号化の対象とされている信号が供
給される入力端子、33・・・非適応符号化器、36.
47・・・モード判定用信号形成回路、38・・・平均
二乗誤差検出回路、34・・・出力端子、37・・・規
格化逆変換器、39・・・信号観測回路、40・・・閾
値設定回路、35,41.46.メモリ、42・・・符
号化モード設定回路、48・・・50゜51.52・・
・高能率符号化器、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 符号化の対象にされている離散信号における各サンプル
    値単位、または、符号化の対象にされている離散信号を
    、一定区間毎に分割して得た個々のブロック単位で略々
    一定のデータ量になるようにして符号化が行われる如き
    高能率符号化方式による符号化手段により符号化された
    データを得る手段と、前記の符号化手段によって符号化
    されたデータにおけるデータ削減の対象にされるデータ
    の部分だけを第1の記憶装置に記憶させ、前記の符号化
    手段によって符号化されたデータにおけるデータ削減の
    対象にされないデータはそのまま出力されるようにする
    手段と、少なくとも前記した符号化手段によって符号化
    されたデータに基づいて得た信号を用いて、適応処理に
    おけるそれぞれ所定の符号化モード設定に際して用いら
    れるべき信号を得るためのモード判定用信号を得る手段
    と、前記したモード判定用信号を記憶する第2の記憶装
    置と、前記の符号化されたデータにおけるデータの削減
    量が、適応処理における それぞれ所定の符号化モード設定に際して用いられるべ
    き信号の大きさの分布の状態の如何に抱わらずに常に略
    々一定になされるように、適応処理におけるそれぞれ所
    定の符号化モード設定に際して用いられるべき信号の大
    きさの分布の状態に基づいて、適応処理における符号化
    モードの切換えのために適用されるべき複数個の閾値を
    設定する手段と、前記の閾値と第2の記憶装置から読出
    された適応処理におけるそれぞれ所定の符号化モード設
    定に際して用いられるべき信号とによって個々のデータ
    に対して適用されるべき符号化モードを設定する手段と
    、前記のように設定された符号化モードに従って第1の
    記憶装置から読出されたデータに対して適用されたそれ
    ぞれの符号化モードにより、それぞれ異なった所定の出
    力データ量になされるような適応処理によりデータ削減
    が行われるようにした適応形データ削減方式
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0380081A2 (en) 1989-01-24 1990-08-01 Victor Company Of Japan, Limited System for controlling an amount of coded output data
US4984077A (en) * 1988-12-28 1991-01-08 Victor Company Of Japan, Ltd. Signal converting apparatus
JPH0313065A (ja) * 1989-06-09 1991-01-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高能率符号化装置

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