JPH01112882A - ブロック分割順次再生符号化方式 - Google Patents

ブロック分割順次再生符号化方式

Info

Publication number
JPH01112882A
JPH01112882A JP62269901A JP26990187A JPH01112882A JP H01112882 A JPH01112882 A JP H01112882A JP 62269901 A JP62269901 A JP 62269901A JP 26990187 A JP26990187 A JP 26990187A JP H01112882 A JPH01112882 A JP H01112882A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pixels
encoding
circuit
picture
encoded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62269901A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07112243B2 (ja
Inventor
Toshiaki Endo
俊明 遠藤
Yasuhiro Yamazaki
泰弘 山崎
Hiroshi Ochi
宏 越智
Kenji Ogura
健司 小倉
Makoto Kobayashi
誠 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
KDDI Corp
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Kokusai Denshin Denwa KK
Mitsubishi Electric Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, Kokusai Denshin Denwa KK, Mitsubishi Electric Corp, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP26990187A priority Critical patent/JPH07112243B2/ja
Publication of JPH01112882A publication Critical patent/JPH01112882A/ja
Publication of JPH07112243B2 publication Critical patent/JPH07112243B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は中間調を含む濃淡画像の高能率符号化方式に係
わり、特に多階調適応形ブロック符号化方式(以下、r
 GBTC方式」と称す)と順次再生符号化方式(以下
、r pcs方式」と称す)とを組み合わせてモディフ
ァイドしたブロック分割順次再生符号化方式(以下、r
 BSPC方式」と称す)に関するものである。
(従来技術とその問題点) テレマティク・サービスにおける自然画像伝送の要求は
ビデオテックス等のセンター・エンド形通信ばかりでな
くファクシミリ等のエンド・エンド形通信においても高
まっている。これらの通信に用いられる代表的な符号化
方式としてGBTC方式とpcs方式とがある。
まず、従来のGBTC方式の概略について説明する。
第1図は従来のGBTCの概略図であり、1は画像デー
タの入力端子、2はバッファメモリ、3はブロック内の
画像データの最大値、最小値検出回路、4は最大、最小
代表階調決定回路、5は階調レベルメモリ、7は比較回
路、8は分解能成分メモリ、9は基準レベル発生回路、
10は差分値発生回路で゛ある。
バッファメモリ2は、画素単位の画像信号を端子1から
入力して、1ブロツクライン(縦1個、横1列のブロッ
ク列を示す)分の画像データを蓄積し、1ブロツクずつ
画素データを出力する。このバッファメモリ2に格納さ
れた画素データは、1ブロツクごとに読みだされて必要
な処理が施される。
以下、画像データを256階調(O〜255)、ブロッ
クサイズを4×4画素、lブロックを最大4階調で近似
するものとして説明する。
各ブロックの符号化情報は次のように作成される。まず
、最大、最小値検出回路2は、1ブロツク分の画素デー
タをバッファメモリ2より読み込んで、ブロック内の最
大値(L□8)と最小値(L、、、)を求め、更にこれ
らの値からレベル差り=L、、x−L、五、を求める。
また、第2図の如く上記レベル差りを閾値T、。
T2と比較してDの大小によってそのブロックを表示す
る階調数を1〜4に決める。続いて最大。
最小代表階調決定回路4はブロックをに階調(k=1.
2.4)に量子化して表現するための代表階調に関して
、その最大値と最小値(以下それぞれ最大代表階調、最
小代表階調と呼ぶ)の値PO+Pk(k=1.2)ある
いはQm(k=1.4)を求める。
これらの値の求め方を4階調表現を例にとって説明する
(1)まずL□8とL mtnよりその平均値A−’4
 (L□、+L、tア)を求めるとともに両値の間を第
3図に示すように範囲al、a2゜a=、aaに4等分
し、範囲a1及び範囲a4に属する画素データの平均値
をそれぞれQ、。
Q4の初期値とする。
すなわち、 A−二D 以上の画素データの平均をQ。
A−−D  未満の画素データの平均をQ4とする。
Q、〜Q4の間で等間隔にQ= 、Qsを設定するもの
とすると、第4図から明らかなようにQz=Q+   
Lゎ −−−−一−・−−−−−−・−・−・−・−・
・−・−・・・■Ql =Qa +  LD   ・・
・−・・・−・−・−・・−−−一−−・−・・・■で
与えられる。ただし、LA=(Ql +Qz)/2(基
準値)Lo =Q+  Qa  (差分値)とする。
ブロックを4階調で表現する場合の第1近似での量子化
レベル、すなわち代表階調は前記QllQ、、Q3.Q
、で与えられる。
(2)次に、ブロック内の画素データXを、これら各代
表階調の中の最も距離が近いもので代表するべくクラス
タに分類することを考えると、Qlで代表されるクラス
タ(以下第1クラスタと呼ぶ)には X≧Q、 −−Lゎ  ・−−−−−−−・・・−−−
−−−−−−一−−・−・−−−−一・−■Qaで代表
されるクラスタ(以下第4クラスタと呼ぶ)には X<Q、+−Lゎ −・−−〜−一・・−−−−−−−
・−−−−−−−−−−−・・・−■を満足する画素デ
ータが属することとなる。
そこで、第1クラスタの代表階調Q、を第1クラスタの
画素データの平均値で置き換える。
同様に第4クラスタの代表階調Q4を第4クラ  ′ス
タの画素データの平均値で置き換える。これによりQ、
、Q、は、より近似の良い新しい値に更新される。
ここで再びLD=QI  Qaを求め、Lnを更新した
上で■■式によりQ、、Q、を再度求めれば新しい代表
階調が決定される。
(3)(2)の処理を繰り返す。
(4) (2)の処理によってもQ1〜Q4の値がほと
んど変化しなくなったとき、収束したものと判断して、
得られたQ、、Q2.Q、、Q、を最終的な代表階調と
する。
(5) (2)の処理は、収束するまで行うことは必ず
しも必要なく、任意に打切ることができる。
特に、(2)の操作を行わず、(1)の処理によって得
られるQ、〜Q4の値を代表階調としてもかなりの良い
近似が得られ実用上十分である。
2階調表現の場合も同様である(第5図(a))。
例えば、A−’4 (L□、 +La1a )以上の画
素データの平均をP、の初期値、A未満の画素データの
平均をP2の初期値として第1近似の代表階調が得られ
る。クラスタ分類にあたってはA”” ′A(Pt +
 P z )によってAの値を更新した後上記処理を繰
り返せば、代表階調P、、P。
(P+>Pg)が得られる。
1階調表現の場合は初期値のいかんにかかわらず代表階
調はブロック内の全画素の画素データの平均値となる。
このようにして求められた、ブロック内の代表階調によ
り、ブロック内の各画素の画素データをクラスタ分類す
るため、比較回路7.・階調レベルメモリ回路5は代表
階調の値あるいはこれにかわるものを一時メモリするた
めに設けられている;例えば、4階調表現の場合を例に
とると、代表階調Q、、Q、、Q、、Q、を階調レベル
メモリ回路5に一時メモリしておき、ブロック内の画素
データをバッファメモリ2より順次読出して比較回路7
により最も距離の近い代表階調を判別し、その判別結果
を分解能成分φとして例えば2ビツトで表現して、分解
能成分メモリ8にメモリする。
このために、階調レベルメモリ回路5にメモリする値は
必ずしも代表階調である必要はなく、例えば TQI  =−(Ql  +Qt  ”)T(h  =
   (Qz  +にh  )TQ3  =   (Q
3  +Q4  )であってもよい。この場合画素デー
タXはX≧TQ、ならば第1クラスタ(代表階11Q、
)TQI>X≧TQ、ならば第2クラスタ(代表階調Q
、)TQt>X≧TQ、ならば第3クラスタ(代表階調
Q、)TQ3>X   ならば第4クラスタ(代表階調
Q、)として分類される。
一方、基準レベル発生回路9は、最大、最小代表階調決
定回路4により求められた最大代表階調と最小代表階調
の平均値LAを求め基準レベルとする。    ゛ また、差分値発生回路10により、同様に最大代表階調
と最小代表階調の差し、を求める。■、2゜4階調表現
の場合のLa、Loの求め方を第1表に示す。
第    1    表 以上によりブロック内の原画データはLA+  LD+
φの3種の成分で表されたことになる。これら各成分の
値を個々に圧縮符号化すればよい。圧縮符号化方法とし
ては、LA及びLDがDPCM方式、φがMMR方式を
用いる。
LA+  L11+  φの値が表1で与えられるとき
、これらから原画像を復元するには次式によればよい。
1階調表現: p0=LA 2階調表現: P+ 7LA++AL。
Pg−LA−′AL。
4階調表現: Q、−La +!/SL。
Qt =LA +!/&L口 Qs=LA !4L。
Q4=LA−%Lゎ 例えば4階調表現の場合、Q、の初期値を、値が領域a
、にある画像データの平均にとるのでなく、領域a、の
中央値、すなわちA+3/8 Dとしてもよい、このよ
うな初期値のとり方の影響は単に近似精度に影響するの
みであって符号の復号の基本条件には影響しない。
また、以上の説明では各ブロックを4階調以下で表現す
る場合を説明したが、1,2,4.8゜16・・・と多
(の代表階調を含む場合にも適用できる。
例えばブロックを8階調で表現する場合、代表階調をR
k  (k=1.2.3・・・8)とすると、4階調表
現で述べたと同様に、最大代表階調R,と最小代表階調
R1を求めその間を等間隔に分けてR2〜R?を求める
。2′階調を最大とするとき分解能成分はnビットで表
される。
さらに差分値LDは最大代表階調と最小代表階調の差で
あることは必ずしも必要ではなく、更に2階調表現と4
階調表現でその定義を異ならせてもよい。第5図及び第
2表は4階調表現の場合について、LD−%(Q、−Q
、)とした−例である。
第  2  表 第6図は画像データより符号化信号を形成するまでの過
程を示す。従来のGBTC方式のブロック図である。第
2表に示すような基準レベルLAn差分信号LDを形成
するまでの過程は第1図において説明したので省略する
基準レベルLAは、1ブロツクラインの各ブロックの順
に基準レベル発生回路9より出力される。
基準レベル符号化回路11はLAの各値ごとに、所定の
バイナリ−コード(1と0よりなるコード)を発生する
このようにして、LAは順次バイナリ−コードに変換さ
れてバッファメモリ13に蓄積される。差分値LDは差
分値符号化回路15により所定のバイナリ−コードに変
換されて順次バッファメモリ16にメモリされる。
なお、ここで該当ブロックが1階調表現の場合にはり、
の値にかかわらず、差分値符号化回路15からはL++
=Oの場合と同一の符号が出力されるように制御される
また、比較回路7よりは第3表に従って分解能成分φh
 φ2が出力され、それぞれφ1バッファ18.φ2バ
ッファ19に一時メモリされた後、φ符号化回路12に
よりそれぞれ符号化して冗長度抑圧した後φ、メモリ2
1.φ2メモリ22にメモリされる。
第   3   表 1画面の処理が終了するとLA、Lo 、  φ1゜φ
2の符号化信号はそれぞれバッファメモリ13゜16、
φ+ メモ’) 21.  φ2メモリ22にメモリさ
れている。これらの信号はそれぞれ端子14.17.2
3゜24より取り出され、信号合成器20により合成さ
れてLA、LD、  φ8.φ2の順に端子25より送
出される前記説明において、1階調表現のブロックにお
いてり、=0としてこれをコード化して符号化信号とし
たが、1階調表現のブロックではすべてり、=Oであり
、この情報は必ずしも必要としないので省略することが
できる。
次に復号方法について第2表のLAとしわを用いた場合
を例にとり説明する。第7図は従来のGBTC方式に用
いる復号回路の構成例を示すブロック図であって、31
は基準レベル復号化回路、32は差分値復号回路、33
は分解能成分復号化回路、34は画像メモリ回路、35
はり、メモリ、36は演算回路、37はバッファメモリ
、40は信号分配回路である。
端子30より入力される信号は信号分配回路40にて各
復号回路に分配されるLAの符号化信号は基準レベル復
号化回路31により復号され、LAの値が出力される。
当該ブロックのすべての画素に対して画像信号S、を S、=LA として与えこれを画像メモリ回路34にメモリする。
1画面のLAがすべて復号されたとき、S、にょって概
略画像が構成される。
続いて差分値LDの符号化信号が入力されると差分値復
号回路32によりこれを復号して、復号されたし、の値
をLoメモリ35にメモリする。
次にφ、の符号化信号が入力されると、分解能成分復号
化回路33によりφ、も復号し、LDメモリ35より該
当ブロックのLoの値を参照し、(1)L、=0なら1
階調表現のブロックなのでSt =31 (Stを変更
しない) (2)  Lo≠0なら2階調または4階調表現のブロ
ックなのでφ+=0なら S z = S l+ y2
L bφ1=1なら S t = S + −ηしわと
して画像メモリ回路34の内容をSlから82に書きか
える。続いてφ2の符号信号が入力されると、分解能成
分復号化回路33によりφ2を復号し、(1)1ブロツ
ク内のすべての画素でφz=0ならばlまたは2階調表
現のブロックなので、当該ロック内の各画素は Ss =St  (Szを変更しない)(2)1ブロツ
ク内で少なくとも1画素φ2−1の画素が存在すれば4
階調表現なので φz=oO)画素は 33 =S! +%L。
φt=iの画素は S3 =S! −y4Lカとして画
像メモリ回路34の内容を32からS。
に書きかえる。
このようにして得られるS3が復号画像を表している。
なお前記S2は、第5図から明らかなように、代表階調
Q、とQ!を’A (Q+ +Qz )で、代表階調Q
3とQ4を’A (Q3 +Qa )で近似して表現し
ているので、S、とSsの中間の品質にある。
従って復号処理が段階的に行われるための途中でも近似
的な画像内容を知ることができる。
一般にR1−R2のr階調(r>2)で表現する場合に
は、差分値は に比例する値に定めれば段階的復号が可能となる。
前記復号方法はLD=0の場合も符号化信号が存在する
場合を述べたが、前述したようにL0=0の場合のLa
符号化信号が省略されている場合はφ、を復号後にブロ
ック内のφ1がすべて0”のブロックが存在すと、L 
o ”” 0のデータを作りLDメモリ35の該当メモ
リ位置に挿入しておけばよい。従ってこの場合には符号
化信号はLA、  φ、。
LD+  φ2の順に送出する方が都合が良い。
次に従来のPC3方式(特開昭62−25575号)に
おける符号化・復号化方式の概略を説明する。ここでの
説明では、対象符号化画像の階調数は166階調4ピツ
ト)とする。
PC3符号化方式では画像をビットプレーンに分解して
、以下の3種の符号化手段に分けて符号化を行うもので
ある。
初期符号化:各ビットプレーンを構成する画素のうちか
らΔYライン毎のライン上からΔX画素おきに画素を抽
出しこれらの画素を符号化する。
モード1の符号化:符号化された画素のうち最小の矩形
の頂点に位置する4つの画素と同じ位置にある既に符号
化を終えた各プレーンの画素を参照してそれら4つの参
照画素に囲まれた中心に位置する画素を符号化する。
モード2の符号化:初期符号化手段とモード1の符号化
手段によって符号化された画素のうち最小の菱形の頂点
に位置する4つの画素と同じ位置にある既に符号化を終
えた各プレーンの画素を参照してその中心に位置する画
素を符号化する。
第8図は従来のPC3方式における符号化回路の一例を
示している。51.52は入力端子、53はビット化回
路、54はアドレス制御回路(1)、55はアドレス制
御回路(ml、56.57.58.59はそれぞれ一画
面メモリ、64は符号化順序制御部、65と66はそれ
ぞれ順次再生符号化器(I)と順次再生符号化器(In
、67は信号合成回路、68は出力端子、60.61.
62゜63はそれぞれゲートを示している。以下、第8
図の回路の動作を詳細に説明する。入力端子51より、
符号化する原画像の信号が画像の左上を始点とし左から
右、上から下の順序で順次一画素単位に受信され、ビッ
ト化回路53に転送される。ビット化回路53は4ビツ
トで表現されている画素を一ビツト信号に分解し、MS
BからLSBまでの一ビツト信号を、それぞれ一画面メ
モリ56.57.58.59に転送する。この処理によ
り原画像は4枚のビットプレーンに分解されて、それぞ
れ1画面メモリ56、57.58.59に記憶される。
アドレス制御回路(I)54は、ビット化回路53より
転送される信号を各−画面メモリ56.57.58.5
9のどの座標に記憶するかを指示する。各−画面メモリ
56.57.58.59には、アドレス制御回路(1)
54の指示により原画像から信号が読み出される順序と
同じ順序(画像の左上を始点とし左から右、上から下の
順序)で一画面分の情報が蓄積される。
各−画面メモリ56.57.58.59への情報の転送
が終了すると、アドレス制御回路(I)54は、符号化
順序制御部64に転送の終了を示す信号を転送する。
符号化順序制御部64はその信号を受信すると、予め記
憶された符号化め順序に従って、ゲート60〜63をオ
ープンし符号化すべきプレーンを選択するとともにアド
レス制御回路(n)55に符号化画素、参照画素の選択
を指示する。アドレス制御回路(n)55は各−画面メ
モリ56〜59より逐次符号化画素、参照画素を抽出し
、各ゲート60〜63を介して順次再生符号化器(I)
65と順次再生符号化器([166の一方又は双方に転
送する。順次再生符号化器65.66は符号化順序制御
部64の制御に従って、各ゲートを介してくる符号化画
素を符号化する。順次再生符号化回路器(I)65. 
(TI)66で出力される符号化情報は順次信号合成回
路67へ出力される。
各プレーンの符号化に当たっては、まず16画素(ΔX
=16.ΔY=16)を単位として抽出し了解像度1/
16の画像として初期符号化を行い、続いてΔX、ΔY
を2分して既符号化画素の中央の画素を抽出してモード
1.モード2の符号化手段により、解像度178の符号
化信号を得る。同様の手順を繰り返して順次1/4.1
/2・−・と解像度の高い符号化信号を得る。これらの
符号化順序の一例を第3表に示す、なお、解像度を順次
1/16.1/8.1/4−一−−−と上げながら順次
符号化を行うため、ΔX。
ΔYの初期値は2 ’(w−整数)にとる。信号合成回
路67は符号化順序制御部64から出力されるプレーン
表示符号を出力端子68へ出力するとともに、この符号
により符号化プレーンを判定し、第4表に示す画像の符
号化情報の蓄積方法により蓄積する。例えば、プレーン
1である場合は順次再生符号化器(1)65の出力信号
を、プレーン2,3.4である場合は順次再生符号化器
(II)66の出力信号を選択し、プレーン表示符号に
続けて出力端子68へ出力する。
第   4   表 また、上述した符号化順序は、符号化順序制御部64に
設けられたメモリに予め記憶される。従って、このメモ
リの内容を変更することで、符号化順序を任意に設定す
ることができる。このメモリ内容の変更は、送信側で行
ってもよいし、受信側から行うこともできる。これがた
めの信号の入力′端子が図中の入力端子52である。
第9図は従来のPC3方式における復号化回路の一例を
示しているものであり、301は入力端子、311はプ
レーン表示符号抽出回路、312は復号プレーン決定部
、321は順次再生復号回路、331゜332、333
.334.335.336.337.338はゲート回
路、341.34−2.343.344はそれぞれ二値
化されたプレーンを記憶するための一画面メモリA、−
画面メモリB、一画面メモリC5一画面メモリD135
1 と353はアドレス制御回路(1)と(II)、3
52はビ・ント合成回路、361は階調画像を記憶する
ための階調画像一画面メモリ、371は出力端子を示し
ている。
初期状態として、4枚の一画面メモリ341〜3.44
内の全メモリには全て“1”が記憶され、階調画像一画
面メモリ361内の全メモリには全て“15”が記憶さ
れる。
入力端子301から符号化された信号を受信する。
プレーン表示符号抽出回路311は入力端子301より
受信する信号からプレーン表示符号を抽出し、その符号
は復号プレーン決定部312に転送し、その他の符号は
順次再生復号回路321に転送する。
順次再生復号回路321は復号プレーン決定部312の
指示に従いプレーン表示符号抽出回路311より転送さ
れて(る符号化信号を復号化する。また、アドレス制御
回路[))353は、各−画面メモリA〜Dより参照画
素値を読み出し、ゲート335〜338を介して、順次
再生復号回路321へ転送する。復号プレーン決定部3
12は、プレーン表示符号抽出回路311より転送され
るプレーン表示符号と第9図よりそのプレーン表示符号
の後に入力端子301から転送されてくる符号が、どの
プレーンに関するものかを求め、それに従ってゲート3
31からゲート334のいずれかのゲートをオープンに
することにより、復号化するプレーンを選択するととも
に、順次再生復号回路321を制御する。例えば、プレ
ーン表示符号抽出回路311よりプレーン表示符号“1
0”を受信すると、復号プレーン決定部312はプレー
ンCの情報を復号するためにゲート333をオープンに
するとともにプレーンCの情報を復号するように順次再
生復号回路321に指示する。復号化の最小単位は符号
化時における各手順単位〔特開昭62−25575号「
階調ファクシミリ画像信号の符号化方式」参照〕であり
、その単位の復号化を終了すると、順次再生復号回路3
21は復号プレーン決定部312に復号終了を指示する
信号を転送する。復号プレーン決定部312はその信号
を受信すると、オープンにしていたゲート(ゲート33
1から334のいずれか)をクローズしさらにプレーン
表示符号抽出回路311へ復号終了信号を転送する。ま
た、プレーン表示符号抽出回路311は、復号化プレー
ン決定部312から復号終了の信号を受信すると、入力
端子301より入力される信号からプレーン表示符号を
抽出し、以上の手順を繰り返す。
順次再生復号回路321は復号化された画情報信号をオ
ープンにされたゲート(ゲート331から334のいず
れか一つ)を介して、一画面メモリ(一画面メモリA3
41から一画面メモリD344のいずれか一つ)の決ま
ったアドレスに転送し記憶する。
アドレス制御回路351は4枚の一画面メモリ341〜
344と階調画像一画面メモリの同一座標を指示する。
4枚の一画面メモリ341〜344はアドレス制御回路
より指示された座標のメモリ内容をビット合成回路35
2に転送する。ビット合成回路352は、一画面メモリ
341〜344から転送されるビット情報を用いて予め
定められた符号割当てにより階調画像信号(4ビツト)
を合成し、アドレス制御回路351が指示する座標のメ
モリに記憶する0例えば、一画面メモリ341〜344
より転送されてくる信号がそれぞれ“1″、“0”、“
1”。
“0”の場合には、合成される階調画像信号は“6″と
なる。
アドレス制御回路351は順次再生復号回路321によ
る復号化が全て終了した後に、上記の手順を一画面の左
上のすみの画素より始めて左から右へ上から下へと順次
に全座標に対して行う。その結果、階調画像一画面メモ
リ361に復号化された階調画像情報が得られる。
ところで、従来技術であるGBTC方式は最終的に完全
に原画像と同一の画像を再生することができないという
欠点があった。また、早い時点で大まかな全体の画像を
再生し、その後徐々に画質を向上させるといった順次再
生の機能については、順次再生の画像表示段数が数段階
であり画像表示手段数をあまり多くとれない。
一方PC5方式は順次再生の機能については、順次再生
の画像表示段数を多くとれるため連続的に画質を向上で
きる。また、最終的には原画像と同一の画像を再生する
ことができる。しかし順次再生の途中段階において、符
号化効率が十分でないという欠点があった。
(発明の目的) 本発明は、上述した従来技術の欠点に鑑みなされたもの
で、順次再生が可能でかつ高効率で原画像を再生するこ
とが可能なブロック分割順次再生符号化方式を提供する
ことを目的とする。
(発明の構成) 以下、図面を用いて本発明を説明する。
第10図は本発明によるBSPC方式の符号化器のブロ
ック図を示す、以下、第6図と異なる点のみを説明する
。26は画像再生回路、27は差分画像再生回路、28
はdiJ符号化器、29はバッファメモリを示す。
画像再生回路26は基準レベル発生回路9.差分値発生
回路10.φ1バッファメモリ18.φ2バッファメモ
リ19より信号を受信し、それらより再生画像を生成す
る。差分画像生成回路27はバッファメモリ2に蓄積さ
れている原画像と画像再生回路26で再生された画像と
の画素ごとの差分をとり、差分画像diJを生成する。
差分画像dムjの各画素Mビットとその正負を示す1ビ
ツトのフラグビットで表現される。正値の場合にはフラ
グビットは“0”、そうでない場合には“ビ′となる。
そのフラグビットをMSB (Most 51gn1f
icant Bit)に割り当て差分画像のd!1は(
M+1)ビットの画素で構成されているようにみなす。
d ij符号化器28はd!J信号の符号化を行う。そ
の符号化情報はバッファメモリ29へ転送される。
バッファメモリ29に蓄積されたd ij符号化情報は
信号合成器20へ転送される。基準レベル符号化回路1
1は基準レベルLAの上位n (n=自然数)ビットを
取って2″階調に量子化した上で、n枚のビットプレー
ンに分解し、前述したPC3符号器により符号化処理を
行う。また、φ符号化回路12、差分値符号化回路15
及びdij符号化器28は前述したpcs符号化器を使
用する。
上述のように本発明は、GBTC方式の利点であるブロ
ックごとに3成分に分解して高効率の符号化と、pcs
方式の利点である順次再生の機能とをそのまま生かし、
かつ原画像と同一の画像情報も高効率の符号化を行うこ
°とができる。
第11図は本発明BSPC方式による復号化器のブロッ
ク図を示す。以下、第7図と異なる点のみを説明する。
38はd ij復号化回路、39は演算回路■を示す。
LA+  φl+L11+  φ2の復号の後にd i
j復号化回路38にてdiJ信号が再生され、演算回路
1139へ転送される。演算回路I[39はまずd!J
信号より以下の演算を行う。
dij会ax 2n+ an−+2n−’ + ”・+
 a+2n+ a。
という(M+1)ビットで表現されている。(aM。
・・・aoは係数:0またはl ) MSBのa4はフ
ラグビットであり、 もしa、−0ならば d =j= 3.−.2M−1+・−・+ a +2n
 + a 。
におきかえる。
もしa、4=1ならば dzj=  (ax−+2n−’ 十”・+a+2n 
+ao )とする。この演算を行った後、演算回路I[
39は画像メモリ回路34の各画素値を読み、その画素
値に対応するアドレスのdij値を加え、画像メモリ3
4の対応するアドレスへ書きこむ。この処理を全て終了
すると画像メモリ34には原画と全く同一の画像が再生
されることとなる。
基準レベル復号化回路31.分解能成分φ復合化回路3
3.d五j復号化回路38は前述のPC5符号化方式を
使用する。
本発明は、装置化を容易にする観点から基準レベルを2
11階調(nは自然数)とし、これをn枚のビットプレ
ーンに分解する。また、分解能成分もそれとは独立にm
ビットで表わし、それをm枚のビットプレーンとして表
現する。更に画素を抽出するΔX又はΔYの初期値とし
て2%″(Wは自然数)とすることにより2進表示とな
り、ディジタル処理が容易となることは明らかである。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明は従来のGBTC方式とP
C3方式との利点をそれぞれ組み合わせ、かつ原画像と
再生画像との原画差分値作成回路を設けることにより順
次再生が可能で、かつ高効率で原画像を再生することが
可能となり、その効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図、第4図、第5図(a)(b)
 。 第6図及び第7図は従来のGBTC方式を説明するため
の概略図、第8図及び第9図は従来のpcs方式を説明
するための概略図、第10図は本発明によるBSPC方
式の符号化器のブロック図、第11図は本発明によるB
SPC方式の復号化器のブロック図である。 特許出願人  国際電信電話株式会社 外3名

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原画像をそれぞれが複数の画素からなる複数のブ
    ロックに分割して得られる各ブロック毎に該ブロック内
    の前記複数の画素の階調レベルを代表させる代表階調レ
    ベルを設定して得られた複数の代表階調レベルから一つ
    の基準レベルを算出又は選択指定するための基準レベル
    作成手段と、 前記複数のブロックのそれぞれの前記複数の代表階調レ
    ベルの分布範囲を示す差分値を作成する差分値作成手段
    と、 前記それぞれのブロック内の各画素が前記代表階調レベ
    ルのいずれに相当するかを示す分解能成分を作成する分
    解能成分作成手段と、 前記基準レベルと前記分解能成分とをそれぞれのビット
    プレーンに分解してビットプレーンを作成するビットプ
    レーン作成手段と、 各ビットプレーンを構成する画素のうちからΔYライン
    毎のライン上からΔX画素おきに画素を抽出しこれらの
    画素を符号化する初期符号化手段と、 該符号化された画素のうち最小の矩形の頂点に位置する
    4つの画素と同じ位置にある既に符号化を終えた各プレ
    ーンの画素を参照して該4つの参照画素に囲まれた中心
    に位置する画素を符号化するモード1の符号化手段と、 前記初期符号化手段と該モード1の符号化手段によって
    符号化された画素のうち最小の菱形の頂点に位置する4
    つの画素と同じ位置にある既に符号化を終えた各プレー
    ンの画素を参照してその中心に位置する画素を符号化す
    るモード2の符号化手段と を備えたブロック分割順次再生符号化方式。
  2. (2)2^n階調(nは自然数)で表現された該基準レ
    ベルをn枚のビットプレーンに分解し、mビットで表わ
    された分解能成分をm枚のビットプレーンとして表現す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のブロッ
    ク分割順次再生符号化方式。
  3. (3)前記各ビットプレーンのそれぞれにつき2^w(
    w=自然数)を前記ΔXとΔYの初期値として初期符号
    化とモード1、モード2の符号化を行い、この後はΔX
    とΔYの値を2分してモード1及びモード2の符号化を
    繰り返して符号化するように構成された特許請求の範囲
    第1項記載のブロック分割順次再生符号化方式。
  4. (4)前記基準レベルと前記差分値と前記分解能成分と
    により再生される再生画像と前記原画像との各画素毎の
    差分である原画差分値を作成する原画差分作成手段と、
    該原画差分値をビットプレーンに分解し、各ビットプレ
    ンーンを前記初期符号化手段、前記モード1の符号化手
    段及び前記モード2の符号化手段を用いて符号化するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項又は第3
    項記載のブロック分割順次再生符号化方式。
JP26990187A 1987-10-26 1987-10-26 ブロック分割順次再生符号化方式 Expired - Lifetime JPH07112243B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26990187A JPH07112243B2 (ja) 1987-10-26 1987-10-26 ブロック分割順次再生符号化方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26990187A JPH07112243B2 (ja) 1987-10-26 1987-10-26 ブロック分割順次再生符号化方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01112882A true JPH01112882A (ja) 1989-05-01
JPH07112243B2 JPH07112243B2 (ja) 1995-11-29

Family

ID=17478792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26990187A Expired - Lifetime JPH07112243B2 (ja) 1987-10-26 1987-10-26 ブロック分割順次再生符号化方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07112243B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0851547A (ja) * 1994-05-30 1996-02-20 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
JPH08111780A (ja) * 1994-10-11 1996-04-30 Ricoh Co Ltd 画像処理装置及び画像処理方法
JPH09275498A (ja) * 1996-04-05 1997-10-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像圧縮方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59153378A (ja) * 1983-02-21 1984-09-01 Sony Corp 画像信号形成方法
JPS6225575A (ja) * 1985-07-26 1987-02-03 Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> 階調ファクシミリ画像信号の符号化装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59153378A (ja) * 1983-02-21 1984-09-01 Sony Corp 画像信号形成方法
JPS6225575A (ja) * 1985-07-26 1987-02-03 Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> 階調ファクシミリ画像信号の符号化装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0851547A (ja) * 1994-05-30 1996-02-20 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
JPH08111780A (ja) * 1994-10-11 1996-04-30 Ricoh Co Ltd 画像処理装置及び画像処理方法
JPH09275498A (ja) * 1996-04-05 1997-10-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像圧縮方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07112243B2 (ja) 1995-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2861890B2 (ja) カラー画像表示装置
JP2646169B2 (ja) 映像圧縮及び伸張方法
US6008847A (en) Temporal compression and decompression for video
US6266454B1 (en) Device and method for processing, image and device and method for encoding image
US6961471B2 (en) Video coding and video decoding apparatus
US6614939B1 (en) Image compression apparatus and decoding apparatus suited to lossless image compression
JPH05300382A (ja) ビットプレーン符号化方法及び装置
US6307967B1 (en) Video coding and video decoding apparatus
JPS6096079A (ja) 多値画像の符号化方法
JP3794749B2 (ja) 映像信号符号化装置
KR100537123B1 (ko) 화상 신호 부호화 장치, 화상 신호 부호화 방법, 화상 신호 복호 장치, 화상 신호 복호 방법 및 기록매체
JPH04144485A (ja) 画像処理装置
JPH01112882A (ja) ブロック分割順次再生符号化方式
JPH09139955A (ja) データ符号化装置およびその方法ならびにデータ復号化装置およびその方法
JPH10243405A (ja) 画像信号符号化装置および画像信号符号化方法、画像信号復号装置および画像信号復号方法、並びに記録媒体
JP2550021B2 (ja) デ−タ圧縮を用いた信号伝送受信方法
JP3085017B2 (ja) 符号化装置及び復号化装置
JP2537246B2 (ja) 画像符号化方式
JPH1070730A (ja) 画像符号化・復号化装置、及びその制御プログラムを記録した記録媒体
JP2849385B2 (ja) カラー画像の圧縮符号化装置
JPH0273793A (ja) 高能率符号化装置
JP4011580B2 (ja) 画像データ伝送システム
JPH0511467B2 (ja)
JP2584854B2 (ja) 画像符号化方法
JP2598410B2 (ja) 符号化装置