JPH0898175A - 画像符号化装置 - Google Patents

画像符号化装置

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JPH0898175A
JPH0898175A JP22640294A JP22640294A JPH0898175A JP H0898175 A JPH0898175 A JP H0898175A JP 22640294 A JP22640294 A JP 22640294A JP 22640294 A JP22640294 A JP 22640294A JP H0898175 A JPH0898175 A JP H0898175A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】可変長符号を用いた画像符号化装置において、
予め設定した符号量以下で符号化を行う。 【構成】2種の初期量子化ステップ値100,101
と、前フレームの符号化に用いた最適量子化ステップ値
163を1フレーム遅延させた量子化ステップ値102
とを用いて量子化回路10,11,12で量子化を行
い、符号量測定回路13,14,15で可変長符号化時
の符号量累積値を測定し、目標符号量167に最も近い
符号量累積値とそのときの量子化ステップを2種選択
し、対数値算出回路18でそのときの符号量累積値の対
数値と量子化ステップ値の対数値とを算出し、量子化ス
テップ算出回路19で符号化時の最適量子化ステップ値
163を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像符号装置に関し、特
に入力画像信号に直交変換を施し、目標符号量以下で可
変長符号化する画像符号化装置における符号量制御回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、直交変換と可変長符号化とを用
いた画像符号化装置では、入力画像信号に直交変換を施
すことで変換係数値に偏りをもたせ、発生確率の高い係
数値に短い符号語を、低い係数値に長い符号語を割り当
てることで、全体として符号量を圧縮し、高能率に符号
化を行う。
【0003】このような画像符号化装置では、目標符号
量以下に符号量制御を行う手段として量子化ステップ値
を変化させて制御することが一般的である。これは、量
子化ステップ値を大きくすると無効係数値の出現確率が
高くなるため符号量を減らすことが出来、逆に小さくす
ると符号量が増えるという特性を利用したものである。
【0004】しかし可変長符号では、量子化ステップ値
の変化に対し発生符号量は線形に変化しないため発生符
号量を推定することが難しく、また入力画像の種類によ
って大きく特性が異なるため、実際に可変長符号化を行
わないと発生符号量が分からないという問題があり、目
標符号量以下で符号化を行うことの出来る量子化ステッ
プ値を推定することは一般的に困難である。
【0005】従来の画像符号化装置について図面を参照
して説明する。図4は従来の画像符号化装置の一例を示
すブロック図、図5は従来の符号量制御モデルの第1の
特性を示す図、図6は従来の符号量制御モデルの第2の
特性を示す図である。
【0006】従来の画像符号化装置では、ビデオ機器な
ど一定時間内で符号化をする必要がある場合は、図4に
示すように複数個の初期量子化ステップ値を用いて並列
に量子化回路211〜218、発生符号量測定回路22
1〜228を駆動し、最も目標符号量に近い2点あるい
は複数点を選択し、一次関数やスプライン関数といった
近似関数を用いてモデル化を行い、符号化に用いる最適
量子化ステップ値を算出するといった構成が取られてい
る。初期量子化ステップ値と発生符号量の関係をモデル
化した例を図5に示す。ここでは目標符号量近傍の2点
を選択し、一次関数で近似を行い、目標符号量以下とな
る最適量子化ステップ値を求めている。
【0007】この方式の一例は、文献1:江成正彦、樫
田素一、’60〜140Mbps対応の「HDTVコー
ディック」”、映像情報1992年1月号、51〜58
項に詳しく記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の画像
符号化装置では、一定時間内で符号化を行う場合、統計
的特性の異なる多様な入力画像に対して安定した符号量
で符号化が行えるようにするために、例えば前記文献1
では図4に示すように8種程度の初期量子化ステップ値
を用いて量子化を行い、それぞれの発生符号量を測定す
ることが必要となる。量子化回路211〜218や発生
符号量測定回路221〜228はいずれも複雑な演算や
処理を行うため、これらの回路を複数個用いることは、
符号化装置全体が大型で高価になるという問題点を有し
ている。
【0009】さらに、このような従来の画像符号化装置
では、初期量子化ステップ値の設定値が入力画像の特性
に合わない場合、図6に示すように、符号量制御回路で
求まった最適量子化ステップ値を用いて実際に可変長符
号化処理を行うと、目標符号量を超えてしまい画面全体
が符号化されなかったり、著しい画質劣化を起こすとい
う問題点がある。特に入力画像が既に符号化・復号化処
理を行ったデータを場合、精度良く符号量制御すること
は困難であることが知られている。
【0010】本発明は、符号化に用いる最適量子化ステ
ップ値を求めるときに用いる符号量特性関数を対数近似
をすることで正確にモデル化し、一定時間内に、より少
ない処理装置で精度良く符号量を制御を行い、高品質な
画像信号の符号化装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の画像符号化装置
は、入力画像信号を複数の画素からなる小面積のブロッ
クに分割し、このブロック単位に直交変換を施し、その
出力結果である変換係数値を量子化し、量子化係数値に
対応する可変長符号語を出力する画像符号化装置におい
て、予め設定した2種の初期量子化ステップ値と前フレ
ームの量子化に用いた量子化ステップ値との合計3種の
量子化ステップ値を用いて前記変換係数値をそれぞれ量
子化する量子化手段と、前記量子化手段の出力値を可変
長符号化した際の符号量の累積を測定する発生符号量測
定手段と、前記3種の量子化ステップ値による3種の発
生符号量と予め設定された目標符号量との比較値を求め
比較値の最も小さい2種の前記発生符号量とそのときの
量子化ステップ値とを選択する適応選択手段と、前記選
択手段で選択された前記2種の発生符号量の対数値と前
記量子化ステップ値の対数値とを求める対数値算出手段
と、前記対数値算出手段から出力される量子化ステップ
値の対数値とその時の発生符号量の対数値とから前記最
適量子化ステップ値を求める量子化ステップ算出手段と
を有する符号量制御手段を備えている。
【0012】本発明の画像符号化装置は、入力画像信号
を複数の画素からなる小面積のブロックに分割し、この
ブロック単位に直交変換を施し、その出力結果である変
換係数値を量子化し、量子化係数値に対応する可変長符
号語を出力する画像符号化装置において、出力の最適量
子化ステップ値を1フレーム遅延させるフレーム遅延回
路と、前記変換係数値を予め設定された第1の初期量子
化ステップ値で量子化を行う第1の量子化回路と、前記
変換係数値を予め設定された第2の初期量子化ステップ
値で量子化を行う第2の量子化回路と、前記変換係数値
を前記フレーム遅延回路の出力の量子化ステップ値で量
子化を行う第3の量子化回路と、前記第1,第2及び第
3の量子化回路のそれぞれの出力の3種類の量子化係数
値を可変長データに符号化したときの3種類の符号量の
累積を測定し3種類の符号量累積値を出力する第1,第
2及び第3の発生符号量測定回路と、前記3種類の符号
量累積値と予め設定された目標符号量との差分値の絶対
値を求め最も絶対値の小さい符号量累積値とそのときの
量子化ステップ値と2番目に絶対値の小さい符号量累積
値とそのときの量子化シテップ値とを出力する適応選択
回路と、この適応選択回路の前記4種類の出力信号の対
数値を算出する対数値算出回路と、この対数値算出回路
の4種類の出力を用いて符号量特性のモデル化を行い前
記目標符号量以下で符号化を行う前記最適量子化ステッ
プ値を算出する量子化ステップ算出回路とを有する符号
量制御回路を備えている。
【0013】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0014】図1は本発明の画像符号化装置の一実施例
を示すブロック図、図2は本実施例における符号量制御
回路の一例を示すブロック図、図3は本実施例における
符号量制御モデルの特性を示す図である。
【0015】図1において、本実施例は入力画像信号1
60を予め設定された複数の画素からなるブロックに分
割するブロック分割回路71と、各ブロックデータ16
1に対し直交変換を施し変換係数値162を算出する直
交変換回路72と、変換係数値162を基に予め設定し
た目標符号量以下で符号化出来る最適量子化ステップ値
163を決定する符号量制御回路73と、最適量子化ス
テップ値163が算出される期間変換係数値162を遅
延させて遅延変換係数値164を出力する遅延回路74
と、最適量子化ステップ値163を用いて遅延変換係数
値164を量子化して量子化計数値165を出力する量
子化回路75と、量子化係数値165をハフマン符号を
利用して可変長データに変換し可変長符号語166を出
力する可変長符号化回路76とを有して構成している。
【0016】次に、本実施例の動作について、図1を参
照して説明する。
【0017】まず、入力画像信号160はデジタル化さ
れた画像データであり、多値の白黒画像、RGB原色信
号や輝度および2種類の色差信号などで構成され、複数
の画素からなる小面積のブロックデータ161にブロッ
ク分割回路71で分割される。直交変換回路72では、
ブロックデータ161に対し直交変換を施し変換係数値
162を出力する。直交変換手段としてはDCT(離散
コサイン変換)が一般的であるが他の変換手段を用いて
も良い。
【0018】変換係数値162は符号量制御回路73
で、目標符号化量以下で符号化出来る最適量子化ステッ
プ値163を決定し、量子化回路75に出力する。
【0019】遅延回路74は符号量制御回路73で最適
量子化スチップ値163を求める間変換係数値162を
遅延させ、遅延変換係数値164を量子化回路75に出
力する。
【0020】量子化回路75では符号量制御回路73で
算出した最適量子化ステップ値163を用いて、遅延変
換係数値164の量子化を行い、量子化係数値165を
可変長符号化回路76に出力する。可変長符号化回路7
6では、量子化係数値165をハフマン符号を利用して
可変長データに変換し、量子化係数値165に対応する
可変長符号語166を出力する。
【0021】次に、本実施例における符号量制御回路に
ついて図2を参照して説明する。
【0022】図2において、本実施例における符号量制
御回路73は、最適量子化ステップ値163を1フレー
ム遅延させるフレーム遅延回路17と、変換係数値16
2をレジスタ20に記憶されている予め設定された初期
量子化ステップ値100で量子化を行う量子化回路10
と、変換係数値162をレジスタ20に記憶されている
予め設定されさ初期量子化ステップ値101で量子化を
行う量子化回路11と、変換係数値162をフレーム遅
延回路17の出力の量子化ステップ値102で量子化を
行う量子化回路12と、量子化回路10,11,12の
それぞれの出力の量子化係数値103,104,105
を可変長データに符号化したときの符号量の累積を測定
し符号量累積値106,107,108を出力する発生
符号量測定回路13,14,15と、符号量累積値10
6,107,108とレジスタ21に予め記憶された目
標符号量との差分値の絶対値を求め最も絶対値の小さい
符号量累積値109とそのときの量子化ステップ値11
0と2番目に絶対値の小さい符号累積値111とそのと
きの量子化ステップ値112とを出力する適応選択回路
16と、適応選択回路16の前記4種類の出力信号の対
数値を算出する対数値算出回路18と、対数値算出回路
18の4種類の出力を用いて符号量特性のモデル化を行
い目標符号量以下で符号化を行う最適量子化ステップ値
163を算出する量子化ステップ算出回路19とを有し
て構成している。
【0023】次に、本実施例における符号量制御回路7
3の動作について、図1,図2を参照して説明する。
【0024】変換係数値162は、あらかじめ設定した
2種の初期量子化ステップ値100、101と、前フレ
ームの符号化に用いた量子化ステップ値163をフレー
ム遅延回路17で1フレーム遅延させた量子化ステップ
値102を用いて量子化回路10,11,12で変換係
数値162の量子化を用い量子化係数値103,10
4,105として発生符号量測定回路13,14,15
に出力する。
【0025】発生符号量測定回路13,14,15はそ
れぞれ量子化係数値103,104,105を可変長デ
ータに符号化したときの符号量の累積を測定し、符号量
累積値106,107,108として適応選択回路16
に出力する。
【0026】適応選択回路16では符号量累積値10
6,107,108と目標符号量167の差分値の絶対
値を求め、最も絶対値の小さい符号量累積値106とそ
のときの量子化ステップ値110と2番目に絶対値の小
さい符号累積値111とそのとき量子化ステップ値11
2を選択し対数値算出回路18に出力する。対数値算出
回路18は例えばROM(Read Only Mem
ory)等を利用いて構成し、符号量累積値109,1
11の対数値と量子化ステップ値110,112の対数
値とを算出し量子化ステップ算出回路19に出力され
る。対数値の底としては2,10等どんな値を用いても
良い。
【0027】量子化ステップ算出回路19では符号量累
積値の対数値113,115と量子化ステップ値の対数
値114,116を用いて符号量特性のモデル化を行
い、目標符号量以下で符号化を行う最適量子化ステップ
値163を計算し、量子化回路75に出力する。
【0028】図3は符号量特性関数のモデルについて説
明したものである。量子化ステップ値と発生符号量の関
係は図5、図6に示したように、割り当てられた可変長
符号語によって異なるが、全体としては指数的な関係が
ある。そこで量子化ステップ値の対数値をx軸、発生符
号量の対数値y軸に取り、対数算出回路18の出力値の
2点を通る一次関数の傾きと切片を算出し、前記一次関
数のy軸が目標符号量167の対数値を超えない最小の
量子化ステップ値を算出する。前記最小の量子化ステッ
プ値を符号化に用いる最適量子化ステップ値163とす
ることで、目標符号量167を超えない符号量制御を行
う。
【0029】本実施例の符号量制御回路73では量子化
ステップ値に2種の初期量子化ステップ値100,10
1に加え、前フレームの符号化処理に用いた量子化ステ
ップ値102を用いることで、入力画像が動画像である
場合、目標符号量近傍の特性を求めることで制度精度が
高めることが可能である。さらに、符号量制御回路73
を複数個使用することでも制御精度を高めることが可能
である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、入力画像
信号を複数の画素からなる小面積のブロックに分割し、
このブロック単位に直交変換を施し、その出力結果であ
る変換係数値を量子化し、量子化係数値に対応する可変
長符号語を出力する画像符号化装置において、予め設定
した2種の初期量子化ステップ値と前フレームの量子化
に用いた量子化ステップ値との合計3種の量子化ステッ
プ値を用いて前記変換係数値をそれぞれ量子化する量子
化手段と、量子化手段と出力値を可変長符号化した際の
符号量の累積を測定する発生符号量測定手段と、3種の
量子化ステップ値による3種の発生符号量と予め設定さ
れた目標符号量との比較値を求め比較値の最も小さい2
種の発生符号量とそのときの量子化ステップ値とを選択
する適応選択手段と、選択手段で選択された2種の発生
符号量の対数値と量子化ステップ値の対数値とを求める
対数値算出手段と、対数値算出手段から出力される量子
化ステップ値の対数値とその時の発生符号量の対数値と
から最適量子化ステップ値を求める量子化ステップ算出
手段とを有する最適量子化ステップ値を算出する符号量
制御手段を備えることにより、入力画像信号を3種の量
子化ステップ値を用いて分析を行い、対数値を利用して
符号量特性関数をモデル化することで目標符号量を超え
ない符号量制御を一定時間内に行うことができる効果が
ある。
【0031】また、従来8種程度必要であった量子化回
路、発生符号量測定回路を3種に減らすことにより、装
置を小型軽量化することができて安価に提供することが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像符号化装置の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】本実施例の画像符号化装置のうち符号量制御回
路の一例を示すブロック図である。
【図3】本実施例における符号量制御モデルの特性を示
す図である。
【図4】従来例を示すブロック図である。
【図5】従来例における符号量制御モデルの第1の特性
を示す図である。
【図6】従来例における符号量制御モデルの第2の特性
を示す図である。
【符号の説明】
10,11,12,75 量子化回路 13,14,15 符号量算出回路 16 適応選択回路 17 フレーム遅延回路 18 対数値算出回路 19 量子化ステップ算出回路 20,21 レジスタ 71 ブロック分割回路 72 直交変換回路 73 符号量制御回路 74 遅延回路 76 可変長符号化回路 101,102 初期量子化ステップ値 102 1フレーム遅延した量子化ステップ値 103,104,105,164 量子化係数値 106,107,108 符号量累積値 109,111 選択された符号量累積値 110,112 選択された量子化ステップ値 113,115 符号量累積値の対数値 114,116 量子化ステップ値の対数値 160 入力画像信号 161 ブロックデータ 162 変換係数値 163 最適量子化ステップ値 164 遅延変換係数値 165 量子化係数値 166 可変長符号語 167 目標符号量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03M 7/30 Z 9382−5K 7/40 9382−5K H04N 1/41 B

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像信号を複数の画素からなる小面
    積のブロックに分割し、このブロック単位に直交変換を
    施し、その出力結果である変換係数値を量子化し、量子
    化係数値に対応する可変長符号語を出力する画像符号化
    装置において、予め設定した2種の初期量子化ステップ
    値と前フレームの量子化に用いた量子化ステップ値との
    合計3種の量子化ステップ値を用いて前記変換係数値を
    それぞれ量子化する量子化手段と、前記量子化手段の出
    力値を可変長符号化した際の符号量の累積を測定する発
    生符号量測定手段と、前記3種の量子化ステップ値によ
    る3種の発生符号量と予め設定された目標符号量との比
    較値を求め比較値の最も小さい2種の前記発生符号量と
    そのときの量子化ステップ値とを選択する適応選択手段
    と、前記選択手段で選択された前記2種の発生符号量の
    対数値と前記量子化ステップ値の対数値とを求める対数
    値算出手段と、前記対数値算出手段から出力される量子
    化ステップ値の対数値とその時の発生符号量の対数値と
    から前記最適量子化ステップ値を求める量子化ステップ
    算出手段とを有する符号量制御手段を備えることを特徴
    とする画像符号化装置。
  2. 【請求項2】 入力画像信号を複数の画素からなる小面
    積のブロックに分割し、このブロック単位に直交変換を
    施し、その出力結果である変換係数値を量子化し、量子
    化係数値に対応する可変長符号語を出力する画像符号化
    装置において、出力の最適量子化ステップ値を1フレー
    ム遅延させるフレーム遅延回路と、前記変換係数値を予
    め設定された第1の初期量子化ステップ値で量子化を行
    う第1の量子化回路と、前記変換係数値を予め設定され
    た第2の初期量子化ステップ値で量子化を行う第2の量
    子化回路と、前記変換係数値を前記フレーム遅延回路の
    出力の量子化ステップ値で量子化を行う第3の量子化回
    路と、前記第1,第2及び第3の量子化回路のそれぞれ
    の出力の3種類の量子化係数値を可変長データに符号化
    したときの3種類の符号量の累積を測定し3種類の符号
    量累積値を出力する第1,第2及び第3の発生符号量測
    定回路と、前記3種類の符号量累積値と予め設定された
    目標符号量との差分値の絶対値を求め最も絶対値の小さ
    い符号量累積値とそのときの量子化ステップ値と2番目
    に絶対値の小さい符号量累積値とそのときの量子化シテ
    ップ値とを出力する適応選択回路と、この適応選択回路
    の前記4種類の出力信号の対数値を算出する対数値算出
    回路と、この対数値算出回路の4種類の出力を用いて符
    号量特性のモデル化を行い前記目標符号量以下で符号化
    を行う前記最適量子化ステップ値を算出する量子化ステ
    ップ算出回路とを有する符号量制御回路を備えることを
    特徴とする画像符号化装置。
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Cited By (4)

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