JPS63149997A - 圧電型スピ−カの製造方法 - Google Patents
圧電型スピ−カの製造方法Info
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- JPS63149997A JPS63149997A JP29727586A JP29727586A JPS63149997A JP S63149997 A JPS63149997 A JP S63149997A JP 29727586 A JP29727586 A JP 29727586A JP 29727586 A JP29727586 A JP 29727586A JP S63149997 A JPS63149997 A JP S63149997A
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Links
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Landscapes
- Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
この発明は、電気音響機器の分野における、圧電型高分
子フィルムを振動板としたスピーカの改良された製造方
法に関する。
子フィルムを振動板としたスピーカの改良された製造方
法に関する。
［従来の技術］
従来における圧電型高分子フィルムを振動板としたスピ
ーカの代表的な構造は、例えば第６図に示す如く、断面
円弧上の基板２１の凸面側に発泡ウレタン樹脂のごとき
軽量な弾性体からなる制動材２３を貼着し、その上面を
晋うようにして両面に電極を形成した圧電型高分子フィ
ルムからなる振動板２４を、張力を持たせて前記基板２
１の両側端縁部に設けた支持部材２２に固定せしめてい
る。かかる構造により、振動板２４には圧縮された制動
材２３により常時撮動板２４の面に垂直方向の反発力が
作用し、面に沿った張力と平衡している状態となってい
る。
ーカの代表的な構造は、例えば第６図に示す如く、断面
円弧上の基板２１の凸面側に発泡ウレタン樹脂のごとき
軽量な弾性体からなる制動材２３を貼着し、その上面を
晋うようにして両面に電極を形成した圧電型高分子フィ
ルムからなる振動板２４を、張力を持たせて前記基板２
１の両側端縁部に設けた支持部材２２に固定せしめてい
る。かかる構造により、振動板２４には圧縮された制動
材２３により常時撮動板２４の面に垂直方向の反発力が
作用し、面に沿った張力と平衡している状態となってい
る。
この状態で振動板２４の両面に形成された電極に信号電
圧を印加すると、振動板２４は面方向に伸縮し、該伸縮
が制動材２３による垂直方向の反発力によって面に対し
垂直方向の変位に変換されて信号電圧に比例した音響を
発するが、スピーカとして良好な特性を得るためには制
動材２３が振動板２４に対し均一に一定の張力を付与す
るように当接する必要がある。
圧を印加すると、振動板２４は面方向に伸縮し、該伸縮
が制動材２３による垂直方向の反発力によって面に対し
垂直方向の変位に変換されて信号電圧に比例した音響を
発するが、スピーカとして良好な特性を得るためには制
動材２３が振動板２４に対し均一に一定の張力を付与す
るように当接する必要がある。
この種の圧電型スピーカを製造するのに、従来は、予め
振動板２４と支持部材２２とを接着しておき、別途円筒
面に成形した基板２１の凸面側に制動材２３を貼着して
おいて、その上から前記振動板２４を覆うようにして当
接させ、支持部材２２を基板２１にネジ止めして固定し
ていた。
振動板２４と支持部材２２とを接着しておき、別途円筒
面に成形した基板２１の凸面側に制動材２３を貼着して
おいて、その上から前記振動板２４を覆うようにして当
接させ、支持部材２２を基板２１にネジ止めして固定し
ていた。
［解決しようとする問題点］
上記のごとき圧電型スピーカの従来からの製造方法では
、例えば、弾力性のある制動材２３を凸面上へ接着する
ことの困難さとか、部品点数が多くて作業量が多いとい
う工程上の問題とともに、制動材２３の貼着位置のずれ
により支持部材２２取付けのとぎ制動材２３の端部が変
型して、」辰動板の張力１に不均一が生じ、スピーカ特
性が不揃いとなる欠点がめった。
、例えば、弾力性のある制動材２３を凸面上へ接着する
ことの困難さとか、部品点数が多くて作業量が多いとい
う工程上の問題とともに、制動材２３の貼着位置のずれ
により支持部材２２取付けのとぎ制動材２３の端部が変
型して、」辰動板の張力１に不均一が生じ、スピーカ特
性が不揃いとなる欠点がめった。
［問題点を解決するための手段］
上記した従来例の有する欠点を解決するための本発明に
係る圧電型スピーカの製造方法を実施例を示す第１図〜
第５図を用いて説明すると、本発明は、基板１の上面の
両端縁部に夫々支持部材２゜２を取付ける工程と、 当該支持部材２，２の間の基板１の上面に軽量な弾性体
からなる制動材３を貼着する工程と、両面に電極を形成
した圧電型高分子フィルムからなる振動板４を、制動材
３を覆うようにして前記支持部材２に固定する工程と、 前記基板１を、振動板４が凸面状となるように湾曲させ
る工程、とからなることを特徴とする圧電型スピーカの
製造方法でおる。
係る圧電型スピーカの製造方法を実施例を示す第１図〜
第５図を用いて説明すると、本発明は、基板１の上面の
両端縁部に夫々支持部材２゜２を取付ける工程と、 当該支持部材２，２の間の基板１の上面に軽量な弾性体
からなる制動材３を貼着する工程と、両面に電極を形成
した圧電型高分子フィルムからなる振動板４を、制動材
３を覆うようにして前記支持部材２に固定する工程と、 前記基板１を、振動板４が凸面状となるように湾曲させ
る工程、とからなることを特徴とする圧電型スピーカの
製造方法でおる。
［作 用］
そして、此の様な構成の圧電型スピーカの製造方法では
、基板１に予め支持部材２と制動材３とを所定の位置に
取付けておき、その上から振動板４を貼着し、しかる後
、基板１を円筒状に湾曲させることにより振動板面に所
定の形状と張力とを付与するものであるから、組立工程
が非常に簡単であり、しかも各部品の位置関係が正確で
あるため振動板４の張力は均一となる特徴を有する。
、基板１に予め支持部材２と制動材３とを所定の位置に
取付けておき、その上から振動板４を貼着し、しかる後
、基板１を円筒状に湾曲させることにより振動板面に所
定の形状と張力とを付与するものであるから、組立工程
が非常に簡単であり、しかも各部品の位置関係が正確で
あるため振動板４の張力は均一となる特徴を有する。
［実施例］
第１図は本考案の圧電型スピーカの構造を示す断面図で
あって、第２図〜第５図は各工程を示す説明図である。
あって、第２図〜第５図は各工程を示す説明図である。
第２図に於て、１は基板で本実施例ではアルミニウム製
の穿孔板からなり、その上面の両端縁部に夫々支持部材
２が取付けられる。
の穿孔板からなり、その上面の両端縁部に夫々支持部材
２が取付けられる。
次いで、第３図に於て、当該支持部材２の間の基板１の
上面に制動材３として発泡ウレタン樹脂の板剤が貼着さ
れる。
上面に制動材３として発泡ウレタン樹脂の板剤が貼着さ
れる。
第４図に於て、両面に電極４ａを形成したポリ弗化ビニ
リデンを原料とする圧電型高分子フィルムからなる振動
板４を、制動材３を覆うようにして前記支持部材２に固
定する。本実施例では振動板４は支持部材２の条面に加
熱接着によって固定している。
リデンを原料とする圧電型高分子フィルムからなる振動
板４を、制動材３を覆うようにして前記支持部材２に固
定する。本実施例では振動板４は支持部材２の条面に加
熱接着によって固定している。
第５図はスピーカ本体として最終工程で、基板１を治具
５によって所定の曲率を有する円筒面に成形する事によ
って、スピーカとして完成させる。
５によって所定の曲率を有する円筒面に成形する事によ
って、スピーカとして完成させる。
以上、本発明による圧電型スピーカの製造方法について
代表的と思われる実施例を基に詳述したが、本考案に係
る製造方法は上記実施例の構造に限定されるものではな
く、例えば第２図の工程と第３図の工程とは入れ代わっ
てもよく、振動板、その他の部品の固定方法も接着以外
にネジ止めその他の方法が利用できる。
代表的と思われる実施例を基に詳述したが、本考案に係
る製造方法は上記実施例の構造に限定されるものではな
く、例えば第２図の工程と第３図の工程とは入れ代わっ
てもよく、振動板、その他の部品の固定方法も接着以外
にネジ止めその他の方法が利用できる。
更に、図面を省略するが、他の実施例として、上記基板
１が、変態温度が約４０度ＣのＮｉ−Ｔｉ−Ｃｕ系の形
状記憶合金板を、上記変態温度で予め所定の曲面状に付
形した後、常温に於いて平板状に成形してスピーカ組立
を行い、最後の行程で変態温度以上に加熱して所定の形
状に復帰せしめることにより、曲面に成形する工程で別
械的手段に代って熱的な手段を使用することができ、工
程が簡略化される等、本発明としての要件を具備し、本
発明にいう作用、効果を有する限りにおいて、適宜改変
して実施しうるちのでおる。
１が、変態温度が約４０度ＣのＮｉ−Ｔｉ−Ｃｕ系の形
状記憶合金板を、上記変態温度で予め所定の曲面状に付
形した後、常温に於いて平板状に成形してスピーカ組立
を行い、最後の行程で変態温度以上に加熱して所定の形
状に復帰せしめることにより、曲面に成形する工程で別
械的手段に代って熱的な手段を使用することができ、工
程が簡略化される等、本発明としての要件を具備し、本
発明にいう作用、効果を有する限りにおいて、適宜改変
して実施しうるちのでおる。
［効 果］
以上に述べた本発明に係る圧電型スピーカの製造方法は
従来の方法と比較して、はとんどの基本的な工程が平面
の基板を基として組み立てられるので、組立工程が非常
に簡単であり、部品数が少ないので作業量も少なく、製
造価格を引下げることができる。
従来の方法と比較して、はとんどの基本的な工程が平面
の基板を基として組み立てられるので、組立工程が非常
に簡単であり、部品数が少ないので作業量も少なく、製
造価格を引下げることができる。
更に各部品の位置関係が正確であるため振動板の張力は
均一となって、周波数特性が良好に、且つ安定するので
、安価で、品質が安定したスピーカを市場に提供し得る
利点がある。
均一となって、周波数特性が良好に、且つ安定するので
、安価で、品質が安定したスピーカを市場に提供し得る
利点がある。
第１図は本考案の圧電型スピーカの構造を示す断面図、
第２図〜第５図は本実施例の各工程を示す説明図、第６
図は従来例の圧電型スピーカの組立て説明図である。 １は基板、２は支持部材、３は制動材、４は振動板であ
る。
第２図〜第５図は本実施例の各工程を示す説明図、第６
図は従来例の圧電型スピーカの組立て説明図である。 １は基板、２は支持部材、３は制動材、４は振動板であ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、基板（１）の上面の両端縁部に夫々支持部材（２）
、（２）を取付ける工程と、 当該２本の支持部材（２）、（２）の間の基板（１）の
上面に軽量な弾性体からなる制動材（３）を貼着する工
程と、 両面に電極を形成した圧電型高分子フィルムからなる振
動板（４）を、制動材（３）を覆うようにして前記支持
部材（２）、（２）に固定する工程と、前記基板（１）
を、振動板（４）が凸面状となるように湾曲させる工程
、とからなることを特徴とする圧電型スピーカの製造方
法。 ２、上記基板（１）が、常温より高い変態温度で予め所
定の曲面状に付形された後常温で平板状に成形された形
状記憶合金板からなり、組立時上記変態温度に加熱して
基板（１）を湾曲させることを特徴とする特許請求の範
囲第１項記載の圧電型スピーカの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29727586A JPS63149997A (ja) | 1986-12-12 | 1986-12-12 | 圧電型スピ−カの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29727586A JPS63149997A (ja) | 1986-12-12 | 1986-12-12 | 圧電型スピ−カの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63149997A true JPS63149997A (ja) | 1988-06-22 |
Family
ID=17844413
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29727586A Pending JPS63149997A (ja) | 1986-12-12 | 1986-12-12 | 圧電型スピ−カの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63149997A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014017799A (ja) * | 2011-09-30 | 2014-01-30 | Fujifilm Corp | 電気音響変換器および表示デバイス |
| JP2015029270A (ja) * | 2011-09-30 | 2015-02-12 | 富士フイルム株式会社 | 電気音響変換フィルム、電気音響変換器、フレキシブルディスプレイ、声帯マイクロフォンおよび楽器用センサー |
| WO2019103018A1 (ja) | 2017-11-21 | 2019-05-31 | 日東電工株式会社 | 圧電スピーカー |
-
1986
- 1986-12-12 JP JP29727586A patent/JPS63149997A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014017799A (ja) * | 2011-09-30 | 2014-01-30 | Fujifilm Corp | 電気音響変換器および表示デバイス |
| JP2015029270A (ja) * | 2011-09-30 | 2015-02-12 | 富士フイルム株式会社 | 電気音響変換フィルム、電気音響変換器、フレキシブルディスプレイ、声帯マイクロフォンおよび楽器用センサー |
| WO2019103018A1 (ja) | 2017-11-21 | 2019-05-31 | 日東電工株式会社 | 圧電スピーカー |
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