JPS63148783A - 長時間録画ビデオテ−プレコ−ダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、長時間の監視を必要とする現場の録画等に
適した長時間録画ビデオテープレコーダに関する。

（従来の技術） 例えば、研究所などにおいて、化学反応を長時間監視し
て記録しなければならない場合、長時間録画ビデオテー
プレコーダ（長時間録画ＶＴＲと記す）が使用される。

−この種の長時間録画ＶＴＲは、テープ送りを行なうキ
ャプスタ／モータに矩形波電圧を印加して急速な加速、
定速、減速、停止を行ない１間欠的なテープ送シを行う
方法を採用している。そして、数秒間ｌ１ｃ１フイール
ドあるいは１フレ一ム分の映像録画を行なっている。こ
のような制御が行なわれる長時間録画ＶＴＲにおいて、
常に一定のテープフォーマットを保つためには、最初の
映像信号の書込みから次の映像信号の書込みが行なわれ
るまでのテープ移動量は一定でちゃ、かつコントロール
パルスモテープ縁部に常に一定の間隔を持って書込まれ
る必要がある。これを実現するために、従来は、テープ
駆動を行なうキャプスタンモータから得られる速度制御
用のパルス（ｐ　Ｑ　／＃ルス＞ｆｔカウンタで計数し
、所定の計数値に同期させて書込みタイミングを設定し
、映像信号の書込みトラックの間隔が一定となるような
制ａ１に行なっていた。

第４図はＶＴＲにおいて１フレームコマ撮シを行なう場
仕の動作タイミ／グチャートヲ示している。

１フレーム（１トラツク）を記録するときのテープの移
動ｔをｎ個とすると、１回のテープ送り（１コマ撮像）
で発生するＦＧ−４ルスの数は、常にｎ個でなければな
らない。これを実現するためｋは、キャプスタン起動時
点ｔｌからｍ個目のｐ　Ｑ　／４’ルスをトリガとして
キャプスタンモータに対するブレーキをかけるか、又は
ａ　ｐ　Ｑ　ｚ４ルスのｎ分周波形のエツジをトリガと
してキャプスタンモータに対するブレーキをかける方法
がある０これによって、コマ送シ時のテープ制御が実現
できる。即ち第４図（ａ）は、キャプスタンモータに与
える駆動電圧、同図１ｂ）は、テープの移動速度、同図
ｔｃ）はＰＧパルスを示している。同図（ｄＪはｓ　Ｆ
　Ｑ　ｚ４ルスのｍ個目で得られるトリガを示し、同図
（ｅＪは。

ｐ　Ｑ　ｔ４ルスのｎ分周出力波形を示している。

（発明が解決しようとする問題点） 上記した従来の長時間記録方式によると１次のような問
題がある。ＦＧパルスの周波数は、キャプスタンモータ
の回転速度を高い精度で制御する必要があるためだ、コ
ントロールパルスの周波数よシ十数倍も高いものを使用
している０ところで、上記した間欠送りを行なうテープ
送りの場合は、常に過渡現象を伴うので、その速度制御
はいたうて不安定である。さらに、ｐＱ／＃ルスをカウ
ントシて所定数になると停止させるという制御方法では
、ブレーキ部の減速特性のばらつきがあり。

トラック間隔にむらが発生する。ＦＧパルスを分周して
分周出力のエツジ部でトリガを得る制御方法では、起動
、減速を行なうときの低速度期間でｐ　Ｑ　／４’ルス
のレベルが不安定であプ分周誤差を生じる。このような
要因のために、従来の方式では。

常に一定のテープ送シを得られないという問題がある。

そこでこの発明は、キャプスタンモータの回転に伴うノ
４ルス発生手段を新たに追加することで。

安定した精度の良い間欠テープ送プが可能な長時間録画
ビデオテープレコーダを提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） この発明は、キャプスタンモータの速度制御を行なうの
に用いるｐ　Ｑ　ｔＪ？ルスの発生器とは別に。

通常記録時に垂直同期信号と同期して記録されるコント
ロールパルスと等価な疑似コントロール／？ルス発生手
段ｔ−テープ送りに関連する回転体（キャプスタンモー
タ）に設ける。そして、疑似コントロール１４ルスを、
テープの間欠送り手段のブレーキタイミング用として用
いるとともに、このノやルスをテープ縁に記録する手段
を設けるものである。

（作用） 上記の手段によシカテープ送りに直接関係し。

しかもコントロールパルスと等価な疑似コントロールパ
ルス全ブレーキタイミング、及び記録コントロールパル
スとして用いるので、安定したコマ送りによる記録と再
生が得られる。

（実施例） 以下この発明の実施例を図面を参照して説明する。第１
図はこの発明の一実施例であシ、ヘリカルスキャン方式
のビデオテープレコーダ（Ｖ　Ｔ　Ｒ）に適用している
。

ＶＴＲの記録モードにおいては１回転ヘッドを駆動する
ためのシリンダモータ１１は、一定の速度で回転されて
おシ１回転ヘッドに記録ビデオ信号が供給されると、１
つの回転ヘッドで１本の斜めの記録トラックが形成され
る。従って、この記録動作にテープの移動が伴うと、テ
ープの幅の斜め方向に順次記録トラックが形成される。

シリンダモータＪ１の回転は１回転検出器によシ検出さ
れており、検出信号は、スイッチングパルス作成回路１
２に供給される。スイッチングパルス作成回路ノ２は、
検出信号に基づいて。

６０　Ｈ，ｘのスイッチングパルス８ＷＪを作成するこ
とができる。このスイッチングパルスＳＷ１は。

システムコントローラ１３．及びビデオ記録信号作成回
路１４に供給され、システムの同期のために用いられる
。また、スイッチングパルスＳＷＩは９回転ディスクの
１８０°の対向位置く設けられている回転ヘッドＡ、Ｂ
の動作切換え用としても用いられる。

システムコントローラｚｓは、システム全体のタイミン
グを制御するのであるが・９図では本発明に関連のある
部分との関係を取シ出して示している。今、長時間記録
モードＫＶＴＲが設定されていると、７ステムコントロ
ーラＪ３は、タイマーからのトリガに応答し１例えばｌ
トラ２２分の記録制御を行なう。

まず、システムコントａ−ｙｚｓは、先のスイッチング
パルス８Ｗ１の例えば立下がシ時点ｔ。

（第２図に示す）よシ１期間Ｔノ遅れて、起動電圧回路
１５ｆオンする。起動電圧回路１５がらの駆動信号は、
フィルタ１６．増幅器１１を介してキャプスタンモータ
駆動回路１８に供給される。

これによって、キャプスタンモータ１９には、第２図（
ｂＪに示すドライブ電圧が供給される。（Ｔ。

の区間）これによって、キャプスタンが回転しテープが
送られる。

キャプスタンモータ１９に対しては、自動速度制御手段
が作用する。即ち、キャプスタ／モータ１９の回転は、
モータ１回転につき多数のパルスを発生する回転検出器
２０により検出され、この検出パルス（以下ｐ　Ｑ　ａ
４ルスと言う）は、増幅器２１を介して速度検波回路２
２に入力される。速度検波回路２２は、ＦＧパルスの周
波数に応じて。

キャプスタンモータ１９のドライブ電圧制御信号を発生
する。このドライブ電圧制御信号は、フィルタ１６．増
幅器１１′ｔ−介して駆動回路１８に供給される。キャ
プスタンモータ１９の回転が所定回転速度よシ遅＜　ｇ
　Ｆ　Ｑ　／＃ルスの周波数が低い場合には、ドライブ
電圧を高くシ、逆にｐ　Ｑ　７４ルスの周波数が所定周
波数よシ高い場合は、ドライブ電圧を低下させる制御が
行なわれる。従って、キャプスタンモータ１９は、連続
した運転時には一定速度で回転するように制御される。

（Ｔ３の区間） ここで１本発明においては、キャプスタンモータ１９に
対して、その回転を検出し、疑似コントロールハルスＰ
Ｇを発生する疑似コントロールノ４ルス発生器２５が設
けられている。疑似コントロールノ々ルス発生器２５か
らの疑似コントロールパルスＰＧは、増幅器２６を介し
て単安定マルチバイブレータ２７に印加される０疑似コ
ントロール／４１ルスＰＧは、第２図（ｃ）に示すよう
なタイミングで発生し、単安定マルチバイブレータ２２
は、疑似シントロールノやルスＰＧに応答して第２図（
ｄｌＫ示すような出力を得る。この単安定マルチバイブ
レータ２１の出カバ、システムコントローラ１３に供給
される。システムコントロー５１３１ｔｉ　、　単安定
マルチバイブレータ２７の出力の例えば立下がシ時点ｔ
、に同期して、正逆転制御回路２９に逆転信号を与える
。

正逆転制御回路２９は、システムコントローラ１３から
逆転信号が与えられると、駆動回路１８を制御し、キャ
プスタンモータ１９に対するブレーキ用電圧を発生させ
る。すなわちキャプスタンモータＩ９の例えばドライブ
電流方向を切換え。

今までとは逆方向へ回転する制御を行ないブレーキ効果
を強力なものとする〇 従って、キャプスタンモータ１９に与えられるドライブ
電圧は、第２図（ｂｌに示すように変化する。

つまシ１期間Ｔ２は、キャプスタンモータ１９の加速の
ための駆動期間９期間Ｔ３は、キャプスタンモータ１９
が一定の回転速度に達し、制御ループが働き安定してい
る期間１期間Ｔ４は、急激な減速を得るためのブレーキ
期間である。

疑似コントロールノ臂ルスＰＧは、上記のように利用さ
れるが、更にこの発明では、単安定マルチバイブレータ
３０にも供給される。単安定マルチパイプ゛レータ３０
は、第２図（Ｓａに示すような出力を得るもので、この
出力は、コントロール信号記録回路３１に供給される。

従って、テープが停止するまでの約期間Ｔ５は、記録テ
ープの縁にコントロールパルスとして記録されることに
なる。

ここで、疑似コントロールパルスＰＧは、キャプスタン
１回転につきｎ個のトラックが形成されるＶＴＲの場合
は、ｎ個得られるように設定されている。例えば、第３
図に示すように、キャプスタンモータ３５の軸と一体に
回転するディスク３６にＮ、８１ａ石を交互に設け、そ
の磁気変化をピックアップコイル３７が感知することに
よシ得られる。

上記の長時間記録ＶＴＲにおいては、コントローラ１３
からの記録映像出力タイミングノ々ルスによって、ビデ
オ記録信号作成回路Ｊ４の出力がビデオ回路３２を介し
て記録ヘッドに供給される。

この記録期間は１例えば、第２図（ｆ）　Ｋ示す期間Ｔ
６であり、１フレ一ム分の記録が行なわれ、かつコント
ロールパルス１個に対応することになる。

ＶＴＲにおいて１通常の外部ビデオ信号を記録する場合
は、そのビデオ信号に含まれる垂直同期信号を用いてコ
ントロールパルスを作り、テープ縁に記録している。し
かし長時間録画ＶＴＲのように１間欠的にテープが送ら
れる場合は、外部ビデオ信号をそのｔま用いるには、テ
ープの速度が立上シ、安定、停止と順を追って変化する
ために必らずしも記録期間の一定位相で得られるとは限
らない。したがって１本発明のように、テープ送シに直
接関係した回転体を利用して疑似コントロールパルスを
作シ、これをブレーキタイミング信号、記録コントロー
ル１４ルスとして用いる方が。

記録トラックに直接対応すること忙なる。

上記の実施例では、キャプスタンモータの回転を検出し
疑似コントロールノ臂ルスを作成したが。

テープを密着して回転する回転体の回転を検出して疑似
コントロールパルスをつくっても良い。まり、疑似コン
トロールノ４ルスの同期は、必ずしも垂直同期信号と同
じ周波数である必要はな（、ｎ倍のものをｍ分周して使
用しても良い。但し、テープ速度が安定するまでの期間
を周期とする方が好ましく、実験によればｎ　＜　４程
度が望ましい。

〔発明の効果〕

以上説明したようにこの発明は、キャプスタンモータの
回転に伴って疑似コントロールノ４ルスを発生する手段
を設け、これを通常のコントロールパルスと同様にテー
プ縁に記録するとともに。

ブレーキタイミングノ母ルスとして用いることで。

安定した精度の良い間欠テープ送りを得ることのできる
長時間録画ビデオテープレコーダを提供することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
はこの発明の長時間録画ビデオテープレコーダの動作を
説明するのに示したタイムチャート、第３図は疑似コン
トロール・−ルス発生手段の例を示す図、第４図は従来
のビデオテープレコーダの間欠送シを説明するためのタ
イムチャートである。 １１・・・シリンダモータ、１２・・・スイッチパルス
作成口ｊ！Ｌ　　１３・・・システムコントローラ、１
４・・・ビデオ記録信号作成回路、１５・・・起動電圧
回路、１８・・・駆動回路、１９・・・キャプスタン七
−夕、２５・・・疑似コントロールパルス発生器、２６
・・・増幅器、２１．３０・・・単安定マルチバイブレ
ータ、３１・・・コントロール信号記録回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 回転ヘッドをテープに対してヘリカルスキャンさせて、
   該テープの幅方向に形成される１本のトラックに対して
   は１フィールド分の映像信号を対応させて記録する記録
   手段と、再生時に前記回転ヘッドと記録トラックの相対
   的な位相合わせのために、前記テープの縁にコントロー
   ルヘッドを介してコントロールパルスを記録するコント
   ロールパルス記録手段とを具備したビデオテープレコー
   ダにおいて、 前記テープを間欠的に搬送するためにテープ送り用のキ
   ャプスタンモータを間欠的に起動する駆動手段と、 前記キャプスタンモータの回転に伴って前記コントロー
   ルパルスに対応する疑似コントロールパルスを発生し、
   これを前記コントロールヘッドに供給する手段と、 前記キャプスタンモータにブレーキをかけるためのタイ
   ミング信号として前記疑似コントロールパルスを用い、
   前記駆動回路に停止信号を与えるとともに前記キャプス
   タンモータの正、逆転制御回路に回転切換え信号を与え
   る手段とを具備したことを特徴とする長時間録画ビデオ
   テープレコーダ。