JP2640029B2 - 頭出し信号記録装置 - Google Patents
頭出し信号記録装置Info
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- JP2640029B2 JP2640029B2 JP2289232A JP28923290A JP2640029B2 JP 2640029 B2 JP2640029 B2 JP 2640029B2 JP 2289232 A JP2289232 A JP 2289232A JP 28923290 A JP28923290 A JP 28923290A JP 2640029 B2 JP2640029 B2 JP 2640029B2
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- JP
- Japan
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- signal
- tape
- control signal
- control
- microcomputer
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明はテープを間欠的に送りながら長時間記録を実
現するビデオテープレコーダ(VTR)の頭出し信号記録
装置に関する。
現するビデオテープレコーダ(VTR)の頭出し信号記録
装置に関する。
(ロ)従来の技術 例えば、特公昭60−48811号(G11B15/087)には、ト
ラッキング制御のためのコントロール信号を利用する。
頭出し方法についての技術が開示されている。これはコ
ントロール信号のデューティを変えることにより、頭出
しが可能となる方法である。一方、監視等の特別な用途
のために、長時間録画が可能なVTRが発表されている。
この様なVTRでは、2時間テープを利用して、480時間も
の長時間録画を実現するためにテープを間欠的に送る構
成が採用されている。すなわち、映像信号をテープ静止
時に1フィールド分記録し、所定時間そのままの状態を
維持し、その後、1トラックピッチ分テープを動かす動
作を行なう。そして、停止時の時間を増減することによ
り、録画可能時間を変更することができる。
ラッキング制御のためのコントロール信号を利用する。
頭出し方法についての技術が開示されている。これはコ
ントロール信号のデューティを変えることにより、頭出
しが可能となる方法である。一方、監視等の特別な用途
のために、長時間録画が可能なVTRが発表されている。
この様なVTRでは、2時間テープを利用して、480時間も
の長時間録画を実現するためにテープを間欠的に送る構
成が採用されている。すなわち、映像信号をテープ静止
時に1フィールド分記録し、所定時間そのままの状態を
維持し、その後、1トラックピッチ分テープを動かす動
作を行なう。そして、停止時の時間を増減することによ
り、録画可能時間を変更することができる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 間欠テープ送りを採用した長時間VTRにおいて、コン
トロール信号を利用した頭出し方法を実現しようとした
場合、テープ走行が通常の記録時と異なるためデューテ
ィを変更する方法を単純な時間の制御で行なうことはで
きない。
トロール信号を利用した頭出し方法を実現しようとした
場合、テープ走行が通常の記録時と異なるためデューテ
ィを変更する方法を単純な時間の制御で行なうことはで
きない。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明では、テープを駆動するキャプスタンモータの
FG信号を計数するカウンタ手段を設け、このカウンタの
出力に基づき記録するコントロール信号のタイミングを
決定するものである。
FG信号を計数するカウンタ手段を設け、このカウンタの
出力に基づき記録するコントロール信号のタイミングを
決定するものである。
(ホ)作用 キャプスタンモータのFG信号は、テープ走行距離に対
応しているので、FG信号を計数することにより、正確に
デューティの変更を実現することができる。
応しているので、FG信号を計数することにより、正確に
デューティの変更を実現することができる。
(へ)実 施 例 以下、図面に従い本発明の実施例を説明する。第1図
は実施例の構成を示すブロック図、第2図は波形図、第
3図はフローチャートである。
は実施例の構成を示すブロック図、第2図は波形図、第
3図はフローチャートである。
第1図において、1はメインマイコン、2はタイマー
マイコン、3はサブマイコンである。この例では、サブ
マイコン3がコントロール信号関係の処理を行なってい
る。メインマイコン1はVTRのメカニズム動作等を制御
するシステムコントロール用として用いられ、タイマー
マイコン2はタイマ制御用等に利用される。これらのマ
イコン間では、シリアル通信により、データ交換が行な
われる。
マイコン、3はサブマイコンである。この例では、サブ
マイコン3がコントロール信号関係の処理を行なってい
る。メインマイコン1はVTRのメカニズム動作等を制御
するシステムコントロール用として用いられ、タイマー
マイコン2はタイマ制御用等に利用される。これらのマ
イコン間では、シリアル通信により、データ交換が行な
われる。
4はコントロール信号記録アンプ、5はコントロール
信号の記録/再生ヘッド、6はキャプスタンモータのFG
信号アンプ、7はテープを駆動するためのキャプスタン
モータ、8はキャプスタンFG信号の検出ヘッドである。
又、FG信号アンプ6の出力は1/2分周器9で1/2分周され
た後、サブマイコン3に供給される。
信号の記録/再生ヘッド、6はキャプスタンモータのFG
信号アンプ、7はテープを駆動するためのキャプスタン
モータ、8はキャプスタンFG信号の検出ヘッドである。
又、FG信号アンプ6の出力は1/2分周器9で1/2分周され
た後、サブマイコン3に供給される。
まず、簡単に、間欠記録の動作について説明する。テ
ープの起動は、回転ヘッドの回転位相と所定の位相関係
を備えたVTRスイッチングパルスに基づき、実行され
る。そしてテープが所定距離移動した時点でキャプスタ
ンモータに逆転制動を与え、テープを停止させる。テー
プの移動距離の計測にはキャプスタンFG信号を利用す
る。すなわち、テープがスタートしてから得られるFG信
号を計数し、テープ走行距離を計測する。最終的な移動
距離は1トラックピッチ分である。
ープの起動は、回転ヘッドの回転位相と所定の位相関係
を備えたVTRスイッチングパルスに基づき、実行され
る。そしてテープが所定距離移動した時点でキャプスタ
ンモータに逆転制動を与え、テープを停止させる。テー
プの移動距離の計測にはキャプスタンFG信号を利用す
る。すなわち、テープがスタートしてから得られるFG信
号を計数し、テープ走行距離を計測する。最終的な移動
距離は1トラックピッチ分である。
テープ上にテレビジョン信号が記録されるのは、テー
プが停止している状態である。テープ停止状態におい
て、1フィールド分のテレビジョン信号が信号源(例え
ば監視カメラ)から抜き取られ、テープ上に1回記録さ
れる。そして、所定の停止時間(例えば1フィールド周
期のn倍、これは、RFスイッチングパルスを計数するこ
とにより、得られる)の後、テープが起動される。
プが停止している状態である。テープ停止状態におい
て、1フィールド分のテレビジョン信号が信号源(例え
ば監視カメラ)から抜き取られ、テープ上に1回記録さ
れる。そして、所定の停止時間(例えば1フィールド周
期のn倍、これは、RFスイッチングパルスを計数するこ
とにより、得られる)の後、テープが起動される。
以上の様な動作を繰り返すことにより、長時間の記録
が可能となる。そして、停止時間を調整することによ
り、録画時間を変更することができる。
が可能となる。そして、停止時間を調整することによ
り、録画時間を変更することができる。
一方、VHS方式等の2ヘッドヘリカルスキャンVTRで
は、再生時に回転ヘッドが所定のトラックを正しくトレ
ースする様に制御できるように、周期が1フレームに対
応し、信号の立上がりエッジのタイミングが一方のアジ
マスのトラックと所定の関係にあるコントロール信号
を、記録時に記録している。再生時には、再生されたコ
ントロール信号の立上り部分を利用して、いわゆるトラ
ッキング制御が行なわれる。
は、再生時に回転ヘッドが所定のトラックを正しくトレ
ースする様に制御できるように、周期が1フレームに対
応し、信号の立上がりエッジのタイミングが一方のアジ
マスのトラックと所定の関係にあるコントロール信号
を、記録時に記録している。再生時には、再生されたコ
ントロール信号の立上り部分を利用して、いわゆるトラ
ッキング制御が行なわれる。
通常、コントロール信号の立下り部は、トラッキング
には利用されないので、この立下り部分のタイミングを
変更することで、コントロール信号を用いた頭出しを実
現したのがVHS方式のVTRで採用された頭出し方式であ
る。
には利用されないので、この立下り部分のタイミングを
変更することで、コントロール信号を用いた頭出しを実
現したのがVHS方式のVTRで採用された頭出し方式であ
る。
次にデューティを変更する動作について、説明する。
記録すべきコントロール信号は、基本的に、記録するべ
きテレビジョン信号の垂直同期信号にもとづいて作成さ
れる。又、回転ヘッドの回転位相はこの垂直同期信号に
同期している。作成された50%デューティのコントロー
ル信号は、サブマイコンに入力されていて、サブマイコ
ンで加工されて、出力される。加工の様子がフローチャ
ートに示されている。
記録すべきコントロール信号は、基本的に、記録するべ
きテレビジョン信号の垂直同期信号にもとづいて作成さ
れる。又、回転ヘッドの回転位相はこの垂直同期信号に
同期している。作成された50%デューティのコントロー
ル信号は、サブマイコンに入力されていて、サブマイコ
ンで加工されて、出力される。加工の様子がフローチャ
ートに示されている。
サブマイコン3はコントロール信号(RECCTL)が立上
るまで待期し、立上ると出力コントロールパルス(REC
CTL P)も立上げられる。そして、アラーム入力があっ
たかどうかがチェックされる。アラーム入力は、監視し
ている領域において異常が発生したときにアクティブと
なる信号であり、この実施例では、アラーム入力があっ
たときに頭出し信号を記録する様にしている。
るまで待期し、立上ると出力コントロールパルス(REC
CTL P)も立上げられる。そして、アラーム入力があっ
たかどうかがチェックされる。アラーム入力は、監視し
ている領域において異常が発生したときにアクティブと
なる信号であり、この実施例では、アラーム入力があっ
たときに頭出し信号を記録する様にしている。
アラーム入力がなかった場合には、サブマイコン3内
のカウンタ(又は同等の動作を行なうもの)にカウント
値「22」がプリセットされる。そして1/2分周されたFG
信号の入力の毎にカウント値を「1」ずつ減少させる。
そしてカウント値が「0」と等しくなるまで、これを繰
り返し、「0」となれば、出力コントロールパルスを立
下げる。そして、元に戻る。
のカウンタ(又は同等の動作を行なうもの)にカウント
値「22」がプリセットされる。そして1/2分周されたFG
信号の入力の毎にカウント値を「1」ずつ減少させる。
そしてカウント値が「0」と等しくなるまで、これを繰
り返し、「0」となれば、出力コントロールパルスを立
下げる。そして、元に戻る。
一方、アラーム入力があった場合には、プリセット値
は「10」とされる(実際には、プリセット値の設定の前
に、デューティが通常と異なるコントロール信号が既に
何回記録されたかがチェックされる。回数が61回になる
と、通常のデューティに戻される)。そして、1/2分周
されたキャプスタンFG信号が入力される毎にカウンタ手
段がデクリメントされ、カウント値が「0」と等しくな
ると出力コントロールパルスが立下げられる。そして、
以上の動作が繰り返される。
は「10」とされる(実際には、プリセット値の設定の前
に、デューティが通常と異なるコントロール信号が既に
何回記録されたかがチェックされる。回数が61回になる
と、通常のデューティに戻される)。そして、1/2分周
されたキャプスタンFG信号が入力される毎にカウンタ手
段がデクリメントされ、カウント値が「0」と等しくな
ると出力コントロールパルスが立下げられる。そして、
以上の動作が繰り返される。
VHS方式の頭出し(VISS方式)では、通常記録時は60
%デューティのコントロール信号を記録し、頭出し信号
としては、デューティが27.5%のコントロール信号を61
±3個記録するようにしている。コントロール信号の1
周期は、フレーム期間に等しい(30Hz)。通常のテープ
速度においてキャプスタンFG信号の周波数が2160Hzの場
合、1/2分周を考慮して、コントロール信号の周期はキ
ャプスタンFG信号36個分に該当する。第3図のプリセッ
ト値はこの値に基づき定められている(36×60%≒22、
36×27.5%≒10) 出力コントロールパルスの作成の実際は、第2図の如
くなる。第2図において、FG信号が存在している期間
が、テープが走行されている期間に対応している。第2
図より明らかな様に、コントロール信号の立上り信号に
対応したテープ走行時の次のテープ走行時に、出力コン
トロール信号が立下げられる。
%デューティのコントロール信号を記録し、頭出し信号
としては、デューティが27.5%のコントロール信号を61
±3個記録するようにしている。コントロール信号の1
周期は、フレーム期間に等しい(30Hz)。通常のテープ
速度においてキャプスタンFG信号の周波数が2160Hzの場
合、1/2分周を考慮して、コントロール信号の周期はキ
ャプスタンFG信号36個分に該当する。第3図のプリセッ
ト値はこの値に基づき定められている(36×60%≒22、
36×27.5%≒10) 出力コントロールパルスの作成の実際は、第2図の如
くなる。第2図において、FG信号が存在している期間
が、テープが走行されている期間に対応している。第2
図より明らかな様に、コントロール信号の立上り信号に
対応したテープ走行時の次のテープ走行時に、出力コン
トロール信号が立下げられる。
アラーム入力は、メインマイコン1からのシリアル通
信によりサブマイコン3に供給されるものである。
信によりサブマイコン3に供給されるものである。
尚、以上の実施例ではマイコンを用いているが、ハー
ドウェアにより装置を構成してもよい。
ドウェアにより装置を構成してもよい。
(ト)発明の効果 以上述べた様に、本発明によれば、間欠的にテープが
駆動されている場合でも、記録するコントロール信号の
デューティを正確に制御することができる。
駆動されている場合でも、記録するコントロール信号の
デューティを正確に制御することができる。
第1図は実施例を示すブロック図、第2図は波形図、第
3図はフローチャートである。 1……メインマイコン、3……サブマイコン、5……コ
ントロールヘッド、8……FG検出器。
3図はフローチャートである。 1……メインマイコン、3……サブマイコン、5……コ
ントロールヘッド、8……FG検出器。
Claims (1)
- 【請求項1】テープを間欠的に駆動して長時間記録を行
なうビデオテープレコーダの頭出し信号記録装置におい
て、コントロール信号の立上がり時点からキャプスタン
モータのFG信号を計数し、この計数値に従いコントロー
ル信号を立ち下げることを特徴とする頭出し信号記録装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2289232A JP2640029B2 (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 頭出し信号記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2289232A JP2640029B2 (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 頭出し信号記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04163750A JPH04163750A (ja) | 1992-06-09 |
JP2640029B2 true JP2640029B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=17740497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2289232A Expired - Fee Related JP2640029B2 (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 頭出し信号記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2640029B2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-26 JP JP2289232A patent/JP2640029B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04163750A (ja) | 1992-06-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |