JPS63146748A - 発酵乳の製造方法 - Google Patents

発酵乳の製造方法

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JPS63146748A
JPS63146748A JP17285787A JP17285787A JPS63146748A JP S63146748 A JPS63146748 A JP S63146748A JP 17285787 A JP17285787 A JP 17285787A JP 17285787 A JP17285787 A JP 17285787A JP S63146748 A JPS63146748 A JP S63146748A
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俊明 堀
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は酵母を主体とする芳醇な発酵風味を何し、保存
性の良好な発酵乳の製造方法に関するものである。
(従来の技術〕 牛乳、脱脂乳、周孔などの乳原料を用い。
これに乳酸菌及び/又は酵母を加えた発酵乳は古くから
人碩の歴史とともに存在し、飲用に供されできたといえ
る。それらの中で酵母が乳酸菌と共用されているものと
して代表的なものは中央アソア、コーカサス地方を中心
とした東欧諸国で普及しているケフ(ア、クミスなどを
挙げることができる。これ5つのものはアルコールか0
.5〜3%含まれているのが特徴とされる。
発酵乳の製造に酵母が乳酸菌と併用される目的としては
、ヒ記のケフィア、クミスなとにみられるようにアルコ
ール発酵を目的とする他に、酵母発酵による良好な芳香
性風味を製品に付与することにあるといえる。しかし、
酵母発酵か過多となると、8量のアルコールと炭酸ガス
を生成し、そのため発酵乳中の蛋白質が分備、沈殿を生
じたりすることがみられる、。
酵母発酵か乳酸菌との共生において、良好な芳香を白す
る発酵乳製品の製造方法として持分!Il’f4’J−
114:3:!号公報が挙げられる。このものは発酵終
了後、発酵乳に砂糖の添加(約1:1)&した後、殺菌
を行なうところのいわゆる殺菌濃厚発酵乳に関するもの
である、。
ホエー叉はホエーパウダーをIIいた発酵製品について
も古くから用いIうれてきているが、ホエー特自のフレ
ーバーがあり、発酵製品としで好ましいものとは言えな
い。その風味改良法として特開昭60−137281号
公報があり。
直接蒸気滅菌工程において脱更する方法か記述されでい
る。
〔発明か解決しようとする問題点] 本発明は発酵乳の44造にあ゛いて、発酵酵母による芳
醇な風味をh″し1.従来の殺菌′eAIg発酵乳にみ
られるような、加糖2並びに殺菌を行なわすに、低温下
において長間保存性の良い製品を提供するということに
より1問題点を解決したものである。
〔問題を解決するための手段] 本発明者等は一ヒ記の間1M1を解決するために。
種々ldF究を重ねた結果1本発明を完成するに到った
すなわち、本発明は、まず乳性原料か1つカゼイン及び
/又は乳iF!蛋白を除いたものを原料とし、これに酵
母又は酵母並びに乳酸菌を加えで発酵させ、良好な風味
を発生させた後。
加熱−殺菌あるいは除菌をし、必要に応じで;濾過をし
、−次酵母発酵液を得る。このものを、予め殺菌、冷却
しておいた乳性原料と混合後のpHが5,5以1ユとな
るように適宜の割合でfIA合し1通常通り乳酸菌スタ
ーターを添加し、二次発酵を行なうか又は−次発酵rt
セに予め乳酸菌スターターで二次発酵させた乳性原料を
適宜の割合で混合することを特徴とする岱酵9Lの′4
4.造方法である、。
以下1本発明について詳細に説明する。
本発明の発酵乳を製造するにあたり、まず。
酵母発酵(以下−次発酵と称する)欣を調製する。この
原料としては、乳性原料からカゼイン及び/又は乳清蛋
白を除いたものか用いられる。乳性原料とは牛乳、脱脂
乳、濃縮乳。
又は限外3を過′fX!4縮乳、粉乳なとである。これ
らからカゼイン及び/叉は乳清蛋白を除いたものとして
は、ホエー(主とし・てスィートホエー、レンネットホ
エー)、ホエーパウダー。
限外i濾過M [バーミニ、イト)などが用いら扛、固
形分としては3〜20%になるように調製したものが用
いられる。な打、必要に応してショ糖、ブドウ糖などの
糖質を添加する。
二のホエー調製液を通常のプレート式殺菌機などで加熱
t々菌を行なった後、次に挙げるような酵母/又は酵母
及び乳酸菌スターターを加え、酵母発酵を主とした一次
発酵を行なう、。
酵母としては、カンジダ・ンユウトトロビ力1jス((
ニandida pseudol=ropicaLis
l 、 りJレイへロマイセス・ラクチス(K luy
veromycesLarJisl 、クル、イベロマ
イセス・フラキリス(Kluy、fragilis)な
どの乳糖発酵性酵母又はトルロプシス・ホルミイLTo
rulapqishol+n1iJ 、サツカロミセス
・セレビンエfsaccharomyces cere
viciae)なとの乳糖非発酵性酵母などが用いられ
る、この乳糖非発酵性酵母を用いる嚇合には、原料に予
めンヨ糖、ブドウ糖などの発酵可能な糖源を1〜10%
添加した方が良い。
乳酸菌とし、では1.ストレプトコッカス・ラクチスf
streptococcus 1acjis) 、スト
レプトコッカス・クレモリ、ス(Streptococ
cusC1’ビmoriり)、口、イコノストック・ク
レモリスtLauconosjoc crelnori
sl 、ロイコノストック−子キストラニカム(Leu
conosjoc derjranic+Bnl 、ラ
クトバチルス・ヒルガル子イ(Lacjobacill
us hilgardii)なとが用い1らhる。。
−次発酵は酵母発酵を主とするものであり。
上に挙げた酵母の中から適切なものが選ばれ、また乳酸
菌と併用で使用してもよい。発酵の条件としては、使用
する酵母、乳酸菌種によって多少異なるが通常15〜3
0℃で12〜72時間の発酵を行ない、必要に応じて8
〜15°Cで6〜48時間熟成を加え、アルコール1%
前後。
乳酸酸度0.4〜0.8%、 pHとして5.5〜3.
5の芳醇な風味を有した一次発酵液を調製する1゜−次
発酵終了後、出来るだけ低い温度条件下1例えば60〜
80°Cで15秒〜30分間で殺菌を行ない芳香成分を
できるだけ残存させ、酵母。
乳酸菌のみを殺菌する。この場合、密閉下のプレート型
瞬間殺菌機の使用が好ましい9また除菌する場合は、大
粒の沈殿物をろ過あるいは遠心分離した後、除菌フィル
ターなどを用いて行なう。
従来1発酵乳に酵母を乳酸菌と併用したものとしては、
前記した殺菌濃厚発酵乳があり。
これは保存性を高めカートの凝集分離を防ぐためにρ1
(を低くシ、さらに多量の糖を加えた後、加熱殺菌を行
なっており、これらはいずれも濃厚ターイブであり、飲
用にあたっては稀釈して供されるものである。
また、乳酸菌と酵母を併用して製造した発酵乳も市販さ
れてきているが、酵母が生きた状態で製品中にa在する
ために、保存中にガスの発生による容器の膨張や発酵過
多によるオフフレーバー発生などの問題があり、保存性
を著しく短くしていた。
また1通常の乳性原料を用いた発酵液を加熱殺菌する場
合、カゼイン蛋白質が堅いカートとなって析出するため
、殺菌に先立って。
前記のようにpHを低くし大量の加糖が必須とされてい
た。また、除菌フィルターを用いた場合は、蛋白質カー
ドが障害となり不可能であった0本発明はカゼイン及び
叉は乳清蛋白を除いた原料を用いることから、加熱によ
ってカード(カゼインの凝1剖)発生という障害を無視
した殺菌処理やフィルター除菌処理が可能である。すな
わち1通常の加熱条件、工程で低酸度、低糖度での殺菌
やフィルターによる除菌が可能であり、酵母発酵を主と
した一次発酵乳の芳醇なフレーバーをほとんと損なうこ
とな(殺菌あるいは除菌した一次発酵油を得る。
また、−ヒ記したようにホエーには独得のフレーバーが
あり1発酵製品として好ましくなく、その対応策が検討
されてきているが、本発明では酵母発酵させた後、加熱
殺菌することによって、このオフフレーバーが消失して
いることが見出さ札た。このメカニズムについでの詳細
は不明であるか1発酵によって生じた炭酸カス、又はア
ルコールが発酵中又は加熱殺菌工程によって喪失する際
、−諸に消失するものとみられる。
E−次発酵はまったく通常の乳酸発酵と同法である。す
なわち、乳性原料に必要に応じて砂糖、ブドウ糖なとの
糖原料、′R,天などの安定剤が加えられ、二次発酵」
ホ料液が調製される。このものは無脂乳固形分として通
常は5〜15%であり、目的とする最終製品によって。
その池の添加物とともに配合を決定すればよt1+ この調製液は通常の殺菌、例えば80〜95゛Cで10
〜30分の加熱殺菌を行なった後、5〜10℃に冷却す
る。
次に、この調製液と前記−次発酢液とを混合後のpHが
5.5以上になるように、i宜の割合で混合する。この
ことは下記に記述するように一次発酵液の酸によるカゼ
インの疑問を防ぐことによる。また、−次発酢液の風味
の強弱によって混合比率を変動させることもできる。
二液を混合して投たA製油に対し、通常の発酵乳に用い
られる乳酸菌をスターターとして添加する。乳酸菌種と
しでは、ラクトバチルス・プルカリカス(Lactob
acillus bulgaricusl 、ラクトバ
チルス・アシドフィルス(Lacj、 acidoph
ilus) 、ストレプトコツカスーラクチス(Str
eptococcus lacヒ1s)、ストレプトコ
ッカス・サーモフィラス(St、r。
thermophilus )なとのホモ乳酸菌が用い
られる。。
二次発酵の条件は、lIt!用する乳酸菌種によって異
なるが20°C〜45°C,4〜48時間発酵させるこ
とにより、乳酸酸度として0,7〜L、2%前後の発酵
乳が得られる。得られた発酵乳はこのままでも製品にで
きるが、必要に応じてペクチンなどの安定剤を添加し、
均質化して液状化し製品とすることもできる。
また、−次発耐液に、予め乳酸菌スターターで二次発酵
させた乳性原料を適宜の割合で混合する方法による場合
も、乳酸菌スターター及び二次発酵の条件は同様である
。この場合、両者の風味のバランスと固形分量などを考
慮し、適宜の割合で混合する。混合後、ホモミキサーな
とでよく攪拌し、必要に応じて、ペクチンなどの安定剤
を加えて均質化してもよい。これらのものは−次発耐液
から由来する芳香な酵母発酵風味を有し、二次発酵によ
って生ずるされやかな乳酸酸味とマツチしたコクのある
発酵乳である1、 また、得られた発酵乳はホモ乳酸菌のみが活性状態で残
存していることから、従来の酵母混合使用発酵乳に比較
して、保存性は著しく良好といえる。
以下、実験例により詳細に説明する。
実験例としては本発明による発酵乳と従来の乳酸菌のみ
並びに乳酸菌と酵母を併用した発酵乳を試製し、風味並
びに保存性を比較した。
実験例1〈−次発耐液に調71e!液を混合した後で二
次発酵させる場合〉 ホエーパウダー8%溶液を調製し、殺菌後クルイベロマ
イセス・フラギリス(にluy 。
fragillus) l加え30℃で20時間発酵さ
せた後、75°C5分の殺菌を行なった。一方、12%
脱扮還元乳に砂糖8%、ゼラチン0.3%を添加、Hg
合、調整し、殺菌をした後、その8部と酵母発酵液2部
とを混合し、乳酸菌スターターとして、ストレプトコッ
カス・ラクチス(Sjr、 lacシis)とストレプ
トコッカス・サーモフィラス1sjr、 jhermo
philus)  l : 1の混合カルチャーを接種
し、攪拌、混合し。
lO抛Q透明びんに分注し、シール封冠した後、20℃
20時間の発酵を行ない、酸度0.72%の固形状発酵
乳を得た。
一方、比較対照のものとしては、 11%還元脱脂乳に
砂糖8%、ゼラチン0.3%を添加。
調製し、殺菌後乳酸菌のみのものはストレプトフッカス
0ラクチス(S′C,reptococcus 1ac
tis)、ストレプトコッカス・サーモフィラス(St
rePしococcus t、hermophiIus
) l : lスターターを使用した。乳酸菌と酵母と
の併用については同じく砂糖、セラチンを添加した還元
脱脂乳液を調製し、殺菌後、北記乳酸菌スターターの他
にクルイヘロマイセス・フラギリス(にluy、 fr
agiLlus)スターターを4:lの割合で添加し、
攪拌、混合した後、本発明品と同様、100m Q ’
14明びんに分注し、シール封冠した後、20°Cで2
0時間の発酵を行なった。
得られた各発酵乳を[0°Cの冷蔵庫内に【l1日間保
存を行ない、風味、外観、酸度の変化をチェックした。
その結果を第1表に示す。
第1表に示した結果から明らかなように。
本発明品は風味に優れ、保存性にも優れていることが確
認できた。
実験例2く一次発酵液に二次発酵させた乳性原料を混合
する場合〉 ホエーパウダー8%溶液を調整し、殺菌後クルイベロマ
イセス・フラギリス(にluy 。
fragilluS)を加え30℃で20時間発酵させ
た後、75℃5分の殺菌を行ない、−次発耐液を得た。
一方、 10%説1518元乳に砂糖8%を添加、混合
し、殺菌、冷却後、乳酸菌スターターとして、ラクトバ
チルス・ブルガリクス(L、blugaricuslと
ストレプトコッカス・サーモフィラス(Str、 th
erw+ophilus)  l : 1の混合カルチ
ャーを2%の割合で添加し、40℃5時間発酵させて二
次発酵液を得た0次に一次発酵液に8Mペクチンを1.
5%濃度に溶解させた後、その2部と二次発酵液8部と
を混合し、ホモミキサーにかけたに、 tsoにg/c
nlで均質化して、V度0.85%の液状発酵乳を得た
これを無菌的にloom Q透明びんに分注し、シール
対置した9一方、比較対照のものとしては、 10%還
元脱脂乳に砂糖8%を添加し、殺菌、冷却後乳酸菌のみ
のものはラクトバチルス・ブルガリクス(L、 blu
garicus) 、ストレプトコッカス・サーモフィ
ラス(Str。
しhermophilusl  l : lのスタータ
ーを2%に添加し、酵母を併用したものは上記スタータ
ーに対してタルイベロマイセス・フラギリス(にluy
、 fragillus)スターターを4:lの割合で
混合したスターターを2%に添加し。
40℃5時間発酵させた。これらの発酵液8部に1.5
%曲ペクチン水溶液2部を加え、ホモミキサーで混合し
た後、loom Q透明びんに無菌的に分注した。。
得られた各発酵乳を10℃の冷蔵庫内に14日間保存し
、風味、外観、酸度の変化をチェックした3その結果を
第2表に示す。
第2表 第2表に示した結果から明らかなように、本発明品は他
の比較品よりも、風味及び外観が良好であり、保存性に
優れていることが確認された。
なお、本発明の発酵乳は、液状のもの、流動状のものか
ら固形状のもの、あるいは、無糖のもの、加糖のものな
ど広く一般の発酵乳の製造に利用できるものである。
次に、一次発酵液に調製乳原料を混合した後、二次発酵
させる発酵乳の’l造において。
一次発酵液(酵母発酵液)7A製に、酵母と乳酸菌を併
用した場合にはPllの低下が著るしくみられる。その
ため、二次発酵原料の乳性原料と混合する場合1両液の
混合に制約がみられ、混合後のpHが5.5以上である
ことが必要とされた。これについての実験例を下記に示
す。−次発酵の原料として5%還元ホエー液をrA′x
J+、、殺菌後、乳培地で活性化させておいたハンセン
社のケフィアグレインを原料に対し、5%添加し、21
°C20時間発酵させた。
発酵後の酸度は0.51%、pHは3.72であった。
この一次発酵液と、予め殺菌し、IO’Cに冷却してお
いた12%還元脱脂乳と種々の比率で攪拌しながら混合
し、その性状を調べた。その結果を第3表に示す。
混合比率l:2の場合、pHが5.48となり、少量の
カゼインの凝集がみられ、l:1にした場合は明らかな
カードの生成がみられた、このことから混合後のpHが
5.5以上となるように一次発酵液と乳性原料を混合す
ることが必要であることがわかる。
一次発酵液に二次発酵させた乳性原料を混合する発酵乳
の製造においては5発酵によりカゼインがゲル化した後
に混合するので、 、+11を5.5以上にする必要は
ない。
〔発明の効果] 本発明によれば、乳性原料からカゼイン又は/及び乳清
蛋白を除いたものを原料とし、王として酵母発酵によっ
て得られた芳醇な風味のみを乳酸発酵乳に利用して製造
することにより、乳酸によるされやかな酸味に芳醇な風
味を加味し、しかも保存性のすぐれた発酵乳が堤供され
るものであり1本発明は有用な発明である。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を示すが、本発明はこれにより限定
されるものではない。
実施例【 生ホエー(−i−ダチーズホエ−110Qを80℃10
秒のプレート殺菌を行なった後、25°Cに冷却し、活
性化をさせておいたクルイベロマイセス・フラギリスI
FO−0541スターター500−Qを加え、25℃で
200時間発酵せた。発酵終了後75°C5秒で殺菌を
行ない10°Cに冷却した。
上記発酵終了と併行して、脱脂粉乳360代を温湯25
Rに添加、攪拌、溶解して12%還元乳を調製した1次
に95℃30分間の加熱殺菌を行なった後、 10℃に
冷却し先の酵母発酵液と混合、pH6,4の二次発酵用
原液を得た。これに。
先に活性化させておいたハンセン社(デンマーク111
のハンセン・ヨーグルトカルチャーlQを加え、200
IIQびんに充填をし、打栓後40’C6時間の乳酸発
酵を行なった1発酵終了時の乳酸酸度は0.85%であ
り酵母発酵由来の芳醇な風味が残っており、良好なもの
であった9 実施例2 ホエーパウダー1kgt&温水9Qに溶解した後80℃
lO秒の瞬間殺菌を行ない、活性化させておいたマイル
ス社(アメリカ)製のケフィアカルチャー500m (
1を加え25℃で200時間発酵せ、10℃で24時間
熟成させた1発酵並びに熟成終了後75℃で10秒の殺
菌を行ない、lOoCに冷却した。
上記発酵終了に先立って、脱脂粉乳4kg。
砂糖3kgを湯水20Qに加え、加熱溶解した後。
別に加熱溶解させておいた5%寒天溶液2.10%ゼラ
チン溶液800s Qを加え、95℃30分間の殺菌を
行ない、40°Cに冷却した後、先の酵母発酵液と混合
し、 PH5,8の二次発酵原料とした。これに先に活
性化させておいた。ストレプトコッカス・ラクチス(I
FO0541)スターターIQを加え、100園Q容ヨ
ーグルト紙容器に充填、シールした後25℃12時間の
発酵を行なった0M酵終了後の乳酸酸度は0.73%で
あり芳醇な風味と酸味のマツチした良好なものであった
。なお本試作品を10℃で10日間保存したが、外観上
の変化もなく、風味の変化も少なく、保存性は良好であ
った8 実施例3 生水ニー25kgを限外ろ過し、 21に、のろ過液を
得た後、これにショ糖をlk名加えて溶解させ、80℃
10秒のプレート殺菌を行なった。これを30℃に冷却
した後、サツカロミセス・セレビシェRIFV100I
スターター600+a Qを加え、30℃で12時間発
酵させた3発酵終了後、6000r、p、mの遠心分離
で沈殿物を取り除き、上清を滅菌した除菌フィルターに
通して無菌化した一次発酵液を得た。
上記−次発酵と並行して、生乳58kgに脱脂粉乳2k
gを加え、攪拌、溶解した後、95℃10分間の殺菌を
行なった。更に40℃に冷却後、ハンセン社(デンマー
ク)製のヨーグルトカルチャーを1.2kg加え、40
℃4時間30分発酵させて、10℃に冷却し二次発酵液
を得た。
次に一次発酵液20kgにHMペクチン240gを溶解
させ、二次発酵液60kgと混合し、ホモミキサーで攪
拌後150kg/−で均質化し、液状化して酸度0.8
2の製品を得た。これを200m Qびんに充填し、シ
ール密閉して完成品とした8本品は、ヨークルト風味に
酵母発酵由来のに醇な風味が加わった独特の発酵乳であ
った、10℃に2週間保存しても、酸度が1.02に上
衿しただけで、安定な製品であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)乳性原料からカゼイン及び/又は乳清蛋白を除いた
    ものを原料とし、これに酵母単独又は酵母及び乳酸菌を
    加えて一次発酵させ良好な風味を生じせしめた後、殺菌
    あるいは除菌し、必要ならば濾過をして得た一次発酵液
    に予め殺菌、冷却した乳性原料を、混合後のpHか5.
    5以上となるように適宜の割合で混合し、乳酸菌スター
    ターを添加して、二次発酵を行なうか又は一次発酵液に
    予め乳酸菌スターターで二次発酵させた乳性原料を適宜
    の割合で混合することを特徴とする発酵乳の製造方法。 2)乳性原料として牛乳、脱脂乳、濃縮乳、限外濾過濃
    縮乳などを用いた特許請求の範囲第1項記載の発酵乳の
    製造方法。
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