JPS6314618B2 - - Google Patents

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JPS6314618B2
JPS6314618B2 JP53148244A JP14824478A JPS6314618B2 JP S6314618 B2 JPS6314618 B2 JP S6314618B2 JP 53148244 A JP53148244 A JP 53148244A JP 14824478 A JP14824478 A JP 14824478A JP S6314618 B2 JPS6314618 B2 JP S6314618B2
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JP
Japan
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view
ray
imaging
tube voltage
signal
Prior art date
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Application number
JP53148244A
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English (en)
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JPS5573242A (en
Inventor
Hiroshi Yasuhara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6314618B2 publication Critical patent/JPS6314618B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、被検体を透過したX線をイメージイ
ンテンシフアイア(以下「II」と称する)に入射
させ、その出力像をテレビジヨン(以下「TV」
と称する)透視系およびフイルム撮影系に与えて
X線透視あるいはX線撮影を行なうに際し、前記
IIの出力画像面の一部から採光して光量検出を行
ない、該検出値に基づいて、前記X線を発生する
ためのX線源のX線曝射条件を制御する自動曝射
条件制御系を備えたX線診断装置に関するもので
ある。
従来、この種の装置においては、透視時に被検
体の部位に応じて制御された透視管電圧から自動
的に撮影管電圧を制御し診断を行つている。従つ
て、例えばいわゆるデユアルII等のごとく多視野
切換型のIIを組合わせた場合においても、選択さ
れた視野での透視条件から撮影条件を自動制御し
ている。なお前記透視時には、自動輝度制御器に
より透視管電圧を自動制御し、そのとき設定され
た透視管電圧を自動管電圧制御回路に与えて撮影
管電圧を制御しフオトタイマによつて曝射時間を
自動制御する。このようにしてX線診断時の完全
自動露出制御が行なわれる。
しかしながらこの方式を多入力視野IIを備えた
X線診断装置に組合せた場合の臨床面を考えてみ
ると不具合なことがある。
ここで、9″/6″デユアルIIを用いて構成した循
環器撮影システムによる心臓の右冠動脈造影撮影
を例にして説明する。第1図にII入力視野RVと
撮影部位の関係を示す。第1図aがII大視野9″
で用いた場合の正面撮影における右冠動脈FI1
位置関係を示す。同図bおよび同図cが小視野
6″での正面および右前斜位撮影における位置関
係をそれぞれ示す。ここで留意すべきことはII視
野を変えるとIIサイズ、およびフオトマルチプラ
イヤ(以下「フオトマル」と称する)採光視野
MVサイズは変らず、臓器サイズの拡大率が変る
ことである。すなわち、IIサイズを小視野に切換
えることは、II拡大撮影を意味する。例えば、同
一撮影部位でも、II入力視野サイズを切換えると
〔第1図aとb〕フオトマル採光視野MV(II視野
VRサイズに関係なく一定)に対する臓器の被覆
率が変る。つまり、小視野を選択すると、II視野
VRに対する切換効率以上に、脊椎等の不透過物
質の影響を受け、自動露出制御のフオトマルを用
いた検出部の入力信号が低下し、その反動とし
て、条件を高めに制御する。その結果、透視時に
はTVモニタ像の輝度が上り、場合によつては輝
度飽和ハレーシヨンが生じる。また、透視条件か
ら制御された撮影条件も高めとなり、得られるフ
イルム濃度も黒くなりすぎ診断能を低下させる原
因ともなる。さらにII拡大撮影選択の場合には、
臓器が拡大されていることからその撮影部位の位
置決めにより敏感にモニタ像輝度、フイルム濃度
が影響をうける。第1図b,cにII拡大撮影時に
おけるX線の透過しにくい脊椎FI2の位置を示し
ている。すなわち、同図cの場合はフオトマル採
光視野MV内に脊椎FI2がほとんど存在しないこ
とから適正な露出での制御が期待できるが、同図
bの場合には、脊椎FI2が大幅にフオトマル採光
視野MV内に入りこんでいるため、自動露出制御
は高条件となり、輝度濃度は適正露出とはならず
に露出過度になる。
このようにII拡大撮影の場合、撮影の部位に対
し殊に強く影響を受け最終診断フイルムの露出条
件が変動し、極めて診断しにくいかあるいは全く
診断不能なフイルムが生じる危険がある。
本発明は、このような事情に基づいてなされた
もので、II小入力視野(拡大撮影)選択の際にも
適正な露出制御が行なわれ、常に良好な撮影像が
得られるX線診断装置を提供することを目的とし
ている。
すなわち、本発明は、IIにおける小入力視野拡
大撮影の選択は常に大入力視野の観察の後に行な
われることに着目し、その特徴とするところは、
IIの出力から採光してX線曝射条件を自動制御す
るシステムは、IIの大入力視野モードが選択され
た時にのみ利用し、小入力視野モードが選択され
た場合、すなわちII拡大撮影を行う際には、前記
大入力視野モード時に制御されたX線曝射条件を
II入力視野の変換に基づく輝度変換効率の変化に
対応して補正してX線曝射条件を設定することに
ある。
以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
第2図は、本発明をII間接撮影システム(例え
ば循環器撮影システム)に適用した場合の一実施
例の構成を示し、第3図に第2図内の透視電圧か
ら撮影管電圧への変換を行なう部分の具体回路を
示す。
先ず、透視時を考えると、X線管1から放射さ
れたX線は被検体2を透過してII3に入射する。
このII3はデユアルタイプであり、直径が9″と
6″の2種の入力視野を有するものである。9″と
6″の入力視野の切換えは、外部からの選択信号
により、II加速電源4によつて行なわれる。まず
9″(大入力視野)モードで動作させた場合II3
入射するX線はII3内で9″モードの輝度変換係数
(GX1)をもつて可視光に変換される。その出力
光はデイストリビユータ(分配光学系)5を通し
てTVカメラ6に導びかれ、最終的にはTVカメ
ラ制御器7を介してTVモニタ8上に透視像を形
成する。ここでTVモードの輝度は、自動的にデ
イストリビユータ5内の例えばフオトマルからな
る光検出器9によつて、II出力光の一部(第1図
a〜cにおけるMVのごとき採光視野)における
光量が検出され、自動露出制御器10で処理さ
れ、その結果がX線制御器11内の透視管電圧設
定回路12にフイードバツクされて被検体2の条
件に対応し常に一定の輝度となるように制御され
る。この時、自動的に制御された透視管電圧に対
応する高圧発生器13の一次側電圧を透視−撮影
管電圧変換回路14の入力信号FV1とする。管電
圧変換回路14は、前記9″透視時の透視管電圧
の一次電圧FV1を受け、減圧器(降圧変圧器)1
5で低電圧処理信号レベルに変換する。この場合
出力信号をFV0とし、減圧比n=FV0/FV1とす
る。変換された信号FV0は、変換回路16でRV0
=a・FV0+b(a:増幅比、b:定数)なる変
換処理が施こされ、撮影管電圧設定信号RV0とし
て次段の撮影管電圧設定回路17に与えられる。
ここで撮影管電圧設定信号RV0の信号レベルは例
えば撮影管電圧150kVPに対し+10V程度の割合
で比例するものとする。Ry1は管電圧自動設定
モード選択信号S1で働く切換器例えばリレーであ
る。従つて管電圧自動設定モードが選択されてい
ない場合には、リレーRy1の接点RS1の動作に
よりX線制御器11の操作盤面に設定操作部を有
する撮影管電圧設定器によつて設定された手動管
電圧設定信号S2が管電圧設定信号RVとして撮影
管電圧設定回路17に与えられ撮影管電圧信号
R・KV1が制御される。
しかる後に、6″(小入力視野)モードが選択
されると、その旨を示す6″モード選択信号S3
前記管電圧変換回路14へ入力される。6″モー
ド選択信号S3は、まずリレーRy3を動作させ、接
点RS2により変換回路16の出力信号RV0をレベ
ルホールド回路18に入力させる。レベルホール
ド回路18でホールドされる信号は9″透視時に
おける撮影管電圧の設定電圧である。一方、6″
モード選択信号S3は遅延回路19にも与えられ、
タイミング的に前記リレーRy2よりも遅れてリレ
ーRy3(接点はRS3a,RS3b)を動作させる。また
このタイミングでの遅延回路19の出力を加速電
源4に対して6″モード切換信号OP1として出力
する。また20は9″モードでのII3の輝度変換係
数GX1と6″モードでのII3の輝度変換係数GX2
逆数比(GX1/GX2)に見合つた管電圧変化量補
正を行なうための設定電圧を出力するレベル設定
回路で、その設定レベルをV0とする。なおII3
より輝度変換係数にばらつきがあることから設定
レベルV0は可変である。レベルホールド回路1
8の出力RV0とレベル設定回路の出力V0は加算
回路21で加算され(RV0+V0)を出力し、リ
レーRy2よりもタイミング的に少し遅れて動作
するリレーRy3によつてRV=(RV0+V0)が
6″モードでの管電圧設定信号として撮影管電圧
設定回路17に処理さて高圧発生器13への撮影
管電圧信号RKV1が制御される。従つて、6″モ
ードでは透視→撮影条件自動設定系でなく9″モ
ード時に設定された電圧を補正し、制御するので
先に述べた6″,9″の双方を透視→撮影条件自動
設定系で制御した場合の問題点は解消される。
ここでレベルホールド回路18のリセツトは撮
影終了時か透視・撮影位置が変化したタイミング
でリセツト信号RSを与えることにより行なう。
また6″モードにおける条件設定は9″モードの条
件を補正する方法で行なわれるので、リセツト信
号RSが入力される時には同時に6″モードから
9″モードへの切換えが行なわれるようになつて
いる。
このようにして自動的に撮影管電圧が被検体に
合つた条件に制御されるので、第2図に示す循環
器システムにおける、シネカメラ22によるシネ
撮影のフイルム濃度は一定の黒化度を有すること
となり、安定な結果が得られる。
なお、ここではハードウエア処理による説明を
したがコンピユータ等を用いたソフトウエア処理
でも同等の効果が得られ、また管電圧制御でなく
管電流制御方式等でも略同様に実施できる。ま
た、シネカメラ22に代えてスポツトカメラ等を
用いる場合にも上記同様にして実施できる。
その他、本発明は上記し且つ図面に示す実施例
に限定されず、その要旨を変更しない範囲内で
種々変形して実施できる。
以上詳述したように、本発明によれば、II小入
力視野選択の際にも適正な露出制御が行なわれ、
常に良好な撮影像が得られるX線診断装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,b,cはII撮像視野と被検体像の関
係を説明するための図、第2図は本発明の一実施
例の構成を示すブロツクダイヤグラム、第3図は
その要部詳細図である。 1……X線管、3……イメージインテンシフア
イア(II)、4……II加速電源、5……デイスト
リビユータ(分配光学系)、6……TVカメラ、
7……TVカメラ制御器、8……TVモニタ、9
……光検出器、10……自動露出制御器、11…
…X線制御器、12……透視管電圧設定回路、1
3……高圧発生器、14……透視−撮影管電圧変
換回路、15……減圧器、16……変換回路、1
7……撮影管電圧設定回路、18……レベルホー
ルド回路、19……遅延回路、20……レベル設
定回路、21……加算回路、22……シネカメ
ラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被検体に向けてX線を照射するX線源と、こ
    のX線源から照射され前記被検体を透過したX線
    を基に可視光像を形成する複数の入力視野が設定
    可能なイメージインテンシフアイアと、このイメ
    ージインテンシフアイアの出力画像面の一部から
    光量を検出し、この検出値に基いて前記X線源の
    X線曝射条件を制御する自動曝射条件制御系とを
    備えたX線診断装置において、前記イメージイン
    テンシフアイアの複数の入力視野から所望の入力
    視野を選択した際、入力視野の切換に基づく輝度
    変換効率の変化に応じてX線曝射条件を補正する
    手段を具備したことを特徴とするX線診断装置。
JP14824478A 1978-11-30 1978-11-30 Xxray diagnosis device Granted JPS5573242A (en)

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JP14824478A JPS5573242A (en) 1978-11-30 1978-11-30 Xxray diagnosis device

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JPS6314618B2 true JPS6314618B2 (ja) 1988-03-31

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5260587A (en) * 1975-11-13 1977-05-19 Gan Kenkyukai Fuzokubiyouin X-ray pick up unit

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JPS5260587A (en) * 1975-11-13 1977-05-19 Gan Kenkyukai Fuzokubiyouin X-ray pick up unit

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