JPH0266898A - X線映画撮影装置 - Google Patents
X線映画撮影装置Info
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- JPH0266898A JPH0266898A JP21690088A JP21690088A JPH0266898A JP H0266898 A JPH0266898 A JP H0266898A JP 21690088 A JP21690088 A JP 21690088A JP 21690088 A JP21690088 A JP 21690088A JP H0266898 A JPH0266898 A JP H0266898A
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- 238000002594 fluoroscopy Methods 0.000 claims description 18
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 4
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- X-Ray Techniques (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、X線映画撮影装置に関し、とくにフィルム
画質の向上を図ったX線映画撮影装置に関する。
画質の向上を図ったX線映画撮影装置に関する。
従来のX線映画撮影装置では、フィルム濃度を一定に保
つため被写体透過後の線量に応じてX線パルス幅及びX
線管電圧を変化させて線量を一定に保ち、且つ管電圧及
び管電流を一定負荷になるように変化させる方式(I
5OWATT方式)が行なわれている。
つため被写体透過後の線量に応じてX線パルス幅及びX
線管電圧を変化させて線量を一定に保ち、且つ管電圧及
び管電流を一定負荷になるように変化させる方式(I
5OWATT方式)が行なわれている。
しかしなから、このような従来の方式のX線映画撮影装
置では、単にフィルム濃度が一定に保たれるだけなので
、フィルムコントラストを良好とするような撮影管電圧
の設定ができないという問題がある。さらに、撮影管電
流の値を被写体厚さに応して変えることがてきないため
、管電圧でフィルム濃度を補正する必要かあり、この点
でもフィルムコントラストが犠牲にされることになって
いる。 この発明は、撮影部位・方向に応じて適切なコン1へラ
ストの得られる撮影管電圧を撮影開始前に設定でき、し
かも被写体厚さに応じた撮影管電流の撮影開始前での自
動設定が可能で、これによってフィルム濃度を一定に保
ちなからコントラストも良好な映画フィルムを得ること
ができる、X線映画撮影装置を提供することを目的とす
る。
置では、単にフィルム濃度が一定に保たれるだけなので
、フィルムコントラストを良好とするような撮影管電圧
の設定ができないという問題がある。さらに、撮影管電
流の値を被写体厚さに応して変えることがてきないため
、管電圧でフィルム濃度を補正する必要かあり、この点
でもフィルムコントラストが犠牲にされることになって
いる。 この発明は、撮影部位・方向に応じて適切なコン1へラ
ストの得られる撮影管電圧を撮影開始前に設定でき、し
かも被写体厚さに応じた撮影管電流の撮影開始前での自
動設定が可能で、これによってフィルム濃度を一定に保
ちなからコントラストも良好な映画フィルムを得ること
ができる、X線映画撮影装置を提供することを目的とす
る。
上記目的を達成するため、この発明によるX線映画撮影
装置においては、X線管と、このX線管から放射され被
写体を透過したX線が入射するイメージインテンシファ
イアと、該イメージインテンシファイアの出力像が入力
されるTV右カメラ、該TV右カメラらのビデオ信号が
送られるTVモニター装置と、該TVモニター装置から
の信号かフィードバックされて透視時の管電圧が制御さ
れる高圧発生器と、上記イメージインテンシファイアの
出力像が導かれるシネカメラと、」1記イメージインテ
ンシファイアの出力光に応してX線遮断信号を上記高圧
発生器に送るフォトタ、イマ回路と、被写体厚さ、映画
撮影部位、映画撮影管電圧、映画撮影管電流及び映画撮
影パルス幅を入力する入力装置と、透視条件と被写体厚
さとの関係及び撮影部位ごとの被写体厚さと映画撮影管
電流との関係があらかじめ書き込まれている記憶装置と
、透視時に透視条件が入力され上記の透視条件と被写体
厚さとの関係より被写体厚さを求め、且つこの被写体厚
さに応じて上記被写体厚さと映画撮影管電流との関係か
ら映画撮影管電流を求めてこの管電流とあらかじめ設定
された映画撮影管電圧とで映画撮影が行なわれるよう上
記高圧発生器を制御り する制御装置とを備える。
装置においては、X線管と、このX線管から放射され被
写体を透過したX線が入射するイメージインテンシファ
イアと、該イメージインテンシファイアの出力像が入力
されるTV右カメラ、該TV右カメラらのビデオ信号が
送られるTVモニター装置と、該TVモニター装置から
の信号かフィードバックされて透視時の管電圧が制御さ
れる高圧発生器と、上記イメージインテンシファイアの
出力像が導かれるシネカメラと、」1記イメージインテ
ンシファイアの出力光に応してX線遮断信号を上記高圧
発生器に送るフォトタ、イマ回路と、被写体厚さ、映画
撮影部位、映画撮影管電圧、映画撮影管電流及び映画撮
影パルス幅を入力する入力装置と、透視条件と被写体厚
さとの関係及び撮影部位ごとの被写体厚さと映画撮影管
電流との関係があらかじめ書き込まれている記憶装置と
、透視時に透視条件が入力され上記の透視条件と被写体
厚さとの関係より被写体厚さを求め、且つこの被写体厚
さに応じて上記被写体厚さと映画撮影管電流との関係か
ら映画撮影管電流を求めてこの管電流とあらかじめ設定
された映画撮影管電圧とで映画撮影が行なわれるよう上
記高圧発生器を制御り する制御装置とを備える。
実際の被写体に対して透視している時、TVモニター装
置上で最適明るさの透視像が得られるようにすると、そ
の透視条件より、記憶装置に記憶されている透視条件と
被写体厚さとの関係から被写体厚さが自動的に求められ
る。 このように被写体厚さが求められると、記憶装置に記憶
されている、あらかしめ入力された映画撮影部位に応じ
た被写体厚さと映画撮影管電流との関係から映画撮影管
電流が求められる。 一方、映画撮影部位に対応する最適映画撮影管電圧は、
入力装置によって入力することができる。 そのため、撮影部位に応じて最適なコントラス1〜が得
られるものとして設定した管電圧とするとともに、被写
体厚さに適したものとして自動的に求めた管電流として
、映画撮影することができる。 その結果、フィルム濃度を一定に保ちなからコントラス
I・も良好な映画フィルムが得られる。
置上で最適明るさの透視像が得られるようにすると、そ
の透視条件より、記憶装置に記憶されている透視条件と
被写体厚さとの関係から被写体厚さが自動的に求められ
る。 このように被写体厚さが求められると、記憶装置に記憶
されている、あらかしめ入力された映画撮影部位に応じ
た被写体厚さと映画撮影管電流との関係から映画撮影管
電流が求められる。 一方、映画撮影部位に対応する最適映画撮影管電圧は、
入力装置によって入力することができる。 そのため、撮影部位に応じて最適なコントラス1〜が得
られるものとして設定した管電圧とするとともに、被写
体厚さに適したものとして自動的に求めた管電流として
、映画撮影することができる。 その結果、フィルム濃度を一定に保ちなからコントラス
I・も良好な映画フィルムが得られる。
つぎにこの発明の一実施例について図面を参照しなから
説明する。第1図において、X線管1には高圧発生器6
により高電圧及びフィシメン1〜加熱電流が供給され、
このX線管1から照射され被写体2を透過したX線はイ
メージインテンシファイア(1,1,)3に入射して光
に変換される。 この光出力はTVカメラ4に導かれビデオ信号に変換さ
れてTVモニター装置5に送られて、その画面上に被写
体2のX線透視像が表示される。この透視時、TVモニ
ター装置5の画面上の透視像の明るさが一定となるよう
に透視管電圧制御信号が高圧発生器6にフィードバック
されて管電圧の制御が行なわれる。 この透視時のX線条件つまり透視管電圧と透視管電流と
がA/Dコンバータ21.22を経てCPU23に取り
入れられるようになっており、また、このCPU23に
は透視時のイメージインテンシファイア3の視野の大き
さを示す視野信号がインターフェイス回路24を介して
送られている。 このCPU23には、被写体厚さ設定スイッチ41、映
画撮影部位・方向選択スイッチ42、映画撮影管電流設
定スイッチ43、映画撮影管電圧設定スイッチ44、映
画撮影パルス幅設定スイッチ45及びデータ書込スイッ
チ46かインターフェイス回路26を介して接続されて
おり、またメモリ31が接続され、さらにインターフェ
イス回路25を介して高圧発生器6/\管電圧制御信号
及び加熱制御信号を送ることかできるようにされている
。このメモリ31は透視条件と被写体厚さとの関係や被
写体厚さと撮影管電流との関係を記憶する。 映画撮影時にはイメージインテンシファイア3の出力光
が分光器8により導かれてシネカメラ7に入射される。 この映画撮影時には、もう1つの分光器9がイメージイ
ンテンシファイア3の出力光をフォトマルチプライア(
PMT)10に導き、このフォトマルチプライア10か
ら出力される光電流によってフォトタイマ回路11が高
圧発生器6に対してX線遮断信号を出力し、これによっ
てX線照射時間(X線パルス幅)が制御される。 メモリ31には透視条件と被写体厚さとの関係や被写体
厚さと撮影管電流との関係があらかじめ記憶させられる
。まず、被写体として人体相当の厚さのアクリル板を置
いて透視を行ない、モニター装置5に表示される透視像
が適切な明るさになるように管電圧を制御する。このと
きの厚さを厚さ設定スイッチ41の手動操作により設定
する。 そしてデータ書込スイッチ46を手動操作すると、設定
された厚さデータがCPU2Bに取り込まれるとともに
、透視管電圧と透視管電流のデータがCPU23に取り
込まれ、これらかメモリ31に書き込まれる。アクリル
板の厚さを変えてこの操作を繰り返すことにより、第2
図に示すような透視条件く透視管電圧、透視管電流)と
被写体厚さとの関係がメモリ31に形成される。 つぎに、撮影部位・方向選択スイッチ42を手動操作し
てひとつの撮影部位・方向を選択するとともに、その部
位・方向において適切なコントラス1〜が得られる撮影
管電圧を撮影管電圧設定スイッチ44の手動操作により
設定する。また、被写体としてアクリル板を置き、その
厚さを厚さ設定スイッチ41によって手動設定するとと
もに、撮影に適したパルス幅を撮影パルス幅設定スイッ
チ45で手動設定し、さらに必要と予想される管電流を
撮影管電流設定スイッチ43の手動操作により設定する
。そしてデータ書込スイッチ46を操作してこれらのデ
ータをメモリ31に記憶させる。 このとき、CPU23はメモリ31に書き込まれたこれ
らのデータに基づき、管電流制御信号及び加熱制御信号
をインターフェイス回路25を介して高圧発生器6に送
る。このように条件が設定された状態でX線曝射を行い
、フォトタイマ回路11によって遮断されたX線パルス
幅が撮影パルス幅設定スイッチ45で設定された値とな
るように撮影管電流設定スイッチ43を操作して現実の
撮影管電流を変化させていく。パルス幅が設定値となっ
たときの管電流は、このアクリル板厚さとパルス幅とを
前提にしたときに必要な管電流であり、この管電流がデ
ータ書込スイッチ46の操作によってメモリ31に書き
込まれ先の予想管電流の書換えが行なわれる。この操作
をアクリル板厚さを変化させて繰り返すことにより、ひ
とつの撮影部位 方向に関しての第3図Aに示すような
被写体厚さと撮影管電流との関係が、メモリ31に記憶
されることになる。他の撮影部位・方向に関して同様の
操作を行ない、たとえは第31Bのような被写体厚さと
撮影管電流との関係をメモリ31に書き込む。これをす
べての撮影部位・方向に関して行なう。 メモリ31に、二のような記憶がなされた後、実際の被
写体2に関して透視及び映画撮影を行なう。 透視時に、TVモニター装置5上の透視像の明るさが適
切になる透視条件がCPU2Bに送られる。 このとき、透視管電圧がF K V 1 、透視管電流
がFmA2であるとすると、メモリ31に格納された第
2図の関係からCPU23によりこのときの被写体2の
厚さがT1であると求められる。そこで、映画撮影開始
前に撮影部位・方向をスイッチ42により、その部位・
方向に適した管電圧(たとえばKVI)をスイッチ44
によりそれぞれ入力しておけは゛、メモリ31内のこの
部位・方向に関する被写体厚さと撮影管電流との関係よ
り、たとえば第3図Aの関係から撮影管電流mA1(あ
るいは第3図Bの関係からm A 2 )がCPU23
により求められる。この管電圧KVI及び管電流mA1
を実現する管電圧制御信号及び加熱制御信号がCPU2
3からインターフェイス回路25を経て高圧発生器6に
送られる。その結果、撮影部位・方向に応して適切なコ
ン訃ラストの得られるものとして映画撮影の前に設定し
た管電圧で、しかも、透視中に自動的に求めた被写体厚
さに適した管電流で、映画撮影が行なわれる。造影剤の
有無等に対応したフィルム濃度の制御はパルス幅制御に
より行なわれることになる。 たとえば第4図のように、上記の管電圧に■1、管電流
mA1は変化せずパルス幅が変化して撮影が行なわれる
。造影剤が視野内に流入する以前及び流出した後はフォ
トマルチプライア10への時間当りの入射光量が多いた
めパルス幅はtと短いものとなっているが、造影剤の流
入によってフオI・マルチプライア10への時間当りの
入射光量が少なくなるとフォトタイマ回路11の作用で
パルス幅がt′へと伸ばされ、X線照射時間の伸長によ
りイメージインテンシファイア3/\の入射光量が一定
に保たれ、フィルム濃度か一定に保持される。 このように撮影部位・方向に応じて適切なコントラスト
の得られるものとして映画撮影の前に設定した管電圧と
し、しかも、透視中に自動的に求めた被写体厚さに適し
た管電流として、パルス幅制御のみによってイメージイ
ンテンシファイア3への入射線量の補償を行ない映画撮
影するため、フィルムコントラストが良好て、しかもフ
ィルム濃度が一定とされたX線映画を得ることができる
。
説明する。第1図において、X線管1には高圧発生器6
により高電圧及びフィシメン1〜加熱電流が供給され、
このX線管1から照射され被写体2を透過したX線はイ
メージインテンシファイア(1,1,)3に入射して光
に変換される。 この光出力はTVカメラ4に導かれビデオ信号に変換さ
れてTVモニター装置5に送られて、その画面上に被写
体2のX線透視像が表示される。この透視時、TVモニ
ター装置5の画面上の透視像の明るさが一定となるよう
に透視管電圧制御信号が高圧発生器6にフィードバック
されて管電圧の制御が行なわれる。 この透視時のX線条件つまり透視管電圧と透視管電流と
がA/Dコンバータ21.22を経てCPU23に取り
入れられるようになっており、また、このCPU23に
は透視時のイメージインテンシファイア3の視野の大き
さを示す視野信号がインターフェイス回路24を介して
送られている。 このCPU23には、被写体厚さ設定スイッチ41、映
画撮影部位・方向選択スイッチ42、映画撮影管電流設
定スイッチ43、映画撮影管電圧設定スイッチ44、映
画撮影パルス幅設定スイッチ45及びデータ書込スイッ
チ46かインターフェイス回路26を介して接続されて
おり、またメモリ31が接続され、さらにインターフェ
イス回路25を介して高圧発生器6/\管電圧制御信号
及び加熱制御信号を送ることかできるようにされている
。このメモリ31は透視条件と被写体厚さとの関係や被
写体厚さと撮影管電流との関係を記憶する。 映画撮影時にはイメージインテンシファイア3の出力光
が分光器8により導かれてシネカメラ7に入射される。 この映画撮影時には、もう1つの分光器9がイメージイ
ンテンシファイア3の出力光をフォトマルチプライア(
PMT)10に導き、このフォトマルチプライア10か
ら出力される光電流によってフォトタイマ回路11が高
圧発生器6に対してX線遮断信号を出力し、これによっ
てX線照射時間(X線パルス幅)が制御される。 メモリ31には透視条件と被写体厚さとの関係や被写体
厚さと撮影管電流との関係があらかじめ記憶させられる
。まず、被写体として人体相当の厚さのアクリル板を置
いて透視を行ない、モニター装置5に表示される透視像
が適切な明るさになるように管電圧を制御する。このと
きの厚さを厚さ設定スイッチ41の手動操作により設定
する。 そしてデータ書込スイッチ46を手動操作すると、設定
された厚さデータがCPU2Bに取り込まれるとともに
、透視管電圧と透視管電流のデータがCPU23に取り
込まれ、これらかメモリ31に書き込まれる。アクリル
板の厚さを変えてこの操作を繰り返すことにより、第2
図に示すような透視条件く透視管電圧、透視管電流)と
被写体厚さとの関係がメモリ31に形成される。 つぎに、撮影部位・方向選択スイッチ42を手動操作し
てひとつの撮影部位・方向を選択するとともに、その部
位・方向において適切なコントラス1〜が得られる撮影
管電圧を撮影管電圧設定スイッチ44の手動操作により
設定する。また、被写体としてアクリル板を置き、その
厚さを厚さ設定スイッチ41によって手動設定するとと
もに、撮影に適したパルス幅を撮影パルス幅設定スイッ
チ45で手動設定し、さらに必要と予想される管電流を
撮影管電流設定スイッチ43の手動操作により設定する
。そしてデータ書込スイッチ46を操作してこれらのデ
ータをメモリ31に記憶させる。 このとき、CPU23はメモリ31に書き込まれたこれ
らのデータに基づき、管電流制御信号及び加熱制御信号
をインターフェイス回路25を介して高圧発生器6に送
る。このように条件が設定された状態でX線曝射を行い
、フォトタイマ回路11によって遮断されたX線パルス
幅が撮影パルス幅設定スイッチ45で設定された値とな
るように撮影管電流設定スイッチ43を操作して現実の
撮影管電流を変化させていく。パルス幅が設定値となっ
たときの管電流は、このアクリル板厚さとパルス幅とを
前提にしたときに必要な管電流であり、この管電流がデ
ータ書込スイッチ46の操作によってメモリ31に書き
込まれ先の予想管電流の書換えが行なわれる。この操作
をアクリル板厚さを変化させて繰り返すことにより、ひ
とつの撮影部位 方向に関しての第3図Aに示すような
被写体厚さと撮影管電流との関係が、メモリ31に記憶
されることになる。他の撮影部位・方向に関して同様の
操作を行ない、たとえは第31Bのような被写体厚さと
撮影管電流との関係をメモリ31に書き込む。これをす
べての撮影部位・方向に関して行なう。 メモリ31に、二のような記憶がなされた後、実際の被
写体2に関して透視及び映画撮影を行なう。 透視時に、TVモニター装置5上の透視像の明るさが適
切になる透視条件がCPU2Bに送られる。 このとき、透視管電圧がF K V 1 、透視管電流
がFmA2であるとすると、メモリ31に格納された第
2図の関係からCPU23によりこのときの被写体2の
厚さがT1であると求められる。そこで、映画撮影開始
前に撮影部位・方向をスイッチ42により、その部位・
方向に適した管電圧(たとえばKVI)をスイッチ44
によりそれぞれ入力しておけは゛、メモリ31内のこの
部位・方向に関する被写体厚さと撮影管電流との関係よ
り、たとえば第3図Aの関係から撮影管電流mA1(あ
るいは第3図Bの関係からm A 2 )がCPU23
により求められる。この管電圧KVI及び管電流mA1
を実現する管電圧制御信号及び加熱制御信号がCPU2
3からインターフェイス回路25を経て高圧発生器6に
送られる。その結果、撮影部位・方向に応して適切なコ
ン訃ラストの得られるものとして映画撮影の前に設定し
た管電圧で、しかも、透視中に自動的に求めた被写体厚
さに適した管電流で、映画撮影が行なわれる。造影剤の
有無等に対応したフィルム濃度の制御はパルス幅制御に
より行なわれることになる。 たとえば第4図のように、上記の管電圧に■1、管電流
mA1は変化せずパルス幅が変化して撮影が行なわれる
。造影剤が視野内に流入する以前及び流出した後はフォ
トマルチプライア10への時間当りの入射光量が多いた
めパルス幅はtと短いものとなっているが、造影剤の流
入によってフオI・マルチプライア10への時間当りの
入射光量が少なくなるとフォトタイマ回路11の作用で
パルス幅がt′へと伸ばされ、X線照射時間の伸長によ
りイメージインテンシファイア3/\の入射光量が一定
に保たれ、フィルム濃度か一定に保持される。 このように撮影部位・方向に応じて適切なコントラスト
の得られるものとして映画撮影の前に設定した管電圧と
し、しかも、透視中に自動的に求めた被写体厚さに適し
た管電流として、パルス幅制御のみによってイメージイ
ンテンシファイア3への入射線量の補償を行ない映画撮
影するため、フィルムコントラストが良好て、しかもフ
ィルム濃度が一定とされたX線映画を得ることができる
。
この発明のX線映画撮影装置によれば、撮影部位・方向
に応じて適切なコンl−ラス1への得られるものとして
映画撮影前に設定した撮影管電圧で、しかも映画撮影開
始前の透視時に自動設定された被写体厚さに応じた撮影
管電流で、映画撮影ができるのて、フィルノ、濃度を一
定に保ちなからコン1〜ラスI・も良好な映画フィルム
を得ることができる。
に応じて適切なコンl−ラス1への得られるものとして
映画撮影前に設定した撮影管電圧で、しかも映画撮影開
始前の透視時に自動設定された被写体厚さに応じた撮影
管電流で、映画撮影ができるのて、フィルノ、濃度を一
定に保ちなからコン1〜ラスI・も良好な映画フィルム
を得ることができる。
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図は透
視管電圧及び透視管電流と被写体厚さの関係を示すグラ
フ、第3図A、Bは撮影部位・方向ことの被写体厚さと
撮影管電流との関係を示すグラフ、第4図は映画撮影時
の管電圧波形及び管電流波形を示す夕、イムチャー1・
である。 1・・・X線管、2・・・被写体、3・・イメージイン
テンシファイア、4・・TV右カメラ5・・・TVモニ
ター装置、6・・・高圧発生器、7・・・シネカメラ、
8.9・・・分光器、10・・・フ第1−マルチプライ
ア、11・・・フォトタイマ回路、21.22・・・A
/Dコンバータ、23・・・CPU、24〜26・・・
インターフェイス回路、3トメモリ、41・・・被写体
厚さ設定スイッチ、42・・・映画撮影部位 方向選択
スイッチ、43・・・映画撮影管電流設定スイッチ、4
4・・・映画撮影管電圧設定スイッチ、45・・・映画
撮影パルス幅設定スイッチ、46・・・データ書込スイ
ッチ。
視管電圧及び透視管電流と被写体厚さの関係を示すグラ
フ、第3図A、Bは撮影部位・方向ことの被写体厚さと
撮影管電流との関係を示すグラフ、第4図は映画撮影時
の管電圧波形及び管電流波形を示す夕、イムチャー1・
である。 1・・・X線管、2・・・被写体、3・・イメージイン
テンシファイア、4・・TV右カメラ5・・・TVモニ
ター装置、6・・・高圧発生器、7・・・シネカメラ、
8.9・・・分光器、10・・・フ第1−マルチプライ
ア、11・・・フォトタイマ回路、21.22・・・A
/Dコンバータ、23・・・CPU、24〜26・・・
インターフェイス回路、3トメモリ、41・・・被写体
厚さ設定スイッチ、42・・・映画撮影部位 方向選択
スイッチ、43・・・映画撮影管電流設定スイッチ、4
4・・・映画撮影管電圧設定スイッチ、45・・・映画
撮影パルス幅設定スイッチ、46・・・データ書込スイ
ッチ。
Claims (1)
- (1)X線管と、このX線管から放射され被写体を透過
したX線が入射するイメージインテンシファイアと、該
イメージインテンシファイアの出力像が入力されるTV
カメラと、該TVカメラからのビデオ信号が送られるT
Vモニター装置と、該TVモニター装置からの信号がフ
ィードバックされて透視時の管電圧が制御される高圧発
生器と、上記イメージインテンシファイアの出力像が導
かれるシネカメラと、上記イメージインテンシファイア
の出力光に応じてX線遮断信号を上記高圧発生器に送る
フォトタイマ回路と、被写体厚さ、映画撮影部位、映画
撮影管電圧、映画撮影管電流及び映画撮影パルス幅を入
力する入力装置と、透視条件と被写体厚さとの関係及び
撮影部位ごとの被写体厚さと映画撮影管電流との関係が
あらかじめ書き込まれている記憶装置と、透視時に透視
条件が入力され上記の透視条件と被写体厚さとの関係よ
り被写体厚さを求め、且つこの被写体厚さに応じて上記
被写体厚さと映画撮影管電流との関係から映画撮影管電
流を求めてこの管電流とあらかじめ設定された映画撮影
管電圧とで映画撮影が行なわれるよう上記高圧発生器を
制御する制御装置とからなるX線映画撮影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21690088A JP2625954B2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | X線映画撮影装置 |
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JP21690088A JP2625954B2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | X線映画撮影装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07201491A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-08-04 | Shimadzu Corp | X線テレビジョン装置 |
JP2009289579A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Shimadzu Corp | パルス透視モードを備えたx線装置 |
JP2011147615A (ja) * | 2010-01-21 | 2011-08-04 | Toshiba Corp | X線透視撮影装置 |
-
1988
- 1988-08-31 JP JP21690088A patent/JP2625954B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH07201491A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-08-04 | Shimadzu Corp | X線テレビジョン装置 |
JP2009289579A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Shimadzu Corp | パルス透視モードを備えたx線装置 |
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Publication number | Publication date |
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JP2625954B2 (ja) | 1997-07-02 |
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