JPS6314472A - 電界効果型トランジスタ - Google Patents

電界効果型トランジスタ

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JPS6314472A
JPS6314472A JP61158545A JP15854586A JPS6314472A JP S6314472 A JPS6314472 A JP S6314472A JP 61158545 A JP61158545 A JP 61158545A JP 15854586 A JP15854586 A JP 15854586A JP S6314472 A JPS6314472 A JP S6314472A
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裕至 肥塚
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顯 津村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、有機半導体を用いた電界効果型トランジス
タ(以下、FET素子と略称する)に関するものである
〔従来の技術〕
π−共役系高分子は化学構造の骨格が共役二重結合や共
役三重結合から成っており、π−電子軌道の重なりによ
って形成される価電子帯と伝導帯およびこれを隔てる禁
制帯から成るバンド構造を有しているものと考えられて
いる。禁制帯幅は材料によって異なるが、殆どのπ−共
役系高分子では1.5〜4eVの範囲にある。このため
にπ−共役系高分子は、それ自身では絶縁体である。し
かし、化学的方法、電気化学的方法、物理的方法等によ
って価電子帯から電子を抜き去ったり(酸化)、または
、伝導帯に電子を注入(還元)すること(以下、ドーピ
ングという)によって電荷を運ぶキャリヤー(担体)が
生じるものと簡単には説明されている。この結果、ドー
ピングの量を制御することによって、電導度は絶縁体領
域から金属領域の幅広い範囲にわたって変えることが可
能である。ドーピングが酸化反応の時に得られる高分子
はp型、還元反応の場合にはn型になる。これは無機半
導体における不純物添加の場合に似ている。
このためにπ−共役系高分子を半導体材料として用いた
半導体素子を作製することができる。
具体的には、ポリアセチレンを用いたショットキー型接
合素子(ジャーナル オブ アプライドフィジクス(J
、 Appl、 Phys、)52巻、869頁、19
81年、特開昭56−147486号等)、ポリピロー
ル系共役系高分子を用いたショットキー型接合素子(特
開昭59−63760号等)が知られている。また、無
機半導体であるn−Cd5とp型ポリアセチレンとを組
み合わせたベテロ接合素子が報告されている( J、 
Appl、 Phys、 51巻、4252頁、198
0年)、π−共役系高分子同志を組み合わせた接合素子
としては、p型およびn型ポリアセチレンを用いたpn
ホモ接合素子が知られている(アブライドフィジクス 
レターズ(Appl、 Phys、 Lett、)33
 t’、18頁、1978年)、また、ポリアセチレン
とボIJ(N−メチルピロール)からなるヘテロ接合素
子が報告されている( J、 Appl、 Phys、
 58巻、1279、1985年)。
一方、π−共役系高分子を半導体層として用いたFET
素子としてはポリアセチレン(J、 Appl。
54巻、 3255頁、 1983年)およびポリ (
N−メチルピロール)(ポリマー プリブリンツ ジャ
パン(Po1yn+er Preprints、 Ja
pan)、34巻4号917頁。
1985年)を用いたものが知られている。
第2図は、従来のポリアセチレンを用いたFET素子の
断面図である。
図において、1は基板となるガラス、2はゲート電極と
なるアルミニウム膜、3は絶縁膜となるポリシロキサン
膜、4は半導体層として働くポリアセチレン膜、5およ
び6はそれぞれソース電極とドレイン電極となる金膜で
ある。
次に動作について説明する。ソース電極5とドレイン電
極6の間に電圧をかけるとポリアセチレン膜4を通して
ソース電極5とドレイン電極6間に電流が流れる。この
とき、ガラス基板1上に設けられかつ絶縁膜3によりポ
リアセチレン膜4と隔てられたゲート電極2に電圧を印
加すると電界効果によってポリアセチレン膜4の電導度
を変えることができ、したがってソース・ドレイン間の
電流を制御することができる。これは絶縁膜3に近接す
るポリアセチレン膜4内の空乏層の幅がゲート電極2に
印加する電圧によって変化し実効的なホール(正孔)の
チャネル断面積が変化するためと考えられている。しか
し、このFET素子では、素子特性上の問題よりも、ポ
リアセチレン自身が空気中で酸素および水分によって急
激に劣化するために、素子自身の安定性が極めて乏しい
のが実状である。
第3図は、ポリ (N−メチルピロール)を半導体層と
するFET素子の断面図を示す。図において、3は絶縁
膜となる酸化シリコン、4は半導体層として働(ポリ 
(N−メチルピロール)膜、5および6は、それぞれソ
ース電極とドレイン電極となる金膜、7は基板兼ゲート
電極となるp型シリコンである。この場合においても半
導体層4を通してソース電極5とドレイン電極6の間に
流れる電流(電導度)をゲート電極に印加する電圧で制
御できる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、これらポリアセチレンやポリ(N−メチ
ルピロール)等のπ−共役系高分子膜をFET素子の半
導体層にだけ用いたものでは、ソース・ドレイン間の電
導度をゲートから印加する電圧によって、それ程太き(
変えることはできず、実用上の観点から、特性の改善が
求められていた。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、安定に作動し、更に、ソース・ドレイン間
の電導度をゲートから印加する電圧によって大きく変え
ることのできるFET素子を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るFET素子は、ソースを第1のπ−共役
系高分子膜で、ドレインを第1のπ−共役系高分子膜と
同じか、または異なる第2のπ−共役系高分子膜で組成
し、更に電流通路である半導体層を第1及び第2のπ−
共役系高分子膜とは異なる第3のπ−共役系高分子膜で
組成させたものである。
〔作用〕
この発明においては、FET素子におけるソース、ドレ
インおよび電流通路である半導体層にπ−共役系高分子
を使用することによって、従来のπ−共役系高分子を電
流通路である半導体層にだけ使用した場合に比べ、FE
T素子m従来素子よりも著しく優れた特性で動作させる
ことができる。
〔実施例〕
第1図にこの発明のFET素子の構成の一例を示す。図
中、1は基板であり、2は基板1上に設けられたゲート
電極として働く金属膜、3は絶縁膜、4は半導体層とし
て働くπ−共役系高分子膜、10および11は、それぞ
れソースとドレインとして作用するπ−共役系高分子膜
、8および9はそれぞれソースとドレインからのリード
線として働く金属膜である。
ここでこの発明に用いる材料としては以下に述べるもの
がある。
基板1は絶縁性の材料であればいずれも使用可能であり
、具体的には、ガラス、アルミナ焼結体やポリイミドフ
ィルム、ポリエステルフィルムなどの各種絶縁性プラス
チック等が使用可能である。
ゲート電極として働く金属膜2およびソースとドレイン
からのリード線として働く金属膜8.9としては金、白
金、クロム、パラジウム、アルミニウム、インジウムな
どの金属や、錫酸化物、酸化インジウム、インジウム・
錫酸化物(ITO)等を用いるのが一般的であるが、勿
論これらの材料に限られる訳ではなく、また、これらの
材料を2種以上用いてゲート電極として使用しても差し
支えない。ここで金属膜を設ける方法としては、蒸着、
スパッタリング、めっき、CVD成長等の方法がある。
また上記金属膜8.9は一般的にはそれぞれπ−共役系
高分子膜10.11とオーミック接触となるものが実用
上好ましい。
第1図に示すこの発明のFET素子においては、p型シ
リコンやn型シリコンをゲート電極2と基板1を兼ねて
用いることができる。この場合には、基板1を省略する
ことができる。また、この場合にはp型シリコンやn型
シリコンの体積固有抵抗率は半導体層として用いるπ−
共役系高分子のそれよりも小さい事が実用上好ましい、
更に、ゲート電極として導電性の有機系高分子を用いて
も差し支えない。また使用目的に応じゲート電極2と基
板1を兼ね、ステンレス板、銅板等の金属板を用いるこ
とも可能である。
また絶縁膜3としては絶縁性のものであれば、無機、有
機のいずれの材料でも使用可能であり、一般的には酸化
シリコン(S 10t ) +窒化シリコン、酸化アル
ミニウム、ポリエチレン、ポリビニルカルバゾール、ポ
リフェニレンスルフィド。
ポリパラキシレンなどが用いられる。これら絶縁膜の作
製方法としてはCVD法、プラズマCVD法、蒸着法、
スピンコーティング法、クラスターイオンビーム蒸着法
等があるがいずれも使用可能である。更に、LB単分子
累積法も用いることができる。また、p型シリコンやn
型シリコンをゲート電極2と基Fi1を兼ねて用いる場
合には、絶縁膜3としてはシリコンの熱酸化法等によっ
て得られる酸化シリコン膜が好んで用いられる。
この発明で使用するπ−共役系高分子は、π−共役系高
分子ならばいずれも使用可能であり、具体的にはポリピ
ロール、ポリ (N−置換ピロール)。
ポリ (2,4−二置換ビロール)、ポリチオフェン、
ポリ (3−置換チオフェン)、ポリ (3,4−二置
換チオフェン)、ポリアニリン、ポリアズレン、ポリピ
レン、ポリカルバゾール、ポリ (N−置換カルバゾー
ル)、ポリセレノフェン、ポリフラン、ポリベンゾチオ
フェン、ポリ (フェニレンビニレン)、ポリベンゾフ
ラン、ポリ (バラフェニレン)7ボリインドール、ポ
リイソチオフェン。
ポリピリダジン、ポリジアセチレン類、グラファイト高
分子類等が挙げられるが、勿論これらに限られるもので
はない、しかし、FETの特性、成膜性および合成の容
易さから複素五員環を有するπ−共役系高分子が好んで
用いられるが、その中(ただし、XはSおよび0原子の
内の一種、RIおよびR2は−、H,CR3、−OCH
z 、  Ct)(sおよび一〇〇、H,基の内の一種
、nは整剋 (ただし、R1およびR2は−H,−CH,、−OCH
:l 、   Ca Hsおよび一0CtH,基の内の
一種、R3は−H,CR3、Cz Hs 、一種、nは
整数である。)で示されるものが特に好まれ、更にポリ
チオフェン、ポリ (3−メチルチオフェン)、ポリピ
ロールおよびポリ (N−メチルピロール)が実用上の
観点から多用される。これらπ−共役系高分子膜の作製
方法としては、通常の高分子合成法で得られるπ−共役
系高分子を、スピンコーティング、蒸着法、ディッピン
グ法等で設けるものや、あらかじめ触媒を塗布したとこ
ろにモノマーガスを導入して得る方法やCVD法。
光CVD法、更に化学酸化重合法や電気化学的重合法等
があるが、勿論これらに限られるものではない、又、モ
ノマーを水またはグリセリン等のサブフェイズ上に展開
させて単分子膜や累積膜とし、基板上に堆積させるLB
法を用いることもできる。
この時には、基板上に堆積させる前に重合させる方法や
、堆積後重合させる方法によりπ−共役系高分子膜を得
ることができる。しか、し、成膜性。
作製の容易さ等の観点から電気化学的重合法が好んで用
いられる。
π−共役系高分子は、ドーピング処理を施さなくても、
を導度は低いものの一般的にはp型の半導体としての性
質は有している。しかし、FET素子の特性の向上のた
めに、しばしばドーピング処理が行われる。このドーピ
ングの方法としては化学的方法と物理的方法がある(工
業材料、34巻。
第4号、55頁、1986年)。前者には(i)気相か
らのドーピング、 (ii )液相からのドーピング、 (iii )電気化学的ドーピング、および(iv)光
開始ドーピング 等の方法があり、後者ではイオン注入法があり、いずれ
も使用可能である。しかし、操作性、およびドーピング
量の制御性の観点から電気化学的ドーピング法が好んで
用いられる。しかも、電気化学的ドーピングでは、π−
共役系高分子が電気化学的重合法によって得られる場合
には、重合後、同じ装置でドーピング量をコントロール
することができるという利点を有する。
一例として電気化学的重合法によってπ−共役系高分子
膜を形成する方法について説明する。電または水と有機
溶媒との混合溶媒に溶かして反応溶液とする。上記第1
図のこの発明のFET素子の作製ではそのリード線とし
て働く金属膜8を作用電極として、例えば白金などの対
極との間に電流を通じて重合反応を起こさせて、ソース
のリード線として働く金属膜8上にソースとして作用す
る所望のπ−共役系高分子膜10を析出させる。
この後、π−共役系高分子膜10と異なるπ−共役系高
分子に相当するモノマーおよび支持電解質を含む反応溶
液を用い、今度はドレインのリード線として働く金属膜
9を作用電極として、上記と同様の方法にて金属膜9上
にドレインとして作用する所望のπ−共役系高分子膜1
1を析出させる。
またソースおよびドレインとして働くπ−共役系高分子
膜10および11が同一である場合は、ソースおよびド
レインのリード線として働く金属膜8および9を同時に
作用電極として用いることにより、1回の反応で金属膜
8および9上にソースおよびドレインとなる、同一のπ
−共共役系高分子腹膜10よび11が形成できる。
次に、π−共役系高分子膜1oおよび11とは異なるπ
−共役系高分子に相当するモノマーと支持電解質を含む
反応溶液を用いて、π−共役系高分子膜10および11
の少なくとも一方を作用電極として電気化学的重合を行
い、ソース10およびドレイン11として働くπ−共役
系高分子膜上とその間を所望のπ−共役系高分子膜4で
被覆する。電気化学的重合法で合成したπ−共役系高分
子には支持電解質のアニオンが一般にはドーピングされ
ているので、FET素子として優れた特性を得る目的で
、ドーピング量の調整を行っても良い。一般には、FE
T素子の特性上、π−共役系高分子膜4,10.11の
内の少なくとも一種にドーピングが行われ、素子の構造
によって前述のいろいろなドーピング法が用いられる。
さて、電気化学的重合法で用いられる有機溶媒としては
、支持電解質および上記モノマーを溶解させるものなら
何でもよく、例えばアセトニトリル、ニトロベンゼン、
ベンゾニトリル、ニトロメタン、N、N−ジメチルホル
ムアミド(DMF)。
ジメチルスルホキシド(DMSO)、ジクロロメタン、
テトラヒドロフラン、エチルアルコールおよびメチルア
ルコール等の極性溶媒が単独又は2種以上の混合溶媒と
して用いられる。支持電解質としては酸化電位および還
元電位が高く、電解重合時にそれ自身が酸化又は還元反
応を受けず、かつ溶媒中に溶解させることによって溶液
にt導性を付与することのできる物質であり、例えば、
過塩素酸テトラアルキルアンモニウム塩、テトラアルキ
ルアンモニウムテトラフルオロボレート塩。
テトラアルキルアンモニウムへキサフルオロホスフェー
ト塩、テトラアルキルアンモニウムパラトルエンスルホ
ネート塩および水酸化ナトリウム等が用いられるが、勿
論2種以上を併用しても構わない。
以上は、本発明の一実施例である第1図のFET素子に
おいて、π−共役系高分子膜をすべて電気化学的重合法
にて作製する場合について説明したが、FET素子の構
造によっては、電気化学的重合法と他の成膜法との併用
や、他の成膜法だけでFET素子を作製することができ
る。このようにして得られる本発明のFET素子はスイ
ッチング素子や大面積液晶表示素子の駆動回路として有
用である。
〔具体例〕
以下、具体例によりこの発明の詳細な説明するが、勿論
、この発明はこれらの具体例に限定されるものではない
具体例1 6S/cmなる電導度を有する厚さ380μmのn型シ
リコン板(3,0CllX3.Ocm)の両面に熱酸化
法で約3(100人工の酸化シリコン膜を設けた。次に
、片面にポジ型ホトレジストを用いて、ソースとドレイ
ンのリード線として働(金属膜形成用のパターン(各有
効面積: 0.2cIax0.8 CI!1 ;両パタ
ーン間距離:6μm)を描き、その後、真空蒸着法にて
クロム膜を2(10 人設け、更にその上に金膜を3(
10人設けた後、レジストを除去してソースとドレイン
のリード線として作用する金膜を形成した。
この両リード線に更にリード線を恨ペーストでとり、接
点部をエポキシ樹脂にて固定し素子基板を得た。
1(10m lのアセトニトリルに電解質となるテトラ
メチルアンモニウム、p−トルエンスルホネート(0,
7g)を入れた液に窒素ガスを約40分間通気させて、
完全に電解質を溶解させた後、ピロールを0.4ml添
加したものを反応溶液とした。上記シリコン板上のソー
スとドレインのリード線として働く両会膜を作用電極と
し、対極として白金板(ICIIIX2CI11)を用
い、参照電極として5CE(飽和カロメル電極)を使用
し、反応溶液中にこれらを浸した。窒素ガス気流下で作
用電極を陽極として対極との間に一定電流(60μA)
を6分間流し、作用電極上にだけソースとドレインとな
るポリピロールを堆積させた。合成後、約15分間、開
回路状態で放置した後、ポリピロールの被着した基板を
反応溶液から取り出し、あらかじめ脱酸素したアセトニ
トリルで2度洗浄後、窒素ガスを吹きつけて乾燥させ、
その後真空中に保存した。
1(10mj!のアセトニトリルに電解質となるテトラ
エチルアンモニウムバークロレート(0,7g)と2゜
2゛−ジチオフェン(0,4g)を溶解させた後、窒素
ガスを約30分間通気させ反応溶液とした。この溶液に
上記ポリピロールの被着した基板上のソースとドレイン
となるポリピロール膜を作用電極とし、対極として白金
板(laaX2cm)を用い、参照電極としてSCEを
使用し、反応溶液中にこれらを浸した。窒素ガス気流下
で、まず作用電極にポテンショスタンドでSCHに対し
1■を1分間印加し、この後、作用電極を陽極として対
極との間に一定電流(30#A)を5分間流し、作用電
極であるソースとドレインとなるポリピロール膜上と、
ポリピロール膜間の酸化シリコン上に半導体層として働
くポリチオフェン膜を被着させた。
次に作用電極の電位をポテンショスタットでSCEに対
してOvに4時間設定してポリピロール膜およびポリチ
オフェン膜のドーピング量を調節した。その後、あらか
じめ脱酸素したアセトニトリルで2度洗浄後、窒素ガス
を吹きつけて乾燥し、その後、真空中で完全に乾燥させ
た。
以上のようにして設けたπ−共役系高分子であるポリピ
ロール膜およびポリチオフェン膜が被覆していないシリ
コン板の他面の酸化シリコンを紙ヤスリで一部(約0.
5 cd)除去し、インジウム−ガリウム合金でn型シ
リコンとオーム性接触をとり、ここからリード線をとり
出し、エポキシ樹脂で接点部を固定し、このリード線を
通じn型シリコンがゲートを掻として作用するようにし
た。
以上のようにして第1図に示した構造のこの発明の実施
例のFET素子を試作した。この具体例では第1図中1
と2がn型シリコンで構成され、基板兼ゲート電極であ
り、3が絶縁膜として働く酸化シリコン、4が半導体層
であるポリチオフェン膜、10および11がそれぞれソ
ースとドレインとして働くポリピロール膜、8および9
はそれぞれソースとドレインからのリード線として働く
金膜により被覆されたクロム膜である。
具体例2 1(10mfのアセトニトリルに電解質となるテトラエ
チルアンモニウムバークロレート(0,7g)ヲ溶かし
た溶液に窒素ガスを30分間通気させた後、3−メチル
チオフェンを0.4ml添加したものを反応溶液とした
。具体例1で記したと同様の方法で作製した素子基板を
用い、シリコン板上のソースとドレインのリード線とし
て働く両会膜を作用電極とし、対極として白金板(1c
mX2cm)を用い、参照電極としてSCEを使用し、
反応溶液中にこれらを浸した窒素ガス気流下で作用電極
を陽極として対極との間に一定電流(60μA)を6分
間流し作用電極上にだけソースとドレインとなるポリ 
(3−メチルチオフェン)膜を堆積させた。
その後、ポリ (3−メチルチオフェン)膜の被着した
基板を反応溶液から取り出し、あらかじめ脱酸素したア
セトニトリルで2度洗浄後、窒素ガスを吹きつけて乾燥
させ、更に真空中に保存した。
テトラエチルアンモニウムバークロレート(0,7g)
と2,2′−ジチオフェン(0,4g)を溶解させた1
(10m1のアセトニトリル溶液に窒素ガスを30分間
通気させ反応溶液とした。上記シリコン板上のソースと
ドレインのリード線として働く両会膜上のポリ (3−
メチルチオフェン)膜を作用電極とし、白金板(1cm
X2cm)を対極とし、SCEを参照電極として反応溶
液にこれらを浸した。
窒素ガス気流下で作用電極にポテンショスタンドでSC
Eに対し0.9 Vを1分間印加した後、作用電極を陽
極として対極との間に一定電流(30μA)を7分間流
し、作用電極であるソースとドレインとなるポリ (3
−メチルチオフェン)膜上とソースとドレイン間の酸化
シリコン上に半導体層として働くポリチオフェン膜を被
着させた。
次に、作用電極の電位をポテンショスタットでSCEに
対してOvに4時間設定して、ポリ (3−メチルチオ
フェン)膜およびポリチオフェン膜のドーピング量を調
節した。その後、あらかじめ脱酸素したアセトニトリル
で2度洗浄後、窒素ガスを吹きつけて乾燥し、その後真
空中で完全に乾燥させた。
以上のようにして設けたπ−共役系高分子であるポリ 
(3−メチルチオフェン)膜およびポリチオフェン膜が
被覆していないシリコン板の他面の酸化シリコンを紙ヤ
スリで一部(約0.5 c(13))除去し、インジウ
ム−ガリウム合金でn型シリコンとオーム性接触をとり
、ここからリード線をとり出し、エポキシ樹脂で接点部
を固定し、このリード線を通じn型シリコンがゲート電
極として作用するようにした。
以上のようにして第1図に示した構造のこの発明の実施
例のFET素子を試作した。この具体例では第1図中1
と2がn型シリコンで構成され、基板兼ゲート電極であ
り、3が絶縁膜として働く酸化シリコン、4が半導体層
であるポリチオフェン膜、10および11がそれぞれソ
ースとドレインとして働くポリ (3−メチルチオフェ
ン)膜、8および9はそれぞれ、ソースとドレインから
のリード線として働く金膜により+y!1rIIされた
クロム膜である。
比較例 具体例1と同様に素子基板を作製した。ただし、具体例
1ではソースとドレインのリード線として働く金膜を、
ここではそれぞれソースおよびドレイン自身として使用
した。
テトラエチルアンモニウムバークロレー) (0,7g
)と2.2″−ジチオフェン(0,4g)のアセトニト
リル溶液(1(10mjりに窒素ガスを30分間通気し
たものを反応溶液とした。上記素子基板のソースおよび
ドレインとなる両会膜を作用電極とし、白金板(1cm
X2cm)を対極とし、SCEを参照電極として、これ
らを反応溶液に浸した。作用電極を陽極として対極であ
る白金板との間で一定電流(30μA)を5分間流し、
ソースおよびドレインとなる百合膜上、並びにソースと
ドレイン間の酸化シリコン上をポリチオフェン膜で被覆
した。
次に、作用電極の電位をポテンショスタンドでSCEに
対してOVに4時間設定して、ポリチオフェン膜のドー
ピング量を調節した。その後、あらかじめ脱酸素したア
セトニトリルで2度洗浄後、窒素ガスを吹きつけて乾燥
後、真空中で完全に乾燥させた。以後は具体例1と2同
様にしてn型シリコンがゲート電極として作用するよう
にした。
以上のようにして第3図に示したと同じ構造の比較例の
FET素子を試作した。この比較例では第3図中、7が
n型シリコンで構成された基板兼ゲート電極であり、3
が絶縁膜として働く酸化シリコン、4が半導体層である
ポリチオフェン膜、5および6がそれぞれソースおよび
ドレインとして働く金膜により被覆されたクロム膜であ
る。
第4図は、具体例1.具体例2および比較例で作製した
FET素子でソース・ドレイン間に30Vを印加した時
にソース・ドレ彎ン間に流れる電流のゲート電圧に対す
る特性図であり、横軸はゲート電圧であり縦軸はソース
・ドレイン間電流である。第4図から明らかなように本
実施例の具体例による2種の素子は、比較例に比べてソ
ース・ドレイン間電流がゲートから印加する電圧により
大きく変調され、著しい特性の向上がみられた。
又、具体例1および2の素子は空気中に1ケ月放置後も
劣化は観られなかった。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明のFET素子によれば、ソース
を第1のπ−共役系高分子膜で、ドレインを第1のπ−
共役系高分子膜と同じか、または異なる第2のπ−共役
系高分子膜で組成し、更に、電流通路である半導体層を
第1及び第2のπ−共役系高分子膜とは異なる第3のπ
−共役系高分子膜で組成したことにより、安定で優れた
電気特性を示す素子を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のFET素子の断面図、第2図
および第3図は従来のFET素子の断面図であり、第4
図は本発明の具体例と比較例のソース・ドレイン間に3
0Vを印加した時のソース・ドレイン間電流のゲート電
圧に対する特性図である。 図において、1は基板、2はゲート電極、3は11a緑
膜、4は半導体層として働くπ−共役系高分子膜、5お
よび6はそれぞれソース電極およびドレイン電極、7は
基板兼ゲート電極、8および9はそれぞれソースおよび
ドレインのリード線である金属膜、10および11はそ
れぞれソースとドレインとして働くπ−共役系高分子膜
である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ソースとドレイン間の電流通路である半導体層の
    電導度を絶縁薄膜を介してゲート電圧によって制御する
    絶縁ゲート電界効果型トランジスタにおいて、 上記ソースが第1のπ−共役系高分子膜からなり、ドレ
    インが第2のπ−共役系高分子膜からなり、半導体層が
    第1及び第2のπ−共役系高分子膜とは異なる第3のπ
    −共役系高分子膜からなることを特徴とする電界効果型
    トランジスタ。
  2. (2)第1のπ−共役系高分子膜と第2のπ−共役系高
    分子膜とが異なるものであることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の電界効果型トランジスタ。
  3. (3)第1のπ−共役系高分子膜と第2のπ−共役系高
    分子膜とが同じであることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の電界効果型トランジスタ。
  4. (4)第1、第2及び第3のπ−共役系高分子膜のうち
    少なくとも一種が複素五員環を有するπ−共役系高分子
    からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし
    第3項のいずれかに記載の電界効果型トランジスタ。
  5. (5)複素五員環を有する第1、第2、第3のπ−共役
    系高分子が、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、XはSおよびO原子の内の一種、R_1およ
    びR_2は−H、−CH_3、−OCH_3、−C_2
    H_5、および−OC_2H_5基の内の一種、nは整
    数である。)で示されるものであることを特徴とする特
    許請求の範囲第4項記載の電界効果型トランジスタ。
  6. (6)複素五員環を有する第1、第2、第3のπ−共役
    系高分子が、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、R_1およびR_2は−H、−CH_3、−
    OCH_3、−C_2H_5および−OC_2H_5基
    の内の一種、R_3は−H、−CH_3、−C_2H_
    5、−C_3H_7、▲数式、化学式、表等があります
    ▼および▲数式、化学式、表等があります▼NO_2基
    の内の一種、nは整数である。)で示されるものである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の電界効果
    型トランジスタ。
  7. (7)複素五員環を有する第1、第2、第3のπ−共役
    系高分子がポリチオフェンまたはポリ(3−メチルチオ
    フェン)であることを特徴とする特許請求の範囲第5項
    記載の電界効果型トランジスタ。
  8. (8)複素五員環を有する第1、第2、第3のπ−共役
    系高分子がポリピロールまたはポリ(N−メチルピロー
    ル)であることを特徴とする特許請求の範囲第6項記載
    の電界効果型トランジスタ。
  9. (9)第1、及び第2のπ−共役系高分子膜がポリピロ
    ールであり、第3のπ−共役系高分子膜がポリチオフェ
    ンであることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の
    電界効果型トランジスタ。
  10. (10)第1及び第2のπ−共役系高分子膜がポリ(3
    −メチルチオフェン)であり、第3のπ−共役系高分子
    膜がポリチオフェンであることを特徴とする特許請求の
    範囲第4項記載の電界効果型トランジスタ。
  11. (11)第1、第2及び第3のπ−共役系高分子膜のう
    ち、少なくとも一種を電気化学的重合法によって得るこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第10項の
    いずれかに記載の電界効果型トランジスタ。
  12. (12)第1、第2及び第3のπ−共役系高分子膜のう
    ち、少なくとも一種にドーピングを施すことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項ないし第11項のいずれかに記
    載の電界効果型トランジスタ。
  13. (13)ドーピングを電気化学的に行うことを特徴とす
    る特許請求の範囲第12項記載の電界効果型トランジス
    タ。
  14. (14)ポリチオフェンを2、2′−ジチオフェンの電
    気化学的重合法により得ることを特徴とする特許請求の
    範囲第7項または第9項ないし第10項のいずれかに記
    載の電界効果型トランジスタ。
  15. (15)ゲート電極がp型シリコンおよびn型シリコン
    の内の一種により組成されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項ないし第14項のいずれかに記載の電
    界効果型トランジスタ。
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