JPS63144371A - 現像装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、現像装置に係り、特に、現像剤を用いて静電
潜像の現像動作を行なわしめるようにした現像装置に関
する。

（従来技術） 各種記録装置では、記録像に対応する静電潜像を潜像担
持体上に形成しておき、その静電潜像に対して現像装置
からトナーを１択的に供給することにより、上記静電潜
像を顕像化し可視化せしめるようにしたものがある。

例えば、第４図に示す電子写真複写機においては、潜像
担持体としての感光体ドラム１が帯電チャージャー２に
より一様帯電されると、露光光学系３により原稿に対応
する光像が露光され、所定電位分布を有する静電潜像が
感光体ドラム１の表面上に形成される。この静電潜像は
、現像装置４から供給されるトナーにより現像・可視化
され、顕像になされる。一方、給紙トレイ５内に蓄えら
れた記録紙６は、フィードローラー７により送出され、
感光体ドラム１に接触した時点で転写チャージャー８の
静電力により上記顕像が記録紙６上に転写される。転写
が行なわれた記録紙６は、定着装置］で加熱および加圧
等の定着作用を受けた後、フィードローラーｆＱにより
排紙トレイ７７に送られてストックされる。上記現像装
置４では、フレーム１２内に蓄えられたトナーが各種撹
拌機構により、現像剤担持体としての現像ローラ１３に
送給され、この現象ローラ１３から感光体ドラム１側へ
トナーの供給が行なわれている。

ところが、近年のように現像装置が小型化されてくると
、現＠装置が駆動モーターの発熱等による熱的影響を受
けやすくなっている。発熱源としては、上記駆動モータ
ーのほかに、現像ローラ１３と感光体ドラム１との接触
摩擦熱や定着装置９から発せられる作動熱等がある。こ
のような熱的影響により坤＠装置４のフレーム１２が温
度上昇されると、該フレーム１２内のトナーの温度も上
昇されることとなり、これにともなってトナーの流動性
が低下され、トナー固着を起こすこともある。このよう
にトナーの流動性が損われると、現像不良を招来するこ
とはもちろん、駆動系のトルク７ツブを生じさせ、駆動
系の耐久性を低下させてしまう。特に１成分現像剤を用
いる現像Ｂｆｔ！においては、温度上昇に伴うトナーの
流動性低下が茗しいため問題になっている。

（目　　的） そこで本発明は、現像装置の温度上昇を簡易な構造で効
果的に防止し、トナーの流動性を良好に維持することが
できるようにした現像装置を提供することを目的とする
。

（構　　成） 上記目的を達成するため、本発明による現像装置は、潜
像担持体上に形成された静電潜像に対してトナーを供給
することにより現像を（テなうようにした現像装置にお
いて、トナーの冷却を行なう冷却機構が付設されている
ことを特徴としている。

このような冷却機構を備えた現像装置の構成によれば、
冷却機構によって現＠装置が動作中常時冷却され、トナ
ーの温度上昇が防止されるようになっている。

以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第１図および第２図には、１成分現像剤を用いる現像装
置に本発明を適用した例を示している。

これらの図に示すように、現像装置２０は、潜像担持体
としての感光体ドラム２１に近接して配置されている。

上記現像装置２０のフレーム２２内には、前記感光体ド
ラム２１に接触あるいは近接して配置される現像剤担持
体としての現像ローラ２３、該現像ローラ２３に接触回
転されるスポンジローラから形成されるトナー補給ロー
ラ２４および上記フレーム２２内に蓄えられているトナ
ーを撹拌せしめるアジテータ２５が設けられている。

上記現像ローラ２３の上部側には、該現像ローラ２３上
に付着されるトナーを層状に規制せしめるドクターブレ
ード２６が所定押圧力で接触するように配置されている
。

また、前記フレーム２２の後部側（第１図右端部側）の
外壁部には、複数枚の冷却フィン２７がほぼ水平方向に
向かって所定長さ延出するように設置されている。本実
施例では、上記冷却フィン２７は、フレーム２２の表面
積が約１０％以上増大される大きさで設置されている。

これらの各冷却ファン２７には、特に第２図に示すよう
に、複写機内に設けられたファン２８による冷却風が吹
付けられるようになっており、この冷ＭＪｌｉが各冷却
フィン２７の間部分を吹抜けるようになされている。

このような実施例において現像動作を行なう場合には、
フレーム２２内に蓄えられたトナーがアジテータ２５に
よって撹拌されながらトナー補給ローラ２４に送給され
、このトナー補給ローラ２４の回転駆動力によって現像
ローラ２３側へトナーが摩擦帯電されながら供給され付
着されていく。現像ローラ２３上に付着されたトナーは
、ドクターブレード２６の規制作用によって均−薄層状
になされるとともに、ここでも摩擦帯電された後、感光
体ドラム１側へ搬送されていく。現像領域に遠したトナ
ーは、現像ローラ２３から感光体ドラム１上に形成され
た静電潜像に選択的に移行され、現像が行なわれる。

一方、このような現＠動作中、冷却ファン２８から送出
される冷却風が現像装置２０の冷却フィン２７に吹付け
られる。これにより現＠装置２０に生じた熱が、冷却フ
ィン２７を通して冷却風と熱交換され、現像装置２０全
体、特にフレーム２２の冷却が行なわれる。この結果、
現像装置２０の全体、特にフレーム２２内のトナーが所
定温度以下に維持されることとなり、トナーの温度上昇
が防止され、トナーの流動性が良好な状態に保たれる。

この場合、第３図に示すように、冷却フィン２７による
フレーム２２の表面積増大率（横軸）が１０％を越える
と、現像装置内のトナ一温度（縦軸）が効果的に下げら
れることがわかる。

なお、本実施例では、冷却フィンを現像装置の幅方向に
向かって延びるものとしているが、各冷却フィンを垂直
方向に延在するように設けることももちろん可能である
。

（効　　果） 以上述べたように、本発明は、現像装置にトナーの冷却
を行なう冷却深溝を付設してなるから、トナーの冷却を
簡易な構造で効率的に行なうことができ、トナーの流動
性を良好に維持−て現像不良や駆動系の損傷を防止する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の一実施例における現像装
置の縦断面図および断面斜視図、第３図は現＠装置の外
表面積とドア一温度との関係を表わした線図、第４図は
一般の電子写真複写機における複写原理を示した系統説
明図である。 ２０・・・現像装置、２１・・・感光体ドラム、２２・
・・フレーム、２３・・・現像ローラ。 ＼５〉′ 第　／　　図　　　２０ 【 第２図 ｎ 第３図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、潜像担持体上に形成された静電潜像に対してトナー
   を供給することによって現像を行なうようにした現像装
   置において、トナーの冷却を行なう冷却機構が付設され
   ていることを特徴とする現像装置。 ２、冷却機構は、トナーを収容するフレームの外壁部に
   設置された冷却フィンと、この冷却フィンに冷却風を吹
   付ける冷却ファンとから構成されていることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載の現像装置。