JPS63143118A - 昇降移載装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、低位置の被搬送物受は渡し部と、この低位置
の被搬送物受は渡し部の真上から横側方に離れた高位置
の被搬送物受は渡し部との間で被搬送物を移載する昇降
移載装置に関するものである。

（従来の技術及びその問題点） 上記のように被搬送物を、昇降経路と当該昇降経路の上
端に接続する横動経路とから成る倒立り形の移載経路に
そって移送し、この移載経路の両端に位置する上下２つ
の被搬送物受は渡し部間で被搬送物を移載する昇降移載
装置では、前記昇降経路を昇降する昇降体に前記横動経
路の全長と等しい長さの横動用ガイドレールを架設して
いたので、昇降体が大型になり、延いては当該昇降体の
昇降経路の占有空間が大きくなるばかりでな（、前記昇
降体の昇降経路に対し被搬送物移載手段の横動経路を片
持ち状に突出させなければならないので、装置全体が非
常に大型となり、コスト高になる欠点があった。従って
大型大重量の被搬送物には不適当なものであった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は上記のような従来の問題点を解決し得る昇降移
載装置を提案するものであって、その特徴は、昇降ガイ
ドにそって昇降駆動される昇降体に横動用ガイドレール
を付設し、この横動用ガイドレールに横動可能に支持さ
れた横動体に被搬送物移載手段を一定範囲内昇降駆動可
能に設け、前記昇降体が上昇限位置にあるとき前記横動
用ガイドレールと接続し且つ前記横動体が乗り移り可能
な固定ガイドレールを架設すると共に、当該固定ガイド
レールの下側に被搬送物受は渡し部を配設し、前記横動
体を、前記固定ガイドレールに乗り移って前記被搬送物
受は渡し部の上方に前記被搬送物移載手段が位！する出
限位置と前記横動用ガイドレール上の後退限位置との間
で往復移動させる横動駆動手段を前記昇降体に設けた点
にある。

（実施例） 以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説明
する。

第１図〜第３図に於いて、１は昇降体であって、左右一
対の昇降ガイド支柱２にそって夫々昇降可能に支持され
た一対の昇降部材３と両昇降部材３間に架設された連結
用フレーム４とから構成されている。５は昇降体１を昇
降させる昇降駆動手段であって、両昇降ガイド、支柱２
の上端間に架設されたフレーム６上に設置され、昇降体
吊り下げチェノ７と駆動歯輪８を介して前記チェノ７を
巻き上げ繰り出し操作するモーター９を使用する従来周
知のものである。

前記昇降体１の連結用フレーム４には一対の横動用ガイ
ドレール１０が使用されており、この横動用ガイドレー
ル１０には、昇降駆動手段１１を介して被搬送物移載手
段１２を吊り下げた横動体１３が前記ガイドレール１０
に嵌合する複数の車輪１４を介して移動可能に支持され
ている。第４図及び第５図に示すように前記昇降駆動手
段１１は、前記横動体１３に対して昇降台１５を平行昇
降運動可能に吊り下げる一対のパンタグラフリンク１６
．１７と、両パンタグラフリンク１６，１７に於ける対
応リンク１６ａ、１７ａを連結する連結部材１８と対応
リンク１６ｂ、１７））を連結する連結部材１９との間
に介装されたシリンダーユニット２０から構成され、こ
のシリンダーユニット２０により両パンタグラフリンク
１６．１７を夫々支軸２１．２２の周りで開閉運動させ
ることにより昇降台１５を横動体１３に対し平行に昇降
移動させることが出来る。

前記被搬送物移載手段１２は、前記昇降台１５に夫々支
軸２３．２４の周りで開閉可能に枢着された一対のハン
ガー２５ａ、２５ｂとこの両ハンガー２５ａ、２５ｂを
開閉駆動するシリンダーユニット２６．２７とから構成
されている。

２８は横動体１３を横動用ガイドレール１０にそって往
復移動させる横動駆動手段であって、前記昇降体１の連
結用フレーム４上に駆動歯輪２９と遊転歯輪３０とを介
して横動体１３の横動経路にそって張設された駆動チェ
ノ３１と前記駆動歯輪２９を回転駆動するモーター３２
、及び前記駆動チェノ３１と横動体１３の後端近傍部と
を連結する連結部材３３から構成され、駆動チェノ３１
を回転させることにより前記連結部材３３を介して横動
体１３をガイドレール１０にそって前進移動又は後退移
動させることが出来る。３４は駆動チェノ３１の案内用
レールである。

第１図及び第２図に於いて、３５は固定ガイドレールで
あって、昇降体１の昇降経路脇に架設された２階の被搬
送物受は渡し部３６の上方に架設され、昇降体１が上昇
限位置にあるときに横動用ガイドレール１０に接続する
。３７は昇降体１の昇降経路下端に位置する１階の被搬
送物受は渡し部である。

次に作業方法を説明すると、第１図及び第２図に夫々仮
Ｅ線で示すように１階の被搬送物受は渡し部３７に被搬
送物Ｗを搭載した台車３８を搬入し、位置決めしたなら
ば、被搬送物移載手段１２のハンガー２５ａ、２５ｂを
開いた状態で昇降体１を下降限位置まで下降させる。そ
してハンガー２５ａ、２５ｂを閉じた後に昇降体１を上
昇させることにより、台車３８上の被搬送物Ｗは前記ハ
ンガー２５ａ、２５ｂによって掬い上げられる。

勿論、前記ハンガー２５ａ、２５ｂを開いた状態で昇降
体１を下降限位置で待機させ、係る状態で台車３８をハ
ンガー２５ａ、２５ｂ間に被搬送物Ｗが進入するように
搬入することも出来る。

昇降体１が上昇限位置に到達して停止すれば、次に横動
駆動手段２８により横動体１３を横動用ガイドレール１
０にそって前進移動させ、当該横動用ガイドレール１０
に接続している固定ガイドレール３５上に横動体１３を
乗り移らせる。この横動体１３が出限位置に到達して停
止すれば、当該横動体１３に前記ハンガー２５ａ、２５
ｂを介して吊り下げられている被搬送物Ｗが２階の被搬
送物受は渡し部３６に待機させている台車３９の真上に
到着することになり、このとき第１図仮想線で示すよう
に前記横動体１３の後端近傍部は昇降体１側の横動用ガ
イドレール１０に車輪１４を介して係合している。

２階の被搬送物受は渡し部３６上に被搬送物Ｗが到達し
たならば、昇降駆動手段１１のパンタグラフリンク１６
．１７を駆動して昇降台１５を下降限位置まで下降させ
、ハンガー２５ａ、２５ｂで吊り下げている被搬送物Ｗ
を台車３９上に移載させる。この後、ハンガー２５ａ、
２５ｂを開動させ、台車３９により被搬送物Ｗを被搬送
物受は渡し部３６から搬出する。

１階の被搬送物受は渡し部３７から２階の被搬送物受は
渡し部３６へ被搬送物Ｗを搬送移載する例について説明
したが、この搬送移載作業の手順と逆の手順で作業を行
うことにより、２階の被搬送物受は渡し部３６から１階
の被搬送物受は渡し部３７へ被搬送物Ｗを搬送移載する
ことも可能である。

尚、昇降台１５に対して被搬送物移載手段１２を昇降駆
動する昇降駆動手段１１や横動体１３の横動駆動手段２
８等は実施例に示した構造のものに限定されない、又、
被搬送物移載手段１２として開閉自在なハンガー２５ａ
、２５ｂを使用するものを示したが、出退自在なランニ
ングフォーク等、取り扱う被搬送物に応じた種々のもの
が利用出来る。更に、上下両被搬送物受は渡し部３６゜
３７には被搬送物を搬入搬出するコンベヤを配設するこ
とも出来る。

（発明の作用及び効果） 以上のように本発明の昇降移載装置は、昇降体の昇降経
路下端部に搬入した被搬送物を当該昇降経路の上端横側
方の被搬送物受は渡し部へ、又はこの逆に前記昇降経路
の上端横側方の被搬送物受は渡し部に搬入した被搬送物
を前記昇降経路の下端部へ、前記昇降体の昇降と横動体
の横動、及び当該横動体に対する被搬送物移載手段の昇
降によって搬送移載することが出来るものであるが、本
発明の構成によれば、前記機動体の横動経路を昇降体に
架設された横動用ガイドレールとこれに接続する固定ガ
イドレールとによって構成したので、両ガイドレールか
ら成る横動経路の全長を昇降体に設ける場合と比較して
、昇降体の小型化が図れ、延いては当該昇降体の昇降経
路の占有空間を小さくし得ると共に、前記昇降体の昇降
経路と被搬送物移載手段の横動経路の後端部とが互いに
重なることになるので、装置全体を非常にコンパクトに
構成することが出来る。

又、固定ガイドレールへ乗り移る横動体の横動駆動手段
は昇降体側に設けるので、実施例に示したようなチェ７
を利用した構造簡単な駆動手段を活用することが出来、
モーターを内蔵した自走台車を利用しなければならない
場合と比較して安価に実施することが出来る。更に、横
動経路の端部に位置する被搬送物受は渡し部に於ける被
搬送物の移載時には、被搬送物移載手段を昇降駆動手段
により横動体に対して上下両昇降限界範囲内で昇降運動
させれば良く、昇降体を一定ストロークだけ昇降運動さ
せなければならない場合と比較して昇降制御が間車容易
に行える。

以上のような理由から本発明の昇降移載装置によれば、
従来のこの種の移載装置と比較して大幅なコストダウン
を図ることが出来、大型大重量の被搬送物の移載にも十
分に活用することが出来る

【図面の簡単な説明】

第１図は概略正面図、第２図は概略側面図、第３図は平
面図、第４図は要部の拡大正面図、第５図は要部の拡大
側面図である。 １・・・昇降体、２・・・昇降ガイド支柱、５・・・昇
降体の昇ｌｌｓ駆動手段、１０・・・横動用ガイドレー
ル、１１・・・被搬送物移載手段の昇降駆動手段、１２
・・・被搬送物移載手段、１３・・・横動体、１５・・
・昇降台、１６．１７・・・パンタグラフリンク、２０
．２６・・・シリンダーユニット、２５ａ、２５ｂ・・
・ハンガー、２８・・・横動駆動手段、３１・・・駆動
チェノ、３５・・・固定ガイドレール、３６・・・２階
の被搬送物受は渡し部、３７・・・１階の被搬送物受は
渡し部、３８．３９・・・台車。 第σ図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 昇降ガイドにそって昇降駆動される昇降体に横動用ガイ
   ドレールを付設し、この横動用ガイドレールに横動可能
   に支持された横動体に被搬送物移載手段を一定範囲内昇
   降駆動可能に設け、前記昇降体が上昇限位置にあるとき
   前記横動用ガイドレールと接続し且つ前記横動体が乗り
   移り可能な固定ガイドレールを架設すると共に、当該固
   定ガイドレールの下側に被搬送物受け渡し部を配設し、
   前記横動体を、前記固定ガイドレールに乗り移って前記
   被搬送物受け渡し部の上方に前記被搬送物移載手段が位
   置する出限位置と前記横動用ガイドレール上の後退限位
   置との間で往復移動させる横動駆動手段を前記昇降体に
   設けて成る昇降移載装置。