JPS63142232A - コンクリ−トの強度発現予測方法および装置 - Google Patents
コンクリ−トの強度発現予測方法および装置Info
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- JPS63142232A JPS63142232A JP28990186A JP28990186A JPS63142232A JP S63142232 A JPS63142232 A JP S63142232A JP 28990186 A JP28990186 A JP 28990186A JP 28990186 A JP28990186 A JP 28990186A JP S63142232 A JPS63142232 A JP S63142232A
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Landscapes
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明はコンクリートの強度発現予測方法および該強
度発現予測方法を実現するための強度発現に副装置に関
する。
度発現予測方法を実現するための強度発現に副装置に関
する。
「従来の技術」
従来、マスコンクリートの温度履歴に応じた、コンクリ
ートの強度発現性の把握方法は大別して2通りある。
ートの強度発現性の把握方法は大別して2通りある。
すなわち、(り実物大の試験体コンクリートで6所定材
令でコア抜きを行い試験片を採取し、該採取した試験片
に対し強度試験を実行し強度を求める方法。(2)第8
図に示したマスコンクリートの強度管理システムにより
強度を求める方法。
令でコア抜きを行い試験片を採取し、該採取した試験片
に対し強度試験を実行し強度を求める方法。(2)第8
図に示したマスコンクリートの強度管理システムにより
強度を求める方法。
(1)の方法は試験体コンクリートよりコア状の試験片
を採取し、採取した試験片に対し強度試験を実施して強
度を求める方法であり、(2)の方法は次ぎに述べるマ
スコンクリートの強度管理ソステムにより強度を求める
方法である。すなわち、第8図において8aは実施工マ
スコンクリートであり、実際に打設されたコンクリート
構造体である。
を採取し、採取した試験片に対し強度試験を実施して強
度を求める方法であり、(2)の方法は次ぎに述べるマ
スコンクリートの強度管理ソステムにより強度を求める
方法である。すなわち、第8図において8aは実施工マ
スコンクリートであり、実際に打設されたコンクリート
構造体である。
8bは発熱、熱伝導シミュレーションシステムである。
この発熱、熱伝導シミュレーションシステムは、次ぎに
述べるような想定の基に製作されたものである。すなわ
ち、最小部材寸法方向のコンクリートの一次元棒状モデ
ルを設定し、その両端面に型わくや露出などの施工時の
境界条件をそのまま与えて、コンクリートに水和による
発熱や熱伝導、熱伝達挙動を実行させることができれば
、コンクリートのモデルは自動的に最小部材寸法方向の
経時的な温度変化の状態や温度分布の状態を示すことに
なる。
述べるような想定の基に製作されたものである。すなわ
ち、最小部材寸法方向のコンクリートの一次元棒状モデ
ルを設定し、その両端面に型わくや露出などの施工時の
境界条件をそのまま与えて、コンクリートに水和による
発熱や熱伝導、熱伝達挙動を実行させることができれば
、コンクリートのモデルは自動的に最小部材寸法方向の
経時的な温度変化の状態や温度分布の状態を示すことに
なる。
すなわち、上記のモデルを具体化できれば、マスコンク
リートの温度経過の予測に際して水和による発熱量、発
熱速度や熱伝導、熱伝達特性などを実験、調査によって
求める作業をおこなうことなく、また熱的諸特性値を用
いて解析作業を進めることなく、直接に最小部材寸法方
向の経時的な温度変化や温度分布の状態の予測値が入手
できる。
リートの温度経過の予測に際して水和による発熱量、発
熱速度や熱伝導、熱伝達特性などを実験、調査によって
求める作業をおこなうことなく、また熱的諸特性値を用
いて解析作業を進めることなく、直接に最小部材寸法方
向の経時的な温度変化や温度分布の状態の予測値が入手
できる。
このような、想定の基に上記モデルを具体化し、システ
ム化したものがマスコンクリートの発熱、熱伝導シミュ
レーションシステムである。
ム化したものがマスコンクリートの発熱、熱伝導シミュ
レーションシステムである。
この発熱、熱伝導スミュレーションシステムは第9図、
第1O図に示すような構成となっている。
第1O図に示すような構成となっている。
すなわち、断熱槽12+内へ試験用のコンクリートを打
ち込むことによって断面が約30cmX30cmの棒状
コンクリート122が成形され、棒状コンクリートの内
部温度と周囲4面の温度条件が常に一致するように自動
制御(P roportional plusr n
tegral plus D erivative
A ction)が行なわれる。温度の制御は、棒
状コンクリートI22の内部温度を温度制御器123(
P、1.D。
ち込むことによって断面が約30cmX30cmの棒状
コンクリート122が成形され、棒状コンクリートの内
部温度と周囲4面の温度条件が常に一致するように自動
制御(P roportional plusr n
tegral plus D erivative
A ction)が行なわれる。温度の制御は、棒
状コンクリートI22の内部温度を温度制御器123(
P、1.D。
Action)がC−C熱電対124で検知し、4而断
熱槽内の制御用ヒータと熱伝導板125に、検知した温
度条件と同一の温度条件を常にリアルタイムで作るよう
指令制御することによって行なわれる。
熱槽内の制御用ヒータと熱伝導板125に、検知した温
度条件と同一の温度条件を常にリアルタイムで作るよう
指令制御することによって行なわれる。
このため、4面断熱槽121内では棒状コンクリート1
22周囲4面の方向への熱伝導、熱伝達挙動が一切生じ
ない状態が作られ、このため槽121内のコンクリート
は自動的に水和に因る発熱と長手方向(最小部材厚方向
)の熱伝導、熱伝達挙動を実行することになる。
22周囲4面の方向への熱伝導、熱伝達挙動が一切生じ
ない状態が作られ、このため槽121内のコンクリート
は自動的に水和に因る発熱と長手方向(最小部材厚方向
)の熱伝導、熱伝達挙動を実行することになる。
上記の結果、上記4而断熱槽+21内へ試験用コンクリ
ートを打ち込むことによって、マスコンクリート部材の
水和による発熱と最小部材寸法方向の熱伝導、熱伝達挙
動が自動的にシミュレートでき、また、部材最小寸法方
向の経時的な温度変化の状態や温度分布の状態の予測値
が試験によって直接人手できるものである。
ートを打ち込むことによって、マスコンクリート部材の
水和による発熱と最小部材寸法方向の熱伝導、熱伝達挙
動が自動的にシミュレートでき、また、部材最小寸法方
向の経時的な温度変化の状態や温度分布の状態の予測値
が試験によって直接人手できるものである。
8cはマスコンクリートの強度管理システムであり、こ
の強度管理システムは温度(差)表示器8dls温度制
御器8d3等より構成される制御ボックス8d、水槽8
g、該水槽内に置かれた供試体8h、温度情報をフィー
ドバックするため上記水槽8g内に配置された熱電対8
e、同様に供試体8hを加熱するためのヒータ及びファ
ンよりなる過熱ユニット8f等より構成されている。
の強度管理システムは温度(差)表示器8dls温度制
御器8d3等より構成される制御ボックス8d、水槽8
g、該水槽内に置かれた供試体8h、温度情報をフィー
ドバックするため上記水槽8g内に配置された熱電対8
e、同様に供試体8hを加熱するためのヒータ及びファ
ンよりなる過熱ユニット8f等より構成されている。
このように構成されたマスコンクリートの強度管理シス
テム8cは上記発熱、熱伝導シミュレーション・システ
ム8bが打ち出す部材温度の予測値を制御ボックス8d
内の制御器8d、が検知し、検知した温度と同一の温度
条件をコンクリート供試体8hに常にリアルタイムで与
えるように過熱ユニット8「に自動的に指示を出し、こ
の結果、若材令時に非定常な高温状態を履歴するマスコ
ンクリート部材の強度発現の状態の予測値が、水槽8g
内のコンクリート供試体によって入手することができる
。
テム8cは上記発熱、熱伝導シミュレーション・システ
ム8bが打ち出す部材温度の予測値を制御ボックス8d
内の制御器8d、が検知し、検知した温度と同一の温度
条件をコンクリート供試体8hに常にリアルタイムで与
えるように過熱ユニット8「に自動的に指示を出し、こ
の結果、若材令時に非定常な高温状態を履歴するマスコ
ンクリート部材の強度発現の状態の予測値が、水槽8g
内のコンクリート供試体によって入手することができる
。
なお、この強度管理システムは、実施工マスコンクリー
ト部材に適当な間隔で埋設されたC−C熱電対を制御ボ
ックス8dに接続し、実施工マスコンクリート部材の温
度データを採取することにより、実施工時のマスコンク
リートの強度管理に利用ずろ事乙できる。
ト部材に適当な間隔で埋設されたC−C熱電対を制御ボ
ックス8dに接続し、実施工マスコンクリート部材の温
度データを採取することにより、実施工時のマスコンク
リートの強度管理に利用ずろ事乙できる。
「発明が解決しようとする問題点J
しかし、上述した方法には次に挙げる問題点が存する。
すなわち(1)の方法では、実験規模が大きくなり、費
用が高額になり経済的ではない。(2)の方法によれば
、原子力発電施設のように大規模な現場では数百mにわ
たって熱電対を設置する必要があり、また、マスコンク
リートの温度経過を与えるための、発熱、熱伝導シミュ
レーションシステムにコンクリートを打設する必要があ
り、実験条件が限定されてしまう。
用が高額になり経済的ではない。(2)の方法によれば
、原子力発電施設のように大規模な現場では数百mにわ
たって熱電対を設置する必要があり、また、マスコンク
リートの温度経過を与えるための、発熱、熱伝導シミュ
レーションシステムにコンクリートを打設する必要があ
り、実験条件が限定されてしまう。
この発明は上述した問題点を除去するために為されたも
のであり、本発明の目的は経済的であるとともに簡便で
あり、さらに試験用コンクリートを打設することにより
実験条件が限定されることのないコンクリートの強度発
現予測方法、および該予想方法を実現するためのコンク
リートの強度発現予測装置を提供することを目的として
いる。
のであり、本発明の目的は経済的であるとともに簡便で
あり、さらに試験用コンクリートを打設することにより
実験条件が限定されることのないコンクリートの強度発
現予測方法、および該予想方法を実現するためのコンク
リートの強度発現予測装置を提供することを目的として
いる。
「問題点を解決するための手段」
第1の発明によれば、記憶手段に記憶された温度履歴情
報を読みだし、よみだした温度履歴情報をもとに試験体
が載置された容器内の温度を制御し、この結果容器内に
載置された試験体に温度履歴を与えることを特徴とする
コンクリートの強度発現予測方法により上記問題点を解
決する。第2の発明によれば、温度制御情報を基に容器
内の温度を制御し、容器内に載置された試験体に対し温
度履歴を与え、必要な温度履歴を有した試験体を得ろこ
とができるコンクリートの強度発現予測装置において、
温度履歴情報を記憶するための記憶手段と、該記憶手段
より温度履歴情報をよみだす、読みだし手段と、該読み
だし手段により読みだした温度履歴rn報をもとに、該
温度履歴情報に対応する温度に容器内の温度を制御する
温度制御手段とを具備したことを特徴とするコンクリー
トの強度発現予測装置により上記問題点を解決する。
報を読みだし、よみだした温度履歴情報をもとに試験体
が載置された容器内の温度を制御し、この結果容器内に
載置された試験体に温度履歴を与えることを特徴とする
コンクリートの強度発現予測方法により上記問題点を解
決する。第2の発明によれば、温度制御情報を基に容器
内の温度を制御し、容器内に載置された試験体に対し温
度履歴を与え、必要な温度履歴を有した試験体を得ろこ
とができるコンクリートの強度発現予測装置において、
温度履歴情報を記憶するための記憶手段と、該記憶手段
より温度履歴情報をよみだす、読みだし手段と、該読み
だし手段により読みだした温度履歴rn報をもとに、該
温度履歴情報に対応する温度に容器内の温度を制御する
温度制御手段とを具備したことを特徴とするコンクリー
トの強度発現予測装置により上記問題点を解決する。
「作用」
この発明によれば、記憶手段にあらかじめ入力された温
度履歴データを読みだし、該よみだした温度履歴データ
に従って温度制御手段により容器内の温度を制御し、試
験体に対し温度履歴を付与する。このため、温度履歴デ
ータにより、経済的かつ簡便に必要な温度履歴を有した
試験片を作成することができる。
度履歴データを読みだし、該よみだした温度履歴データ
に従って温度制御手段により容器内の温度を制御し、試
験体に対し温度履歴を付与する。このため、温度履歴デ
ータにより、経済的かつ簡便に必要な温度履歴を有した
試験片を作成することができる。
「実施例」
以下、図面を参照し、この発明の実施例について説明す
る。
る。
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック構成
図である。この図において、2はディジタルプログラム
温調器である。このディジタルプログラム温調器2は第
2図に示す構成となっている。
図である。この図において、2はディジタルプログラム
温調器である。このディジタルプログラム温調器2は第
2図に示す構成となっている。
この図において21はプログラム調節計である。
このプログラム調節計は出力端子21a、21b。
温度情報をフィードバックするために用いられる白金抵
抗体(熱電対)が接続される端子21c、21d、21
e、交流電源入力端子21f、21g、制御用トライア
ック出力端子21h、タイムシグナル出力端子21i、
213等を具備している。さらに、上述したプログラム
調節計21は第3図に示すような構成となっている。す
なわち、温度センサよりフィードバックされる温度情報
に対応したアナログ信号DTaiを増幅するための増幅
回路31、該増幅回路31の出力信号DTaoをディジ
タルデータDTdoに変換しマイクロコンピュータ34
に入力するA/D変換回路32、データの入出力を操作
するためのキーボード33、トライアック等により構成
されたバッファリレー制御用信号出力回路35等より構
成されている。ここで、上記マイクロコンピュータ34
はCPUSRAM。
抗体(熱電対)が接続される端子21c、21d、21
e、交流電源入力端子21f、21g、制御用トライア
ック出力端子21h、タイムシグナル出力端子21i、
213等を具備している。さらに、上述したプログラム
調節計21は第3図に示すような構成となっている。す
なわち、温度センサよりフィードバックされる温度情報
に対応したアナログ信号DTaiを増幅するための増幅
回路31、該増幅回路31の出力信号DTaoをディジ
タルデータDTdoに変換しマイクロコンピュータ34
に入力するA/D変換回路32、データの入出力を操作
するためのキーボード33、トライアック等により構成
されたバッファリレー制御用信号出力回路35等より構
成されている。ここで、上記マイクロコンピュータ34
はCPUSRAM。
ROM等のメモリ、I10インターフェース等から成る
周知のものである。そしてマイクロコンビ一−タ34が
具備するRAMには第4図に示すデータテーブルT B
L Iが設定されている。このデータテーブルT B
I、1には、たとえば第5図に示すようなマスコンク
リート(最小部材厚1.GMのコンクリート梁)中心部
についての温度履歴曲線実測値データD ro−D r
n−+と表面部についての温度履歴曲線実測値データD
1io−%−D sn〜1とが各々時間間隔情報Dt
o−Din−+ととらに連続したアドレスA0〜An−
,、ao−an−1に格納されている。この実測値デー
タは上記キーボード33により入力することができる。
周知のものである。そしてマイクロコンビ一−タ34が
具備するRAMには第4図に示すデータテーブルT B
L Iが設定されている。このデータテーブルT B
I、1には、たとえば第5図に示すようなマスコンク
リート(最小部材厚1.GMのコンクリート梁)中心部
についての温度履歴曲線実測値データD ro−D r
n−+と表面部についての温度履歴曲線実測値データD
1io−%−D sn〜1とが各々時間間隔情報Dt
o−Din−+ととらに連続したアドレスA0〜An−
,、ao−an−1に格納されている。この実測値デー
タは上記キーボード33により入力することができる。
ここで、上記時間間隔情報Dtkは次の実測値デ−タD
rk+1までの時間間隔情報である。このため、上記温
度履歴曲線実測値データDrk、Dskにより明らかに
なる履歴曲線の変化率が大きいところほど上記時間間隔
は小さくなっており、上記履歴曲線の近似誤差を小さく
している。
rk+1までの時間間隔情報である。このため、上記温
度履歴曲線実測値データDrk、Dskにより明らかに
なる履歴曲線の変化率が大きいところほど上記時間間隔
は小さくなっており、上記履歴曲線の近似誤差を小さく
している。
第2図に戻り、22は点弧角ユニットである。
この点弧角ユニット22はプログラム調節計21の出力
するシリアルな点弧角制御信号Dpcをうけて、該制御
信号Dpcに対応するとともに、AClooV、501
(zのゼロクロスに同期した位相制御パルス信号Ppを
出力するように構成されている。
するシリアルな点弧角制御信号Dpcをうけて、該制御
信号Dpcに対応するとともに、AClooV、501
(zのゼロクロスに同期した位相制御パルス信号Ppを
出力するように構成されている。
23はサイリスク回路であり、サイリスタ23a1該サ
イリスク23aのアノードに接続された端子23A、カ
ソードに接続された端子23に1ゲートに接続された端
子23Gにより構成されている。そして、上記端子23
AはAClooVの交流電源に接続され、−刃端子23
には第1図に示ずヒータ負荷に接続されている。
イリスク23aのアノードに接続された端子23A、カ
ソードに接続された端子23に1ゲートに接続された端
子23Gにより構成されている。そして、上記端子23
AはAClooVの交流電源に接続され、−刃端子23
には第1図に示ずヒータ負荷に接続されている。
24は分配器(ディストリビュータ)であり、この分配
器はA C+ 00 Vの交流電力をDC24Vの直流
電力に変換するためのレギュレータを具備しており、A
ClooVの交流電源の入力端子24 a、 24 b
SD C24Vの直流電力出力端子24c、24dを具
備している。
器はA C+ 00 Vの交流電力をDC24Vの直流
電力に変換するためのレギュレータを具備しており、A
ClooVの交流電源の入力端子24 a、 24 b
SD C24Vの直流電力出力端子24c、24dを具
備している。
25はa接点端子25A、25Bがオン/オフしてタイ
ムシグナルを出力するDC24Vのリレーであり、25
C,25Dは該リレーのコイル、端子である。
ムシグナルを出力するDC24Vのリレーであり、25
C,25Dは該リレーのコイル、端子である。
26はリレー25と同様にa接点がオンすることにより
警報を出力することのできるバッファリレー(AC10
0Vリレー)である。ここで第1図に戻る。
警報を出力することのできるバッファリレー(AC10
0Vリレー)である。ここで第1図に戻る。
3は試験体が置かれた容器である。
4はC−C熱電対であり、上記容器3内の温度情報をフ
ィードバックするため該容器3内の右側壁のやや下方位
置に配置されている温度検出センサであり、第2図に示
したプログラム調節計21の端子の21c、21dに接
続されている。
ィードバックするため該容器3内の右側壁のやや下方位
置に配置されている温度検出センサであり、第2図に示
したプログラム調節計21の端子の21c、21dに接
続されている。
5は上記サイリスク回路23の端子23にとAc1oo
vの交流電源のコモンとの間に接続された上記ヒータ負
荷である。そして、該ヒータ負荷は上記熱電対4と同様
、容器3内の右側壁のやや下方位置で上記熱電対近傍に
配置されている。6はコンクリート試験体であり、容器
の底部3aから多少離れた位置に載置されている。そし
てこのコンクリート試験体は直径10cm、長さ20c
m程度の円柱形状を成しており打設後ブリージングが終
了した後、型枠と共に槽内に載置されている。
vの交流電源のコモンとの間に接続された上記ヒータ負
荷である。そして、該ヒータ負荷は上記熱電対4と同様
、容器3内の右側壁のやや下方位置で上記熱電対近傍に
配置されている。6はコンクリート試験体であり、容器
の底部3aから多少離れた位置に載置されている。そし
てこのコンクリート試験体は直径10cm、長さ20c
m程度の円柱形状を成しており打設後ブリージングが終
了した後、型枠と共に槽内に載置されている。
次に本実施例の動作について述へる。本実施例ではマス
コンクリートの中心部の強度発現予測を行う。
コンクリートの中心部の強度発現予測を行う。
まず、ディジタルプログラム調温器の図示していないス
タートボタンが押される。デジタルプログラム温調器2
ではプログラム調節計21に内蔵されているRAMに設
定されているデータテーブル’r B L IよりCP
Uが実測値データDr、および時間間隔データDt、を
よみだす。プログラム調節計21の端子21a、21b
からは上記時間間隔データDtoに対応する期間点弧角
制御信号Dpcが出力される。点弧ユニット22では位
相制御パルスPpがサイリスク回路23の端子23Gに
加えられる。この結果、ヒータ負荷5には電力が供給さ
れ試験体6が加熱される。一方、容器3内の温度情報は
C−C熱電対4によりディジタルプログラム温調器のプ
ログラム調節計21にフィードバックされる。そして、
上記実測値データDfoに対応する温度に容器3内の温
度が制御される。この、実測値データDroに対応する
温度に容器3内の温度を一致させるようにする制御は、
あらかじめマイクロコンピュータ34のROM等に記憶
されである温度制御プログラムをcPUが実行すること
によりおこなわれる。
タートボタンが押される。デジタルプログラム温調器2
ではプログラム調節計21に内蔵されているRAMに設
定されているデータテーブル’r B L IよりCP
Uが実測値データDr、および時間間隔データDt、を
よみだす。プログラム調節計21の端子21a、21b
からは上記時間間隔データDtoに対応する期間点弧角
制御信号Dpcが出力される。点弧ユニット22では位
相制御パルスPpがサイリスク回路23の端子23Gに
加えられる。この結果、ヒータ負荷5には電力が供給さ
れ試験体6が加熱される。一方、容器3内の温度情報は
C−C熱電対4によりディジタルプログラム温調器のプ
ログラム調節計21にフィードバックされる。そして、
上記実測値データDfoに対応する温度に容器3内の温
度が制御される。この、実測値データDroに対応する
温度に容器3内の温度を一致させるようにする制御は、
あらかじめマイクロコンピュータ34のROM等に記憶
されである温度制御プログラムをcPUが実行すること
によりおこなわれる。
上記時間間隔データDt、対応する期間が経過すると、
CPUはアドレスA1より次の実測値データDf、およ
び時間間隔データDt、をよみだす。そして、上記同様
時間間隔データDt、に対応する期間、容器3内の温度
を上記実測値データDt、に対応する温度に維持するよ
うに制御する。
CPUはアドレスA1より次の実測値データDf、およ
び時間間隔データDt、をよみだす。そして、上記同様
時間間隔データDt、に対応する期間、容器3内の温度
を上記実測値データDt、に対応する温度に維持するよ
うに制御する。
このような容器3内の温度制御をディジタルブログラム
温調器2に実行させることにより、容器3内の温度履歴
は、萌期RAMに設定されたテーブルTBLIに格納さ
れた温度履歴曲線データ(第5図参照)が示す履歴と同
一のものとなる。すなわち、テーブルTBL 1に格納
されている温度履歴を容器3内に実現できる。
温調器2に実行させることにより、容器3内の温度履歴
は、萌期RAMに設定されたテーブルTBLIに格納さ
れた温度履歴曲線データ(第5図参照)が示す履歴と同
一のものとなる。すなわち、テーブルTBL 1に格納
されている温度履歴を容器3内に実現できる。
このため、容器3内に載置された試験体6は、容器3内
の温度履歴と同一の温度履歴を有することになる。
の温度履歴と同一の温度履歴を有することになる。
このようにして得られた試験体6は温度履歴付与の途中
で容器3より取り出すことができる。そしてキャッピン
グをおこない圧縮試験等を実施することができろ。上記
温度履歴曲線データが(a)マスコンクリートの表面部
および中心部と同一な温度履歴曲線データである場合(
b)20Cの標準水中で養生した場合(20℃一定の温
度履歴)、それぞれの試験体に対し圧縮強度、弾性計数
を測定しグラフ化した図を第6図、第7図に示す。
で容器3より取り出すことができる。そしてキャッピン
グをおこない圧縮試験等を実施することができろ。上記
温度履歴曲線データが(a)マスコンクリートの表面部
および中心部と同一な温度履歴曲線データである場合(
b)20Cの標準水中で養生した場合(20℃一定の温
度履歴)、それぞれの試験体に対し圧縮強度、弾性計数
を測定しグラフ化した図を第6図、第7図に示す。
また、上記実測値データからマスコンクリートの温度履
歴曲線についての経時的な変化予測データを求め、この
予測Wiを上記実測値データと同様に’I’ n L
11.:格納するようにしてもよい。
歴曲線についての経時的な変化予測データを求め、この
予測Wiを上記実測値データと同様に’I’ n L
11.:格納するようにしてもよい。
「発明の効果」
以上説明したように、この発明によれば、試験体の温度
履歴を温度履歴データをらとに付与するため、必要な温
度履歴を存した試験体を容易、かつ簡便に入手すること
ができる効果が得られる。
履歴を温度履歴データをらとに付与するため、必要な温
度履歴を存した試験体を容易、かつ簡便に入手すること
ができる効果が得られる。
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、
第2図はディジタルプログラム温調器の構成を示すブロ
ック図、第3図はプログラム調節計の構成を示すブロッ
ク図、第4図はデータテーブル’r [(L 1の構成
を示す図、第5図はマスコンクリートの表面部および中
心部についての温度履歴曲線データをしめず図、第6図
はコンクリートの弾性係数の経時変化を示す図、第7図
はコンクリートの圧縮強度の経時変化を示す図、第8図
は従来のマスコンクリートの強度管理システムを示すブ
ロック図、第9図はマスコンクリートの発熱、熱伝導シ
ミュレーションシステムを示す図、第1θ図は棒状コン
クリート122の立断面を示す図である。 2 ・・・・・・ディジタルプログラム温調器、3・旧
・・容器、4・・・・・・熱電対、5・・・・・・ヒー
タ負荷、6・・・・・・試験体。
第2図はディジタルプログラム温調器の構成を示すブロ
ック図、第3図はプログラム調節計の構成を示すブロッ
ク図、第4図はデータテーブル’r [(L 1の構成
を示す図、第5図はマスコンクリートの表面部および中
心部についての温度履歴曲線データをしめず図、第6図
はコンクリートの弾性係数の経時変化を示す図、第7図
はコンクリートの圧縮強度の経時変化を示す図、第8図
は従来のマスコンクリートの強度管理システムを示すブ
ロック図、第9図はマスコンクリートの発熱、熱伝導シ
ミュレーションシステムを示す図、第1θ図は棒状コン
クリート122の立断面を示す図である。 2 ・・・・・・ディジタルプログラム温調器、3・旧
・・容器、4・・・・・・熱電対、5・・・・・・ヒー
タ負荷、6・・・・・・試験体。
Claims (2)
- (1)記憶手段に記憶された温度履歴情報を読みだし、
よみだした温度履歴情報をもとに試験体が載置された容
器内の温度を制御し、この結果容器内に載置された試験
体に温度履歴を与えることを特徴とするコンクリートの
強度発現予測方法。 - (2)温度制御情報を基に容器内の温度を制御し、容器
内に載置された試験体に対し温度履歴を与え、必要な温
度履歴を有した試験体を得ることができるコンクリート
の強度発現予測装置において、温度履歴情報を記憶する
ための記憶手段と、該記憶手段より温度履歴情報をよみ
だす読みだし手段と、該読みだし手段により読みだした
温度履歴情報をもとに、該温度履歴情報に対応する温度
に容器内の温度を制御する温度制御手段とを具備したこ
とを特徴とするコンクリートの強度発現予測装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28990186A JPS63142232A (ja) | 1986-12-05 | 1986-12-05 | コンクリ−トの強度発現予測方法および装置 |
CA000551020A CA1305769C (en) | 1986-11-04 | 1987-11-04 | Method for predicting and controlling the strength development of concrete and apparatus therefor |
US07/453,189 US5041987A (en) | 1986-11-04 | 1989-12-19 | Method for predicting and controlling the strength development of concrete and apparatus therefor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28990186A JPS63142232A (ja) | 1986-12-05 | 1986-12-05 | コンクリ−トの強度発現予測方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63142232A true JPS63142232A (ja) | 1988-06-14 |
Family
ID=17749237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28990186A Pending JPS63142232A (ja) | 1986-11-04 | 1986-12-05 | コンクリ−トの強度発現予測方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63142232A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002286603A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Shimizu Corp | 構造体コンクリートの強度評価方法 |
JP2014013168A (ja) * | 2012-07-04 | 2014-01-23 | Daiwa House Industry Co Ltd | 構造体コンクリートの供試体の製作方法および製作装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5978988A (ja) * | 1982-10-27 | 1984-05-08 | 三井建設株式会社 | コンクリ−ト強度確認用供試体の養生装置 |
-
1986
- 1986-12-05 JP JP28990186A patent/JPS63142232A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5978988A (ja) * | 1982-10-27 | 1984-05-08 | 三井建設株式会社 | コンクリ−ト強度確認用供試体の養生装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002286603A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Shimizu Corp | 構造体コンクリートの強度評価方法 |
JP2014013168A (ja) * | 2012-07-04 | 2014-01-23 | Daiwa House Industry Co Ltd | 構造体コンクリートの供試体の製作方法および製作装置 |
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