JP2017020988A - コンクリートの強度推定方法及び養生装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
温度センサがコンクリート内部に埋設されるように型枠内へコンクリートを打設する工程と、型枠内のコンクリートを養生し、鉄筋コンクリート部材Mを形成する工程と、コンクリート供試体Sを、当該鉄筋コンクリート部材と同じ温度履歴を有するように温度管理をしながら追従養生させる工程と、上記コンクリート供試体の2つの端面を被挟持面P、Pとして挟持手段で挟み付け、コンクリート供試体の強度試験を行う工程とからなる。通電手段20によりコンクリート供試体の被挟持面全体に均等に通電してコンクリート供試体を加熱、鉄筋コンクリート部材とコンクリート供試体とが同じ温度履歴を持つように、温度センサの出力に応じて通電量を制御する。
【選択図】図1
Description
しかしながら、部材厚が大きな柱や梁部材では中心部の中心履歴が表面付近の温度履歴や円柱供試体の温度履歴と大きく異なるために、強度も異なるから、部材と同一の養生をした供試体の圧縮強度を部材コンクリートの中心付近との圧縮強度と同等とみなせない。
プレキャストコンクリートに係るものではないが、特許文献1は、トンネルなどの工事現場で打設したコンクリートの温度を測定し、同じ温度履歴を持つようにコンクリート供試体を養生(水中養生)し、この供試体の圧縮強度試験を行うことを開示している。
本発明の第2の目的は、鉄筋コンクリート部材のうち特に応力の作用が大きい部位の強度をピンポイントに推定できる、鉄筋コンクリート部材の推定方法を提供することである。
本発明の第3の目的は、速硬性のコンクリートを使用して蒸気養生したときにコンクリート部材の吊り上げが可能となる時期を精度よく決定できる、鉄筋コンクリート部材の推定方法を提供することである。
本発明の第4の目的は、鉄筋コンクリート部材に対してコンクリート供試体の温度を精度よく追従させることができる、養生装置を提案することである。
鉄筋コンクリート部材打設用の型枠の内部の適所に温度センサを設置して、当該温度センサがコンクリート内部に埋設されるように型枠内へコンクリートを打設する工程と、
型枠内のコンクリートを養生し、鉄筋コンクリート部材を形成する工程と、
当該コンクリートと同等に配合されたコンクリートを用いて作成したコンクリート供試体を、当該鉄筋コンクリート部材と同じ温度履歴を有するように温度管理をしながら追従養生させる工程と、
上記コンクリート供試体の2つの端面を被挟持面として挟持手段で挟み付け、コンクリート供試体の強度試験を行う工程とからなり、
コンクリート供試体の強度試験の結果から鉄筋コンクリート部材の強度を推定する方法であって、
上記温度管理は、通電手段により、コンクリート供試体の被挟持面全体に均等に通電してコンクリート供試体を加熱することにより行い、鉄筋コンクリート部材とコンクリート供試体とが同じ温度履歴を持つように、上記温度センサの出力に応じて、通電手段への通電量を制御するようにしている。
上記鉄筋コンクリート部材をプレキャスト部材とするとともに、このプレキャスト部材には操作用治具の基端側のインサート部が埋め込まれており、そのインサート部付近に上記温度センサを埋設している。
上記鉄筋コンクリート部材の養生期間中に温度センサの出力データを記録し、この記録に基づいて、コンクリート供試体の温度履歴を鉄筋コンクリート部材と同じ温度履歴を再現されるようにしている。
鉄筋コンクリート部材への埋設用の温度センサと、
養生中のコンクリートを通電により加熱できるように形成した、コンクリート供試体の養生槽と、
温度センサの出力に応じて、養生槽の通電量を制御するコントローラと、
を具備し、
上記養生槽は、表面の一部に開口面を有する型穴を設けた筐体と、その開口面を塞ぐ蓋と、を具備し、
型穴の底面側と開口面側とにそれら各面のほぼ全体に亘る電極板を介して型穴内のコンクリート供試体へ通電することができる通電手段を備えている。
上記筐体の表面に複数の型穴を設け、相互の型穴相互で熱の干渉がないように断熱処理を行うとともに、各型穴の両電極板を、電源に対して並列的に接続している。
第1に、一般の100〜200Vの電源で複数の供試体を同じ条件で通電し加熱養生することができる。
第2に、同じ加熱条件の供試体が作成できるので、3時間後に試験をして所要の強度が満足できていなかった場合、例えば、その15分後用、30分後用の供試体を作成し、それぞれに全く同じ履歴で加熱養生された供試体として見做し、これらを用いて圧縮強度を評価することができる。
因みに、上記段落において「〜(時間又は分)後用」とあるのは、圧縮強度試験では、その都度、供試体Sは破壊されるので、再利用ができず、よって、鉄筋コンクリート部材M毎に「〜用」とした同じ履歴で加熱養生される供試体Sを必要に応じて、数本用意して静置するという意味である。図4はその場合の態様である。また云うまでもなく、第2温度センサ6を埋設してある供試体Sは、後述する一組の最後に圧縮強度試験することになる。
第2の手段に係る発明によれば、プレキャスト部材に埋め込まれたインサート部の近くに温度センサを埋設したから、インサート部付近の強度を特に確認できる。
第3の手段に係る発明によれば、鉄筋コンクリート部材に埋設した温度センサで観察した温度履歴を記憶するから、後日その温度履歴を再現して追加養生を行うことができる。
第4の手段に係る発明によれば、コンクリート供試体に均一に通電し、加熱することができる。
第5の手段に係る発明によれば、並列的に接続したので通電量を適切に(例えば適切な通電条件により)コントロールできる。
プレキャスト部材を吊り上げる際には、部材に曲げが生じる。部材厚の薄い板状部材の場合は、インサートの引き抜きよりも、部材の曲げによって、所要の強度発現が決まることが多い。具体的には、インサートの引き抜きに堪えるための耐力を満足するためのコンクリートの圧縮強度よりも、必要な曲げ強度から算出される最大引張縁応力をコンクリートの圧縮強度に換算した値の方が高いことが多い。このような場合は、第1温度センサ5を曲げモーメントが最大となる位置の部材表面に設けて強度発現を確認すると良い。安全側に評価するためには部材表面から5〜30mmに設けると良い。
(1)鉄筋コンクリート部材Mを、温度の均質性が保障される程度に小さい複数の仮想エリアに分割して、そのエリアの全部又は一部に温度センサを埋め込む。そして温度センサを埋め込んだエリア毎に、各コンクリート供試体を用意して、エリア内のコンクリート部分の温度に追従するようにする。
図2に示す例では、直方体の鉄筋コンクリート部材Mの縦・横・奥行方向に点線でそれぞれ3分割した例を示す。もっとも、これは追従制御の概念を説明するために挙げた事例であり、実際の鉄筋コンクリート部材の形状などに応じて、第1温度センサ5の埋め込み箇所は適宜選択することができる。
(2)そしてコンクリート供試体Sが鉄筋コンクリート部材Mと同じ温度履歴を有するようにしておき、鉄筋コンクリート部材Mの養生がある程度進んだ段階でコンクリート供試体Sを養生槽10から取り出すことで強度の推定を行う。
(3)鉄筋コンクリート部材M中の一つのエリアに対して同時進行で複数のコンクリート供試体Sの追従養生を行い、鉄筋コンクリート部材Mの養生期間の或る段階で一つのコンクリート供試体Sの強度試験を行い、必要な強度に足りなければ、さらに鉄筋コンクリート部材Mの養生を続けて、次の段階でさらに強度試験を行うということを繰り返すとよい。
養生室Rに置かれた型枠内に鉄筋を配筋するとともに、必要により、操作用治具Jのインサート部j1を設置する。インサート部を設置する方法としては、コンクリート打設前の鉄筋コンクリート部材M上面に操作用治具Jを設置する場合は、例えば、この鉄筋コンクリート部材Mを挟む姿勢で両側面に位置する型枠の上端に仮の支持部材(図示しない)を掛け渡し、その支持部材に操作用治具Jを取付けておくことで好適に実施できる。
また型枠内部のうち強度を測定するべき箇所に第1温度センサ5を設置し、この第1温度センサ5を、コントローラ2に接続する。
例えば、図5に示すように、インサート部であるアンカーの先端(図示例では)下端に第1温度センサである熱電対を貼り付けることができる。
また同図に示すように、この先端と同じくらいの深さで2つのインサート部j1同士の中間位置に第1温度センサ5を設けてもよい。この場合には、図示しない鉄筋などに第1温度センサを取り付けることができる。
また図示はしないが、鉄筋コンクリート部材が梁部材のような長尺部材であって、曲げにより部材の強度が決定されるときには、長手方向の両側に設けた2つのインサート部j2の中間位置であって部材の下面寄りに第1温度センサを設けるとよいが、インサート部j2の位置の曲げモーメントが最大となる場合には上面寄りに設けるとよい。本来の温度センサの設置位置は応力が最も大きくなる表面であるが、安全のために表面よりやや部材内に入った位置(30mm程度)で温度を測定することが望ましい。
なお中間位置であって部材の下面寄りに第1温度センサを設ける方がより良い理由は次の通りである。すなわち、曲げモーメントは、一般的に部材の上面では吊上げのインサート位置が大きくなり、部材の下面ではインサートとインサートの中間が大きくなるからである。なお、どの位置が最大になるかは、部材の形状とインサートの設置位置、設置数によって、適宜に決める。
(2)コンクリートの打ち込み
上記鉄筋コンクリート部材用の型枠内にコンクリートを打設する。
本実施形態では、速硬コンクリートに適用する場合について解説するが、本発明は他の種類のコンクリートに適用しても構わない。養生の種類としては、速硬コンクリートの場合には蒸気養生を用いるが、通常のコンクリートで強度の高いものや断面の大きな部材などでは蒸気養生を行うとは限らない。
また鉄筋コンクリート部材Mの強度を測定しようとする箇所のそれぞれについて養生槽10の筒体内に同種類のコンクリートを充填して、必要個数のコンクリート供試体Sを作製する。
(3)コンクリートの養生
上記型枠にコンクリートを打設した後に養生室に高温蒸気を供給し、鉄筋コンクリート部材Mとして必要な強度を生ずるまで蒸気養生を行う。
高温蒸気により型枠内のコンクリートの温度が上昇すると、第1温度センサ5により検知され、コントローラ2へ送信されて温度履歴として記録されるとともに、その温度の測定値に応じて通電手段20を介してコンクリート供試体Sへ通電される。通電手段20の第1電極板22及び第2電極板24を通じて筒体16内のコンクリート全体にほぼ均一に通電されるため、ほぼ一様にジュール熱が発生する。これにより、コンクリート供試体Sの温度を鉄筋コンクリート部材Mの温度に的確に追従させることができる。
なお、コンクリート供試体S内の温度が第2温度センサ6により測定され、コントローラ2にフィードバッグされ、温度制御に利用されるのであるが、上述の如くコンクリート供試体Sの局部的な温度差が少ないので、制御の精度が高まる。
(4)コンクリートの強度試験の実施
そこで養生工程の開始からある程度の時間が経過した後に養生槽10から一つのコンクリート供試体Sを取り出して、圧縮強度試験を行う。図7に示すようにコンクリート供試体Sを台の上に載せ、載荷試験機を用いて、コンクリート供試体Sの被挟持面P、Pを上下両側から挟持し、コンクリート供試体Sが破壊されるまで圧力を加える。この圧縮強度試験の結果から、曲げ強度や引張強度、付着強度等が公知の計算式で導き出すことができる。具体的には、計画段階で、インサートからコーン破壊しないための所要の圧縮強度と、曲げひび割れが生じないための曲げ強度を圧縮強度に換算し、最も高い圧縮強度とその位置を決定しておく。製造時にはこの箇所について熱電対をセットして、その箇所の圧縮強度を確認すれば良い。測定された強度が所要値に達しないときには、鉄筋コンクリート部材Mの養生を継続し、所要値に達したときには養生を終了する。
(5)鉄筋コンクリート部材の脱型
養生工程が終了した後には、操作用治具Jの本体j2をインサート部j1へ取り付け、操作用治具Jをフック手段Fに引っ掛ける。そうして鉄筋コンクリート部材Mを吊り上げて、移動するとよい。
鉄筋コンクリート部材Mは、図面中の高さが530mm、左右の幅が520mmの、全体として梁形状のものであり、養生槽中に配置した。鉄筋コンクリート部材Mには、縦断面の中心線に沿って、さらにその断面の中心点(O)の位置a1、上面から100mmの位置a2、及び上面から30mmの位置a3にそれぞれ第1温度センサ5を埋設している。
コンクリート供試体Sは、高さが200mm、径が100mmのサイズの柱状であり、封緘した状態でさらに類似の加熱条件とするために一方向から加熱できるように他の周囲を断熱材で覆った養生槽に入れたもの(Tp2)と、封緘した状態で蒸気雰囲気中にそのまま置いたもの(Tp1)との2種類を用意した。それぞれのコンクリート供試体に、その中心線に沿って、中心位置(b1)、上面から30mmの位置(b2)、下面から30mmの位置(b3)にそれぞれ第2温度センサ6を埋設している。
すなわち、封緘したコンクリート供試体をそのままの状態で鉄筋コンクリート部材とともに蒸気養生を行う方法では、コンクリート内部の温度上昇が実部材に対して早く、到達温度も高いため、部材のコンクリート強度を正確に評価できないと考えられる。これにより、養生時間が短い場合に単に蒸気養生で温度の管理を行うことは難しいことがわかる。
これに対してTp2は、圧縮強度が1N/mm2程度と小さかった。これは、供試体の上下での温度勾配が大きいため、養生温度の低い供試体下部の影響を受けたものと推察される。この結果は、コンクリート供試体を本願発明により均一な温度とすることで圧縮強度の局部的なばらつきを抑制できることを示していると解釈できる。
気中温度養生ではチャンバー内に封緘した供試体を静置し、温度雰囲気を前記鉄筋コンクリート部材の上面から30mmの温度履歴に制御した。ジュール加熱養生は図3の装置を用いて、供試体端部に電極を取り付けて交流電流を流して加熱する。供試体中央の温度が前記鉄筋コンクリート部材の上面から30mmの温度履歴になるように制御した。また供試体設置後に周囲を断熱材で覆い、外部温度の影響が少なくなるようにした。なお、全て材齢1時間で養生を開始した。供試体としては、図9(b)に示す供試体Sには直径が100mmで高さ200mmの円柱供試体を用いて、上面から30mmの位置(b2)、上面から100mmの位置で横方向の中心線に沿って側面からそれぞれ10mmの位置(b5)、30mmの位置(b4)、50mmの位置(b1)、下面から30mmの位置(b3)に温度センサを設置した。なお、コントローラ2にフィードバックするための第2温度センサ6は位置(b1)に設置しており、この位置が当該第2温度センサ6の設置場所として好適である。しかしながら、図11の結果から明らかなように温度履歴がほぼ同一の値で推移しているので、供試体Sの内部でコントローラ2にフィードバックするための第2温度センサ6の位置を変更しても好適に実施できる。
気中温度養生では、プログラムされた温度履歴に対して加熱初期、例えば養生開始から0.5時間後では10℃程度の低い値を示している。これに対して、ジュール加熱ではプログラムされた温度履歴とほぼ同じ温度履歴となっている。
さらに、本発明の技術的な意義に反しない範囲で、さまざまな実施形態の変更が可能であると理解されるべきである。
5…第1温度センサ(熱電対) 6…第2温度センサ(熱電対)
10…養生槽 12…筐体 14…型穴 16…筒体(断熱筒)
16a…内リブ 16b…内向きフランジ 18…蓋
20…通電手段 22…第1電極板 24…第2電極板
26…電線 26a…端子片
A…開口面 F…フック手段 J…操作用治具 j1…インサート部材 j2…本体
M…鉄筋コンクリート部材 R…養生室 S…コンクリート供試体
Claims (5)
- 鉄筋コンクリート部材打設用の型枠の内部の適所に温度センサを設置して、当該温度センサがコンクリート内部に埋設されるように型枠内へコンクリートを打設する工程と、
型枠内のコンクリートを養生し、鉄筋コンクリート部材を形成する工程と、
当該コンクリートと同等に配合されたコンクリートを用いて作成したコンクリート供試体を、当該鉄筋コンクリート部材と同じ温度履歴を有するように温度管理をしながら追従養生させる工程と、
上記コンクリート供試体の2つの端面を被挟持面として挟持手段で挟み付け、コンクリート供試体の強度試験を行う工程とからなり、
コンクリート供試体の強度試験の結果から鉄筋コンクリート部材の強度を推定する方法であって、
上記温度管理は、通電手段により、コンクリート供試体の被挟持面全体に均等に通電してコンクリート供試体を加熱することにより行い、鉄筋コンクリート部材とコンクリート供試体とが同じ温度履歴を持つように、上記温度センサの出力に応じて、通電手段への通電量を制御するようにしたことを特徴とする、
コンクリートの強度推定方法。 - 上記鉄筋コンクリート部材をプレキャスト部材とするとともに、このプレキャスト部材には操作用治具の基端側のインサート部が埋め込まれており、そのインサート部付近に上記温度センサを埋設したことを特徴とする、
請求項1記載のコンクリートの強度推定方法。 - 上記鉄筋コンクリート部材の養生期間中に温度センサの出力データを記録し、この記録に基づいて、コンクリート供試体の温度履歴を鉄筋コンクリート部材と同じ温度履歴を再現されるようにしたことを特徴とする、
請求項1又は請求項2に記載のコンクリートの強度推定方法。 - 鉄筋コンクリート部材への埋設用の温度センサと、
養生中のコンクリートを通電により加熱できるように形成した、コンクリート供試体の養生槽と、
温度センサの出力に応じて、養生槽の通電量を制御するコントローラと、
を具備し、
上記養生槽は、表面の一部に開口面を有する型穴を設けた筐体と、その開口面を塞ぐ蓋と、を具備し、
型穴の底面側と開口面側とにそれら各面のほぼ全体に亘る電極板を介して型穴内のコンクリート供試体へ通電することができる通電手段を備えたことを特徴とする、養生装置。 - 上記筐体の表面に複数の型穴を設け、相互の型穴相互で熱の干渉がないように断熱処理を行うとともに、各型穴の両電極板を、電源に対して並列的に接続したことを特徴とする、請求項1記載の養生装置。
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