JP3499149B2 - コンクリート部材の養生管理方法 - Google Patents

コンクリート部材の養生管理方法

Info

Publication number
JP3499149B2
JP3499149B2 JP9843199A JP9843199A JP3499149B2 JP 3499149 B2 JP3499149 B2 JP 3499149B2 JP 9843199 A JP9843199 A JP 9843199A JP 9843199 A JP9843199 A JP 9843199A JP 3499149 B2 JP3499149 B2 JP 3499149B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
concrete
curing
concrete member
target value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9843199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000290086A (ja
Inventor
浩幸 阿部
承寧 呉
Original Assignee
オリエンタル建設株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オリエンタル建設株式会社 filed Critical オリエンタル建設株式会社
Priority to JP9843199A priority Critical patent/JP3499149B2/ja
Publication of JP2000290086A publication Critical patent/JP2000290086A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3499149B2 publication Critical patent/JP3499149B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B40/00Processes, in general, for influencing or modifying the properties of mortars, concrete or artificial stone compositions, e.g. their setting or hardening ability
    • C04B40/02Selection of the hardening environment
    • C04B40/0263Hardening promoted by a rise in temperature
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
    • C04B2111/00034Physico-chemical characteristics of the mixtures
    • C04B2111/00198Characterisation or quantities of the compositions or their ingredients expressed as mathematical formulae or equations

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート部材
の養生管理方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来のコンクリート部材の養生管理は、
コンクリート部材と圧縮試験用供試体を養生シートで被
い、この養生シート内に加熱蒸気を送り込んで雰囲気温
度を目標値に沿うように管理し、所定時間毎に供試体の
圧縮強度試験を行い、この試験結果をもってコンクリー
ト部材の圧縮強度を推定している。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンク
リート部材の温度が、雰囲気温度と同じ履歴を示すこと
は少なく、コンクリート部材の温度が上昇し過ぎてひび
割れが発生したり、コンクリート内部の水分の蒸発によ
り密実性が低下することがある。また、圧縮試験用供試
体とコンクリート部材は体積や表面積が大きく異なるた
め、温度の推移も異なり、両者の圧縮強度は異なること
が多い。一般的に、コンクリート部材は供試体よりも体
積が大きいことから温度も高い状態で推移し、そのため
供試体はコンクリート部材よりも圧縮強度が小さくなる
傾向がある。したがって、供試体の圧縮強度を基準にし
て雰囲気の温度管理を行っている従来の方法では、コン
クリート部材に対して必要以上に加熱蒸気を補給してい
ることになる。 【0004】本発明は、上記従来技術の問題点を解決せ
んとしたものであり、その課題は、所定のコンクリート
配合において所定時間内に所要強度を得ることができる
コンクリート部材の養生管理方法を提供することにあ
る。 また本発明の課題は、必要に応じて適量だけ加熱
蒸気を断熱材内に供給することができるコンクリート部
材の養生管理方法を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本明細書では、コンクリ
ート部材用の型枠内にコンクリートを打設し、該型枠を
断熱材で被い、該断熱材で被われた内部の温度が所定温
度よりも低い場合に加熱蒸気を供給してコンクリート部
材を養生管理する方法であって、所定のコンクリート配
合において所定時間内に所要強度のコンクリートを得る
ためのコンクリート温度履歴を目標値として予め定め、
該型枠内にコンクリートを打設した後に該コンクリート
部材の温度を実測し、該実測値が該目標値よりも低い場
合に、加熱蒸気を供給制御することを特徴とするコンク
リート部材の養生管理方法が開示される。 【0006】ここで、コンクリートの強度発現は、配合
強度のほかに、コンクリート製造後または打設後におけ
るコンクリート温度の推移によって大きく影響を受ける
ものであり、コンクリートの積算温度により強度発現は
適切に評価することができるものである。したがって、
本発明の方法では、所定のコンクリート配合において所
定時間内に所要強度のコンクリートを得るためのコンク
リート温度履歴の目標値、すなわち、コンクリート自体
の温度の経時的な目標値を予め設定し、コンクリート部
材の温度を実測しながら、この実測値が目標値に近似す
るように、加熱蒸気の供給量を制御するものである。 【0007】また本明細書では、コンクリート部材用の
型枠内にコンクリートを打設し、該型枠を断熱材で被
い、該断熱材で被われた内部の温度が所定温度よりも低
い場合に加熱蒸気を供給してコンクリート部材を養生管
理する方法であって、所定のコンクリート配合において
所定時間内に所要強度のコンクリートを得るためのコン
クリート温度履歴を目標値として予め定め、同一の温度
センサーの温度感知部分を、前記型枠外の雰囲気と前記
型枠内のコンクリートとの両方に接触するように配置
し、該温度センサーにより測定した実測値が該目標値よ
りも低い場合に、加熱蒸気を供給制御することを特徴と
するコンクリート部材の養生管理方法が開示される。 【0008】本発明では、コンクリート部材用の型枠内
にコンクリートを打設し、該型枠を断熱材で被い、該断
熱材で被われた内部の温度が所定温度よりも低い場合に
加熱蒸気を供給してコンクリート部材を養生管理する方
法であって、所定のコンクリート配合において所定時間
内に所要強度のコンクリートを得るためのコンクリート
温度履歴を目標値として予め定め、該型枠内にコンクリ
ートを打設した後に該コンクリート部材の温度を実測す
ると共に、前記型枠外の雰囲気の温度を実測し、両実測
値のうちの高いほうの実測値が該目標値よりも低い場合
に加熱蒸気の供給を開始し、両実測値のうちの高いほう
の実測値が該目標値に達すると加熱蒸気の供給を停止す
ことを特徴とするコンクリート部材の養生管理方法が
提供される。 【0009】本発明において、前記断熱材としては、発
泡スチロール又は発泡ウレタン等の発泡樹脂部材を使用
するか、あるいはエアバックシート、グラスウール又は
綿等の繊維層の両面にアルミ蒸着ポリエステルフィルム
等の膜層を設けた部材を使用することができる。 【0010】 【実施例】以下、実施例によりさら詳細に説明するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。図1は本発
明の一実施例に用いる装置を示す概念図であり、図2は
本発明の一実施例に用いる養生パターンの概念図であ
り、さらに、図3は本発明の一実施例における温度セン
サーの設置部分周りを簡略に示した断面図である。 【0011】図1において、コンクリート部材10を形
成するための型枠13内にはコンクリートが打設され、
このコンクリート部材10は断熱材としての養生シート
12で被われている。そして、コンクリート部材10に
は、型枠13を貫通して温度センサー14及び温度セン
サー15が配置され、この温度センサー14により計測
された温度データがボイラー20の制御装置21に送ら
れ、また温度センサー15により計測されたコンクリー
トの温度データが養生槽30の制御装置32に送られ
る。また前記ボイラー20からは蒸気供給管22が養生
シート12まで延長され、ボイラー20の稼動時には蒸
気供給管22を介してその開口端22aから養生シート
12内に加熱蒸気が供給される。 【0012】ここで、前記温度センサー14の配置につ
いて、更に詳細に説明すれば、図3に示したように、温
度感知部分16の先端をコンクリート部材10内に挿入
し、残り部分を型枠13の外に出して、温度感知部分1
6が型枠外の雰囲気と型枠内のコンクリートとの両方に
接触するように配置する。これによって、温度センサー
14は、コンクリートと雰囲気との両方の温度に影響さ
れて、両者の中間的な温度を制御装置21に送る。 【0013】また前記制御装置21には、コンクリート
自体の温度履歴の目標値が、図2に示したような養生時
間とコンクリート自体の温度とのデータとして入力さ
れ、温度センサー14から送られた実測温度が、その時
点における目標値よりも低い場合には、加熱蒸気を養生
シート12内に送るべく、ボイラー20を稼動制御する
ものである。 【0014】さらに、前記養生槽30の槽内には水が満
たされ、水中にはその温度を感知する温度センサー(図
示せず)を配置すると共に、水を加熱するための加熱ヒ
ーター(図示せず)が設置され、水の温度がコンクリー
ト部材10の実測温度よりも低くなると、制御装置32
が加熱ヒーターを稼動して水を加熱し、これにより養生
槽20の槽内温度は常にコンクリート部材10の実測温
度に近似するように制御される。そして、養生槽30に
は、コンクリート部材10に用いたコンクリートから形
成された圧縮強度試験用供試体31がモールドと共に設
置され、圧縮強度試験用供試体31はコンクリート部材
10と同じ温度環境で養生される。 【0015】次に、本発明によるコンクリート部材の管
理方法と作用について説明する。最初に、コンクリート
配合により予め定められたコンクリート温度履歴の目標
値をボイラー20の制御装置21に入力設定する。ま
た、型枠13にコンクリートを打設した後、図1及び図
3のように養生シート12や温度センサー14等を設置
し、圧縮強度試験用供試体31を養生槽30内に設置す
る。 【0016】コンクリートの打設後、温度センサー14
から送られてくる実測温度が、コンクリート温度の目標
履歴を下回ると、制御装置21によりボイラー20が稼
動して、蒸気供給管22を介して加熱蒸気が養生シート
12内に送られる。このとき、温度センサー14から
は、コンクリート温度と雰囲気温度との平均的な温度が
制御装置21に送られるので、コンクリート温度と雰囲
気温度は、両方とも目標履歴を大きく超えることはな
い。 【0017】すなわち、打設直後のコンクリート温度が
低いときに、加熱蒸気を供給すると、コンクリートより
も雰囲気のほうが早く温度上昇して、雰囲気温度は目標
履歴をある程度は超えるが、本発明では、コンクリート
と雰囲気との平均的な温度が制御装置21に送られるの
で、雰囲気温度のみが過剰に高温になることはなく、硬
化初期における急激な温度上昇による、ひび割れや密実
性不足を防止することができる。 【0018】また、所定時間が経過してコンクリート温
度が目標履歴より高くなった場合には、雰囲気温度は目
標履歴より下回るが、この場合にも、コンクリートと雰
囲気との平均的な温度が制御装置21に送られているの
で、雰囲気温度のみが目標履歴を大きく離れて低温にな
ることは無く、雰囲気温度がある程度低下したときに
は、加熱蒸気が供給される。これにより、雰囲気がコン
クリートよりも早く目標履歴を超えるが、大きく上回る
ことは防止される。したがって、コンクリート打設から
所定時間が経過した場合にも、過剰な蒸気養生の防止
と、コンクリートの急激な温度上昇の防止が可能とな
る。 〈実験結果〉図4には本発明の養生管理方法による実験
結果を示し、図5には従来の養生管理方法による実験結
果を示した。両実験では、コンクリートを型枠内に打設
し、これを養生シートで被い、養生シート内に加熱蒸気
を供給できるようにした。 【0019】そして、図4の実験では、圧縮強度試験用
供試体を養生管理する養生槽を設け、この養生槽の温度
をコンクリート部材の実測温度に近似するように管理し
た。また、コンクリート部材自体の温度履歴を管理目標
値として定め、コンクリート部材の実測温度が、管理目
標値に近似するように加熱蒸気の供給量を制御した。 【0020】図4において、コンクリート部材、供試体
A(養生槽内で養生された圧縮強度試験用供試体)およ
び供試体B(養生シート内で養生された圧縮強度試験用
供試体)の温度履歴の実測値と、管理目標値とを示し
た。この図4からは、コンクリート打設初期を除いて、
管理目標値と、コンクリート部材及び供試体Aの実測値
とはほとんど近似していることが判り、逆に、供試体B
の実測値は管理目標値から大きく乖離していることが判
る。 【0021】一方、従来例である図5の実験では、養生
シート内の雰囲気温度の履歴を管理目標値として定め、
雰囲気温度の実測温度が、管理目標値に近似するように
加熱蒸気の供給量を制御した。図5において、コンクリ
ート部材および供試体C(養生シート内で養生された圧
縮強度試験用供試体)の温度履歴の実測値と、管理目標
値とを示した。この図5からは、コンクリート部材及び
供試体Cの両方の実測値が相互に大きく乖離しているこ
とが判る。 【0022】以上のような図4と図5の実験結果を比較
して、本発明の養生管理方法のほうが従来例よりも、良
好な精度で温度管理できることが判った。 【0023】次に、図1及び図3とは異なる実施例につ
いて説明する。図6は、この異なる実施例で用いる装置
を示す概念図であり、図1と同じ構成には同じ符号を付
して、この構成に関する説明は省略する。図6におい
て、コンクリート温度を測定するための温度センサー2
5が型枠13を貫通してコンクリートに接触するように
配置されると共に、雰囲気温度を測定するための温度セ
ンサー26が、養生シート12で囲まれた内部の雰囲気
に接触するように配置されている。そして、温度センサ
ー25,26には温度データ制御装置27が接続され、
この温度データ制御装置27にはボイラーの制御装置2
1が接続される。ここで、温度データ制御装置27は、
両方の温度センサー25,26により計測された温度デ
ータが送られて、両温度データのうちの高いほうをボイ
ラーの制御装置21に送る装置である。なお、温度セン
サー25は、図3の温度センサー14とは異なり、温度
感知部分の全てがコンクリートに接触するように配置す
る。 【0024】次に、図6の装置によるコンクリート部材
の管理方法と作用について説明する。上記と同様に、コ
ンクリート温度履歴の目標値を制御装置21に入力設定
する。そして、型枠13にコンクリートを打設した後、
図6のように養生シート12や温度センサー25,26
等を設置し、圧縮強度試験用供試体31を養生槽30内
に設置する。 【0025】コンクリートの打設後、温度センサー2
5,26からはそれぞれの実測温度が温度データ制御装
置27に送られ、さらに、両方の実測温度のうちの高い
ほうが温度データ制御装置27からボイラー20の制御
装置21に送られる。そして、制御装置21が受信した
実測温度が目標履歴を下回ると、制御装置21によりボ
イラー20が稼動して、蒸気供給管22を介して加熱蒸
気が養生シート12内に送られる。 【0026】すなわち、打設直後のコンクリート温度が
低いとき、雰囲気温度が目標履歴を下回ると養生シート
12内に加熱蒸気が供給され、雰囲気温度が目標履歴に
達すると加熱蒸気の供給が停止する。したがって、雰囲
気温度はコンクリート温度とともに、常に目標履歴を大
きく超えることはなく、初期における急激な温度上昇に
よるコンクリートのひび割れや密実性不足などを防止す
ることができる。 【0027】またコンクリート打設後、時間が経過する
と、コンクリート温度が雰囲気温度を上回ることが多く
なる。そして、コンクリート温度が、目標履歴よりも低
くなると、加熱蒸気が養生シート12内に供給され、こ
のときにも、雰囲気温度がコンクリート温度よりも早く
上昇し、雰囲気温度が目標履歴に達すると加熱蒸気の供
給が停止する。したがって、コンクリート打設後、時間
が経過した場合にも、過剰な加熱蒸気の供給が防止さ
れ、雰囲気温度とコンクリート温度の急激な温度上昇が
防止される。 【0028】 【発明の効果】本発明では、所定のコンクリート配合に
おいて所定時間内に所要強度のコンクリートを得るため
のコンクリート温度履歴を目標値として予め定め、コン
クリート部材の実測温度が、該コンクリート温度履歴の
目標値に近似するように加熱蒸気の供給量を制御するの
で、従来の雰囲気温度を管理する方法と比較して、コン
クリート部材に必要強度を確保する精度を格段に高める
ことができる。 【0029】また本発明では、断熱材で被われた内部の
雰囲気温度と、型枠内のコンクリート温度との、中間的
な温度が、コンクリート温度の目標履歴に近似するよう
に加熱蒸気の供給が制御されるので、例えば、コンクリ
ート部材の温度が目標履歴よりも低い場合には加熱蒸気
を供給し、雰囲気温度のほうが、ある程度目標値を上回
った場合には加熱蒸気の供給が停止される。したがっ
て、本発明では、コンクリート部材の温度が急激に上昇
するのを防止できて、コンクリート部材のひび割れや密
実性低下を防ぐことができる。 【0030】さらに、本発明では、コンクリートと雰囲
気とに各々別に温度センサーを配置し、それぞれの温度
センサーによって感知された温度のうち、高いほうの実
測値が目標履歴よりも低い場合に、加熱蒸気を供給制御
するので、より安いコストで高い品質のコンクリート部
材を製造することができる。 【0031】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例に用いる装置を示す概念図で
ある。 【図2】本発明の一実施例に用いる養生パターンの概略
図である。 【図3】本発明の一実施例における温度センサーの設置
部分周りを簡略に示した断面図である。 【図4】本発明の養生管理方法による実験結果を示し
た。 【図5】従来の養生管理方法による実験結果を示した。 【図6】図1及び図3とは異なる実施例に用いる装置を
示す概念図である。 【符号の説明】 10 コンクリート部材 12 養生シート(断熱材) 13 型枠 14,25,26 温度センサー 16 温度感知部分 20 ボイラー 21 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−90485(JP,A) 特開 昭60−77184(JP,A) 実開 昭59−69936(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 コンクリート部材用の型枠内にコンクリ
    ートを打設し、該型枠を断熱材で被い、該断熱材で被わ
    れた内部の温度が所定温度よりも低い場合に加熱蒸気を
    供給してコンクリート部材を養生管理する方法であっ
    て、 所定のコンクリート配合において所定時間内に所要強度
    のコンクリートを得るためのコンクリート温度履歴を目
    標値として予め定め、 該型枠内にコンクリートを打設した後に該コンクリート
    部材の温度を実測すると共に、前記型枠外の雰囲気の温
    度を実測し、両実測値のうちの高いほうの実測値が該目
    標値よりも低い場合に加熱蒸気の供給を開始し、両実測
    値のうちの高いほうの実測値が該目標値に達すると加熱
    蒸気の供給を停止することを特徴とするコンクリート部
    材の養生管理方法。
JP9843199A 1999-04-06 1999-04-06 コンクリート部材の養生管理方法 Expired - Lifetime JP3499149B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9843199A JP3499149B2 (ja) 1999-04-06 1999-04-06 コンクリート部材の養生管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9843199A JP3499149B2 (ja) 1999-04-06 1999-04-06 コンクリート部材の養生管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000290086A JP2000290086A (ja) 2000-10-17
JP3499149B2 true JP3499149B2 (ja) 2004-02-23

Family

ID=14219627

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9843199A Expired - Lifetime JP3499149B2 (ja) 1999-04-06 1999-04-06 コンクリート部材の養生管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3499149B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100403299B1 (ko) * 2000-09-29 2003-10-30 (주)천일기술단 콘크리트 양생 온도제어방법 및 그 장치
JP2005344437A (ja) * 2004-06-04 2005-12-15 Okumura Corp コンクリートの養生方法
KR100891920B1 (ko) 2007-06-07 2009-04-08 주식회사 구들택 양생시스템
KR100941973B1 (ko) * 2008-01-14 2010-02-11 양상규 증기양생 자동관리시스템 및 이를 이용한 관리방법
CN102642244B (zh) * 2012-04-10 2015-07-08 中南大学 一种低温环境下钢筋混凝土结构养护装置
CN104407653B (zh) * 2014-11-19 2016-08-17 黄河勘测规划设计有限公司 混凝土养护室温、湿度均匀性智能控制系统
JP7016754B2 (ja) * 2018-03-30 2022-02-07 前田建設工業株式会社 コンクリート構造体の養生管理方法
CN108453878B (zh) * 2018-05-11 2020-06-30 四川汇源钢建装配建筑有限公司 一种空心隔墙板的蒸气养护装置及养护方法
CN108983841B (zh) * 2018-08-15 2024-05-14 中国三峡建设管理有限公司 温度控制设备及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000290086A (ja) 2000-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200255348A1 (en) Predetermined temperature profile controlled concrete curing container
JP3499149B2 (ja) コンクリート部材の養生管理方法
Hasan et al. Stress-strain model of concrete damaged by freezing and thawing cycles
JP4806392B2 (ja) 湿潤養生管理システムおよび湿潤養生管理方法
JP2003252691A (ja) コンクリートの養生方法及びその養生装置
CN109664400B (zh) 钢平台牛腿搁置处混凝土加热加湿强度养护装置及方法
EP3669188B1 (en) Method and system for prediction of concrete maturity
JP2001324302A (ja) コンクリート埋込型ひずみゲージおよびコンクリートのひずみ測定方法
CN106032707A (zh) 一种混凝土局部加热养护方法及装置
Dave et al. Development of a flattened indirect tension test for asphalt concrete
JPH0584348B2 (ja)
KR20090092021A (ko) 매스 콘크리트의 균열 제어방법
US20230314018A1 (en) Humidity adjusting device and humidity adjusting method
KR100371896B1 (ko) 온도측정주기를 이용한 난방제어방법
CN104805865B (zh) 基于温度监控的底板裂缝控制方法
JPS6210359Y2 (ja)
JP2004294141A (ja) 高強度コンクリート構造物の強度管理方法
JP2001132230A (ja) 充填鋼管コンクリート柱の寒中施工方法および装置
JP2011058198A (ja) 充填判定方法、充填判定システム及び通信装置
JPH0772723B2 (ja) コンクリ−トの温度予測方法および装置
CN203429563U (zh) 一种墩底大体积混凝土的控温装置
JPH1123504A (ja) フレッシュコンクリートの単位水量及び水セメント比の測定方法
CN110078535A (zh) 一种砼降温专用系统及其智能控制方法
Buys Investigation of a practical application of the Maturity Method to estimate the early-age strength of concrete
WO2019221759A1 (en) Method and apparatus for determining a cure state of concrete

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071205

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081205

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081205

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091205

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101205

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101205

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205

Year of fee payment: 8

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121205

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131205

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term