JPS63141869A - 消火用機関車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は主に製鉄所のコークス工場等で使用される産業
用機関車の機械室の構造に関するものである。

（従来の技術） 第２図は製鉄所のコークス工場で使用されている消火用
機関車の正面図、第３図は第２図の平面図である。

台車台枠１上に機械室２を取付け、機械室２の上に運転
室３を取付けである０台車台枠１には車輪４及び車輪駆
動用の主電動機５を配し、車端６には接続箱７を配しで
ある０機械室２には左側に電気機器を収納した制御盤８
、中央に空気ユニット９及び電源装置１０、右側に空気
圧縮機１１、自動機器用の制御盤８８等を配しである。

台車台枠１の上面には床板１２があり、主電動機５等の
保守及び安全のため一点検穴１３が設けてあり、ふた１
４でふさいである。

第４図は運転室を除いた機械室の平面図、第５図は機械
室の縦断面図である。ｖ＆械型室２天井１５には運転室
３の取付座１６があり、運転室３との犠装用穴１７が設
けである０機械室側面には保守及び機器搬入用に扉１８
が設けである。床板１２には機器取付用取付台１９を設
けである。

機械室の組立は台車台枠１に配管２０、配線２１を布設
し、取付台１９に制御盤８，８ａ、空気ユニット９等を
ネジ２２で取付け、配管２０、配管２１を接続する。内
部機器の取付、接続を終了後、機械室２をかぶせ、台車
台枠１と機械室２を溶接等で固定する。機械室２の上に
運転室３を乗せてボルトで固定する。

組立後の使用現場での保守点検及び検修時の室内機器の
搬出入は扉を開いて行い、扉から出せない大形機器は機
械室天井の犠装用穴から搬出入する。

（発明が解決しようとする問題点） このような構成の機関車においては次のよ゛うな問題が
ある。

■　台車台枠と機械室を溶接一体構造とした場合、大形
重量機器の搬呂入に横移動及び向きの変更を伴い、危険
度も高い。

■　配管、配線の経年劣化による交換の際、大形重量機
器の移動及び搬出が必要で危険度及び保守費が高い。

■　各機器が床上の取付台に取付けられていて、スペー
スが少いため組立２分解時の配管、配線の接続がやりす
らい。

本発明はこのような問題を解消するために保守点検及び
検修時の分解２組立が簡単にできるように各機器の搬出
入を容易にし、作業スペースを大きくしようとするもの
である。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 本発明はその実施例第１図に示す如く制御盤８ｂ、空気
ユニット９８等を天井吊り込み方式とし機器の横移動を
不要にし、床板１２と機器の間を高くして作業スペース
を大きくするものである。

（作　用） 第１図の如く構成された機械室においては各機器が天井
吊り込み形なので機器を横移動することなく垂直に搬出
入でき、床板１２と機器の間が高いので作業スペースが
大きく取れ、配管、配線の接続等組立２分解が楽にでき
る。

（実施例） 以下図面に示した実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。第１図は本発明の一実施例を示す機械室の縦断面
図である。この図において台車台枠１上に機械室２ａを
取付け、台車台枠１の車端６には接続相７を配しである
０機械室２ａの天井１５ａには制御盤８ｂ、空気ユニッ
ト９８等を搬出入するための穴２３を設け、機械室２ａ
の壁２４には制御盤８ｂ、空気ユニット９８等の取付台
２５を設けである０台車台枠１の車端６及び床板１２に
は配管２０．配線２１の貫通穴２６を設けである。

機械室の組立は台車台枠１に配管２０．配線２１を貫通
穴２６を通して布設し、取付台２５を設けた機械　４室
２ａをかぶせ台車台枠１と機械室２ａを溶接等で固定す
る０次に制御盤８ｂ、空気ユニット９ａ、空気圧縮機１
１ａ等を穴２３から搬入し、取付台２５と天井１５ａと
にネジ２２で固定し、配管２０、配線２１を接続する。

組立後の使用現場での保守点検及び検修時の各機器の取
外しは配管、配線の接続を外し、ネジ２２を外して天井
から吊り上げる。

以上説明した実施例の機械室の構成においては機器の取
付が天井吊り込み形なので組立２分解時の横移動が不要
で、床板と機器の間のスペースが大きいので配管、配線
の接続作業が楽である。

〔発明の効果〕

本発明は以上説明したように各機器の取付が天井吊り込
み形なので機器の分解、再組立時の横移動及び向きの変
更もなく危険度も少い、また配管。

配線の接続部の作業スペースが大きいので作業が容易で
機器を移動しないで取付けたままで配管。

配線の交換ができるので保守点検及び検修時の分解２組
立が簡単で保守費が軽減できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の縦断面図、第２図は従来の機関車の正
面図、第３図は第２図の平面図、第４図は第３図の詳細
図、第５図は第４図の縦断面図である。 １・・・台車台枠　　　　　２，２ａ・・・機械室３・
・・運転室　　　　　　６・・・車端７・・・接続相８
，８ｇ、８ｂ・・・制御盤９．９ａ・・・空気ユニット
　　１１．ｌｌａ・・・空気圧縮機１２・・・床板　　
　　　　　１５，１５ａ・・・天井１７・・・旙装用穴
　　　　　１８・・・扉１９．２５・・・取付台　　　
　２０・・・配管２１・・・配線　　　　　　　２２・
・・ネジ２３・・・穴　　　　　　　２４・・・壁２６
・・・貫通穴 代理人　弁理士　則　近　憲　佑 同　　三俣弘文 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 台車、台車の上の機械室そのまた上の運転室の３部から
   成る消火機関車の機械室に於いて、機械室の天井に機器
   搬出入用穴を設け、機械室壁に設けた機器取付用台と天
   井で機器を固定し、床（台車上面）から機器を浮かして
   その間に配管、配線等を布設したことを特徴とする消火
   用機関車。