JPS6313921Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6313921Y2 JPS6313921Y2 JP1982040870U JP4087082U JPS6313921Y2 JP S6313921 Y2 JPS6313921 Y2 JP S6313921Y2 JP 1982040870 U JP1982040870 U JP 1982040870U JP 4087082 U JP4087082 U JP 4087082U JP S6313921 Y2 JPS6313921 Y2 JP S6313921Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling air
- drum
- synthetic resin
- wheel
- air passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 37
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 15
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 15
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 9
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は合成樹脂製ハブにドラムブレーキ装置
を内蔵した自動二輪車等のホイールに関するもの
である。
を内蔵した自動二輪車等のホイールに関するもの
である。
合成樹脂製ハブを備えた自動二輪車等のホイー
ルにドラムブレーキ装置を装着する場合にはブレ
ーキングによる発熱を避けるために、ドラムブレ
ーキ装置をホイール本体から隔離して装着する
か、断熱材を介してブレーキドラムを装着する必
要が有る。しかしこの様な構造ではホイールの小
型、軽量化が図れない。
ルにドラムブレーキ装置を装着する場合にはブレ
ーキングによる発熱を避けるために、ドラムブレ
ーキ装置をホイール本体から隔離して装着する
か、断熱材を介してブレーキドラムを装着する必
要が有る。しかしこの様な構造ではホイールの小
型、軽量化が図れない。
そこで本考案は、合成樹脂製ハブにドラムブレ
ーキ装置を内蔵したホイールにおいて、ブレーキ
ドラムの外周と合成樹脂製ハブのドラム装着部の
内周との間に冷却風通路を形成し、前記ドラム装
着部の周壁に該冷却風通路と連通する複数の冷却
風排出口を設け、該冷却風排出口に近接して前記
ドラム装着部の周壁外周に、補強リブを兼ねた冷
却風排出フインを車輪方向に複数設けるとともに
該冷却風排出フインの一側を連設するフランジ部
を周状に設けたことを特徴とし、その目的とする
ところはブレーキドラム外周に強制的に冷却風を
吹き付けて熱放散を良好にして、しかも剛性を有
する小型、軽量化されたホイールを提供するにあ
る。
ーキ装置を内蔵したホイールにおいて、ブレーキ
ドラムの外周と合成樹脂製ハブのドラム装着部の
内周との間に冷却風通路を形成し、前記ドラム装
着部の周壁に該冷却風通路と連通する複数の冷却
風排出口を設け、該冷却風排出口に近接して前記
ドラム装着部の周壁外周に、補強リブを兼ねた冷
却風排出フインを車輪方向に複数設けるとともに
該冷却風排出フインの一側を連設するフランジ部
を周状に設けたことを特徴とし、その目的とする
ところはブレーキドラム外周に強制的に冷却風を
吹き付けて熱放散を良好にして、しかも剛性を有
する小型、軽量化されたホイールを提供するにあ
る。
以下図示の一実施例について説明すると、合成
樹脂製ハブ１は車輪（図示せず）に装着される軸
受２，３とその間に設けられたデイスタンスカラ
ー４を補強プレート５，６を介して組付ける中央
円筒部７と、これを包囲してその間にドラムブレ
ーキ装置内蔵室８を形成するドラム装着部９とが
一体に形成されている。
樹脂製ハブ１は車輪（図示せず）に装着される軸
受２，３とその間に設けられたデイスタンスカラ
ー４を補強プレート５，６を介して組付ける中央
円筒部７と、これを包囲してその間にドラムブレ
ーキ装置内蔵室８を形成するドラム装着部９とが
一体に形成されている。
ドラムブレーキ装置内蔵室８にはブレーキドラ
ム１０が収納され、該内蔵室８の奥内壁に締付用
インサートボルト１１とナツト１２により固定さ
れている。このドラム締付部周囲にはブレーキン
グによる熱伝導を緩和するためのヒートゲート
（薄肉部）１３を設ける。
ム１０が収納され、該内蔵室８の奥内壁に締付用
インサートボルト１１とナツト１２により固定さ
れている。このドラム締付部周囲にはブレーキン
グによる熱伝導を緩和するためのヒートゲート
（薄肉部）１３を設ける。
ドラム装着部９の内周には車軸方向にブレーキ
ドラムガイドリブ１４を複数本形成し、ドラム装
着部９の内周、ブレーキドラム１０の外周および
該リブ１４とにより冷却風通路１５を形成する。
またこの通路１５の口縁のドラム装着部９とブレ
ーキドラム１０との間にはラビリンス板１６がか
しめられて固着されており、冷却風通路１５に冷
却風が導入され易くなつている。冷却風通路１５
の奥内部のドラム装着部９の内周とブレーキドラ
ム１０の外周との間にはダストシールリング１７
が設けられている。
ドラムガイドリブ１４を複数本形成し、ドラム装
着部９の内周、ブレーキドラム１０の外周および
該リブ１４とにより冷却風通路１５を形成する。
またこの通路１５の口縁のドラム装着部９とブレ
ーキドラム１０との間にはラビリンス板１６がか
しめられて固着されており、冷却風通路１５に冷
却風が導入され易くなつている。冷却風通路１５
の奥内部のドラム装着部９の内周とブレーキドラ
ム１０の外周との間にはダストシールリング１７
が設けられている。
ドラム装着部９の周壁には冷却風通路１５と連
通する冷却風排出口１８が複数設けられており、
またドラム装着部９の周壁外周には、該排出口１
８に近接しては冷却風排出フイン１９及びフラン
ジ部２５が補強リブを兼ねて設けられている。即
ち、冷却風排出口１８を挟んで冷却風排出フイン
１９が車軸方向に複数設けられるとともに該排出
フイン１９の一側を連設するフランジ部２５が周
方向に設けられており、該排出フイン１９及びフ
ランジ部２５とで合成樹脂製ハブ１は剛性のある
構造となり、車輪回転力による周方向たわみやね
じれなどを防ぐことができ、合成樹脂製の軽量ハ
ブでも強度が向上する。
通する冷却風排出口１８が複数設けられており、
またドラム装着部９の周壁外周には、該排出口１
８に近接しては冷却風排出フイン１９及びフラン
ジ部２５が補強リブを兼ねて設けられている。即
ち、冷却風排出口１８を挟んで冷却風排出フイン
１９が車軸方向に複数設けられるとともに該排出
フイン１９の一側を連設するフランジ部２５が周
方向に設けられており、該排出フイン１９及びフ
ランジ部２５とで合成樹脂製ハブ１は剛性のある
構造となり、車輪回転力による周方向たわみやね
じれなどを防ぐことができ、合成樹脂製の軽量ハ
ブでも強度が向上する。
合成樹脂製ハブ１の外周中央部には合成樹脂製
リムと一体成形されたスポーク２０が嵌合固着さ
れてホイールを構成している。またこのハブ１の
ブレーキドラム１０の取付側と反対の外周端部に
は駆動力伝達用のスプロケツト２１がボルト２２
とナツト２３にて締結されており、また軸受３の
外側にはダストシール２４が設けられている。
リムと一体成形されたスポーク２０が嵌合固着さ
れてホイールを構成している。またこのハブ１の
ブレーキドラム１０の取付側と反対の外周端部に
は駆動力伝達用のスプロケツト２１がボルト２２
とナツト２３にて締結されており、また軸受３の
外側にはダストシール２４が設けられている。
したがつてスプロケツト２１に伝達された回転
力にてホイールが回転すれば冷却風排出フイン１
９にて冷却風排出口１８を介して冷却風通路１５
内の空気は吸引され、ラビリンス板１６とドラム
装着部９の口縁から冷却風通路１５内に外気が導
入されるからブレーキドラム１０は強制的に冷却
されブレーキングにより生じた熱が放散される。
力にてホイールが回転すれば冷却風排出フイン１
９にて冷却風排出口１８を介して冷却風通路１５
内の空気は吸引され、ラビリンス板１６とドラム
装着部９の口縁から冷却風通路１５内に外気が導
入されるからブレーキドラム１０は強制的に冷却
されブレーキングにより生じた熱が放散される。
本考案は以上のように合成樹脂製ハブのドラム
装着部とブレーキドラムとの間に冷却風通路を備
え、この通路と連通する冷却風排出口をドラム装
着部周壁に形成し、該冷却風排出口に近接して前
記ドラム装着部の周壁外周に、補強リブを兼ねた
冷却風排出フインを車軸方向に複数設けたので、
ホイールの回転によつて車輪回転方向で該排出フ
イン間の空気を巻き込む様にして車輪回転遠心力
で該空気を外方へはき出すようになるので、冷却
風通路内の空気は冷却風排出口から強制的に吸引
され、これにより冷却風通路にブレーキドラム装
着部の口縁側から外気が導入されブレーキドラム
の冷却性能が向上し、しかもドラム装着部の周壁
外周に冷却風排出フインと該排出フインの一側を
連設するフランジ部とを設けたとにより、ドラム
装着部をリブ効果によつて補強することができ、
合成樹脂製ハブは剛性のある構造となり、車輪回
転力による周方向たわみやねじれ等を防止できる
ので、合成樹脂製の軽量ハブであつても強度が向
上し、コンパクトかつ軽量のホイールを得ること
ができる。
装着部とブレーキドラムとの間に冷却風通路を備
え、この通路と連通する冷却風排出口をドラム装
着部周壁に形成し、該冷却風排出口に近接して前
記ドラム装着部の周壁外周に、補強リブを兼ねた
冷却風排出フインを車軸方向に複数設けたので、
ホイールの回転によつて車輪回転方向で該排出フ
イン間の空気を巻き込む様にして車輪回転遠心力
で該空気を外方へはき出すようになるので、冷却
風通路内の空気は冷却風排出口から強制的に吸引
され、これにより冷却風通路にブレーキドラム装
着部の口縁側から外気が導入されブレーキドラム
の冷却性能が向上し、しかもドラム装着部の周壁
外周に冷却風排出フインと該排出フインの一側を
連設するフランジ部とを設けたとにより、ドラム
装着部をリブ効果によつて補強することができ、
合成樹脂製ハブは剛性のある構造となり、車輪回
転力による周方向たわみやねじれ等を防止できる
ので、合成樹脂製の軽量ハブであつても強度が向
上し、コンパクトかつ軽量のホイールを得ること
ができる。
図は本考案の一実施例を示すもので、第１図は
一部を切欠いた正面図、第２図は断面側面図であ
る。 １は合成樹脂製ハブ、８はドラムブレーキ装置
内蔵室、９はドラム装着部、１０はブレーキドラ
ム、１５は冷却風通路、１８は冷却風排出口、１
９は冷却風排出フイン、２５はフランジ部であ
る。
一部を切欠いた正面図、第２図は断面側面図であ
る。 １は合成樹脂製ハブ、８はドラムブレーキ装置
内蔵室、９はドラム装着部、１０はブレーキドラ
ム、１５は冷却風通路、１８は冷却風排出口、１
９は冷却風排出フイン、２５はフランジ部であ
る。
Claims (1)
- 合成樹脂製ハブにドラムブレーキ装置を内蔵し
たホイールにおいて、ブレーキドラムの外周と合
成樹脂製ハブのドラム装着部の内周との間に冷却
風通路を形成し、前記ドラム装着部の周壁に該冷
却風通路と連通する複数の冷却風排出口を設け、
該冷却風排出口に近接して前記ドラム装着部の周
壁外周に、補強リブを兼ねた冷却風排出フインを
車軸方向に複数設けるとともに該冷却風排出フイ
ンの一側を連設するフランジ部を周状に設けたこ
とを特徴とするホイール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4087082U JPS58143701U (ja) | 1982-03-23 | 1982-03-23 | ホイ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4087082U JPS58143701U (ja) | 1982-03-23 | 1982-03-23 | ホイ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58143701U JPS58143701U (ja) | 1983-09-28 |
| JPS6313921Y2 true JPS6313921Y2 (ja) | 1988-04-20 |
Family
ID=30052072
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4087082U Granted JPS58143701U (ja) | 1982-03-23 | 1982-03-23 | ホイ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58143701U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0428826Y2 (ja) * | 1985-06-18 | 1992-07-14 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4844903A (ja) * | 1971-10-04 | 1973-06-27 | ||
| JPS4995085A (ja) * | 1972-12-08 | 1974-09-10 |
-
1982
- 1982-03-23 JP JP4087082U patent/JPS58143701U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4844903A (ja) * | 1971-10-04 | 1973-06-27 | ||
| JPS4995085A (ja) * | 1972-12-08 | 1974-09-10 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58143701U (ja) | 1983-09-28 |
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