JPS6313906B2 - - Google Patents

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JPS6313906B2
JPS6313906B2 JP57132398A JP13239882A JPS6313906B2 JP S6313906 B2 JPS6313906 B2 JP S6313906B2 JP 57132398 A JP57132398 A JP 57132398A JP 13239882 A JP13239882 A JP 13239882A JP S6313906 B2 JPS6313906 B2 JP S6313906B2
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JP
Japan
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signal
rope
drive
electric motor
circuit
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Hiroshi Kamaike
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Control Of Multiple Motors (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は第1及び第2の駆動シーブにロープ
を巻き掛けてかごを昇降させるロープ式エレベー
タに関するものである。
ロープ式エレベータにおいては、かごはロープ
と駆動シーブとの摩擦力によつて昇降される。そ
して、この摩擦力はロープと駆動シーブとの接触
圧力によつて変動するものである。
ところで、最近、省資源、省エネルギーの観点
からかご軽量化が図られている。これに伴つて、
上記接触圧力が低下し、かごを起動・停止させる
ために必要にして十分な摩擦力が得られず、ロー
プと駆動シーブとの間にスリツプが生ずることが
危惧されている。
このための対策として、従来、第1図に示すと
おり、第1及び第2の駆動シーブを設け、これら
の駆動シーブとロープとの摩擦力によつてかごを
昇降させる方式が提案されている。
すなわち、第1図において、1はかご、2はこ
のかご1に一端が結合されたロープ、3はこのロ
ープ2の他端に結合されたつり合おもり、4はロ
ープ2が巻き掛けられた半径r1の第1駆動シー
ブ、5はこの第1駆動シーブ4を駆動する誘導電
動機からなる第1電動機、6はロープ2が巻き掛
けられた半径r2の第2駆動シーブ、7はこの第2
駆動シーブ6を駆動する誘導電動機からなる第2
電動機、8は第1駆動シーブ4の回転軸に連結さ
れ、回転数に比例した信号を発する回転計、9は
かご1を運転するための基準信号である基準速度
信号を発生するパターン発生回路、10は回転計
8の信号とパターン発生回路9の基準速度信号と
を比較する比較器、11はこの比較器の出力信号
に基づいて第1電動機5及び第2電動機7を一括
して制御する制御回路である。
上記のとおり構成されたロープ式エレベータの
駆動装置において、パターン発生回路9の基準速
度信号と回転計8の信号とを比較し、この比較結
果に基づいて制御回路8によつて第1電動機5及
び第2電動機7を制御してかご1を昇降駆動する
ものである。このようにして、1組の制御回路1
1で第1及び第2の電動機5,7を駆動する場合
は、第1電動機5及び第2電動機7は同一仕様の
ものが使用され、また、第1駆動シーブ4及び第
2駆動シーブ6も同一仕様のものが使用されるの
が通例である。したがつて、制御回路11によつ
て制御される第1電動機5の回転数n1と第2電動
機7の回転数n2は同じ値になる。また、第1駆動
シーブ4の半径r1と第2駆動シーブ6の半径r2
同じであるから周速度は等しくなる。
すなわち、 r1=r2、n1=n2、2πr1n1=2πr2n2 このようにしてロープ2は上式で表わされる周
速度で駆動される。
ところで、ロープ2との接触圧力の差によつ
て、第1駆動シーブ4の摩耗が進み、半径r1<半
径r2になつたとする。第1電動機5及び第2電動
機7は同じ回転数になるように制御されているか
ら、上述の半径r1と半径r2との差は、第1駆動シ
ーブ4と第2駆動シーブ6の周速度の差となる。
一方、第1駆動シーブ4と第2駆動シーブ6はロ
ープ2を介して接続されているので、上述の周速
度の差はいずれかの駆動シーブとロープ2との間
にスリツプを生ずることになる。例えば、第2駆
動シーブ6とロープ2の間にスリツプがないとす
れば、ロープ2の速度は第2駆動シーブ6と同じ
になるので、第1駆動シーブ4とロープ2との間
に差が生ずる。この差が第1駆動シーブ4におけ
るスリツプとなり、ロープ2が異常摩耗したり、
第1駆動シーブ6がロープ2との接触面を損傷し
たりして、寿命を縮めるという不具合があつた。
この発明は上記不具合点に鑑みなされたもので
あり、第1及び第2の複数の駆動シーブにロープ
を巻き掛けてかごを昇降させるロープ式エレベー
タにおいて、ロープと各駆動シーブとがスリツプ
しない状態のときに、第1及び第2の駆動シーブ
間の回転数の比を検知し、この回転数の比によつ
て上記駆動シーブのうちのいずれかの回転数を補
正するようにして、第1及び第2の駆動シーブの
ロープに作用する周速度を揃え、これによつてス
リツプの発生を防止してロープ及び駆動シーブの
延命を図ることを目的とするものである。
第2図及び第3図はこの発明の一実施例を示
す。
まず第2図において、第1図と同一符号は同一
又は相当部分を示し、1aはかご1の下に設けら
れた常閉接点を有する軽負荷検出器で、積載荷重
が軽いときは閉成し、所定荷重を越えたとき作動
して開放される。1bは軽負荷検出器1aと同様
に設けられた常開接点を有する重負荷検出器で、
積載荷重が重いとき閉する。21は三相交流の動
力電源、22はこの動力電源21をサイリスタで
整流して直流を出力するコンバータ装置、23は
第1電動機5を制御するインバータ装置からなる
第1制御装置で、コンバータ装置22の直流を可
変電圧可変周波数の交流に変換するものである。
24は第2電動機7を制御するインバータ装置か
らなる第2制御装置で、コンバータ装置22の直
流を可変電圧可変周波数の交流に変換するもので
ある。25は第1駆動シーブ4の回転軸に連結さ
れて回転数に比例した直流電圧の信号を発生する
第1回転計、26はこの第1回転計25の信号
V1とパターン発生回路9の信号Vとが比較器1
0で比較された結果を増幅する増幅器、27は第
2駆動シーブ6の回転軸に連結されて回転数に比
例した直流電圧の信号V2を出力する第2回転計
で、同じ回転数に対しては第1回転計25と同じ
信号を出力するものである。28は第1回転計2
5の出力信号V1と、第2回転計27の出力信号
V2とが入力されて第1回転計25の信号1に対す
る第2回転計27の信号V2の比信号V2/V1を出
力する割算回路、29はこの割算回路28の比信
号V2/V1が入力されるゲート回路で、所定の条
件のとき上記比信号V2/V1を出力するものであ
る。30は上記ゲート回路29を駆動するゲート
駆動回路、31はこのゲート駆動回路30によつ
て作動される点弧角制御回路で、サイリスタを制
御してコンバータ装置22の出力電圧を下げ第1
電動機5及び第2電動機を惰性回転させるように
機能するものである。32はゲート回路29から
出力された比信号V2/V1を記憶する記憶装置、
32aは電源に電源に接続された頭初に作動して
記憶装置32に初期値を設定する初期値設定回
路、33はこの記憶装置32の比信号V2/V1
パターン発生回路9の基準速度信号Vとを乗算す
る乗算回路である補正装置、34はこの乗算回路
33の出力信号V×(V2/V1)と、第2の回転計
27の信号V2とを比較する比較器、35はこの
比較器34の出力信号を増幅して第2制御装置2
4を制御する増幅器である。なお、割算回路2
8、ゲート回路29及び記憶装置32は回転数比
を検知し記憶する回転数比検知回路36を構成す
るものである。
第3図はゲート駆動回路30の詳細を示し、図
において、41は一端が第1回転計25の正極に
接続された抵抗器、42は陰極が抵抗器41の他
端に接続されたゼナダイオード、43は一端がこ
のゼナダイオード42の陽極に、他端が接続され
た抵抗器、44はベースがゼナダイオード42の
陽極に接続され、エミツタが接地され、コレクタ
が抵抗器45を介して正の電源46に接続された
トランジスタである。47は抵抗器41,43,
45、ゼナダイオード42及びトランジスタ44
からなる所定速度検知器で、常時は信号線44a
に信号「H」を出力し、第1回転計25の電圧が
ゼナダイオード42のゼナ電位を超えると信号線
44aに信号「L」を出力するものである。48
は一端が第1回転計25の正極に接続されたコン
デンサ、49は反転端子がコンデンサ48の他端
に接続され、非反転端子が抵抗器50を介して接
地され、出力端子と反転端子間に抵抗器51が接
続された演算増幅器、52はコンデンサ48、演
算増幅器49及び抵抗器50,51からなる微分
回路である。53は一端が演算増幅器49の出力
端子に接続された抵抗器、54は陰極が抵抗器5
3の他端に接続されたダイオード、55は一端が
このダイオード54と逆極性に接続されたダイオ
ード、56は反転端子及び非反転端子がそれぞれ
ダイオード54及び55の他端に接続された演算
増幅器、57は一端が演算増幅器56の反転端に
他端が接地された抵抗器、58は一端が演算増幅
器56の非反転端子に他端が接地された抵抗器、
59は抵抗器53,57,58、ダイオード5
4,55及び演算増幅器56からなる絶対値増幅
器で、微分回路52から出力される正、負の信号
を常に正信号として出力するものである。60は
一端が演算増幅器56の出力端子に接続された抵
抗器、61はこの抵抗器60の他端に反転端子が
接続され、非反転端子が62を介して基準電圧で
ある正の低電圧が印加された演算増幅器、63は
抵抗器60,62及び演算増幅器61からなる比
較器で、絶対値増幅器59の出力が基準電圧より
も低いときは信号線61aに信号「H」が出力さ
れ、逆に高いときには信号「L」が出力される。
64は軽負荷検出器1aと重負荷検出器1bから
なる平列回路の一端が電源46に接続され、他端
が抵抗器65を介して接地された平衡負荷検出回
路で、常時は信号「H」を出力し、かご1とつり
合おもり3が平衡する荷重がかご1に載つたとき
は信号「L」を出力するものである。66は信号
線44a及び64aが反転入力端子に、信号線6
1aが非反転入力端子に接続されたAND素子で、
かご1が所定速度で昇降しており、かご1の加速
度が所定値以下になつており、かつ、かご1に平
衡荷重が載つているとき信号「H」が出力される
ものである。67は常時信号「L」が出力され、
AND素子66から信号「H」が出力されると所
定時間信号「H」を出力してゲート回路29及び
点弧角制御回路31を作動させるタイマ回路であ
る。
上述のとおり構成されたロープ式エレベータの
動作について述べる。
まず、電源が投入されると、初期値設定回路3
2aが作動して記憶装置32に比信号V2/V1
1を記憶させる。
次に、かご1が平衡荷重を載せて昇降する場合
について述べると、軽負荷検出器1a及び重負荷
検出器1bが共に開放されて、信号線64aに信
号「L」が出力される。かご1を運転する運転指
令が出されると、パターン発生回路9から基準速
度信号Vが出され、第1回転計25による実速度
信号V1と比較器10で比較され、更に増幅器2
3を介して第1制御装置23に入力される。第1
電動機5はこの第1制御装置23に制御されて第
1駆動シーブ4を回転させてかご1を駆動する。
また、パターン発生回路9の基準速度信号は乗算
器33で比信号V2/V1と乗算され、この乗算結
果と第2回転計27による実速度信号V2とが比
較器34で比較される。第2駆動機7はこの比較
結果に基づいて制御されて第2駆動シーブ6を介
してかご1を駆動する。かご1が加速されるに伴
つて第1回転計25の実速度信号1は第4図aの
とおり増加し、微分回路52からは第4図bのと
おり負の信号が出力される。この負の信号は絶対
値増幅器59によつて第4図cのとおり正の信号
に変換される。この正の信号が比較器63の基準
電圧より高くなると第4図dのとおり信号線61
aの信号は「H」から「L」に変わる。
かご1がほぼ全速に近ずいて、第1回転計25
の実速度信号V1がゼナダイオード42のゼナ電
位以上になると、信号線44aの信号は第4図e
のとおり「H」から「L」に変わる。また、微分
回路52の出力も零となつて信号線61aの信号
は「L」から「H」に変わる。このときAND素
子66へは、信号線44aによつて信号「L」
が、信号線61aによつて信号「H」が、また、
信号線64aによつて信号「L」がそれぞれ入力
されて、AND素子66から信号「H」が出力さ
れ、タイマ回路67からは、第4図fのとおり所
定時間信号「H」が出力される。そして、この信
号「H」がゲート駆動回路30から出力されて点
弧角制御回路31を作動させ、コンバータ装置2
2の出力電圧を減少させて第1電動機5及び第2
電動機7の回転力を零にし、惰性で回転させると
共に、ゲート回路29を作動させて記憶装置32
に初期設定されている比信号V2/V1を割算回路
28の比信号V2/V1に書き換える。すなわち、
記憶装置32には第1駆動シーブ4及び第2駆動
シーブ6がそれぞれロープ2と接する面の周速度
の比に対応した信号が記憶される。ゲート駆動回
路30の信号が再び「L」になるとゲート回路2
9が復帰するので、記憶装置32の記憶内容が、
その後に割算回路28の比信号によつて書き換え
られるということはない。また、上記ゲート駆動
回路30の信号「L」によつて点弧角制御回路3
1も復帰し、コンバータ装置22からは所定の直
流電圧が再び出力される。第2電動機7は新たに
記憶された比信号V2/V1で乗算されて補正され
た基準速度信号Vx(V2/V1)によつて制御され
る。
目的階に近ずくと、かご1は徐々に減速され、
やがて停止する。これに伴つて微分回路52の出
力、絶対値増幅器59の出力、信号線61aの信
号及び信号線44aの信号はそれぞれ第4図b,
c,d及びeのとおり変化する。
次に軽荷重又は重荷重がかご1に積載された場
合について述べる。
軽荷重又は重荷重の場合は、軽荷重検出器1a
又は重荷重検出器1bが閉成されて信号線64a
には信号「H」が出力されているため、信号線4
4a,61aには無関係にAND素子66は常に
信号「L」を出力するので、記憶装置32の内容
が書き換えられることはない。また、コンバータ
装置22の出力電圧が減少されることはない。そ
して、平衡負荷の場合に述べたと同様にしてパタ
ーン発生回路9の基準速度信号Vは記憶装置32
に既に記憶されている比信号V2/V1との乗算に
よつて補正され、この補正された基準速度信号に
よつて第2電動機7が制御されるのである。
上記実施例によれば、それぞれ独立して回転す
る第1駆動シーブ4及び第2駆動シーブ6でかご
1を吊持するロープ2を駆動するエレベータにお
いて、第1駆動シーブ4は、パターン発生回路9
の基準速度信号によつて制御される第1電動機5
で駆動され、第2駆動シーブ6は、惰性回転時に
おける第1駆動シーブ4に対する第2駆動シーブ
6の回転数の比で上記基準速度信号を乗算し、こ
の乗算結果によつて制御される第2電動機5で駆
動されるようにしたので、第1駆動シーブ4及び
第2駆動シーブ6がそれぞれロープ2に作用する
周速度を揃えることができ、これによつてスリツ
プの発生を防止し、ロープ及び駆動シーブの延命
を図ることができる。
また、第1電動機4及び第2電動機6の回転力
は平衡負荷時で、かご1がほぼ全速度に達してい
るときに減少されるとしたので、乗客にシヨツク
を与えることなくかご1は円滑に運転されるもの
である。
なお、上記実施例においては、比信号V2/V1
は平衡負荷時で、かご1がほぼ全速度になつたと
きの値V2/V1が記憶装置32に記憶されるとし
たが、特にこれに限られるものではなく、回転数
の比を用いるものであるから加・減速時でも、一
旦第1電動機4及び第2電動機6の回転力を減少
させることにより、上記比信号を得ることができ
る。また、第1電動機4及び第2電動機6の回転
力を減少させるのは短時間であるからかご1の負
荷には無関係に上記比信号を得ることができるも
のである。
更にまた、記憶装置32は第1電動機5と第1
駆動シーブ4及び第2電動機7と第2駆動シーブ
6との間の連結部にそれぞれクラツチ機構を設
け、このクラツチ機構で上記連結部が切り離され
たときに比信号V2/V1を記憶するとしても上記
実施例と同様に目的を達することができる。
更にまた、記憶装置32は第1駆動シーブ4及
び第2駆動シーブ6の駆動力がそれぞれロープ2
との最大摩擦力以下に減少されたときに比信号
V2/V1を記憶するものとしてもよい。このよう
にすれば、駆動力の減少変化が少ないので、乗心
地を害する程度が少なくなるという利点を有す
る。
更にまた、上記実施例では第1電動機5と第1
駆動シーブ4の間、及び第2電動機7と第2駆動
シーブの間にそれぞれ減速機を介在させない、い
わゆる歯車なしエレベータについて述べたが、上
記減速機が介在する歯車付エレベータにこの発明
を適用した場合でも同様に機能することは明らか
である。
更にまた、上記実施例では、パターン発生回路
9の基準速度信号Vを回転数の比信号V2/V1
補正した信号で第2電動機7を制御するとした
が、回転数の比信号をV1/V2とし、この比信号
V1/V2で上記基準速度信号Vを補正した信号で
第1電動機5を制御するようにしても同様に機能
することは明らかである。
なお、第1駆動シーブと第1電動機、並びに第
2駆動シーブと第2電動機は、それぞれ1台以上
あれば何台でもよいものである。
この発明は以上述べたとおり、かご及びつり合
おもりを吊持するロープを摩擦接触により駆動す
る第1及び第2の駆動シーブに第1及び第2の電
動機をそれぞれ独立に連結し、パターン発生回路
から出力される基準信号によつて上記電動機をそ
れぞれ制御するものにおいて、上記ロープと、上
記第1及び第2の駆動シーブ間で、スリツプを起
さない状態のときに、上記第1の駆動シーブと上
記第2の駆動シーブの回転数の比を回転数比検知
回路で検知し、この回転数の比信号で上記駆動シ
ーブのいずれかの回転数を補正するようにしたの
で、ロープとの接触面における第1及び第2の駆
動シーブの周速度が揃えられて、周速度の差に基
づくスリツプによつてロープ及び駆動シーブが摩
耗するのを阻止でき、長寿命を期待できるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来提案されたロープ式エレベータの
概念を示すブロツク図、第2図及び第3図はこの
発明の一実施例を示し、第2図は第1図相当図、
第3図は第2図の一部を詳細に示す回路図、第4
図は第3図に示す回路の説明用図である。 図中、1はかご、2はロープ、4は第1駆動シ
ーブ、5は第1電動機、6は第2駆動シーブ、7
は第2電動機、9はパターン発生回路、23は第
1制御装置、24は第2制御装置、36は回転数
比検知回路である。なお、図中同一符号は、同一
部分又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 かごを吊持するロープ、このロープと摩擦接
    触し、それぞれ独立して回転して上記ロープを同
    一方向へ移動させる第1及び第2の駆動シーブ、
    これらの駆動シーブをそれぞれ回転させる第1及
    び第2の電動機、これらの電動機を制御するため
    の基準信号を発生させるパターン発生回路、上記
    基準信号に応じて上記電動機に印加される電圧を
    それぞれ変化させて速度制御をする第1及び第2
    の制御装置、少なくとも一方の上記電動機の印加
    電圧を上記基準信号に対応した値よりも減少させ
    て上記第1の駆動シーブの回転数V1と上記第2
    の駆動シーブの回転数V2との回転数比V2/V1
    検知する回転数比検知回路、この回転数比検知回
    路の上記検知信号を上記基準信号に乗じた補正信
    号で上記第2の電動機の速度を制御する補正装置
    を備えたロープ式エレベータ。
JP57132398A 1982-07-29 1982-07-29 ロ−プ式エレベ−タ Granted JPS5922867A (ja)

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