JPS6313897Y2 - - Google Patents

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JPS6313897Y2
JPS6313897Y2 JP14467484U JP14467484U JPS6313897Y2 JP S6313897 Y2 JPS6313897 Y2 JP S6313897Y2 JP 14467484 U JP14467484 U JP 14467484U JP 14467484 U JP14467484 U JP 14467484U JP S6313897 Y2 JPS6313897 Y2 JP S6313897Y2
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JP
Japan
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hanger
tray
pouring
mold
reciprocating mechanism
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JP14467484U
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JPS6163358U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、走行レールに移動可能に吊持されて
注湯部において停止した鋳型搬送用ハンガを位置
決めする、鋳型搬送用ハンガの位置決め装置に関
する。
(2) 従来の技術 従来、造型後の鋳型を前記ハンガにより注湯部
まで搬送して注湯する場合、注湯部において作業
者がハンガの揺れを止めて位置決めし、その後溶
解炉から溶湯を汲取つてしている。
(3) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、前記のように手作業により注湯
を行うと、溶湯の発する熱により作業者の疲労が
激しく労働衛生上好ましくない。
そこで無人化した自動注湯装置の採用が考えら
れるが、この場合には前記ハンガを注湯部におい
て確実に位置決めしなければならない。
本考案は上記に鑑み、注湯部においてハンガを
正確に位置決めすることのできる前記装置を提供
することを目的とする。
B 考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本考案は、前記注湯部において前記ハンガの下
方に配設される装置本体に往復動機構を設け、少
なくとも2本の挾持アームを、両アームが前記往
復動機構の往動により起立して前記ハンガを挾持
固定し、また前記往復動機構の復動により倒伏し
て前記ハンガの挾持固定を解除し得るように前記
装置本体に起倒自在に軸支したことを特徴とす
る。
(2) 作用 注湯時には、往復動機構を往動させると挾持ア
ームが起立してハンガが挾持固定され、一方注湯
後には往復動機構を復動させると挾持アームが倒
伏してハンガの挾持固定が解除される。
(3) 実施例 第1〜第3図に示すように、鋳造工場の天井に
は多数の鋳型搬送用ハンガ1を有するトロリ式コ
ンベヤ2が設けられ、注湯部には自動注湯装置3
およびコンベヤ2の下方に位置させてハンガ用位
置決め装置4がそれぞれ配設される。
コンベヤ2は天井に吊持された走行レール5
と、その走行レール5にローラ6を転動自在に係
合させて吊持された複数のハンガ1とを備え、各
ハンガ1間はチエン7により連結され、そのチエ
ン7を牽引することによりハンガ1が走行レール
5に沿つて移動するようになつている。
ハンガ1は一対の水平アーム8を有し、それら
水平アーム8間を連結する一対のアングル材9の
上端面に位置決めロツド10がそれぞれ固着さ
れ、両ロツド10の両端部は両水平アーム8の側
方へ突出している。
鋳型を載置するトレイ11は、上面に設けられ
た2個一組の鋳型用クランプ金具12と、下面4
隅に設けられた二股状脚部13と、それら脚部1
3により囲繞されるように下面に突設された回止
め用角形凸部14を有し、各脚部13は各位置決
めロツド10の突出部に係脱し得るようになつて
いる。
ハンガ用位置決め装置4は以下に述べるように
構成されている。第4図に明示するように装置本
体15における四角形の上板部16にピストンロ
ツド17を上下方向に伸縮し得るように固定され
た往復動機構としての油圧または空圧式のシリン
ダ18が取付けられ、そのピストンロツド17の
先端部に四角形の基板19が固着される。上板部
16の下面にシリンダ18を挾んで一対の案内筒
20が取付けられ、それら案内筒20に摺合され
た案内ロツド21が基板19の下面に固着され
る。
上板部16上面における各辺の中間部には4本
の支柱22がそれぞれ立設され、各支柱22の上
端部にハンガ1を挾持固定するための挾持アーム
23がその下端部を枢軸24を介して取付けら
れ、これにより各挾持アーム23は支柱22に対
して起倒自在に支持される。支柱22と挾持アー
ム23間には、そのアーム22を倒伏方向へ付勢
するばね38が設けられ、また各支柱22には挾
持アーム23と当接してその倒伏位置を規制する
ストツパ22aがブラケツト41を介して取付け
られる。
基板19上面における各辺の中間部には、各挾
持アーム23を起倒するための作動アーム25が
それぞれ立設され、各作動アーム25の先端部に
は各挾持アーム23と係脱するローラ26が設け
られる。各挾持アーム23には、その倒伏位置で
下縁側に、枢軸24の近傍から所定の長さに亘つ
て延びる凹部23aが形成され、その凹部23a
は挾持アーム23の倒伏時ローラ26と係合して
挾持アーム23の急激な倒伏位置への復帰を緩和
するものである。
また基板19の上面にはモータ27と、それに
より作動する歯車機構28が配設され、その歯車
機構28の出力側はピストンロツド17の延長軸
線と合致する軸線を持つ支軸29に連結される。
その支軸29は基板19と、それに立設されたカ
バー37に軸受39,40を介して回転自在に支
持される。支軸29の上端部にはトレイ11をハ
ンガ1より外し得る持上げ板30が設けられ、そ
の持上げ板30にトレイ11の回止め用角形凸部
14に係脱し得る角形凹部31が形成される。
自動注湯装置3は、溶解炉32の溶湯Mを汲取
る取鍋33と、その取鍋33を上下および水平移
動させるべく案内レール34に沿つて移動するマ
ニプレータ35と、そのマニプレータ35と取鍋
33間に設けられた傾動機構36とを備える。案
内レール34、したがつて取鍋33の水平移動方
向は、溶解炉32等の位置関係より走行レール
5、したがつてトレイ11の移動方向に対し直交
するようになつている。
次に注湯作業について説明すると、造型後の鋳
型としてのシエルモールドをトレイ11に載置す
るときは、トレイ11はその各脚部13をハンガ
1の各位置決めロツド10の突出部に係合させて
ハンガ1に対し位置決めされる。第1,第2シエ
ルモールドS1,S2は直方体状をなし、それらの長
手方向を位置決めロツド10の軸方向、したがつ
てシエルモールドの搬送方向に合せて平行に並べ
てトレイ11に載置され、各クランプ金具12に
よりトレイ11に対して固定される。
走行レール5に沿つて移動するハンガ1が注湯
部において位置決め装置4の真上に至ると、その
ハンガ1は停止する。次いでシリンダ18の往動
によりピストンロツド17を介して基板19が上
昇すると、各作動アーム25も共に上昇するので
各ローラ26が倒伏状態にある各挾持アーム23
に当接してそれを起立させ、これら挾持アーム2
3の先端部がハンガ1の両水平アーム8および両
アングル材9に当接する。これによりハンガ1は
四方から挾持アーム23により挾持固定されて位
置決めされる。
引続く基板19の上昇により持上げ板30の角
形凹部31がトレイ11の角形凸部14に係合す
るとトレイ11の回止めがなされる。
その後、さらに基板19が上昇すると、トレイ
11が持上げ板30により持上げられトレイ11
の各脚部13がハンガ1の各位置決めロツド10
より離脱し、次いでモータ27が駆動すると歯車
機構28を介して支軸29が90゜回転する。この
支軸29の回転によりトレイ11が第5図aの状
態から同図bのように回転して両シエルモールド
S1,S2の向きが90゜変更され、第1シエルモール
ドS1の長手方向が取鍋33の水平移動方向に合致
する。
マニプレータ35および傾動機構36の協働に
より取鍋33で溶解炉32の溶湯Mを汲取つて取
鍋33を第1シエルモールドS1の位置に移動させ
て第1シエルモールドS1の各注湯口Iに順次溶湯
Mを注入する。
第1シエルモールドS1の注湯を終了した後モー
タ27を駆動して第5図cのようにトレイ11を
180゜回転させて取鍋33に対して第1シエルモー
ルドS1と第2シエルモールドS2の位置を入換え、
前記同様に第2シエルモールドS2に注湯する。
第2シエルモールドS2の注湯を終了した後モー
タ27を駆動して第5図dのようにトレイ11を
90゜回転させて第1、第2シエルモールドS1,S2
の位置を注湯前の状態に復帰させる。
その後シリンダ18を復動させてピストンロツ
ド17を介して基板19を下降させると、トレイ
11の各脚部13が位置決めロツド10に係合し
てトレイ11がハンガ1に対して位置決めされ、
次いで持上げ板30の角形凹部31がトレイ11
の角形凸部14より離脱してトレイ11の回止め
が解除され、さらに各作動アーム25の下降によ
り各挾持アーム23がばね力により倒伏してハン
ガ1の挾持固定が解除される。作動アーム25の
下降時、ローラ26が挾持アーム23の凹部23
aに対向すると挾持アーム23は倒伏を開始して
凹部23aがローラ26に係合し、その後は挾持
アーム23は徐々に倒伏度合を強めることになる
ので、挾持アーム23の急激な倒伏位置への復帰
が防止される。
なお、前記実施例のように、シエルモールド
S1,S2の搬送にトロリ式コンベヤ2を用いると、
走行レール5を波形、渦巻形に構成して、狭い場
所でも注湯後のシエルモールドの搬送経路を長く
して溶湯の冷却に必要な時間を確保し得るという
利点がある。また前記実施例においては、4本の
挾持アーム23を用いたが挾持アーム23はハン
ガ1を両側から挾持し得るように少なくとも2本
あればよい。
C 考案の効果 本考案によれば、注湯時において往復動機構を
往動させることにより鋳型搬送用ハンガを挾持ア
ームにより挾持固定し得るので、ハンガの位置決
めを自動的に、且つ正確に行うことができ、これ
により自動注湯装置の採用を可能にして鋳造作業
の安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は全体の正面図、第2図は第1図−線断面
図、第3図はハンガ、トレイおよび持上げ板の関
係を示す分解斜視図、第4図は位置決め装置の要
部の拡大正面図、第5図a〜dは鋳型に対する注
湯工程を示す平面図である。 S1,S2……鋳型としての第1、第2シエルモー
ルド、1……ハンガ、5……走行レール、15…
…装置本体、18……往復動機構としてのシリン
ダ、23……挾持アーム、24……枢軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行レールに移動可能に吊持されて注湯部にお
    いて停止した鋳型搬送用ハンガを位置決めする位
    置決め装置であつて、前記注湯部において前記ハ
    ンガの下方に配設される装置本体に往復動機構を
    設け、少なくとも2本の挾持アームを、両アーム
    が前記往復動機構の往動により起立して前記ハン
    ガを挾持固定し、また前記往復動機構の復動によ
    り倒伏して前記ハンガの挾持固定を解除し得るよ
    うに前記装置本体に起倒自在に軸支してなる、鋳
    型搬送用ハンガの位置決め装置。
JP14467484U 1984-09-25 1984-09-25 Expired JPS6313897Y2 (ja)

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JP14467484U JPS6313897Y2 (ja) 1984-09-25 1984-09-25

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Publication Number Publication Date
JPS6163358U JPS6163358U (ja) 1986-04-30
JPS6313897Y2 true JPS6313897Y2 (ja) 1988-04-19

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JP14467484U Expired JPS6313897Y2 (ja) 1984-09-25 1984-09-25

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