JPS6313878Y2 - - Google Patents

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JPS6313878Y2
JPS6313878Y2 JP1984186717U JP18671784U JPS6313878Y2 JP S6313878 Y2 JPS6313878 Y2 JP S6313878Y2 JP 1984186717 U JP1984186717 U JP 1984186717U JP 18671784 U JP18671784 U JP 18671784U JP S6313878 Y2 JPS6313878 Y2 JP S6313878Y2
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wire rod
wire
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winding
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は線材を捲回して捩りばねを成形する捩
りばね製造装置に関し、特に捩りばねの巻き方向
による線材と捲回工具の係合位置の調整を可能と
した捩りばねの製造装置に関するものである。
[従来技術及びその問題点] 従来の捩りばね製造装置としては、捩りばねを
形成するための線材を送るための送出ローラと送
出ローラによつて送られる線材を捲回す捲回工具
を有するものが一般的である。
このような従来のばね製造装置においては、特
公昭52−15261号の如く、一方方向へのばね捲回
のみしか考慮されておらず、捲回方向を変える事
はできないものであつた。従来の捩りばね製造装
置においては、どうしても捲回方向を変えたい場
合には、送出ローラを駆動するためのギヤ及び線
材の送出方向を案内するガイド等を個々に取り外
す等して移動、位置決めすることにより、線材を
送り出す位置又は送出ローラ自体の位置を変え
て、捩りばねの巻方向を変えると共に、線材の材
質等によつて送出ローラと捲回工具の間隔を変
え、巻角度を調整していた。このため、操作が極
めて面倒であり、又、熟練も必要であるという問
題点があつた。
更に、ばねの材質や太さ等によつて線材の出力
量を変えたり、捲回工具の送り量を変えたりして
いるものはあつたが、捲回方向を変える事はでき
ず、上記と同様に複雑な操作と熟練が必要であつ
た。
[問題点を解決するための手段] 本考案は以上述べた従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は捩りばねの巻方向を
変える際に、極めて簡単な操作で線材の送出方向
を変えることができる捩りばね製造装置を提案す
ることにある。
上述の問題点を解決する一手段として本考案は
以下の構成を備える。
即ち、線材を捲回工具13に係合させ、捲回工
具13が上昇または下降しながら回転することに
よつて所用の巻数だけ線材を捲回し、捩りばねを
成形する捩りばね製造機であつて、線材を前記捲
回工具13方向に送る1組の送出ローラ2a,2
bと、該1組の送出ローラ2a,2bと捲回工具
13間の所定の送出装置で線材を切断する切断手
段11,12とを一体構造とした線材送出部23
と、一方端部近傍を該線材送出部23の一方の送
出ローラ駆動軸に回動自在に軸支された連結部材
24と、該連結部材24の他方端部近傍を回動自
在に軸支する線材送出部回動軸8とを備える。
[作用] 以上の構成において、連結部材24の係合によ
り、線材送出部23を該線材送出部回動軸8を回
動中心として所定量回動可能とするとともに、線
材送出部23を連結部材24を軸支する送出ロー
ラの一方駆動軸を回動中心として回動可能とし、
捩りばねの線材の材質及び巻き方向により捲回工
具14と線材送出部23との係合位置の調整を可
能とした。
[実施例] 以下、本考案を好適な一実施例を示す図面を用
いて詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例に係る捩りばね製造
装置の概略を示す図である。
図において、1は捩りばねを形成するための線
材、2a、2bは対向して設けられた線材1の送
出ローラであり、ローラ2a,2b間で線材1を
挟み込んで線材1を一定の力で捲回工具13方向
に送り出す。送出ローラ2a,2bの回転軸3
a,3bには夫々同一歯数のギヤ4a,4bが設
けられており、ギヤ4a,4bは常時噛合してい
る。また、ギヤ4aは線材送出部回動軸8に軸支
されたギヤ9と常時噛合しており、線材送出部回
動軸8の回転に従つて回転する。更に、線材送出
部回動軸8に軸支されたギヤ7は送出モータ5の
駆動軸に軸支されたギヤ6と常時噛合している。
このため、送出モータ5が回転すると、該モー
タ5の駆動軸に軸支されたギヤ6が回転し、この
回転はギヤ7を介して線材送出部回動軸8に伝達
される。更にギヤ9が回転し、これがギヤ4a,
4bに伝達され、送出ローラ2a,2bが線材を
捲回工具13方向に送出する如く同じ回転数で回
転する。これによつて線材1が捲回工具13方向
に送り出される。
なお、10は送出ローラ2a,2bによつて送
られる線材1を一定方向に案内するガイドであ
る。11,12で線材切断手段を形成しており、
この部分で捩りばね成形後に線材1を切離すもの
である。11はカツター、12は線材保持具であ
る。このカツター11はエアシリンダ等によつて
前進及び後退し線材切断作業を行う。
13はガイド10を通して送られた線材1を捲
回して捩りばねを成形する捲回工具であり、第1
図に示す如く2段の円柱形を成し、下部に位置す
る径の細い芯金14の部分でばねを成形する。1
5は捲回工具13に成形された突出部であり、こ
の突出部15で線材1の一端をくわえ込み芯金1
4によつて捲回すものである。捲回工具13は回
転軸16を介してDCサーポモータである巻軸モ
ータ17に連結されており、巻軸モータ17の回
転に従つて捲回工具13も回転する。
18はDCサーボモータより成る上下モータで
ある。上下モータ18の回転軸19先端にはピニ
オンギヤ20が設けられており、このピニオンギ
ヤ20が第1図に示す如く捲回工具13の回転軸
16を回転可能に軸支し、捲回工具13及び巻軸
モータ17を支持するフレーム21の側面に形成
されたラツク22に噛合している。そして、上下
モータ18が回転することにより、ピニオン20
の回転がラツク22に伝達され、フレーム21及
び捲回工具13、モータ17が一体となつて上下
方向に移動するものである。
以上の構造により、一端を捲回工具13の突出
部15にくわえられた線材1が送出ローラ2a,
2bによつて送られると共に、巻軸モータ17に
よつて回転する捲回工具13の芯金14に捲回さ
れ、同時に上下モータ18によつて上昇しつつ図
示の如く捩りばねが成形される。
また芯金14に捲回して捩りばねを成形した後
は、芯金14を所定量逆回転させることにより捩
りばねを戻して自然体とした後、カツター11に
よつて切断され切離されるものである。
さて、本実施例においては、以上の通常のばね
製造機構の他に、ばねの捲回方向がどちらの方向
であつても、簡単な操作で捲回方向の変更ができ
る機構を備えている。
次に、この捲回方向の変更機構の詳細及び動作
を第2図A,Bを参照して以下に説明する。
第2図Aはばねの足の長さが小で、巻き軸が時
計方向回転時の係合図であり、線材1の捲回方向
を図示の矢印方向とした場合の線材送出部23と
捲回工具13の芯金14との関係を示す図であ
る。
一方、第2図Bはばねの足の長さが大で、巻き
軸が反時計方向回転時の係合図であり、線材送出
部23を線材送出部回動軸8を中心に回動させ、
切断工具11,12と捲回工具13との間隔を調
整してばねの足の長さのを長くし、かつ送出ロー
ラ4aの回転軸3aを回動中心として線材送出部
23の向きを調整し、線材1の送る方向を第2図
Aの場合と反対方向とした場合の線材送出部23
と捲回工具13の芯金14との関係を示してい
る。
どちらの場合においても、図示の如く線材送出
部回動軸8と捲回工具13の芯金14とは不動で
あり、両者の位置関係は全く変化しない。そし
て、ばねの足の長さは切断工具11,12と捲回
工具13との間隔を調整して決定する。
本実施例では、第2図A,Bに一点鎖線で示す
如く、送出ローラ2a,2b、回転軸3a,3
b、ギヤ4a,4b、ガイド10及び線材保持具
12、カツター11(第2図不図示)を一体構造
となるよう組み込み、線材送出部23を形成して
いる。そして、連結部材24は線材送出部回動軸
8と線材送出部23の送出ローラ2aの回転軸3
aとに回動可能に軸支されている。このため線材
送出部23全体が、線材送出部回動軸8と回動軸
3a間を連結する連結部材24の係合により、線
材送出部回動軸8を中心にして所定量回動する構
成としてある。
線材送出部回動軸8と捲回工具13の芯金14
とは不動であり、両者の位置関係は全く変化しな
いため、この線材送出部23全体を線材送出部回
動軸8を中心にして所定量回動させることによ
り、芯金14と線材送出部23先端部の切断工具
の線材保持具12との距離Lが変化することにな
る。即ち、ばねの足の長さはこの回動量を変化さ
せ、切断工具11,12と捲回工具13との間隔
を調整することにより容易に変えることができ
る。なお、必要であればこの状態を固定的に保持
するため、不図示の固定部材等で連結部材24の
動きを固定し、回動を禁止すればよい。
その後、回転軸3aを中心として線材送出部2
3全体を回転させ、線材送出部23の芯金14に
対する向きを調整し、送出ローラ2a、2b、ガ
イド10による線材1の送出方向を芯金14と捲
回爪15の間になるように位置合わせする。線材
送出部23は送出ローラ2aの回転軸を中心とし
て自由に変移可能であるため、これらの調整は簡
単かつ迅速に行なえる。
例えば、第2図Aにおいては、線材送出部23
全体を線材送出部回動軸8を中心として芯金14
方向に回動させ、線材保持具12と芯金14との
距離Lが短くなるよう調整されており、ばねの足
の長さが短く調整されている。そして、線材送出
部23の向きは図の上方向(芯金の左方向)に位
置合わせした状態である。
線材送出部23は送出ローラ2aの回転軸3a
を中心として自由に回動可能であるため、これら
の調整は簡単かつ迅速に行なえる。従つて、第2
図Aの状態において、線材送出部23の向きのみ
を変えて、線材1を送る方向を第2図Bと同じに
することもでき、また第2図Bの状態において線
材1の送る方向を第2図Aの方向とすることも極
めて容易である。
以上のように、本実施例では送出ローラ2a,
2b、回転軸3a,3b、ギヤ4a,4b、ガイ
ド10、線材保持具12、カツター11を一体構
造とし、連結部材24によつて線材送出部回動軸
8を中心に回動可能としたので、線材1の送る方
向の変更及び線材保持具12,カツター11と捲
回工具13との間隔調整が極めて簡単に行えるよ
うになる。
このため、ねじの捲回方向の変更及び、ばねの
足の長さの変更が極めて容易に行なえる捩りばね
製造装置が提供できる。
[考案の効果] 以上述べた如く本考案によれば、線材の送出方
向の変更及び送出ローラと捲回工具との間隔調整
が極めて簡単に行え、ねじの捲回方向の変更及
び、ばねの足の長さの変更が極めて容易に行なえ
る捩りばね製造装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る捩りばね製造
装置の構成を示す図、第2図Aは本実施例のばね
の足の長さが小で、巻き軸が時計方向回転時の係
合図、第2図Bは本実施例のばねの足の長さが大
で、巻き軸が反時計方向回転時の係合図である。 ここで、1……線材、2a,2b……送出ロー
ラ、3a,3b,8……回転軸、10……保持ガ
イド、11,12……切断工具、13……捲回工
具、15……捲回爪、23……ケース、24……
連結部材である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 線材を捲回工具13に係合させ、捲回工具13
    が上昇または下降しながら回転することによつて
    所用の巻数だけ線材を捲回し捩りばねを成形する
    捩りばね製造機であつて、 前記線材を前記捲回工具13方向に送る1組の
    送出ローラ2a,2bと、該1組の送出ローラ2
    a,2bと前記捲回工具13間の所定の送出位置
    で前記線材を切断する切断手段11,12とを一
    体構造とした線材送出部23と、 一方端部近傍を該線材送出部23の一方の送出
    ローラ駆動軸3aに回動自在に軸支された連結部
    材24と、 該連結部材24の他方端部近傍を回動自在に軸
    支する線材送出部回動軸8とより構成され、 前記連結部材24の係合により前記線材送出部
    23を該線材送出部回動軸8を回動中心として所
    定量回動可能とするとともに前記線材送出部23
    を前記連結部材24を軸支する送出ローラの一方
    駆動軸を回動中心として回動可能とし、捩りばね
    の線材の材質及び巻き方向により前記捲回工具1
    4と前記線材送出部23との係合位置の調整を可
    能としたことを特徴とする捩りばねの製造装置。
JP1984186717U 1984-12-11 1984-12-11 Expired JPS6313878Y2 (ja)

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JP1984186717U JPS6313878Y2 (ja) 1984-12-11 1984-12-11

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JP1984186717U JPS6313878Y2 (ja) 1984-12-11 1984-12-11

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Publication Number Publication Date
JPS61102332U JPS61102332U (ja) 1986-06-30
JPS6313878Y2 true JPS6313878Y2 (ja) 1988-04-19

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ID=30744182

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JP1984186717U Expired JPS6313878Y2 (ja) 1984-12-11 1984-12-11

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5215261A (en) * 1975-07-26 1977-02-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd Method of forming films

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5215261A (en) * 1975-07-26 1977-02-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd Method of forming films

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Publication number Publication date
JPS61102332U (ja) 1986-06-30

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