JPH0681648B2 - コイルスプリング等のコイル加工機のピッチ変換装置 - Google Patents

コイルスプリング等のコイル加工機のピッチ変換装置

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JPH0681648B2
JPH0681648B2 JP63153035A JP15303588A JPH0681648B2 JP H0681648 B2 JPH0681648 B2 JP H0681648B2 JP 63153035 A JP63153035 A JP 63153035A JP 15303588 A JP15303588 A JP 15303588A JP H0681648 B2 JPH0681648 B2 JP H0681648B2
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coil
shaft
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variable transmission
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明子 冨田
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、モータの駆動により回転する芯金に針金線材
を巻き付けて連続的にコイルばねを巻成する巻付式コイ
ル加工機、特に定められた巻数、ピッチ、スプリング長
さ等の設定調整をハンドル部の目盛合わせによりワンタ
ッチで簡単に行うことのできる装置に関する。
(従来の技術) 従来の巻付式コイル加工機は、第2図に示すように、針
金線W′を巻付ける芯金(巻軸)20と、スライド移動台
をねじ21の噛合いにより平行移動するように回転させる
ねじ軸22とを、1つのモータ23から平行した2軸24.25
に動力を取出して同時に連動させるようにしたものが一
般的であったが、単一のモータにより芯金と送り用ねじ
軸を同時に連動させる為芯金に対するねじ軸の回転比率
が常に一定となり、その為これらの設定調整に多大の困
難を伴うという問題点を有していた。
また、第1と第2の2つのモータを用いて第1のモータ
で芯金を回転させるとともに、第2のモータで移動体の
送りねじを駆動させることによって第1.第2のモータの
関係でコイルばねのピッチに応じた速度で回転及び送り
移動させながらコイルばねを巻成する装置(例えば特開
昭59−163044号公報)も公知であるが、この装置は、第
1と第2の2つのモータを用いて両モータの電気的制御
によってピッチが成形されるものであり、その為第1の
モータと第2のモータを駆動してピッチを出そうとすれ
ば第2のモータを駆動させるには高倍率の増巾器、高性
能なセンサー等高価な装置が必要となり、モータも2台
必要なため装置が大型化して機構が複雑になり、コスト
的にも非常に高価なものになり、実用上不利であるとい
う問題点を有する。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、1台
のモータの動力のみで巻軸用芯金とスライド移動用のね
じ軸の回転数、回転比等を設定範囲において自由に変換
調整できるようにして巻数に対するコイルピッチの変
更、巻加工時の回転数の設定及び調整等をハンドル操作
により簡単確実に行うことのできる巻付式コイル加工機
のピッチ変換装置を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明におけるコイルス
プリング等のコイル加工機のピッチ変換装置は、端部を
ホルダーに支持された巻軸からなる芯金4と、この芯金
に平行移動するようにスライド移動台9の送り用ねじ軸
7とを単一のモータ1に連動して回転させることにより
芯金に針金線材Wを巻付けてコイルばねを巻成する装置
であって、前記モータ1から芯金4への連動部に無段変
速機2を設け、この無段変速機の出力軸5側にスライド
移動台9の送り用ねじ軸7を連動させるとともに、前記
無段変速機2の入力軸3側にデジタルスイッチにて設定
可能な回転数センサー12及び設定調整用の操作部13を設
けてなるものである。
(作用) 第1図において、モータスイッチをオンにしてモータ1
が起動されると、連動機構を介して無段変速機2が駆動
され、入力軸3から巻軸用芯金4が回動され、さらに変
速機2の出力軸5から取出された動力は連動軸6を経て
ねじ軸7に伝達され、ねじ軸7を設定した回転数にて回
転駆動させる。ねじ軸7が回転すると、ねじ軸7にねじ
嵌合され且つねじ軸と平行に設けられたガイド8に案内
されてスライド移動台9がねじ軸上をピッチ送りされる
ため、該移動台9に設けられた巻治具10のワイヤー案内
孔10aから供給される針金線材Wは芯金4に巻付けられ
てコイルばねCとなる。
このようなコイルばねCの巻成加工において、無段変速
機2をハンドル13により操作して変速機2の入力軸3に
対する出力軸5の回転数を設定値に基づきセットする
と、回転比率が変換される為コイルばねの長さに対する
ピッチが増減変更する。
(実施例) 本発明の好ましい実施例を図面を参照して説明する。
モータ1と無段変速機2の入力軸3とはチェーンホイー
ル15.16とチェーン17により連動する。巻軸用芯金4は
端部をホルダー14に着脱式に保持されるように嵌合し、
ホルダー14を入力軸3に連動してモータ1の駆動により
連動回転させられる。ホルダー14には、針金線材Wの始
端部を係着する係止ピン14aが突設され、この係止ピン
にコイルの巻始めとなるように針金線材の始端部を係着
させるものである。
無段変速機2の出力軸5とねじ軸7の連動軸6とは、チ
ェーンホイール18.19をチェーン11により連動する。
針金線材Wは、線材供給機(図示省略)から繰り出され
て線ガイドを経て巻治具10に案内され、巻治具10の案内
孔10aから芯金4に巻付けられていく。
モータ1は、サーボモータ、ICモータ等の可変速コント
ロールモータが用いられる。
無段変速機2は、機械式のもので、ハンドルの操作によ
り無段階的に回転出力が変更され、調整されるものが用
いられる。
回転数センサー12は、回転計又はエンコーダー等からな
るもので、巻成コイルの巻数、座巻数、取り個数等をデ
ジタルスイッチに設定し、ピッチに対する長さに対して
はハンドル部の目盛合わせにより調整ができるようにす
る。
(発明の効果) 本発明は、上記のようにモータ1から芯金4への連動部
に無段変速機2を設け、この無段変速機の出力軸5側に
スライド移動台9の送り用ねじ軸7を連動させるととも
に、前記無段変速機2の入力軸3側にデジタルスイッチ
にて設定可能な回転数センサー12及び設定調整用の操作
部13を設けたので、1台のモータのみの動力で巻軸用の
芯金と無段変速機を介してスライド移動用のねじ軸を同
時に所要の回転数をもって駆動させることができるとと
もに、1台のモータでありながらこれらの回転数、回転
比等をハンドル部の操作のみにより変換し調整すること
が可能である。従ってコイル巻数に対するピッチの変更
を簡単且つ迅速に行うことができ、また小数,多品種の
コイルばねに対応が容易となり、熟練を要せず簡単に設
定することが可能となる。而も巻成後においてもピッチ
間隔の不揃い、巻数、巻長さ等のバラツキが少なく、寸
法修正、手直し等の手間も不要となり、構成も簡単でコ
スト的にも有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明におけるコイル加工機のピッチ変換装置
の実施例を示す平面図、第2図は従来の装置の一般的な
一例を示す平面図である。 1……モータ、2……無段変速機 3……入力軸、4……巻軸用芯金 5……出力軸、6……連動軸 7……ねじ軸、8……ガイド 9……スライド移動台、10……巻治具 12……回転数センサー、13……ハンドル 14……ホルダー、W……針金線材 10a……案内孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端部をホルダーに支持された巻軸からなる
    芯金4と、この芯金に平行移動するようにスライド移動
    台9の送り用ねじ軸7とを単一のモータ1に連動して回
    転させることにより芯金に針金線材Wを巻付けてコイル
    ばねを巻成する装置であって、前記モータ1から芯金4
    への連動部に無段変速機2を設け、この無段変速機の出
    力軸5側にスライド移動台9の送り用ねじ軸7を連動さ
    せるとともに、前記無段変速機2の入力軸3側にデジタ
    ルスイッチにて設定可能な回転数センサー12及び設定調
    整用の操作部13を設けてなることを特徴とするコイルス
    プリング等のコイル加工機のピッチ変換装置。
JP63153035A 1988-06-20 1988-06-20 コイルスプリング等のコイル加工機のピッチ変換装置 Expired - Lifetime JPH0681648B2 (ja)

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JPH01317639A JPH01317639A (ja) 1989-12-22
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