JPS63138157A - 内燃機関の傾斜縁制御形燃料噴射ポンプ特に工業用自動車の直接噴射器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｌｌ上二上」】！ 本発明は、特許請求の範囲第１項の上位概念部分に記載
した内燃機関の傾斜制御縁形燃料噴射ポンプ特に工業用
自動車の直接噴射器に関する。

支米立且遺 かかる燃料噴射ポンプはドイツ連邦共和国特許第　１２
５３９５２号公報で知られており、この場合主噴射用プ
ランジャのほかに、パイロット噴射用に設けられた別の
プランジャが採用されており、その制御鍔部がパイロッ
ト噴射終端を制御する。

この燃料噴射ポンプはかなりの構造経費を必要とし、パ
イロット噴射用プランジャおよびばね装置の分だけ延長
された構造高さを必要とする。

が　　コ　　よ−ｒｉｊ　　　へ 本発明の目的は、冒頭に述べた形式の燃料噴射ポンプを
、押し詰めた構造を考慮に入れて構造的に単純にするこ
と、および制御手段によって生ずる噴射の中断が害され
ず、これによって騒音を減少することを保証することに
ある。

。占 本発明によればこの目的は、特許請求の範囲第１項の特
徴部分に記載した手段によって達成される。

及１■と１釆 普通の定容送出し弁の代わりに定圧送出し弁を持った噴
射ポンプは、噴射ノズルに通じる圧力配管が常に完全に
燃料で充填されているという利点を有する。これによっ
てパイロット噴射過程と主噴射過程との間において完全
な噴射の中断を行えなくする中空室ないし空所の形成が
避けられる。

パイロット噴射を生ずる制御手段の形式によって、即ち
ただシリンダにおける開口およびプランジャにおける円
周溝にそれぞれ制御縁を設けるだけで、パイロット噴射
を内燃機関の需要に応じて負荷に関連して制御すること
ができる。

本発明によって得られる利点は特に、単純な制御手段に
よって最も機能的に有効なパイロット噴射が達成される
ことにある。

本発明によれば全体として煩わしいひどい騒音が著しく
低減される。

制御縁相互の特別な経過および一方では燃料孔に対し他
方では開口に対する円周溝の配列は、迅速な制御および
調整を可能とし、これによってパイロット噴射と主噴射
との間をきっちりと分離す一′８正確な噴射量経過が得
られる。

特許請求の範囲の実施態様項に記載された有利な実施態
様によって、相応した溝幾何学形状において任意の個所
で燃料の中断が実現される。

特許請求の範囲第２項記載の処置は、パイロット噴射の
開始が制御されるにも拘わらずパイロット噴射量を十分
に維持するために用いられる。

シリンダにおける円周溝としての追加的な開口は、パイ
ロット噴射の開始により瞬時に制御するため、パイロッ
ト噴射における動的な搬送量部分を減少し、これによっ
てパイロット噴射量が減少される。

１−」Ｌ−懇 以下図面に示した実施例を参照して本発明の詳細な説明
する。

第１図には、燃料圧縮噴射形内燃機関に対する傾斜縁制
御形の燃料噴射ポンプ（２）のポンプ要素（２）が、特
に工業用自動車の直接噴射器として示されている。シリ
ンダ（３）内に軸方向連動および回転連動可能に案内さ
れたプランジャ（４）並びに定圧送出し弁（５）は、プ
ランジャ（０が下死点においてシリンダ（３）に形成さ
れた燃料孔（７）を通して燃料が充填されるポンプ作動
室（６）を境界づけている。

プランジャ（０は噴射を開始する上側の直線制御縁（８
）と、噴射を終了させる下側の傾斜制御縁（９）とを有
している０両方の制御縁（８，９）の間に円周溝（１０
）がある、これは噴射を中断するために燃料孔（７）を
ポンプシリンダ（３）に加工された開口（１１）に接続
する。断面四角形の開口（１りはポンプ作動室（８）お
よびプランジャ（４）にそれぞれ半分づつ面しているプ
ランジャ（４）における縦孔（１２）はポンプ作動室（
８）を傾斜制御縁（９）の下側にある切欠き部分（１３
）に接続している。

第２図、第３図および第４図にはそれぞれ、Ｅ側の直線
制御縁（８）を備えたプランジャ（４）が展開図で示さ
れている。対応している燃料孔（７）および開口（１１
）は一点鎖線で示されている０円周ｙ！（１０）は上側
の直線制御縁（１０ａ）を有し、この制御縁（１０ａ）
は開口（１１）の下側の直線対向制御縁（１１ａ）に対
して平行に延びており、第２図に示した位置において対
向制御縁（Ｉｌａ）に対して小さな間隔を隔てて位置し
ている。この位置において開口（ｌりはポンプ作動室（
８）およびプランジャ（４）に半分づつ面しており、同
時に円周溝（１０）は燃料孔（７）を覆っている。

第３図の位置において、開口（１１）の上側制御縁（１
ｌｂ）がプランジャ（４）の上側制御縁（８）の上側に
位置し、下側対向制御縁（Ｈａ）が円周溝（１０）に位
置しているので、円周溝（１０）が開口（１１）および
燃料孔（７）に接続することによりパイロット噴射量の
搬送は終了する０図示した位置において燃料孔（７）と
円周溝（１０）との間に大きな貫流開口断面端が生ずる
。

第４図の位置において、ポンプ作動室（６）と開口（１
１）との接続が断たれるので、主噴射量の搬送が生ずる
。主噴射の終了はプランジャ（４）における下側の傾斜
制御縁（９）によって制御される。

第５図における上側の傾斜制御縁（８）によって、パイ
ロット噴射搬送の始まりが制御できる。

円周溝（１０）および開口（！りが側応して適用された
傾斜経路となっている。

Ｌ述した実施例において、燃料孔はただパイロット噴射
を止める制御を行う、この制御の際に燃料孔の開口断面
積は次第に減少−するので、静的な搬送開始までの動的
な搬送を減少するために、シリンダ（３）に追加的な開
口（１４）が設けられる（第６図参照）、この円周溝と
して形成された開口（１４）は上側縁（１４ａ）が燃料
孔（７）にその上側部分において接するように燃料孔（
７）に接続されている０円周溝（！４）は開口（１１）
から間隔を隔てて終えており、′全制御工程においてこ
の開口（１１）に接続することはない。

すべての実施例は、プランジャにおいて下側に位置する
一つの傾斜制御縁と対向して位置する二つの燃料孔とを
持った単波形態に関するが、二つの制御縁を持った複流
形態にも使用できる。しかしその場合には円周溝（１０
）および開口（１１）の中断および共同作業を保証する
ために、普通の二つの停止Ｆ溝の代わりに唯一の停止溝
が設けられる。複流形のポンプ要素によれば、搬送終端
の急激な勾配が達成される。

本発明に基づくポンプ要素を盲孔無しのはめ合い孔ノズ
ルと組み合わせることが特に好適である。

場所の都合およびないし製造上の理由から、プランジャ
に加工される円周溝（１０）並びにシリンダにおける開
口（１１）は、ポンプ要素（１）において位置的に更に
下側に置くことができる（図示せず）、即ち円周溝（１
０）をプランジャ（４）の下側縁（９）の下側に設ける
ことができ、その場合開口（１１）並びに別の燃料孔が
対応して配置されねばならない、また燃料孔（７）が主
噴射の搬送終端を決定づける。

【図面の簡単な説明】

第１図は傾斜制御縁で制御される噴射ポンプのポンプ要
素の断面斜視図である。 第２図はパイロット噴射を開始する位置にあるプランジ
ャの展開図である。 第３図は燃料搬送を中断する位置にあるプランジャの展
開図である。 第４図は主噴射を開始する位置にあるプランジャの展開
図である。 第５図および第６図はそれぞれ異なった実施例のプラン
ジャの展開図である。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）送出し弁、シリンダの中に軸方向および回転方向
   に運動可能に案内されカムで作動されるプランジヤ、噴
   射（パイロツト噴射過程）を開始するためにポンプ作動
   室に燃料を供給するために使用するシリンダにおける燃
   料孔を制御する上側に位置する制御縁、噴射（主噴射過
   程）を終了するために燃料孔を制御する下側に位置する
   制御縁、シリンダに加工された開口および噴射を中断す
   るためにこの開口と燃料孔とを接続するプランジヤにお
   ける円周溝を有し、その場合前記開口および燃料孔がシ
   リンダの円周方向に見て後方に、開口が円周溝が燃料孔
   とが交差している間において同時にパイロツト噴射終端
   に相応して円周溝との接続を行うように相対した位置に
   配置されているような内燃機関の傾斜制御縁形燃料噴射
   ポンプ特に工業用自動車の直接噴射器において、 送出し弁が定厚送出し弁（５）として形成され、シリン
   ダ（３）に形成された開口（１１）が、プランジヤ（４
   ）における円周溝（１０）の制御縁（１０ａ）に対して
   平行に延びる下側対向制御縁（１１ａ）を持つた四角形
   をしており、一方ではこの対向制御縁（１１ａ）と円周
   溝（１０）の制御縁（１０ａ）との間に、他方では開口
   （１０）の上側制御縁（１１ｂ）とプランジヤ（４）の
   上側に位置する制御縁（８）との間に形成される貫流開
   口が、制御孔（７）と円周溝（１０）との間に最大の貫
   流開口が存在する搬送行程位置において少なくともほぼ
   同じ大きさをしていることを特徴とする内燃機関の傾斜
   制御縁形燃料噴射ポンプ特に工業用自動車の直接噴射器
   。
2. （２）プランジヤ（４）の上側に位置する制御縁（８）
   が傾斜して形成され、下側に位置する傾斜制御縁（９）
   と鋭角を成し、シリンダ（３）に形成された開口（１１
   ）の制御縁（１１ａ，１１ｂ）およびプランジヤ（４）
   に形成された円周溝（１０）が、プランジヤ（４）の上
   側に位置する制御縁（８）に対して平行に延びているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の燃料噴射ポ
   ンプ。
3. （３）シリンダ（３）に、燃料孔（７）と常に連通しプ
   ランジヤ（４）の上側に位置する制御縁（８）に対して
   平行に延びる別の四角形の開口（１４）が設けられ、そ
   の上側縁（１４ａ）が燃料孔（７）に接していることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項または第２項記載の燃
   料噴射ポンプ。
4. （４）前記開口（１４）が全負荷の方向にほぼ第１の開
   口（１１）まで延びている円周溝として形成されている
   ことを特徴とするを特徴とする特許請求の範囲第３項記
   載の燃料噴射ポンプ。