JPS63138107A - 垂直置き水平置き共用型エンジン - Google Patents

垂直置き水平置き共用型エンジン

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JPS63138107A
JPS63138107A JP28641686A JP28641686A JPS63138107A JP S63138107 A JPS63138107 A JP S63138107A JP 28641686 A JP28641686 A JP 28641686A JP 28641686 A JP28641686 A JP 28641686A JP S63138107 A JPS63138107 A JP S63138107A
Authority
JP
Japan
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engine
crankshaft
oil pump
cylinder
oil
Prior art date
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Application number
JP28641686A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Motoyoshi
本吉 英一
Junzo Igai
猪飼 順造
Yosuke Takahashi
洋介 高橋
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えばV形ディーゼルエンジン等を対象とし
ており、特に垂直置き水平置き共用型エンジン、すなわ
ちクランク軸が概ね垂直になる姿勢と、クランク軸が概
ね水平になる姿勢とで択一的に使用できるエンジンに関
する。
(従来の技術) クランク軸が垂直になる場合の例としては、船外機にエ
ンジンを使用する場合がある。又クランク軸が水平にな
る場合の例としては、船内外機や作業機にエンジンを使
用する場合がある。
そして基本的に同一仕様のエンジンを船内機及び船内外
機の両方に使用する場合、エンジン各部の構造をできる
だけ共通にすることが、製造コストを低減する上で好ま
しい。
(発明が解決しようとする問題点) ところが従来技術では、オイルポンプがベルト(又は中
間ギヤ)を介してクランク軸で駆動されるようになって
おり、クランク軸から離れた位置に設置されている。
そのために水平置きの場合には、エンジン下端部のオイ
ルパンからオイルポンプまでの上下長さ、(すなわち吸
込ヘッド)が長くなり、オイルポンプの吸入効率が低く
なる。
又垂直置きでは、オイルポンプがエンジンの上部に位置
するので、この場合も吸込ヘッドが長くなる。
上記問題を解消するためには、水平置きの場合と垂直置
きの場合とでオイルポンプの位置を変えることが必要に
なるが、ポンプ位置を変更すると、クランクケースやシ
リンダブロックの内部のオイルギヤラリの位置をも変更
しなければならないので、エンジン主体部の大幅な変更
が必要になり、製造コストが増加する。
(問題点を解決するための手段) 上記問題を解決するために、本発明は、エンジン各部を
、クランク軸が概ね垂直になる垂直設置状態と、クラン
ク軸が概ね水平になる水平設置状態とに、択一的に設置
できるように構成し、上記垂直設置状態でのクランク軸
の下側の端部にオイルポンプを併設し、オイルポンプの
被駆動部をクランク軸に直接取り付けたことを特徴とし
ている。
(実施例) 第1図は本発明実施例を採用したエンジンの垂直横断面
図、第2図は第1図の拡大部分図、第3図は第1図の■
−■断面図、第4図は第3図の■−■矢視部分図である
第1図及び第3図の如く、図示のエンジンは75度■形
6気筒ディーゼルエンジンであり、船底の据付台(図示
せず)に据え付けられた状態では、クランク軸1の中心
線rが概ね水平かつ船体前後方向に延びている。第1図
のRはクランク軸中心線rを含む垂直なエンジン中心面
である。qは各シリンダの中心線、Qは3本のシリンダ
中心線qを含む各バンク2(直列に並ぶシリンダ部及び
シリンダヘッド部の列)の中心面である。左右のバンク
中心面Qはエンジン中心面Rに対して対称に位置してい
る。
第1図において、エンジンのブロックは基本的には、2
個のシリンダブロックユニット3と1個の上部クランク
ケース4と1個の下部クランクケース5とで構成されて
いる。各シリンダブロックユニット3はバンク2を形成
しており、シリンダ中心線qと直角な下端面3aが上部
クランクケース4の上端面にボルトで固定されている。
上部クランクケース4は下端面4aにおいて下部クラン
クケース5にボルトで固定されている。下部クランクケ
ース5の下端面にはオイルパン6が固定されている。上
記下端面4aの仮想延長面はクランク軸中心線rを含ん
でおり、エンジン中心面Rと直角に延びている。
各シリンダブロックユニット3はシリンダ部7(ピスト
ン9の外周を囲む部分)とシリンダヘッド部8(ピスト
ン9の頂面と対向する部分)とを一体に有する単一構造
の鋳造品である。両シリンダブロックユニット3は基本
的に同一の寸法形状を備えており、互いに左右逆の姿勢
で上部クランクケース4に取り付けである。すなわち、
両シリンダブロックユニット3は、クランク軸中心線「
と平行な方向に多少ずれている点を除けば、エンジン中
心面Rに対して互いに対称に位置している。
従ってシリンダブロックユニット3に設けられる吸排気
装置や燃料噴射装置も、以下の如く、エンジン中心面R
を中心にして、左右逆の姿勢となっている。
各気筒において、吸気ボート11(第1図の左部のみ図
示)は燃焼室10からシリンダヘッド部8の外側側面(
エンジン中心面Rと反対側の側面)まで延びており、該
側面に取り付けた吸気マニフォールド12に連通してい
る。
排気ポート15は燃焼室10からシリンダヘッド部8の
内側側面に向かって延びており、該側面゛に設けた排気
管16を介して排気マニフォールド17に接続している
。排気マニフオールド17は各バンク2に1個づつ設け
てあり、シリンダヘッド部8の斜め上方、すなわち両バ
ンク2.2の間に位置している。
各シリンダヘッド部8のシリンダ中心線q近傍の部分に
はユニットインジェクタ20が取り付けである。ユニッ
トインジェクタ20はシリンダ中心IJiqに対して内
側(エンジン中心面Rに近い側)においてシリンダヘッ
ド部8の孔に固定されており、そのインジェクタ中心線
pは上方へゆくにつれてシリンダ中心線qから離れるよ
うに傾斜している。
明確には図示されていないが、ユニットインジェクタ2
0は従来周知の構造で、燃料噴射ポンプと燃料噴射弁を
組み合わせたユニット構造体であり、燃料噴射ポンプを
構成する上半部がシリンダヘッド部8の上方へ突出して
いる。上記上半部からは燃料噴射ポンプのプランジャ機
構の端部が上方へ突出しており、その突出端部がロッカ
ーアーム21の一端部で駆動される。ロッカーアーム2
1は他端部がカム軸23上のカム24で駆動される。カ
ム軸23には、上記カム24の他に、吸排気弁駆動用の
カム25(第3図)も設けである。
カム軸23はクランク軸1と平行で、シリンダブロック
ユニット3の上端に固定したヘッドカバー26により支
持されており、ヘッドカバー26から突出した一端部に
プーリ27が取り付けである。
第1図の如く、上述のカム機構もエンジン中心面Rを中
心にして左右逆の位置関係で設けである。
左右のプーリ27には共通のタイミングベルト28が掛
は渡しである。タイミングベルト28は歯付きベルトで
あり、その歯付き面がカム軸プーリ27ならびにクラン
ク軸1に固定した駆動プーリ29に係合している。第1
図で左側のバンク2の下部近傍には、テンションプーリ
28aが設けである。テンションプーリ28aはタイミ
ングベルト28の背面(歯と反対側の面)に係合してい
る。
更にタイミングベルト28は、ガバナ30の被駆動プー
リ31にも係合している。ガバナ30は再バンク2.2
の間の空間に設置してあり、プーリ31を取り付けたガ
バナ軸(図示せず)はクランク軸1と平行に延びている
。タイミングベルト28はプーリ31の下側を通ってお
り、その背面がプーリ31に係合している。又プーリ3
1は両方のカム軸プーリ27よりも下側に位置している
従ってタイミングベルト28は両方のプーリ27の間で
概ねV形となっている。
ガバナ30の出力部であるレバー機構35は下記の如(
コントロールシャフト33及びリンク機構34を介して
ユニットインジェクタ20に連結している。
第2図において、ガバナ30のレバー機構35はガバナ
ウェイト(図示せず)に連動するように構成されており
、端部がシャフト33に固定したレバー36に連結され
ている。シャフト33は水平方向に対して多少傾斜した
姿勢でエンジンの幅方向に延びており、ブラッケットで
回転自在に支持されている。シャフト33の両端部33
as33bには、それぞれ、上記リンク機構34の一部
である折り曲げ構造のレバー40の一端部が固定されて
いる。レバー40はシャフト33からその半径方向かつ
互いに逆方向に突出している。図示の実施例では、第2
図で左側のレバー40は端部33aから下方へ突出し、
右側のレバー40は端部33bから上方へ突出している
各レバー40の先端部はピン42に連結している。ピン
42はロッド43に設けである。ロッド43はユニット
インジェクタ20の内側近傍をクランク軸1(第1図)
と平行に延びており、シリンダブロックユニット3の上
部壁面に設けた孔により、長手方向に摺動自在に支持さ
れている。ユニットインジェクタ20に隣接した位置に
おいて、各ロッド43には合計3個のブロック44がボ
ルト止めされている。ブロック44には上方へ突出した
ピン45が設けてあり、ピン45がユニットインジェク
タ20のレバー46に係合している。
レバー46はユニットインジェクタ20のボディからエ
ンジン中心面R側へ突出しており、ユニットインジェク
タ中心線pを中心にしてレバー46を回転させることに
より、燃料噴射量が調整される。
左右両側のユニットインジェクタ20は同一仕様のもの
が使用されており、互いに左右逆の姿勢で取り付けであ
る。又左右のリンク機構34を構成する上記各部(40
,42,43,44,45)も互いに同一仕様のものが
使用されている。
上記構造によると、ガバナ30がシャフト33を回転さ
せると、両方のレバー40も同方向に回転し、それによ
り、両側のロッド43はその長手方向かつ互いに逆方向
(前方と後方)に摺動し、レバー46も互いに逆方向に
移動する。そして両ユニットインジェクタ20は仕様が
同一で、左右逆の姿勢で取り付けであるので、上述の如
くレバー46が移動すると、全てのレバー46はインジ
ェクタ中心線pを中心にして同一の方向(噴射量増加方
向又は減少方向)に回転する。これにより全てのユニッ
トインジェクタ20において燃料噴射量が増加又は減少
し、エンジンの運転状態が所定の状態に調整される。
又図示のエンジンを搭載した船舶の揺れや車両の急加速
等によりエンジン各部に加速度が加わった場合、両方の
ロッド43が同一の方向(例えば前方)の慣性力を受け
ることがある。その場合は、一方のロッド43はレバー
46を噴射量増加方向に回転させようとし、他方のロッ
ド43はレバー46を噴射量減少方向に回転させようと
する。。従って、両方の慣性力が釣り合い、ロッド43
は動かない。従ってエンジンの運転状態は一定に維持さ
れる。
なお一般に、ユニットインジェクタ20としては、第2
図の如く回転式レバー46を有する構造以外に、第2A
図の如く、直線的に移動するラック47を有するものも
ある。その様なユニットインジェクタ20を使用する場
合には、ロッド43を回転軸として使用し、各ラック4
7の端部をレバー48を介してロッド43に連結すると
ともに、各ウッド43を例えば歯車機構49を介してシ
ャフト33の端部に連結する。歯車機構49としては両
方のロッド43を互いに逆方向に回転させる構造を採用
し、具体的な例・とじては、ウオームギヤ機構を採用し
、シャフト33の一端部に取り付けたウオームをロッド
43上のウオームホイールに上方から噛み合わせ、シャ
フト33の他端部に取り付けたウオームを他方のロッド
43上のウオームホイールに下方から噛み合わせる。又
、歯車機構49として傘歯車機構を採用することもでき
る。
次にクランクケースの構造を説明する。第1図の如く、
上部クランクケース4はクランク軸1に沿って延びる1
対の側壁50と、第3図に示す前後の端壁51と、両側
壁50の2箇所をつなぐ2個の隔壁52とを備えている
。端壁51及び隔壁52にはクランク軸1の上平部を支
持する軸受ボスが形成しである。
下部クランクケース5には、上部クランクケース4と同
様に、1対の側壁55と前後の端壁56と2個の隔壁5
7とが設けである。それらは、それぞれ、上記側壁50
、端壁51、隔壁52の下面と接合されている。両端壁
56にはクランク軸1の端部を下方から支持する軸受ボ
スが形成してあり、各隔壁57にはクランク軸1の中間
部を下方から支持するメタルキャップ部が一体に形成し
である。
更に下部クランクケース5には底壁58が設けである。
底壁58は上記各壁部(55,56,57)と一体に形
成しである。第1図の如く、底壁58はコネクティング
ロッド60の大端部61やクランクウェブ62(第3図
)の旋回軌跡に沿って設けである。63は隔壁57のメ
タルキャップ部と底壁58の間に設けた開口である。上
記説明から明らかなように、下部クランクケース5は底
壁付きのラダーフレーム構造であり、充分に高い剛性を
有している。
第3図の如く、底壁58のフライホイール65から離れ
た側の部分には開口64が設けてあり、クランク室66
は開口64を介してオイルパン6の内部に連通している
。従ってクランク室66に流入した潤滑油は、開口64
を通過して、又は開口63と開口64を通過してオイル
パン6の内部へ流入する。
オイルパン6のフライホイール65側の部分の内部には
オイル吸入バイブ67が設けである。吸入バイブ67は
フライホイール65側の端壁56.51の内部通路を介
してオイルポンプ69の吸入口に連通している。オイル
ポンプ69は1対のギヤ70.71を有するギヤポンプ
であり、端壁51.56の外面にボルト止めしたケース
72の内部に設けである。オイルポンプ69の吐出通路
73はケース72の内部に形成してあり、第1図で左側
の側壁50の内部に形成したオイルギヤラリ74等に連
通している。
上記ギヤ70はクランク軸1の外周に直接固定されてい
る。他方のギヤ71はその支軸がポンプケース75に支
持されている。ケース75はケース72の内部に配置し
てあり、ケース72の内面にボルト止めされている。
前述のタイミングベルト28を駆動するためのプーリ2
9はクランク軸1のフライホイール65と反対側の端部
に取り付けである。プーリ29から突出したクランク軸
1の端部にはプーリ76が取り付けである。プーリ76
はベルト77を介してその上方のプーリ78に連結して
いる。プーリ78は清水ポンプ79の入力軸に取り付け
である。
清水ポンプ79のケース80は上部クランクケース4の
前端壁51の上部及びシリンダブロックユニット3の前
端壁下部の外面にボルト止めされている。
漬水ポンプ79の吸入口(図示せず)は、清水ポンプ7
9の斜め上方に設置した清水クーラ(図示せず)にパイ
プ(図示せず)を介して接続している。清水ポンプ79
の吐出通路84はケース80から一体に突出した壁部8
5で形成してあり、シリンダブロックユニット3内部の
冷却水ジャケット86に接続している。
冷却水ジャケット86はシリンダ部7やシリンダヘッド
部8の内部に設けである。冷却水ジャケット86を形成
するシリンダブロックユニット3の内部空洞は、符号7
a、7b及び8 a s 8 bで示す如く、シリンダ
部7及びシリンダヘッド部8の前後両端面において外部
に開放している。第3図に実線で示す状態では、吐出通
路84はシリンダ部7の前端間ロアaに連通しており、
その他の開ロアb、 8as 8bはシリンダブロック
ユニット3の外面に固定したカバー板87により閉鎖さ
れている。
シリンダヘッド部8の開口8aを冷却水入口に使用する
こともできる。その場合には、開口8aまで延びる壁部
85を有するケース80を使用し、開ロアaをカバー板
により閉鎖する。この様に開口8aを冷却水入口として
使用すると、シリンダ部7が適冷されやすい場合(海水
を冷却水に使用する場合のように冷却水温度が非常に低
い場合)、シリンダ部7よりも高温になりがちなシリン
ダヘッド部8へ低温の冷却水を供給できるので、シリン
ダ部7とシリンダヘッド部8の温度を均一化し、エンジ
ン全体を効果的に冷却できる。
又開ロアb、8bは、シリンダユニットを前後逆の姿勢
で取り付ける場合に、冷却水入口として使用される。
なお海水を冷却水として使用する場合、第1図の如く海
水ポンプ89がシリンダブロックユニット3の側方に設
けられ、カム軸23の端部に取り付けたブーりによりベ
ルトで駆動される。
第4図において、前述の冷却水はシリンダヘッド部冷却
後に排気マニフォールド17の内部に供給されるように
なっている。排気マニフォールド17の冷却水出口はそ
の上方に配置した冷却水パイプ93の内部通路に連通し
ている。冷却水パイプ93の出口はサーモスタットケー
ス91に接続している。サーモスタットケース91には
冷却水出ロバイブ94が設けてあり、出口バイブ94が
パイプ(図示せず)又はホースを介して清水クーラ82
に接続している。
第4図から明らかなように、前記ガバナ30はエンジン
端部に設けである。ガバナ30の近傍において、シリン
ダブロックユニット3の端面には支持プレート95がボ
ルト止めされており、支持プレート95にガバナ30の
端部がボルト止めされている。
次に、上述のエンジンを船舶に使用する場合の例を簡単
に説明する。
第5図の実施例では、エンジンか船内外機に使用されて
いる。エンジンはクランク軸中心線rが概ね水平になる
状態で船体Tの内部に設置されている。フライホイール
65はエンジンの後端に位置しており、連結軸mを介し
てアウトドライブユニットMに連結している。この構造
では、スタータ96、オイルフィルター97、オイルク
ーラ98、ジェネレータ99は、クランクケースの側方
に配置されている。又ターボチャージャ90はエンジン
の上端後部に設置されている。
第6図の実施例では、エンジンが船外機として使用され
ている。クランク軸中心線「はほぼ垂直に延びている。
ターボチャージャ90はエンジンの上部後端に位置して
いる。補機類や一部の部品は第5図の場合とは異なった
位置に取り付けである。例えば、フライホイール65は
エンジンの上端に取り付けてあり、スタータ96はエン
ジン本体の上部前方に位置している。又海水ポンプ89
はロアユニットNの内部に組み込まれており、ユニット
N内部のドライブシャフトnで駆動されるようになって
いる。更に第3図のオイルパン6は廃止され開口64は
適当な部材で閉鎖され、オイルポンプ69へはクランク
室66の内部から測滑油が直接吸入される。
(発明の効果) 以上説明したように本発明では、第6図の垂直設置状態
でのクランク軸1の下側の端部にオイルポンプ69を併
設し、しかもオイルポンプ69の。
ギヤ70(被駆動部)をクランク軸1に直接取り付けて
いる。この構造によると、垂直設置状態でのオイルポン
プ69の吸込みヘッドを低くできるだけではなく、水平
設置状態での吸込みヘッドをも低くできる。従っていず
れの設置状態でもオイルポンプ69の吸入効率を向上さ
せることができる。
又オイルポンプ69の位置をエンジン設置状態に応じて
変更する必要がないので、オイルギヤラリ74等の位置
を変更する必要はなく、基本的に同一仕様のシリンダブ
ロックユニット3やクランクケース4.5を使用できる
。従って製造コストを低減できる。
更に従来のようにタイミングベルトでオイルポンプを駆
動する場合に比べ、タイミングベルトのレイアウトを簡
単化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例を採用したエンジンの垂直横断面
図、第2図は第1図の拡大部分図、第2A図はユニット
インジェクタとガバナの間の連結機構の別の実施例の略
図、第3図は第1図のm−■断面図、第4図は第3図の
IV−IV矢視部分図、第5図は第1図のエンジンを船
内外機に使用した場合の側面略図、第6図は第1図のエ
ンジンを船内機に使用した場合の側面略図である。1・
・・クランク軸、69・・・オイルクーラ、70・・・
ギヤ(被駆動部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジン各部を、クランク軸が概ね垂直になる垂
    直設置状態と、クランク軸が概ね水平になる水平設置状
    態とに、択一的に設置できるように構成し、上記垂直設
    置状態でのクランク軸の下側の端部にオイルオンプを併
    設し、オイルポンプの被駆動部をクランク軸に直接取り
    付けたことを特徴とする垂直置き水平置き共用型エンジ
    ン。
  2. (2)上記クランク軸端部が、垂直設置状態及び水平設
    置状態の両方において、動力取出部を形成する特許請求
    の範囲第1項に記載の垂直置き水平置き共用型エンジン
  3. (3)上記オイルポンプが1対のギヤを有するギヤポン
    プであり、その入力ギヤをクランク軸に取り付けた特許
    請求の範囲第1項又は第2項に記載の垂直置き水平置き
    共用型エンジン。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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