JPS63137320A - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

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JPS63137320A
JPS63137320A JP61284992A JP28499286A JPS63137320A JP S63137320 A JPS63137320 A JP S63137320A JP 61284992 A JP61284992 A JP 61284992A JP 28499286 A JP28499286 A JP 28499286A JP S63137320 A JPS63137320 A JP S63137320A
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JP
Japan
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layer
conductive layer
light
output terminals
current
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Pending
Application number
JP61284992A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Kubo
裕明 久保
Yasuyuki Minamino
南野 康幸
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Publication of JPS63137320A publication Critical patent/JPS63137320A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はアモルファス半導体層の光起電力効果を利用し
た位置検出装置に関する。
(発明の背景) 現在、アモルファス半導体が有する優れた物性的、工業
的特徴を生かし、これらを光センサーに応用することが
活発に行われている。
アモルファス半導体の光起電力効果を利用する光センサ
ーにはフォトダイオードやカラーセンサー等があり、光
導電効果を利用する光センサーにはフォトコンセル、−
次元光センサ−アレイや感光体ドラム等がある。
このうち光起電力効果を利用したフォトダイオードは、
第4図に示すように、ガラス基板91上に透明導電膜9
2、P−I−N接合したアモルファス半導体層93、裏
面電極94が順次被着形成されている。
そして、今、アモルファス半導体層93の禁制帯輻ε9
よりも大きなエネルギーをもつ光がガラス基板91側よ
り入射されると、価電子帯の電子が伝導帯に上げられ、
P−1、I−Nの接合部の電界によって電子はn層へ、
正孔はPRへ運ばれる。
この場合、透明導電膜92と裏面電極94が開放状態で
あれば、フェルミ準位の差により開放電圧v ocを得
ることができる。
また透明導電膜92と裏面電極94とが短絡状態であれ
ばフェルミ準位は一致し短絡電流I SCが両電極92
.94間に流れる。
この短絡電流は入射光量と受光面積とに比例する。そこ
でP−1−N接合したフォトダイオードはその両電極9
2.94に小さい負荷抵抗を接続して、そこに流れる短
絡電流ISCを測定する。
従来の光起電力効果を利用した光センサーは光の強度や
特定の波長光の光強度を検出するものであり、アモルフ
ァス半導体Ji93上の任意の点に光照射された位置を
検出する光センサーが達成されるに至らなかった。
(本発明の目的) 本発明は上述の背景に鑑み案出されたものであり、その
目的はアモルファス半導体層上の任意点に照射された光
の位置を精度よく検出できる位置検出装置を提供するこ
とにある。
(目的を達成するための具体的な手段)本発明が上述の
目的を達成するために行った具体的な手段は、透光性基
板上に、第1の導電層、光照射により電力を発生するア
モルファス半導体層、第2の導電層及び無反射性裏面保
護層を順次被着形成してなる位置検出エリアと、第1の
導電層に流れる電流を特定方向(X方向)に分離して導
出するために該導電層の両端部に夫々設けられた第1及
び第2の出力端子と、第2の導電層に流れる電流を前記
特定方向と直交する方向(Y方向)に分離して導出する
ために該導電層の両端部に設けられた第3及び第4の出
力端子とから構成されるとともに、 前記アモルファス半導体層の任意点に照射される光によ
って、第1の導電層の第1及び第2の出力端子に導出さ
れる各電流値から前記任意点のX座標を求め、第2の導
電層の第3及び第4の出力端子に導出される各電流値か
ら前記任意点のY座標を求め、前記2座標の交点から前
記任意点を検出する位置検出装置である。
(実施例) 以下、本発明の位置検出装置を図面に基づいて説明する
第1図は本発明の位置検出装置の基本構造及び動作を説
明する概略図である。
本発明の位置検出装置はP−I−N接合したアモルファ
ス半導体層3と、該アモルファス半導体層3の両面を挟
持する第1の導電層2、第2の導電層4と、第1の導電
層2に流れる電流(実線矢印)を特定方向(X方向)に
分離して導出するために該第1の導電層の端部に設けた
第1及び第2の出力端子21.22と、第2の導電層4
に流れる電流(破線矢印)を前記特定方向と直交する方
向(Y方向)に分離して導出するために該第2の導電層
4の端部に設けた第3及び第4の出力端子41.42と
から構成されている。
今、ライトペンなどの光照射入力手段5によりアモルフ
ァス半導体N3の任意点に光照射されると、アモルファ
ス半導体層3のIJi3iで正孔及び間に短絡電流が流
れる。
この時、第1の導電IW2に流れる電流はその導電M2
の両端部に設けた第1及び第2の出力端子21.22か
ら導出される。第1及び第2の出力端子21.22から
導出される電流値IX++IXzは光照射が行われた点
0から再出力端子21.22までの抵抗の比によって決
定される。即ち、第1の導電層2のシート抵抗が均一で
あれば、電流検出手段71 、72で検出される第1の
出力端子21の電流値■1及び第2の出力端子22の電
流値1xzを比較すれば光照射された点OのX方向の座
標が求まる。
計算の一例を示す。
1に++IXgの比を求め、これを位置信号P+とすれ
ば、 lx、    Xl    x。
(ただしL= Xl+X2 : Lは位置検出装置の大
きさにより決定される。) となり、光照射点0から第1の出力端子21までの距離
x1が求まる。
また、別の計算例を示す。
Ix、と■xzの差及び和をとり、この比を位置信号P
2とすれば (ただしL= XI +xz) が得られ、光照射点Oから第1の出力端子21までの距
離x1が求まる。
同様に電流検出手段73.74で検出される第2の導電
[4の第3の出力端子41の電流値1yl と、第4の
出力端子42の電流値IVxとの比をとることにより、
光照射された点OのY方向の座標が求まる。
即ち、前記2座標より、光照射された点0を検出できる
次に第2図(a) 、(b) 、(c)を用いて本発明
の位置検出装置の構造を説明する。
位置検出装置は、透光性基板lと、該透光性基板1上に
被着形成した第1の導電層2と、第1の導電1i12の
所定位置に被着形成したP−1−N接合したアモルファ
ス半導体層3と、該アモルファス半導体N3の所定位置
に被着形成した第2の導電層4と、該第2の導電N4上
に被着形成した裏面保護層6とから構成されている。尚
、第1及び第2の出力端子21.22は、第1の導電層
2の両端部から延出した出力端子パッド(以下単にパッ
ドと記す。)23.24上に被着形成されている。第3
及び第4の出力端子41.42は第1の導電N2を被着
形成する際に第1の導電N2と独立して形成されたパッ
ド25.26部分にまで延出した第2の導電層4上に被
着形成されている。
透光性基板1はガラス、耐熱性樹脂等で形成され、その
形状は矩形状を成している。
第1の導電層2は金属酸化物、例えば酸化錫、酸化イン
ジウム又はその合金等で形成され、位置検出エリア已に
相当する部分及び第1乃至第4の出力端子21.22.
41.42が形成されるパッド23.24゜25.26
として被着形成されている。第1及び第2の出力端子2
1.22が形成されるパッド23.24は位置検出エリ
アE部分の第1の導電層2に延出され、他のパッド25
.26はレーザー照射、エツチング、マスク操作により
形成された第1及び第2の分離溝81.82を介して独
立して形成されている。第1の導電N2は所定シート抵
抗、例えば50〜200Ω/口となるように、その材料
、酸素の含有量及び膜厚が設定される。
アモルファス半導体N3は少なくとも第1の導電層2か
ら延出したパッド23.24を露出するように、第1の
導電層2上に被着形成される。アモルファス半導体4B
は光が入射する側から2層3p、1層3i、 N層3n
が重畳したP−I−N接合が施されており、シリコンを
主成分とし2層3pにはドープ剤としてボロン等が、N
層3nにはドープ剤としてリン等が混入されている。ま
た特に2層3pにアモルファスシリコンカーバイドを用
いてPH3p中での光吸収を小さくし、短絡電流を大幅
に増加させ光照射による感度を向上させてもよい。さら
に、入射される光の波長が特定されていれば、該波長に
応じた感度分布にするためにシリコン中にゲルマニウム
、炭素、窒素、錫等を所定量混入してもよい。
アモルファス半導体層3はグロー放電分解法、熱CVD
法、スパッタリング法、光CVD法等により形成され、
2層3pの膜厚は50〜300人、1層31の膜厚は5
000〜15000 人、N層3nの膜厚は300〜7
00人である。
第2の導電層4は金属又は金属酸化物等で形成され、位
置検出エリアEに相当する部分、及びそのエリアEから
第3及び第4の出力端子41.42が形成されるパッド
25.26部分にまで延出する延出部43、44が形成
されている。
上記金属又は金属酸化物はアモルファス半導体層3、特
に接合するNJii3nとオーミックコンタクトが可能
であること、シート抵抗値が均一でその値が50〜20
0Ω/口の範囲で1lilI御が容易であることが要求
される。これを満足するために、クロム、ニッケル、チ
タン又はその合金や酸化錫、酸化インジウム又はその合
金、例えば酸化インジウム・錫などが用いられ、そのシ
ート抵抗値が50〜200Ω/口となるように、所定厚
さ200〜4000人に設定される。
第1乃至第4の出力端子21,22.41.42は夫々
パッド23.24.25.26上に位置されている。第
1及び第2の出力端子21.22は第1の導電N2から
延出したパッド23.24上に形成され、第1の導電層
2に流れる電流をX方向に分離して導出するものである
。第3及び第4の出力端子41.42はパッド25.2
6上に延出した第2導電層4の延出部43.44上に形
成され、第2の導電N4に流れる電流をX方向に分離し
て導出するものである。ここで、該出力端子21.22
,41.42はその抵抗により導出する電流値が低下し
ないようにアルミニウム、ニッケル、チタン、クロム等
の金属材料を5000Å以上の膜厚に設定することが望
ましい。
裏面保ii! Jig 6は前記出力端子21.22.
41.42を露出して、少なくとも位置検出エリアEの
第2導電N4上に被着形成されている。裏面保護層6は
裏面方向からの衝撃、湿気等から前記構造体を保護する
と同時に裏面側からの光を完全に遮断するために設けら
れている。
裏面保護層6はエポキシ樹脂等の絶縁樹脂に所定の顔料
を添加して被着形成されている。
尚、7は出力端子21,22,41.42上に形成した
半田層である。半田層7は、出力端子21,22.41
.42から導出されるリード線(図示せず)が一箇所で
半田接合されるため、出力端子21,22,41.42
の長さによる抵抗をな(し、半田接合を容易にするため
半田浴中に浸漬することによって形成され、その厚みは
0.5++uw以上である。
以上のような構成をした位置検出装置にライトペン等の
光照射入力手段5を用いて、光照射を行うと、第1乃至
第4の出力端子21.22.41.42に電流が流れ、
それぞれの電流値IX++IXz及びIV++Iy2の
比から光照射点Oが検出される。
ばIx++Ixzの和が0.07mA以上の出力が必要
である。
即ち、光強度に対する出力電流値(以下光感度電流値と
記す)が0.07A/W以上である。
本発明のように第2の導電層4上に形成される裏面保護
層6中に、難反射性の黒色、褐色、青色など黒色系又は
温存色系の顔料を混入することが極めて重要である。
第2の導電M4に使用する材料で金属酸化物からなる透
明導電膜は勿論のこと、金属であってもその膜厚が約2
000Å以下であれば充分に光透過が可能である。即ち
、本発明の装置において、基板1側から入射された光が
アモルファス半導体層3、第2の導電層4を介して裏面
保護層6にまで到達することになる。ここで、難反射性
の裏面保護N6を用いることにより、裏面保護層6にま
で到達した光が反射され再度第2導電層4及びアモルフ
ァス半導体713に入射されることがない。
一般に裏面保111!f6はスクリーン印刷法、スプレ
ー法等の厚膜手法によって形成されるため、裏面保護N
6の全域に渡り均一な膜厚の層を形成することが困難と
なる。このため難反射性の裏面保護層をもちいないと、
該裏面保護層での反射率にばらつきが生じ、反射光の光
強度に依存する光感度電流が、光照射点によって不均一
となり、正確な位置検出に支障をきたすことになる。
裏面保護層6は具体的にはエポキシ系樹脂、アクリル樹
脂などの絶縁樹脂にニグロシン、カーボンブラックなど
の黒色系又は温存色顔料を添加したものが使用される。
尚、上述の作用が達成できるように、第2の導電層4上
に非反射性絶縁層を介在させ、裏面保護層6を多層構造
にしてもよい。
第3図は本発明の位置検出装置をコンピュータの入力タ
ブレットとして使用した状態の外観図である。
図において10は本発明の位置検出装置を組み込んだ入
力タブレットであり、5は光照射入力手段であり、11
はコンピュータ本体であり、12はコンピュータの出力
表示装置である。
入力タブレッ目0の位置検出エリアEは出力表示装置1
2のディスプレイの画面りに対応させれば図案等のグラ
フィック入力が極めて容易となる。
例えば、画面りのX方向の画素が640画素、y方向の
画素が400画素であれば、位置検出装置でX軸方向に
分離して検出された電流値1x、、Ix、の比較値を6
40分するように量子化すればよい。またy軸方向に関
しても同様である。
このようにして光照射入力手段5で位置検出エリアE上
をなぞるようにして光照射を行うだけでコンピュータに
所定情報が入力される。
(発明の効果) 以上、上述したように本発明はアモルファス半導体層の
任意点0に照射された光によって出力される複数の電流
値の比較から前記任意点Oを精度よく検出できる位置検
出装置である。
また、裏面保護層に難反射性の顔料を混入し、該裏面保
護層を第2の導電層上に被着したため、アモルファス半
導体層、第2の導電層を透過した光が再度アモルファス
半導体層に入射されず、光照射入力手段の光による正確
な光感度電流が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の位置検出装置の基本構造及び動作を説
明するための概念図であり、第2図(a)は本発明の位
置検出装置の平面図、第2図(b)は第2図(a)のA
−A’線断面図であり、第2図(c)は第2図(a)の
B−8’線断面図である。 第3図は本発明の位置検出装置をコンピュータの入力タ
ブレットとして使用した状態の外観図である。 第4図は従来の光起電力効果の光センサーであるフォト
ダイオードの断面図である。 1 ・・・透光性基板 2 ・・・第1の導電層 3 ・・・アモルファス半導体層 4 ・・・第2の導電層 6・・・・難反射性裏面保護層 21・・・第1の出力端子 22・・・第2の出力端子 41・・・第3の出力端子 42・・・第4の出力端子

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 透光性基板上に、第1の導電層、光照射により電力を発
    生するアモルファス半導体層、第2の導電層及び難反射
    性裏面保護層を順次被着形成してなる位置検出エリアと
    、 第1の導電層に流れる電流を特定方向(X方向)に分離
    して導出するために該導電層の両端部に夫々設けられた
    第1及び第2の出力端子と、 第2の導電層に流れる電流を前記特定方向と直交する方
    向(Y方向)に分離して導出するために該導電層の両端
    部に設けられた第3及び第4の出力端子とから構成され
    るとともに、 前記アモルファス半導体層の任意点に照射される光によ
    って、第1の導電層の第1及び第2の出力端子に導出さ
    れる各電流値から前記任意点のX座標を求め、第2の導
    電層の第3及び第4の出力端子に導出される各電流値か
    ら前記任意点のY座標を求め、前記2座標の交点から前
    記任意点を検出する位置検出装置。
JP61284992A 1986-11-28 1986-11-28 位置検出装置 Pending JPS63137320A (ja)

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