JPS63135714A - 暖房器の燃料流路異常検出装置 - Google Patents

暖房器の燃料流路異常検出装置

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JPS63135714A
JPS63135714A JP61281383A JP28138386A JPS63135714A JP S63135714 A JPS63135714 A JP S63135714A JP 61281383 A JP61281383 A JP 61281383A JP 28138386 A JP28138386 A JP 28138386A JP S63135714 A JPS63135714 A JP S63135714A
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英男 河村
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山下 恵一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車室内を暖房する暖房器の燃料流路の異常を検
出する暖房器の燃料流路異常検出vt置に関する。
(従来の技術) 車両の室内暖房は従前よりエンジンの冷却水を熱源に用
い、取入れた空気を加温して室内の暖房を行っていたが
、寒冷時には冷却水温の上昇に時間を要するので、エン
ジンとは別に燃料をバーナにて燃焼させ、その燃焼熱を
熱交換器にて回収してエンジン状態に応じてバーナを制
御する車両用暖房装置の提案が特開昭61−15742
2号公報に開示されている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記の特開昭61−157422号公報に示された車両
用暖房装置の提案においては、寒冷時においても急速に
暖房用の暖気が得られるが、燃焼させる燃料の気化装置
に供給する燃料流路の異常、例えば加熱ヒータを有する
気化装置の長日時の使用によるカーボンによる流路の詰
りに対応する検出やそのカーボンの除去などの対策が行
われておらず、暖房装置の暖房効率の低下や暖房不能と
なる問題を生ずる。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、その
目的は車両用の暖房器の燃料流路の詰りを検出して適切
な処置を行おうとする暖房器の燃料流路異常検出装置を
提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば、燃焼用空気の送風量を検出する風量検
出手段と、燃料の供給量を検出する流量検出手段と、燃
焼温度を検出する温度検出手段と、これらの3検出手段
からの信号により燃料流路の詰り時の燃焼温度を記憶す
る記憶手段とを備えた暖房器の燃料流路異常検出装置が
提供される。
(作用) 本発明では、燃焼用空気の送風量と燃料流量とをともに
最大にして燃料を燃焼させ、この状態の燃焼温度をチェ
ックし、さらに燃料流路の詰り状態の燃焼温度をメモリ
に記憶しておく、燃料流路の異常検出時には送風量と燃
料流量とを最大にして、記憶された燃焼温度と比較して
詰りによる異常を判断する。また、燃料流路の詰りを検
出したときは、燃料供給を停止した後、気化グロープラ
グの加熱ヒータに通電しカーボンを焼却して取除く作用
がある。
(実施例) つぎに本発明の実施例について図面を用いて詳細に説明
する。
第1図は本発明の暖房器の燃料流路異常検出装置の一実
施例を示す構成ブロック図である0図において、1は燃
料の燃焼器であり、燃焼用空気を送風する燃焼ブロワ1
1.燃料を気化する気化グロープラグ12、気化燃料に
着火する点火グロープラグ13、燃焼器lの燃焼温度を
検出するフレームセンサ14を備え、燃焼ブロワ11の
作動により着火された高熱の燃焼ガスを下流方向に接続
した熱交換器2に送風するものである。なお、気化グロ
ープラグ12は抵抗温度係数を有する加熱ヒータを内蔵
し、直列に接続した微小抵抗値の抵抗器12aの電圧降
下値を計測することにより、気化グロープラグ12の加
熱ヒータの温度により変化する抵抗値を検出可能に構成
されている。12bは気化グロープラグ12への電流を
抑制する制御抵抗器、12cは制御抵抗器12bを短絡
して抑制を解除する切換スイッチである。
また1点火グロープラグ13も抵抗温度係数を有する加
熱ヒータを内蔵し、直列に接続した微小抵抗値の抵抗器
13a、制御抵抗器13bおよび切換スイッチ13cが
送電回路に接続され、前記の気化クローブラグ12の送
電回路のそれぞれの部材と同様に作動するよう構成され
ている。なお、これらの両グロープラグの適正温度は気
化グロープラグ12が400℃、点火グロープラグが9
00℃に加熱されるものである。
4は燃料タンクであり、燃料供給路には燃料ポンプ41
、燃料弁42が設けられ、これらはともに後述する電子
制御装置からの指令にて制御される。
熱交換器2は燃焼器lから送風される燃焼ガスの熱量を
、空気取入口21からの外気と熱交換して温風ブロワ2
2の作動により吹出口23から車室5内に吹出させるも
のであり、熱交換器2の内部には多数の熱交換用のフィ
ン24が設けられている。そして、熱交換後の燃焼ガス
は排気ガスとして排出口25より大気中に排出される。
51は室温計であり車室5の内部に取付けられ、電子制
御装置7に検出した温度信号を送信する。
電子制御袋M7はマイクロコンピュータよりなり、演算
処理や、後述する制御信号の時間をカウントするタイマ
処理を行う中央処理装置、燃焼器の制御や、燃料流路の
異常発生時の処理を行うプログラムや、燃料流路の詰り
時の燃焼温度などを格納する各種メモリ装置、入/出力
装置などを備えており、室温計51からの信号の外、燃
焼器1に設けた気化グロープラグ121点火グロープラ
グ13の温度に対応する抵抗値の信号や、フレームセン
サ14からや信号を入力するものである。
また熱交換器2に設けた熱交換器温度センサ26、吹出
口23に設けた温風センサ27からの温度に基づく信号
も入力され、さらに燃焼ブロワ11の送風量信号や燃料
ポンプ41の流量信号が入力されている。
なお、電子制御装置7の出力としては燃料ボンプ41、
燃料弁42、燃焼器1の燃焼ブロワ11、切換スイッチ
12cおよび13c、温風ブロワ22、異常信号灯84
などにそれぞれの制御指令を発するよう構成されている
81は大気の温度を検出する気温センサ、82は車室5
の内部温度を設定する温度調節スイッチ、83は動作ス
イッチであり、それぞれ電子制御装置7に信号を伝達す
るよう接続されている。
第2図は本実施例の作動の一例を示す処理フロー図であ
り、つぎに第2図を用いてその作動を説明する。
まず、動作スイッチ83がオンに投入され、車室5に設
けた室温針51の温度信号TRが所定温度T、より低い
場合は点火グロープラグ13の抵抗値を計測する(ステ
ップ1〜3)。
ステップ4では点火グロープラグ13の温度をチェック
するため、ステップ3にて求めた抵抗値R1と所定抵抗
値R1とを比較し、RI>R1のときはステップ5に進
んで点火グロープラグ13に通電し、点火グロープラグ
13の温度が900℃のときの抵抗値R9゜。と、計測
した抵抗値R■とを比較してR1>Rsnoの場合はス
テップ6よりステップ7に進み気化グロープラグ12に
通電する。ここでは気化グロープラグ12が400℃の
ときの抵抗値R,o、と気化グロープラグ12の抵抗値
REとを比較し、400℃の抵抗値以上を示していると
きはステップ9に進んで燃料弁42を開いて気化グロー
プラグ12を介して燃焼器lに送油し、燃料を気化する
とともに点火グロープラグ13にて着火する。
前記のステップ4において、点火グロープラグ13の抵
抗値R1がR1より低い場合はステップ10に進んで気
温センサ81からの信号TAMを読込んで大気温度をチ
ェックする。そして所定温度T2より高い場合はステッ
プ11に進み、点火グロープラグ13に通電する。ステ
ップ12では通電した点火グロープラグ13の抵抗値R
■と900℃における抵抗値とを比較し、R1>Rg。
。の場合はステップ7に進むことになる。なおステップ
12にて900℃の抵抗値に達していないときはステッ
プ13にて制御抵抗器13aに並列接続の切換スイッチ
13cを閉じ、制御抵抗器13aを短絡して点火グロー
プラグ13に大きな電流を通じその温度上昇を計る。そ
して電子制御装置7の内部のタイマにより所定時間の通
電を行った後通電を断とし、ステップ14よりステップ
7に進む。
また、ステップ10にて大気温が低く、所定温度T2に
達していないときはステップ15〜17に進み、点火グ
ロープラグ13に通電するとともに切換スイッチ13c
をオンにして制御抵抗器13bを短絡し、電子制御装置
7のタイマ処理にて所定時間の通電を行い、温度急上昇
させてからステップ7に移行する。なお、ステップ18
.19は上記のような温度を急上昇させる手段のステッ
プであり、ステップ20.21は気化グロープラグ12
における温度急上昇の手段のステップである。
ステップ9にて燃焼器lの内部にて気化燃料に着火して
燃焼開始後は、ステップ22にて温風ブロワ22はオフ
にして、燃焼ブロワ11を作動させ、燃焼状態が良好に
なるよう所定時間の経過を待ち(ステップ23.24)
、ステップ25にて燃焼器lに設けたフレームセンサ1
4からの温度信号TFSをチェックする。そして温度信
号TFSが燃焼状態の良好な所定温度T5に達している
ときはステップ26に進んで温風ブロワ22を作動させ
て車室5の内部に温風を送風する。
ステップ27では熱交換器2に設けた熱交換器温度セン
サ26からの温度信号THEをチェックして熱交換器2
の異常温度T5と比較して異常温度T5に達していない
ときはステップ29に進むが、T5に達しているときは
ステップ28に進んで異常信号を発し、燃焼停止のフロ
ーに進むことになる。なお、ステップ25にてフレーム
センサ14からの温度信号TF sが前記所定温度T3
に達していないときは燃焼状態不良のためステップ28
に進んで異常信号を発する。
ステップ29では車室5の内部温度を設定する温風調節
スイッチ82のポジションをチェックし、そのポジショ
ンが1stに操作されているときはステップ30.31
に進み、燃料ポンプ41と温風ブロワ22とをそれぞれ
1st位置に制御して車室内に温風を送風する。
ステップ29にてポジションが1stでなく、2ndの
ポジションの場合はステップ33〜36に進み、燃焼ブ
ロワ11、燃料ポンプ41、温風ブロワ22とをそれぞ
れ1stより強めの2ndのポジションに制御して、車
室内の温度を高める制御を行う。
また、温風調節スイッチ82が3rdのポジションの場
合はステップ33からステップ37〜39に進み、燃焼
ブロワ11、燃料ポンプ41、温風ブロワ22とをそれ
ぞれ最強の3rdポジシヨンに制御して、車室5の内部
温度を高い温度に暖房するよう制御することになる。
つぎにステップ40で燃焼用空気の送風量を最大にし、
ステップ41で燃料流量を最大にして最大の燃焼状態の
ときのフレームセンサ14の温度Tmaxをチェックし
、ステップ42にてフレームセンサ14の温度信号TF
sがTmaxに達しないときは燃料波路の詰りによる異
常としてその温度信号を記憶しておく、そして、ステッ
プ44では燃料ポンプ41を断にして燃料供給を停止し
、気化グロープラグ12の内部の燃料流路に付着のカー
ボンを焼却のため加熱ヒータにタイマ制御にて所定時間
の通電を行いカウンタを+1とする(ステップ45〜4
8)、ステップ49では上述のカーボン焼却のための通
電のカラン)Nが所定回数N1異常通電作動を行っても
燃料流路の詰りか除去できないときは、ステップ50に
進んで異常信号を発して警告を行う。
なお、ステップ40にて燃焼ブロワ11が最大でなく、
ステップ41にて燃焼ポンプ41が3rd位211であ
り、ステップ42にてフレームセンサ14の温度信号が
Tmaxであり、ステップ44にて燃料ポンプ41が燃
料供給時は、気化グロープラグの通電焼却処理を行うこ
となく、それぞれのステップからステップ51に進むこ
とになる。
ステップ51では車室5に設けた室温計51の温度信号
TAを読込み、所望する温度T4より高温度の場合は、
燃焼器lや関連するブロワなどの作動を停止するため、
ステップ52.53における。温風ブロワ22、燃焼ブ
ロワ11をともにオフにするとともに、燃料ポンプ41
を逆転させて送油管の内部の燃料を回収して、余熱にて
の炭化によるパイプ詰まり防止した後、燃料ポンプ41
の通電を断にする(ステップ54.55)。
なお、ステップ51における室温計51からの温度信号
TAが所望する温度T4に達しない場合は、前記ステッ
プ27に戻ってフローを繰返すことになる。
上述のフローにおいては、燃料流路異常検出処理として
ステップ40〜43に示すように、燃焼用空気の送風量
と燃料供給量とをともに最大にした状態の燃焼温度を、
フレームセンサからの温度信号によって最高燃焼温度と
比較して流路の詰りを判断したが、送風量と燃料供給量
とを最大にすることなく、それぞれ制御したステップに
おいての標準燃焼温度をマツプとしてメモリに格納して
おき、異常検出時には送風量と燃料供給量とのステップ
に対応してマツプを検索することにより、流路の詰りを
判断してもよい。
以上、本発明を上記の実施例により説明したが、本発明
の主旨の範囲内で種々の変形が可能であり、本実施例で
は車室内に暖気を送る暖房器を例にとり説明したが一般
の暖房器の燃料流路異常栓用に応用できるものであり、
これらを本発明の範囲から排除するものではない。
(発明の効果) 本発明によれば、燃料流路の異常検出時には燃焼用空気
の送風量と燃料供給量とを最大にして、この状態の燃焼
温度をチェックし、流路良好時の燃焼温度と比較して流
路の詰りを判断するので、カーボンの流路への付着が検
出できる効果がある。
また、波路の詰りか検出されたときは、燃料供給を停止
して気化グロープラグの加熱ヒータに通電するので、気
化グロープラグの燃料流路は空焚き状態となって付着し
ているカーボンが焼却されて除去される効果がある。し
たがって暖房器の暖房効率も回復して良好な暖房効果を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の暖房器の燃料流路異常検出装置の一実
施例を示す構成ブロック図、第2図はその処理の一例を
示す処理フロー図である。 1・・・燃焼器、2・・・熱交換器、5・・・車室、7
・・・電子制御装置、11・・・燃焼ブロワ、12・・
・気化グロープラグ、14・・・フレームセンサ、41
・・・燃料ポンプ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)燃焼用空気の送風量を検出する風量検出手段と、
    燃料の供給量を検出する流量検出手段と、燃焼温度を検
    出する温度検出手段と、これらの3検出手段からの信号
    により燃料流路の詰り時の燃焼温度を記憶する記憶手段
    とを備えたことを特徴とする暖房器の燃料流路異常検出
    装置。
  2. (2)前記記憶手段からの信号により燃料供給を停止し
    て燃料流路を加熱する加熱手段を設けたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第(1)項記載の暖房器の燃料流路異
    常検出装置。
JP61281383A 1986-11-26 1986-11-26 暖房器の燃料流路異常検出装置 Granted JPS63135714A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3176504A1 (de) * 2015-12-03 2017-06-07 Bosch Termotecnologia S.A. Heizgerätevorrichtung, insbesondere gas- und/oder ölbrennervorrichtung

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6138323A (ja) * 1984-07-31 1986-02-24 Shizuoka Seiki Co Ltd ノズル噴霧式バ−ナの噴霧圧制御装置

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CN107327843A (zh) * 2015-12-03 2017-11-07 博世热力技术有限公司 加热器装置、尤其气体燃烧器装置和/或油燃烧器装置

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JPH0522127B2 (ja) 1993-03-26

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