JPS63135608A - 中空クランク軸におけるオイル通路装置 - Google Patents

中空クランク軸におけるオイル通路装置

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JPS63135608A
JPS63135608A JP28038886A JP28038886A JPS63135608A JP S63135608 A JPS63135608 A JP S63135608A JP 28038886 A JP28038886 A JP 28038886A JP 28038886 A JP28038886 A JP 28038886A JP S63135608 A JPS63135608 A JP S63135608A
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JP
Japan
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shaft
oil passage
oil
pin shaft
journal
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JP28038886A
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JPH0340248B2 (ja
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Ryohei Kusunoki
亮平 楠
Sunao Tsuto
津戸 直
Shigeyoshi Ito
伊藤 茂良
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ジャーナル軸及びピン軸を、その内部に空洞
部を設けて中空状に形成したいわゆる中空クランク軸に
おいて、そのジャーナル軸における潤滑油を、ピン軸に
導くためのオイル通路装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の中空クランク軸においてそのジャーナル
部における潤滑油を、ピン軸に導くためのオイル通路は
、このオイル通路をなす細いパイプを、中空クランク軸
の鋳造に際して同時に鋳込むことによって形成していた
ので、これに多大の手数を要していた。
そこで先行技術としての特公昭56−53122号公報
は、ジャーナル軸における空洞部内、及びピン軸におけ
る空洞部内に、クラン・り軸の鋳造に際して同時に肉盛
部を形成し、この肉盛部に対して前記オイル通路を穿設
することを提案している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、この先行技術のようにして中空クランク軸に設
けられるオイル通路のジャーナル軸及びピン軸への開口
部は、各々一箇所のみであるから、ジャーナル軸におけ
る潤滑油をオイル通路に導入することができる量は少な
いと共に、オイル通路からピン軸の外周面に対する潤滑
油のまわりも悪いので、ピン軸に対する潤滑油の供給が
十分でなく高速回転のときにおいてオイル切れが発生す
るのであった。
本発明は、中空クランク軸のオイル通路において、前記
先行技術の問題を解消することを目的とするものである
〔問題点を解決するための手段〕
このため本発明は、ジャーナル軸及びピン軸を、その内
部に空洞部を設けて中空状に形成し、且つ、前記ジャー
ナル軸の外間面とピン軸の外周面とを連通ずるオイル通
路を前記各空洞部に連通しないように穿設して成る中空
クランク軸において、前記オイル通路のジャーナル軸外
周面に対する開口部と、オイル通路のピン軸外周面に対
する開口部とを、ジャーナル軸の中心とピン軸の中心と
を結ぶ法線に対して左右両側に振り分けて配設する一方
、前記ジャーナル軸に、当該ジャーナル軸外周面に対す
る前記オイル通路の開口部とジャーナル軸における略反
対側の外周面とを連通ずるオイル孔を、クランク軸の軸
方向から見たときにおける前記オイル通路の傾斜方向と
略同じ方向に傾斜して穿設し、且つ、前記ピン軸に、当
該ピン軸の外周面と前記オイル通路とを連通ずるオイル
孔を、ピン軸の中心からジャーナル軸側に偏芯した部位
に穿設した構成にしたものである。
〔発明の作用・効果〕
このように構成すると、ジャーナル軸の外周面には、オ
イル通路とオイル孔との二つが略反対側の位置において
開口していることにより、ピン軸へのオイル通路には、
ジャーナル軸に対する潤滑油が、二つの開口部から導入
されるから、ピン軸への潤滑油量を増大することができ
る一方、ピン軸にも、前記オイル通路とこれに連通ずる
オイル孔との二つが開口していることにより、オイル通
路からの潤滑油をこの二つの開口からピン軸の周囲に供
給できて、潤滑油のまわりを向上できるのである。
そして、前記ジャーナル軸におけるオイル孔を、クラン
ク軸の軸方向から見たときにおける前記オイル通路の傾
斜方向と同じ方向に傾斜して穿設したことにより、当該
オイル孔を穿設するためにジャーナル軸における空洞部
内に造形する肉盛部を、前記オイル通路をジャーナル軸
に穿設するための肉盛部と一部供用することができるか
ら、ジャーナル軸における空洞部を、前記オイル通路及
びオイル孔に対する肉盛部によって塞ぐことを回避でき
る一方、ピン軸におけるオイル孔を、ピン軸の中心から
ジャーナル軸側に偏芯した部位に穿設したことにより、
当該オイル孔を穿設するためにピン軸における空洞部内
に造形する肉盛部を、前記オイル通路をピン軸に穿設す
るための肉盛部と一部供用することができるから、ピン
軸における空洞部を、前記オイル通路及びオイル孔に対
する肉盛部によって塞ぐことを回避できるのである。
従って本発明によると、ジャーナル軸及びピン軸との両
方に各々穿設したオイル孔によって、ピン軸に対する潤
滑性を確実に向上できるものでありながら、ジャーナル
軸及びピン軸の各々にオイル孔を穿設する場合に、当該
ジャーナル軸及びピン軸における空洞部を塞ぐことを確
実に回避できる効果を有する。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面について説明するに、図にお
いて符号1は、各ジャーナル軸2及び各ピン軸3をその
内部に空洞部4.5を設けて中空状に形成した鋳造製の
クランク軸を示し、前記各ピン軸3の両端を、前記ジャ
ーナル軸2に対して一体的に結合する各クランクアーム
6の他端には、バランスウェイト7が各々一体内に設け
られている。
また、前記クランク軸i a、=は1、ジャーナル軸2
の外周面とピン軸3の外周面とを連通ずるためのオイル
通路8が穿設されている。
、追ノ〕オイル通路8は、イアう:/り軸1をその軸線
Aの方向から見たとき、当該オイルi■路8のジャー−
ノール軸外周面に対する開り部8a志、9才イル通路8
のピン軸外周面に対1−る開〔1部8bとが、ジャーナ
ル軸2の中心2oとピン41ilI+3の中心3oとを
結ぶ法線13の左右両側a、=位置するように前記法線
Bに対して傾斜している。
そして、前記各ジャーナル軸2には、当該ジャーナル軸
2の外周面に対する前記オイル通路8の開口部8aとジ
ャーナル軸2における略反対側の外周面とを連通ずるオ
イル孔9を、クランク軸1の軸方向Aから見たときにお
ける前記オイル1m路8の前記法線Bに対する傾斜方向
と略同じ方向に傾斜して穿設する一方、前記ピン軸3に
は、当該ピン軸3の外周面と前記オイル通路8とを連通
ずるオイル孔10を、ピン軸3の中心3oからジャーナ
ル軸2側に適宜距離(e)だけ偏芯した部位とご穿設す
る。
なお、図中符号11.12は、前記ジャーナル軸2にオ
イル通路8及びオイル孔9を穿設するためにその空洞部
4内に突出した肉盛部、符号13゜14は、前記ピン軸
3にオイル通路8及びオイル孔10を穿設するためにそ
の空洞部5内に突出した肉盛部である。
このように構成すると、ジャーナル軸2の外周面には、
オイル通路8とオイル孔9との二つが略反対側の位置に
おいて開口していることにより、ピン軸3へのオイル通
路8には、ジャーナル軸に対する潤滑油が、二つの開口
部8a、9aから導入されるから、ピン軸2への潤滑油
量を増大することができる一方、ピン軸3にも、前記オ
イル通路8とこれに連通ずるオイル孔10との二つが開
口していることにより、オイル通路8からの潤滑油をこ
の二つの開口部8b、10aからピン軸の周囲に供給で
きて、′a滑油のまわりを向上できる。
また、前記ジャーナル軸2におけるオイル孔9を、クラ
ンク軸1の軸線A方向から見たときにおける前記オイル
通路8の傾斜方向と同じ方向に1頃斜して穿設したこと
により、当該オイル孔9を穿設するためにジャーナル軸
2における空洞部4内に造形する肉盛部12を、前記オ
イル通路8をジャーナル軸2に穿設するための肉盛部1
1と一部供用することができるから、ジャーナル軸2に
おける空洞部4を、前記オイル通路8及びオイル孔9に
対する肉盛部11.12によって寒くことを回避できる
一方、ピン軸3におけろオイル孔1゜を、ピン軸3の中
心3oからジャーナル軸2側に適宜距離(e)だけ偏芯
した部位に穿設したことにより、当該オイル孔10を穿
設するためにピン軸3における空洞部5内に造形する肉
盛部14を、前記オイル通路8をピン軸3に穿設するた
めの肉盛部13と一部供用することができるから、ピン
軸3における空洞部5を、前記オイル通路8及びオイル
孔10に対する肉盛部13.14によって塞ぐことを回
避できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図はクランク軸の一
部切欠正面図、第2図は第1図のn −n視断面図、第
3図は第1図のm−m視断面図、第4図は第1図のIV
−IV視断面図である。 1・・・・クランク軸、2・・・・ジャーナル軸、3・
・・・ピン軸、4,5・・・・空洞部、6・・・・クラ
ンクアーム、7・・・・バランスウェイト、8・・・・
オイル通路、9.10・・・・オイル孔、A・・・・ク
ランク軸の軸線、B・・・・法線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、ジャーナル軸及びピン軸を、その内部に空洞部
    を設けて中空状に形成し、且つ、前記ジャーナル軸の外
    周面とピン軸の外周面とを連通するオイル通路を前記各
    空洞部に連通しないように穿設して成る中空クランク軸
    において、前記オイル通路のジャーナル軸外周面に対す
    る開口部と、オイル通路のピン軸外周面に対する開口部
    とを、ジャーナル軸の中心とピン軸の中心とを結ぶ法線
    に対して左右両側に振り分けて配設する一方、前記ジャ
    ーナル軸に、当該ジャーナル軸外周面に対する前記オイ
    ル通路の開口部とジャーナル軸における略反対側の外周
    面とを連通するオイル孔を、クランク軸の軸方向から見
    たときにおける前記オイル通路の傾斜方向と略同じ方向
    に傾斜して穿設し、且つ、前記ピン軸に、当該ピン軸の
    外周面と前記オイル通路とを連通するオイル孔を、ピン
    軸の中心からジャーナル軸側に偏芯した部位に穿設した
    ことを特徴とする中空クランク軸におけるオイル通路装
    置。
JP28038886A 1986-11-25 1986-11-25 中空クランク軸におけるオイル通路装置 Granted JPS63135608A (ja)

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JP28038886A JPS63135608A (ja) 1986-11-25 1986-11-25 中空クランク軸におけるオイル通路装置

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Publication Number Publication Date
JPS63135608A true JPS63135608A (ja) 1988-06-08
JPH0340248B2 JPH0340248B2 (ja) 1991-06-18

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ID=17624328

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JP (1) JPS63135608A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03130911U (ja) * 1990-04-17 1991-12-27
CN1080816C (zh) * 1997-06-30 2002-03-13 日野汽车工业株式会社 曲柄轴的油孔构造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03130911U (ja) * 1990-04-17 1991-12-27
CN1080816C (zh) * 1997-06-30 2002-03-13 日野汽车工业株式会社 曲柄轴的油孔构造

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JPH0340248B2 (ja) 1991-06-18

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