JPS63134119A - ワイヤカツト放電加工用電極材料 - Google Patents
ワイヤカツト放電加工用電極材料Info
- Publication number
- JPS63134119A JPS63134119A JP27997986A JP27997986A JPS63134119A JP S63134119 A JPS63134119 A JP S63134119A JP 27997986 A JP27997986 A JP 27997986A JP 27997986 A JP27997986 A JP 27997986A JP S63134119 A JPS63134119 A JP S63134119A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- electrode material
- carbon fiber
- single yarn
- machining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000007772 electrode material Substances 0.000 title claims abstract description 24
- 238000003754 machining Methods 0.000 title abstract description 14
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 claims abstract description 13
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 claims abstract description 13
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 13
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 11
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 10
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 10
- 238000007747 plating Methods 0.000 claims abstract description 6
- 238000010304 firing Methods 0.000 claims abstract description 5
- 239000003245 coal Substances 0.000 claims abstract description 3
- 239000003208 petroleum Substances 0.000 claims abstract description 3
- 238000009763 wire-cut EDM Methods 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract 1
- WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N tungsten Chemical compound [W] WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 1
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000005459 micromachining Methods 0.000 description 1
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010937 tungsten Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
- Non-Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はワイヤカット放電加工に使用するワイヤ電極
材料に関するものである。
材料に関するものである。
従来のワイヤカット放電加工用電極材料としては、ワイ
ヤに張力を加えて加工するため、強度が優れ、かつ細線
状に線引き加工が容易な材料で、しかも電極消耗比が少
ない銅、黄銅、タングステン線が電極材料としてワイヤ
カット放電加工機に使用されている。
ヤに張力を加えて加工するため、強度が優れ、かつ細線
状に線引き加工が容易な材料で、しかも電極消耗比が少
ない銅、黄銅、タングステン線が電極材料としてワイヤ
カット放電加工機に使用されている。
一般に使用されるワイヤの電極径は直径０．２〜０．２
５ｍｍであるが、工作物のコーナ部の最小半径によって
、種々のワイヤ径を選択する必要がある。
５ｍｍであるが、工作物のコーナ部の最小半径によって
、種々のワイヤ径を選択する必要がある。
現在使用されている微細ワイヤ電極径は直径０．０２〜
０．０３ｍｍが最も細いワイヤであるが、工作物板厚と
の関係からあまり実用的でない。一般に使用される微細
線は直径０．０５ｍｍのタングステン線が精密金型の加
工等に使用されている。このときの最小コーナ半径は加
工板厚１０＋ｍ＋前後で約０．０７ｍ＋である。
０．０３ｍｍが最も細いワイヤであるが、工作物板厚と
の関係からあまり実用的でない。一般に使用される微細
線は直径０．０５ｍｍのタングステン線が精密金型の加
工等に使用されている。このときの最小コーナ半径は加
工板厚１０＋ｍ＋前後で約０．０７ｍ＋である。
また電極径に対し最大加工電流の限界があり、この許容
値を越えるとワイヤは断線する。このため最大板厚とワ
イヤ張力に関するワイヤ電極径の実用的な範囲があり、
例えば直径０．Ｏ５ｎｍのタングステン線の場合ワイヤ
最大張力は２００ｇである。
値を越えるとワイヤは断線する。このため最大板厚とワ
イヤ張力に関するワイヤ電極径の実用的な範囲があり、
例えば直径０．Ｏ５ｎｍのタングステン線の場合ワイヤ
最大張力は２００ｇである。
しかしながら、このような従来の微細加工用ワイヤ電極
として用いられてきたタングステン線は、巻きとった時
のリールへの巻きぐせを加工機内で解消するのが困雅で
あり、加工物の精度が得られないとともに１通電部およ
びガイド部の摩耗も激・しいなどの問題点があった。
として用いられてきたタングステン線は、巻きとった時
のリールへの巻きぐせを加工機内で解消するのが困雅で
あり、加工物の精度が得られないとともに１通電部およ
びガイド部の摩耗も激・しいなどの問題点があった。
また最近開発されたピッチ系炭素繊維単糸によるワイヤ
電極材料は電気抵抗が１〜１０ Ｘ １０−’Ω・■と
金属に比べて抵抗が大きいため、電流密度が上らず、加
工速度が遅いことが問題であった。
電極材料は電気抵抗が１〜１０ Ｘ １０−’Ω・■と
金属に比べて抵抗が大きいため、電流密度が上らず、加
工速度が遅いことが問題であった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、ワイヤ強度が高いとともに。
たもので、ワイヤ強度が高いとともに。
リールへの巻きぐせがなく、しかも加工速度を速くでき
るワイヤカット放電加工用電極材料を得ることを目的と
する。
るワイヤカット放電加工用電極材料を得ることを目的と
する。
この発明に係るワイヤ放電加工用電極材料は。
石油または石炭から生成されるピッチ材を細線にして焼
成した炭素繊維の単糸に金属をメッキしてワイヤ電極材
料としたものである。このワイヤ電極材料は高強度で高
弾性率でかつ摩擦係数が小さく、電気抵抗の小さい微細
な単繊維である。
成した炭素繊維の単糸に金属をメッキしてワイヤ電極材
料としたものである。このワイヤ電極材料は高強度で高
弾性率でかつ摩擦係数が小さく、電気抵抗の小さい微細
な単繊維である。
この発明におけるピッチ材を焼成した炭素繊維の単糸に
よるワイヤ電極材料は、引張強度が２５０〜３００ ｋ
ｇ ／ ＋ａ ” で、抗張力が大きく、ワイヤに十分
な張力を加えることができるため加工物の精度が保たれ
る。また引張弾性率も３００００〜６００００ｋｇ／□
２と極めて剛性の高いワイヤであるため、リールへの巻
きぐせがなく、直線性の高いワイヤである。
よるワイヤ電極材料は、引張強度が２５０〜３００ ｋ
ｇ ／ ＋ａ ” で、抗張力が大きく、ワイヤに十分
な張力を加えることができるため加工物の精度が保たれ
る。また引張弾性率も３００００〜６００００ｋｇ／□
２と極めて剛性の高いワイヤであるため、リールへの巻
きぐせがなく、直線性の高いワイヤである。
しかも炭素繊維表面に電気伝導度の高い金属をメッキし
ているため、電流密度を高くでき、このため加工速度を
上げることができる。
ているため、電流密度を高くでき、このため加工速度を
上げることができる。
以下この発明の一実施例を図について説明する。
第１図はワイヤカット放電加工用電極材料を示す斜視図
、第２図は加工状態を示す斜視図である。
、第２図は加工状態を示す斜視図である。
図において、（１）はワイヤ電極材料で、ピッチ材を細
線にして焼成した炭素繊維の単糸（２）の表面に金属メ
ッキ層（３）を形成したものである。このワイヤ電極材
料（１）による加工方法は、第２図に示すように、金属
メッキされた炭素繊維からなるワイヤ電極材料（１）を
ワイヤカット放電加工機へ取付け゛て、上部ガイド（４
）および下部ガイド（５）でワイヤ電極材料（１）を保
持し、工作物（６）を切断する。
線にして焼成した炭素繊維の単糸（２）の表面に金属メ
ッキ層（３）を形成したものである。このワイヤ電極材
料（１）による加工方法は、第２図に示すように、金属
メッキされた炭素繊維からなるワイヤ電極材料（１）を
ワイヤカット放電加工機へ取付け゛て、上部ガイド（４
）および下部ガイド（５）でワイヤ電極材料（１）を保
持し、工作物（６）を切断する。
上記のワイヤカット放電加工用のワイヤ電極材料（１）
は、ワイヤの強度が高いため、直径が０．０３〜０．０
５ｍの微細線としても十分な張力を加えられ、工作物（
６）のたいこ現象（工作物の切断面が凹面となる現象）
が防止でき、工作物（６）の加工精度が向上する。また
ワイヤの引張弾性率が大きいため、リールへの巻きぐせ
がなく、ワイヤの直線性が良いため、切断面の平滑度が
良くなる。しかも電気抵抗が炭素繊維単糸単体より極め
て小さいため、加工速度が非常に速くなる。
は、ワイヤの強度が高いため、直径が０．０３〜０．０
５ｍの微細線としても十分な張力を加えられ、工作物（
６）のたいこ現象（工作物の切断面が凹面となる現象）
が防止でき、工作物（６）の加工精度が向上する。また
ワイヤの引張弾性率が大きいため、リールへの巻きぐせ
がなく、ワイヤの直線性が良いため、切断面の平滑度が
良くなる。しかも電気抵抗が炭素繊維単糸単体より極め
て小さいため、加工速度が非常に速くなる。
以上のように、この発明によれば、ワイヤ電極材料とし
てピッチ材による炭素繊維の単糸に金属をメッキしたも
のを用いたので、ワイヤに十分な張力をかけることがで
き、直線性も優れているため、工作物の加工精度が向上
するとともに、表面に電気伝導度が高い金属をメッキし
ているため。
てピッチ材による炭素繊維の単糸に金属をメッキしたも
のを用いたので、ワイヤに十分な張力をかけることがで
き、直線性も優れているため、工作物の加工精度が向上
するとともに、表面に電気伝導度が高い金属をメッキし
ているため。
加工速度が飛躍的に向上するなどの効果がある。
第１図はワイヤ電極材料の斜視図、第２図は加工状態を
示す斜視図である。 各図中、同一符号は同一部分を示し、（１）はワイヤ電
極材料、（２）は単糸、（３）は金属メッキ層、（４）
は上部ガイド、（５）は下部ガイド、（６）は工作物で
ある。
示す斜視図である。 各図中、同一符号は同一部分を示し、（１）はワイヤ電
極材料、（２）は単糸、（３）は金属メッキ層、（４）
は上部ガイド、（５）は下部ガイド、（６）は工作物で
ある。
Claims (1)
- （１）石油または石炭から生成されるピッチ材を細線に
して焼成した炭素繊維の単糸に金属をメッキして電極材
料としたことを特徴とするワイヤカット放電加工用電極
材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27997986A JPS63134119A (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 | ワイヤカツト放電加工用電極材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27997986A JPS63134119A (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 | ワイヤカツト放電加工用電極材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63134119A true JPS63134119A (ja) | 1988-06-06 |
Family
ID=17618612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27997986A Pending JPS63134119A (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 | ワイヤカツト放電加工用電極材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63134119A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007030075A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Bridgestone Corp | 放電加工用ワイヤ |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS584824A (ja) * | 1981-06-09 | 1983-01-12 | ザ・ブリテイツシユ・ピトロ−リアム・コンパニ−・ピ−・エル・シ− | 石油ピツチからの炭素繊維の製造方法 |
| JPS61188025A (ja) * | 1985-02-14 | 1986-08-21 | Riken Corp | 放電加工用電極線 |
-
1986
- 1986-11-25 JP JP27997986A patent/JPS63134119A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS584824A (ja) * | 1981-06-09 | 1983-01-12 | ザ・ブリテイツシユ・ピトロ−リアム・コンパニ−・ピ−・エル・シ− | 石油ピツチからの炭素繊維の製造方法 |
| JPS61188025A (ja) * | 1985-02-14 | 1986-08-21 | Riken Corp | 放電加工用電極線 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007030075A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Bridgestone Corp | 放電加工用ワイヤ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4287404A (en) | Electrode for electrical discharge machining | |
| KR100868008B1 (ko) | 스파크 침식절삭용 와이어전극 | |
| US7687738B2 (en) | Wire for high-speed electrical discharge machining | |
| US4766280A (en) | Wire electrode for the spark erosive cutting | |
| KR920006652B1 (ko) | 방전가공용 커트와이어 | |
| JPH0796454A (ja) | ダイヤモンド電着ワイヤ工具及びその製造方法 | |
| JPS63134119A (ja) | ワイヤカツト放電加工用電極材料 | |
| JPS61136733A (ja) | ワイヤ放電加工用電極線およびその製造方法 | |
| JPH01289621A (ja) | ワイヤカット放電加工用電極材料 | |
| JPS63134118A (ja) | ワイヤカツト放電加工用電極材料 | |
| US4765877A (en) | Power supply means for a wire electrode of an electroerosion machine | |
| US5140125A (en) | Wire-electrode arrangement for spark-erosive cutting | |
| JPS60249528A (ja) | ワイヤ−カツト放電加工機用電極線の製造方法 | |
| JPS63190213A (ja) | 超電導成形撚線の製造方法 | |
| US5199162A (en) | Method for the manufacture of a wire-electrode for spark-erosive cutting | |
| US8519294B2 (en) | Electric discharge machining wire with optimized surface coating | |
| JPS6099526A (ja) | ワイヤ放電加工機用電極線 | |
| JPS6099527A (ja) | ワイヤカツト放電加工用電極線 | |
| JPH0818185B2 (ja) | ワイヤ放電加工用ワイヤ | |
| JPH0241824A (ja) | 放電加工用電極線 | |
| JPH01205925A (ja) | 放電加工方法及び装置 | |
| KR830000505Y1 (ko) | 연사동선 | |
| JPS58120429A (ja) | ワイヤカツト放電加工用電極線 | |
| JPS61188025A (ja) | 放電加工用電極線 | |
| JPH0224025A (ja) | ワイヤ放電加工用電極線 |