JPS63132759A - ピンチロ−ル押付力制御装置 - Google Patents

ピンチロ−ル押付力制御装置

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JPS63132759A
JPS63132759A JP27995486A JP27995486A JPS63132759A JP S63132759 A JPS63132759 A JP S63132759A JP 27995486 A JP27995486 A JP 27995486A JP 27995486 A JP27995486 A JP 27995486A JP S63132759 A JPS63132759 A JP S63132759A
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pressure
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cylinder
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Hironori Yamamoto
山本 裕則
Taizo Sera
泰三 瀬良
Kazufumi Matsumura
松村 千史
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NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は丸ビレットの連続鋳造設備におけるピンチロー
ル押付力制御装置に関する。
[従来の技術] 一般に、連続鋳造設備のピンチロールは電動モータ等に
より回転駆動され、ビレットを引き抜き駆動する。この
ピンチロールは液圧シリンダにより上下に移動され、シ
リンダのヘッド側圧力によりビレットを押圧する。そし
て、このビレットの°圧下量はディスタンドピースによ
り、ピストンとロールとの間隔を増減して調整すること
ができる。
このピンチロールは、鋳造開始時にダミーバを強い力で
加圧するために例えば約100kg/ dの高圧の液圧
管路から供給される作動圧力で上下方向に移動され、ビ
レットを押圧する場合には、回転駆動力を伝達するのに
必要な摩擦力を保持するために液圧シリンダのヘッド側
を例えば約20kg/ #の比較的低圧の液圧管路に切
換えられ、ロッド側はタンクへの戻り管路に結合される
[発明が解決しようとする問題点] しかし、これら従来の連続鋳造設備においては、ピンチ
ロールの摩耗に応じてディスタンドピースを調整する必
要があり、その調整管理が一般的に極めて困難である。
また、異サイズの鋳片を鋳造する場合には、その都度鋳
片の大きさに応じてディスタンドピースを調整する必要
がある。
特に、丸ビレットを鋳造する場合には、ディスタンドピ
ースの調整によりピンチロールの押付力を必要以上に強
くすると、この丸ビレットの変形が大きくなって真円度
が許容限度を越えてしまう。
また、押付力が弱いと、鋳片引き抜き不良あるいは鋳片
落下等の操業以上を引き起こす危険がある。
第2図はピンチロール押付力と丸ビレットの変形量(Δ
h)の関係を示す。この図において曲線は計算値であり
、線Aは許容値である。また、・。
0.0.Δはそれぞれ丸ビレットの径及び引抜き速度が
210φ、 1.5s/sin 、  170φ、 2
.0s/a+in 5170φ、 2.4a/sin 
5170φ、 2.8+*/sinの実測値である。実
質変形量は4xΔhとなる。
ここで、変形量(Δh)の計算値は次式で表わされる。
Δh−(P/pK ・ B−−rrU)2但し、P:圧
下量 B:圧延幅 R:ロール半径 ρに:変形係数 この第2図から明らかなように、鋳造速度の増加に伴っ
て鋳片変形抵抗が減少し、シリンダヘッドに20kg、
’ ciの液圧を加えた場合には、速度が2゜211/
■In以上の場合に許容値を越えてしまう。
このため、ピンチロールを介して鋳片を加圧する液圧シ
リンダのヘッド側を高圧液圧管路に、また、ロッド側を
戻り管路に接続し、ヘッド側の高圧液圧供給管路中に電
磁比例減圧弁を配設して、この電磁比例減圧弁によりピ
ンチロールの押付圧力を自由に変更できる制御装置を開
発した。
この従来の制御装置は、770〜3840kgの範囲で
鋳片押付力を制御することができ、ピンチロールの摩耗
に応じてディスタンドピースを調整することなく最少押
付力を制御することができる。また、サイズの異なる丸
ビレットを鋳造する際にもディスタンドピースを調整す
ることなく、所定の限度内の真円度を備えた丸ビレット
を鋳造することができる。
しかし、この制御装置においては、液圧シリンダのロッ
ド側の戻り管路が連続鋳造設備における他の液圧装置の
戻り管路と共通であるため、背圧が不安定で押付力が不
安定となる。また、停電時にには液圧シリンダのヘッド
側に液圧が供給されないため、鋳片落下等の危険がある
この問題点を解決するためには、ロッド側の戻り管路を
他の油圧装置から独立させ、また停電時の圧力喪失に対
しては流出防止装置を設けることで解決可能であるが、
しかし、このような手段を用いた場合には回路及び設備
が複雑となり、コストが極めて高くなる。
本発明は上述に鑑みてなされたもので、広い範囲でピン
チロールの押付力を調整できかつ真円度の高い種々のサ
イズの丸ビレットを鋳造できる簡単でコストの低いピン
チロール押付力制御装置を提供することを目的とする。
E問題点を解決するための手段」 本発明によるピンチロール押付力制御装置は、ロッドを
介して鋳片を押圧するピンチロール押付圧の液圧シリン
ダのヘッド側とロッド側との一方を液圧供給管路に接続
しかつ他方を戻り管路に接続してシリンダピストンを上
下方向に移動する作動方向切換弁と、この作動方向切換
弁のロッド側ポートと前記シリンダのロッド側との管路
中に配設された電磁遮断弁と、この電磁遮断弁のロッド
側ポートを前記液圧供給管路に連結する管路中に配設さ
れた電磁比例リリーフ付減圧弁とを備え、この電磁比例
リリーフ付減圧弁を介して、前記液圧供給管路に連通し
たヘッド側の所定圧力に対抗するロッド側への供給圧力
を制御し、前記ピンチロールの最少押付力を制御可能と
したことを特徴とする。
[作用] このピンチロール押付力制御装置は、ピンチロールを移
動する際に作動方向切換弁により液圧供給管路からシリ
ンダのヘッド側あるいはロッド側に作動流体を供給され
、反対側のシリンダ端部はタンクへの戻り管路に連通さ
れる。そして、鋳片を引き抜く際には、シリンダのヘッ
ド側に液圧供給管路から所定の液圧が供給され、ロッド
側は電磁比例リリーフ付減圧弁により液圧供給管路から
供給される液圧を広範囲に亙って制御され、このため、
他の液圧装置の作動と係わりなく独立して各ピンチロー
ルの最少押付力を制御することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明
する。
[実施例] 第1図は本発明の1実施例によるピンチロール押付装置
の液圧回路を示し、鋳片を加圧している状態である。ピ
ンチロール1は丸ビレット2の上下側に配設された一対
のローラからなり、このピンチロールの上側ローラは駆
動装置である電動モータ3を介して回転駆動され、丸ビ
レット2に対する圧下量は復動式の液圧シリンダ4によ
り制御される。この液圧シリンダ4のヘッド側端部4a
及びロッド側端部4bはそれぞれ両側逆止弁付継手5及
びたわみ管路6を介して管路7,8に連結されている。
管路7.8は作動圧切換弁12及び作動方向切換弁13
を介して高圧液圧供給管路9、低圧液圧供給管路10あ
るいはタンクへの戻り管路11に結合される。この液圧
供給管路9.10は連続鋳造設備の各液圧装置に圧油を
供給する共通の液圧管路で、それぞれ例えば1000k
g/d及び20kg/ dの圧油が常時供給されている
作動圧切換弁12は作動コイル12aあるいは12bを
励磁することにより、作動方向切換弁13の液圧供給ポ
ートを液圧供給管路9あるいは10に連通ずる。
作動方向切換弁13は、作動圧切換弁12から供給され
た液圧をシリンダ4のヘッド側端部4a及びロッド側端
部4bの一方に供給し、かつ、ドレンポートから他方の
端部の液圧を戻し管路に連通ずることにより、液圧シリ
ンダ4の抑圧方向を切換えて、ダミーバを加圧して下降
させ、鋳片2を加圧して引き抜きあるいは操業終了後に
ピンチロール1を元の位置に戻す作用をなす。
更に、作動方向切換弁13のロッド側ポートと液圧シリ
ンダ4のロッド側端部を連結する管路8中には、一端側
をばねで押圧された2ポ一ト2位置切換弁に形成された
電磁遮断弁14が設けられている。そして、この電磁遮
断弁14のロッド側ポートは、電磁遮断弁16及び電磁
比例リリーフ付減圧弁を配設した管路15を介して液圧
供給管路10に連結されている。
この電磁比例リリーフ付減圧弁17は、電磁比例パイロ
ットリリーフ弁とリリーフ付減圧弁とを組合わせた通常
のもので1、入口側圧力すなわち液圧供給管路10の圧
力が変動しても出口側すなわちシリンダ4のロッド端4
b側の圧力を、入口側の圧力よりも低い設定圧力に保持
する。そして、このロッド端4b側の設定圧力は、パイ
ロット圧力を設定するばね力を増幅器18を介する入力
端子により調整することができる。すなわち、ロッド端
4b側の圧力が設定値より低い場合には液圧供給管路1
0から出口側に流れ、設定値より高い場合には出口側が
ドレン管路19に連通され、したがって、ロッド端4b
側の出口圧力は常に設定値に保持される。
また、作動圧切換弁12の液圧管路10に連通する低圧
の人口ポート側にバランシング弁20が設けられ、作動
方向切換弁13の出口側には逆止弁付流量制御弁21が
設けられている。逆止弁22及びリリーフ弁23はシリ
ンダ4の各端部に異常な圧力が作用した場合に、戻り管
路に戻して安全を図る。
次に、上記ピンチロール押付力制御装置の作動について
説明する。
先ず、ダミーバを加圧して下降させるときは、作動圧切
換弁12の励磁コイル12bが励磁されて液圧供給管路
9を作動方向切換弁13の液圧入口ポートに連通ずる。
作動方向切換弁13は励磁コイル13bが励磁されてヘ
ッド端側の出口ポートを作動圧入口ポートに連通し、ロ
ッド側端部4bを戻り管路11に連通ずる。更に、電磁
遮断弁14.16は無励磁状態でばねにより図の左方向
に押圧される。
これらの各励磁コイルの作動は適宜通常の制御装置を介
して行うことができる。
したがって、高圧の液圧供給管路9から管路7を介して
シリンダ4のヘッド側端部4aに作動油が供給され、ロ
ッド側端部4bはばねで開位置に押圧されている電磁遮
断弁14、流量制御弁21及びパイロット付逆止弁を介
して管路8から戻り管路11に連通される。このため、
ビンチロール1の上側ローラがダミーバを強い力で押圧
し、電動モータ等の回転により引き抜くことができる。
そして、ダミーバを取り外して鋳片を引き抜く場合は、
作動圧切換弁12の電磁コイル12bを無励磁としかつ
電磁コイル12aを励磁し、電磁遮断弁14.16を励
磁してそれぞれの弁を図示の状態に切換える。
この図示の鋳片加圧状態では、シリンダ4のヘッド側端
部4aには、液圧管路10からバランシング弁20によ
り例えば20kg/ dの一定圧力の液圧が管路7を介
して供給され、ロッド側端部4bには、同じく液圧供給
管路10から電磁比例リリーフ付減圧弁17で調整され
た圧力が管路15゜8を介して供給される。この減圧弁
17の出口側設定圧力は、各丸ビレットのサイズ及び引
抜き速度に応じ、適宜のコントローラを介して調整する
したがって、ビンチロール1の上側ローラはシリンダの
ヘッド側端部4a及びロッド側端部4bの圧力差に応じ
た力で押圧され、従来と同様な液圧シリンダに用いた場
合には409〜9640kgの範囲で押付力を制御する
ことができる。
この鋳片がある状態で例えば停電等が発生した場合には
、減圧弁17が閉じ、遮断弁14が開位置に切換わって
ロッド側端部4bが戻り管路11に連通されるが、ヘッ
ド側端部4aには圧力が保持されており、このため、鋳
片落下等の操業異常を引起こす危険がない。
鋳造を終了した後にシリンダ4を上昇する場合は、遮断
弁14.16を無励磁にして図の左方に切換え、作動圧
切換弁12及び作動方向切換弁13の励磁コイル12a
及び13bを無励磁としかつ励磁コイル12b及び13
aを励磁して、各切換弁12.13を図の左方に移動す
る。これにより、液圧供給管路9から管路8を介してシ
リンダ4のロッド側端部4bに圧油が供給され、ヘッド
側端部4aは管路7を介して戻り管路11に連通され、
ピストンロッドが上昇される。
なお、本実施例において高圧及び低圧の液圧供給管路か
ら圧油を供給する構成としがた、1の液圧管路からシリ
ンダの各端部に圧油を供給することも可能である。
[効果] 以上明らかなように、本発明によると極めて簡単な構造
で低コストの制御装置により、鋳片を押圧するビンチロ
ールの押付力を極めて広い範囲で制御することができ、
種々のサイズの丸ビレットの変形量を最少として鋳造す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例によるピンチロール押付力制
御装置の回路図、第2図はピンチロール押付力とビレッ
トの変形量との関係を示すグラフ図である。 1・・・ビンチロール、2・・・ビレット、3・・・駆
動装置、4・・・シリンダ、4a・・・ヘッド側端部、
4b・、・ロッド側端部、9,10・・・液圧供給管路
、12・・・作動圧切換弁、13・・・作動方向切換弁
、14.16・・・電磁遮断弁、17・・・電磁比例リ
リーフ付減圧弁、20・・・バランシング弁。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 1】 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ロッドを介して鋳片を押圧するピンチロール押付シリン
    ダのヘッド側とロッド側との一方を液圧供給管路に接続
    しかつ他方を戻り管路に接続してシリンダピストンを上
    下方向に移動する作動方向切換弁と、この作動方向切換
    弁のロッド側ポートと前記シリンダのロッド側との管路
    中に配設された電磁遮断弁と、この電磁遮断弁のロッド
    側ポートを前記液圧供給管路に連結する管路中に配設さ
    れた電磁比例リリーフ付減圧弁とを備え、この電磁比例
    リリーフ付減圧弁を介して、前記液圧供給管路に連通し
    たヘッド側の所定圧力に対抗するロッド側への供給液圧
    を制御し、前記ピンチロールの最少押付力を制御可能と
    したことを特徴とするピンチロール押付力制御装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2009255119A (ja) * 2008-04-16 2009-11-05 Nippon Steel Corp 連続鋳造設備のガイドロール制御システム
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CN114160981A (zh) * 2021-12-20 2022-03-11 中冶南方工程技术有限公司 一种薄板带的激光对接焊接装置及方法

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