JPS63132706A

JPS63132706A - 圧下可能なロールを軸方向に移動させるための装置を備えたロールスタンド

Info

Publication number: JPS63132706A
Application number: JP62282930A
Authority: JP
Inventors: ハルトムート　ディール; ハンス・ハインリッヒ　ハルトマン
Original assignee: SMS Schloemann Siemag AG; Schloemann Siemag AG
Current assignee: SMS Siemag AG
Priority date: 1986-11-10
Filing date: 1987-11-09
Publication date: 1988-06-04
Also published as: EP0267420A2; US4907439A; DE3763152D1; EP0267420A3; DE3638330A1; EP0267420B1; ATE53517T1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】投権光！本発明はロールチョックで支持され軸方向に位置固定さ
れている圧下可能なロールを軸方向に移動させるための
装置を備えたロールスタンドに関し、より厳密には１、
ロールの軸方向に作用する液圧式シリンダ・ピストン・
ユニットを備え、該液圧式シリンダ・ピストン・ユニッ
トの走出可能な部分が、１つのロールのロールチョック
と結合可能で且つロール交換のためにこのロールチョッ
クから取外し可能であり、液圧式シリンダ°ピストン・
ユニットの走出不能な部分が支柱に固定されている前記
ロールスタンドに関するものである。

丈米技夏本発明はドイツ特許第２４４０４９５号公報に記載のロ
ールスタンドを前提としている。この種のロールスタン
ドは例えば作業ロール、中間ロール及び／または支持ロ
ールといった同種のロールを軸方向へ互いに逆の方向に
移動させて、圧延材の横断面を制御するためのものであ
る。ロールを軸方向へ移動させることは、ロールの摩耗
を均一にするという観点からだけでも意味がある。

上記公報に記載のロールスタンドによれば、一対の液圧
式シリンダ・ピストン・ユニットから軸方向へ移動され
るべきロールのロールチョックへの力の伝達は、ロール
チョックの外側へ突出するアームに対する結合部材を介
して行われる。ロールはロールチョックで単に回転可能
に支持されているばかりでなく、軸方向に位置固定され
ており。

従ってロールチョックの軸方向への移動に追従する。ロ
ールを軸方向に移動させるためのこの装置は、ロールの
駆動側ロールチョックが軸方向の移動に簡単に追従する
ので、ロールスタンドの操作側にだけ設けられている。

各液圧式シリンダ・ピストン・ユニットの走出不能な部
分がロールチョックの側方に支柱に固定されており、ロ
ールはそのロールチョックによって圧延材の厚さを制御
するために圧下可能、即ち高さを可変であるので。

操作側のロールチョックの外側へ突出しているアームは
、液圧式シリンダ・ピストン・ユニットの走出可能な部
分に設けられた結合部材に対して垂直方向に可動でなけ
ればならない。

従って、液圧式シリンダ・ピストン・ユニットの走出可
能な部分は垂直に延びる板を有している。

この板は、結合部材の対向板によって移動遊隙をもって
取り囲まれている。この外側の対向板は、ロールの軸方
向での取外しを考慮して取外し可能でなければならない
（ドイツ特許第３３３１０５５号公報の第１図）、１つ
め液圧式シリンダ・ピストン・ユニットのシリンダが走
出可能な部分であれば、このシリンダは、垂直な溝を具
備した外側の垂直な面をロールチョックの両側に具備す
ることができ、前記外側の垂直な面にロールチョックの
外側へ突出するロック板が入る。このように高さ調整可
能なロールチョックと走出可能なシリンダとを形状拘束
的に連結させると、ロールを交換するためにロック板を
その長手方向で取外し可能でなければならない（ドイツ
特許第３３３１０５５号公報の第３図）。

１孜本発明の目的は、ロールチョックと軸方向移動装置の液
圧式シリンダ・ピストン・ユニットの走出可能な部分と
の形状拘束的な結合を、ロール交換のための手作業或い
は何らかのロック調整作業の強制から解放することであ
る。

隻戊入瑳腹来本発明は、上記目的を達成するため、液圧式シリンダ・
ピストン・ユニットがそれぞれ１つの中間部材によって
担持され、該中間部材が、支柱に高さ方向に移動可能に
固定され、且つロールのバランスをとるための、または
ロールを曲げるための装置にして支柱に固定される装置
と、ロールチョックの張出し部分との間に配置されてい
ることと、張出し部が、中間部材とロールチョックとを
相対的に高さ調整することによって、液圧式シリンダ・
ピストン・ユニットの走出可能な部分と形状拘束的に連
結可能であることとを特徴とするものである。

上記の構成によれば、液圧式シリンダ・ピストン・ユニ
ットが、支柱に高さ方向に移動可能に配置された中間部
材にしてロールの圧下に追従する中間部材によって担持
されているので、ロールチョックと液圧式シリンダ・ピ
ストン・ユニットの走出可能な部分とを相対的に垂直方
向に案内させる必要はもはやない。なぜなら、液圧式シ
リンダ・ピストン・ユニットも同様にロールの圧下運動
に強制的に追従するからである。このことは、部材間の
形状拘束的な連結が中間部材とロールチョックとの間で
相対的な高さ調整を行うだけで可能になることを示して
おり、より厳密には、ロールのバランスをとるための、
またはロールを曲げるための装置にして支柱に固定され
高さ方向に移動可能な中間部材と接する装置を使用すれ
ば部材間の形状拘束的な連結が可能になることを示して
いる。

上側ロール、即ち上側ロールセットの１つのロールの連
結過程のためには、液圧式ベンディング装置の圧力ビス
トンによって中間部材を上方へ移動させることによって
行われ、これに対して下側ロール、即ち下側ロールセッ
トの１つのロールの連結過程のためには、中間部材を取
外し高さから下方へ制御することによって行われる。圧
延の間中間部材は、連結部分（突出部または凹部）を具
備しているロールチョックの張出し部に対して上記相対
位置を保持する。従って中間部材が、これに付設される
前記ロールのバランスをとるための。

またはロールを曲げるための装置によって上方または下
方へ選択的に制御可能であるのが有利である。

本発明の有利な実施例によれば、各液圧式シリンダ・ピ
ストン・ユニットのピストンが走出不能な部分として中
間部材と結合されていることと。

シリンダが走出可能な部分として中間部材のなかで移動
可能に且つ回転不能に案内されていることと、シリンダ
がロールチョックの張出し部側に水平な面を有し、この
面に横溝が形成されているのが合目的である。この横溝
にはロールチョック側の水平なロック板がロック可能で
あり、より厳密には、すでに述べたように、上側ロール
のための中間部材の上方制御と、下側ロールのための中
間部材の下方制御とによってロック可能である。

さらに、各シリンダを案内するため、定置のピストン棒
の肉厚にされた丸軸が用いられ、この場合シリンダを回
転不能に固定するためシリンダは角のある輪郭を有して
いる。

失態■ 次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて説明する８本実施例では、第１図に図示した４段ロールスタンドに
おいて、軸方向に移動可能な２つの作業ロール１と２に
関して説明する０作業ロール１と２はロールチョック３
と４で支持され、第３図に示すように軸方向に位置固定
されている。ロールチョック３と４は横に張出している
張出し部３ａ。

４ａを有し、高さ調整可能な中間部材５と６で支持され
ている。第３図に示すように、中間部材５と６は高さ方
向にだけ移動可能に支柱７に固定されている。これらの
中間部材５，６は、液圧式ベンディング装置の圧力ビス
トン８にして両作業ロール１，２に共通の圧力ビストン
８の間にある。

圧力ビストン８は、下部中間部材６内で二重に付勢可能
に駆動され、そのピストン棒８ａは引張りと圧縮に耐え
るように上部中間部材５と結合されている。この構成は
、第１図に図示したロールスタンドの左側に対しても適
用される。

圧延の間圧カビストン８によって引き起こされる開拡曲
げ力は、中間部材５，６と、該中間部材の、軸方向での
ロールの移動範囲にわたって延びている平らな抑圧板９
とを介して、張出し部３ａ。

４ａの対向押圧板１０に伝えられる。この場合、ロール
ベンディングによるロールチョック３，４の傾動を阻止
する弾性板１１が中間に配置されている。

液圧式ベンディング装置のピストン棒８ａを備えたピス
トン８の軸平行な垂直中心面内には、液圧式ピストン・
シリンダ・ユニット１２と１３（その高さ運動に関して
は以下に説明する）が前記重設された中間部材５，６に
よって担持されている。

液圧式ピストン・シリンダ・ユニットは二重に付勢可能
なピストン１４を有している。そのピストン棒１５は、
直径を縮減された長さ１５ａで、フランジ１７を備えた
スリーブ１６を貫通し、該スリーブ１６に対して固定さ
れている。スリーブ１６は中間部材５，６にねじによっ
て固定されている。スリーブ１６はピストン棒１５の丸
軸（横断面が円形の軸）を形成している。この丸軸で。

液圧式ピストン・シリンダ・ユニット１２．１３の可動
部分、即ち第２のシリンダ１８．１９が案内されている
。各液圧式ピストン・シリンダ・ユニット１２．１３の
定置のピストン１４のための両圧縮室を形成している本
来のシリンダ１８は容器状に形成され、シリンダカバー
２０を具備している。シリンダカバー２０をピストン棒
１５が貫通している。シリンダ部分１８は、□詳細には
図示していないが案内部分１９と結合されている。案内
部分１９の輪郭は、スリーブ１６で案内するための偏心
した穴２１を備えた長方形である。第１図の左半分と第
３図かられかるように、シリンダ部分１８の形状は正方
形であり、その辺の長さは長方形の案内部材１９の幅に
等しい、従って第１図の左側の図面かられかるように、
案内部材１９の突出部分は張出し部３ａ、４ａ側に水平
な面１９ａを有し、この面１９ａに横溝２２が形成され
ている（第２図）、液圧式シリンダ・ピストン・ユニッ
ト１２．１３の突出可能な部分１９．１８の前記横溝２
２にはそれぞれロック板２３が形状拘束的に係合する。

ロック板２３は、ロールチョックの張出し部３ａ、４ａ
にねじによって固定されている。ロールを軸方向に移動
させるために突出可能な案内部材１９とロールチョック
３または４との間のこのような形状拘束的な連結は、作
業ロール１，２が相対運動なしに鉛直方向に圧下される
場合でも維持される。なぜなら、シリンダ・ピストン・
ユニット１２．１３が高さ方向に移動可能な中間部材５
，６によって担持され、且つ中間部材５，６は、液圧式
ベンディング装置の開拡・曲げ力によりロールの圧下時
にロールチョックに追従するからである。

シリンダ部分１８の案内部材１９の輪郭が前述のように
形成され、且つ第３図から最もわかるように、１つの中
間部材６の突出部分６ａが案内部材１９に狭い間隔で隣
接しているので、丸軸を形成している案内スリーブ１６
上でのシリンダ部分１８の回転が阻止されている。第３
図と第１図の左側の図面かられかるように、１つの案内
部材１９には側方に板２５が設けられている。この板２
５は、１つの中間部材５或いは６の水平方向の穴２６に
噛み合う。

第２図は、ロールチョック３，４と連結状態にあるシリ
ンダ・ピストン・ユニット１２と１３を図示したものと
であるが、これはすでに説明したようにロック板２３が
横溝２２に噛み合っていることによるものである。両作
業ロール１と２を一緒に走出させるため、作業ロールｌ
と２は図示していない圧下装置を介して一緒に案内され
、公知なように両作業ロール１．２をロールセットとし
て走出させることができる。この場合ベンディングシリ
ンダには圧力がなく、その結果対になって重設されてい
る中間部材５と６は互いに接近しあう。一方中間部材５
と６は、ロック板２３を横溝２２から出すために、さら
に行程を続行しなければならない。

このためにベンディング装置の圧力ビストン８の行程が
適用されるばかりでなく、この圧力ビストンは二重に付
勢可能でなければならない、このようにすると、中間部
材５がその自重で下方への連結行程を自動的に行う必要
がなくなる。本発明の実施例では、圧力室Ｄ（第２図）
に圧力媒体が供給されて両作業ロール１，２のための開
拡・曲げ力が生じ、或いは少なくとも上部中間部材５と
上部ロールチョック３との接触を維持させるような力が
生じる。一方圧力室Ａにも付加的に圧力媒体が供給され
て、下部中間部材６のロック板２３の連結が解除される
とともに上部中間部材５が降下する。従ってピストン棒
８ａが上部中間部材５と引張りにも耐え得るように結合
する。支柱７に設けられる図示していないストッパーは
、ロール交換位置での中間部材５と６の高さを決定する
。

逆にロール交換後の連結過程は圧力室りを介して行われ
、それによって中間部材５，６は互いに離れる。この場
合中間部材５と６の離隔は、それと同時にロック板２３
が横溝２２のなかへ入り、且つ中間部材５と６がその張
出し部に接するまで行われる。

【図面の簡単な説明】

第１図は作業ロールの操作側ロールチョックの垂直断面
図であり、右側半分は両ロールに共通な液圧式ベンディ
ング装置の圧力ビストンの垂直断面図で、左半分は軸方
向移動装置の側面図、第２図は第１図の線■−■による
断面図、第３図は第２図の腺ｍ−ｍによる断面図である
。１．２・・・・・作業ロール３．４・・・・・ロールチョック６．６・・・・・中間部材７・・・・・・・支柱８・・・・・・・圧力ビストン８ａ・・・・・・ピストン棒１２．１３・・・液圧式シリンダ・ピストン・ユニット１８・・・・・・シリンダ１９・・・・・・案内部材Ｆ１３．１

Claims

【特許請求の範囲】（１）ロールチョックで支持され軸方向に位置固定され
ている圧下可能なロールを軸方向に移動させるための装
置を備えたロールスタンドであって、ロールの軸方向に
作用する液圧式シリンダ・ピストン・ユニットを備え、
該液圧式シリンダ・ピストン・ユニットの走出可能な部
分が、１つのロールのロールチョックと結合可能で且つ
ロール交換のためにこのロールチョックから取外し可能
であり、液圧式シリンダ・ピストン・ユニットの走出不
能な部分が支柱に固定されている前記ロールスタンドに
おいて、液圧式シリンダ・ピストン・ユニット（１２、
１３）がそれぞれ１つの中間部材（５、６）によって担
持され、該中間部材（５、６）が、支柱（７）に高さ方
向に移動可能に固定され、且つロール（１、２）のバラ
ンスをとるための、またはロールを曲げるための装置（
８、８ａ）にして支柱に固定される装置（８、８ａ）と
、ロールチョック（３、４）の張出し部分（３ａ或いは
４ａ）との間に配置されていることと、張出し部（３ａ或いは４ａ）が、中間部材（５、６）とロールチ
ョック（３、４）とを相対的に高さ調整することによっ
て、液圧式シリンダ・ピストン・ユニット（１２、１３
）の走出可能な部分（１８、１９）と形状拘束的に連結
可能であることとを特徴とするロールスタンド。（２）中間部材（５、６）が、これに付設される前記ロ
ール（１、２）のバランスをとるための、またはロール
を曲げるための装置（８、８ａ）によって上方または下
方へ選択的に制御可能であることを特徴とする、特許請
求の範囲第１項に記載のロールスタンド。（３）各液圧式シリンダ・ピストン・ユニット（１２、
１３）のピストン（１４）が走出不能な部分として中間
部材（５、６）と結合されていることと、シリンダ（１
８、１９）が走出可能な部分として中間部材のなかで移
動可能に且つ回転不能に案内されていることと、シリン
ダ（１８、１９）がロールチョック（３、４）の張出し部（３ａ或いは４ａ）側に水平な面
（１９ａ）を有し、この面（１９ａ）に横溝（２２）が
形成され、且つこの横溝（２２）にロールチョック側の
水平なロック板（２３）がロック可能であることを特徴
とする、特許請求の範囲第１項または第２項に記載のロ
ールスタンド。（４）各シリンダ（１８、１９）が、その定置のピスト
ン棒（１５）の肉厚にされた丸軸（１６）で案内され、且つ付設される中間部材（５、６
）のなかで回転不能にするため角のある輪郭を有してい
ることを特徴とする、特許請求の範囲第３項に記載のロ
ールスタンド。