JPS63130639A - ポリシロキサン―ポリオキシアルキレンブロックコポリマー骨格単位を含有する実質的に非膨潤性のポリマー、及びそれを用いて製造されたコンタクトレンズ - Google Patents

ポリシロキサン―ポリオキシアルキレンブロックコポリマー骨格単位を含有する実質的に非膨潤性のポリマー、及びそれを用いて製造されたコンタクトレンズ

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JPS63130639A
JPS63130639A JP62279480A JP27948087A JPS63130639A JP S63130639 A JPS63130639 A JP S63130639A JP 62279480 A JP62279480 A JP 62279480A JP 27948087 A JP27948087 A JP 27948087A JP S63130639 A JPS63130639 A JP S63130639A
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    • C08L83/12Block- or graft-copolymers containing polysiloxane sequences containing polyether sequences

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、コンタクトレンズ及び眼内移植片のような眼
科的器具、特に、ポリシロキサン及びポリオキシアルキ
レンオキシド単位を含む骨格を有し、(a)高酸−素通
過性、(b)良好な湿潤性、(C)可1應性、(d)光
学的な明澄性、及び(e)使用される眼内環境下での水
性膨潤性の実質的欠如をはじめとする望ましい特性を有
利に混成して有するブロックコポリマー製のコンタクト
レンズに関する。
眼科的器具の製造において種々のタイプの物質を含有す
るシロキサンを使用することは良く知られている。
しかして、米国時?)r第3,996,187号。
3.996,189号、3.341.490号及び3,
228,741号において、充填剤を含有量るポリ(オ
ルガノシロキサン類)から製造されるコンタクトレンズ
が記載されている。このようなレンズは一般的に軟質で
あり、また高い酸素透過性を有するものであるが、引裂
強さ及び引張り強度を増大させる(それを用いない場合
は劣っている)ためにシリカのような充填剤を使用する
ことが示されている。また、このようなシリコーンラバ
ーレンズは疎水性かつ親油性であることを特徴としてい
る。
米国特工1第3,808,178号は、ポリシロキサニ
ルアルキルアクリレートもしくはメタクリレートエステ
ルとアルキルアクリレートもしくはメタクリレートエス
テルとのコポリマーから製造されるハードコンタクトレ
ンズを開示している。
該特許のモノマー及びポリマーは疎水性であり、ヒドロ
キシエチルメタクリレートのような親木性物質に適合し
ない。開示されたレンズは増大された酸素透過性を有す
るが、剛性である。
米国特許第4,136,250号は、コンタクトレンズ
を製造するために用いることのできる、親水性(もしく
は親水性と疎水性との混合)モノ?−約20〜約90%
と、ポリオレフィン系シロキサンマクロマー約10〜約
80%とのコポリマーのヒドロゲルを開示している6通
常、かかるヒドロゲルは約10〜約12%の11潤度を
有すると記されている。しかしながら、かかるヒドロゲ
ル中に大量の水が存在するとかかる物質の酸素透過性が
制限されることが判明している。
米国特許第4,153,641号は、関連する部分にお
いて、ビニル系基によって停止されたポリオルガノシロ
キサンのポリマー、あるいはこれと他のモノマーとのコ
ポリマーから製造されるコンタクトレンズに関する。そ
の中で例示された生成物は木質的に疎水性である。
米国特許第4,486,577号は、例えばコンタクト
レンズとして有用なポリマーを製造するための、少なく
とも2つのビニル基を含有するポリシロキサンマクロマ
ー約8〜70%と、水不溶性部分が少なくとも大半を占
める七ツマ−30〜92%とのコポリマーに関する。
概して、従来のかかるコンタクトレンズ組成物は高い酸
素透過性を有しているとは言うものの、コンタクトレン
ズ業界で許容される表面湿潤度の点で親木性が不充分で
あるか又は、かかるコンタクトレンズが許容される湿潤
性を有するとしても、その親水性には水膨潤性が伴い、
最適な酸素透過性が制限される傾向がある。
未発明の目的は、ポリシロキサン及びポリアルキレンオ
キシド単位を含む架橋ブロックポリマーを用いることに
より、高度の表面湿潤性を有するが用いる水性雰囲気中
で実質的に非111潤性であり、かつ高度の酸素透過性
を有する、コンタクトレンズ及び眼内移植片のような眼
科的器具を提供することにより、当該技術のこれら及び
その他の欠点を克服することである。
本発明の更なる目的は、屈折率障害の形態の視覚障害を
、それを必要としている患者の眼に、このようなポリマ
ーの矯正コンタクトレンズを装着することによって矯正
する方法を提供することである。
本発明のこれらの及び他の目的は、以下の発明の詳細な
説明によって明らかとなる。
本発明の1つの実施態様は1式■: −S’−L−D−A−L)−(I)のセグメン) S 
”を有する架橋性モノマーの架橋ポリマーから製造され
る、光学的に明澄、加水分解に対して安定、生物学的に
不活性、湿潤性、可撓性、水性眼涙液中で実質的に非膨
潤性で、酸素透過性の、コンタクトレンズのような眼科
的器具に関する。
ここで、aは1〜10であり; 各りはそれぞれ独立して酸素もしくは −N(R21)−であり; 各S′はそれぞれ独立して式II: のセグメントであり; 各Aはそれぞれ独立して弐■: のセグメントであり(但し、式II及び■のそれぞれの
中位中の末端酸素は−N(R21)−と置換n(能であ
る); 各りはそれぞれ独立して−BRB ’−であり(但し、
式Iのいずれのモノマー中においても、末端り基は−B
R−であってもよい);各b、d及びfはそれぞれ独立
して0〜4であり; qはl−1,000の数であり; 各x、y及び2はそれぞれ独立して0 〜100であり(但し、x、y及び2の少なくとも1つ
は少なくともlであり、かつ(X+SF+Z)Xqは4
〜i、ooo、好ましくは25〜75である); 各り及びIはそれぞれ1〜6の整数であり; Vは2〜75、好ましくは2〜50.更に好ましくは1
0〜50、最も好ましくは15〜50の整数であり; R1及びR2は独立して炭素原子数18以下のアル槃ル
もしくは炭素原子数12以下の7リール、好ましくは低
級アルキルもしくはフェニル、最も好ましくはメチルで
あり; 各R3、1li4 、 R7〜)ilo 、 R” 〜
Hts、R1・及びR211はそれぞれ独立して水素、
ハロゲン、及び非置換01〜C1゜アルキル、置換01
〜C五〇アルキル、非置換02〜C!・アルケニル及び
置換C2〜CtSアルケニルのような基を含有する詣肋
族、芳香族、もしくは複素環からなる群より選択され、
ここで、上記アルキル及びアルケニル置換基は独立して
、C凰〜C1,フルコキシカルボニル、02〜CIeア
ルケニルオキシカルボニル。
フルオロ、炭素原子数lO以下のアリール、C1〜CI
IIアルコキシ、C1〜C1,アルカノイルオキシ、炭
素原子数10以下の7リールオキシ、C3〜C6アルケ
ノイルオキシ、炭素原子数lo以下のアロイル、炭素原
子数11以下のアルイルオキシ、03〜C6シクロアル
キル、03〜C,シクロアルコキシ、C3〜C6シクロ
アルキルーカルポニルオキシ、03〜Cδシクロアルコ
キシ−カルボニル、炭素原子数7以下のオキサシクロア
ルキル、炭素原子数7以下のオキサシクロアルコキシ、
オキサシクロアルコキシ(炭素原子数7以下)−カルボ
ニル、゛オキサシクロアルキル(炭素原子数7以下)−
カルボニルオキシ及びアリール(炭素原子数10以下)
−オキジカルボニルから選択され、また、該アルキル及
びアルケニル置換基は、それぞれ、更に、場合によって
、ClNC6アルキル、フルオロもしくはc1〜C6ア
ルコキシ(但し、このアルコキシは他の酸素原子と既に
単結合している炭素原子に結合していない)によって置
換されており; R3、R4,R7〜Rm、 HaHls、RII 及び
Rollは更に独立して、それぞれが非置換の、あるい
は、上述の該R3アルキルの置換基の群から選択される
置換基によって更に置換されていてもよい、炭素原子数
10以下のアリール、03〜C♂シクロアルキル及び炭
素原子数7以下のオキサシクロアルキルから選択され;
R5 、R6、Ha、R12、R17及びR1mはR3に関し
て上記したものと同様の基から選択され; 更にR5、R6、Htl、HLa、H1?及びR!*は
、独立して、それぞれが更にフルオロ、炭素原子数10
以下の7リールもしくはC3〜C膿アルコキシによって
置換されていてもよい、C1〜−CtSアルコキシカル
ボニル、03〜Ctsアルケノイルオキシ、02〜C膿
アルケニルオキシカルボニル及びC1=CL@アルカノ
イルオキシから選択され、また更に、R5、Ha 、 
)l 11、R12、R17及びR1mは独立してそれ
ぞれが、更にフルオロ、C1〜C6アルキルもしくは0
1〜C6アルコキシによって置換されていてもよい(但
し、分子の残部への連結基としての単結金融素原子を有
する置換基はいずれも、他の醜素原子と単結合している
同一の炭素原子」−の置換基ではない)炭素原子数lO
以ドのアリールオキシ、炭素原子数8以ドのシクロアル
コキシ、シクロアルキル(+& 素U 予成8以下)−
カルボニルオキシ、シクロアルコキシ(炭素原子数8以
下)−カルボニル、炭素原子1i11以下のアロイルオ
キシ、炭素原子数7以下のオキサシクロアルコキシ、炭
素原子数7以下のオキサシクロアルケニルオキシ、オキ
サシクロアルコキシ(炭素原子数7以下)−カルボニル
、オキサシクロアルキル(炭素原子数7以下)−カルボ
ニルオキシ及びアリールオキシ(炭素原子数lθ以下)
−カルボニルから選択され;あるいは、R3〜R20か
らi2!捩される2つの隣接する基は、それらが結合し
ている原子と共に5〜8#lのシクロアルキル、オキサ
シクロアルキルもしくはビシクロアルキル環を形成して
もよI/)・ 式Iの七ノブ−は好ましくは式Iaミ ニ−(D−A−L−S ”) −(I a)あるいは弐
Ib= −(S”)−D−5’−L  −(I  b)Ca 更に好ましくは式IC: L’−E(D−A−L)−5”)−、L” (I、c)
[式中、D、A、L、S’、s ”は上記に定義したも
のと同様であり;Cは1〜10であり:eは0もしくは
lであり; aXcは1N10でありHLaは−BRB
′−及び−BR−から選択され;B′は水素、P’−R
B’−もしくはP’BRB′−であり;L″は水素もし
くは−P′ (あるいは、eが0の場合は−D−(D−
BR−P’もしくは−D−(D −BRB ’ −P 
’でもよい)である]のちのであり、更に好ましくは該
七ツマ−はジビニル系である。
1(21は独立して水素、C1〜C4アルキル及びフェ
ニルから選択され、好ましくは水素である。
各B及びB′は、それぞれ、カルボニル基がA、S’、
DもしくはP′に結合している次式: %式% から選択され; 各Rはそれぞれ独立して、 a)オキシ、カルボニルオキシ、アミ ノ、アミノカルボニル、オキシカルボニル、ウレイド、
オキシカルボニルアミノもしくはカルボニルアミノが介
在してもよい炭素原子数25以下の2価脂助族基; b)5〜25個の炭素原子を有する5〜7員の2価脂環
基; c)6〜25個、好ましくは7〜15個の炭素原子を有
する2価アリーレン基;及びd)7〜25個、好ましく
は8〜16個の炭素原子を有する2価アラルキルもしく
はアルカリール基から選択される2価の連結基(ここで
、(b)及び(d)基には場合によっては、(a)基と
同様の基が介在していてもよく、また、(C)及び(d
)基におけるアリール環は更に、ハロゲン、好ましくは
フッ素又は塩素、C1〜C4アルキル CL2ペルハロアルキル、特にC1〜CI2ペルフルオ
ロアルキルから逆捩される1以上の置換基で置換されて
いてもよい)であり; P′は水素、アミノ、ヒドロキシ、あるいは、好適な架
橋剤と共反応させた場合、又は化学線を照射した場合に
架橋しうる架橋性基を含有する成分である。
−に記の、単独あるいは他の基の一部として記載された
すべてのアルキル基は,好ましくは、メチル、エチル、
プロピル及びブチル、特にし−ブチル(但し,アリール
環上の隣接基がそれぞれ1〜ブチルでは有り得ない)の
ようなcl−c4アルキルである.これらのアルキル基
は直鎖もしくは分岐鎖であってよい6アルキルが、フェ
ニル環上の置換基である場合は、パラ位に結合している
のが好ましい.単独のあるいは他の基の一部としての好
適なアルケニル基は、エチニル、プロペニル及びブテニ
ルのようなC2〜C4アルケニルである.(単独のある
いは他の基の一部としての)好適なアリールノ,(は、
フェニル及びナフチル、更に!irましくはフェニルで
ある。好適なアリールノ,(は更に、01〜C4アルキ
ル、より好ましくはt−ブチルによって、最も好ましく
はパラ位において置換される.ハロゲンはクロロ、ブロ
モ、ヨードもしくはフルオロでよい。
b.d及びfは好ましくは独立してO〜3、更に好まし
くはO〜2,最も好ましくはOもしくはlである。式I
によって示される基は高度に/\ロゲン化されていても
よいが、好ましくは少なくとも25%、更に好ましくは
30%、より好ましくは40%がハロゲンを含有せず、
最も好ましくは実質的にハロゲンを含有しない.環状基
が示される場合は常に、炭素環又は複素環のいずれであ
っても好適には5〜6個のIJil員を有し、複素環の
場合は好ましくは環員として炭素原子と1つの酸素原子
のみを有する。
ビシクロアルキルは、弐■のセグメント中の2つの隣接
するR基が−・緒になって環を形成し,そのうちの1つ
がすでにシクロアルキル基である場合の基を意味すると
理解される.言いかえれば、2対のR基及びそれに結合
している炭素原子から構成される融合環系が得られる.
例えばR3がシクロプロピル、R4がメチルの場合 H
s及びR4は結合している炭素原子と共に(2 、 l
 。
0)シクロベント−2.2−ジイルとなることができる
式Iにおいてbが1より大の場合,複数のR5及びR6
基は同一でも異なっていてもよいが、すべてのR5が同
一であり、すべてのR6が同一であることが好ましい.
同様のことがd. Rtt及びR 12 、 f. R
 17及びR 18に関してあてはまる。
好適には、b,d及びfはそれぞれ独立して0〜2の整
数、最も好ましくはOもしくはlである。
本発明の1つの態様において、各R3〜l(7。
R9〜RI3及びR Is〜R 1mはそれぞれ水素で
ある.好適には、置換基Ha.HM及びR20は、炭素
原子数16以下のアルキル;炭素原子数8以下のアルコ
キシもしくはフルオロで置換された、炭素原子数16以
下のアルキル;非置換の、又はフルオロ、炭素原子数6
以下のアルコキシもしくは炭素原子数6以下のアルキル
で置換されたフェニル;フェニル環が非置換の、又はフ
ルオロ、炭素原子fi6以下のアルコキシもしくは炭素
原子数6以下のアルキルで置換されたベンジル;シクロ
ヘキシル;あるいは環炭素原子4〜5個を有するオキサ
シクロアルキルである。
非常に有利な下位概念は、Aが式■: V (式中、b,d,f,q,X.7.Z,R’、R′及び
R20が上記と同義である) である式1のポリマーから製造される、湿潤性で非膨潤
性の眼科的器具、好ましくはコンタクトレンズに関する
式■で示される極めて有利な2つの実施態様があり、こ
れらは次式V: ff) (式中、nはb+t、mはd+l、pはf+1であり、
n、m及びpはそれぞれ独立して好ましくは1〜3、更
に好ましくはlもしくは2、最も々Tましくはlであり
、x、y、z及びqは上記定義と同様であり、Ha及び
R″は水素であるか、あるいはどちらか一方、しかしな
がら好ましくは両方が、脂肪族、芳香族もしくは#i素
環式基、好ましくは、炭素原子数6以下のアルキル;炭
素原子数6以下のアルコキシもしくはフルオロで置換さ
れた、炭素原子数6以下のアルキル;非置換の、又ハフ
ルオロ、炭素原子数6以下のアルコキシもしくは炭素原
子数6以下のアルキルで置換されたフェニル;フェニル
環が非置換の、又はフルオロ、炭素原子数6以下のアル
コキシもしくは炭素原子数6以下のアルキルで置換され
たベンジル;4又は5の環炭素原子を有するシクロヘキ
シルあるいはオキサシクロアルキルである。)、あるい
は次式v■: (V工) (式中、n、m、p、x、y、z及びqは式Vに関して
上記で定義したものと同様であり。
R14は、好ましくは式VのR6と同様の群から選択さ
れる。) のいずれかで示される。
上記記載において、x、y及び2のCI′i位は、ブロ
ックセグメントにおいて無作為に、あるいは交互に配置
されるものと理解すべきである。
他の好適な実施態様は、弐■、■及び■で2がOである
ものに相当する。
望ましくは、完成されたポリマー中の弐■又は■のポリ
マーセグメントは、酸素透過度を減少せしめる傾向を有
する遊離水酸基を、主成分としないものであり、好まし
くは実質的にポリマー内部に有さない。
形成されたポリマーの外表面上の遊離水酸基は、ポリマ
ーマトリックス中へ水を吸収することなしに湿潤性を高
めるものと思われる。しかしながら、実際に高酩素透過
度を有するコンタクトレンズを製造したい場合には、完
成ポリマー中に有るm1liI水醸基の数は実質的に少
い方が好ましい。存在する1illll水醜基をブロッ
クする好適な手段は、それらを発色基と相互作用させる
ことである。
これらの実施態様において有用な代表的な発色基として
は、 American Haechst社製造のRe
5azalの商品名で当業界において公知のヒドロキシ
反応性染料が挙げられるが、これらに限定されるもので
はない、特に有用なRemazol染料を下表に例示す
る。
上述の物質はすべて、少なくとも1つの次式: %式% の基を有し、これはポリマーもしくはモノマーの水酸基
と反応し1次式: 染料−5O2−CH2−CH2−0−ポリマーもしくは
CH。
■ 染料−5O□−CH−0−ポリマー で示される基、好ましくは前者を与える。このような方
法で、過剰の!離水酸基が両者とも処理され1回時に着
色コンタクトレンズが得られる0発色ノ、(もしくは発
色剤は、七ツマ−が式■の構造中に導入される前に、あ
るいはその後に、モノマーと反応させることができる。
これら過剰の水酸基を処理する他の方法は、これらの存
在を利用して、種々の度合及びタイプの交差結合を形成
することである。
ビニル系コモノマーは、上記の他の特性を実質的に変化
させることなしに、最終生成物の親水性度を増加せしめ
るためにしばしば利用される0通常、ビニル系コモノマ
ーが次式: のポリエチレングリコール、又は次式:のピロリドンで
ある場合(ここで、gは1〜25、Rは水素もしくはメ
チルであり、RdはCH2=CH−、CH2=C(CH
3)−もしくは他のUV’1iii化性基である。)、
得られるポリマーは従来のものと比較してより親水性が
大であるが、Dkはコモノマーが存在しない場合と実質
“的に同一である。
通常、ビニル系コモノマーは、存在する場合、得られる
ポリで−の約2〜約lO重量%の量で用いられる0式V
の化合物がs、oooより大きな分子量を有する場合は
、5%以下のビニル系コモノマーを用いるのが有利であ
る。一般的に。
式Vの化合物が約4,000未満の分子量を有する場合
は、1ofl1%以下のビニル系コモノマーを使用し得
る0式Vの化合物が4 、000〜a 、oooの分子
量を有する場合は、ビニル系コモノマーの上限量は5〜
lO重量%である。
P′がビニル含有基1例えば次式: %式% [Ra及びRbは以下で定義するとおり(例えOCR。
である] で示される部分を含む基である場合1式■の七ノで−I
C他のビニル系コモノマー約50%未満、好ましくは約
50%以下、最も好ましくは約10%以下の存在下もし
くは不存在下で架橋してもよい(但し、最終生成物に実
質的に水酸基を含まない)。
P′がビニル基を有さないが、架橋に関与する場合、P
′は例えば活性な水素を含有する11 好*I、<t*
P’はOH,NHR’  (Rct*水素もしくは低級
アルキルである。)、BもしくはB′のカルボニルに直
接結合している残基、そのように結合していない場合は
通常のアシル残基、5CN−もしくは0CN−で完結せ
しめられる0次に、架橋は、通常:2−もしくは多官能
性共反応性モノマーとの縮合又は付加によって行なわれ
る0例えば、P′がOHの場合、共反応性上ツマー官能
基は、−N)IR’、−COOH。
0CN−1SCN−などであり;P′がNHR’である
場合、反応性コモノブ−官能基は通常のアシルもしくは
通常の残基に結合したアシルであり;また、P′が0C
N−もしくは5CN−を有する場合1反応性コモノマー
官能基はOHであってよい、同様に、P′もしくは共反
応性モノマーとして記載された他の共反応性官能基は(
P’の一部として記載されたものは共反応性上ツマー上
に、共反応性上ツマ−の一部として記載されたものはP
′の一部として)入れ替わってもよい。
縮合に好適なビニル系コモノマー及び共反応性上ツマ−
を以下に示す、しかしながら、ここに列挙したものがす
べてではなく、これらの修正、追加及び変更もまた使用
できることが当業者に理解されるであろう。
L′及びL“のいずれか一方もしくは両方が水素、又は
P′が水素であってP′で停止されている場合、少なく
とも一つの更なる架橋可能な部分がR3〜R2G基の1
つとして、もしくはR3〜R20基の1つの置換基とし
て存在しなければならない、このような架橋性基は、L
′及びL ″の一方もしくは両方がその中に架橋性基を
有している場合においても、1以上のR3〜R20上の
置換基として、又はこれらのかわりに存在することがで
きる。しかしながら、完成架橋ポリマーの架橋度は、1
0%以下、好ましくは5%以下、更に好ましくは1〜4
%の範囲、Wkも好ましくは2〜3%の範囲でなければ
ならない。
式1の七ツマ−から製造されるポリマー中において、A
基の20〜70%以下、好ましくは50%以下はポリエ
チレングリコールである。
A単位の数、鎖の長さ及びポリオキシエチレンセグメン
ト上の置換基の性質は、式Iの化合物のポリマーにおい
て望まれる湿潤度によって決定される。概して、ポリマ
ーはその表面特性において、20℃において60’未満
、好ましくは40°未満、更に好ましくは25°未満、
より好ましくは15°未満、最も好ましくは106未満
の蒸留水との接触角を示すような、十分な親水性を有さ
なければならない。
シロキサン単位の数が大きくなるほど、概してより多数
のオキシアルキレン単位が、接触角を減少せしめて上記
限界内にするために必要とされる。
更に、大過剰の非置換オキシエチレン単位は、ポリマー
を湿潤性にする傾向を有するので避けるべきである。水
が吸収されると、かかるポリマーの酸素透過度は激しく
減少する傾向がある0、有利には、本ポリマーは、約I
Q31HJi%未満の水、好ましくは約5重量%未満、
最も好ましくは3重里%未満の水を吸収する。
25°未構、更に好ましくは15°未満、最も好ましく
は106未満の接触角を示すポリマーが非常に好ましい
好適な架橋ポリマーは、実質的に、R1及びR2がメチ
ルであり、h及びiが2〜4で妬り。
Vが2〜20であり、b、d及びfがOであり、R3、
l/R’l)<水素−C”あり、R’ 、R”及びR2
゜が独立して、炭素原子Ia8以下のアルキルであり、
 (x+y+z)×qが4〜40eあり、P′a ! が−CH=CH2(Raが水素もしくはメチルである)
である式1のジビニル系モノマーのポリマーからなるも
のである。
式■: [式中、e及びkの一方はlでありもう一方は0であり
;Raは水素もしくはメチルであり;各Rはそれぞれ炭
素原子数6〜15の2価アリーレン基、2価のC,#C
,アリーレンーアミノカルボニルオキシ−C2〜C8ア
ルキレン、もしくは2価のC3〜C15I′l¥1環基
であり;各B及びB ’ (to          
    0 各R7はそれぞれ炭素原子数1〜6のアルキル、あるい
はそれとR7が水素である単位との混合物(ただし、好
ましくはR7は該単位の約75%以下、更に好ましくは
50%以下、より好ましくは30%以下が水素である)
であり:各Xはそれぞれ4〜75.好ましくは6〜70
.更に好ましくは8〜66であり;Vは2〜66、好ま
しくは2〜25、更に好ましくは2〜2oであり;i及
びhは独立して2,3もしくは4であり;aは1〜10
、好ましくは1〜B、更に好ましくは1〜6.より好ま
しくは1〜4、最も好ましくは1〜2の整数である] 
・ の反応性ビニル系モノマーのポリマーが極めて有利であ
る。
この極めて有利な態様において、Raは殻も好ましく 
tiメチルであり;Rは最も好ましくは−フェニレンー
、 −CR2CR20CON H−フェニレンもしくは
−CH2CH20CONH−トリレン−であり、l(7
はメチルであり;Xは最ち好ましくは60〜66であり
;Vは最も好ましく1±15〜20であり;aは最も好
ましくは1〜3であり;には最も好ましくはOであり;
eは最も好ましくは1である。
■ 極めて好ましい実施態様は、−CR2−CH−0基がそ
れぞれ式: (式中、R22は炭素原子数1〜4のアルキル、最も好
ましくはメチルであり、Sは約6〜約200、好ましく
は約25〜約100、最も好ましくは約50〜約75で
ある) で示される式■のモノマーかものポリマーである。
「 −CH2−CH−0基がそれぞれ式■:(式中、Xは約
2〜約zo、yは約8〜約100.2は約4〜約80で
ある) である式■のモノマーによるポリマーもまた極めて好ま
しい、他の重要な実施態様においては、yのtiが少な
くともXもしくは2の約2倍であり、R22が炭素原子
数1〜4のアルキル、好ましくはメチルであることが必
要である。
式1の反応性ビニル系モノマーは通常の重合条件下で4
.シ徴的に重合して架橋ポリマーを形成することができ
る。
所望の場合は、七ツマー反応混合物は触媒量の通常の爪
合触奴、好ましくは遊#I基触媒を含有していてもよい
。過酸化水素、過酸化ベンゾイル、tert−ブチルペ
ルオクトエ−1・もしくはアゾビス(インブチロニトリ
ル)のような通常の過酸化物及びアゾ触媒が特に重要で
ある。
重合は一般的に、約20〜約150℃の温度で約1〜約
24時間の回行なわれる。このような反応における時間
と温度とは反比例すると理解される。したがって、温度
範囲の上限の温度を用いると、反応時間は時間範囲の下
限付近になる。好適には、!l!合はUv光のような化
学放射線の存在下で行なわれる。
ポリマー混合物の性質によって、このような重合によっ
て得られたポリマーを、例えば約60〜約150″Cの
ようなやへ高温下で後硬化することが望ましい。
コンタクトレンズを製造するためには、ポリマー混合物
をレンズの形状に直接成形するか、又は重合を小さい円
筒状もしくは「ボタン」の形状のような、更なる加工に
好都合な形状を有する成形型中で行なってから機械加工
処理を行なうことができる。
少量の、すなわち50重量%未満、好ましくは30重量
%以下、最も好ましくは約10重量%以下の通常の共重
合性ビニルモノマーを、増量剤もしくは親木性調節剤な
どとして、本ポリづ−の製造においてコポリマー成分と
して用いることかできる。好適なビニルモノマーとして
は、一般式:%式% (式中、R23は水素もしくはメチルであり、R24は
、非置換の、あるいは、1以上の、炭素原子数12以下
のアルコキシ、アルカノ、イルオキシもしくはアルキル
、又はハロゲン、特にクロロもしくは好ましくはフルオ
ロによって置換された20個以下の炭素原子を有する、
直鎖もしくは分岐鎖の脂肪族、脂環式もしくは芳香族基
、あるいは、2〜約100単位の03〜C5ポリアルキ
レンオキシである) のアクリレート類及びメタクリレート類;一般式: %式% (式中、R23及びl(24は上記に定義したとおりで
ある) のアクリルアミド類及びメタクリルアミド類:式:  
 H2C=CH−0−R24・(式中、R24は上記に
定義したとおりである)のビニルエーテル類; 式:   H2=CH−00C−R2’(式中、R24
は上記に定義したとおりである)のビニルエステル類: 式:  R2400C−HC= CH−COOR24(
式中、R24は上記に定義したとおりである)のマレエ
ート類及びフマレート類;及び式:   R”CH=C
HR24 (式中、Hw及びR2mは上記に定義したとおりである
)のビニル系化合物が挙げられる。
有用なモノマーとしては、例えば、メチル−、エチル−
、プロピル−、イソプロピル−、ブチル−、エトキシエ
チル−、メトキシエチル−、エトキシプロピル−、フェ
ニル−、ベンジル−、シクロヘキシル−、ヘキサフルオ
ロ−、イソプロピル−もしくはn−才クチル−アクリレ
ート及び−メタクリレート、並びに対応するアクリルア
ミド及びメタクリルアミド:フマール酸ジメチル、マレ
イン酸ジメチル、フマール耐ジエチル、メチルビニルエ
ーテル、エトキシエチルビニルエーテル、酢酸ビニル、
プロピオン酸ビニ°ル、安息香酸ビニル、アクリロニト
リル、スチレン、α−メチルスチレン、l−ヘキセン、
11! 化ビニル、ビニルメチルケトン、ステアリン酸
ビニル、2−ヘキセン及び2−エチルへキシルメタクリ
レートが挙げられる。
Dkを実質的に減少させることなしに親木性度を上yさ
せる親水性調節剤としてのビニルコモノマーはN−(ビ
ニル含有基)−ピロリドン又はポリオキシエチレン(繰
り返し単位1〜25個)アクリレートもしくはメタクリ
レートであってよい。かかる親木性調節剤は式Iの化合
物の約10重着%を超えて存在してはならない。
最も好ましくは本ポリマーはかかる通常のビニルモノマ
ーのコポリマ一単位を含まない。
式1のビニル系モノマーは、それ自体が公知の方法によ
って製造することができる。
例えば、式Iのジビニル系モノマーを含有するシロキサ
ン/ポリアルキレンオキシドは、式HO−(S’)−H
(式中、−s’−は上記で定義したような式IIの基で
ある)のシロキサンジオールを、−Q−もしくは−Q−
Y−基を有する十分量の2官能性反応性基含有化合物(
ここで、該2官能性反応性基は、インシアネート;無水
物、酸ハロゲン化物もしくはカルボキシエステルのよう
な活性カルボキシであるか、あるいはハロゲン化物イオ
ン、スルファトなどのような残基である)と反応させて
、対応する、反応性基を含有する末端停止誘導体を形成
することによって製造することができる。
得られた末端停止シロキサン誘導体を、次に。
式: HO−(A)−H(式中、−Amは上記の弐mの
)、(である)のポリオキシアルキレンジオールと反応
させ、対応するポリオキシアルキレン−シロキサン−ポ
リオキシアルキレンジオールを形成することができる。
このジオールを、次に、末端ニH2C= C(Ra)−
B R−成分ヲl’Ttル反応性ノ、(含有ビニル系モ
ノマー(ここで、該反応性J、Qは、インシアネート;
無水物、酩ハロゲン化物もしくはカルボキシエステルの
ような活性カルボキシであるか、あるいは、ハロゲン、
スルファトなどのような残基である)と反応させ、aが
1であ′す、Aが直接結合以外のものである対応するジ
ビニル誘導体を形成することができる。一方、上述のポ
リオキシアルキレン−シロキサン−ポリオキシアルキレ
ンジオール類を更に逐次、−BR−もしくは−BRB′
−D−基を有する更なる2官能性反応性基含有化合物と
反応させて、対応する2官能性反応性末端停止誘導体を
形成させ、それを更に式: HO−(S’) −Hのシ
ロキサンジオールと反応させることができる。このよう
にして、c (a+e)か、あるいはc (a+k)の
いずれかの値に対応して、かわりのポリオキシアルキレ
ン/シロキサン単位含有ジオール類を連続的に形成する
ことができる0次に、このジオールを、末端4:H2C
= C(Ra)  B R−に分を有する反応性基含有
ビニル系モノマーによって末端停止するか、あるいは、
ジオールを十分量の2官能性反応性基含有化合物と反応
させ該ジオールを例えばインシアネート等のような反応
性基によって末端停止し1次にこれを、ビニル系アミン
もしくはアルコールのような適当なビニル含有化合物、
あるいは、架橋性基を有する他の共重合可能なモノマー
と反応させ、式1の対応する化合物を得ることができる
もちろん1式: HO−(S ’)−Hのシロキサンジ
オールによって開始し、aが所望の値となるように交互
に連続して形成するかわりに、式:%式% ルによって開始し、これを2官能性反応性基で末端Vp
Hニジ、シロキサンジオールでaが所望の値に達するま
で縮合し、上記記載のようにジオールをビニル基で完結
させてもよい。
丘記反応性ビニル系七ツマ−は、通常の重合条件下で特
徴的に重合する。これらビニル系モノマーでビニル基を
1つしか含有しないものにおいて、微量の、例えば式■
のモノマーを基準とじて約0.01〜約5屯t11%の
通常の架橋剤を用いてもよい。々r適な架橋剤としては
、アクリル酸及びメタクリル酸アリル;ジメタクリル酎
エチレングリコール、ジメタクリル酸アルキレングリコ
ール及びジメタクリル酸プロピレングリコールのような
ジアクリル酸及びジメタクリル酸アルキレングリコール
及びポリアルキレングリコール1トリアクリル酸トリメ
チロールプロパン;テトラアクリル酸ペンタエリトリト
ール;ジビニルベンゼン;ジビニルエーテル;ジビニル
スルホン;ジアクリル酸もしくはジメタクリル酸ビスフ
ェノールA;メチレンビスアクリルアミド;フタル酸ジ
アリルニトリアリルメラミン及びジアクリル酸及びジメ
タクリル酸へキサメチレンのようなジオレフィン糸上ツ
マ−が挙げられる。同様に、式I及び■のジビニルモノ
マーの重合において、所望の場合はかように微量の架橋
剤を用いてもよい。
式1のモノマーが′Mlll&のヒドロキシ、インシア
ナト、カルボキシもしくはアミン基を有する場合は、好
適な架橋剤は、2以上の鎖を結合せしめる付加もしくは
縮合反応物を形成する2官能もしくは多官能性共反応性
基を含む。
所望の場合は、モノマー反応混合物は触媒量の通常の触
媒、好ましくは′l1llI基触媒を含有していてもよ
い、過醇化水素、過醜化ベンゾイル、tert−ブチル
ペルオクトエート、過酷化ベンゾイルもしくはアゾビス
(インブチロニトリル)のような通常の過酸化物及びア
ゾ触媒が特に重要である。
前記の反応は概して直接的に進行する付加反応もしくは
縮合反応であり、具体的には反応に係わる種の相対的反
応性により約−1θ〜約100℃の反応温度で、不活性
希釈剤の存在下もしくは不存在下で、所望により、もし
くは適当な場合は、場合によって付加重合用もしくは縮
合重合用触媒の存在下で行なうことができる0例えばイ
ンシアネートもしくは酸ハロゲン化物とジオールとが係
わる反応については、随意に使用される好適な触媒とし
てはピリジン及びトリエチルアミンが挙げられる。
式: )10− (S ’)−Hのシロキサンジオール
類は当該技術において公知であり、多くのものが市販さ
れており容易に入手可能である。
また、式: HO−A−Hのポリオキシフルキレンジオ
ール類も公知であるか又は公知の方法によって製造する
ことができる。
したがって、式: HO−A−Hのポリオール類は、一
般的に、xqモルの次式■: (式中、R3〜R’、b、X及びqは上記ト1m義であ
る) で示されるエポキシドと、yqモルの次式X:(式中 
R9〜Rμ、d、V及びqは上記と同義である) で示されるエポキシド、及びzqモルの次式(式中、R
” 〜R”、f、z及びqは上記と同義である。) で示されるエポキシドとの、場合によっては通常のアル
キル化触媒の存在下、大気圧から約3.0OOkPaゲ
ージ圧までの加圧下、0〜約130℃の温度、場合によ
っては不活性局釈剤の存在下での付加反応によって製造
される。所望の場合は、エポキシド類の反応の前に、1
4個以下の炭素原子を有する脂肪族、芳香族もしくは脂
環族のアルコール、酸もしくはアミンを反応混合物に加
えて、基りを末端基とする対応するモノオール類を調製
してもよい。
種々のエポキシド類の混合物を用いて式:He−A−H
のポリオールを得る場合は、エボキ・シト間の反応を、
エポキシドを混合することによって行ない、ラング1、
なコポリマーもしくはターポリマーなどを得ることがで
き、あるいは。
添加を逐次に行なって、末端水酸基を有するブロックコ
ポリマーを形成することができる。好適な触媒としては
、アルカリ土類金属酸化物、アルカリ土類金属炭酸39
類、アルキル亜鉛化合物類。
アルミニウムアルコキシド類、塩化、臭化及び酢酸第2
鉄の水和物類及びガンマ放射線が挙げられる0反応は、
エチレングリコールもしくはプロピレングリコールのよ
うなグリコールを存在させることによって、あるいは、
スクロースのような高官能性を有するポリオールによっ
て、あるいは、エチレンジアミン、トルエンジアミンな
どのようなアミンによっても開始させることができる。
一般的に反応時間の長さは一部には、用いるアルキレン
オキシドによるが、一般に1時間未満から数十時間であ
る。したがって、エチレンオキシドは概してプロピレン
オキシドの約3倍の活性を示し、更に1.2−ブチレン
オキシドよりも速やかに反応する。ポリオキシエタン類
及びポリテトラヒドロフラン類の製造は、一般に、トリ
アルキルオキソニウム塩類、カルボキソニウム塩類、ア
シリウム塩類などを用いて開環オキソニウムを形成する
ことにより開始される。
式: HO−A−Hの好適なジオール類としては、1.
2−プロピレンオキシド;1.2−ブチレンオキシド;
1.2−エポキシデカン;1.2−エボキ°シトデカン
;l、2−エポキシオクタン;2.3−エポキシノルボ
ルナン;1,2−エポキシ−3−エトキシプロパン;1
,2−エポキシ−3−フェノキシプロパン;2.3−エ
ポキシプロピル−4−メトキシフェニルエーテル;テト
ラヒドロフラン;1.2−エポキシ−3−シクロヘキシ
ルオキシプロパン;オキセタン、 l 、 2−エポキ
シ−5−ヘキセン;1,2−エポキシエチルベンゼン;
1.2−エポキシ−1〜メトキシ−2−メチルプロパン
;ペルフルオロヘキシルエトキシプロピレンオキシド:
ベンジルオキシプロピレンオキシドなどのようなエポキ
シド類から得られるものが挙げられる。同様に、上記エ
ポキシド類はこれらの49合物として用いてもよい、更
に、式■、X及びXI(ここでbもしくはdもしくはf
がそれぞれ3であり、環の炭素環部が置換されている)
のある種の環式エーテル類は、単独の重合には抵抗性を
示すが、反応性のより大きな環式エーテル類とは非常に
速やかに共重合する。好適なコモノマーとしては例えば
2−メチル−テトラヒドロフラン及び3−メチル−テト
ラヒドロフランが挙げられる。同様に、エチレレオキシ
トモコモノマーとして用いてよいが、エチレンオキシト
ポリヤーは、疎水性のより大きな単位が存在しない場合
には、本発明によって使用するには親水性が高すぎ、あ
まりに多くの水性流体を吸収し過ぎるという特徴を示す
、しかしながら1モル基準で30〜80%、好ましくは
50%より多い、更に好ましくは66%より多いプロピ
レンオキシドを含有するエチレンオキシド/プロピレン
オキシド共重合ジオール類は、水性媒体中で実質的に非
膨潤性を示すのに充分な疎水性を有し、しかも60°未
満、好ましくは40°未構、より好ましくは25°未満
、更に好ましくは15°未満、最も好ましくは10’未
満の水との接触角を示すのに充分な親水性を有する。
式: HO−A−)(の多くのポリマージオール類は市
販されている。したがって、好適なジオール生成物とし
ては、一般式: %式%) (式中、boは約16〜100のイ4を有し、a′とC
oとの合計は約4〜約100である。)を有するポリオ
キサマー類が挙げられる。このようなポリオキサマー類
の例、及びこれらの、a′、bo及びCoの平均値とし
ては、ポリオキサマー101(aは2.boは16.c
’は2);ポリオキサ−y−122(a’は5.boは
21.c’は5);ポリオキサ?−181(aは3、b
oは30.dは3);ポリオキサマー212(aは8.
boは35、Coは8);ポリオキサマー231(aは
6、boは39、Coは6);ポリオキサマー282(
aは10、boは47、Coは10);ポリオキサマー
331(a′は7、boは54、Coは7);ポリオキ
サマー401(a’は6、boは67、Coは6)が挙
げられる。
このようなポリオキサマー類は、例えばBASF%1y
andoLteから、 Pluronic@の商品名で
市販されている。ポリプロピレングリコールがそれぞれ
の側部に結合したポリエチレングリコールを有する「反
転ポリオキサマー類」もまた好適である。
ポリプロピレンエーテルグリコール類としては、約40
0〜約4.000の範囲の分−r量を有する市阪品が挙
げられる。
上述のように、本発明に用いるポリマーは、20℃にお
いて60°未満、好ましくは40’未満、より好ましく
は25°未満、更に好ましくは15°未満、最も好まし
くは10°未満の後退接触角を示すものである。このよ
うな接触角の測定は、例えば、 J、 D、 Andr
odeらのr生医学ポリマーの表面及び界面の様相J 
 (Sur4aceand Interfacial 
Aspects of BiomedicalPoly
+++ers) 、第1巻、「表面化学及び物理学」(
Surface ChemiStry and Phy
sics)、Plenu+5Press発行、1985
年、に記載の修正「ウィルヘルミー・プレートJ  (
Wilhelmy Plate)法を用いることにより
好都合に行なうことができ、この方法によれば、既知の
寸法の平板形状の標本試料を湿潤溶液である純水中に、
低速に制御された速度1例えば2〜20mm/分で浸漬
させる。
上述のように1本発明に使用する本ポリマーは高度の酸
素透過性を有する。酸素透過性=Dk(X 104)は
、(a)21%の酸素、すなわち99〜100%の酸素
のかわりに空気を用い、(b)用いた試料の表面積が1
00平方メートルに対して0.50平方メートルであり
、また、i!度を相対湿度0%のかわりに相対湿度95
〜100%になるように制御するという修正を加えたA
STM規格D3985−81の方法を用いて測定する。
Dkの単位は、(+am・−02/cm2m  sec
 m +u+Hg)である。
通常、はとんど架橋していない2通常の、完全に膨潤し
たメタクリル酸ポリヒドロキシエf Jl/ l/ 7
ズif D k (X 10−IO)値約5〜7(m−
・−02/cm2 ・ sec e mmHg)を示す
コ゛ンタクトレンズのような眼内器具に用いる本発明ポ
リマーは、一般に7より大きな、好ましくは約15より
大きな、更に好ましくは約20より大きな、最も好まし
くは約40より大きなりk(x i oo−+)値を示
す。
以下の実施例は例示のためのものであり、本発明を制限
するものと解釈されるべきではない0部は特に明記しな
い限り全て重量部である。
;−に  い   いる PPG  :ポリプロピレングリコールHEMA:メタ
クリル酢ヒドロキシエチルTDI  :)ルエンジイソ
シアネートPEG  :ポリエチレングリコール 支施刻」 温度計、定圧滴下漏斗、窒素導入口及び凝集器を具備す
る、乾燥した0、25リツトル3つロフラスコに、乾燥
した窒素雰囲気下で、TDll、74g(O,010モ
ル)、乾燥ジクロロメタンl〇−及びオクタン酸スズ0
.05gを加えた。乾燥ジクロロメタン40−中のポリ
(プロピレンオキシド)lO,oog (O,005モ
ル)を、温度を30℃未満に保持して、40分間かけて
フラスコに滴加した。反応を2時間続けた。
2時間後、乾燥ジクロロメタン3〇−中の、ヒドロキシ
ブチルで完結されたポリジメチルシロキサン14.65
g(O,010モル)を系に速やかに加え、反応を17
時間継続させた。次にTDll 、74g (O,01
0モル)を加えた。3時間後、HEMA  1.30g
 (O,0IOモル)を加え、反応を18時間攪拌しな
がら行なった。
18時間後、インシアネート帯が赤外スペクトルにおい
て現われなくなった0次に、減圧ローターリ−エバポレ
ーターによって反応系から揮発分を除去した。得られた
明澄で粘稠な反応性流体が。
光及び熱重合から保護されて保存された。
−に記の明澄で粘稠な流体に、1%のDa rocu 
r   −1173(UV開始剤)を加え、混合物を抜
気し、減圧ロータリーエバポレーターで混合した。
材木:lを次に、適当な金型中で、2〜3ミリワー、ト
の強度のUV光でUV硬化させた。得られたフィルムは
65.5の前進接触角及び16.2の後退接触角を有し
ていた。
支立刻ユニJ 表1に示すように異なる分子量の反応成分を用いその他
の部分を変化させて、実施例1に記載したものと同様の
反応を行なった。溶媒は、用いた物質の重量に基づいて
比例的に調節した。
肚 (O,0018)(O,0032バ0.0084)(O
,0032)東重量はダラム単位。
カッコ内の数値はモル数である。
開始剤はプレポリマーのグラム数に対するパーセントで
示した。
DkはDk単位で示した。
支施虜」 温度計、定圧滴下漏斗、窒素導入口及び凝集器を具備す
る、乾燥した100+IJ3つロフラスコに、乾燥した
窒素雰囲気下で、TDI  3.48g(O,020モ
ル)、乾燥ジクロロメタン150−及びプラウリン酸ジ
ブチルスズを加え加熱還流した。乾燥ジクロロメタン3
〇−中の4−ヒドロキシブチルポリジメチルシロキサン
14.65g(O,010モル)をフラスコに滴加した
。3時間後、ポリ(エチレンオキシド)10.00g 
(O,005モル)をフラスコに滴加した0反応を還流
下に攪拌しながら4時間行ない、HEMA  1.30
g(O,010モル)をフラスコに充填した。17蒔1
111後、インシアネート帯が赤外スペクトルにおいて
観察されなくなった。揮発分を減圧ロータリーエバポレ
ーターで除去した。(すられた明澄で粘稠な流体は、使
用の準備ができるまで、光及び熱重合から保護された。
1%)Darocur 1173をプレポリマーに加え
、混合物を抜気し、減圧ロータリーエバポレーターで混
合した。ボレボリマーを適当な金型中に移し、3〜5ミ
リワツトの強度のUV光で硬化させた。このようにして
製造された明澄なフィルムは、148.8X10−IO
の酸素透過度を有していた。
丈mトニ1」 表2に示すような異なる分子量の反応成分を用い、その
他の部分を変化させて、実施例4に記載したものと同様
の反応を行なった。溶媒は、用いた物質の重量に基づい
て比例的に調節した。
表1″ (O,018) (O,03G) (O,071) (
O,036)才毛量はダラム単位。
カッコ内の数値はモル数である。
開始剤はプレポリマーのグラム数に対するパーセントで
示した。
DkはDk小単位示した。
丈1111ヱ 温度別、定圧病ド漏斗、窒素導入【」及び凝集器を具備
する乾燥した100,73つロフラスコに、乾燥した窒
素雰囲気下で、TDI  3.48g(O,020モル
)、乾燥ジクロロメタン15〇−及びプラウリン醜ジブ
チルスズを加え加熱還流した6乾燥ジクロロメタン30
+J中の4−ヒドロキシブチルポリジメチルシロキサン
14.65g(O,010モル)をフラスコに滴加した
。3時間後、ポリ(エチレンオキシド)10.00g(
O,005モル)をフラスコに滴加した0反応を還流下
で攪拌しながら4時間行ない、HEMAl、30g(O
,010モル)をフラスコに充填した。17時間後、イ
ソシアネート帯が赤外、スペクトルにおいて観察されな
くなった。揮発分を減圧ロータリーエバポレーターで除
去した。得られた明澄で粘稠な流体は、使用の準備カー
できるまで、光及び熱重合から保護された。
20重量%のP P G MM (Alcolac製)
及び1%の口arocur 1173をプレポリマーに
加えて、混合物を抜気し、減圧ロータリーエバポレータ
ーで混合した。プレポリマーを適当な金型中に移し、3
〜5ミリワツ)/am”の強度のUV光で硬化させた。
このようにして製造された明澄なフィルムは、208.
2XIO°−の酸素透過度を有していた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 I : −(D−S′−L−D−A−L)−( I ) [式中、aは1〜10であり; 各Dはそれぞれ独立して酸素もしくは −N(R^2^1)−であり; 各S′はそれぞれ独立して式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) のセグメントであり; 各Aはそれぞれ独立して式III: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) のセグメントであり(但し、式II及びIIIの各単位中の
    末端酸素は−N(R^2^1)−と置換可能である); 各Lはそれぞれ独立して−BRB′−であり(但し、式
    I のいずれのモノマー中においても、末端L基は−B
    R−であってもよい); 各b、d及びfはそれぞれ独立して0〜4であり; qは1〜1,000の数であり; 各x、y及びzはそれぞれ独立して0 〜100であり(但し、x、y及びzの少 なくとも1つは少なくとも1であり、かつ (x+y+z)×qは4〜1,000であ る); h及びiはそれぞれ1〜6の整数であ り; vは2〜75の整数であり; R^1及びR^2は独立して炭素原子数18以下のアル
    キルもしくは炭素原子数12以下のアリールであり; R^3、R^4、R^7〜R^1^0、R^1^3〜R
    ^1^6、R^1^9及びR^2^0の各々はそれぞれ
    独立して水素、ハロゲン、及び非置換C_1〜C_1_
    6アルキル、置換C_1〜C_1_6アルキル、非置換
    C_2〜C_1_8アルケニル及び置換C_2〜C_1
    _8アルケニルから選択される基を含有する脂肪族、芳
    香族、もしくは複素環からなる群より選択され、ここで
    、上記アルキル及びアルケニル置換基は独立して、C_
    1〜C_1_8アルコキシカルボニル、C_2〜C_1
    _6アルケニルオキシカルボニル、フルオロ、炭素原子
    数10以下のアリール、C_1〜C_1_6アルコキシ
    、C_1〜C_1_8アルカノイルオキシ、炭素原子数
    10以下のアリールオキシ、C_3〜C_6アルケノイ
    ルオキシ、炭素原子数10以下のアロイル、炭素原子数
    11以下のアロイルオキシ、C_3〜C_8シクロアル
    キル、C_3〜C_6シクロアルコキシ、C_3〜C_
    8シクロアルキル−カルボニルオキシ、C_3〜C_8
    シクロアルコキシ−カルボニル、炭素原子数7以下のオ
    キサシクロアルキル、炭素原子数7以下のオキサシクロ
    アルコキシ、オキサシクロアルコキシ(炭素原子数7以
    下)−カルボニル、オキサシクロアルキル(炭素原子数
    7以下)−カルボニルオキシ及びアリール(炭素原子数
    10以下)−オキシカルボニルから選択され、また、該
    アルキル及びアルケニル置換基の各々は、それぞれ、場
    合によって、C_1〜C_6アルキル、フルオロもしく
    はC_1〜C_6アルコキシ(但し、このアルコキシは
    他の酸素原子と既に単結合している炭素原子に結合して
    いない)によって置換されており; R^3、R^4、R^7〜R^1^0、R^1^3〜R
    ^1^6、R^1^8、及びR^2^0は更に独立して
    、それぞれが非置換の、あるいは、上述の該R_3アル
    キルの置換基の群から選択される置換基によって更に置
    換されていてもよい、炭素原子数10以下のアリール、
    C_3〜C_8シクロアルキル及び炭素原子数7以下の
    オキサシクロアルキルから選択され; R^5、R^6、R^1^1、R^1^2、R^1^7
    及びR^1^8はR^3に関して上記したものと同様の
    基から選択され; 更にR^5、R^6、R^1^1、R^1^2、R^1
    ^7及びR^1^8は、独立して、それぞれが更にフル
    オロ、炭素原子数10以下のアリールもしくはC_1〜
    C_1_8アルコキシによって置換されていてもよい、
    C_1〜C_1_8アルコキシカルボニル、C_3〜C
    _1_8アルケノイルオキシ、C_2〜C_1_8アル
    ケニルオキシカルボニル及びC_1〜C_1_8アルカ
    ノイルオキシから選択され、また更に、R^5、R^6
    、R^1^1、R^1^2、R^1^7及びR^1^8
    は独立してそれぞれが、更にフルオロ、C_1〜C_6
    アルキルもしくはC_1〜C_6アルコキシによって置
    換されていてもよい(但し、分子の残部への連結基とし
    ての単結合酸素原子を有する置換基はいずれも、他の酸
    素原子と単結合している同一の炭素原子上の置換基では
    ない)炭素原子数10以下のアリールオキシ、炭素原子
    数8以下のシクロアルコキシ、シクロアルキル(炭素原
    子数8以下)−カルボニルオキシ、シクロアルコキシ(
    炭素原子数8以下)−カルボニル、炭素原子数11以下
    のアロイルオキシ、炭素原子数7以下のオキサシクロア
    ルコキシ、炭素原子数7以下のオキサシクロアルケニル
    オキシ、オキサシクロアルコキシ(炭素原子数7以下)
    −カルボニル、オキサシクロアルキル(炭素原子数7以
    下)−カルボニルオキシ及びアリールオキシ(炭素原子
    数10以下)−カルボニルから選択され; あるいは、R^3〜R^2^0から選択される2つの隣
    接する基は、それらが結合している原子と共に5〜8員
    のシクロアルキル、オキサシクロアルキルもしくはビシ
    クロアルキル環を形成してもよく;R^2^1は独立し
    て水素、C_1〜C_4アルキル及びフェニルから選択
    され; また、各B及びB′は、それぞれ、カルボニル基がA、
    S′又はDに結合している次式: ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、及び▲数式、化学式、表等がありま
    す▼ から選択され; 各Rはそれぞれ独立して、 a)オキシ、カルボニルオキシ、アミ ノ、アミノカルボニル、オキシカルボニル、ウレイド、
    オキシカルボニルアミノもしくはカルボニルアミノが介
    在していてもよい炭素原子数25以下の2価脂肪族基; b)5〜25個の炭素原子を有する5〜 7員の2価脂環基; c)6〜25個の炭素原子を有する2価 アリーレン基;及び d)7〜25個の炭素原子を有する2価 アラルキルもしくはアルカリール基から選択される2価
    の連結基(ここで(b)及び(d)基には場合によって
    は、(a)基と同様の基が介在していてもよく、また、
    (c)及び(d)基におけるアリール環は更に、ハロゲ
    ン、C_1〜C_4アルキル及びC_1〜C_1_2ペ
    ルハロアルキルから選択される1以上の置換基で置換さ
    れていてもよい)である] のセグメントS″を有する架橋性モノマーの架橋ポリマ
    ーから製造され、60°未満の後退接触角を有し、膨潤
    状態において約10%未満の水を吸収し、少なくとも約
    7の酸素透過度:Dk×10^−^1^0(mm・ml
    O_2/cm^2・秒・mmHg)を有する、光学的に
    明澄で、湿潤性、可撓性であり、水性眼涙液中で実質的
    に非膨潤性の酸素透過性眼科的器具。 2、aが1である特許請求の範囲第1項記載の器具。 3、各Dがそれぞれ酸素である特許請求の範囲第1項記
    載の器具。 4、各Lがそれぞれ−BRB′−であり、各B及びB′
    がそれぞれ−C(O)NH−(ここで、窒素原子はRに
    結合しており、Rは次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ のものである)である特許請求の範囲第1項記載の器具
    。 5、Rが次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ のものである特許請求の範囲第4項記載の器具。 6、各R^1及びR^2がそれぞれメチルである特許請
    求の範囲第1項記載の器具。 7、各h及びiがそれぞれ4である特許請求の範囲第1
    項記載の器具。 8、vが約15〜約50である特許請求の範囲第1項記
    載の器具。 9、hが4、iが4であり、vが約15〜約50である
    特許請求の範囲第6項記載の器具。 10、(x+y+z)×qが約25〜約75である特許
    請求の範囲第1項記載の器具。 11、(a)各b、d及びfがそれぞれ1であり、R^
    3〜R^2^0がすべて水素であるか、あるいは (b)各b、d及びfがそれぞれ0であ り、各R^3、R^4、R^8〜R^1^0、R^1^
    4〜R^1^6及びR^2^0がそれぞれ水素であり、
    各R^7、R^1^3及びR^1^9がそれぞれメチル
    である特許請求の範囲第1項記載の器具。 12、(x+y+z)×qが約25〜約75である特許
    請求の範囲第11項記載の器具。 13、aが1であり;各Dがそれぞれ酸素であり;各L
    がそれぞれ−BRB′−であり;各B及びB′がそれぞ
    れ、窒素原子がRに結合している−C(O)NH−であ
    り;各Rがそれぞれ次式:▲数式、化学式、表等があり
    ます▼ のものであり;各R^1及びR^2がそれぞれメチルで
    あり;各h及びiがそれぞれ4であり;vが約15〜約
    50であり;(x+y+z)×qが約25〜約75であ
    り;かつ、 (a)各b、d及びfがそれぞれ1であ り、R^3〜R^2^0がすべて水素であるか、あるい
    は、 (b)各b、d及びfがそれぞれ0であ り、各R^3、R^4R^8〜R^1^0、R^1^4
    〜R^1^6及びR^2^0がそれぞれ水素であり、各
    R^7、R^1^3及びR^1^9がそれぞれメチルで
    ある特許請求の範囲第1項記載の器具。 14、(a)部分式 I a: −(D−A−L−S″)−( I a) (式中、各S″はそれぞれ独立して、特許請求の範囲第
    1項記載の式 I のセグメントであり;各D、A及びL
    はそれぞれ独立して特許請求の範囲第1項において定義
    したものと同様であり;Cは1〜10であり;またa×
    cが1〜10である)を有する架橋性モノマーのポリマ
    ーから製造されるか、あるいは、 (b)部分式 I b: −(S″)_c−D−S′−La−( I b)(式中、
    Laは−BRB′−及び−BR−から選択され;B、R
    、B′及びS′は特許請求の範囲第1項において定義し
    たものと同様であり、また、S″、c、D、A及びLは
    上記に定義したものと同様である) を有する架橋性モノマーから製造される特許請求の範囲
    第1項記載の湿潤性、可撓性、酸素透過性であり、実質
    的に非膨潤性の眼科的器具。 15、aが1である特許請求の範囲第14項記載の器具
    。 16、各Dがそれぞれ酸素である特許請求の範囲第14
    項記載の器具。 17、各Lがそれぞれ−BRB′−であり、各B及びB
    ′がそれぞれ−C(O)NH−(ここで、窒素原子はR
    に結合しており、Rは次式:▲数式、化学式、表等があ
    ります▼ のものである)である特許請求の範囲第14項記載の器
    具。 18、Rが次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ のものである特許請求の範囲第14項記載の器具。 19、各R^1及びR^2がそれぞれメチルである特許
    請求の範囲第14項記載の器具。 20、各h及びiがそれぞれ4である特許請求の範囲第
    14項記載の器具。 21、vが約15〜約50である特許請求の範囲第14
    項記載の器具。 22、hが4、iが4であり、vが約15〜約50であ
    る特許請求の範囲第14項記載の器具。 23、(x+y+z)×qが約25〜約75である特許
    請求の範囲第14項記載の器具。 24、(a)各b、d及びfがそれぞれ1であり、R^
    3〜R^2^0がすべて水素であるか、あるいは (b)各b、d及びfがそれぞれ0であ り、各R^3、R^4、R^8〜R^1^0、R^1^
    4〜R^1^6及びR^2^0がそれぞれ水素であり、
    各R^7、R^1^3及びR^1^9がそれぞれメチル
    である特許請求の範囲第14項記載の器具。 25、(x+y+z)×qが約25〜約75である特許
    請求の範囲第24項記載の器具。 26、cが1である特許請求の範囲第14項もしくは2
    4項記載の器具。 27、Laが−BRB′−である特許請求の範囲第14
    項記載の器具。 28、aが1であり;各Dがそれぞれ酸素であり;各L
    がそれぞれ−BRB′−であり;各B及びB′がそれぞ
    れ、窒素原子がRに結合している−C(O)NH−であ
    り;各Rがそれぞれ次式:▲数式、化学式、表等があり
    ます▼ のものであり:各R^1及びR^2がそれぞれメチルで
    あり;各h及びiがそれぞれ4であり;vが約15〜約
    50であり;(x+y+z)×qが約25〜約75であ
    り;かつ、 (a)各b、d及びfがそれぞれ1であ り、R^3〜R^2^0がすべて水素であるか、あるい
    (b)各b、d及びfがそれぞれ0であ り、各R^3、R^4R^5〜R^1^0、R^1^4
    〜R^1^6及びR^2^0がそれぞれ水素であり、各
    R^7、R^1^3及びR^1^3がそれぞれメチルで
    あり、cが1であり、Laが−BRB′−である特許請
    求の範囲第14項記載の器具。 29、式 I c: L′−[(D−A−L)_e−S″]−_cL″( I
    c)[式中、eは0もしくは1であり;S″は特許請求
    の範囲第1項において定義したものと同様の式:−(D
    −S′−L−D−A−L)_aのものであり;各D、A
    、L、S′、a及びcはそれぞれ独立して特許請求の範
    囲第14項において定義したものと同様(但し、e=1
    の場合は、式 I cの末端L基(L′及びL″を除く)
    は−BR−から選択されてもよい)であり;L′は水素
    、P′−BRB′−もしくはP′−RB′−であり;L
    ″は−P′(あるいは、eが0 の場合はD−S′−BR−P′もしくは D−S′−BRB′−P′でもよい)であり;P′は水
    素、アミノ、ヒドロキシ、あるいは、適切な架橋剤と共
    反応させた場合、又は化学線(活性放射線)を照射した
    場合に架橋しうる架橋性基を含有する成分である] を有するモノマーから製造される特許請求の範囲第14
    項記載の、湿潤性、可撓性、酸素透過性で、実質的に非
    膨潤性の眼科的器具。 30、aが1である特許請求の範囲第29項記載の器具
    。 31、各Dがそれぞれ酸素である特許請求の範囲第29
    項記載の器具。 32、各Lがそれぞれ−BRB′−であり、各B及びB
    ′がそれぞれ−C(O)NH−(ここで、窒素原子はR
    に結合しており、Rは次式:▲数式、化学式、表等があ
    ります▼ のものである)である特許請求の範囲第29項記載の器
    具。 33、Rが次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ のものである特許請求の範囲第29項記載の器具。 34、各R^1及びR^2がそれぞれメチルである特許
    請求の範囲第29項記載の器具。 35、各h及びiがそれぞれ4である特許請求の範囲第
    29項記載の器具。 36、vが約15〜約50である特許請求の範囲第29
    項記載の器具。 37、hが4、iが4であり、vが約15〜約50であ
    る特許請求の範囲第29項記載の器具。 38、(x+y+z)×qが約25〜約75である特許
    請求の範囲第29項記載の器具。 39、(a)各b、d及びfがそれぞれ1であり、R^
    3〜R^2^0がすべて水素であるか、あるいは (b)各b、d及びfがそれぞれ0であ り、各R^3、R^4、R^8〜R^1^0、R^1^
    4〜R^1^6及びR^2^0がそれぞれ水素であり、
    各R^7、R^1^3及びR^1^9がそれぞれメチル
    である特許請求の範囲第29項記載の器具。 40、(x+y+z)×qが約25〜約75である特許
    請求の範囲第39項記載の器具。 41、cが1である特許請求の範囲第29項記載の器具
    。 42、L′がP′−BRB′−である特許請求の範囲第
    29項記載の器具。 43、L″が−D−S′−BRB′−P′である特許請
    求の範囲第29項記載の器具。 44、各P′がそれぞれ次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ のものである特許請求の範囲第29項記載の器具。 45、aが1であり:各Dがそれぞれ酸素であり:各L
    がそれぞれ−BRB′−であり;各B及びB′がそれぞ
    れ、窒素原子がRに結合している−C(O)NH−であ
    り;各Rがそれぞれ次式:▲数式、化学式、表等があり
    ます▼ のものであり;各R^1及びR^2がそれぞれメチルで
    あり;各h及びiがそれぞれ4であり;vが約15〜約
    50であり:(x+y+z)×qが約25〜約75であ
    り;かつ、 (a)各b、d及びfがそれぞれ1であ り、R^3〜R^2^0がすべて水素であるか、あるい
    は、 (b)各b、d及びfがそれぞれ0であ い、各R^3、R^4R^8〜R^1^0、R^1^4
    〜R^1^6及びR^2^0がそれぞれ水素であり、各
    R^7、R^1^3及びR^1^9がそれぞれメチルで
    あり; L′がP′−BRB′−であり;また、P′が次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ のものである特許請求の範囲第29項記載の器具。 46、Cが1であり、L″が−D−S′− BRB′−P′である特許請求の範囲第29項記載の器
    具。 47、各Aがそれぞれ式V: ▲数式、化学式、表等があります▼(V) [式中、n、m及びpは独立して1〜3であり;x、y
    、2及びqは特許請求の範囲第1項において定義したも
    のと同様(但し、これらはそれぞれ0よりも大きい)で
    あり;R^5及びR^2^0は炭素原子数6以下のアル
    キルである]のものか、あるいは式VI: ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) (式中、n、m、p、x、y、z及びqは式Vに関し上
    記に定義したものと同様であり、R^1^4は炭素原子
    数6以下のアルキルである) のものである特許請求の範囲第1項記載の器具。 48、式Vにおいて、各n、m及びpがそれぞれ1であ
    り、x、y、z及びqが特許請求の範囲第47項におい
    て定義したものと同様であり、R^5及びR^2^0が
    メチルであり、また式VIにおいて、各n、m及びpがそ
    れぞれ1であり、x、y、z及びqが特許請求の範囲第
    47項において定義したものと同様であり、R^1^4
    がメチルである特許請求の範囲第47項記載の器具。 49、qが1である特許請求の範囲第48項記載の器具
    。 50、いずれのAにおいても、xとzが同一である特許
    請求の範囲第48項記載の器具。 51、各xと各zが同値である特許請求の範囲第48項
    記載の器具。 52、特許請求の範囲第1項記載の器具を、それを必要
    とする患者の眼部に装用することを特徴とする視覚障害
    の矯正方法。 53、式 I : −(D−S′−L−D−A−L)_a−( I )[式中
    、aは1〜10であり; 各Dはそれぞれ独立して酸素もしくは −N(R^2^1)−であり; 各S′はそれぞれ独立して式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) のセグメントであり; 各Aはそれぞれ独立して式III: ▲数式、化学式、表等があります▼(III) のセグメントであり(但し、式II及びIIIのそれぞれの
    単位中の末端酸素は−N(R^2^1)−と置換可能で
    ある); 各Lはそれぞれ独立して−BRB′−であり(但し、式
    I のいずれのモノマー中においても、末端L基は−B
    R−であってもよい);各b、d及びfはそれぞれ独立
    して0〜4であり; qは1〜1,000の数であり; 各x、y及びzはそれぞれ独立して0 〜100であり(但し、x、y及びzの少 なくとも1つは少なくとも1であり、かつ (x+y+z)×qは4〜1,000であ る); 各h及びiはそれぞれ1〜6の整数であ り; vは2〜75の整数であり; R^1及びR^2は独立して炭素原子数18以下のアル
    キルもしくは炭素原子数12以下のアリールであり; R^3、R^4、R^7〜R^1^0、R^1^3〜R
    ^1^6、R^1^9及びR^2^0の各々はそれぞれ
    独立して水素、ハロゲン、及び非置換C_1〜C_1_
    6アルキル、置換C_1〜C_1_6アルキル、非置換
    C_2〜C_1_6アルケニル及び置換C_2〜C_1
    _6アルケニルから選択される基を含有する脂肪族、芳
    香族、もしくは複素環からなる群より選択され、ここで
    、上記アルキル及びアルケニル置換基は独立して、C_
    1〜C_1_6アルコキシカルボニル、C_2〜C_1
    _6アルケニルオキシカルボニル、フルオロ、炭素原子
    数10以下のアリール、C_1〜C_1_6アルコキシ
    、C_1〜C_1_9アルカノイルオキシ、炭素原子数
    10以下のアリールオキシ、C_3〜C_6アルケノイ
    ルオキシ、炭素原子数10以下のアロイル、炭素原子数
    11以下のアロイルオキシ、C_3〜C_6シクロアル
    キル、C_3〜C_6シクロアルコキシ、C_3〜C_
    6シクロアルキル−カルボニルオキシ、C_3〜C_6
    シクロアルコキシ−カルボニル、炭素原子数7以下のオ
    キサシクロアルキル、炭素原子数7以下のオキサシクロ
    アルコキシ、オキサシクロアルコキシ(炭素原子数7以
    下)−カルボニル、オキサシクロアルキル(炭素原子数
    7以下)−カルボニルオキシ及びアリール(炭素原子数
    10以下)−オキシカルボニルから選択され、また、該
    アルキル及びアルケニル置換基の各々は、それぞれ、場
    合によって、C_1〜C_6アルキル、フルオロもしく
    はC_1〜C_6アルコキシ(但し、このアルコキシは
    他の酸素原子と既に単結合している炭素原子に結合して
    いない)によって置換されており; R^3、R^4、R^7〜R^1^0、R^1^3〜R
    ^1^6、R^1^9及びR^2^0は更に独立して、
    それぞれが非置換の、あるいは、上述の該R^3アルキ
    ルの置換基の群から選択される置換基によって更に置換
    されていてもよい、炭素原子数10以下のアリール、C
    _3〜C_6シクロアルキル及び炭素原子数7以下のオ
    キサシクロアルキルから選択され; R^5、R^6、R^1^1、R^1^2、R^1^7
    及びR^1^8はR^3に関して上記したものと同様の
    基から選択され; 更にR^5、R^6、R^1^1、R^1^2、R^1
    ^7及びR^1^8は、独立して、それぞれが更にフル
    オロ、炭素原子数10以下のアリールもしくはC_1〜
    C_1_6アルコキシによって置換されていてもよい、
    C_1〜C_1_6アルコキシカルボニル、C_3〜C
    _1_8アルケノイルオキシ、C_2〜C_1_8、ア
    ルケニルオキシカルボニル及びC_1−C_1_6アル
    カノイルオキシから選択され、また更に、R^5、R^
    6、R^1^1、R^1^2、R^1^7及びR^1^
    8は独立してそれぞれが、更にフルオロ、C_1〜C_
    6アルキルもしくはC_1〜C_6アルコキシによって
    置換されていてもよい(但し、分子の残部への連結基と
    しての単結合酸素原子を有する置換基はいずれも、他の
    酸素原子と単結合している同一の炭素原子上の置換基で
    はない)炭素原子数10以下のアリールオキシ、炭素原
    子数8以下のシクロアルコキシ、シクロアルキル(炭素
    原子数8以下)−カルボニルオキシ、シクロアルコキシ
    (炭素原子数8以下)−カルボニル、炭素原子数11以
    下のアロイルオキシ、炭素原子数7以下のオキサシクロ
    アルコキシ、炭素原子数7以下のオキサシクロアルケニ
    ルオキシ、オキサシクロアルコキシ(炭素原子数7以下
    )−カルボニル、オキサシクロアルキル(炭素原子数7
    以下)−カルボニルオキシ及びアリールオキシ(炭素原
    子数10以下)−カルボニルから選択され; あるいは、R^3〜R^2^0から選択される2つの隣
    接する基は、それらが結合している原子と共に5〜8員
    のシクロアルキル、オキサシクロアルキルもしくはビシ
    クロアルキル環を形成してもよく;R^2^1は独立し
    て水素、C_1〜C_4アルキル及びフェニルから選択
    され; また、各B及びB′は、それぞれ、カルボニル基がA、
    S′又はDに結合している次式: ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、及び▲数式、化学式、表等がありま
    す▼ から選択され; 各Rはそれぞれ独立して、 a)オキシ、カルボニルオキシ、アミ ノ、アミノカルボニル、オキシカルボニル、ウレイド、
    オキシカルボニルアミノもしくはカルボニルアミノが介
    在していてもよい炭素原子数25以下の2価脂肪族基; b)5〜25個の炭素原子を有する5〜 7員の2価脂環基; c)6〜25個の炭素原子を有する2価 アリーレン基;及び d)7〜25個の炭素原子を有する2価 アラルキルもしくはアルカリール基から選択される2価
    の連結基(ここで(b)及び(d)基には場合によって
    は、(a)基と同様の基が介在していてもよく、また、
    (c)及び(d)基におけるアリール環は更に、ハロゲ
    ン、C_1〜C_4アルキル及びC_1〜C_1_2ペ
    ルハロアルキルから選択される1以上の置換基で置換さ
    れていてもよい)である] のセグメントS″を有する架橋性モノマーの、60°未
    満の後退接触角を有し、膨潤状態において約10%未満
    の水を吸収し、少なくとも約7の酸素透過度:Dk×1
    0^−^1^0(mm・mlO_2/cm^2・秒・m
    mHg)を有する、光学的に明澄で、湿潤性、可撓性で
    あり、実質的に非膨潤性の酸素透過性ポリマー。 54、(a)部分式 I a: −(D−A−L−S″)_n−( I a) (式中、各S″はそれぞれ独立して、特許請求の範囲第
    53項記載の式 I のセグメントであり;各D、A及び
    Lがそれぞれ独立して特許請求の範囲第53項において
    定義したものと同様であり;Cが1〜10であり;また
    a×cが1〜10である) を有する架橋性モノマーから製造されるか、あるいは、 (b)部分式 I b: −(S″)_c−D−S′−L_a−( I b)(式中
    、Laが−BRB′−及び−BR−から選択され;B、
    R、B′及びS′が特許請求の範囲第53項において定
    義したものと同様であり、また、S″、c、D、A及び
    Lが上記に定義したものと同様である) を有する架橋性モノマーから製造される特許請求の範囲
    第53項記載の湿潤性、可撓性、酸素透過性であり、実
    質的に非膨潤性のポリマー。 55、式 I c: L′−[(D−A−L)_e−S″]−_cL″( I
    c)[式中、eが0もしくは1であり;S″が特許請求
    の範囲第54項において定義したものと同様の式:−(
    D−S′−L−D−A−L)_aのものであり;各D、
    A、L、S′、a及びcがそれぞれ独立して特許請求の
    範囲第53項において定義したものと同様(但し、e=
    1の場合は、式 I cの末端L基(L′及びL″を除く
    )は−BR−から選択されてもよい)であり;L′が水
    素、P′−BRB′−もしくはP′−RB′−であり;
    L″が−P′(あるいは、eが0 の場合はD−S′−BR−P′もしくは D−S′−BRB′−P′でもよい)であり;P′が水
    素、アミノ、ヒドロキシ、あるいは、適切な架橋剤と共
    反応させた場合、又は化学線(活性放射線)を照射した
    場合に架橋しうる架橋性基を含有する成分である] を有するモノマーから製造される特許請求の範囲第54
    項記載の、湿潤性、可撓性、酸素透過性で、実質的に非
    膨潤性のポリマー。
JP62279480A 1986-11-06 1987-11-06 ポリシロキサン―ポリオキシアルキレンブロックコポリマ―骨格単位を含有する実質的に非膨潤性のポリマ―、及びそれを用いて製造されたコンタクトレンズ Expired - Lifetime JP2527447B2 (ja)

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