JPS63130310A - 金型搬送用無人搬送車 - Google Patents

金型搬送用無人搬送車

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JPS63130310A
JPS63130310A JP27729786A JP27729786A JPS63130310A JP S63130310 A JPS63130310 A JP S63130310A JP 27729786 A JP27729786 A JP 27729786A JP 27729786 A JP27729786 A JP 27729786A JP S63130310 A JPS63130310 A JP S63130310A
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mold
roller
guided vehicle
mounting table
mold mounting
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Keita Oda
小田 慶太
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Meiki Seisakusho KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1756Handling of moulds or mould parts, e.g. mould exchanging means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は自走機能を備えた無人搬送車に係り、特に射出
成形機用の金型を搬送するための金型搬送用無人搬送車
に関するものである。
(従来技術とその問題点) 射出成形機を用いて所定のプラスチックス製品を成形す
るプラスチックス成形工場では、近年、−般の組立工場
や加工工場などと同様、その無人化、FA(ファクトリ
−・オートメーション)化が積極的に押し進められてお
り、特に、最近では、生産量や製品仕様の多様化に対応
できる搬送システムの開発が重要になってきている。
ところで、このようなプラスチックス成形工場における
搬送システムとしては、搬送の合理化を図る上で、無人
搬送車システムを採用することが有利であるとされてい
るが、かかる無人搬送車システムは、従来、成形材料や
成形製品の搬送に採用されている程度で、射出成形機用
の交換金型を搬送するシステムとしては未だ充分には確
立されておらず、そのためにプラスチックス成形工場に
おける無人化、FA化に限界があった。射出成形機では
、近年、金型の自動交換技術が次第に確立されつつある
が、その交換用金型を搬送するための無人搬送車として
未だ好適なものが開発されていないのが実情であり、こ
れが金型搬送用無人搬送車システムの確立、ひいてはプ
ラスチックス成形工場における無人化、FA化の進展を
妨げる一因となっていたのである。
(解決手段) 本発明は、このような事情を背景として、射出成形機用
の金型を搬送するために用いて好適な無人搬送車を提供
するために為されたものであり、その要旨とするところ
は、自走機能を備えた無人搬送車を、(a)所定の昇降
機構によって昇降可能に支持された、該搬送車の進行方
向において複数組の金型を並列的に搭載し得る金型搭載
テーブルと、(b)該金型搭載テーブルの各金型搭載部
位に位置して、前記金型を該金型搭載部位に対して前記
搬送車の進行方向に直角な幅方向に搬入。
搬出し得るように配設された、それぞれ回転自在な複数
のローラから成る複数のローラ機構と、(C)該複数の
ローラ機構に対応してそれぞれ前記金型搭載テーブルに
配設された、前記金型を、擦合型搭載テーブルの前記金
型搭載部位に対し、前記ローラ機構の回転自在なローラ
の回転に基づいて搬入1wL出させるようにした複数の
金型移載機構とを、含むように構成したことにある。
(作用・効果) このような金型搬送用無人搬送車では、金型移載機構に
よる搬送車幅方向への金型の搬入、搬出操作により、金
型搭載テーブルの金型搭載部位と射出成形機や金型ホー
ムステーション等との間で金型を移載することができ、
しかもそのような金型搭載部位が無人搬送車の進行方向
の前後に複数設けられて、複数組の金型を同時に搭載で
きるようになっていることから、その金型搭載部位の一
つを空にした状態で無人搬送車を走行させることにより
、射出成形機との間で金型を交換することができる。つ
まり、本発明に従う金型搬送用無人搬送車によれば、射
出成形機や金型ホームステーション等との間で金型を移
載できることは勿論、射出成形機との間での新旧金型の
交換が1台の無人搬送車で足りるのであり、従って1台
の無人搬送車で1組の金型を搬送するような場合に比べ
て、無人搬送車システムを著しく簡略化できるのである
また、本発明に従う無人搬送車では、金型搭載テーブル
の金型搭載部位と射出成形機や金型ホームステーション
等との間での金型の移載が、無人搬送車側に設けられた
金型移載機構によって行なねれるようになっていること
から、射出成形機や金型ホームステーション側には金型
移載機構を特に設ける必要がなく、無人搬送車側の金型
搭載部位と同様、回転自在なローラ(フリーローラ)が
ら成るローラ機構等、金型を受動的に受は入れる案内機
構や収納機構を設けるだけで済ますことができる。つま
り、射出成形機や金型ホームステーション等を含む金型
搬送用無人搬送車システムにおいて、システム全体とし
ての金型移載機構を著しく簡略化することができるので
あり、これによっても金型搬送用の無人搬送車システム
を簡略化することができるのである。
さらに、本発明に従う無人搬送車では、金型を搭載する
ための金型搭載テーブルが昇降機構によって昇降せしめ
られるようになっていることから、その昇降機構によっ
て金型搭載テーブルの高さ位置を調節できるといった利
点があり、それ故射出成形機や金型ホームステーション
の金型取付位置や収納位置等の高さに拘わらず、金型を
移載できるといった利点がある。つまり、それら射出成
形機や金型ホームステーションの金型取付位置や収納位
置等の高さを必ずしも統一させる必要がないのであり、
従ってその分、プラスチックス成形工場を自由に設計で
きるといった利点があるのである。
このように、本発明によれば、プラスチックス成形工場
における金型搬送用無人搬送車システムを有利に構成す
ることのできる、射出成形機用金型の搬送に適した無人
搬送車を得ることができるのであり、それ故プラスチッ
クス成形工場における無人化、FA化を有利に押し進め
ることが可能になるのである。
(実施例) 以下、本発明をより一層具体的に明らかにするために、
その一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
先ず、第1図は、本発明に従う無人搬送車の一例を示す
ものであるが、そこに示されているように、本実施例の
無人搬送車は、床面に形成された走行パターン10に沿
って、図示しない走行機構によって走行せしめられるよ
うになっており、これによって射出成形機や金型ホーム
ステーション等に横付けされるようになっている。なお
、本発明は、かかる形式以外の無人搬送車についても適
用することが可能である。また、このような無人走行車
の走行機構は良く知られたものであり、本発明を理解す
る上で必ずしも不可欠なものではないため、ここではそ
の詳細な説明は省略する。
この無人搬送車には、その進行方向の前後に位置して、
車体12の上面および一方の側面に開口する状態で、そ
れぞれ搬送すべき1組の金型14を収容し得る一対の凹
所16が形成されている。
そして、第1図乃至第3図に示されているように、本実
施例では、これら凹所16.16の内部に位置してそれ
ぞれローラ機構18.18が設けられていると共に、そ
れらローラ機構18.18を支持する状態で金型搭載テ
ーブル20が設けられており、金型14が、各凹所16
に対し、各ローラ機構18上を案内されて搬入、搬出せ
しめられるようになっている。
また、第2図乃至第4図に示されているように、金型搭
載テーブル20の下側には、昇降機構を構成するスクリ
ュジヤツキ機構22と該スクリュジヤツキ機構22を駆
動する電動モータ機構48とが設けられており、金型搭
載テーブル20の高さがこれら両機構22.48によっ
て調節できるようになっている。そして、射出成形機や
金型ホームステーションの金型取付位置や金型収納位置
に対し、金型搭載テーブル20、ひいては各ローラ機構
18の高さを、これらスクリュジヤツキ機構22と電動
モータ機構48とによって一敗できるようになっている
。これにより、それら射出成形機や金型ホームステーシ
ョンの金型取付位置や金型収納位置の高さに拘わらず、
それら射出成形機や金型ホームステーションとの間で金
型14を移載できるようになっているのである。
より具体的には、前記各ローラ機構18は、第2図およ
び第3図に示されているように、搬送車の進行方向に直
角な幅方向において互いに所定の間隔を隔てて配設され
た複数本(ここでは7本)の回転自在なフリーローラ2
4から構成されている。そして、これにより、金型14
が、各凹所16に対し、それらフリーローラ24の回転
に基づいてI殻人、搬出せしめられるようになっている
ここおいて、上記7木のフリーローラ24のうち、金型
搬入方向側(凹所16の内方)に位置する6本のフリー
ローラ24は、金型搭載テーブル20に位置固定の一対
の支持ブラケット26.26によって直接支持されてお
り、金型搭載テーブル20に位置固定に配設されている
。しかし、金型14の搬出方向側の端部に位置する1本
のフリーローラ24は、第5図乃至第7図に示されてい
るように、支持ブラケット26.26に対して軸27回
りに回動可能に取り付けられた所定長さの一対の取付ブ
ラケット28.28に支持されており、その取付ブラケ
ット28.28の回動軸回りに回動し得るようにされて
いる。そして、本実施例では、第5図乃至第7図に示さ
れているように、それら取付ブラケット28.28の一
方に設けられたスプロケット30と、金型搭載テーブル
20の下面に設けられた電動モータ機構32の出カスブ
ロケット34との間にチェーン36が掛は渡され、これ
によって上記1本のフリーローラ24がその電動モータ
機構32によって、第6図に実線で示される金型14の
搬入1wt出を許容する許容位置と、同図に二点鎖線で
示されている、その許容位置から略90°上方へ回動せ
しめられた位置との間で回動せしめられるようになって
いる。なお、上記取付ブラケット28.28に支持され
たフリーローラ24は、第2図から明らかなように、上
記許容位置に回動せしめられた状態において、搬送車の
車体12よりも所定寸法側方へ突出せしめられるように
なっていると共に、その許容位置から略90°上方へ回
動せしめられた状態において、車体12の側面部よりも
内側に収容せしめられるようになっている。
本実施例では、第1図に示されているように、搬送車の
走行中等において、取付ブラケット28゜28に支持さ
れたフリーローラ24を前記許容位置から略90°上方
へ回動させることにより、金型14が搬送車の凹所16
から脱藩することを防止できるようになっていると共に
、車体12から側方に突出したフリーローラ24が走行
の障害となることを未然に防止できるようになっている
のであり、また金型14の搬入、搬出時において、該フ
リーローラ24を許容位置に回動させることにより、該
搬送車と射出成形機や金型ホームステーションとの間の
間隙を補完して、金型14をそれらの間でスムーズに搬
入、搬出できるようになっているのである。なお、本実
施例では、前記電動モータ機構48が回転駆動手段を構
成している。
また、第4図に詳細に示されているように、各ローラ機
構18の各フリーローラ24の同じ側の端部には、凹所
16の内側に位置するフリーローラ24ほど間隙が狭(
なるように、それぞれ一対の案内つば38,38が設け
られており、一方今型14には、第1図に示されている
ように、それら案内つば38の形成部位に対応して、そ
れら案内つば38,38間の溝部40に収容可能なフラ
ンジ部42が突出形成されている。そして、金型14が
後述の金型移載機構56によってローラ機構18上を凹
所16内に導かれる金型搬入時において、搬送車の停止
位置が多少ずれても、金型14が金型搭載テーブル20
上の同じ位置に常に精度良く搭載されるようになってい
る。
本実施例では、これによって、射出成形機や金型ホーム
ステーションに対する金型14の移載操作が、常に搬送
車の同じ基準位置から行なわれ得るようになっているの
である。
また、前記電動モータ機構48と共に昇降機構を構成す
るスクリュジヤツキ機構22は、第2図および第3図に
示されているように、金型搭載テーブル20の下面中央
部から垂下されたボールネジ44と、該ボールネジ44
に螺合された、搬送車の車体12に対して上下方向に移
動不能に支持されたポールネジナツト46とから成って
いる。
そして、電動モータ機構48によってポールネジナツト
46を回転せしめられることによってボールネジ44、
ひいては金型搭載テーブル20を昇降せしめるようにな
っており、電動モータ機構48の回転を制御することよ
り、その金型搭載テーブル20上に配設された前記ロー
ラ機構18.18の高さを調節できるようになっている
なお、第2図および第4図において、50,50は、金
型搭載テーブル20を上下方向に案内するための案内機
構であり、それぞれ金型搭載テーブル20の下面から垂
下されたガイドロッドと、該ガイドロッドを上下方向に
案内するガイドローラ機構とから成っている。また、金
型搭載テーブル20の前記ローラ機構18.18の下側
部位には、図示はしないが、金型温調用の水や油の滴下
を防止するための受は皿がそれぞれ配設されることとな
る。また、前記金型搭載テーブル20は、搬送車の走行
中は、その安定性を向上させるために、一般にその下限
位置に保持されることとなる。
一方、第2図乃至第4図に示されているように、金型搭
載テーブル20には、それぞれ各ローラ機構18に対応
して、金型14を搬送車と射出成形機や金型ホームステ
ーション等との間で移載させるための金型移載機構56
が設けられている。そして、本実施例では、この金型移
載機構56が、金型14に設けられたフック58に係合
可能な係合機構60と、該係合機構60を搬送車の幅方
向に往復移動させるための移動機構62とから構成され
、係合機構60を金型14のフック58に係合させた状
態で移動機構62にて移動させることにより、金型14
を金型搭載テーブル20の各凹所16に対して搬入、!
!出せしめるようになっている。
すなわち、第2図乃至第4図および第8図乃至第10図
に示されているように、金型搭載テーブル20には、前
記案内つば38が形成された側の各ローラ機構18の端
部に沿い、搬送車の幅方向の略全長にわたる状態で、ボ
ールスリーブ64がスプライン嵌合されたボールスプラ
イン軸66と、ポールネジナツト68が螺合されたボー
ルネジ70とが、上下に所定の距離を隔てて互いに平行
に、且つそれぞれその軸心回りに回転可能に配設されて
いる。
ボールスリーブ64の外周部には、ポールネジナンド6
8に固定された連結板72がその通孔74において摺動
可能且つ回転可能に嵌合されており、この連結板72と
ボールスリーブ64の金型搬出方向(第8図中左方向)
端部に形成されたブラケット76との間に位置して圧縮
コイルバネ78が配設されている。そして、連結板72
がこの圧縮コイルバネ78によって常時金型搬入方向(
第8図中右方向)側に付勢され、ボールスリーブ64の
金型搬出方向側の端部に固定されたブラケット80に当
接せしめられるようになっている。
そしてこれにより、ポールネジナツト68とボールスリ
ーブ64とが、金型搬出入方向に一体的に移動せしめら
れるようになっている。
一方、ボールネジナンド68が螺合された前記ボールネ
ジ70には、金型搬入方向側の端部に位置してスプロケ
ット82が固定されている。そして、第10図に示され
ているように、このスプロケット82と金型搭載テーブ
ル20上に設けられた電動モータ機構84の出力スプロ
ケット86とにチェーン88が掛は渡され、ボールネジ
70がこの電動モーフ機構84によって回転せしめられ
るようになっている。
つまり、ここでは、電動モータ機構84によるポールネ
ジ70の回転により、ポールネジナツト68、ひいては
ポールスリーブ64が金型搬出入方向に移動せしめられ
るようになっているのである。
また、前記ボールスリーブ64のブラケット76.80
には、第8図乃至第10図に示されているように、ボー
ルスプライン軸66との間に所定の距離を隔てた状態で
、且つボールスリーブ64からボールスプライン軸66
と平行に金型搬出方向側に延び出させられた状態で、所
定長さの係合ロッド90が配設されている。そして、本
実施例では、この係合ロッド90の自由端側の先端部に
位置して前記金型14のフック58に係合可能な係合部
96が設けられており、係合ロッド90のボールスプラ
イン軸66回りの回動により、この保合部96が前記金
型14のフック58に係合可能な位置と、係合不能な位
置との間で移動させられるようになっている。なお、係
合部96は、係合ロッド90の軸直角方向に互いに平行
に延び出させられた長短一対の係合爪92,94から成
っている。
一方、ボールスプライン軸66の金型搬入方向側の端部
には、第9図および第10図に示されているように、所
定長さの連結アーム98がその一端部において固定的に
取り付けられており、またこの連結アーム98の他端部
はシリンダ100のピストンロッド102に連結されて
いる。そして、これにより、シリンダ100のピストン
ロッド102の伸縮作動に応じて、ボールスプライン軸
66、ひいてはボールスリーブ64がボールスプライン
軸66の軸心回りに所定角度回動せしめられるようにな
っている。
つまり、本実施例では、前記係合口・7ド90がボール
スプライン軸66回りにシリンダ100のピストンロッ
ド102の伸縮作動に応して回動せしめられるようにな
っているのであり、これによって前述のように、係合ロ
ッド90の先端部に設けられた係合部96が金型14の
フック58に係合可能な位置と保合不能な位置との間で
回動せしめられるようになっているのである。
なお、ここにおいて、シリンダ100は、その下端部を
取付ブラケット104によって金型搭載テーブル20に
取り付けられており、これによって上下方向に配設され
ている。そして、ピストンロッド104を上方へ突出作
動させることにより、係合部96を金型14のフック5
8に係合せしめ得るようになっている。
従って、このような金型移!!機構56によれば、電動
モータ機構84によって係合ロッド90の係合部96を
金型14のフック58に係合可能な位置まで移動させ、
シリンダ100によって係合ロッド90をボールスプラ
イン軸66回りに回動させることにより、係合ロッド9
0の係合部96を金型14のフック58に係合させるこ
とができるのであり、この係合状態で再び電動モータ機
構84を駆動させ、係合ロッド90をその軸心方向へ移
動させることにより、前記ローラ機構18の各フリーロ
ーラ24の回転に基づいて、金型14を搬送車の凹所1
6と射出成形機や金型ホームステーション等との間で搬
送できるのである。
なお、前記電動モータ機構84はトルクリミッタを備え
ており、これによって射出成形機に対する金型14の搬
出時において、金型14を適当な力で射出成形機の金型
取付位置に押し付は得るようになっている。また、金型
14の搬出時において金型14に作用せしめられる過大
な押出力は前記圧縮コイルバネ78によっても吸収され
ることとなる。
また、前述の説明から明らかなように、本実施例では、
係合ロッド90.係合部96等から前記係合機構60が
構成されており、また電動モータ機構84.ポールネジ
70.ポールネジナツト68、ボールスリーブ64.ボ
ールスプライン軸66等から前記移動機構62が構成さ
れている。
以上説明したように、本実施例の無人搬送車によれば、
車体12の上面に形成された各凹所16゜16と射出成
形機や金型ホームステーション等との間で金型14をそ
れぞれ独立して移載することができるのであり、従って
その凹所16の一方にだけ金型14を搭載した状態で搬
送車を走行させることにより、射出成形機との間で新旧
の金型を交換することができるのである。そしてそれ故
、射出成形機との間での新旧金型の交換が1台の無人搬
送車で足りるのであり、1台の無人搬送車で1組の金型
を搬送するような場合に比べて、無人搬送車システムを
著しく簡略化できるのである。
また、本実施例の無人搬送車では、射出成形機や金型ホ
ームステーション等との間での金型14の移載が無人搬
送車側に設けられた金型移載機構56によって行なわれ
ることから、射出成形機や金型ホームステーション側に
は単に金型14を受動的に受は入れる金型案内機構や金
型収容機構を設けるだけで足りるのであり、それ成金型
搬送用無人搬送車システム全体としての金型移載機構を
著しく簡略化することができるのである。
さらに、本実施例の無人搬送車によれば、金型搭載テー
ブル20の高さを任意に調節できることから、射出成形
機や金型ホームステーションの金型取付位置や収納位置
等を任意に設定できるのであり、従ってその分、プラス
チックス成形工場の設計の自由度を向上させることがで
きるのである。
以上、本発明の一実施例を詳細に説明したが、これは文
字通りの例示であり、本発明がこれに限定して解釈され
るべきものでないことは、勿論である。
例えば、前記実施例では、搬送車の車体12に形成され
た凹所16の側方開口端側に位置するロンド機構18の
1本のフリーローラ24が、軸27回りに回動可能に取
り付けられ、金型14の搬入、搬出を許容する許容位置
から略90°上方へ回動されることにより、搬送車の走
行時等において、金型14が凹所16から脱落すること
を防止できるようになっていたが、金型14の凹所から
の脱落を防止する機構としては、ローラ機構18の各フ
リーローラ24の回転を防止するためのブレーキ機構や
、金型14に直接押圧せしめられるブレーキシュー機構
等、他の機構を採用することも可能であり、またこのよ
うに、他の金型落下防止機構を採用した場合には、該1
本のフリーローラ24を軸27回りに下方に回動させて
、車体12の側面部よりも内側に収容させるようにする
ことが可能である。
また、前記実施例では、軸27回りに回動せしめられる
フリーローラ24が1本だけであったが、必要に応じて
複数本のフリーローラ24を軸27回りに回動させるよ
うにすることも可能である。
さらに、前記実施例では、金型搭載テーブル20上に2
組の金型14を同時に搭載し得る構成が採用されていた
が、3組以上の金型14を同時に搭載し得るようにする
ことも可能である。
その他、個々の部材や機構の形状や構成等、−々列挙は
しないが、本発明が、その趣旨を逸脱しない範囲内にお
いて、種々なる変更、修正、改良等を施した態様で実施
できることは、言うまでもないところである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る金型搬送用無人搬送車の一例を概
略的に示す斜視図である。第2図は、第1図の無人搬送
車における金型を移載するためのa構を第1図のH方向
から見た概略図であり、第3図は、第2図の機構を上方
から見た概略図であり、同じく第4図は、第2図の機構
を同図の右方向から見た概略−である。第5図は、第1
図の無人搬送車におけるローラ機構の要部を示す平面図
であり、第6図は、第5図におけるVl−Vl断面図で
あり、第7図は第5図における左側面図である。 第8図は、第2図に示す機構の要部を示す拡大断面図で
あり、第9図は、第8図における平面図であり、第10
図は、第8図におけるX−x断面図である。 12:車体      16:凹所 I8:ローラ機構  20:金型搭載テーブル22:ス
クリュジヤツキ機構 24:フリーローラ  28:取付ブラケット32:電
動モータ機構(回転駆動手段)40:溝部      
42:フランジ部44:ボールネジ  46:ボールネ
ジナソト4日:電動モータ機構 56二金型移載機構 58:フック(被係合部) 60:係合機構   62:移動機構 64:ボールスリーブ 66:ボールスプライン軸 68:ボールネジナツト  7o:ボールネジ84:電
動モータ機構   9o:係合ロッド96:係合部  
  100ニジリンダ第2図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自走機能を備えた無人搬送車であって、所定の昇
    降機構によって昇降可能に支持された、該搬送車の進行
    方向において複数組の金型を並列的に搭載し得る金型搭
    載テーブルと、該金型搭載テーブルの各金型搭載部位に
    位置して、前記金型を該金型搭載部位に対して前記搬送
    車の進行方向に直角な幅方向に搬入、搬出し得るように
    配設された、それぞれ回転自在な複数のローラから成る
    複数のローラ機構と、該複数のローラ機構に対応してそ
    れぞれ前記金型搭載テーブルに配設された、前記金型を
    、該金型搭載テーブルの前記金型搭載部位に対し、前記
    ローラ機構の回転自在なローラの回転に基づいて搬入、
    搬出させるようにした複数の金型移載機構とを、 含むことを特徴とする金型搬送用無人搬送車。
  2. (2)前記金型移載機構が、前記金型に設けられた所定
    の被係合部に係合乃至は把持可能な係合機構と、該係合
    機構を前記搬送車の幅方向に移動せしめる移動機構とを
    含んで構成されており、該係合機構を前記金型の被係合
    部に係合乃至は把持せしめた状態で該移動機構にて移動
    させることにより、前記金型を前記金型搭載テーブルの
    金型搭載部位に対して搬入、搬出せしめるようになって
    いる特許請求の範囲第1項記載の無人搬送車。
  3. (3)前記昇降機構が、前記金型搭載テーブルと前記搬
    送車の車体との間に配設された、互いに螺合せしめられ
    たスクリュ部材とナット部材とから成るスクリュジャッ
    キ機構と、該スクリュジャッキ機構のスクリュ部材また
    はナット部材を回転駆動せしめる電動モータとを含んで
    構成されており、該電動モータの回転を制御することに
    より、前記金型搭載テーブルの昇降位置を制御し得るよ
    うになっている特許請求の範囲第1項または第2項記載
    の無人搬送車。
  4. (4)前記ローラ機構を構成するローラが、それぞれ前
    記金型の下面に突出形成された突部を収容し得る溝部を
    備えており、且つ該溝部の幅が、前記金型搭載テーブル
    の金型搭載部位に対する前記金型の搬出方向側のローラ
    ほど広く、搬入方向側のローラほど狭くされている特許
    請求の範囲第1項乃至第3項の何れかに記載の無人搬送
    車。
  5. (5)前記ローラ機構の、前記金型搭載テーブルの金型
    搭載部位に対する前記金型の搬出方向側に位置する1ま
    たは複数のローラが、該金型搭載テーブルに対し、所定
    の回動駆動手段にて該ローラに平行な一軸回りに回動せ
    しめられるブラケット部材を介して取り付けられており
    、該回動駆動手段にて該ブラケット部材を回動させるこ
    とにより、前記金型搭載部位に対する前記金型の搬入、
    搬出を許容する位置と、該許容位置から該ブラケット部
    材の回動軸回りに所定角度上方へ回動せしめられた位置
    との間で移動し得るようにされている特許請求の範囲第
    1項乃至第4項の何れかに記載の無人搬送車。
  6. (6)前記ブラケット部材に取り付けられたローラが、
    前記許容位置にある状態において、前記搬送車の車体側
    面部よりも所定寸法側方に突出せしめられるようになっ
    ている一方、前記ブラケット部材の回動軸回りに所定角
    度上方へ回動せしめられた状態において、該搬送車の車
    体側面部よりも内側に収容せしめられるようになってい
    る特許請求の範囲第5項記載の無人搬送車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1078731A1 (de) * 1999-08-04 2001-02-28 Georg Geiss Maschinenfabrik Verfahren und Vorrichtung zum Wechseln eines Formwerkzeugs und zum Ersetzen einer Materialpalette bei einer Vakuumformmaschine
WO2004071739A1 (en) * 2003-02-14 2004-08-26 G.M.P. Spa Plant for the production of articles made of plastic material, relative method and articles thus obtained

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JPS60191316U (ja) * 1984-05-21 1985-12-18 日精樹脂工業株式会社 金型交換装置

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