JPS63130089A

JPS63130089A - 往復式電気かみそりの外刃

Info

Publication number: JPS63130089A
Application number: JP27766586A
Authority: JP
Inventors: 正雄棚橋
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1986-11-19
Filing date: 1986-11-19
Publication date: 1988-06-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）本発明は往復式電気かみそりの外刃に関するものである
。

（背景技術）従来の往復式電気かみそりの外刃として、実公昭４９−
２７０２号公報あるいは特公昭５７−１９９８２号公報
に外刃体とそれを支持する枠体とで構成され、外刃フレ
ームから外刃の着脱性を容易にしたものがあるが以下の
ような欠点を有している。

例えば、実公昭４９−２７０２号公報の外刃を第３図に
示す。図において、１は外刃フレーム、２は外刃体、３
は枠体で、枠体３は全体としてアーチ状をなし、枠体３
の両端縁には外刃フレーム１の内側に設は丸溝４と係合
する弾性ア−−ム５が設けてあシ、枠体３を外刃フレー
ム１の内側に装着することにより外刃体を保持する。

ま几、図示してないが内刃体が外刃体２の内側から押上
げて接触しながら摺動して髭をそる。

電気かみそりの使用時において、内刃体と外刃体１とは
内刃体の摺動に伴う微妙な上下動に追従させるためには
、弾性アーム５の弾性率を小さくする必要があり、弾性
アーム５の厚みを薄くすると強度的に弱くなる。また、
弾性アーム５を直接外刃フレーム１に設けた溝４に係合
させるため、外刃体１の着脱時に弾性アーム５に変則的
応力が加わり弾性アーム５の変形、さらに破損すること
があった。

次に、特公昭５７−１９９８２号公報に記載された発明
においても、外刃フレームとの係合が外刃枠の内刃摺動
方向の両端部においてクリップ結合しているので、外刃
枠部に弾性作用を必要とするが、結合部は内刃のほぼ湾
曲形状の面積内では弾性片の弾性率を小さくするのは困
難でメジ、従って、外刃フレームとの係合が固く、着脱
が容易でなく、したがって変形、破損を招くことになる
。

また、上記従来例はいずｎも、内刃の押上バネによって
外刃枠体の弾性アームはストッパーがないため、過度に
変形されクリープ変形によシ経時および環境変化に伴っ
て弾性アームの形状が変化し、内刃体と外刃体との接触
圧が低下し、切味の劣化となる。

（発明の目的）本発明は上記の点に鑑みて提案されたもので、外刃フレ
ームからの外刃１０ツクの着脱を容易にし、かつ着脱時
の外刃枠体の変形、破損を防止した往復式電気かみそり
の外刃（以下単に外刃という）を提供することを目的と
する。

（発明の開示）以下、図に沿って本発明を説明する。

第１図（、）ないしくｃ）および第２図は本発明の一実
施例を示す図であって、第１図は外刃の分解斜視図で、
図（ａ）は外刃の斜視図、図（ｂ）　Ｉｔｓ、外刃フレ
ームの斜視図、図（ｃ）は外刃ブロックの斜視図、また
第２図は外刃の縦断面図である。

第１図（ｍ）および（ｂ）において、６は外刃体、７は
外刃フレームで、内部は外刃ブロックが装着される如く
空間が形成さｎ、内刃（図示せず）の摺動方向側の内壁
にはがイド溝８、また、内刃摺動方向と直交する側の内
壁には凹部９が設けである。溝８および凹部９の作用に
ついては後で述べる。次に、第１図（Ｃ）において、外
刃体６は湾曲して外刃枠体１０に支持されている。ここ
で、外刃枠体１０は図（ｃ）において外刃体６および後
述するブリッジ２１以外の部分を総称するものとする。

つまり、外刃枠体１０は外刃体６を固定するための外刃
固定板１１、外刃固定板１１の中央部から、外刃固定板
１１にほぼ平行して延設される弾性アーム１２、延設さ
れた弾性アーム１２の端部１３にさらに外刃固定板１１
とほぼ平行して弾性部１４が設けられ、弾性部１４の左
右対称の中間部にはクリップ結合部１５を設け、そのク
リップ結合部１５の中心部には突起１６が設けてあシ、
この突起１６は外刃フレーム７の内壁に設けた凹部９と
弾性的に結合する。この弾性的結合をより効果的にする
ためには、クリップ結合部１５の厚さを弾性部１４にお
いてクリップ結合部１５以外の部位よシ薄肉にし、また
クリップ結合部１５の長さ方向に接して空間部１７を設
けてクリップ結合部１５の幅を狭くするなどの形状とす
るのが好ましい。

また、弾性部１４は弾性アーム１２の端部１３と弾性部
１４との連設部から外側に向けて外刃枠体の端部１８を
形成するとともに、弾性部１４の下端にはストンｔ４−
１９が設けである。

さらに、外刃体６の側端部２０に外刃固定板１１をヒー
トシール等の手段によって外刃枠体１ｏを固着し、外刃
体６の両側端部２０に固着した外刃枠体１０の端部１８
をＵ字形のブリッジ２１を用いて相互に固定する。なお
、ブリッジ２１の中間部にはガイドピン２２が設けであ
る。

次に第２図は以上説明した外刃枠体１ｏを外刃フレーム
７に装着した外刃の断面であって、第１図と同じ符号を
付したものは、同一部材の断面を示す。第１図において
、ブリッジ２１に設けたがイドピン２２とガイド溝８に
当接しながら外刃ブロックを外刃フレーム７の空間部に
押上挿入することにより、突起１６と凹部９とが結合し
、外刃体６が外フレーム７に装着される。次に第２図に
おいて、外刃フレーム７の凹部９の下部にはストッパー
１９の当接面２３が設けてあり、内刃体２４が図示され
ないバネによシ外刃体６を押し上げる如く作用してスト
ツノ４’　−１９と当接面２３とが接触する。また、内
刃体２４は図示されない駆動機構によって図示上紙面の
上下方向に外刃体６の内周面と接して摺動する。また、
２５は外刃フレーム７と外刃枠体１０とで形成される隙
間である。

かかる構成からなる外刃は以下に述べる特長を有する。

外刃フレーム７と外刃枠体１０との弾性結合全フロート
作用を発生させる弾性アーム１２と異なる弾性部１４で
作用させているので着脱時の弾性アーム１２の変形、破
損が生じない。また、弾性部１４のクリップ接合部１５
は外刃枠体１ｏの他部よシ薄肉に形成しているほか、ク
リップ接合部１５と平行して空間部１７を設けることに
より弾性作用が容易に得られる。そして弾性部１４を内
刃体２４の摺動方向の全幅に平行に設けているので、外
刃枠体６の長さが長く設定でき、弾性作用をさらに容易
に発揮でき、応力の緩和と、変形化を大きくすることが
できる機能を有する。

さらに、内刃体２４の押上げ時、弾性アーム１２の撓み
代Ｇｏに対し、外刃フレーム７と外刃枠体１０とで形成
する隙間２５０間隔ＧはＧｏ　＞　Ｇの関係にあって、
外刃枠体１０の外刃固定板１１の上縁２５′と外刃フレ
ーム７の当接面２６とが接することで、弾性アーム１２
の変形を規制する。この規制によジ弾性アーム１２は必
要以上に変形することなく、弾性アームエ２のクリープ
現象による劣化を防止し、内刃体２４の押上刃の経年変
化が少く、常に内刃体２４と外刃体６との追随性を保つ
ことができ、切味の持続性が得られる。

（発明の効果）以上説明したように本発明によｎば、湾曲形成した外刃
体の側端部に沿って前記外刃体の湾曲状態を保持する外
刃枠体に弾性アームを介して外刃体を上下動自在に支持
するとともに、前記外刃体の両側端部に配設した外刃枠
体に弾性部を介して外刃フレームへ係合する突起を設け
、前記外刃体を外刃フレームに着脱自在としたことによ
シ次の効果を奏するものである。

（イ）替刃交換、掃除時の外刃ブロックの着脱が容易で
外刃枠体の下方を引っ張り、または、外刃フレームの内
側へ押し込むことにより容易に行える。

（ロ）着脱時の外刃枠体の弾性アームの変形がなく、グ
リープ現象を押えることができるので、安定した内刃体
と外刃体との追随性が得られ、切味の持続性が良い。

（ハ）外刃ブロックの外刃フレーム１の装着時、ガイド
溝があるので、外刃体を外刃フレームに接触させること
が少なく、外刃体の変形が防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図（、）ないしくｃ）および第２図は本発明の一実
施例を示す図であって、第１図（ａ）は外刃の斜視図、
第１図（ｂ）は外刃フレームの斜視図、第１図（ｃ）は
外刃ブロックの斜視図、第２図は外刃の縦断面図、第３
図は従来例を示す図である。６・・・外刃体、７・・・外刃フレーム、８・・・ガイ
ド溝、９・・・凹部、ＩＯ・・・外刃枠体、１２・・・
弾性アーム、１４・・・弾性部、１６・・・突起、】９
・・・ストッパー、２ｏ・・・外刃体の側端部、２２・
・・ガイドピン。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）湾曲形成した外刃体の側端部に沿つて前記外刃体
の湾曲状態を保持する外刃枠体に弾性アームを介して外
刃体を上下動自在に支持するとともに、前記外刃体の両
側端部に配設した外刃枠体に弾性部を介して外刃フレー
ムへ係合する突起を設け、前記外刃体を外刃フレームに
着脱自在としたことを特徴とする往復式電気かみそりの
外刃。
（２）弾性部は外刃枠体に薄肉部を設けてクリップ接合
部を形成し、前記クリップ接合部の中間に外刃フレーム
に係合する突起を設けたことを特徴とする特許請求の範
囲第１項記載の往復式電気かみそりの外刃。
（３）弾性アームの変形を規制するストッパーを設けた
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の往復式電
気かみそりの外刃。
（４）外刃枠体を保持するブリッジにガイドピンを設け
るとともに、外刃フレームの内壁にガイド溝を形成した
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の往復式電
気かみそりの外刃。