JPS6312997Y2 - - Google Patents

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JPS6312997Y2
JPS6312997Y2 JP7910083U JP7910083U JPS6312997Y2 JP S6312997 Y2 JPS6312997 Y2 JP S6312997Y2 JP 7910083 U JP7910083 U JP 7910083U JP 7910083 U JP7910083 U JP 7910083U JP S6312997 Y2 JPS6312997 Y2 JP S6312997Y2
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JP
Japan
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adhesive layer
protective layer
corrosion
pipes
photocurable resin
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JP7910083U
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English (en)
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JPS59184629U (ja
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Landscapes

  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、金属パイプ等の腐食を防止するため
の防食用シートに関し、特に、光硬化性の保護層
を有する複合防食用シートに関する。
パイプラインには、鋼管、鉄管、鉛管、Al管
及びプラスチツク管等種々の材質のパイプが使用
されているが、特に、金属パイプは、防食性合成
樹脂シート及びスリーブで被覆して防食すること
が行なわれている。なかでもガス管等には、その
工事にあたつて火を使用すると引火し爆発したり
する危険があるため、炎等で加熱を必要としない
防食用シートが好ましい。そこで、従来は、第1
図に示す如くトランスポリイソプレンを主成分と
するシート2に粘着層1を設け、この粘着層1を
を離型紙3で保護しておき、使用に当つては離型
紙3を剥がし加熱軟化させ、粘着層1を鋼管等の
施工対象物に巻き付けて防食施工を行なつてい
る。しかし、これは加熱しなければならない欠点
を有するし、このように粘着層を巻き付けて防食
するのでは、土砂や落石等によつて防食層が破れ
やすく、破れるとそこから発錆、腐食するという
欠点があつた。
本考案は、このような点に鑑み加熱を必要とし
ないとともに粘着層の外層に保護層を設けた複合
タイプにすることによつて前記欠点を解決した防
食用シートを提供せんとするもので、その要旨
は、防食性粘着層の外側に光硬化性樹脂よりなる
保護層を設けたことを特徴とするものである。
以下、第2図に示す実施例について本考案を詳
細に説明すると、11は防食性粘着層、12は光
硬化性樹脂よりなる保護層、13は剥離紙であ
る。
前記防食性粘着層11は、従来と同様の材料で
形成され、また、保護層12は、例えばガラスク
ロスに光硬化性樹脂を含浸したもので、その光硬
化性樹脂は、例えば、不飽和ポリエステル等のベ
ース樹脂にアクリルオリゴマー等の光硬化性樹脂
を配合したものを主剤とするもので、その具体例
を挙げると次のとおりである。
不飽和ポリエステル(50%resin) 50重量部 アクリルオリゴマー 25 〃 ハイドロキノンメチルエーテル 0.1 〃 トリエタノールアミン 1.5 〃 ベンゾインエチルエーテル 1.5 〃 修酸 0.02 〃 前記保護層12において、ガラスクロスは寸法
安定及び強度を目的とし、光硬化性樹脂はガラス
クロスの結束、強度を目的とし、その成分として
の不飽和ポリエステルはベース樹脂で初期強度を
与えるものであり、アクリルオリゴマーは光硬化
性樹脂で、単独又は不飽和ポリエステルと架橋硬
化し防湿、耐薬品性を与えるものである。
また、ハイドロキノンメチルエーテルは酸化防
止剤で、製造工程中及び製品貯蔵中の安定のため
に、ベンゾインエチルエーテルは感光剤、トリエ
タノールアミンは感光助剤、修酸は安定剤であ
る。ポリエステル樹脂は、ガラスクロスに含浸さ
せる粘度及び溶剤揮発後適当なタツクが残り巻き
重ね点で接着させるのに都合がよい点等で50%液
程度が好ましい。
尚、上記の他に透明であり通光をさまたげなけ
れば、染料を用いて着色してもよい。
以上のように形成された防食用シートは、黒色
ポリエチレン等で形成した遮光性の袋に入れて貯
蔵、保管して、使用するまで光硬化するのを防止
するようにする。
しかして、使用にあたつては剥離紙13を剥が
し、粘着層11を内側にして鋼管等に巻き付け
る。すると外層としての保護層12は、紫外線照
射、又は太陽光の下で徐々に硬化し強固な保護層
となる。
以上のとおり、本考案に係る防食用シートは、
防食性粘着層の外側に光硬化性樹脂よりなる保護
層を設けてあるので、粘着層が鋼管等の防食をす
るとともに保護層が光により硬化し強固になるの
で、土砂や落石等による破れを保護し、防食効果
を長く維持するものである。
また、保護層は光硬化型なので、火を使用しな
いですみガス管等のガス工事にも危険がなく最適
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来例を示す側面図、第2図は本考
案の実施例を示す側面図である。 11……防食性粘着層、12……保護層、13
……剥離紙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 防食性粘着層の外側に光硬化性樹脂よりなる保
    護層を設けたことを特徴とする防食用シート。
JP7910083U 1983-05-27 1983-05-27 防食用シ−ト Granted JPS59184629U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7910083U JPS59184629U (ja) 1983-05-27 1983-05-27 防食用シ−ト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7910083U JPS59184629U (ja) 1983-05-27 1983-05-27 防食用シ−ト

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Publication Number Publication Date
JPS59184629U JPS59184629U (ja) 1984-12-08
JPS6312997Y2 true JPS6312997Y2 (ja) 1988-04-13

Family

ID=30209105

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JP7910083U Granted JPS59184629U (ja) 1983-05-27 1983-05-27 防食用シ−ト

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JPS59184629U (ja) 1984-12-08

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