JPS63199885A - 防蝕被覆鋼管の損傷防蝕被覆部の補修方法 - Google Patents
防蝕被覆鋼管の損傷防蝕被覆部の補修方法Info
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- JPS63199885A JPS63199885A JP3265287A JP3265287A JPS63199885A JP S63199885 A JPS63199885 A JP S63199885A JP 3265287 A JP3265287 A JP 3265287A JP 3265287 A JP3265287 A JP 3265287A JP S63199885 A JPS63199885 A JP S63199885A
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Landscapes
- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は防蝕被覆鋼管の損傷防蝕被覆部の補修方法に関
するものである。
するものである。
原油のパイプラインなどに用いられる鋼管は防蝕のため
外周に熱可塑性樹脂コーティング、粘着テープ巻き、あ
るいはエポキシパウダーコーティングなどの防蝕被覆が
行われている。
外周に熱可塑性樹脂コーティング、粘着テープ巻き、あ
るいはエポキシパウダーコーティングなどの防蝕被覆が
行われている。
しかしながらこのような被覆が施された防蝕被覆鋼管は
埋設されるまでの間、運搬時の機械的衝撃などによって
防蝕被覆層が損傷し鋼管面が露出してしまうということ
が多い。この鋼管面が露出したまま使用されればその部
分から腐蝕が進行する恐れがあり、従来熱可塑性樹脂コ
ーティングによる防蝕被覆鋼管では被覆の損傷部位にマ
スチック材で穴埋め後ホットメルト型シートを加熱接着
させて保護を行っていた。
埋設されるまでの間、運搬時の機械的衝撃などによって
防蝕被覆層が損傷し鋼管面が露出してしまうということ
が多い。この鋼管面が露出したまま使用されればその部
分から腐蝕が進行する恐れがあり、従来熱可塑性樹脂コ
ーティングによる防蝕被覆鋼管では被覆の損傷部位にマ
スチック材で穴埋め後ホットメルト型シートを加熱接着
させて保護を行っていた。
又エポキシパウダーコーティングによって防蝕被覆が施
された防蝕被覆鋼管の場合には被覆損傷部位にエポキシ
系その他の液状塗料を塗布して加熱硬化させる方法など
が行われていた。
された防蝕被覆鋼管の場合には被覆損傷部位にエポキシ
系その他の液状塗料を塗布して加熱硬化させる方法など
が行われていた。
上記の様な防蝕被覆鋼管の損傷被覆部位の補修方法では
塗膜等の硬化のために加熱が必要であり、それもホット
メルト型のシートや塗料が溶融するように高温で加熱し
なければならない。
塗膜等の硬化のために加熱が必要であり、それもホット
メルト型のシートや塗料が溶融するように高温で加熱し
なければならない。
例えばガスバーナーで加熱すると補修個所周囲の防蝕被
覆層を劣化させてしまったり、熱が鋼管に吸収されてし
まい、十分な加熱が出来ないという間頓があった。
覆層を劣化させてしまったり、熱が鋼管に吸収されてし
まい、十分な加熱が出来ないという間頓があった。
又、ガスバーナーではなく誘導加熱やホットプレート等
を用いるには電源と大がかりな装置が必要で現場では用
いにくいという問題があった。
を用いるには電源と大がかりな装置が必要で現場では用
いにくいという問題があった。
本発明の目的は防蝕被覆鋼管の損傷被覆部位の簡便で有
効な補修方法を提供することにある。
効な補修方法を提供することにある。
本発明の防蝕被覆鋼管の損傷防蝕被覆部位の補修方法は
防蝕被覆鋼管の損傷防蝕被覆部位に常温硬化型樹脂を充
填し、その上に該部位を覆う大きさの保護板を載置し、
その上に粘着性テープの装着による外部保護層を設ける
ことを特徴とするものである。
防蝕被覆鋼管の損傷防蝕被覆部位に常温硬化型樹脂を充
填し、その上に該部位を覆う大きさの保護板を載置し、
その上に粘着性テープの装着による外部保護層を設ける
ことを特徴とするものである。
本発明で言う常温硬化型樹脂とは常温で経時的に硬化反
応が進行する充填用樹脂でウレタン系、シリコン系等種
々のものを用いることが出来るが、防蝕被覆層に用いら
れている樹脂と同系列の樹脂を含有するものを用いた方
が接着性の面から好ましい。
応が進行する充填用樹脂でウレタン系、シリコン系等種
々のものを用いることが出来るが、防蝕被覆層に用いら
れている樹脂と同系列の樹脂を含有するものを用いた方
が接着性の面から好ましい。
又、常温硬化性樹脂の充填部上に載置する保護板として
は特に限定するものではないが、損傷部を覆って内部の
充填剤が硬化するまで外力から保護し得る程度の剛性を
有するもので各種金属板や硬質プラスチック板などを被
覆鋼管外周に沿って湾曲させたものが好適である。そし
てその大きさは損傷部を覆うに足りる大きさであればよ
く、又その形状も円形や多角形等特に特定するものでは
ない。
は特に限定するものではないが、損傷部を覆って内部の
充填剤が硬化するまで外力から保護し得る程度の剛性を
有するもので各種金属板や硬質プラスチック板などを被
覆鋼管外周に沿って湾曲させたものが好適である。そし
てその大きさは損傷部を覆うに足りる大きさであればよ
く、又その形状も円形や多角形等特に特定するものでは
ない。
上記の如き本発明の補修方法を防蝕被覆鋼管に適用する
と損傷個所に常温硬化型樹脂が充填され、その外周が硬
質の保護板によって覆われているので補修直後の充填樹
脂が柔らかな時に外力から補修部位を保護することが出
来、充填樹脂が常温で自然硬化後は強固な補修部と為す
ことが出来る。
と損傷個所に常温硬化型樹脂が充填され、その外周が硬
質の保護板によって覆われているので補修直後の充填樹
脂が柔らかな時に外力から補修部位を保護することが出
来、充填樹脂が常温で自然硬化後は強固な補修部と為す
ことが出来る。
以下本発明の実施例及び比較例について説明する。
実施例１
第１．２図の如く防蝕被覆鋼管１として直径１００１ｍ
のエポキシ樹脂粉体塗装被覆鋼管の防蝕被覆層３に人為
的に傷４をつくり、鋼管２面を約１ｄ露出させた。その
後ヤスリ及びサンドペーパーで該鋼管表面に付着してい
る被覆をおとして平滑にした後溶剤で油分を除去した。
のエポキシ樹脂粉体塗装被覆鋼管の防蝕被覆層３に人為
的に傷４をつくり、鋼管２面を約１ｄ露出させた。その
後ヤスリ及びサンドペーパーで該鋼管表面に付着してい
る被覆をおとして平滑にした後溶剤で油分を除去した。
その後この傷口に二液硬化型のエポキシ樹脂５、、Ｊ−
シ を充填しその上に保護板６と処１辺約３０ｎ、厚さ０．
２ｎのアルミ板をのせ、さらにその上に幅１００ｍ、厚
さ１．０Ｍの粘着テープを装着して外部保護層７を設け
た。
シ を充填しその上に保護板６と処１辺約３０ｎ、厚さ０．
２ｎのアルミ板をのせ、さらにその上に幅１００ｍ、厚
さ１．０Ｍの粘着テープを装着して外部保護層７を設け
た。
ここで使用した二液硬化型のエポキシ樹脂は油化シェル
エポキシ（株）製エピコート８０７と同社製エボメート
ＱＸ−１２をｌ＝１の割合に混合したものを用いた。
エポキシ（株）製エピコート８０７と同社製エボメート
ＱＸ−１２をｌ＝１の割合に混合したものを用いた。
実施例２
直径３００寵のエポキシ樹脂粉体塗装鋼管に約１ＯｃＩ
Ｉの傷をつ（りこの傷に実施例１と同様にして表面平滑
後二液硬化型のエポキシ樹脂系塗料を充填し、その上に
１辺６０寵の正方形のアルミ板を管の外周に治って曲げ
載置した。その外周上に１辺が１００Ｈで厚さ１．（ｌ
ｎの正方形の粘着性プラスチックシートを貼着し、ロー
ラーで圧着した。
Ｉの傷をつ（りこの傷に実施例１と同様にして表面平滑
後二液硬化型のエポキシ樹脂系塗料を充填し、その上に
１辺６０寵の正方形のアルミ板を管の外周に治って曲げ
載置した。その外周上に１辺が１００Ｈで厚さ１．（ｌ
ｎの正方形の粘着性プラスチックシートを貼着し、ロー
ラーで圧着した。
比較例１
アルミ板と粘着テープを施さない以外は実施例１と同様
にした。
にした。
比較例２
アルミ板を被着しない以外は実施例１と同様にした。
以上の実施例１〜２及び比較例１〜２の損傷補修部位に
ついて補修直後及び７日経過後の耐衝撃性及び押込強さ
特性を調べた結果を表１に示す。
ついて補修直後及び７日経過後の耐衝撃性及び押込強さ
特性を調べた結果を表１に示す。
尚耐衝撃性試験はＡＳＴＭ−Ｇ１４に準拠し、押込強さ
はＤＩＮ−３０６７１の規定に従った。
はＤＩＮ−３０６７１の規定に従った。
表１から明らかな如く本発明の防蝕被覆鋼管の損傷防蝕
被覆部の補修方法は現場で簡易に施工出来、しかも強固
な補修箇所を形成することが出来るものであり、実用上
極めて有用なものである。
被覆部の補修方法は現場で簡易に施工出来、しかも強固
な補修箇所を形成することが出来るものであり、実用上
極めて有用なものである。
第１図は本発明の一実施例品を説明するための防蝕被覆
鋼管補修部、第２図は本発明方法適用品の斜視図である
。 １・・・防蝕被覆鋼管、２・・・鋼管、３・・・防蝕被
覆層、４・・・傷、５・・・充填樹脂、６・・・保護板
、７・・・外部保護層。
鋼管補修部、第２図は本発明方法適用品の斜視図である
。 １・・・防蝕被覆鋼管、２・・・鋼管、３・・・防蝕被
覆層、４・・・傷、５・・・充填樹脂、６・・・保護板
、７・・・外部保護層。
Claims (1)
- 防蝕被覆鋼管の損傷防蝕被覆部位に常温硬化型樹脂を充
填し、その上に該部位を覆う大きさの保護板を載置し、
その外周上に粘着性テープを装着して外部保護層を設け
ることを特徴とする防蝕被覆鋼管の損傷防蝕被覆部の補
修方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3265287A JPS63199885A (ja) | 1987-02-16 | 1987-02-16 | 防蝕被覆鋼管の損傷防蝕被覆部の補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3265287A JPS63199885A (ja) | 1987-02-16 | 1987-02-16 | 防蝕被覆鋼管の損傷防蝕被覆部の補修方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63199885A true JPS63199885A (ja) | 1988-08-18 |
Family
ID=12364794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3265287A Pending JPS63199885A (ja) | 1987-02-16 | 1987-02-16 | 防蝕被覆鋼管の損傷防蝕被覆部の補修方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63199885A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5256226A (en) * | 1990-02-06 | 1993-10-26 | Himont Incorporated | Process for repairing exposed or damaged parts of a plastic coatings on metal tubing by coating or patching the area with an adhesive polymer composition |
| US5565051A (en) * | 1992-07-17 | 1996-10-15 | Montell North America Inc. | Process for repairing plastic coatings on metal pipes |
| JP4885327B1 (ja) * | 2011-07-05 | 2012-02-29 | 株式会社Ｉｈｉ | 鋼材補修構造及び鋼材補修方法 |
-
1987
- 1987-02-16 JP JP3265287A patent/JPS63199885A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5256226A (en) * | 1990-02-06 | 1993-10-26 | Himont Incorporated | Process for repairing exposed or damaged parts of a plastic coatings on metal tubing by coating or patching the area with an adhesive polymer composition |
| US5565051A (en) * | 1992-07-17 | 1996-10-15 | Montell North America Inc. | Process for repairing plastic coatings on metal pipes |
| JP4885327B1 (ja) * | 2011-07-05 | 2012-02-29 | 株式会社Ｉｈｉ | 鋼材補修構造及び鋼材補修方法 |
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