JPS63129673A - 電界効果型トランジスタ - Google Patents

電界効果型トランジスタ

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JPS63129673A
JPS63129673A JP27701386A JP27701386A JPS63129673A JP S63129673 A JPS63129673 A JP S63129673A JP 27701386 A JP27701386 A JP 27701386A JP 27701386 A JP27701386 A JP 27701386A JP S63129673 A JPS63129673 A JP S63129673A
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Katsuaki Itsunoi
五ノ井 克明
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は電界効果型トランジスタに関し、特に耐環境性
に優れる電界効果型トランジスタに関する。
B0発明の概要 本発明は、電界効果型トランジスタにおいて、第一導電
型のチャンネル領域の下部に反対導電型OwI域を設け
、その反対専電型の領域に所定の電位を与え、その閾値
電圧vthを制御することにより、当該電界効果型トラ
ンジスタの耐環境性特に温度補償特性を向上させたもの
である。
C1従来の技術 −IIQに、化合物半導体基板にソース領域、ドレイン
領域及びチャンネル5MM1等を形成した電界効果型ト
ランジスタが知られている。
この電界効果型トランジスタの構造は、例えば化合物半
導体がGaAsであるときには、J−FETの一例とし
て第5図に示すような構造となり、例えば半絶縁性Ga
As基板100にN型の不純物領域101が形成され、
このN型の不純物領域にそれぞれソース領域102.ド
レイン領域103、チャンネル領域104が形成される
。そして、チャンネル領域104上には当該チャンネル
領域104と反対のit型であるP半型の不純物領域が
ゲート拡散領域105として形成され、このゲート拡散
HMi105に配線のためのゲートメタル106が配さ
れている。
このようなGaAs−J−FETでは、上記ゲート拡散
頭載105とチャンネル領域1(14が異なる導電型で
あり、このためチャンネル領域104側には空乏N10
7が形成される。そして、この空乏層107は、ゲート
メタル106へのパイ、  アスに従って伸縮し、所定
のトランジスタ動作を行うことになる。
D1発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上述のような電界効果型トランジスタに
おいては、温度によって閾値電圧vthが変化するとい
う問題がある。
すなわち、一般的にバンドギャップが大きく耐環境性に
優れた上述の如きGaAs−J−FETタイプの電界効
果型トランジスタの閾値電圧vthの温度依存性は、第
6図に示すような曲線(実線及び破線)となっており、
その温度が上昇するに連れて閾値電圧vthが低くなる
。なお、第6図中、横軸は温度(’C)であり、縦軸は
閾値電圧vth(mV)である。この第6図からも明ら
かなように、例えば100℃温度上昇があったときには
、およそ200mV程度負側へ閾値電圧vthが低くな
る。これは、主に温度上昇によって、チャンネル領域1
04における空乏N107の領域が小さくなり、チャン
ネルの大きさが拡がることに起因する。すなわち、この
ようにチャンネルの大きさが拡がることによっては、電
流が多くなかれることになり、閾値電圧vthが下がる
ことになる。
これに対して、閾値電圧vthが変動した場合であって
も安定したスイッチング動作を確保して、種々の環境下
で用いることができるように、常温での閾値電圧vth
を所定の値に設定することもできる。例えば高集積化回
路にて用いる傾向にあるDCFLゲートにおいては、論
理ローレベルが0゜1〜0.2vであるから、閾値電圧
vthを例えば0゜4v程度(常温)とすれば安定した
動作が確保される。
しかしながら、このように温度補償された閾値電圧vt
hを設定することによっては、閾値電圧Vthが大きく
なるため、高速動作が困難となり、温度補償のためにス
ピードを犠牲にする必要が生ずることになる。また、電
界効果型トランジスタの特性の広い範囲の温度変化を補
償することは、極めて困難である。
そこで、本発明は上述の問題点に鑑み、温度変化に対す
る動作特性の変動を補償する電界効果型トランジスタの
提供を目的とする。
E1問題点を解決するための手段 本発明は、第一導電型のチャンネル領域の下部に反対導
電型の領域を有し、該反対導電型領域に所定の電位を与
えることにより閾値電圧を制御することを特徴とする電
界効果型トランジスタにより上述の問題点を解決する。
ここで、電界効果型トランジスタは、主に化合物半導体
FETであり、また、他の半導体による電界効果型トラ
ンジスタを含む、また特に、高電子易動度トランジスタ
とすることもできる。J−FETのみならずMES−F
ETでも良い。
また、上記閾値電圧を制御することには、特に温度補償
をするように閾値電圧を制御することが含まれる。また
、上記反対導電型領域に与えられる所定の電位は、所定
の構成のバイアス回路から与えられるものを含む。
F1作用 本発明において、チャンネル領域とは反対導電型にされ
る反対導電型領域は、所定の電位が与えられることによ
り、そのポテンシャルが制御される。そして、このよう
に反対it型領領域ポテンシャルが制御されることによ
っては、全体として閾値電圧vthが制御され、温度補
償を実現することが可能となる。
すなわち、通常温度上昇によって、空乏層の領域が小さ
くなり、このためチャンネルの領域が拡大して電流が多
く流れ、閾値電圧vthが小さくなるが、本発明におい
ては、特にチャンネル領域と、該チャンネル領域の導電
型とは反対導電型である反対導電型領域との間に形成さ
れる空乏層が、上記電位によって制御され、その領域が
所定の電位に応じて伸縮することになる。そして、この
電位による上記空乏層の拡がりを、温度上昇によるゲー
ト部分の空乏層の大きさの変動を補償するようにするこ
とによって、チャンネルが形成されている領域の大きさ
を一定に保つことができ、したがって、温度変化に対す
る閾値電圧vthの変動を抑制することができる。
G、実施例 本発明の好適な実施例を図面を参照しながら説明する。
本実施例の電界効果型トランジスタは、−例として第1
図に示すような構造とされる。第一導電型は、第1図の
例ではN型であり、反対導電型はP型である。この第1
図に示す電界効果型トランジスタは、化合物半導体電界
効果型トランジスタであって、GaAs−J−FET 
(接合型−電界効果型トランジスタ)である。
第1図に示すように、その構造は、半絶縁性GaAs基
板1上に反対導電型であるP″″型の半導体領域2が形
成され、その上に第−RZ型のN型の半導体領域3が形
成されている。上記P−型の半導体領域2の不純物濃度
や接合深さは、当該GaAs−J−FETの特性に応じ
て適宜選択することができる。上記N型の半導体領域3
にはチャンネル領域4が形成されており、また、ソース
領域5.ドレイン領域6も形成されている。そのN型の
半導体領域3の主面には、さらにP半型のゲート拡散領
域7が形成されており、このゲート拡散領域7にはゲー
トメタル8が接続している。なお、その主面の他の部分
は絶縁膜9で被覆されている。
このよう、な構造の本実施例の電界効果型トランジスタ
には、ゲート拡散領域7とN型の半導体領域3との間の
PN接合から上部空乏N10が形成されるが、さらに、
そのN型の半導体領域3と上記P−型の半導体領域2と
の間にも下部空乏N11が形成されることになる。この
上部空乏層10と下部空乏層11の間の領域eは、実効
的なチャンネル領域であって、後述するように温度変動
によって上部空乏層10の大きさが変動した場合であっ
ても、これによる領域eの大きさの変動をある程度一定
に保つように下部空乏illの大きさが変動するため、
温度による当該電界効果型トランジスタの閾値電圧vt
hの変動は最小限に抑制されることになる。
第2図と第3図は、このような電界効果型トランジスタ
の構造の一例を示す図であり、上述のようにP″″型の
半導体領域2には温度補償のための所定の電位が与えら
れることから、その所定の電位を与えるための取り出し
電極12等を設けたものである。このうち第2図はその
平面図であり、第3図はゲート幅方向で切断した断面図
である。
なお、第1図の電界効果型トランジスタと同し部分につ
いては同し引用符号を用いている。
この第2回または第3図に示すように、本実施例にかか
る電界効果型トランジスタは、N型の半導体領域3上を
横断するように形成されているゲートメタル8があり、
当1亥ゲートメタル8の下部には該ゲートメタル8に沿
ってゲート拡散領域7が形成されている。そしてチャン
ネルが形成されるチャンネル領域4の下部には、前述し
た下部空乏層11の拡がりを制御するためのP″″型の
半導体領域2が形成されている。このP″″型の半導体
領域2の濃度は、極端に低濃度の場合には抵抗が高くな
ることになり、また、不純物濃度が高い場合には容量が
増大してしまうことになる。このP−型の半導体領域2
は、電気的に取り出すためにゲート幅方向で第2図中点
線で示したように延在されており、その延在された部分
2a(第3図参照)は、イオン注入等により縦方向に延
在された部分2bと連続することになり、さらにその縦
方向に延在された部分2bはP半型の半導体領域13と
接続して、電気的に取り出すための取り出し電極12が
該P半型の半導体領域13上に形成されている。
このような構造によっては、上記取り出し電極12、P
半型の半導体領域13.縦方向に延在された部分2b、
延在された部分2aを介してP″″型の半導体領域2は
、温度を補償するような所定の電位が与えられる。なお
、言うまでもないが、この第2図及び第3図に示した例
は例示であって、他の構造によるP″″型の半導体領域
2への電気的接続は可能である。また、第2図において
絶縁膜9は省略している。
次に、このような電界効果型トランジスタの動作につい
て説明する。
−iに、電界効果型トランジスタにおいては、チップの
温度上昇によって、PN接合のビルトイン電圧が小さく
なるため、空乏層の厚みが薄くなって、閾値電圧vth
が負側へ変位する。
しかし、本実施例の電界効果型トランジスタにおいては
、仮にチップの温度変動が生じて上部空乏層10(第1
図参照)の厚みが薄くなった場合であっても、P″″型
の半導体領域2とN型の半4体碩域3との間に形成され
る下部空乏FIII(第1図参照)が、与えられる所定
の電位によって、その上部空乏層10の厚みが薄くなっ
た分を補うように厚くなり、このため、実質的なチャン
ネル領域eは略一定の大きさに保たれることになる。
そして、このように実質的なチャンネル領域eが略一定
の大きさに保たれることによって、その閾値電圧vth
の変動が抑制され、その特性は極めて安定したものとな
る。
このような下部空乏111の厚みを制御するためには、
例えば温度の上昇に応じて、上記P−型の半導体領域2
により大きな負電圧を与える必要があり、ここで、′こ
のようなP−型の半導体領域2に接続して好ましい回路
の一例について第4図を参照しながら説明する。なお、
ここで示す回路は一例であって、他の回路であっても良
いことは勿論である。
この第4図に示す回路は、抵抗R11R2によりバイア
ス回路が構成され、抵抗R3と接続し該抵抗R3との接
続点から出力が取り出されるFET1及び定電流源とし
て機能するFET2を有している。
この回路の動作について説明すると、抵抗R1゜R2に
よって分割して与えられる電圧は、温度変動に対しても
安定したものとなるが、上記FET1及びFET2は温
度上昇によっては、ドレイン電流が多くなり、抵抗R3
による電圧降下分も増大して出力レベルは負側に変位す
る。また、温度下降時には、その逆にドレイン電流は減
少し、出カレヘルは正側に変位することになる。したが
って、同一のチップ上に上述のP−型の半導体領域2を
有する構造の電界効果型トランジスタを形成し、さらに
上記回路を形成して、これらを単に接続させることによ
り、自動的に温度補償のなされる電界効果型トランジス
タが形成されることになる。
なお、このような第4図に示す回路について、電源電圧
VSSは負電圧、FETIとFET2はディプリーショ
ンFETであることが望ましい。
上述の実施例においては、主に温度補償のためにP−型
の半導体領域2を動作させる場合について説明したが、
本実施例は、上記P″″型の半導体領域2に所定の電位
を与えることで、温度補償のみならず、他の閾値電圧v
thを変化させて利用する用途にも適用することができ
る。また、上述のようなP−型の半導体領域2の形成に
よっては、温度補償のみならず短チャンネル効果の抑制
も同時に達成することが可能となる。また、上述の実施
例においては、J−FETについて説明しているが、こ
れに限定されずMES−FETでも良いことは勿論であ
る。
H0発明の効果 本発明の電界効果型トランジスタは、チャンネル領域と
は反対導電型である反対導電型領域に所定の電位を与え
て、空乏層の厚みを制御することができ、温度変動に対
する閾値電圧の変動を抑制することができる。
4、llffl面の筒車な説明 第1図は本発明の電界効果型トランジスタの構造の一例
を示す断面図、第2図は本発明の電界効果型トランジス
タの一例を示す平面図、第3回はそのゲート幅方向での
断面図、第4図は反対導電型領域に所定の電位を与える
に好適な回路の一例を示す回路図である。
また、第5図は従来の電界効果型トランジスタの例を示
す断面図、第6図は従来の電界効果型トランジスタの閾
値電圧の温度依存性を示す特性図である。
1・・・半絶縁性GaAs基板 2・・・P−型の半導体領域 3・・・N型の半導体領域 4・・・チャンネル領域 7・・・ゲート拡散領域 lO・・・上部空乏層 11・・・下部空乏層 e・・・領域 特 許 出 願 人  ソニー株式会社代理人   弁
理士     小泡 見間         田村渠− 第1図 第2図 第3図 第4図 従来例 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  第一導電型のチャンネル領域の下部に反対導電型領域
    を有し、該反対導電型領域に所定の電位を与えることに
    より閾値電圧を制御することを特徴とする電界効果型ト
    ランジスタ。
JP61277013A 1986-11-20 1986-11-20 電界効果型トランジスタ Expired - Fee Related JPH0810700B2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58130560A (ja) * 1982-01-29 1983-08-04 Hitachi Ltd 半導体メモリ集積装置
JPS59165466A (ja) * 1983-03-10 1984-09-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置およびその製造方法
JPS59191385A (ja) * 1983-04-15 1984-10-30 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体装置

Patent Citations (3)

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