JPS63129608A - 有極性コンデンサの極性判別方法 - Google Patents

有極性コンデンサの極性判別方法

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JPS63129608A
JPS63129608A JP61277015A JP27701586A JPS63129608A JP S63129608 A JPS63129608 A JP S63129608A JP 61277015 A JP61277015 A JP 61277015A JP 27701586 A JP27701586 A JP 27701586A JP S63129608 A JPS63129608 A JP S63129608A
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capacitor
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constant
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文男 徳嵩
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Hioki Denki KK
Hioki EE Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えばアルミニウム電解コンデンサあるい
はタンタル電解コンデンサなど、有極性コンデンサの極
性判別方法に関するものである。
〔従来の技術〕
有極性のコンデンサ(以下、「コンデンサ」と言う。)
は、一般に、金属体の表面に絶縁性の良い酸化皮膜が形
成されたe極素子と、この酸化皮膜に密接して設けられ
た電解質などを含むe極素子でなり、適宜のケースに納
められ、それぞれの極から外部接続用の端子又はリード
線が引き出されている。
□ このコンデンサが例えば他の電子部品とともに回路
基板などへ実装されたような場合には、e。
eの極性が正規の状態に装着されているかどうかをチェ
ックしておく必要があり、一般にはその漏れ電流を測定
して極性を判別するという方法が採られている。
この漏れ電流は、例えばコンデンサのΦとeの端子にそ
れと同極性の直流電圧を加えた場合と、逆極性の直流電
圧を加えた場合とではその大きさが異なり、この違いは
、コンデンサのe極側に形成された酸化皮膜と、e極を
構成している電解質との間の整流作用に基づくことが知
られている。
第4[@にはこの漏れ電流特性の一般的な例が示されて
いるが、コンデンサに加わる直流電圧が同じ大きさの電
圧Vであっても、逆極性の場合には同極性の場合の数倍
から数十倍程度の漏れ電流が流れることが知られている
第5図には、この漏れ電流を測定してコンデンサの極性
判別を行う従来方法の例が示されている。
すなわち、同図(A)、(C)を参照すると、例えば時
刻t。においてコンデンサ1の端子2,3に直流定電圧
源4から一定の直流電圧Vを加え、所定時間経過後の時
刻t1において電流計5によりその漏れ電流を測定する
。この測定値を例えば11とする。
次に、同図(B)に示されるように、直流定電圧源4か
ら端子2,3へ逆極性の電圧Vを加え、上記と同様にそ
の漏れ電流を測定し、第5図(C)に示されるように測
定値工2を得たとする。この2つの測定値を比較し、も
しIt<I、ならば、小さい値の漏れ電流11が流れた
ときのコンデンサ1の極性は、加えられた直流電圧Vの
極性と同極性になっていると判断する。もしくは、大き
い値の漏れ電流工2が流れたときのコンデンサ1の極性
は、加えられた直流電圧Vに対して逆極性になっている
と判断する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この従来方法は、コンデンサの漏れ電流を測定し、その
大小比較により極性を判別するので判別結果が正確であ
る。しかしながら上記第5図(C)に示されるように、
直流定電圧源4からコンデンサ1へ直流電圧Vを加える
と、突入電流と言われる比較的大きなパルス状の充電電
流が流れる。この充電電流によりコンデンサ1が充電さ
れ、端子2.3間の電圧が上がフてくるとそれに応じて
充電電流は減少し、やがてほぼ一定の定常電流に落ちつ
く、この定常電流は実質的にはコンデンサ1の漏れ電流
とみなすことができ、時刻t1以降の電流がそれに相当
する。しかし時刻t0からt、までの間は漏れ電流と充
電電流とが混在し、時刻t、に近いほど充電電流のレベ
ルが高い。このため、従来の極性判別方法においては時
刻t1まで漏れ電流の測定を待つ必要があり、極性判別
に要する時間が長くなるという難点があった。
この発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的は
測定の待ち時間を少なくした高速の極性判別方法を提供
することにある。
〔問題を解決するための手段〕
第1図に示されている原理図を参照すると、この発明に
おいては、極性判別の対象とするコンデンサlOに例え
ば直流定電流源13から切換え可能な充電用の一定直流
電流を加え、その端子11.12間の電圧を測定部14
にて測定し極性の判別を行うようになっている。
〔作用〕
直流定電流源13からコンデンサ10へ一定レベルの充
電用電流を加えた場合、この電流の極性がコンデンサ1
0の極性と一致していればコンデンサ10の漏れ電流は
微小となり、その端子11.12間の電圧は第2図(A
)の実線で示されるように時間に対してほぼ直線比例的
に上昇する。逆極性の場合にはコンデンサ10に加えら
れた一定直流電流が充電用電流と漏れ電流に分かれ、か
つ、この漏れ電流が大きいため端子11.12間の電圧
は時間に対して直線的に比例して上がらず、同図の点線
で示されるようにわん曲する。よってこの2つの電圧の
立ち上がり特性をそれぞれ所定時刻t2の時点で測定し
、測定電圧v1とv2を比較すればコンデンサ10の極
性判別ができる。
この発明の実施例においては、コンデンサ10に最初は
比較的大きな直流電流を加え、第2図(B)に示される
ように基準電圧V refまで速やか゛に立ち」二から
せ、それ以降は小電流に切り換えて所定時刻t、及びt
4′にその充電電圧を測定するようにしている。これに
より測定の待ち時間が短縮される。
〔実 施 例〕
第3図には、上記コンデンサの極性判別方法を適用した
装置の一例が示されている6すなわち。
直流定電流源13は例えば装置内の直流電源から形成さ
れた直流電圧源15と、この直流電圧源15の出力電圧
を所望の極性に切り換える極性切換器16、及び上記コ
ンデンサ10に所定の直流定電流を流すための電圧/電
流変換器17とを備えている。
測定部I4は例えば上記コンデンサ10の充電電圧を測
定してその極性を判別する測定回路18と、上記コンデ
ンサ10の充電電圧の立ち上がり特性を監視するコンパ
レータ19、及び基準電圧20などからなっている。
以下、各部の動作を説明すると、例えば、まず測定回路
18から極性切換器16とコンパレータ19へ極性切換
信号f1又はf2が発せられ、電圧/電流変換器17に
はリセット信号が送出される。これにより、極性切換器
16においては直流電圧源15から加えられた電圧の極
性がe、e、又はe、■のいずれかに設定されるが、こ
こでは便宜上、極性切換信号f工が入力され、直流電圧
源15から加えられた電圧はΦ、eのの極性に設定され
て電圧/電流変換器17へ送出されるものとする。
電圧/電流変換器17は1例えばコンデンサ10に対し
て大きさの異なる所定の定電流を流す第ルンジと第2レ
ンジとを有しており、上記測定回路18からのリセット
信号により電流値の大きい第ルンジにリセットされるよ
うになっている。極性切換器16を介して入力された直
流電圧は、ここで上記第ルンジで定められたレベルを有
する直流定電流に変換され、例えばそのe側がコンデン
サ10の端子11に加えられ、e側は端子12に加えら
終、る、これにより、コンデンサ10が充電され、端子
11、12間の電圧は上記第2図(B)に示されるよう
に上昇する。
この場合、コンパレータ19においては基準電圧20か
らの入力電圧極性が、測定回路18から加えられる極性
切換信号f、により上記端子11.12の極性と対応す
るように設定される。ここで、例えばコンデンサ10の
極性がたまたま電圧/電流変換器17の第ルンジから加
えられる直流定電流の極性と一致していたとすると、そ
の充電電圧は上記第2図(B)の実線で示されるように
時刻t、において基準電圧V refと等しいレベルに
なる。これによりコンパレータ19が作動し、例えば電
圧/電流変換器17ヘレンジ切換信号を発して上記第ル
ンジ番第2レンジに切り換えさせるとともに、測定回路
18へ測定指令信号を送出する。
測定回路18においては、コンパレータ19から測定指
令信号を受けると所定のタイミングt4の時点でコンデ
ンサ10の充電電圧V、を測定し、続いて極性切換信号
f2とリセット信号を発する。
極性切換器16の出力極性は上記極性切換信号f2によ
り反転され、コンパレータ19内においても基準電圧V
 refの極性が反転される。また、電圧/電流変換器
17は上記リセット信号によりコンデンサ10を一旦短
絡し、電流レンジを第ルンジにリセットする。
これにより、コンデンサ10は極性が反転した第ルンジ
からの直流定電流によって再び充電が開始され、第2図
(B)の点線で示されるように時刻t 、 Iにおいて
基準電圧V refのレベルに達すると。
上期同様にコンパレータ19からのレンジ切換信号によ
り第2レンジの電流によって充電される。測定回路18
においては上記1 、7時点で測定指令信号を受けたの
ち、所定のタイミングt4′の時点でコンデンサ10の
充電電圧v4を測定し、上記測定電圧V、と大小比較を
行ってその極性を判別する。
この場合、t3時点からt4時点までの時間とt 、 
1時点からし4′時点までの時間は当然のことながら等
しくされている。
上記の説明においては、測定がV 3− V 4の順に
なっているが、最初の測定時に直流定電流の極性がコン
デンサの極性と反対になっている場合には。
上記と逆にV4.V、の順に測定されることは言うまで
もない。なお、」−記t3からt4までの時間はコンデ
ンサの容量等を勘案して設定されるが、場合によっては
切り換え可能にしてもよい。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明したように、この発明によるコンデン
サの極性判別方法は、出力レベルが切り換え可能な直流
定電流源から高レベルの電流をコンデンサに加え、その
充電電圧が基準電圧と一致した時点で低レベル電流に切
り換えて所定時間後その充電電圧を測定し、次に上記直
流定電流の極性・を反転させて同様の測定を行い、2つ
の測定電圧の大小比較により上記コンデンサの極性を判
別するようになっている。
したがってこの極性判別方法によれば、判別結果が正確
なことはもちろんのことながら、特に比較的大容量のコ
ンデンサに対し短時間の充電で測定可能な電圧が得られ
る。このため測定の待ち時間が少なくなり、高速の極性
判別が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの発明の実施例に係り、第1図
はその測定原理説明用のブロック線図、第2図(A)は
有極性コンデンサの充電電圧の立ち上がり特性図、第2
図(B)はこの発明に適用されたコンデンサの充電電圧
の立ち上がり特性図、第3図はこの発明が適用された装
置のブロック線図、第4図は従来方法に適用されている
有極性コンデンサの漏れ電流特性図、第5図(A)、(
B)は従来方法の原理説明用回路図、第5図(C)はそ
の測定電流特性図である。 図中、10は有極性コンデンサ、13は直流定電流源、
14は測定部、16は極性切換器、17は電圧/電流変
換器、18は測定回路、19はコンパレータ。 20は基準電圧である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  有極性コンデンサに所定レベルの直流定電流を任意の
    極性で加え、その充電電圧が基準電圧に達した時点で上
    記直流定電流のレベルを低レベルに切り換え所定時間後
    の充電電圧を測定し、次に、上記コンデンサに上記所定
    レベルの直流定電流を上記と反転した極性で加えて同様
    の測定を行い、両測定電圧の大小により上記コンデンサ
    の極性を判別する有極性コンデンサの極性判別方法。
JP61277015A 1986-11-20 1986-11-20 有極性コンデンサの極性判別方法 Expired - Lifetime JPH0732106B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012094808A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd 有極性コンデンサの極性判別装置及びこれを含む特性選別システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012094808A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd 有極性コンデンサの極性判別装置及びこれを含む特性選別システム

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