JPS6312909Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6312909Y2 JPS6312909Y2 JP16875483U JP16875483U JPS6312909Y2 JP S6312909 Y2 JPS6312909 Y2 JP S6312909Y2 JP 16875483 U JP16875483 U JP 16875483U JP 16875483 U JP16875483 U JP 16875483U JP S6312909 Y2 JPS6312909 Y2 JP S6312909Y2
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- JP
- Japan
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- contact
- axis
- tool
- touch sensor
- cutting edge
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 10
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 6
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は、NC旋盤のタレツトに取付ける多軸
アタツチメントの工具刃先の欠損検出装置の改良
に関する。
アタツチメントの工具刃先の欠損検出装置の改良
に関する。
従来技術
従来タレツトに取付けた多軸アタツチメントの
X軸(主軸直角方向)Z軸(主軸方向)の互に直
角の2方向の2軸に装着されたドリル等の刃具の
刃先の欠損を検出するには、タツチセンサ、例え
ば、実開昭56−83351号のように、2方向の変位
を1方向の変位に変換して検出するセンサの接触
子にX軸方向、Z軸方向よりそれぞれ接触させた
ときの刃物台の接触位置をよみとり、欠損の検出
を行なつていた。このセンサの接触子はX軸、Z
軸方向にそれぞれ平行な面を有し、刃先はその面
に外側より接触させるために、第1図のように刃
物台の移動量並びに移動方向の変換が多く検出時
間が大で不便であつた。
X軸(主軸直角方向)Z軸(主軸方向)の互に直
角の2方向の2軸に装着されたドリル等の刃具の
刃先の欠損を検出するには、タツチセンサ、例え
ば、実開昭56−83351号のように、2方向の変位
を1方向の変位に変換して検出するセンサの接触
子にX軸方向、Z軸方向よりそれぞれ接触させた
ときの刃物台の接触位置をよみとり、欠損の検出
を行なつていた。このセンサの接触子はX軸、Z
軸方向にそれぞれ平行な面を有し、刃先はその面
に外側より接触させるために、第1図のように刃
物台の移動量並びに移動方向の変換が多く検出時
間が大で不便であつた。
目 的
従つて本考案は上記に鑑みなされたもので、直
角2方向の工具刃先欠損の検出に刃物台の移動量
が少く移動方向切換の少ない検出が行なえる刃先
欠損検出装置を提供しようとするものである。
角2方向の工具刃先欠損の検出に刃物台の移動量
が少く移動方向切換の少ない検出が行なえる刃先
欠損検出装置を提供しようとするものである。
解決手段
2方向の変位を検出できるタツチセンサの接触
子を多軸アタツチメントのX軸、Z軸方向の2工
具刃先がともにそれぞれ直角方向から接触しうる
長さのL形に形成しその内側を前記工具刃先の接
触面となしたものである。
子を多軸アタツチメントのX軸、Z軸方向の2工
具刃先がともにそれぞれ直角方向から接触しうる
長さのL形に形成しその内側を前記工具刃先の接
触面となしたものである。
実施例
以下本考案の実施例を図面にもとづき説明す
る。NC旋盤のベツド、主軸台又は心押台等の固
定側で刃物台がNCで位置決めできる位置に検出
装置が設けられている。取付体1の水平上下位置
に設けた2本の保持筒2a,2bに軸方向に摺動
可能に案内軸3a,3bが嵌装され、案内軸3
a,3bの先端は連結板4によつて連結されまた
案内軸3aの突出した後端にはドツグ5が取付け
られている。更に取付体1にアングルで固着しか
つ案内軸3a,3bと平行な板6にはエアシリン
ダ7が設けられており、このピストンロツド8端
が連結板4に固着されている。従つてエアシリン
ダ7の両側の室に圧力空気が交互に送られると、
連結板4は案内軸3a,3bによつて平行に進退
され、その前後進端で取付体1に固着したアング
ル9に設けたリミツトスイツチLS1,LS2をド
ツグ5が作用する。連結板4には本考案のタツチ
センサ10がアングル11によつてその検出軸を
案内軸と平行にして固着されている。タツチセン
サ10は、例えば公知のものでX軸とZ軸の変位
を受けるとZ軸方向の1方向の変位に変換し、リ
ミツトスイツチ若しくは差動トランス等で検出す
る前述と同じものを用いる。その測定子の先端は
旋盤刃物台のタレツト20に取付けた多軸アタツ
チメント21側を内側とするX軸Z軸方向の2工
具の刃先がともにそれぞれ直角方向から接触しう
るよう各片12a,12bが長いL形に形成され
ている。多軸アタツチメント21は、X軸主軸2
2とZ軸主軸23とが互に直角に回転可能に軸承
されており、それぞれの先端にドリル等の回転刃
具T1,T2がチヤツクで取付けられ、各主軸は先
端がクラツチ24となつた入力軸より歯車機構を
介して回転される。入力軸のクラツチ24はタレ
ツト20が割出されたとき刃物台上に別に設けた
駆動装置より進退する駆動軸20と連結される。
る。NC旋盤のベツド、主軸台又は心押台等の固
定側で刃物台がNCで位置決めできる位置に検出
装置が設けられている。取付体1の水平上下位置
に設けた2本の保持筒2a,2bに軸方向に摺動
可能に案内軸3a,3bが嵌装され、案内軸3
a,3bの先端は連結板4によつて連結されまた
案内軸3aの突出した後端にはドツグ5が取付け
られている。更に取付体1にアングルで固着しか
つ案内軸3a,3bと平行な板6にはエアシリン
ダ7が設けられており、このピストンロツド8端
が連結板4に固着されている。従つてエアシリン
ダ7の両側の室に圧力空気が交互に送られると、
連結板4は案内軸3a,3bによつて平行に進退
され、その前後進端で取付体1に固着したアング
ル9に設けたリミツトスイツチLS1,LS2をド
ツグ5が作用する。連結板4には本考案のタツチ
センサ10がアングル11によつてその検出軸を
案内軸と平行にして固着されている。タツチセン
サ10は、例えば公知のものでX軸とZ軸の変位
を受けるとZ軸方向の1方向の変位に変換し、リ
ミツトスイツチ若しくは差動トランス等で検出す
る前述と同じものを用いる。その測定子の先端は
旋盤刃物台のタレツト20に取付けた多軸アタツ
チメント21側を内側とするX軸Z軸方向の2工
具の刃先がともにそれぞれ直角方向から接触しう
るよう各片12a,12bが長いL形に形成され
ている。多軸アタツチメント21は、X軸主軸2
2とZ軸主軸23とが互に直角に回転可能に軸承
されており、それぞれの先端にドリル等の回転刃
具T1,T2がチヤツクで取付けられ、各主軸は先
端がクラツチ24となつた入力軸より歯車機構を
介して回転される。入力軸のクラツチ24はタレ
ツト20が割出されたとき刃物台上に別に設けた
駆動装置より進退する駆動軸20と連結される。
このように構成された検出装置は、多軸アタツ
チメント21の刃具刃先の検出指令が出される
と、加工時の干渉をさけて退避していたタツチセ
ンサ10をエアシリンダ7の後室に圧力空気を送
つてピストンロツド8とともに検出位置に前進さ
せる。リミツトスイツチLS2の信号を確認して
刃物台を検測位置に送り位置決めし、X軸送りで
方向に送つて接触子のL形12aの内側に刃具
T1を接触させるタツチセンサ10よりの接触信
号が出力され、刃物台送りが停止されたときの位
置が所定位置であれば正常、その位置より深く送
られた位置であれば刃先が欠損しているものとし
て交換される。次にX軸方向に刃具刃先の接触
を引離なす程度に僅かに送つて、Z軸方向に刃
物台を送りタツチセンサ10より接触信号が出力
して刃物台送りが停止させられ、その位置が所定
位置であれば正常、その位置より深く送られた位
置であれば刃先が欠損しているものとして交換さ
れる。検測が終ればZ軸方向に刃物台を送る。
一方検出装置のエアシリンダ10の圧力空気送り
を切換え、前室に送つてピストンロツド8を後退
させ、タツチセンサ10を退避位置とする。
チメント21の刃具刃先の検出指令が出される
と、加工時の干渉をさけて退避していたタツチセ
ンサ10をエアシリンダ7の後室に圧力空気を送
つてピストンロツド8とともに検出位置に前進さ
せる。リミツトスイツチLS2の信号を確認して
刃物台を検測位置に送り位置決めし、X軸送りで
方向に送つて接触子のL形12aの内側に刃具
T1を接触させるタツチセンサ10よりの接触信
号が出力され、刃物台送りが停止されたときの位
置が所定位置であれば正常、その位置より深く送
られた位置であれば刃先が欠損しているものとし
て交換される。次にX軸方向に刃具刃先の接触
を引離なす程度に僅かに送つて、Z軸方向に刃
物台を送りタツチセンサ10より接触信号が出力
して刃物台送りが停止させられ、その位置が所定
位置であれば正常、その位置より深く送られた位
置であれば刃先が欠損しているものとして交換さ
れる。検測が終ればZ軸方向に刃物台を送る。
一方検出装置のエアシリンダ10の圧力空気送り
を切換え、前室に送つてピストンロツド8を後退
させ、タツチセンサ10を退避位置とする。
効 果
以上詳述したように本考案は、タツチセンサの
接触子をL形に形成して、その内側で直角2方向
の刃具刃先とそれぞれ接触させるようになしたの
で、従来が第1図のように〜までの移動行程
を要したものが、〜迄と行程数が少くなると
ともに、その途中の刃物台の移動量を大巾に少な
くするとともに移動方向の切換を少なくすること
ができて、検出時間が短縮でき能率的となり、突
出量の異なつた刃具に対しても容易に対応できる
特徴を有する。
接触子をL形に形成して、その内側で直角2方向
の刃具刃先とそれぞれ接触させるようになしたの
で、従来が第1図のように〜までの移動行程
を要したものが、〜迄と行程数が少くなると
ともに、その途中の刃物台の移動量を大巾に少な
くするとともに移動方向の切換を少なくすること
ができて、検出時間が短縮でき能率的となり、突
出量の異なつた刃具に対しても容易に対応できる
特徴を有する。
第1図は、従来の検測状態を示す図、第2図は
本考案の検出装置の側面図、第3図は第2図の
−視図、第4図は第3図の−視図、第5図
は本考案の検測状態を示す図である。 10……タツチセンサ、12a,12b……L
形接触子、21……多軸アタツチメント、T1,
T2……刃具。
本考案の検出装置の側面図、第3図は第2図の
−視図、第4図は第3図の−視図、第5図
は本考案の検測状態を示す図である。 10……タツチセンサ、12a,12b……L
形接触子、21……多軸アタツチメント、T1,
T2……刃具。
Claims (1)
- NC旋盤の刃物台に取付けた主軸直角方向であ
るX軸方向及び主軸方向であるZ軸方向の工具を
有する多軸アタツチメントの刃先欠損を検出する
ために固定側に設けた少なくとも前記X軸、Z軸
方向の変位を検出するタツチセンサの接触子を前
記多軸アタツチメントのX軸方向工具とZ軸方向
工具の2刃先がともにそれぞれ直角方向から接触
しうる長さのL形に形成し、前記工具刃先との接
触面をL形接触子の内側となるように構成したこ
とを特徴とする刃先欠損検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16875483U JPS6078246U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 刃先欠損検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16875483U JPS6078246U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 刃先欠損検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6078246U JPS6078246U (ja) | 1985-05-31 |
JPS6312909Y2 true JPS6312909Y2 (ja) | 1988-04-13 |
Family
ID=30368848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16875483U Granted JPS6078246U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 刃先欠損検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6078246U (ja) |
-
1983
- 1983-10-31 JP JP16875483U patent/JPS6078246U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6078246U (ja) | 1985-05-31 |
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