JPS631287Y2 - - Google Patents

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JPS631287Y2
JPS631287Y2 JP1983018626U JP1862683U JPS631287Y2 JP S631287 Y2 JPS631287 Y2 JP S631287Y2 JP 1983018626 U JP1983018626 U JP 1983018626U JP 1862683 U JP1862683 U JP 1862683U JP S631287 Y2 JPS631287 Y2 JP S631287Y2
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JP
Japan
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rotating
polygon mirror
rotor
mirror
shaft
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JP1983018626U
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JPS59123824U (ja
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Publication date
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Priority to JP1862683U priority Critical patent/JPS59123824U/ja
Priority to US06/577,209 priority patent/US4623216A/en
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Application granted granted Critical
Publication of JPS631287Y2 publication Critical patent/JPS631287Y2/ja
Priority to US07/246,274 priority patent/USRE33721E/en
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は油滴等による表面の汚れを極力避けな
ければならないレーザビーム等の記録装置におけ
る回転多面鏡を使用する光ビーム走査装置に関す
るものである。光ビーム走査装置において、回転
多面鏡を回転装置に装着し、所要の特性を得るた
めに、現在重要な問題となつていることに軸受部
から飛散する雰囲気中の油滴等による各鏡面の汚
れが挙げられる。即ち、回転中の回転装置内の軸
受部からの油滴の飛散によつて鏡面が汚れてくる
と、反射率が低下するため感光体等の被走査体へ
走査するビームのパワーが低下し、画像上の濃度
ムラ等となつて現われてくる。
本考案の目的は、回転装置内の軸受部からの油
滴の飛散によつて回転多面鏡の鏡面が汚れるのを
防止する回転多面鏡の固定装置を提供することで
ある。
すなわち、上記目的を達成するため、本考案に
よる光ビーム走査装置は、回転軸と、この回転軸
の自由端側に設けられた回転鏡と、同じく回転軸
の上記自由端側に設けられた回転軸を回転させる
ローター部と、を具備する回転体と、上記回転体
を回転可能に軸受けする軸受手段とを有し、軸受
手段がローター部により回転鏡側に露出していな
いことを特徴とするものである。
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
以下の図示例で回転多面鏡には、レーザ装置か
らの、被記録信号により変調された光ビームが入
射する。多面鏡は回転することによつてこの光ビ
ームを走査する。この走査された光ビームは電子
写真感光体等の受光部材に入射し、所望の画像を
形成する。
第1図および第2図は従来の回転多面鏡の構成
の2例を示す。図中、1は側面を鏡面とした多角
柱状の周知の回転多面鏡、2は回転軸、5は回転
装置(モーター)を示す。
第1図の構成では、回転軸2は回転装置5のケ
ーシング6内にボールベアリング等の軸受部7お
よび8によつて支承され、該ケーシング6の内壁
に、ステータコイル9を設けたステータ10が装
着され、回転軸2上にロータマグネツト11がと
りつけられている。コイル9に通電することによ
つてマグネツト11は軸2と一体に回転し、これ
によつて多面鏡1が回転して光ビームを走査す
る。
図中、12は圧縮バネ、13は回転軸にとりつ
けられた回転検出用円板、14は回転検出用セン
サ、15は回転多面鏡を回転軸に固定するための
止ネジを示す。また、第2図の構成では、回転軸
2が回転装置5のケーシング6内に軸受部7およ
び8によつて支承されている点で第1図に示すも
のと同じであるが、第2図においては、ケーシン
グ6の中央に固定の内筒16が設けられて、その
外壁に、ステータコイル17を設けたステータ1
8が設けられ、該内筒16と同心の外筒をもつロ
ータ19の内壁にロータマグネツト20がとりつ
けられ、該ロータの端壁が回転軸2に嵌合固着さ
れる。コイル17に通電することによつてロータ
19は軸2と一体に回転し、これによつて多面鏡
1も軸2と一体に回転して光ビームを走査する。
図中12,13および14は、それぞれ、第1図
に示すものと同様の圧縮バネ、回転検出用円板お
よび回転検出用センサを示す。また、21は回転
多面鏡1を回転軸2に設けたフランジ2′に対し
て固定するためのビスを示す。
上記のような従来の回転装置の構成では、軸受
部7の一部が回転多面鏡1側に露出しており、軸
受7内部の潤滑油の油滴(オイルミスト)22が
軸回転時外へ飛散することによつて回転多面鏡1
の表面に油滴が付着し、反射率の低下を招いてい
た。これを防止するため、磁気シール、ラビリン
ス等のシーリングを行なつているが長期的にみる
と効果は充分ではない。
本考案は、このような軸受部のオイル飛散によ
る鏡面の反射率の低下を防止するものである。ま
た以上の従来例に於いては、多面鏡をビスによつ
て軸に固定する為、その締付け力による多面鏡の
歪みや、取り付けガタが生ずる。これが原因とな
つて鏡面が面倒れを起こすことがある。
面倒れとは、定位置から出射されたレーザ・ビ
ームを回転多面鏡の反射によつて感光体等の受光
体へ走査する際、各鏡面のある基準面に対するバ
ラツキのことである。第3図について説明すると
回転多面鏡1は回転軸2によつて回転され、レー
ザ装置より発せられたビームは鏡面1aによつて
反射されて感光体3に達するが、その際、鏡面1
aが基準面に対して1a′で示すように大きなバラ
ツキを生ずると、感光体3へ走査するビーム4の
位置が各鏡面によつて4′で示すように異なつて
くるため、画像上ピツチムラとなつて現われてく
る。
以下の実施例はかかる不都合もあわせ解決して
いる。
第4図は本考案の一実施例を示す。第4図に示
す実施例で第2図に示す部分と同様の部分は同じ
符号によつて指示して、この詳細な説明は省略す
る。この実施例においては、回転装置(モータ)
5をケーシング6内に内筒16が固定され、その
外壁にステータ18が装着され、これにステータ
コイル17が設けられている点で第2図の構造と
同様であるが、回転軸2は該内筒16によつて支
持されたボールベアリング等の軸受7,8によつ
て支承されている。然して、内筒16と同心の外
筒をもつロータ19の内壁にロータマグネツト2
0がとりつけられ、このロータ19の端壁は、軸
受部7の外側で該回転軸2上に嵌合固着され、こ
のロータの端壁の外面に、回転軸2に直交する受
け面23が形成され、回転多面鏡1は回転軸2の
外端に嵌合されて、回転多面鏡1の取付基準面2
4が該受け面23に密着固定される。
このように、回転多面鏡1の取付基準面24を
ロータに形成された受け面23に密着固定させる
ために、図示の実施例においては、弾性をもつ押
さえリング21(内径部は軸2に係止されてい
る)によつて回転多面鏡の中央部を弾性的に押圧
し、これによつて多面鏡1をロータ端面23に圧
接保持している。つまり多面鏡1はロータ端面2
3との間の摩擦力によつてロータ19に、従つて
軸2に、一体的に固定保持されている。このよう
に固定することによつて多面鏡1には無理な力が
加わらず、また取付けガタも生じないので第3図
のような面倒れは発生せず、従つて良好な情報記
録ができる。また多面鏡1をロータ端面に圧接す
るのではなく、ロータ19の外側で軸2に第2図
のようなフランジ2′を設け、これに多面鏡1を
第4図のように弾性部材で圧接保持してもよい。
尚、止ネジによつて回転多面鏡をロータ端壁に
ネジ止めする方法、或いは接着剤によつて接着固
定する方法、その他、適宜の固定方法を使用でき
る。
上記の本考案による構成においてはロータの端
壁が軸受部の外側で回転軸に嵌合固着されている
ので、軸受が回転多面鏡側に露出していない。従
つて、軸受部で生ずる油滴(オイルミスト)22
は、ロータ19の内部に向けて飛散し、すなわ
ち、軸受部の外方に出て回転多面鏡の鏡面を汚ご
すことはなく、鏡面の反射率の低下を生ずる恐れ
はない。また、軸受部に必ずしもラビリンス、磁
気シール等のパツキンを設ける必要がないので、
組立、製造時の生産性の向上が得られる。
また、ロータの回転径が大きいため、高い慣性
モーメントが得られ回転精度が非常に向上し、多
面鏡の回転ムラを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、従来の回転装置と回転
多面鏡の固定の構成を示す縦断面図、第3図は回
転多面鏡の面倒れの説明図、第4図は、本考案の
実施例を示す縦断面図である。 1……回転多面鏡、2……回転軸、3……感光
体、4……ビーム、5……回転装置、6……ケー
シング、7,8……軸受部、9……ステータコイ
ル、10……ステータ、11……ロータマグネツ
ト、12……圧縮バネ、13……回転検出用円
板、14……回転検出用センサ、15……止ネ
ジ、16……内筒、17……ステータコイル、1
8……ステータ、19……ロータ、20……ロー
タマグネツト、21……押さえリング、22……
油滴(オイルミスト)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 回転軸と、この回転軸の自由端側に設けられ
    た回転鏡と、同じく回転軸の上記自由端側に設
    けられた回転軸を回転させるローター部と、を
    具備する回転体と、 上記回転体を回転可能に軸受けする軸受手段
    とを有し、軸受手段がローター部により回転鏡
    側に露出していないことを特徴とする光ビーム
    走査装置。 2 上記ローター部の回転径は上記回転鏡の回転
    径より大きい実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の光ビーム走査装置。
JP1862683U 1983-02-10 1983-02-10 光ビ−ム走査装置 Granted JPS59123824U (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1862683U JPS59123824U (ja) 1983-02-10 1983-02-10 光ビ−ム走査装置
US06/577,209 US4623216A (en) 1983-02-10 1984-02-06 Light beam scanning apparatus
US07/246,274 USRE33721E (en) 1983-02-10 1988-09-19 Light beam scanning apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1862683U JPS59123824U (ja) 1983-02-10 1983-02-10 光ビ−ム走査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59123824U JPS59123824U (ja) 1984-08-21
JPS631287Y2 true JPS631287Y2 (ja) 1988-01-13

Family

ID=30149814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1862683U Granted JPS59123824U (ja) 1983-02-10 1983-02-10 光ビ−ム走査装置

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