JPS63126322A - 符号器 - Google Patents

符号器

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JPS63126322A
JPS63126322A JP27180986A JP27180986A JPS63126322A JP S63126322 A JPS63126322 A JP S63126322A JP 27180986 A JP27180986 A JP 27180986A JP 27180986 A JP27180986 A JP 27180986A JP S63126322 A JPS63126322 A JP S63126322A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アナログ情報信号を時間軸方向にサンプリン
グ量子化してディジタル伝送或いは記録再生を行う装置
に係り、特に復号時のアナログ情報信号のレベル反転現
象の発生防止に好適な符号器に関する。
〔従来の技術〕
画像信号をディジタル伝送する装置では、その1標本値
(以下画素と称する)尚シの量子化ビット数は、直線量
子化の場合で通常7〜8ビツト必要とされている。標準
テレビ方式の信号を直線量子化でディジタル化すると、
そのディジタル信号の伝送レートは100Mbps (
メガビット・パー争セカンド)程度が必要とな)、一部
で提案されている高品位テレビ方式にいたっては、さら
に高い伝送レートが要求される。
このようなディジタル画像信号を磁気記録再生するディ
ジタルVTRでは、上記の様に伝送レートが著しく高い
ため、従来のアナログ記録方式のVTRと比べてテープ
の消費量が多く、十分な記録時間が得られず、また扱う
信号も非常に広帯域となシ、ディジタル信号処理回路の
動作速度も問題となるなど技術的にも困難が伴い、家庭
用などにディジタルVTRを広く普及させるのに大きな
障害となっている。
こうした問題を改善するために、いわゆる高能率符号化
の検討が従来から行われてお夛、例えば吹抜敬彦著「画
像のディジタル信号処理」(日刊工業新聞社)にも詳述
されている。この文献の第9章に記載のように、1画素
当シのビット数を低減する方法として、すでに符号化し
た画素の値から現在の値を予測し、それとの誤差を符号
化するいわゆる予測符号化(DPCM )方式が知られ
ている。
以下、従来技術を図面を用いて説明する。
第3図は前値予測を用いたDPCM方式の符号器の従来
例を示すブロック図、第6図は同じく復号器の従来例を
示すブロック図、第7図は第3図及び第6図に示す圧縮
用ROM及び伸長用ROMの変換特性を示すグラフ、第
7A図は第7図の変換特性の見方を説明するための説明
図である。
第7図における横軸及び縦軸は、第3図及び第6図に示
す圧縮用ROM及び伸長用ROMを第7A図の如く接続
した場合において、その圧縮用ROMの入力aのレベル
と、伸長用ROMの出力Cのレベルとをそれぞれ示して
いる。また、グラフ中の斜め線(一点鎖線)の近傍に記
された+7〜−8までの数字は@7A図に示す圧縮用R
OMの出力すまたは伸長用ROMの入力すのレベルを示
している。従って、第7図は圧縮用ROMの入出力特性
及び伸長用ROMの入出力特性を同時に示したものと言
える。
第3図では、端子50にA/D変換された量子化ビット
数nビットのディジタル画像信号Aが供給されている。
ここで上記量子化ビット数nは、その量子化誤差が無視
できる程度に大きな値で、本例では例えばn=7と定め
られる。
この7ビツト/画素のディジタル信号Aは、減算器51
により、遅延回路55により得られる1画素前の信号が
減算される。ここで遅延回路55の遅延時間τは画素間
隔である。減算器51で得られた8ビツトの差分信号C
は、第7図に示す変換特性を持つ圧縮用のROM52に
よ、j)m=4ビツトの圧縮差分信号Eに圧縮変換され
る。そして、この4ビット/画素の圧縮差分信号Eが端
子56を介して伝送、或いは記録される。また、ROM
53は同様に4ビツトの信号を8ビツトの伸長信号C′
に伸長変換する。
受信、或いは再生時には、第6図に示すように、圧縮差
分信号Eと同等の4ビツトの信号工が端子40を介して
入力され、第7図に示す変換特性を持つ伸長用のROM
41により8ビットの差分信号Cに伸長変換される。こ
の差分信号C“は、加算器〃 42により画素間隔に等しい遅延時間τを持つ遅延回路
43からの1画素前の信号が加算され、上記ディジタル
信号Aと同等なディジタル画像信号A′が出力される。
このディジタル画像信号Aは、端子44を介して出力さ
れ、D/A変換されてアナログ画像信号として出力され
る。
以上のようにDPCM方式によれば、1画素当シのビッ
ト数を4ビット程度に低減可能で、上記した直線量子化
方式と比べて伝送レートを4/7に低減することが可能
である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
さて、第3図に示した従来の符号器における入力信号、
及び、第6図に示した従来の復号器における出力信号は
、それぞれ、量子化ビット数を7ビツトとしたことによ
り、その量子化レベルの範囲は、−64〜+63である
。伺、7ビツトにおける10進表現と2進表現との対応
関係は第8図に示す如くである。
今、第3図に示した符号器へのng7ビツトの入力ディ
ジタル信号Aが、例えば、−51→62→25→10→
35・・・と変化する場合には、減算器51からの8ビ
ツトの差分信号Cは、−31→93→74→−18→2
4・・・となシ、圧縮用のROM52からの圧縮差分信
号Eは、−5→7→6→−4→4・・・・・・Kそれぞ
れ対応するm = 4ビツトのデータとなって出力端子
56より出力される。一方、第6図に示した復号器には
、圧縮差分信号Eと同等の4ビツトの信号工′が入力端
子40を介して入力され、伸長用のROM41の出力で
ある8ビツトの差分信号C“は−51→110→77→
−17→31・・・、そして加算器42からの出力ディ
ジタル信号A′は−!+1→79(−49)→28→1
1→42となる。ここで、データ=79は、前述したビ
ット数n=7の量子化レベルの範囲(−64〜+63)
を超る為、逆極性にレベル反転してしまい、データ=−
49として出力されてしまう。
即ち、前述の如く量子化ビット数を7ビツトとした為、
加算器42においてその出力は7ビツトとしてしか出力
されず(加算器54についても同様である。例え加算結
果が79、即ち、01001111の8ビツトのデータ
として得られても、その最上位ビットのOは削除されて
7ビツトのデータとして出力されるので、10011 
t 1、即ち−49と出力される。
以上の様に、従来の符号器を用いた場合には、入力信号
のレベル及びそのレベル変化の如伺により、復号器によ
る復号時において、ビット数nの量子化レベルの範囲を
超えたレベルのデータを発生することがら漫、これによ
多情報信号のレベル反転現象が発生するという問題があ
った。
画像情報信号において、この様なレベル反転現象が起き
た場合、例えば1画面上の黒塗シの部分に突如、白点が
現れたシするなど、画質劣化が生じる。
本発明の目的は、上記した従来技術の問題点を解決し、
復号時において情報信号のレベル反転現象が発生するこ
とのない符号化を行い得る符号器を提供することにある
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明では、先ず、nビッ
トで量子化した標本値に対して、対応する予測値を算出
し、これらの差分データを上記nより少ないビット数m
の圧縮データに変換する。このビット数mの圧縮差分デ
ータを、復号時と同等の変換によりビット数nの伸長差
分データとする。
この伸長差分データと上記予測値とよυビット数nの仮
復号データを求め、これと元のnビット量子化した標本
値との誤差を算出する。そして、ビット数mの圧縮デー
タの各量子化ステップの圧縮前のレベル幅のうちの最大
値の絶対値を基準値として、その基準値と前記誤差値の
絶対値とを該誤差値の絶対値が基準値より小さければビ
ット数mの圧縮差分データをそのまま伝送し、逆に基準
値より大きければ上記ビット数mの圧縮差分データを、
同じ極性で絶対値が1ステップ下の別のビット数mのデ
ータに切替えて伝送するように構成する。なお、上記基
準値は各システムにより、他の最適な値を選ぶこともで
きる。
〔作用〕
DPCM方式では、標本値と予測値との差分値を圧縮、
伸長した時に該差分値に生じる量子化誤差は、圧縮伸長
特性にもよるが通常は1量子化ステップに対する入力レ
ベル幅の最大値を超えることはない。従って、上記のよ
うに符号化時に、仮復号データと標本値、との誤差値を
求めると、レベル反転を生じていない場合、その誤差値
の絶対値は差分値の量子化誤差の絶対値の最大値を超え
ることがない。しかし、レベル反転を生じると、仮復号
データと標本値との間には大幅な誤差値を生じる。そこ
で、上記のような基準値によりレベル反転の発生が検知
でき、それにより、伝送するmビットの差分値を同じ極
性で絶対値が1ステップ下の別のmビットのデータに切
換えて伝送するので、復号時のレベル反転現象の発生を
防止できる。
なお、第7図のような圧縮伸長特性では差分値に生じる
量子化誤差は1量子化ステップ幅の最大値の1/2程度
であシ、この値を基準値と選ぶこともできるが、前記の
値をとっても何らさしつかえはない。
〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図面により詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
本発明による符号器が用いられるディジタルVTRなど
の磁気記録再生装置を示すブロック図、第3図は第1図
の符号器及び第6図の復号器の動作を説明するための説
明図、である。
先ず、本発明による符号器が用いられる第2図の磁気記
録再生装置について説明する。
第2図において、1は画像信号入力端子、2はい変換器
、3は符号器、4はPCMプロセッサ、5はメモリ、6
は変調器、7は記録増幅器、8は磁気ヘッド、9は磁気
テープ、10は再生イコライザ、11は復調器、12は
復号器、15はD/A変換器、14は再生画像信号出力
端子である。
端子1から入力された画像信号Vは、め変換器2により
量子化ビット数nビットのディジタル信号AK変換され
る。このnビットのディジタル信号Aは、本発明による
符号器6によって、後述するように適宜ビット圧縮され
る。
この符号器3の出カニ(以下データエと略記する。)は
PCMプロセッサ4を介してメモリ5へ逐次書込まれ、
このメモリ5への書込み時に、必要に応じてデータIの
所定のブロック毎にアドレス信号や誤シ訂正符号などの
付加が行なわれる。
そして、メモリ5を介して、インタリーブ(誤シ訂正を
行うためのデータの並べ替え)やシャフリング(修正を
行うためのデータの並べ替え)などの操作が行なわれ、
メモリ5から読出されたデーr1はさらに必要に応じて
誤シ検出・訂正符号やブロックの頭出しのための同期信
号やクキツク再生に用いる調歩符号などがPCMプロセ
ッサ4によって付加され、そして出力される。PCMプ
ロセッサ4からの出力データ列りは、変調器6Vcよっ
て磁気記録に適した構成の符号に変調された後、その出
力は記録増幅器7を介して磁気ヘッド8により逐次磁気
テープ9に記録される。
次に再生側では、磁気テープ9から磁気ヘッド8により
再生された信号は、再生イコライザ10により必要に応
じて振幅等化、位相等化などを行なった後、復調器11
によ少記録時に行なった変調を元の符号に復調し、記録
時に変調器6に入力されたデータ列りと同等の信号L′
が出力される。
この復調器11からの出力データ列L′は、PCMプロ
セッサ4によって同期信号の検出やデータブロックの頭
出し、符号誤シの検出、訂正、あるいはメモリ5を介し
てデインタリーブやデシャフリングなどが行なわれる。
メモリ5より読出され、PCMプロセッサ4により誤り
訂正などが行なわれたデータは、記録時復号器12では
通常のDPCMと同様の復号が行なわれ、伸長されたn
ビットのディジタル信号A′が出力される。このディジ
タル信号A′は、D/A変換器13によりアナログ信号
に変換され、画像信号V′が復元されて端子14に出力
される。以上のような構成で符号器3によりレベル反転
現象が発生しないような符号化を行なう。
次に、第1図に示した本発明の一実施例としての符号器
5の動作を第3図の説明図を用いて説明する。
第1図において、15は上記の変換器2から出力される
nピットのディジタル信号Aの入力端子である。第3図
(1)に示すように、V変換器2で端子1から入力され
る画像信号Vが周期τ毎に逐次サンプリングされ、各標
本値に応じてnビットのデ(ジタル信号A1に変換され
る。ここで、上記量子化ビット数nは、本実施例では画
像信号を取扱う上で量子化誤差が無視できる程度の値と
して、n+w7としている。
端子15より入力される7ビツトのディジタル信号A(
第3図(2)a)は、減算器16により遅延回路18か
らの予測値B(第3図(2)b)が減算される。遅延回
路1sからの予測値Bは、第7図に示した変換特性によ
υ、伝送信号1(4ビツト)を8ビツトの値に伸長した
ROM29の出力と遅延回路18からの1画素前の出力
信号Bとを加算器17で加算し、この加算器17の出力
信号D(第3図(2)d)を遅延回路18により1画素
間隔に等しい時間τだけ遅延した信号であシ、上記入力
ディジタル信号AK対して1サンプル前に相当する信号
である。従って、減算器16の出力信号C(第3図(2
)O)はディジタル信号Aとその1サンプル前の復号値
との差分信号となる。この出力差分信号Cは、7ビツト
の信号どうしの差であるので、そのビット数は8ビツト
である。この8ビツトの差分信号はROM19およびR
OM24によりそれぞれ4ビツトに圧縮した信号に変換
される。
信号E(第3図(2)e)に変換される。その−例とし
て、差分信号Cが+77の場合には、第7図に示すよう
に6に相当する4ビツトの信号EがROM19よ)出力
される。4ビツトに変換されたROM19の出力信号は
、データセレクタ27の一方の入力に供給されるととも
に、ROM20に入力される。
一方、ROM24は、その入力である減算器16の8ビ
ツトの信号Cを、第7図に示した変換特性よりも絶対値
が1ステップ小さい4ビ、トの信号E’(第3図(2)
 6’ )に変換するものである。上記と同様な例では
、減算器16の出力Cが+77の場合には、ROM19
の出力6よりラステップ小さい5に相当する4ビツトの
信号E′が、また−128の場合には−8よ)絶対値が
1ステップ小さい−7に相当する4ビツトの信号E′が
出力される。4ビツトに変換されたROM24の出力信
号は、データセレクタ27のもう一方の入力に供給され
る。
ところで、一般に、前述した様なレベル反転現象はどの
様な場合に起こるかというと、差分信号CがROM 1
9で圧縮され、その後第6図に示す復号器のROM41
で伸長された際、その伸長により得られる差分信号CI
が元の差分信号Cよりもその絶対値が大きくなった場合
に少なくとも起る可能性がある。
そこで、本実施例では、ROM24を用いて、差分信号
Cを前述の如く1ステップ下の信号E′に圧縮変換する
ことKより、復号器のROM41で伸長された際、その
伸長により得られる差分信号C“が元の差分信号Cより
もその絶対値が大きく々らないようにしている。
即ち、ROM24から得られる信号E′は、ROM19
より得られる信号Eよりも、復号した際に、復号出力(
第6図に示すディジタル信号A’)と元の値(即ち、デ
ィジタル信号A)との誤差は大きくなるかもしれないが
、少なくともレベル反転現象を起すことはない。
次にROM20は復号器12において用いられるROM
(第6図のROM4口)と同等のもので、ROM19か
らの4ビツトの信号Eを第7図の変換特性により8ビツ
トの伸長した信号C’(第3図(2)c′)に変換する
。上記の例のように、4ビツトの信号Eが6である場合
には、第7図のように+77に相当する値が、また4で
ある場合には+31に相当する値が8ビツトの信号C′
として出力される。
このように、ROM20の出力信号C′は減算器16の
出力である8ビツトの差分信号Cを4ビツトに圧縮し、
再び8ビツトに伸長した信号となっている。
次に、8ビツトに伸長されたROM20の出力信号C′
は、加算器21により、減算器16で差分信号Cを求め
るために用いた遅延回路18からの予測値Bを加算し、
復号器12において得られる復号出力に相当する7ビツ
トの仮復号信号?(第3図(2)f)が演算される。と
の仮復号信号Fは減算器22により入カディジタル信号
Aから減算され、誤差信号G(第3図(2)g)が求め
られる。そして、この誤差信号Gは絶対値変換器23に
ょシ絶対値を求められ、比較器25に入力される。
ところで、仮復号信号FはROM1?及びROM20に
より圧縮伸長されたことにより誤差を発生するので、誤
差信号Gは成る値をもつことになるが、しかし、この誤
差信号Gの絶対値は、第7図に示した圧縮伸長特性にお
いて、4ビツトに圧縮した時のステップ幅の最大値の1
/2より大きくなることはない。すなわち、第7図の特
性例では、4ビツトの値で7及び−8のステップ幅が図
のように92〜127及び−93〜−128で最大であ
シ、圧縮伸長によりそれぞれ110及び−110に変換
され、この時に誤差の最大値が発生し、その絶対値は1
8で、ステップ幅56の1/2である。従って、符号。
復号によ多信号のレベル反転現象が生じなければ、上記
誤差信号Gの絶対値は18を超えることはない。一方、
レベル反転現象を生じると、仮復号信号Fは最大レベル
付近から最小レベル付近へ、あるいは最小レベル付近か
ら最大レベル付近へと、大幅に異ったレベルに復号され
、誤差信号Gは信号のフルスケールに迫るほど大きな値
となる。従って、2誤差信号Gが上記の圧縮伸長により
生じる誤差の最大値であるステップ幅の1/2すなわち
18を超えるか否かによυレベル反転を生じるか否かを
判定できる。
比較器25のもう一方の入力には、基準値発生器26か
ら基準値として上記の18という値が入力されておシ、
上記絶対値変換器23からの誤差信号Gの絶対値とこの
基準値とを比較する。そして、比較器25の出力はデー
タセレクタ27のセレクト端子に接続され、誤差信号G
の絶対値が基準値より小さいが等しい時にはデータセレ
クタ27をROM19の信号E側に切換え、逆に誤差信
号Gの絶対値が基準値よ)大きい時にはROM24の絶
対値の1ステップ小さい信号E′に切換え、データセレ
クタ27より4ビットの伝送信号工(第3図(2)i)
として端子28を介して出力する。
例えば、7ビツトの入力ディジタル信号Aが一31→6
2→25→10→35・・・と変化する場合には、減算
器16出力の8ビツトの差分信号Cは、−31→93→
−21→−19→23・・・と変化する。従って、RO
M19の4ビツト圧縮差分信号Eは一5→7→−4→4
・・・となシ、一方ROM2404ビット出力信号E′
はそれより絶対値が1ステップ小さく、−4→6→−3
→−3→3・・・となる。ROM19の信号Eが入力さ
れるROM20の出力C′は一31→110→−17→
−17→31となシ、この値と遅延回路18出力である
予測値Bとを加算した7ビツトの仮復号信号である加算
器21の出力Pは一31→−48→29→12→45と
なる。従って、この仮復号値Pと入力ディジタル信号A
との誤差値である。減算器22の出力GはO→110→
−4→−2→−8・・・と変化し、絶対値変換器25出
力は0→110→4→2→8・・・となる。この値を基
準値である18と比較する比較器25出力は、データセ
レクタ27をl−+g’→E→1ii −+ lii・
・・と切換え、データセレクタ27の出カニは一5→6
→−4→−4→4・・・の4ビット信号となし、端子2
8を介してPCMプロセッサ4に入力される。
以上のように第1図に示す符号器3により、上記の例の
2番目のデータの場合のようにレベル反転を発生する場
合には4ビツトの圧縮差分信号をE (=7 )からE
’(=6)に切換えて出力するため復号時のレベル反転
の発生を防止できる。
なお、上記の例では基準値として最大ステップ幅の1/
2の18を用いたが、一般的には圧縮伸長特性にかかわ
らず、それによって生じる誤差は最大ステップ幅(第7
図の例では36)を超えることはなく、また、レベル反
転した時に生じる復号誤差はこの最大ステップ幅を下回
ることは有り得ないので、この最大ステップ幅を基準値
として用いれば十分である。
こうして第1図に示した符号器によυ符号化して得た出
力Iは、端子28よプ前記第2図のPCMプロセッサ4
を介してメモリ5に4ビット/画素に圧縮されたデータ
として書込まれるとともに、ROM29により8ビット
に伸長され加算器17に帰還される。以下、メモリ5に
ビット圧縮されて書込まれたデータは、前記したように
PCMプロセッサ4を介して読出され、変調器6、記録
増幅器7を介して磁気ヘッド8により磁気テープ9に記
録される。
そして、再生時、第2図で示した様に、磁気ヘッド8に
より磁気テープ9から再生された信号は、再生イコライ
ザ10及び復調器11により適宜再生等化、復調された
後、PCMプロセッサ4及びメモリ5を介して上記符号
器3からの出カニと同等の出力I’(第3図(3) i
’ )に組立てられ、復号器12に供給される。ここで
用いられる復号器12は、第6図に示した従来の前値予
測符号化方式での復号器と同様である。
そこで、第6図において、端子40よ多入力されたPC
Mプロセッサ4からの信号工′は4ビツトの圧縮データ
であり、ROM41によって前記第7図に示した特性に
より8ビットの伸長データC“(第3図(3)c)に変
換される。例えば第7図に示すようK、4ビツトの信号
工′が6に対応するデータのときは、51の値に対応す
る8ビツトのデータが信号C“としてROM41より出
力される。このROM41で8ビツトに伸長された信号
C“は、加算器42によって遅延回路43からの予測値
K(第3図(3)k)が加算される。この遅延回路43
からの予測値には、加算器42の出力信号A′を遅延回
路43により1画素間隔に等しい時間τだけ遅延した信
号である。従って、加算器42の出力は予測値にと8ビ
ツト伸長された差分値C″とを加算した、元のディジタ
ル信号Aに対応する復号データA′(第3図(3) a
’ )とな夛、7ビツト/画素の信号として端子44に
出力される。
以上のように、本実施例では記録時に圧縮差分信号を用
いて仮復号を行ない、その結果と入力信号との間の誤差
を、所定の値(圧縮、伸長により生じる誤差の最大値を
基準として定めた値)と比較し、その結果により圧縮差
分信号を復号した時に生ずるレベル反転現象を検出し、
反転を発生する場合には圧縮差分信号を符号が同じで絶
対値が1ステップ小さい信号に置換えて伝送する。これ
により再生時に画像信号のレベル反転が発生するのを防
止できる。
次に、第4図は本発明の他の実施例を示すブロック図で
ある。
第1図の実施例においては、4ビツトの圧縮差分信号E
及びその絶対値が1ステップ小さい信号E′を求めるR
OM19及びROM24は並列して用いられているが、
第4図に示すように、1ステップ絶対値の小さい信号E
を求めるROM24をROM19に直列に用い、4ビツ
トの圧縮差分信号Eを入力として、これより絶対値が1
ステップ小さい4ビツトの信号E′を出力するように構
成しても良い。
この場合はROMの容量を小さくできる。
以上の実施例は、V’l’Rなどの磁気記録再生装置に
本発明を適用したものであるが、本発明はこれに限るも
のではなく、画像信号以外の、例えば音声信号など任意
の情報信号を記録再生したシ任意の伝送媒体を介して伝
送する場合に適用できる。
また、以上の実施例は前値予測符号化方式の場合を示し
たが、本発明はこれに限らず、一般にN次曲線予測符号
化方式や、更には予測値或いは基卑値との差分をビット
圧縮して符号化する他の差分符号化方式においても適用
できる。
また、伝送路の特性によっては、伝送信号である4ビツ
ト圧縮差分データに、いわゆる重み付マツピングを施す
場合があるが、前述した例のように4ビツトの圧縮差分
値6に対して1ステップ下の値として5を用いるのに対
し、例えば、重み付マツピングが8ビツトに伸長した時
の大きい順に並べて0,1,2,4,7,5,6,5.
−6.−7.−4.−8゜−5、−3、−2、−1とな
っている場合(ただし5の時の伸長後の値が0となって
いるものとする)には、4ビツト圧縮差分データ1に対
して1ステップ下のデータは2を用いることになる。本
発明はこの様に重み付マツピングをした場合にも適用可
能である。
また前記した実施例では4ビツトの圧縮差分値に対して
1ステップ下の値を求めるのKROMを用いたが、上記
の様な重み付マツピングを行なわない場合には差分値の
極性に応じて減算器又は加算器により−1または+1の
値を求めるようにしても良い。
〔発明の効果〕
以上述べた様に、本発明によれば、DPCMの復号時に
情報信号のレベル反転現象を発生することなく情報伝送
ができるので、ディジタルVTRのような磁気記録再生
装置においては画質劣化の防止に効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
本発明による符号器が用いられる磁気記録再生装置を示
すブロック図、第3図は第1図の符号器及び第6図の復
号器の動作を説明するための説明図、第4図は本発明の
他の実施例を示すブロック図、第3図は従来の符号器を
示すブロック図、第6図は従来及び本発明において用い
られる復号器を示すブロック図、第7図は圧縮用及び伸
長用のROMの変換特性を示すグラフ、第7A図は第7
図の変換特性の見方を説明するための説明図、第8図は
7ビツトのディジタル値における10進表現と2進表現
との対応関係を説明するための説明図、である。 3・・・符号器 12・・・復号器 16.22.51・・・減算器 17.21,42.54・・・加算器 25・・・比較器 27・・・データセレクタ 1B、43.55・・・遅延回路 19.20,24,24.29,41,51.52・・
・ROM。 、べ◇ j・ −

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アナログ情報信号をサンプリング量子化して得られ
    るビット数nの標本値を入力し、該ビット数nよりも少
    ないビット数mの値に符号化して出力する符号器におい
    て、 入力された各標本値のうち少なくともその一部の標本値
    についてそれぞれに対応するビット数nの所定の予測値
    を算出する算出手段と、該予測値とそれに対応する前記
    標本値との差分を求め、その差分値を圧縮変換してビッ
    ト数mの第1の値を得る圧縮変換手段と、前記第1の値
    を伸長変換して前記差分値と同等のビット数の第2の値
    を得る伸長変換手段と、該伸長変換手段により得られた
    前記第2の値と前記予測値との間で加算(または減算)
    を行い、ビット数nの第3の値を得る第1の演算手段と
    、該第3の値と前記予測値に対応した前記標本値との誤
    差を求め、その誤差値を得る第2の演算手段と、該誤差
    値の絶対値を所定の基準値と比較する比較手段と、を有
    し、該比較手段による比較の結果、前記誤差値の絶対値
    が前記基準値より小さい場合には前記圧縮変換手段にお
    いて得られた第1の値を、符号化された値として出力し
    、該誤差値の絶対値が前記基準値より大きい場合には、
    前記第2の値の絶対値より、その伸長変換後の値の絶対
    値が小さくなるビット数mの値を、前記第1の値の代わ
    りに符号化された値として出力するようにしたことを特
    徴とする符号器。 2、特許請求の範囲第1項に記載の符号器において、前
    記基準値は、前記差分値を圧縮伸長する際における圧縮
    伸長特性の量子化ステップ幅の絶対値の最大値であるこ
    とを特徴とする符号器。 3、特許請求の範囲第1項に記載の符号器において、前
    記基準値は、前記差分値を圧縮伸長する際における圧縮
    伸長特性の量子化ステップ幅の絶対値の最大値の1/2
    であることを特徴とする符号器。 4、特許請求の範囲第1項又は第2項又は第3項に記載
    の符号器において、前記誤差値の絶対値が前記基準値よ
    り大きい場合に、出力されるビット数mの前記値は、前
    記圧縮変換手段において得られる第1の値と同極性で、
    絶対値が少なくとも1ステップ下のmビットの値である
    ことを特徴とする符号器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63172527A (ja) * 1987-01-12 1988-07-16 Nec Corp 適応量子化器
JPS63318818A (ja) * 1987-06-20 1988-12-27 Nec Corp 差分符号化装置
WO1990001836A1 (en) * 1988-07-29 1990-02-22 Hughes Aircraft Company Digital correction circuit for data converters

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JPS57104321A (en) * 1980-12-22 1982-06-29 Nec Corp Forecasting encoder

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